ゲームPCラボhttps://gamepc-lab.jp初心者向けゲーミングPC紹介サイトSat, 06 Dec 2025 05:37:08 +0000jahourly1https://gamepc-lab.jp/wp-content/uploads/2024/06/fabicon-150x150.pngゲームPCラボhttps://gamepc-lab.jp3232 GALLERIA XDR7A-97XT-GDをレビュー!スペックとビジュアルを両立したガレリアの新ケースモデル!https://gamepc-lab.jp/galleria-xdr7a-97xt-gd/https://gamepc-lab.jp/galleria-xdr7a-97xt-gd/#respondSat, 06 Dec 2025 05:34:37 +0000https://gamepc-lab.jp/?p=8756

ドスパラ様より「GALLERIA XDR7A-97XT-GD」を貸与いただきました! 40万円を超える(2025年12月6日時点)超ハイスペックモデルで、過去にレビューしたPCの中では価格も性能もトップクラス!新しいデザ ... ]]>

ドスパラ様より「GALLERIA XDR7A-97XT-GD」を貸与いただきました!

40万円を超える(2025年12月6日時点)超ハイスペックモデルで、過去にレビューしたPCの中では価格も性能もトップクラス!新しいデザインになったGALLERIAの新ケースも初めて実物を見るのでワクワクしています!

それでは、早速ですがPCの写真や実際の性能を踏まえながらレビューをしていきます!

私がこの記事を書いています!

ゲームPCラボ管理人

KUL

経歴・想い

当時ハマっていたMMOが好きすぎてそのまま運営会社に就職、その後ゲーム内イベントの企画やデバッグ・GMなどを担当していました。今は業界から離れてしまったもののゲーム好きなのはずっと変わらず。

社会人になりたての頃に何もわからないまま購入したゲーミングPCで失敗…。最近周囲でゲーミングPCを検討する人が増えてきたこともあり、自分と同じ失敗をしてほしくないという思いからこの「ゲームPCラボ」を立ち上げました。

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GALLERIA XDR7A-97XT-GDの性能まとめ

【GALLERIA XDR7A-97XT-GD】のスペック・評価

GALLERIA XDR7A-97XT-GDの評価
CPUAMD Ryzen 7 9800X3D
(4.7GHz-5.2GHz/8コア/16スレッド)
GPUAMD Radeon RX 9070 XT
(16GB/GDDR6)
メモリ32GB
(16GBx2, DDR5-4800)
ストレージ1TB SSD
(NVMe Gen4, TLC)
マザーボードAMD B850 チップセット
ATXマザーボード
電源1,000W
(80PLUS PLATINUM)
CPUクーラーASETEK 624S-M2
(水冷式/240mm/非発光)
本体サイズ
(幅/奥行/高さ)
幅(W):220mm
高さ(H):498mm
奥行(D):488mm
本体重量約16kg
本体価格
(税込)
424,980円
※2025年12月6日時点での価格

GALLERIA XDR7A-97XT-GDの特徴

AMD製品の中でも抜群にゲーミング性能が高いパーツを採用

KUL
KUL

とくにゲームにおいては大正義の「Ryzen 7 9800X3D」が搭載されています。

この構成の見どころはとにかくまず「Ryzen 7 9800X3D」

「Ryzen 7 9800X3D」はゲーミング性能に特化したAMDの「X3Dシリーズ」のひとつ。AMDの独自技術である「3D V-Chache」を採用していて、特に大容量のキャッシュを必要とするPCゲームにおいては非常に高いパフォーマンスを発揮します。

ただ、実は各サイトのCPUベンチマークスコアなんかを見ると、「Ryzen 7 9800X3D」のベンチマークスコアはそこまで高いものではありません。CPUベンチだけなら、Intel製の「Core i9-14900K」や「Core Ultra 7 265K」の方が高いという結果もままあります。

ただ、先ほども書いた通り、「Ryzen 7 9800X3D」が本領を発揮するのはPCゲーム用途。このベンチマークの上下関係は、実際に高負荷のゲームを用いたテストを行うとすっかり逆転します。

たとえば下記は激重ゲームとして名高い「Cyberpunk 2077」を用いたベンチマークの結果です(ゲーミングPC徹底解剖から引用)。

引用元:ゲーミングPC徹底解剖(2025/12/4時点)

一般的なCPUベンチマークでは格上だった「Core i9-14900Kや「Core Ultra 7 265K」を下して、非常に高いパフォーマンス、フレームレートを叩き出していることがわかります。

PCゲーム用途のCPUとしては「現状の最適解」に近いと言ってもいいようなCPUだと思います。

ちなみにGPUに関してもAMD製の中ではハイエンドといっても過言ではない「Radeon RX 9070 XT」を採用、WQHDから4Kまで広い幅の解像度でゲームを楽しむことができます。

KUL
KUL

ただそのスペックの高さゆえに、逆にフルHDだとその性能が活かしきれないことがあります。配信やよっぽど重いゲームを遊ぶ用途でなければ、解像度は基本的にWQHD以上がおすすめです。

GALLERIA XDR7A-97XT-GDの仕様

外装は非常にすっきりとしたデザイン

KUL
KUL

PC本体の外観写真はこんな感じ!

上部のポートが便利なすっきりとした前面
側面は中が透けたケース。電源を付けると光ります
背面はUSB系のポートが10箇所ついています
上部はメッシュ仕様。ここからも排気されます

今回お借りしたPCはマザーボードの型番が異なっている(B850系ではなくB650系)とのことで、背面ポートの仕様は実機と異なる可能性があります。

抜き差しが便利な上部ポート

GALLERIAと言えばの前面ポートは、新ケースになっても引き続き採用!

イスに座りながらでもどこに差しているかがひと目で確認できるので、日常の機器の抜き挿しはとにかく非常に便利です。

KUL
KUL

とくにVRChatをはじめとするVRゲームで使うHMDはType-Cでの接続が多いので、前面にポートが用意されているのはかなりありがたいです。あとはフルトラ機材のドングルなんかも前面に挿せますね。

USB 2.0と3.0に加えType-Cもあって充実のポート

ちなみに、見ての通り電源ボタンも同じ面に配置されています。

丸みを帯びた場所に付いているということもあって、うっかり何かの拍子で触れて電源を落としたりしてしまいそうですが、そこは意外と大丈夫そうな印象でした。押し心地が構硬めで、ちょっとぶつかったくらいでは誤作動は起こさなそうという印象です。

KUL
KUL

そもそも意外とナナメ方向に何かをぶつけるということもないので、ここはあんまり気にしなくても平気かなあと思いました。

冷却性能重視の前面給気口

新ケースをじっくり見て、結構特徴的だと感じたのが前面の給気口。

実は空間装甲のようになっている前面パネル

パッと見だと給気口なんてなさそうですが、前面パネルと本体の間にスキマがあり、前面パネルの裏側にはでっかいファンが付いた給気口が配置されています。

内部を開けると前面に2つのファンを搭載
KUL
KUL

公式サイトの解説によると、これによって旧ケースと比べて吸気面積が約2.5倍吸気量が約3倍にまでアップしたとか。新デザインモデルは少し高めですが、こういうところがしっかりしています。

給気口と関連して紹介しておくと、実は新デザインのケースは排気口もかなり大きめに確保されています。

新ケースでは、ほぼ全面がメッシュ素材となっている上面がメインの排気口。内部から見てみると水冷のラジエーターとファンがしっかり搭載されています。

この上面がメイン排気口になっています
光りそうなファンですが標準カスタムの場合は光りません
KUL
KUL

上部がメイン排気口なので、側面や背面の排気スペースにはそこまで神経質になる必要はなさそうです。また夏場は足元に熱気が溜まるのも防げそうでメリットたくさん!

PC内部は配線も少なめでかなりすっきり

空冷だとどうしてもケーブル類がごちゃごちゃしがちですが、本モデルはその点かなりすっきりとした見た目になっています。

KUL
KUL

ハイスペックモデルは消費電力が多い関係でどうしても発熱量も多くなるので冷却性能も重要です。中がすっきりしているというのはそれだけでも熱がこもりにくくなるので大きなメリットになります。

今回お借りしているモデルは「実際の「GALLERIA XDR7A-97XT-GD」とはマザーボードが異なる」とのことなので、マザボ周りの紹介は割愛します。

GALLERIA XDR7A-97XT-GDのベンチマーク性能について

各種ベンチマークソフトでゲーミング性能も確認していきます!

KUL
KUL

買い替えで検討している方はぜひ自分のPCでベンチマークを回してスコアを比較してみてください!

今回はスペックがめちゃめちゃ高いモデルなので「フレーム生成なし」でベンチマークを回してみました。設定はあまりいじらずに、グラフィックプリセットが「ウルトラ」、GPUがNVIDIAではないのでレイトレーシングは「オフ」です。

回してみた結果は下記の通り。

フルHD × ウルトラ設定 × フレーム生成OFF
WQHD × ウルトラ設定 × フレーム生成OFF

フルHDなら平均123.79FPS、WQHDでも平均113.43FPSという結果で、「フレーム生成を使わなくても問題なく遊べそう」というとんでもない性能の高さが明らかに。

シューター系のゲームなどとは違って対人要素がないので、そこまで高いフレームレートは必要ありませんが、FPSを上げたいなら「フレーム生成」をオンにするのも手。グラボの負荷を下げたい場合もフレーム生成をオンに。

KUL
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オンにする場合は「垂直同期」をオンにするのも忘れずに。高すぎるフレームレートはティアリングの原因にもなります。

ファイナルファンタジーXIV【HD:34786 / WQHD:24485】

毎度おなじみのベンチマーク「FF14」も試してみます。幅広いゲーミングPCで試せるので、さらに分かりやすいスコア差が出るかもしれません。

設定はシンプルに、プリセットが「最高品質」、ウィンドウモードでFSRを適用しています。

1枚目がフルHDでの計測結果、2枚目がWQHDの計測結果です。

フルHD × 最高設定 × FSR
WQHD × 最高設定 × FSR

フルHDなら34786、WQHDで24485となりました。今までいくつかPCの実機レビューをしてきましたがダントツの結果です。

参考までにRTX4070搭載の私のPCフルHDで22138というスコア。実際にWQHDでFF14を遊んでいますが、最高設定にすると空冷ファンがビュンビュンに回ってしまうのでフレームレート上限を60fpsに設定しています。

一方、本モデルはWQHDの最高設定でもだいぶ余裕のある動作で、リフレッシュレートの上限までラクラク動かすことができました。

KUL
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リムサ・ロミンサ(FF14の都市名)のようなプレイヤーが大勢いるような場所でもグラボに負荷がかかっていなかったので、さすがに私も買い替え欲が湧いてきました。

ファイナルファンタジーXV【HD:19464 / WQHD:15434】

FF14を試したのでFF15も試しておきましょう。

設定は「高品質」フルスクリーンでの計測を行いました。結果は下記の通り。

フルHD × 最高設定 × FSR
WQHD × 高品質 × フルスクリーン

フルHDなら19465、WQHDで15435となりました。評価はもちろん「非常に快適」。

KUL
KUL

ちなみに私のPCだとスコアはフルHDで16428。やはりRTX4070と比べて圧倒的なパフォーマンスが出ています。

黒神話:悟空【HD:平均121fps / WQHD:平均96fps】

もうひとつ負荷のかかるベンチマークも回してみましょう。最高設定だとかなりの負荷がかかる「黒神話:悟空」のベンチマークソフトを試してみます。

とはいえ、プリセット「最高」とフレーム生成オフを併用したところさすがに60fpsを割ってしまいました。実際のプレイ環境を想定して、今回はプリセット「最高」フレーム生成オンでのテストを行います。

結果は次の通りで1枚目がフルHD、2枚目がWQHDの結果です。

フルHD × 最高設定 × FSR
WQHD × 最高設定 × FSR

フルHDで121FPS、WQHDでは96FPSという結果に。WQHDでも下限80fpsを維持しているので、グラフィック「最高」でも満足に遊べそう。

とはいえ、このスペックでフレーム生成を付けても100FPSを割るこのゲームにもびっくりですが…。

GALLERIA XDR7A-97XT-GDの注意点

さて、実際に本モデルで色々試してみる中でいくつか注意点が見えてきたのでそこにも触れておきます。

フルタワー型なのでサイズ・重量が大きめ

特にはじめてフルタワー型を買う方は注意してほしいのですが、本体サイズが結構大きいです。

実際に届いた段ボールがこのサイズがこの写真くらいのサイズ。

引っ越し用段ボールの(大)みたいなサイズです
縦横サイズはSwitch 2.5台分という感じ

重量もPC本体だけで約16kg! 重い物を持つのがニガテな方は、移動させたり持ち運びするのがちょっと大変かも。とくに女性の方は結構難儀しそうな重さなので、メゾネットタイプのお家に住んでいる方やお部屋が2階にある方などはどうやって上階へ移動させるかも考えておくといいかも。

KUL
KUL

実際に私もメゾネットの家なのでこの段ボールを持って家の中の階段を上らないといけなかったのですが、そこそこの重労働でした…

せっかくなので実際のPC本体のサイズも見ていきましょう。

本モデルのサイズは幅220mm、高さ:498mm、奥行:488mmで、現在一般的なミドルタワー型のゲーミングPCよりも、ひと周りふた周り大きな仕様となっています。

実際に私がいま使っているミドルタワーと比較した写真がこちら。

こうして比較すると結構存在感があります
高さも幅も1~2割増というイメージ
奥行も結構変わります

見ての通り、おそらく想像よりも大きなPCが届きますので、はじめて購入する方は設置場所に十分なスペースが十分にあるかを再度確認しておきましょう。

またミドルタワーから本モデルに買い替える方も注意が必要です。私は普段デスク下のスペースにPCを設置しているのですが、本モデルは高さがあるため収まりきらず、床に直起きする形となりました。

KUL
KUL

取り回しが大きく変わってくるのでPC中級者の方でも注意!

CPU高負荷時のファン音は結構大きめ

たとえばゲームを起動する時や動画をエンコードする時など、一時的にでもCPUに高い負荷がかかるとCPUのファンが全力で回り始めます。しっかり冷やそうとするためか、これが結構な音がします。

感覚的には扇風機やサーキュレーターを中風設定で回しているくらいの音量です。

KUL
KUL

性能が高いので仕方ないかもしれませんが初期状態だと高負荷時に結構な音がします

そのため、配信などで静音性を求める方はファンの回転数を調整する必要があります。

調べてみるとファンの回転数を適切に調整する方法があるようなので、下記を試してみるといいかもしれません(PCのモデル名は異なりますが使用している同じCPUクーラーを使用しています)。

最後に

今回はドスパラ様からお借りした「GALLERIA XDR7A-97XT-GD」の実機レビューを行いました!

実際に1週間程度使ってみましたが、とにかくスペックの高さを感じることはとても多かった印象です。今使っているPCはどうしてもCPUに負荷がかかりすぎるのが気になって、最高画質に設定したとしてもfps上限を設定したりなどしてしまうのですが、本モデルはそのあたりを全く気にせずに遊べたのが非常に良かったです。特にFF14とかね…よかった……。

気になった方はぜひ一度ドスパラの公式サイトも覗いてみていただければと思います。

あなたにぴったりのゲーミングPCが見つかり、あなたが良いゲームライフを送れることを願っています!

ゲームPCラボおすすめモデルの紹介

CPUには「Ryzen 7 5700X」、グラフィックボードには2025年時点でコスパ最強クラスのRadeon RX 9060 XT 16GB」を採用したモデル!

なるべく安く、でもちゃんとゲームが遊べるPCなら今はこれがイチ押しです!

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WQHD解像度・高画質まで余裕でこなせる性能で、PCのスペックでしばらく悩みたくない方はこちらのモデルもおすすめ!

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CPUには「Core i5-14400F、グラフィックスには新世代GPUGeForce RTX 5060 Ti 16GB」を搭載。最新の3Dゲームも十分に遊べるおすすめの一台です。

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https://gamepc-lab.jp/galleria-xdr7a-97xt-gd/feed/0
風燕伝のおすすめゲーミングPC5選!話題の武侠オープンワールドゲーの要求スペックはやや高めhttps://gamepc-lab.jp/wwm-suisyo/https://gamepc-lab.jp/wwm-suisyo/#respondWed, 03 Dec 2025 13:43:35 +0000https://gamepc-lab.jp/?p=8739

基本プレイ無料のアクションRPG「風燕伝:Where Winds Meet」が、11月15日より正式サービスを開始しました。 本作は、「マーベル・ライバルズ」や「SUPERVIVE」でお馴染みのパブリッシャーNetEas ... ]]>

基本プレイ無料のアクションRPG「風燕伝:Where Winds Meet」が、11月15日より正式サービスを開始しました。

本作は、「マーベル・ライバルズ」や「SUPERVIVE」でお馴染みのパブリッシャーNetEase Gamesと、新進気鋭のゲーム開発会社であるEverstone Studioがタッグを組んだ作品です。

広大で探索要素が豊富なオープンワールドや、パリィ・回避を駆使する手応えのあるアクションが魅力となっており、Steam版の同時接続者数が25万人を突破するなど、大きな注目を集めています。

ここでは、そんな本作を遊ぶのに必要なPCの推奨スペックや、おすすめのゲーミングPCを紹介していきます。これから「風燕伝:Where Winds Meet」をPCで遊ぼうとしている方やこれを機にPCを買い換えようとしている方はぜひ参考にしてみてください。

この記事の執筆者

【監修・執筆者】ゲームPCラボ管理人

KUL

経歴・想い

当時ハマっていたMMOが好きすぎてそのまま運営会社に就職、その後ゲーム内イベントの企画やデバッグ・GMなどを担当していました。今は業界から離れてしまったもののゲーム好きなのはずっと変わらず。

社会人になりたての頃に何もわからないまま購入したゲーミングPCで失敗…。最近周囲でゲーミングPCを検討する人が増えてきたこともあり、自分と同じ失敗をしてほしくないという思いからこの「ゲームPCラボ」を立ち上げました。

【執筆者】ゲームPCラボ ライター

ベル塚ベル

経歴・想い

ゲーム関連の雑誌・書籍、そしてWebサイトを中心に執筆活動を行うフリーライター。生粋のゲーマーであり、仕事もプライベートもゲーム三昧。

Steamで頻繁にゲームをプレイすることから、ゲーミングPCにも精通しています。その知識と経験を活かし、読者の皆さんがより快適にPCゲームを楽しめるような情報をお届けします。

風燕伝:Where Winds Meetとは

タイトル風燕伝:Where Winds Meet
ジャンル武侠オープンワールドARPG
サービス開始日2025年11月15日
開発元Everstone Studio
価格基本プレイ無料

物語の舞台は10世紀の中国。プレイヤーは義理や人情を重んじる武術の使い手「武侠」として、広大なオープンワールドで描かれる権力闘争と陰謀が渦巻く混乱の時代を冒険します。

最大の見どころは、何と言ってもアクション。剣・槍・双刀・扇・傘といった多彩な武器を使い、ガードやパリィ、回避、武技(武器専用スキル)などを駆使して敵と死闘をくり広げます。

とくに本作は「Sekiro: Shadows Die Twice」のように、バシバシとパリィ(弾き)できる攻撃が多く、戦闘の視覚的・聴覚的な楽しさが大きな魅力! アクションが得意でない人向けにパリィをサポートするシステムも用意されており、誰でも気軽に本格アクションを楽しめるのも嬉しいポイントです。

多彩なロケーションや謎解きギミック、個性的な任務(クエスト)が散りばめられたオープンワールドの作り込みも魅力のひとつ。キャラクター育成アイテムなどが各種探索報酬と紐付いているため、探索を進めるうちに自然とキャラクターが強化される点も、作業感が少なく純粋に楽しみやすい要素です。

ベル塚ベル
ベル塚ベル

UIと固有名詞の煩雑さ、不安定なローカライズなど課題も多いですが、基本プレイ無料としては十分過ぎるおもしろさとクオリティです。課金要素がスキンだけというのも好印象。

風燕伝:Where Winds Meetの公式推奨スペックについて

ここからは「風燕伝:Where Winds Meet」の推奨スペックについて紹介します。

ゲームPCラボでは各ゲームの推奨スペックについて「公式サイト推奨スペック」「ゲームPCラボ推奨スペック」の2つを紹介しています。

なぜ2つの推奨スペックがあるのか気になった方がいるかもしれません。

実はこれは推奨スペックがそれぞれのPCの常駐プログラム(ウイルス対策ソフトなど)まで想定していないことがあるためで、実際に不自由なく快適に遊べる「本当の推奨スペック」は公式の推奨スペックよりももう少し上であることがしばしばあります。

KUL
KUL

ゲームのレビューで「スペックを満たしてるのに重い」というような意見を見たことはありませんか?それはおそらくこの「本当の推奨スペック」でないことが要因です。

そういったことも踏まえて、当サイトでは独自の「ゲームPCラボ推奨スペック」を設定して公式サイトの指標とは異なるものも紹介することにしています。

これを超えていないと問題があるというわけではありませんが、特に新しくPCの購入を考えている方はこのスペックを超えたものを買ったほうが無難かと思います。

ちなみに、必要スペック(必要動作環境)推奨スペック(推奨動作環境)の違いについてはご存じでしょうか。

ちょっと不安かも、という方はぜひ下記の記事もご覧ください!

公式サイト推奨スペック

Steamによると推奨スペックは下記の通りです。

OSWindows® 10 64-bit
CPUIntel Core i7-10700 以上
AMD Ryzen 7 3700X 以上
GPUGeForce RTX 2070 SUPER 以上
Radeon RX 6700 XT 以上
ARC A750 以上
物理メモリ32GB RAM 以上
ストレージ100 GBの空き容量
※より良い体験を得るためにはSSDにインストールを推奨

GPUや物理メモリ、ストレージの要求スペックはやや高く、まさに令和の最先端ゲームといった感じ。

本作はグラフィックのクオリティが高く、オープンワールドの作り込みにもこだわりが感じられ、近年の買い切り型ゲームと遜色ない映像美を楽しめます。10世紀の中国の景色やロケーションを色濃く反映した建物やオブジェクト、NPCも豊富で、広大な世界を巡るのが楽しくなる仕上がりである点も印象的です。

さらに、一部のNPCにはAI技術が組み込まれており、チャット機能を使って会話することで好感度を上げられる要素も。このように、本作は基本プレイ無料ゲームの中でもとりわけ力が入っているため、これだけのスペックが要求されるのも納得です。

ベル塚ベル
ベル塚ベル

物理メモリ32GBを要求するタイトルが増えています。今後ゲーミングPCを購入する方は、本作に限らず32GBを選んでおくと安心かもしれません。

ゲームPCラボ推奨スペック

公式情報を踏まえた上で、これからゲーミングPCを購入する方に向けたおすすめの推奨スペックが下記の通りです。

OSWindows® 11 64bit
CPUIntel  Core i5-14400F 以上
Ryzen 7 5700X 以上
GPUGeForce RTX 5060 以上
Radeon RX 9060 XT 以上
物理メモリ32 GB RAM
ストレージ100GB以上の空き容量のあるSSD

「要求スペックがやや高め」とは言いましたが、現在販売されている多くのゲーミングPCは、公式推奨スペックを大きく上回っています。上記のゲームPCラボ推奨スペックも、10万円台後半から購入可能です。

ただし、ゲーミングPCを購入する際に注意したいのが物理メモリの容量です。価格を抑えたモデルは標準メモリが16GBのものが多く、そのままでは公式推奨スペックを満たしません。購入後に自分でメモリを増設することもできますが、手間がかかりますし、知識ゼロでPCケースを開けるのは何かと不安があります。

そのため、購入時には物理メモリの容量を必ず確認し、もし16GBの場合は32GBへのアップグレードを忘れずに行いましょう。

ベル塚ベル
ベル塚ベル

本作は必要となるストレージ容量も大きく、今後のアップデートでさらに増える可能性があります。ストレージについても、最低1TBへアップグレードしておくのがおすすめです。

風燕伝:Where Winds MeetにおすすめのゲーミングPC5選

ここからは推奨スペックを踏まえて、ランキング形式でおすすめのゲーミングPCを紹介していきます。

基本的には予算10万円後半~20万円後半のゲーミングPCを選ぶといいでしょう。

順位製品名購入リンク参考価格(税込)CPUグラフィックメモリストレージCPUクーラーカスタマイズ
NEXTGEAR
HD-A7A70
公式サイト279,800円Ryzen 7 9700XRadeon RX 9070 XT 16GB32GB1TB SSD水冷
FRGHLB550/9060公式サイト169,800円Ryzen 7 5700XRadeon RX 9060 XT 16GB32GB1TB SSD空冷
FRGAMB760M/SK2
(6点セット)
公式サイト326,800円Core i7-14700FRTX 5070 12GB32GB1TB SSD空冷
FRGHLB860/SG4公式サイト209,800円Core Ultra 5 225FRadeon RX 9060 XT 8GB32GB1TB SSD水冷
G TUNE DG-A7A6X公式サイト229,900円Ryzen 7 5700XRadeon RX 9060 XT 16GB32GB1TB SSD水冷
※参考価格は公式サイトを参照しています(2025年12月現在の価格)
順位製品名購入リンク参考価格(税込)CPUグラフィックメモリストレージCPUクーラーカスタマイズ
FRGHLB550/9060公式サイト169,800円Ryzen 7 5700XRX 9060 XT 16GB32GB1TB SSD空冷
FRGHLB860/SG4公式サイト209,800円Core Ultra 5 225FRX 9060 XT 8GB32GB1TB SSD水冷
G TUNE DG-A7A6X公式サイト229,900円Ryzen 7 5700XRX 9060 XT 16GB32GB1TB SSD水冷
NEXTGEAR
HD-A7A70
公式サイト279,800円Ryzen 7 9700XRX 9070 XT 16GB32GB1TB SSD水冷
FRGAMB760M/SK2
(6点セット)
公式サイト326,800円Core i7-14700FRTX 5070 12GB32GB1TB SSD空冷
※参考価格は公式サイトを参照しています(2025年12月現在の価格)
KUL
KUL

目当てのPCが終売・売切になっている場合は下記記事もご覧ください!おおむねこれくらいの価格帯のPCもおすすめです!

NEXTGEAR HD-A7A70(279,800円)

【NEXTGEAR HD-A7A70】の評価

NEXTGEAR HD-A7A70の評価
CPURyzen 7 9700X
グラフィックRX 9070 XT 16GB
メモリ32GB
ストレージ1TB SSD
参考価格
(公式サイト)
279,800円
分割払いの目安
(24回分割)
約11,600円 / 月
分割手数料無料
NEXTGEAR HD-A7A70の性能

マウス公式サイトで見る

KUL
KUL

万全のスペックで風燕伝に挑みたい方へ! めちゃつよPCです!

1位にランクインしたのは、mouseのゲーミングPC「NEXTGEAR HD-A7A70」。

2025年にデザインが新装されたスタイリッシュなケースを使用した、どっしりフルタワー型のモデルとなっています。CPUにはAMDの「Ryzen 7 9700X」、GPUはあのRTX4080にも匹敵する性能を持つ「Radeon RX 9070 16GB」を採用しており、動作が重いゲームであっても高解像度(WQHD・4K)で動かせるポテンシャルを秘めています。

風燕伝だけでなく幅広いPCゲームを楽しみたい方しばらくは買い替えを考えずにPCを使い倒したい方には非常におすすめです。

ちなみに同じ構成・金額でケースの色が違うNEXTGEAR HD-A7A70(ホワイト)も販売されています。もっとスタイリッシュさを求める方や、デスク周りを白で統一したい方はこちらもとってもおすすめ!

FRGHLB550/9060(169,800円)

【FRGHLB550/9060】の評価

FRGHLB550/9060の評価
CPURyzen 7 5700X
グラフィックRadeon RX 9060 XT 16GB
メモリ32GB
ストレージ1TB SSD
参考価格
(マウス公式サイト)
164,800円
FRGHLB550/9060の性能

FRONTIER公式サイトで見る

KUL
KUL

困ったらとりあえずこれ買っとけ!」な超オススメな1台

2位は、FRONTIERのゲーミングPC「FRGHLB550/9060」です。

10万円台後半というゲーミングPCの中では比較的お手頃な価格ながら、旧作から最新のPCゲームまで幅広く遊ぶことができる管理人超オススメの1台です。

CPU・GPUは「Ryzen7 5700X」「Radeon RX 9060 XT 16GB」とどちらもAMD製でまとまったモデルで、コスパはかなり高め。軽めのゲームならWQHD~4Kまで面倒を見切れるパワーを持ち、重めのゲームであってもフルHDならしっかりと期待に応えてくれる性能を持っています。

参考までに管理人のPCはこのモデルと同等かそれ以下の性能のものですが、基本的にいつもWQHD解像度でゲームを楽しめています。なるべく予算を抑えながらもPCゲームはがっつり楽しみたいというよくばりさんにイチ押しのモデルです!

FRGAMB760M/SK2(326,800円)

【FRGAMB760M/SK2】の評価

FRGAMB760M/SK2の評価
CPUCore i7-14700F
グラフィックRTX 5070 12GB
メモリ32GB
ストレージ1TB SSD
参考価格
(マウス公式サイト)
326,800円
FRGAMB760M/SK2(6点セット)の性能

FRONTIER公式サイトで見る

KUL
KUL

ハイスペックPCと周辺機器がセットになったお得な一式モデル!

3位にランクインしたのは、FRONTIERのゲーミングPC「FRGAMB760M/SK2」です。

CPUにはミドルクラス御用達のIntel製「Core i7-14700F」、GPUには「RTX5070 12GB」を採用したモデルで、一般的なPCゲーム用途として十分すぎる性能に仕上がっています。

本モデルの特徴はやはり何といっても周辺機器も購入できる一式セットであること。PC本体の他に「23.8インチフルHDモニター」「ゲーミングマウス」「ゲーミングキーボード」「ゲーミングヘッドセット」「ゲーミングマウスパッド」がセットになっています。

周辺機器もこだわりはじめると意外と予算オーバーしがち。とくに今回はじめてゲーミングPCを購入するという方は、こういった一式モデルを購入してしまうのも手です。

FRGHLB860/SG4(209,800円)

【FRGHLB860/SG4】の評価

FRGHLB860/SG4の評価
CPUCore Ultra 5 225F
グラフィックRX9060XT 8GB
メモリ32GB
ストレージ1TB SSD
参考価格
(マウス公式サイト)
199,800円
FRGHLB860/SG4の性能

FRONTIER公式サイトで見る

KUL
KUL

細かいパーツの性能にも気を使った一台!

4位はFRONTIERのゲーミングPC「FRGHLB860/SG4」です。

構成はCPUは「Core Ultra 5 225F」、GPUは「Radeon RX 9060 XT 8GB」と2位のモデルよりも若干性能は控えめなものの、金額は4万円高いモデルとなっています。こう見るとあまり良いところがないように見えるかもしれませんが、こちらは細かいパーツの性能をしっかりと整えたモデルです。

具体的には2位の「FRGHLB550/9060」よりも搭載しているメモリの性能が高く、電源ユニットの容量も大きいなど、より安定した動作を目指したモデルに仕上がっています。CPUクーラーも簡易水冷なので冷却性能も上々。

将来的な増設やパーツの換装を考えている方はこちらのモデルもアリです。

G TUNE DG-A7A6X(229,900円)

【G TUNE DG-A7A6X】の評価

G TUNE DG-A7A6Xの評価
CPURyzen 7 5700X
グラフィックRadeon RX 9060 16GB
メモリ32GB
ストレージ1TB SSD
参考価格
(マウス公式サイト)
229,900円
分割払いの目安
(24回分割)
約9,500円 / 月
分割手数料無料
G TUNE DG-A7A6Xの性能

マウス公式サイトで見る

ベル塚ベル
ベル塚ベル

利便性を追求したユーザーファーストなモデル

5位にランクインしたのは、mouseのゲーミングPC「G-TUNE DG-A7A6X」です。

本モデルには、GPUとして「Radeon RX 9060 XT 16GB」を搭載しています。2位のモデルに搭載されているものと同じGPUで、「風燕伝:Where Winds Meet」を快適にプレイできるほか、ゲームによってはWQHDや4K解像度でのプレイも十分に可能です。

さらに、PCケースの使い勝手のよさも見どころのひとつ。電源ボタンやUSB端子などの接続部分は本体上部に配置されており、アクセスしやすい構造になっています。ケース上面にはくぼみがあり、ゲームパッドやスマートフォンなどを置くことも可能。また、側面にはヘッドセットを掛けられる開閉式のホルダーも備えており、収納しやすいのもうれしいポイントです。

ケース底面には器具を使わずに取り外し、水洗いができる防塵フィルターも搭載されているため、メンテナンス性にも優れています。

このように、本モデルは高い性能もさることながら、利便性を追求したユーザーファーストなデザインも大きな魅力と言えるでしょう。

ゲーミングPCを安く購入するには

BTOメーカー各社は定期的にセールを行っているので、そのタイミングで割引されている商品、あるいは配布されるクーポンを使って購入するのが一番お得です。

特にドスパラやマウスコンピューター、ツクモは常に何かしらのセールを行っているため、そのタイミングでお得なモデルの中から選んで購入するというのもアリ。

ゲームPCラボでは各社のセール情報を定期的にまとめているので、よかったらぜひ下記の記事を覗いて見てください!

【初心者向け】ゲーミングPCを選ぶときの注意点

おすすめのゲーミングPCをいくつか紹介しましたが、初心者の方がゲーミングPCを選ぶ際に注意した方が良い点がいくつかあるためこちらも紹介します。

専門的な話をすればパーツの組み合わせなど色々な点があるのですが、今はおおむねどの通販サイトでも最低限のラインは満たしたものが販売されています。

ここでは、ゲーミングPC初心者の方に向けてまず抑えておくべき注意点として下記3点を紹介します。

ゲーミングPCを選ぶときの注意点3点
  • できるだけノート型ではなくデスクトップ型にする
  • 自分が必要としているスペックを把握する
  • 何年後に買い替えるかを想定する

とにかく「その機能は必要なのか?」あるいはその逆で「その機能は本当になくても大丈夫なのか?」ということをよく検討するようにしましょう。

より詳しくは下記のページでも詳細を解説しています。よろしければぜひご覧ください。

【初心者向け】ゲーミングPC購入時のカスタマイズについて

ドスパラやマウスでは、購入直前にパーツの増設やアップグレードを行うカスタマイズが可能です。

もちろん本体購入後に自分で安いパーツをPCに組み込むことも可能ですが、慣れないうちは店舗側で組み込んでくれる事前カスタマイズを利用することをおすすめします。

特に物理メモリやストレージなどは後で不足すると困ってしまうので、事前によく検討するようにしましょう。

最後に

今回は「風燕伝:Where Winds Meet」の推奨スペックとおすすめのゲーミングPCを併せて紹介しました。

要求スペックはやや高めではあるものの、10万台後半のゲーミングPCがあれば、快適にプレイすることが可能です。ただし、物理メモリを32GB要求するため、モデルによってはアップグレードが必要となる点に注意してください。

ゲームPCラボではゲーム別の推奨スペックを定期的に発信していますので、興味のある方はぜひご覧になってみてくださいね!

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https://gamepc-lab.jp/wwm-suisyo/feed/0
ブループロトコル:スターレゾナンスのおすすめゲーミングPC5選!新生ブルプロなスタレゾは推奨スペック激高https://gamepc-lab.jp/starresonance-suisyo/https://gamepc-lab.jp/starresonance-suisyo/#respondTue, 25 Nov 2025 03:23:06 +0000https://gamepc-lab.jp/?p=8724

MMORPG「ブループロトコル:スターレゾナンス」の日本版の正式サービスが、2025年12月18日より開始されます。対応プラットフォームはPC(Windows)、iOS、Androidの3種類で、Steam版のリリースは ... ]]>

MMORPG「ブループロトコル:スターレゾナンス」の日本版の正式サービスが、2025年12月18日より開始されます。対応プラットフォームはPC(Windows)、iOS、Androidの3種類で、Steam版のリリースは未定。

本作は、バンダイナムコオンラインとバンダイナムコスタジオによる共同プロジェクト「PROJECT SKY BLUE」をベースにしたアニメ調のMMORPGです。2025年1月18日にサービスを終了した『ブループロトコル』の名を冠しており、同作と同じ舞台で冒険できることから、「新生ブルプロ」と呼ぶプレイヤーも少なくありません。

ここでは、そんな本作を遊ぶのに必要なPCの推奨スペックや、おすすめのゲーミングPCを紹介していきます。これから「ブループロトコル:スターレゾナンス」をPCで遊ぼうとしている方やこれを機にPCを買い換えようとしている方はぜひ参考にしてみてください。

この記事の監修者・執筆者

【監修者】ゲームPCラボ管理人

KUL

経歴・想い

当時ハマっていたMMOが好きすぎてそのまま運営会社に就職、その後ゲーム内イベントの企画やデバッグ・GMなどを担当していました。今は業界から離れてしまったもののゲーム好きなのはずっと変わらず。

社会人になりたての頃に何もわからないまま購入したゲーミングPCで失敗…。最近周囲でゲーミングPCを検討する人が増えてきたこともあり、自分と同じ失敗をしてほしくないという思いからこの「ゲームPCラボ」を立ち上げました。

【執筆者】ゲームPCラボ ライター

ベル塚ベル

経歴・想い

ゲーム関連の雑誌・書籍、そしてWebサイトを中心に執筆活動を行うフリーライター。生粋のゲーマーであり、仕事もプライベートもゲーム三昧。

Steamで頻繁にゲームをプレイすることから、ゲーミングPCにも精通しています。その知識と経験を活かし、読者の皆さんがより快適にPCゲームを楽しめるような情報をお届けします。

ブループロトコル:スターレゾナンスとは

タイトルブループロトコル:スターレゾナンス
ジャンルMMORPG
サービス開始日2025年12月18日
開発元Shanghai Bokura Technology Co., Ltd
価格基本プレイ無料

本作は惑星レグナスを舞台に、記憶を失った主人公(プレイヤー)が冒険をくり広げるストーリーが展開されます。

アニメ調で描かれたグラフィックは圧巻で、キャラクター、建物、フィールドの細部まで丁寧に作り込まれており、まるでアニメ作品を鑑賞しているかのような没入感が味わえます。

RPG要素としてクラス(職業)システムが導入されており、プレイヤーは多彩な職業の中から自由に選択して、冒険や戦闘を楽しめます。クラスチェンジに制約がなく、仲間と遊ぶときや気分に合わせて職業を切り換えられる柔軟さも、本作の見どころといえるでしょう。

戦闘は、MMORPGではお馴染みのクールタイム制のアクションスキルを組み合わせて戦う、いわゆる“スキル回し”を駆使した戦いが楽しめます。またスキルを自動で発動してくれるオート戦闘システムも搭載されているため、スキル回しが面倒だったり、苦手だったりする人や、“スキル回し”の概念を知らない初心者でも安心してプレイできるのもうれしい点です。

ベル塚ベル
ベル塚ベル

世界観やタイトル名を受け継ぎつつも、本作は完全新作MMORPGです。サービスが終了した「ブループロトコル」とは異なる新しい体験が待っています。

ブループロトコル:スターレゾナンスの公式推奨スペックについて

ここからは「ブループロトコル:スターレゾナンス」の推奨スペックについて紹介します。

ゲームPCラボでは各ゲームの推奨スペックについて「公式サイト推奨スペック」「ゲームPCラボ推奨スペック」の2つを紹介しています。

なぜ2つの推奨スペックがあるのか気になった方がいるかもしれません。

実はこれは推奨スペックがそれぞれのPCの常駐プログラム(ウイルス対策ソフトなど)まで想定していないことがあるためで、実際に不自由なく快適に遊べる「本当の推奨スペック」は公式の推奨スペックよりももう少し上であることがしばしばあります。

KUL
KUL

ゲームのレビューで「スペックを満たしてるのに重い」というような意見を見たことはありませんか?それはおそらくこの「本当の推奨スペック」でないことが要因です。

そういったことも踏まえて、当サイトでは独自の「ゲームPCラボ推奨スペック」を設定して公式サイトの指標とは異なるものも紹介することにしています。

これを超えていないと問題があるというわけではありませんが、特に新しくPCの購入を考えている方はこのスペックを超えたものを買ったほうが無難かと思います。

ちなみに、必要スペック(必要動作環境)推奨スペック(推奨動作環境)の違いについてはご存じでしょうか。

ちょっと不安かも、という方はぜひ下記の記事もご覧ください!

公式サイト推奨スペック

中国の公式サイトによると推奨スペックは下記の通りです。

OSWindows® 10 64-bit
CPUIntel Core i7-13700K 以上
Ryzen 9 7900 以上
GPUGeForce RTX 3070 以上
AMD Radeon RX 6750XT 以上
物理メモリ32GB RAM 以上
ストレージ35GB以上の空き容量のあるSSD

見てビックリ……。ものすごいハイスペック仕様です。GPUや物理メモリのスペックもさることながら、とくに印象的なのが、Intel製CPUの存在。「Intel Core i7-13700K」といえば、現在ゲーミングPC市場で主流となっている「Core i7-14700F」よりも高性能なんです。

また、Intelといえば、「Core Ultra 7 265F」も主流ですが、ゲーミング性能は「Core i7-14700F」よりも劣るため、「Intel Core i7-13700K」の代わりにはなりません。

つまり、Intel製CPUを搭載したモデルで推奨スペックを満たす場合、かなりハイスペックなモデルを選ぶ必要があります。一方、「Ryzen 9 7900」を超えるCPUを搭載したモデルは20万円台から入手できるため、比較的手が出しやすいと言えるでしょう。

ベル塚ベル
ベル塚ベル

CPUは、プレイヤーやオブジェクトの位置、および当たり判定などを管理しています。本作はオブジェクトの数が多かったり、1チャンネルに多数のプレイヤーが集まる設計になっているのかも?

ゲームPCラボ推奨スペック

公式情報を踏まえた上で、これからゲーミングPCを購入する方に向けたおすすめの推奨スペックが下記の通りです。

OSWindows® 10, Windows® 11, 64bit
CPUCore i9-13900 以上
Ryzen 9 9900X 以上
Ryzen 7 7800X3D 以上
GPUGeForce RTX 5060Ti 16GB 以上
Radeon RX 9060XT 16GB 以上
物理メモリ32 GB RAM
ストレージ35GB以上の空き容量のあるSSD

ゲームPCラボの推奨スペックは、さまざまな負荷状況に対応できるよう、公式の推奨よりもやや余裕を持たせた構成を選定しています。そのため、Intel製CPUは「Core i9-13900」「Ryzen 9 9900X」をチョイス。ただし、いずれのCPUもゲーミングPCに採用するには、ややニッチな性能であり、搭載モデルの品揃えが少ないのが現状です。

また「Ryzen 9 9900X」はクリエイティブな用途には適しているものの、ゲーミング性能は控えめ、「Core i9-13900」は純粋に価格が高い、といった感じでデメリットもあるため、コストパフォーマンスには期待できません。

そこで注目したいのが、ゲーマーから高い人気を誇る「Ryzen 7 7800X3D」です。「X3D」シリーズはRyzenの中でもとくにゲーミング性能が高く、フレームレート(fps)が伸びやすいのが特徴です。前述のとおり、クリエイティブ性能については「Ryzen 9 9900X」には及びませんが、ゲーミング性能ではこちらが圧倒的。さらに、人気が高いため搭載モデルの品揃えも豊富で、価格も20万円台からと手を出しやすい点もおすすめの理由です。

GPUについても補足すると、本作は解像度とフレームレートを向上させる技術「DLSS」(GeForce)や「FSR」(AMD)に対応しています。「DLSS4」のような最新バージョンではないため、一世代前の「RTX40」シリーズでも十分対応可能です。ただし、該当GPUを搭載したモデルはほぼ販売終了しているため、後継機となる「RTX50」シリーズ搭載モデルを選ぶとよいでしょう。

ベル塚ベル
ベル塚ベル

要求ストレージは35GBと少なめですが、MMORPGはアップデートごとに必要容量が増えるのがお約束。できるだけ大容量なSSDを選ぶのが吉です。

ブループロトコル:スターレゾナンスにおすすめのゲーミングPC5選

ここからは推奨スペックを踏まえて、ランキング形式でおすすめのゲーミングPCを紹介していきます。

基本的には予算25~30万円前後のゲーミングPCを選ぶといいでしょう。

順位製品名購入リンク参考価格(税込)CPUグラフィックメモリストレージCPUクーラーカスタマイズ
NEXTGEAR
JG-A7G70
公式サイト239,800円Ryzen 7 7800X3DRTX 5070 12GB16GB1TB SSD水冷
FRGPLMB650W/SG2公式サイト309,800円Ryzen 7 7800X3DRX 9070 XT 16GB32GB1TB SSD水冷
NEXTGEAR
HD-A7G70
(スターター5点セット)
公式サイト339,900円Ryzen 7 7700RTX 5070 12GB32GB1TB SSD水冷
NEO7878公式サイト243,800円Ryzen 7 7800X3DRX 7800 XT 16GB16GB500GB SSD空冷
GALLERIA
XDR7A-R57-GD
公式サイト314,980円Ryzen 7 7800X3DRTX 5070 12GB32GB1TB SSD水冷
※参考価格は公式サイトを参照しています(2025年11月現在の価格)
順位製品名購入リンク参考価格(税込)CPUグラフィックメモリストレージCPUクーラーカスタマイズ
Lightning-G AF7W公式サイト179,980円Ryzen 7 7700RTX 5070 12GB16GB500GB SSD空冷
FK-97XB56Ti16公式サイト214,000円Ryzen 7 9700XRTX 5060Ti 16GB32GB1TB SSD空冷
FRGPLMB650B/SG1公式サイト224,800円Ryzen 7 9700XRX 9060 XT 16GB32GB1TB SSD水冷
S2-147F56Ti8公式サイト249,800円Core i7-14700FRTX 5060Ti 8GB32GB1TB SSD水冷
FRGPLMB650W/SG2公式サイト309,800円Ryzen 7 7800X3DRX 9070 XT 16GB32GB1TB SSD空冷
※参考価格は公式サイトを参照しています(2025年11月現在の価格)
KUL
KUL

目当てのPCが終売・売切になっている場合は下記記事もご覧ください!おおむねこれくらいの価格帯のPCもおすすめです!

NEXTGEAR JG-A7G70(239,800円)

【NEXTGEAR JG-A7G70】の評価

NEXTGEAR JG-A7G70の評価
CPURyzen 7 7800X3D
グラフィックGeForce RTX 5070 12GB
メモリ16GB
ストレージ1TB SSD
参考価格
(マウス公式サイト)
239,800円
分割払いの目安
(24回分割)
約9,900円 / 月
分割手数料無料
NEXTGEAR JG-A7G70の性能

マウス公式サイトで見る

ベル塚ベル
ベル塚ベル

全体的に高水準でバランスの取れた一台 ただし物理メモリの拡張は必須!

1位にランクインしたのは、mouseのゲーミングPC「NEXTGEAR JG-A7G70」。

本モデルは、CPUにゲーマーから高い支持を集める「Ryzen 7 7800X3D」、GPUにGeForceのミドルクラスで人気の「RTX 5070 12GB」を搭載し、全体的に高水準なスペックを備えています。

「ブループロトコル:スターレゾナンス」をはじめ、さまざまなジャンルのゲームを快適にプレイできるマシンパワーを有しています。PCゲームの中でも動作が重いとされる「モンスターハンターワイルズ」なども快適に動作するため、今後さらに要求スペックの高いゲームが登場した場合でも十分に対応できる将来性を備えています。

ただし、一点注意したいのが、物理メモリが標準で16GBしか搭載されていない点です。推奨スペックをしっかり満たすためにも、メモリを32GB(約15,000円)へアップグレードすることを忘れずに

FRGPLMB650W/SG2(309,800円)

【FRGPLMB650W/SG2】の評価

FRGPLMB650W/SG2の評価
CPURyzen 7 7800X3D
グラフィックRadeon RX 9070 XT 16GB
メモリ32GB
ストレージ1TB SSD
参考価格
(マウス公式サイト)
309,800円
FRGPLMB650W/SG2の性能

FRONTIER公式サイトで見る

ベル塚ベル
ベル塚ベル

見た目も性能も妥協したくない人向けのモデル

2位は、FRONTIERのゲーミングPC「FRGPLMB650W/SG2」です。

PC本体価格が30万円を超える高価なモデルですが、その分、性能は折り紙付き。CPUにはゲームのfpsが伸びやすくなる「Ryzen 7 7800X3D」、GPUにはRadeonのハイエンドモデルの「RX 9070 XT 16GB」が採用されており、ほかとは一線を画すマシンパワーが大きな魅力です。

また、高性能に加えて、ビデオメモリが16GB搭載されているため、要求スペックが高めのゲームでもWQHDや4Kといった高解像度でストレスなくプレイできます。

本モデルは、ピラーレス構造のPCケースを採用している点も注目ポイントです。ピラーレスとは、ケース前面左側の支柱をなくし、一体化した片側側面とフロントパネルを使用した構造を指します。PC内部を一望できることに加え、ケースファンやRGB-LEDラインによって稼働中はPC全体が色鮮やかに照らされ、ゲーミングPCらしい演出が楽しめます。そのため、インテリアとしても十分に活用できるモデルです。

NEXTGEAR JG-A7G70(219,800円)

【NEXTGEAR JG-A7G70】の評価

NEXTGEAR JG-A7G70の評価
CPURyzen 7 9800X3D
グラフィックRTX 5070 12GB
メモリ32GB
ストレージ1TB SSD
参考価格
(マウス公式サイト)
339,900円
分割払いの目安
(24回分割)
約14,100円 / 月
分割手数料無料
NEXTGEAR HD-A7G70(5点セット)の性能

マウス公式サイトで見る

ベル塚ベル
ベル塚ベル

優秀なゲーミングPCと周辺機器をまとめて揃えられるセットモデル

3位にランクインしたのは、mouseのゲーミングPC「NEXTGEAR HD-A7G70(スターター5点セット)」です。

GPUに「RTX 5070 12GB」を搭載した本モデルの特徴はふたつあります。一つ目は、CPUに「Ryzen 7 9800X3D」を採用している点です。これは、2位や3位のモデルに搭載されている「Ryzen 7 7800X3D」の上位モデルであり、さらに高いfpsが期待できることから、ゲームをヘビーに楽しみたいユーザーに最適です。

ふたつ目の特徴は、モデル名のとおり周辺機器が同梱されている点です。PC本体に加え、iiyama製のゲーミングディスプレイと、ロジクール製のゲーミングマウス・キーボード・ヘッドセットがセットになっています。iiyamaもロジクールも、ともにゲーマーから高い人気と信頼を集めるメーカーであり、品質面でも安心して使用できます。

NEO7878(243,800円)

【NEO7878】の評価

NEO7878の評価
CPURyzen 7 7800X3D 
グラフィックRX 7800 XT 16GB
メモリ16GB
ストレージ500GB SSD
参考価格
(公式サイト)
243,800円
MD7878の性能

MDL.make公式サイトで見る

ベル塚ベル
ベル塚ベル

無駄を省いたシンプルなゲーミングPC

4位にはMDL.makeのゲーミングPC「NEO7878」がランクインしました。

CPUに「Ryzen 7 7800X3D」、GPUに「RX 7800 XT 16GB」を搭載した本モデルは、シンプルで落ち着いた外観が特徴です。側面にはガラスパネルを採用していますが、ケース内部のライティングは控えめなため、部屋のインテリアにも合わせやすくなっています。

注意点としては、性能面でも無駄を省いた構成になっている点です。本モデルは標準で物理メモリが16GB、SSDが500GBしか搭載されていません。物理メモリは「ブループロトコル:スターレゾナンス」の推奨スペックを満たさず、ストレージも500GBではすぐに容量不足になってしまうため、どちらもアップグレード必須。そのため、実際の購入価格は表示価格より2万円ほど高くなる点が、ややマイナスポイントといえるでしょう。

GALLERIA XDR7A-R57-GD(314,980円)

【GALLERIA XDR7A-R57-GD】の評価

GALLERIA XDR7A-R57-GDの評価
CPURyzen 7 7800X3D
グラフィックRTX 5070 12GB
メモリ32GB
ストレージ1TB SSD
参考価格
(公式サイト)
314,980円
分割払いの目安
(48回分割)
約6,600円 / 月
分割払いについて
GALLERIA XDR7A-R57-GDの性能

ドスパラ公式サイトで見る

ベル塚ベル
ベル塚ベル

優秀なスペックとメンテナンス性を備えたモデル

5位に選ばれたのは、ドスパラのゲーミングPC「GALLERIA XDR7A-R57-GD」です。

CPU「Ryzen 7 7800X3D」とGPU「RTX 5070 12GB」を搭載しており、1位のPCと基本的な性能は同じです。しかし、本モデルは電源ユニットや水冷式CPUクーラーなど、細かな部分に優れたパーツを採用しています。

さらに、GALLERIAといえば、実用性を重視したPCケースも人気のひとつです。ケースの上部、前面、底面には、「クイックケアシステム」と呼ばれる、簡単に取り外せる防塵フィルターを搭載。これにより、手軽にメンテナンスが行えるようになっています。

また、USBや音声入力のポートを前面上部に集約しているため、床置きでも使いやすいのもうれしい点です。

なお、本モデルは「VALORANT Challengers Japan 2025 大会協賛モデル」となっており、特典の壁紙がついてきます。特典に魅力を感じない場合はMinecraft: Java & Bedrock Edition for PC、PC Game Pass同梱版がもらえるモデルを選ぶといいでしょう。ただし、こちらは価格が5,000円ほど高くなります。

ゲーミングPCを安く購入するには

BTOメーカー各社は定期的にセールを行っているので、そのタイミングで割引されている商品、あるいは配布されるクーポンを使って購入するのが一番お得です。

特にドスパラやマウスコンピューター、ツクモは常に何かしらのセールを行っているため、そのタイミングでお得なモデルの中から選んで購入するというのもアリ。

ゲームPCラボでは各社のセール情報を定期的にまとめているので、よかったらぜひ下記の記事を覗いて見てください!

【初心者向け】ゲーミングPCを選ぶときの注意点

おすすめのゲーミングPCをいくつか紹介しましたが、初心者の方がゲーミングPCを選ぶ際に注意した方が良い点がいくつかあるためこちらも紹介します。

専門的な話をすればパーツの組み合わせなど色々な点があるのですが、今はおおむねどの通販サイトでも最低限のラインは満たしたものが販売されています。

ここでは、ゲーミングPC初心者の方に向けてまず抑えておくべき注意点として下記3点を紹介します。

ゲーミングPCを選ぶときの注意点3点
  • できるだけノート型ではなくデスクトップ型にする
  • 自分が必要としているスペックを把握する
  • 何年後に買い替えるかを想定する

とにかく「その機能は必要なのか?」あるいはその逆で「その機能は本当になくても大丈夫なのか?」ということをよく検討するようにしましょう。

より詳しくは下記のページでも詳細を解説しています。よろしければぜひご覧ください。

【初心者向け】ゲーミングPC購入時のカスタマイズについて

ドスパラやマウスでは、購入直前にパーツの増設やアップグレードを行うカスタマイズが可能です。

もちろん本体購入後に自分で安いパーツをPCに組み込むことも可能ですが、慣れないうちは店舗側で組み込んでくれる事前カスタマイズを利用することをおすすめします。

特に物理メモリやストレージなどは後で不足すると困ってしまうので、事前によく検討するようにしましょう。

最後に

今回は「ブループロトコル:スターレゾナンス」の推奨スペックとおすすめのゲーミングPCを併せて紹介しました。

本作はPCゲームの中でも要求スペックが高く、とくにCPUの推奨スペックは群を抜いています。Intel製CPUを選択するとコストパフォーマンスが低くなりがちなため、ゲーミングに特化し、かつ比較的安価なRyzen搭載モデルを選ぶのがおすすめです。

ゲームPCラボではゲーム別の推奨スペックを定期的に発信していますので、興味のある方はぜひご覧になってみてくださいね!

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https://gamepc-lab.jp/starresonance-suisyo/feed/0
逆水寒のおすすめゲーミングPC5選!新時代のMMORPGは意外にも要求スペックが軽めhttps://gamepc-lab.jp/soj-suisyo/https://gamepc-lab.jp/soj-suisyo/#respondTue, 18 Nov 2025 07:21:59 +0000https://gamepc-lab.jp/?p=8605

中国発のMMORPG「逆水寒(Sword of Justice)」が、11月7日より日本でサービスを開始しました。 本作は、中国で7年以上にわたりサービスが継続されている大人気MMORPGで、アクティブユーザー数は1億人 ... ]]>

中国発のMMORPG「逆水寒(Sword of Justice)」が、11月7日より日本でサービスを開始しました。

本作は、中国で7年以上にわたりサービスが継続されている大人気MMORPGで、アクティブユーザー数は1億人を超えるという、まさにモンスター級のタイトルです。壮大なストーリーや美麗なグラフィック、迫力あるアクションに加え、近年話題のAI技術も取り入れられており、他作品にはない独自のシステムが高い評価を得ています。

ここでは、そんな本作を遊ぶのに必要なPCの推奨スペックや、おすすめのゲーミングPCを紹介していきます。これから「逆水寒」をPCで遊ぼうとしている方やこれを機にPCを買い換えようとしている方はぜひ参考にしてみてください。

この記事の監修者・執筆者

【監修者】ゲームPCラボ管理人

KUL

経歴・想い

当時ハマっていたMMOが好きすぎてそのまま運営会社に就職、その後ゲーム内イベントの企画やデバッグ・GMなどを担当していました。今は業界から離れてしまったもののゲーム好きなのはずっと変わらず。

社会人になりたての頃に何もわからないまま購入したゲーミングPCで失敗…。最近周囲でゲーミングPCを検討する人が増えてきたこともあり、自分と同じ失敗をしてほしくないという思いからこの「ゲームPCラボ」を立ち上げました。

【執筆者】ゲームPCラボ ライター

ベル塚ベル

経歴・想い

ゲーム関連の雑誌・書籍、そしてWebサイトを中心に執筆活動を行うフリーライター。生粋のゲーマーであり、仕事もプライベートもゲーム三昧。

Steamで頻繁にゲームをプレイすることから、ゲーミングPCにも精通しています。その知識と経験を活かし、読者の皆さんがより快適にPCゲームを楽しめるような情報をお届けします。

逆水寒とは

タイトル逆水寒
ジャンルMMORPG
サービス開始日2025年11月6日
開発元ZhuRong Studio
価格基本プレイ無料

本作の世界観や物語は、中国の名作文学『四大名捕之逆水寒』を基にしており、広大な中国を舞台にしたオープンワールドを、ひとりの旅人として冒険できる武侠作品です。

戦闘はクールタイム制スキルの組み合わせで戦う、MMORPGでおなじみのシステムを採用しています。スキル自動発動モードや、各コンテンツ向けのおすすめビルドも用意されているため、MMORPG初心者でも取っつきやすい設計に仕上がっています。

本作を代表する要素は、NPCがAIによって独自に思考し、会話を行う“スマートAI NPC”という機能です。まるでほかのプレイヤーと会話しているかのような感覚で遊べるため、ソロプレイでもマルチプレイのような楽しさを味わえます。また、“スマートAI NPC”は各種バトルコンテンツにも同行させることができ、ひとりでも本作の世界を存分に満喫できる点も大きな魅力といえるでしょう。

ベル塚ベル
ベル塚ベル

“スマートAI NPC”は恋愛による攻略も可能です。会話、共闘、プレゼントなどを通じて好感度を上げれば、NPCを恋人にできます。

逆水寒の公式推奨スペックについて

ここからは「逆水寒」の推奨スペックについて紹介します。

ゲームPCラボでは各ゲームの推奨スペックについて「公式サイト推奨スペック」「ゲームPCラボ推奨スペック」の2つを紹介しています。

なぜ2つの推奨スペックがあるのか気になった方がいるかもしれません。

実はこれは推奨スペックがそれぞれのPCの常駐プログラム(ウイルス対策ソフトなど)まで想定していないことがあるためで、実際に不自由なく快適に遊べる「本当の推奨スペック」は公式の推奨スペックよりももう少し上であることがしばしばあります。

KUL
KUL

ゲームのレビューで「スペックを満たしてるのに重い」というような意見を見たことはありませんか?それはおそらくこの「本当の推奨スペック」でないことが要因です。

そういったことも踏まえて、当サイトでは独自の「ゲームPCラボ推奨スペック」を設定して公式サイトの指標とは異なるものも紹介することにしています。

これを超えていないと問題があるというわけではありませんが、特に新しくPCの購入を考えている方はこのスペックを超えたものを買ったほうが無難かと思います。

ちなみに、必要スペック(必要動作環境)推奨スペック(推奨動作環境)の違いについてはご存じでしょうか。

ちょっと不安かも、という方はぜひ下記の記事もご覧ください!

公式サイト推奨スペック

Steamによると推奨スペックは下記の通りです。

OSWindows® 10 64-bit
CPUIntel Core i7(第9世代)以上
または同等のAMD Ryzenシリーズ
GPUGeForce RTX 1060 以上
または同等のAMD Radeonシリーズ
物理メモリ16 GB RAM 以上
ストレージ55 GBの空き容量
※SSD推奨

出ました、一見して分かりづらい推奨スペック……。これは悩ましいですよね。 参考までに、CPUは「Core i7-9700」や「Ryzen 5 3500」、GPUは「GeForce RTX 1060」「AMD RX 580」といったあたりが公式の推奨スペックになりそうです。

これらはおおよそ5~6年前のパーツ構成に相当し、必要スペック自体はかなり控えめです。現在販売されている新品のゲーミングPCで、これよりも性能が低い機種はまず見かけません。

ただし、本作は多くのプレイヤーやNPC、オブジェクトが存在するオープンワールドゲームのため、このスペックでは快適な動作が難しいケースもあります。快適に遊びたい場合は、このあと紹介するゲームPCラボ推奨スペック以上のPCを選ぶといいでしょう。

ベル塚ベル
ベル塚ベル

軽めのスペックに反して、ストレージ容量は55GBとやや多め。ほかのゲームをインストールすることも想定して、できるだけ大きめのストレージを選ぶのがおすすめです。

ゲームPCラボ推奨スペック

公式情報を踏まえた上で、これからゲーミングPCを購入する方に向けたおすすめの推奨スペックが下記の通りです。

OSWindows® 10, Windows® 11, 64bit
CPUIntel Core i5-12400F 以上
Ryzen 5 5500 以上
GPUGeForce RTX 3050 以上
Radeon RX 6600 以上
物理メモリ16 GB RAM
ストレージ55GB以上の空き容量のあるSSD

「逆水寒」をフルHDで快適に遊ぶには、前述のスペックを満たしておきたいところです。

それでも要求スペックは比較的軽く、10万円台で購入できる構成となります。ほかのMMORPG向けゲーミングPCと比べても、お財布に優しいのが特徴です。

ただし、最安クラスのモデルにはCPUに「Ryzen 5 4500」が採用されている場合が多く、これはゲームPCラボ推奨スペックを下回るため、快適さに不安が残る可能性があります。購入時はこの点に注意が必要です。

また、低価格のゲーミングPCはストレージ容量が標準で500GBとやや少なめ。複数のゲームをインストールすると、すぐにいっぱいになってしまいます。後々ストレージで困りたくない場合は追加料金を払って1TBへの拡張を検討しましょう。メーカーにもよりますが、8,000円程度でアップグレードが可能です。

ベル塚ベル
ベル塚ベル

近年は『パルワールド』のように、32GBの物理メモリを必要とするタイトルが徐々に増えつつあります。もし予算に余裕があれば、ストレージとあわせて物理メモリも増設しておくことをおすすめします。

逆水寒におすすめのゲーミングPC5選

ここからは推奨スペックを踏まえて、ランキング形式でおすすめのゲーミングPCを紹介していきます。

基本的には予算14~20万円前後のゲーミングPCを選ぶといいでしょう。

順位製品名購入リンク参考価格(税込)CPUグラフィックメモリストレージCPUクーラーカスタマイズ
Lightning-G
AV7XB
公式サイト134,980円Ryzen 7 5700XRTX 5060 8GB16GB500GB SSD空冷
NEXTGEAR
JG-A7A6X
公式サイト159,800円Ryzen 7 5700XRX 9060 XT 16GB32GB1TB SSD空冷
NEXTGEAR
JG-A7G70
公式サイト219,800円Ryzen 7 7700RTX 5070 12GB16GB1TB SSD水冷
FRGHLB860/SG4公式サイト199,800円Core Ultra 5 225FRX 9060 XT 8GB16GB1TB SSD水冷
FRGKB550/SK1公式サイト192,800円Ryzen 7 5700XRTX 5060 8GB16GB500GB SSD空冷
※参考価格は公式サイトを参照しています(2025年11月現在の価格)
順位製品名購入リンク参考価格(税込)CPUグラフィックメモリストレージCPUクーラーカスタマイズ
Lightning-G AF7W公式サイト179,980円Ryzen 7 7700RTX 5070 12GB16GB500GB SSD空冷
FK-97XB56Ti16公式サイト214,000円Ryzen 7 9700XRTX 5060Ti 16GB32GB1TB SSD空冷
FRGPLMB650B/SG1公式サイト224,800円Ryzen 7 9700XRX 9060 XT 16GB32GB1TB SSD水冷
S2-147F56Ti8公式サイト249,800円Core i7-14700FRTX 5060Ti 8GB32GB1TB SSD水冷
FRGPLMB650W/SG2公式サイト309,800円Ryzen 7 7800X3DRX 9070 XT 16GB32GB1TB SSD空冷
※参考価格は公式サイトを参照しています(2025年11月現在の価格)
KUL
KUL

目当てのPCが終売・売切になっている場合は下記記事もご覧ください!おおむねこれくらいの価格帯のPCもおすすめです!

Lightning-G AV7XB(134,980円)

【Lightning-G AV7XB】の評価

Lightning-G AV7XBの評価
CPURyzen 7 5700X
グラフィックRTX 5060 8GB
メモリ16GB
ストレージ500GB SSD
参考価格
(公式サイト)
134,980円
分割払いの目安
(42回分割)
約3,200円 / 月
分割払いについて
Lightning-G AV7XB 5700X搭載の性能

ドスパラ公式サイトで見る

ベル塚ベル
ベル塚ベル

コストパフォーマンスに優れた最安モデル

1位に輝いたのは、ドスパラの「Lightning-G AV7XB」です。

ドスパラの販売ページではデスクトップPCとして紹介されていますが、CPU「Ryzen 7 5700X」とGPU「RTX 5060 8GB」を搭載しているため、ゲーミングPCと同等の性能を持ちます。もちろん、「逆水寒」も快適にプレイ可能です。

また、掲載されているベンチマークの参考値によれば、『モンスターハンターワイルズ』を60fps(フルHD/中画質)でプレイすることも! 中画質とはいえ、動作が重いとされている『モンスターハンターワイルズ』で60fpsを実現可能であれば、軽量級や中量級のタイトルは、より快適にプレイできると考えられます。

なお、標準ストレージ容量は500GBのみのため、追加でストレージを拡張しておくことをおすすめします。

NEXTGEAR JG-A7A6X(159,800円)

【NEXTGEAR JG-A7A6X】の評価

NEXTGEAR JG-A7A6Xの評価
CPURyzen 7 5700X
グラフィックRadeon RX 9060 XT 16GB
メモリ16GB
ストレージ1TB SSD
参考価格
(マウス公式サイト)
159,800円
分割払いの目安
(24回分割)
約6,600円 / 月
分割手数料無料
NEXTGEAR JG-A7A6Xの性能

マウス公式サイトで見る

ベル塚ベル
ベル塚ベル

価格を抑えつつも、使い勝手のよさを実現した一台

2位にランクインしたのは、mouthのゲーミングPC「NEXTGEAR JG-A7A6X」です。

本モデルは、CPUに「Ryzen 7 5700X」、GPUに「RX 7900 XT 16GB」を搭載しており、総合的なスペックでは1位のモデルを上回ります。

特筆すべきはやはり、大容量のビデオメモリの存在です。ビデオメモリ容量が大きいほどゲームを高解像度で描写できるため、「逆水寒」をWQHDや4K解像度で快適にプレイすることが可能です。ただし、高解像度でのプレイには対応したモニターが必要となるため、注意が必要です。

さらに、このモデルは比較的手頃な価格ながら、標準で1TBのストレージが搭載されている点も大きな魅力です。価格を抑えつつ余裕を持ったカスタマイズが可能で、浮いた予算を物理メモリや周辺機器の拡充に回すこともできます。PC購入時の選択肢が広がる、コストパフォーマンスに優れた一台といえるでしょう。

NEXTGEAR JG-A7G70(219,800円)

【NEXTGEAR JG-A7G70】の評価

NEXTGEAR JG-A7G70の評価
CPURyzen 7 7700
グラフィックGeForce RTX 5070 12GB
メモリ16GB
ストレージ1TB SSD
参考価格
(マウス公式サイト)
219,800円
分割払いの目安
(24回分割)
約9,100円 / 月
分割手数料無料
NEXTGEAR JG-A7G70の性能

マウス公式サイトで見る

ベル塚ベル
ベル塚ベル

ワンランク上の性能を求める、こだわりゲーマー向けのPC

2位に続き、mouseのゲーミングPCが3位にもランクインしました。

「NEXTGEAR JG-A7G70」は、CPUに「Ryzen 7 7700」、GPUに「RTX 4070 12GB」を搭載したモデルで、今回紹介する中でもっとも高性能な一台です。

中でも「RTX 5070 12GB」は、GeForceのミドルスペック帯で高い人気を誇るGPUで、優れた基本性能と大容量のビデオメモリにより、多くのタイトルを快適にプレイできます。軽量な「逆水寒」を遊ぶにはややオーバースペックですが、さまざまなジャンルのゲームを遊びたいのであれば、あって損ナシな性能といえるでしょう。

2位のモデル同様、標準で1TBのストレージが搭載されている点もうれしいポイントです。ほかのPCとは一線を画す高性能を備えているため、より長く快適に使いたい場合は、物理メモリを32GBに拡張しておくことをおすすめします。

FRGHLB860/SG4(199,800円)

【FRGHLB860/SG4】の評価

FRGHLB860/SG4の評価
CPUCore Ultra 5 225F
グラフィックRX9060XT 8GB
メモリ32GB
ストレージ1TB SSD
参考価格
(マウス公式サイト)
199,800円
FRGHLB860/SG4の性能

FRONTIER公式サイトで見る

ベル塚ベル
ベル塚ベル

妥協せずにゲームを遊びたい方におすすめの一台

4位にランクインしたのは、FRONTIERのゲーミングPC「FRGHLB860/SG4」です。

GPU「RX 9060 XT 8GB」を軸に構成された本モデルの最大の特徴は、CPUにあります。Intel製の「Core Ultra 5 225F」は、動画編集や3Dレンダリングなどのクリエイティブ作業に強みがあります。また、「Core Ultra」シリーズはAIや機械学習にも適しているため、ゲームだけでなく幅広い用途でPCを活用したい方におすすめです。

なお、本モデルは水冷CPUクーラーを搭載していますが、「Core Ultra 5 225F」は消費電力が低く発熱も抑えられているため、水冷の性能を発揮しきれない点はやや惜しいところです。どちらかというと、デザイン面でゲーミングPCらしさを演出する役割が大きいと言えるでしょう。

FRGKB550/SK1(192,800円)

【FRGKB550/SK1】の評価

FRGKB550/SK1の評価
CPURyzen 7 5700X
グラフィックRTX 5060 8GB
メモリ16GB
ストレージ500GB SSD
参考価格
(マウス公式サイト)
192,800円
FRGKB550/SK1の性能

FRONTIER公式サイトで見る

ベル塚ベル
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ゲーミングPC入門者向け! 周辺機器がひと通り揃うモデル

5位は、FRONTIERのゲーミングPC「FRGKB550/SK1」です。

本モデルは、CPUに「Ryzen 7 5700X」、GPUに「RTX 4060 8GB」を搭載しており、基本性能は1位のPCと大きく変わりません。

大きな違いは、充実した付属品です。本モデルはPC本体に加え、ゲーミング仕様のキーボード、マウス、マウスパッド、液晶モニター、ヘッドセットがついてきます。PCゲームを始めるのに必要なものがすべて揃っているので、届いたその日からゲームを楽しめるのが、大きな魅力です。

また、液晶モニターはPixio製、それ以外の周辺機器はHyperX製となっており、いずれもゲーマーから高い支持を集める人気メーカーです。個別に購入するよりもお得なセット内容なので、これからゲーミングPCを始めたい方に最適なモデルと言えるでしょう。

ゲーミングPCを安く購入するには

BTOメーカー各社は定期的にセールを行っているので、そのタイミングで割引されている商品、あるいは配布されるクーポンを使って購入するのが一番お得です。

特にドスパラやマウスコンピューター、ツクモは常に何かしらのセールを行っているため、そのタイミングでお得なモデルの中から選んで購入するというのもアリ。

ゲームPCラボでは各社のセール情報を定期的にまとめているので、よかったらぜひ下記の記事を覗いて見てください!

【初心者向け】ゲーミングPCを選ぶときの注意点

おすすめのゲーミングPCをいくつか紹介しましたが、初心者の方がゲーミングPCを選ぶ際に注意した方が良い点がいくつかあるためこちらも紹介します。

専門的な話をすればパーツの組み合わせなど色々な点があるのですが、今はおおむねどの通販サイトでも最低限のラインは満たしたものが販売されています。

ここでは、ゲーミングPC初心者の方に向けてまず抑えておくべき注意点として下記3点を紹介します。

ゲーミングPCを選ぶときの注意点3点
  • できるだけノート型ではなくデスクトップ型にする
  • 自分が必要としているスペックを把握する
  • 何年後に買い替えるかを想定する

とにかく「その機能は必要なのか?」あるいはその逆で「その機能は本当になくても大丈夫なのか?」ということをよく検討するようにしましょう。

より詳しくは下記のページでも詳細を解説しています。よろしければぜひご覧ください。

【初心者向け】ゲーミングPC購入時のカスタマイズについて

ドスパラやマウスでは、購入直前にパーツの増設やアップグレードを行うカスタマイズが可能です。

もちろん本体購入後に自分で安いパーツをPCに組み込むことも可能ですが、慣れないうちは店舗側で組み込んでくれる事前カスタマイズを利用することをおすすめします。

特に物理メモリやストレージなどは後で不足すると困ってしまうので、事前によく検討するようにしましょう。

最後に

今回は「逆水寒」の推奨スペックとおすすめのゲーミングPCを併せて紹介しました。

本作はオープンワールド型MMORPGでありながら、要求スペックは意外と軽めです。15万円前後のPCでも快適にプレイできる点は、大きな魅力といえるでしょう。グラフィックが美しいタイトルなので、WQHDや4K解像度で楽しみたい場合は、大容量ビデオメモリを搭載した20万円台のゲーミングPCを選ぶことをおすすめします。

ゲームPCラボではゲーム別の推奨スペックを定期的に発信していますので、興味のある方はぜひご覧になってみてくださいね!

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https://gamepc-lab.jp/soj-suisyo/feed/0
デュエットナイトアビスにおすすめのPC5選!話題のオープンワールドが快適に遊べる推奨スペックは?https://gamepc-lab.jp/duetnightabyss-suisyo/Tue, 11 Nov 2025 13:36:47 +0000https://gamepc-lab.jp/?p=8593

ファンタジーアドベンチャーRPG「デュエットナイトアビス」が、10月28日に全世界同時配信されました。 本作は、「黒神話:悟空」や「新三國志」で知られるHERO GAMESがパブリッシャーを務め、開発は同社傘下の「Pan ... ]]>

ファンタジーアドベンチャーRPG「デュエットナイトアビス」が、10月28日に全世界同時配信されました。

本作は、「黒神話:悟空」や「新三國志」で知られるHERO GAMESがパブリッシャーを務め、開発は同社傘下の「Pan Studio」が担当しています。自由度の高い探索とアクションが魅力で、「原神」や「鳴潮」などに続く基本プレイ無料の大型オープンワールドゲームとして、国内外で大きな注目を集めています。

ここでは、そんな本作を遊ぶのに必要なPCの推奨スペックや、おすすめのゲーミングPCを紹介していきます。これから「デュエットナイトアビス」をPCで遊ぼうとしている方やこれを機にPCを買い換えようとしている方はぜひ参考にしてみてください。

この記事の監修者・執筆者

【監修者】ゲームPCラボ管理人

KUL

経歴・想い

当時ハマっていたMMOが好きすぎてそのまま運営会社に就職、その後ゲーム内イベントの企画やデバッグ・GMなどを担当していました。今は業界から離れてしまったもののゲーム好きなのはずっと変わらず。

社会人になりたての頃に何もわからないまま購入したゲーミングPCで失敗…。最近周囲でゲーミングPCを検討する人が増えてきたこともあり、自分と同じ失敗をしてほしくないという思いからこの「ゲームPCラボ」を立ち上げました。

【執筆者】ゲームPCラボ ライター

ベル塚ベル

経歴・想い

ゲーム関連の雑誌・書籍、そしてWebサイトを中心に執筆活動を行うフリーライター。生粋のゲーマーであり、仕事もプライベートもゲーム三昧。

Steamで頻繁にゲームをプレイすることから、ゲーミングPCにも精通しています。その知識と経験を活かし、読者の皆さんがより快適にPCゲームを楽しめるような情報をお届けします。

デュエットナイトアビスとは

タイトルデュエットナイトアビス
ジャンルデュアルファンタジー×全方位爽快バトルRPG
サービス開始日10月28日
開発元Pan Studio
価格基本プレイ無料

魔法と機械が共存する大陸を舞台に、苦しみの螺旋に囚われた国や人々を救うため、主人公が冒険をくり広げる物語が展開されます。

本作は、キャラクターと武器のガチャがなく、ゲームを進めることで入手できる点が大きな特徴です。課金要素はキャラクターの見た目を変えるスキンや装飾品のみであり、お財布にも優しい設計となっています。

戦闘システムで特筆すべきは二刀流システムです。キャラクターは近接武器と遠隔武器をひとつずつ装備でき、戦闘中にシームレスに切り替えて戦うことが可能。また、すべてのキャラクターがすべての武器を装備できるため、プレイスタイルに合わせて武器を自由に組み合わせられる点も魅力といえるでしょう。

アクションの自由度も高く、コンボや空中・落下攻撃、必殺技など多彩な技が用意されています。プレイヤーはそれらを駆使しながら戦いを組み立てられるのも本作の醍醐味です。

ベル塚ベル
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キャラクターの能力を底上げする装備のひとつである“魔の楔”はランダム性がないため、運に左右されずキャラクターを強化できます。周回が苦手な方にとってはありがたい仕様といえます。

デュエットナイトアビスの公式推奨スペックについて

ここからは「デュエットナイトアビス」の推奨スペックについて紹介します。

ゲームPCラボでは各ゲームの推奨スペックについて「公式サイト推奨スペック」「ゲームPCラボ推奨スペック」の2つを紹介しています。

なぜ2つの推奨スペックがあるのか気になった方がいるかもしれません。

実はこれは推奨スペックがそれぞれのPCの常駐プログラム(ウイルス対策ソフトなど)まで想定していないことがあるためで、実際に不自由なく快適に遊べる「本当の推奨スペック」は公式の推奨スペックよりももう少し上であることがしばしばあります。

KUL
KUL

ゲームのレビューで「スペックを満たしてるのに重い」というような意見を見たことはありませんか?それはおそらくこの「本当の推奨スペック」でないことが要因です。

そういったことも踏まえて、当サイトでは独自の「ゲームPCラボ推奨スペック」を設定して公式サイトの指標とは異なるものも紹介することにしています。

これを超えていないと問題があるというわけではありませんが、特に新しくPCの購入を考えている方はこのスペックを超えたものを買ったほうが無難かと思います。

ちなみに、必要スペック(必要動作環境)推奨スペック(推奨動作環境)の違いについてはご存じでしょうか。

ちょっと不安かも、という方はぜひ下記の記事もご覧ください!

公式サイト推奨スペック

Epic Games Storeによると推奨スペックは下記の通りです。

OSWindows® 10 64-bit
CPUIntel Core i7(第10世代)以上
AMD Ryzen 7 3700x 以上
GPUGeForce RTX 2060 以上
AMD Radeon RX5700XT 以上
物理メモリ16 GB RAM 以上
ストレージ20 GBの空き容量

最新のオープンワールドゲームということもあり、CPUやGPUの要求スペックはやや高めです。ほかのタイトルでいえば、「鳴潮(Wuthering Waves)」に近いスペックとなっています。

とくに注目したいのが、Intel製CPUの推奨スペックです。現在のゲーミングPCに搭載されているIntel製CPUの多くは14世代となっており、10世代搭載モデルを新品で見つけるのはかなり難しい状況です。実質的に14世代のCore i7搭載モデルが候補となってきますが、14世代は比較的価格が高い点にも注意が必要です。一方、AMDの推奨CPUの条件を満たすモデルは、15万円ほどの手頃な価格帯でも多く見つかるため、コストを抑えたい場合は、AMD製CPUを選ぶのがおすすめ!

とはいえ、本作はグラフィックのクオリティが高く、エフェクトやモーション、フィールドオブジェクトにも力が入っています。公式推奨スペックギリギリのお手頃価格PCの場合、プレイ環境によってはフレームレート(以下、FPS)が低下することも……。快適さを求めるなら公式推奨をしっかり上回るスペックを用意しておきたいところです。

ベル塚ベル
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ストレージは20GBと少なめですが、アップデートにより必要容量が増えていくことが予想されます。できるだけ大きめのストレージを選ぶと安心です。

ゲームPCラボ推奨スペック

公式情報を踏まえた上で、これからゲーミングPCを購入する方に向けたおすすめの推奨スペックが下記の通りです。

OSWindows® 10, Windows® 11, 64bit
CPUIntel Core i7-14700 以上
Ryzen 7 7700 以上
GPUGeForce RTX 5060 以上
Radeon RX 7600 以上
物理メモリ16 GB RAM
ストレージ20GB以上の空き容量のあるSSD

このスペックがあれば、フルHD解像度で不自由なく快適にプレイできます。価格は、Ryzen 7搭載モデルであれば20万円以下で購入可能。前述のとおり、Intel Core i7搭載モデルは高額で、20万円を超えるケースが多く見受けられます。

一点注意したいのが、物理メモリ(RAM)の容量です。Epic Gamesの推奨スペックは「16GB以上」ですが、今後配信予定のSteam版での推奨メモリは32GBとなっており、プレイするプラットフォームや今後のアップデート次第では、さらに多くのメモリが必要になる可能性があります。そのため、予算に余裕がある場合や将来的にSteam版をプレイする予定がある場合は、物理メモリを32GBにしておくといいでしょう。

ベル塚ベル
ベル塚ベル

SNSを見てみると、同じようなスペックの「鳴潮」でも、「16GBじゃ足りない」「32GBにしたら快適になった」という声がチラホラ。本作でもこういうことが起こり得そうです。

デュエットナイトアビスにおすすめのゲーミングPC5選

ここからは推奨スペックを踏まえて、ランキング形式でおすすめのゲーミングPCを紹介していきます。

基本的には予算18~25万円のゲーミングPCを選ぶといいでしょう。

順位製品名購入リンク参考価格(税込)CPUグラフィックメモリストレージCPUクーラーカスタマイズ
FK-97XB56Ti16公式サイト214,000円Ryzen 7 9700XRTX 5060Ti 16GB32GB1TB SSD空冷
FRGPLMB650B/SG1公式サイト224,800円Ryzen 7 9700XRX 9060 XT 16GB32GB1TB SSD水冷
Lightning-G AF7W公式サイト189,980円Ryzen 7 7700RTX 5070 12GB16GB500GB SSD空冷
FRGPLMB650W/SG2公式サイト309,800円Ryzen 7 7800X3DRX 9070 XT 16GB32GB1TB SSD空冷
S2-147F56Ti8公式サイト249,800円Core i7-14700FRTX 5060Ti 8GB32GB1TB SSD水冷
※参考価格は公式サイトを参照しています(2025年11月現在の価格)
順位製品名購入リンク参考価格(税込)CPUグラフィックメモリストレージCPUクーラーカスタマイズ
Lightning-G AF7W公式サイト189,980円Ryzen 7 7700RTX 5070 12GB16GB500GB SSD空冷
FK-97XB56Ti16公式サイト214,000円Ryzen 7 9700XRTX 5060Ti 16GB32GB1TB SSD空冷
FRGPLMB650B/SG1公式サイト224,800円Ryzen 7 9700XRX 9060 XT 16GB32GB1TB SSD水冷
S2-147F56Ti8公式サイト249,800円Core i7-14700FRTX 5060Ti 8GB32GB1TB SSD水冷
FRGPLMB650W/SG2公式サイト309,800円Ryzen 7 7800X3DRX 9070 XT 16GB32GB1TB SSD空冷
※参考価格は公式サイトを参照しています(2025年11月現在の価格)
KUL
KUL

目当てのPCが終売・売切になっている場合は下記記事もご覧ください!おおむねこれくらいの価格帯のPCもおすすめです!

FK-97XB56Ti16(214,000円)

【FK-97XB56Ti16】の評価

FK-97XB56Ti16の評価
CPURyzen 7 9700X
グラフィックRTX 5060 Ti 16GB
メモリ32GB
ストレージ1TB SSD
参考価格
(公式サイト)
214,000円
分割払いの目安
(36回分割)
約6,000円 / 月
分割手数料無料
FK-97XB56Ti16の性能

STORM公式サイトで見る

ベル塚ベル
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メモリとストレージが大容量の良コスパモデル

今回もっともおすすめしたいのが、STORMのゲーミングPC「FK-97XB56Ti16」です。

CPUに「Ryzen 7 9700X」、GPUに「RTX 5060Ti 16GB」を搭載したモデルで、最大の特徴はメモリとストレージの容量です。

「RTX 5060Ti」にはビデオメモリが8GBと16GBの2種類あり、本モデルには16GBタイプが採用されています。ビデオメモリは映像処理を担当し、容量が大きいほど高画質・高解像度でのゲームプレイが快適になります。そのため、本モデルであればフルHDだけでなく、さらに高い解像度であるWQHDや4Kでのゲームプレイも視野に入ります

物理メモリは32GB、ストレージは1TB SSDと、こちらも大容量。これだけの容量があれば、アップグレードの必要もないでしょう。

このスペックを備えながら、21万円台という比較的手頃な価格で購入できる点も大きな魅力です。

FRGPLMB650B/SG1(224,800円)

【FRGPLMB650B/SG1】の評価

FRGPLMB650B/SG1の評価
CPURyzen 7 9700X
グラフィックRadeon RX 9060 XT 16GB
メモリ32GB
ストレージ1TB SSD
参考価格
(マウス公式サイト)
224,800円
FRGPLMB650B/SG1の性能

FRONTIER公式サイトで見る

ベル塚ベル
ベル塚ベル

コスパとデザインの両方にこだわりたいなら、このモデル!

2位にランクインしたのは、FRONTIERのゲーミングPC「FRGPLMB650B/SG1」です。

1位で紹介したモデルとほぼ同じ性能を持つ本モデルですが、最大の違いはGPU、CPUクーラー、そしてデザインの3点です。

GPUにはAMD製の「Radeon RX 9060 XT 16GB」を搭載。総合的な性能は「RTX 5060Ti」のほうが若干上ですが、本モデルはパーツ価格が安く、コストパフォーマンスの高さが魅力です。性能に多少の差はあるものの、「デュエットナイトアビス」を遊ぶには十分すぎる性能を備えているため、心配はいりません。

CPUクーラーは冷却能力の高い水冷式を採用。長時間の稼働や高解像度でのゲームプレイ時に発生しやすい、熱によるパフォーマンス低下を防ぎやすくなっています。

デザイン面では、PC内部の視認性に優れたピラーレスタイプのケースを採用。内部パーツが黒で統一されているのも見どころです。LEDライティングで照らされたときの見栄えもよく、ゲーミングPCらしい外観を好む方にぴったりのデザイン。

以上が1位のモデルとのおもな違いです。1位と同等の性能がほしいが、デザインにもこだわりたい方におすすめのモデルといえるでしょう。

Lightning-G AF7W(189,980円)

【Lightning-G AF7W】の評価

Lightning-G AF7Wの評価
CPURyzen 7 7700
グラフィック RTX 5070 12GB
メモリ16GB
ストレージ500GB SSD
参考価格
(公式サイト)
189,980円
分割払いの目安
(48回分割)
約4,000円 / 月
分割払いについて
Lightning-G AF7Wの性能

ドスパラ公式サイトで見る

ベル塚ベル
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“安くて高性能”を体現するモデル

3位はドスパラの「Lightning-G AF7W」です。今回紹介するゲーミングPCの中で、もっとも価格が安いモデルになります。

本製品は、ドスパラではデスクトップPCとして分類されていますが、CPUに「Ryzen 7 7700」、GPUに「RTX 5070 12GB」を搭載しており、十分すぎるほどのゲーミング性能を誇ります。

その性能は折り紙付きで、製品の販売ページに掲載されている各ゲームのFPS参考値によれば、PCゲームの中でも重量級とされる「モンスターハンターワイルズ」を素のスペックで80FPS(フルHD/最高画質)でプレイすることが可能です。これだけの性能があれば、「デュエットナイトアビス」も快適にプレイできるでしょう。

一方で、物理メモリは16GB、ストレージは500GB SSDと、標準構成の容量はやや控えめです。ゲームを本格的に楽しみたい場合は、どちらもアップグレードしておいて損はないでしょう。

FRGPLMB650W/SG2(309,800円)

【FRGPLMB650W/SG2】の評価

FRGPLMB650W/SG2の評価
CPURyzen 7 7800X3D
グラフィックRadeon RX 9070 XT 16GB
メモリ32GB
ストレージ1TB SSD
参考価格
(マウス公式サイト)
309,800円
FRGPLMB650W/SG2の性能

FRONTIER公式サイトで見る

ベル塚ベル
ベル塚ベル

妥協せずにゲームを遊びたい方におすすめの一台

4位は、FRONTIERのゲーミングPC「FRGPLMB650W/SG2」です。今回紹介するPCの中でもっとも高価なモデルとなります。

CPUには、「Ryzen 7」シリーズの中でもとくにゲーミング性能が高く、FPSも伸びやすい「Ryzen 7 7800X3D」を採用。多くのゲーマーに愛用されており、高い人気を誇るCPUです。

GPUは「Radeon RX 9070 XT 16GB」を搭載しており、こちらもゲーミング性能の高さが魅力です。さらに、ビデオメモリが16GBと大容量なため、「デュエットナイトアビス」をWQHDや4K解像度でも快適にプレイできます

さまざまなインテリアと調和する、ホワイトで統一されたデザインも大きな魅力のひとつです。性能もデザインも妥協したくない方におすすめのモデルといえるでしょう。

S2-147F56Ti8(249,800円)

【S2-147F56Ti8】の評価

S2-147F56Ti8の評価
CPUCore i7-14700F
グラフィックRTX 5060 Ti 8GB
メモリ32GB
ストレージ1TB SSD
参考価格
(公式サイト)
249,000円
分割払いの目安
(36回分割)
約7,000円 / 月
分割手数料無料
S2-147F56Ti8の性能

STORM公式サイトで見る

ベル塚ベル
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クリエイティブな要素にも強いゲーミングPC

5位には、STORMのゲーミングPC「新界シリーズ 第二世代」のひとつである「S2-147F56Ti8」がランクインしました。

本モデルは、CPUに「Intel Core i7-14700F」、GPUに「RTX 5060Ti 8GB」を搭載しています。中でも特筆すべきは、CPUの存在です。

「Intel Core i7-14700F」は、Intel製CPUの中でも高いゲーミング性能を持つだけでなく、動画編集や3Dモデリングといったクリエイティブ用途にも優れている点が特徴です。そのため、ゲームとクリエイティブ作業の両方でPCを使いたい方にとって理想的なモデルと言えるでしょう。

また、本モデルには配線がマザーボード背面に収納された、背面コネクタマザーボードを採用しており、PC内部がよりスッキリとした見た目になるのも大きな特徴です。さらに、CPUクーラーには2.8インチ液晶画面が搭載されており、写真や動画を映すことができるため、お好みの映像で自分好みの空間を演出できます。こうした他メーカーにはないデザインへのこだわりも、本モデルが持つ魅力のひとつといえます。

ゲーミングPCを安く購入するには

BTOメーカー各社は定期的にセールを行っているので、そのタイミングで割引されている商品、あるいは配布されるクーポンを使って購入するのが一番お得です。

特にドスパラやマウスコンピューター、ツクモは常に何かしらのセールを行っているため、そのタイミングでお得なモデルの中から選んで購入するというのもアリ。

ゲームPCラボでは各社のセール情報を定期的にまとめているので、よかったらぜひ下記の記事を覗いて見てください!

【初心者向け】ゲーミングPCを選ぶときの注意点

おすすめのゲーミングPCをいくつか紹介しましたが、初心者の方がゲーミングPCを選ぶ際に注意した方が良い点がいくつかあるためこちらも紹介します。

専門的な話をすればパーツの組み合わせなど色々な点があるのですが、今はおおむねどの通販サイトでも最低限のラインは満たしたものが販売されています。

ここでは、ゲーミングPC初心者の方に向けてまず抑えておくべき注意点として下記3点を紹介します。

ゲーミングPCを選ぶときの注意点3点
  • できるだけノート型ではなくデスクトップ型にする
  • 自分が必要としているスペックを把握する
  • 何年後に買い替えるかを想定する

とにかく「その機能は必要なのか?」あるいはその逆で「その機能は本当になくても大丈夫なのか?」ということをよく検討するようにしましょう。

より詳しくは下記のページでも詳細を解説しています。よろしければぜひご覧ください。

【初心者向け】ゲーミングPC購入時のカスタマイズについて

ドスパラやマウスでは、購入直前にパーツの増設やアップグレードを行うカスタマイズが可能です。

もちろん本体購入後に自分で安いパーツをPCに組み込むことも可能ですが、慣れないうちは店舗側で組み込んでくれる事前カスタマイズを利用することをおすすめします。

特に物理メモリやストレージなどは後で不足すると困ってしまうので、事前によく検討するようにしましょう。

最後に

今回は「デュエットナイトアビス」の推奨スペックとおすすめのゲーミングPCを併せて紹介しました。

ハイクオリティなオープンワールドゲームということもあり、要求スペックはやや高めですが、20万円前後のPCがあれば快適にプレイできます。もし「本作を高解像度でプレイしたい」もしくは「他の重量級タイトルも遊びたい」という場合は、20万円後半のモデルを選ぶといいでしょう。

ゲームPCラボではゲーム別の推奨スペックを定期的に発信していますので、興味のある方はぜひご覧になってみてくださいね!

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GALLERIA×葛葉コラボモデルのおすすめ紹介!注文殺到の大人気モデルを買って推し活を満喫しようhttps://gamepc-lab.jp/galleriaxkuzuha/https://gamepc-lab.jp/galleriaxkuzuha/#respondWed, 29 Oct 2025 03:07:36 +0000https://gamepc-lab.jp/?p=8563

にじさんじに所属する大人気VTuber・葛葉さんと、BTOパソコンメーカー「ドスパラ」がタッグを組んで売り出した、GALLERIAの葛葉コラボモデルPCが大きな話題を集めています。 このモデルは2025年10月7日の発売 ... ]]>

にじさんじに所属する大人気VTuber・葛葉さんと、BTOパソコンメーカー「ドスパラ」がタッグを組んで売り出した、GALLERIAの葛葉コラボモデルPCが大きな話題を集めています。

このモデルは2025年10月7日の発売と同時に、想定をはるかに上回る注文が殺到。発売日当日に受注が一時的に停止されるほどの反響を呼びました。

ここでは、そんなドスパラの予想を大きく超える人気となったGALLERIA 葛葉コラボモデルPCの特徴や、数あるラインナップの中からおすすめのゲーミングPCモデルを紹介していきます。購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

この記事の監修者・執筆者

【監修者】ゲームPCラボ管理人

KUL

経歴・想い

当時ハマっていたMMOが好きすぎてそのまま運営会社に就職、その後ゲーム内イベントの企画やデバッグ・GMなどを担当していました。今は業界から離れてしまったもののゲーム好きなのはずっと変わらず。

社会人になりたての頃に何もわからないまま購入したゲーミングPCで失敗…。最近周囲でゲーミングPCを検討する人が増えてきたこともあり、自分と同じ失敗をしてほしくないという思いからこの「ゲームPCラボ」を立ち上げました。

【執筆者】ゲームPCラボ ライター

ベル塚ベル

経歴・想い

ゲーム関連の雑誌・書籍、そしてWebサイトを中心に執筆活動を行うフリーライター。生粋のゲーマーであり、仕事もプライベートもゲーム三昧。

Steamで頻繁にゲームをプレイすることから、ゲーミングPCにも精通しています。その知識と経験を活かし、読者の皆さんがより快適にPCゲームを楽しめるような情報をお届けします。

葛葉コラボモデルPCの特徴

特徴①:ケース内外の至るところに葛葉がテンコ盛り

本モデルは、ドスパラの人気ゲーミングPCシリーズ「GALLERIA Fシリーズ」をベースにしています。

サイズは幅217mm、奥行き446mm、高さ501mmと、デスクトップPCとしては大きめです。PC内部を美しく見せるピラーレス設計を採用しており、ベースとなるFシリーズはクリアガラスパネル越しにPC内部を一望できる構造となっています。

葛葉コラボモデルPCでは、そのクリアガラスパネル一面に本田ロアロ氏による描き下ろしイラストが描かれています。葛葉さんのイメージカラーである白・黒・赤を基調とし、マンガのようなタッチのイラストが特徴的です。PC内部のLEDライトが赤く点灯することで、イラストに躍動感が加わり、まるで葛葉さんがそこにいるかのような存在感を生み出しているのも、大きな魅力です。

ベル塚ベル
ベル塚ベル

本田ロアロ氏は、葛葉さんのキャラクターデザインを手がけたイラストレーターで、他にも同じにじさんじ所属の長尾景さんや、「ブルーアーカイブ」の京極サツキなどのデザインも担当しています。

さらに、水冷式CPUクーラーは葛葉ロゴが刻まれた特別仕様。ARGBライティングに対応しているため、赤以外にもその日の気分に合わせて発光色を変更できる点もうれしいポイントです。

また、水冷式CPUクーラーは冷却性能の高さが特徴で、ゲームプレイ時に気になる熱によるパフォーマンス低下を防ぎます。もちろん、葛葉さんがイベントの主催・実況を務めたゲーム「League of Legends」(通称「LoL」)も、本モデルなら長時間快適にプレイできます。

特徴②:専用のシステムボイスと壁紙で葛葉をいつも感じられる

本モデルには特典として、オリジナルのシステムボイスと2種類の壁紙データが付属しています。システムボイスは、「デバイスの接続」や「ゴミ箱を空にする」といったシステム音を葛葉さんのボイスに変更できるもので、PCの操作中にさまざまな場面で葛葉さんの声を楽しむことができます。

壁紙は、デスクトップ背景を変更できるアイテムで2種類用意されています。ひとつは葛葉さんの美麗なイラストが描かれたデザイン、もうひとつは葛葉ロゴのみをあしらったシンプルなデザインです。

ベル塚ベル
ベル塚ベル

システムボイスは出荷時に設定されていませんので、同梱の手順書を参考に自身で設定する必要があります。設定方法は非常に簡単なため、PC初心者の方でも問題なく変更できるので心配は無用!

特徴③:リアルグッズも盛りだくさん

同梱されているのは、システムボイスや壁紙だけではありません。実際に手に取って楽しめるリアルグッズとして、A4クリアポスター、オリジナルステッカー、メッセージカードも付属しています。部屋に飾ったり、お気に入りのアイテムに貼ったりして、葛葉さんをより身近に感じてみてはいかがでしょうか。

さらに、PC本体やオリジナルグッズを梱包するダンボール箱も、葉ロゴをあしらった特別なコラボ仕様。ここでしか手に入らない限定アイテムなので、開封後も大切に保管しておくのがおすすめです。

おすすめの葛葉コラボモデルPC5選

ここからは今回のGALLERIA×葛葉コラボモデルの中でもおすすめのPCを5台紹介していきます。

おすすめ葛葉コラボモデルPCまとめ

製品名購入リンク参考価格(税込)CPUグラフィックメモリストレージCPUクーラーカスタマイズ
KZHPR7A-R56T16G-B公式サイト309,980円Ryzen 7 7700RTX 5060 Ti 16GB16GB1TB SSD水冷
KZHGC5A-R56-B公式サイト254,980円Core Ultra 5 225FRTX 5060 8GB16GB1TB SSD水冷
KZHPR7A-R56-B公式サイト264,980円Ryzen 7 7700RTX 5060 8GB16GB1TB SSD水冷
KZHDR7A-R58-B公式サイト549,980円Ryzen 7 9800X3DRTX 5080 16GB32GB1TB SSD水冷
KZHPC7AR57-B公式サイト364,980円Core Ultra 7 265FRTX 5070 12GB16GB1TB SSD水冷
※参考価格は公式サイトを参照しています(2025年10月現在の価格)

KZHPR7A-R56T16G-B(309,980円)

ベル塚ベル
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スペックアップしたカジュアル向けモデル

最もおすすめなのはCPU「Ryzen 7 7700」とGPU「RTX 5060 Ti 16GB」を搭載した「GALLERIA KZHPR7A-R56T16G-B」。

本モデルの大きな特徴は、GPUに搭載された大容量のVRAMです。16GBのVRAMを備えているため、軽量級や中量級のゲームであれば、フルHDだけでなくWQHDでも十分快適にプレイできます。

基本的にこれくらいの性能があれば困ることはありませんが、「モンスターハンターワイルズ」のような重量級タイトルを高解像度でより安定してプレイしたい場合などは、このあとに紹介する「RTX 5070 12GB」「RTX 5080 16GB」搭載モデルもおすすめです。

ドスパラ公式サイトで見る

KZHGC5A-R56-B(254,980円)

ベル塚ベル
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価格を抑えつつもクリエイティブなことに挑戦したいなら、このモデルがおすすめ

次に紹介するのは「GALLERIA KZHGC5A-R56-B」

このモデルは、CPUに「Core Ultra 5 225F」、GPUに「RTX 5060 8GB」を搭載しており、PCゲームをフルHD画質でカジュアルに楽しみたい方に最適なスペックとなっています。

次に紹介する「KZHPR7A-R56-B」とのおもな違いは、CPUにあります。こちらは「Core Ultra」シリーズを搭載しているため、ゲームはもちろん、クリエイティブな作業にも挑戦することが可能です。

KZHPR7A-R56-B(264,980円)

ベル塚ベル
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純粋にゲームだけをプレイしたいなら、こちらのモデルが最適

CPUに「Ryzen 7 7700」、GPUに「RTX 5060 8GB」を搭載したモデル。

基本的な性能は同等ですが、3位でも触れたとおり、大きな違いはCPUの存在です。こちらはゲーミング性能がやや高い「Ryzen 7 7700」を採用している点が大きなポイント。クリエイティブな用途を重視せず、純粋にゲームだけを楽しみたい方には、こちらのモデルがおすすめといえるでしょう。

KZHDR7A-R58-B(549,980円)

ベル塚ベル
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あらゆるゲームを妥協なく遊べる優秀な一台

50万円を超える価格とあって非常に高価ですが、その値段にふさわしい圧倒的な性能を備えているモデルです。

CPUには、「Ryzen 7」シリーズの中でも人気の高い「Ryzen 7 9800X3D」を搭載。他のCPUと比較してフレームレート(fps)が伸びやすく、ゲーム映像の滑らかさが向上するのが特徴です。

GPUには、「GeForce」シリーズの中でも圧倒的なマシンパワーを誇る「RTX 5080 16GB」を採用。「モンスターハンターワイルズ」では、フルHD(最高画質)で105fps、WQHD(最高画質)で95fps、4K(中画質)で60fpsを実現しています。PCゲームの中でもとくに動作が重いとされる「モンスターハンターワイルズ」で、これだけのfpsを出せるのは驚きです。このスペックがあれば、大抵のPCゲームを快適に楽しむことができるでしょう。

※fpsはドスパラが計測した参考値です。

KZHPC7A-R57-B(364,980円)

ベル塚ベル
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ゲームとクリエイティブの両方で活躍するモデル

2位にランクインした「GALLERIA KZHPC7A-R57-B」は、CPUにIntel「Core Ultra 7 265F」を搭載したモデルです。このCPUのゲーミング性能は、1位のPCに採用されている「Ryzen 7 9800X3D」と比べると劣りますが、動画編集や3Dレンダリング、AI作業などクリエイティブな用途に強い点が大きな特徴です。

また、ゲーミング性能は若干控えめなものの、GPUには根強い人気を誇るミドルスペック帯の「RTX 5070 12GB」が搭載されているため、総合的なゲーミングパフォーマンスは十分高水準。「モンスターハンターワイルズ」をフルHD(最高画質)で85fps、WQHD(最高画質)で65fpsと、高いフレームレートで快適にプレイできます。1位のPCほどのパワーはありませんが、本モデルでも幅広いジャンルのゲームを快適に楽しむことができるでしょう。

※fpsはドスパラが計測した参考値です。

ドスパラとは

ドスパラは、国内有数のBTOパソコンメーカーです。さまざまなe-sports大会で協賛を務めており、ゲーミングPCの「GALLERIA」シリーズがとくに有名です。

10万円以下で購入できるエントリーモデルから、100万円クラスのプロ仕様ハイエンドモデルまで、幅広いラインナップを取りそろえており、使い勝手の良さと洗練されたデザインが売りのひとつです。とりわけ人気の「GALLERIA」シリーズは、簡単に取り外して清掃できる防塵フィルターや、派手さを抑えた落ち着きのある外観が、多くのゲーマーやストリーマーから高く支持されています。

「最短当日出荷ですぐ届く」という点もドスパラの強みといえるでしょう。ゲーミングPCは注文後に組み立てが行われるため、手元に届くまでに時間がかかりがちです。しかし、ドスパラでは製品によっては最短で当日出荷にも対応しており、購入から2~3日後にはPCゲームを始められます。

KUL
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ただ、葛葉コラボモデルは人気製品のため納期がかなり長めに設定されているようでその点には注意が必要です。

ドスパラは価格面での強みも大きな魅力です。販売サイトでは頻繁にセールや値引きが行われており、目当ての製品をお得に購入できるチャンスも豊富。加えて、分割払いが36回まで手数料無料という制度があるため、予算に余裕がない場合でも無理なくゲーミングPCを購入できます。

ベル塚ベル
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販売ページに、対象ゲームのプレイ時fps(参考値)が明記されている点も、購入時の参考になるありがたいポイントです。

コラボPCとは

タッグを組んで作る特別仕様のパソコン

そもそもコラボPCってなんぞ? という話にも触れておきたいと思います。コラボPCとは、パソコンメーカーが特定のコンテンツや企業、クリエイターと協力して作る特別なパソコンのことです。

一般モデルと基本的な性能や構造は同じですが、一部パーツがコラボ仕様になっていたり、付属品としてオリジナルグッズが同梱されていたりする点が見どころです。

ベル塚ベル
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コラボPCの詳細については下記の記事を参考にしてみてください。

コスパは悪め、応援の側面が強い

正直なことを言ってしまうと、コストパフォーマンスは決して高くありません

実際に葛葉コラボモデルを例に比較すると、通常モデルとの差は約5万円。PCケースやCPUクーラーが特別仕様になっていたり、オリジナルグッズが同梱されていたりするとはいえ、高いと感じる方も多いでしょう。

モデルKZHPR7A-R56T16G-B
(葛葉コラボモデル)
FPR7A-R56T16G-B
(通常モデル)
CPURyzen 7 7700Ryzen 7 7700
GPURTX 5060 Ti 16GBGeForce RTX 5060 Ti 16GB
メモリ16GBメモリ DDR516GBメモリ DDR5
ストレージ1TB Gen4 SSD1TB Gen4 SSD
価格(税込)309,980円254,980円

コラボPCは、どちらかと言えば限定特典の入手や、コラボしているクリエイターへの応援という側面が強い商品といえます。今回の場合、コラボモデルPCを購入することで葛葉さんにインセンティブが発生し、間接的に応援することができるのです。

ベル塚ベル
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自分の「推し」を応援する、いわゆる“推し活”にも最適です。とくにこのような高額なコラボ商品はインセンティブ率が高い場合が多く、スーパーチャットなどを送るよりも、推しの応援に繋がります。

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NTEの推奨スペック・おすすめゲーミングPC5選!アニメ調3Dのめちゃカワオープンワールドゲー!https://gamepc-lab.jp/nte-suisyo/https://gamepc-lab.jp/nte-suisyo/#respondTue, 21 Oct 2025 03:38:19 +0000https://gamepc-lab.jp/?p=8545

東京ゲームショウ2025に出展され、大きな話題を呼んだ新作オープンワールドRPG「NTE: Neverness to Everness」(以下、「NTE」)。 本作は、主人公である異能者をはじめとする個性豊かなキャラクタ ... ]]>

東京ゲームショウ2025に出展され、大きな話題を呼んだ新作オープンワールドRPG「NTE: Neverness to Everness」(以下、「NTE」)。

本作は、主人公である異能者をはじめとする個性豊かなキャラクターたちが、さまざまな異常現象(アノマリー)に立ち向かう作品です。

ここでは、そんな本作を遊ぶのに必要なPCの推奨スペックや、おすすめのゲーミングPCを紹介していきます。これから「NTE」をPCで遊ぼうとしている方やこれを機にPCを買い換えようとしている方はぜひ参考にしてみてください。

この記事の執筆者

【監修・執筆者】ゲームPCラボ管理人

KUL

経歴・想い

当時ハマっていたMMOが好きすぎてそのまま運営会社に就職、その後ゲーム内イベントの企画やデバッグ・GMなどを担当していました。今は業界から離れてしまったもののゲーム好きなのはずっと変わらず。

社会人になりたての頃に何もわからないまま購入したゲーミングPCで失敗…。最近周囲でゲーミングPCを検討する人が増えてきたこともあり、自分と同じ失敗をしてほしくないという思いからこの「ゲームPCラボ」を立ち上げました。

【執筆者】ゲームPCラボ ライター

ベル塚ベル

経歴・想い

ゲーム関連の雑誌・書籍、そしてWebサイトを中心に執筆活動を行うフリーライター。生粋のゲーマーであり、仕事もプライベートもゲーム三昧。

Steamで頻繁にゲームをプレイすることから、ゲーミングPCにも精通しています。その知識と経験を活かし、読者の皆さんがより快適にPCゲームを楽しめるような情報をお届けします。

NTE(Neverness to Everness)とは

タイトルNeverness to Everness
ジャンルオープンワールドRPG
サービス開始日未定
開発元Hotta Studio
価格基本プレイ無料

現代都市“ヘテロシティ”を舞台に、常識を覆すような異象事件をアクションや謎解きで解決していく新時代のオープンワールドRPGです。

アニメ調の3DCGグラフィックは、『原神』や『鳴潮』を彷彿とさせますが、本作ならではの特徴はストーリーにあります。1話完結型で日常コメディ要素が強く、ドタバタアニメを観ているような感覚で物語を楽しみながらプレイできるのが魅力です。こうしたジャンルのアニメや漫画が好きな人には、とくに刺さる作品といえるでしょう。

バトルにもこだわりが感じられ、通常攻撃や回避(ジャスト回避)、パリィ、必殺技など多彩なアクションが用意されており、同ジャンルの他作品とは一線を画すおもしろさがあります。

ベル塚ベル
ベル塚ベル

「グランド・セフト・オートV」のように自動車やバイクで広大な都市を自由に移動できる点も魅力です。白熱のレース要素もあります。

NTEの公式推奨スペックについて

ここからは「Neverness to Everness」の推奨スペックについて紹介します。

ゲームPCラボでは各ゲームの推奨スペックについて「公式サイト推奨スペック」「ゲームPCラボ推奨スペック」の2つを紹介しています。

なぜ2つの推奨スペックがあるのか気になった方がいるかもしれません。

実はこれは推奨スペックがそれぞれのPCの常駐プログラム(ウイルス対策ソフトなど)まで想定していないことがあるためで、実際に不自由なく快適に遊べる「本当の推奨スペック」は公式の推奨スペックよりももう少し上であることがしばしばあります。

KUL
KUL

ゲームのレビューで「スペックを満たしてるのに重い」というような意見を見たことはありませんか?それはおそらくこの「本当の推奨スペック」でないことが要因です。

そういったことも踏まえて、当サイトでは独自の「ゲームPCラボ推奨スペック」を設定して公式サイトの指標とは異なるものも紹介することにしています。

これを超えていないと問題があるというわけではありませんが、特に新しくPCの購入を考えている方はこのスペックを超えたものを買ったほうが無難かと思います。

ちなみに、必要スペック(必要動作環境)推奨スペック(推奨動作環境)の違いについてはご存じでしょうか。

ちょっと不安かも、という方はぜひ下記の記事もご覧ください!

公式サイト推奨スペック

公式サイトによると推奨スペックは下記の通りです。

OSWindows® 10, 64bit版以上
CPUIntel® Core i7-12700 以上
GPUNVIDIA GeForce 3060(VRAM 8GB)
または同等以上以上
物理メモリ32 GB RAM
ストレージ空き容量60GB以上 SSDの利用を推奨

上記のスペックは、2025年7月3日~7月17日に実施されたクローズドβテストのものになります。

本作は、「グランド・セフト・オートV」や「Marvel’s Spider-Man」のように、広大な都市を舞台としたオープンワールドRPGです。都市内には多数のNPCが生活し、自動車や電車も走っており、現実さながらの世界が再現されています。建物の作り込みも細かく、路地裏にはラクガキや汚れなどのディテールが施され、都市を散歩するだけでも楽しめる仕上がりになっています。

こうした理由から、本作の推奨スペックは比較的高めです。数年前のPCでは、一部スペック不足となる可能性があります。

ベル塚ベル
ベル塚ベル

AAAタイトルを彷彿とさせるスペック。しかもこのクオリティで基本プレイ無料! 時代の進化を感じます。

ゲームPCラボ推奨スペック

公式情報を踏まえた上で、これからゲーミングPCを購入する方に向けたおすすめの推奨スペックが下記の通りです。

OSWindows® 10, Windows® 11, 64bit
CPUCore i9-12900
Ryzen 7 7700
GPUGeForce RTX 5060
Radeon RX9060 XT
物理メモリ32 GB RAM
ストレージ100GB以上の空き容量のあるSSD

こちらがゲームPCラボが推奨するスペックです。本作の推奨スペックは高めですが、近年のモデルであれば特別珍しいものではありません。

実際、CPUやGPUの条件を満たすPCは、10万円台後半から入手可能です。価格を抑えたい場合は、最小限の出費でスペックを揃えることもできるでしょう。

ベル塚ベル
ベル塚ベル

本作は、NVIDIAの超解像技術「NVIDIA DLSS 4」に対応しています。高精細なグラフィックを楽しみたいなら、GeForce製GPUの搭載モデルがおすすめです。

ただし注意したいのが、物理メモリの容量です。最安ラインの多くは16GBが標準となっており、推奨を満たしていません。購入後に自分で増設する選択肢もありますが、初心者にとってはやや手間がかかります。

そのため、購入時は物理メモリが32GB搭載されているかをしっかり確認しましょう。16GBの場合は、追加料金を払って32GBにアップグレードしておくことを忘れずに!

なお、本ページで紹介するおすすめPCはすべて標準で32GB搭載のため、追加のアップグレードは不要です。

ベル塚ベル
ベル塚ベル

価格が安いモデルはストレージ容量が500GBの場合が多いです。このままだと容量不足になりやすいため、メモリ同様、アップグレードをおすすめします。

NTEにおすすめのゲーミングPC5選

ここからは推奨スペックを踏まえて、ランキング形式でおすすめのゲーミングPCを紹介していきます。

基本的には予算10万円台後半20万円台半ばくらいのゲーミングPCを選ぶといいでしょう。

順位製品名購入リンク参考価格(税込)CPUグラフィックメモリストレージCPUクーラーカスタマイズ
FK-96XB96XT公式サイト184,000円Ryzen5 9600XRX9060XT 16GB32GB1TB SSD空冷
FRGHLB760/SG1公式サイト215,800円Core i7-14700FRTX 5060 Ti 8GB32GB1TB SSD水冷
FRGHLB860/SG4公式サイト199,800円Core Ultra 5 225FRX9060XT 8GB32GB1TB SSD水冷
NEXTGEAR
HD-A7G70
公式サイト264,980円Ryzen 7 9700XRTX 5070 12GB32GB1TB SSD水冷
GALLERIA
XDR7A-R57-GD
公式サイト314,980円Ryzen 7 7800X3DRTX 5070 12GB32GB1TB SSD水冷
※参考価格は公式サイトを参照しています(2025年11月現在の価格)
順位製品名購入リンク参考価格(税込)CPUグラフィックメモリストレージCPUクーラーカスタマイズ
FK-96XB96XT公式サイト184,000円Ryzen5 9600XRX9060XT 16GB32GB1TB SSD空冷
FRGHLB860/SG4公式サイト199,800円Core Ultra 5 225FRX9060XT 8GB32GB1TB SSD水冷
FRGHLB760/SG1公式サイト215,800円Core i7-14700FRTX 5060 Ti 8GB32GB1TB SSD水冷
NEXTGEAR
HD-A7G70
公式サイト264,980円Ryzen 7 9700XRTX 5070 12GB32GB1TB SSD水冷
GALLERIA
XDR7A-R57-GD
公式サイト314,980円Ryzen 7 7800X3DRTX 5070 12GB32GB1TB SSD水冷
※参考価格は公式サイトを参照しています(2025年11月現在の価格)
KUL
KUL

目当てのPCが終売・売切になっている場合は下記記事もご覧ください!おおむねこれくらいの価格帯のPCもおすすめです!

FK-96XB96XT(184,000円)

【FK-96XB96XT】の評価

FK-96XB96XTの評価
CPURyzen5 9600X
グラフィック Radeon RX9060XT 16GB
メモリ32GB
ストレージ1TB SSD
参考価格
(公式サイト)
184,000円
分割払いの目安
(36回分割)
約5,110円 / 月
分割手数料無料
FK-96XB96XTの性能

STORM公式サイトで見る

ベル塚ベル
ベル塚ベル

圧倒的なコストパフォーマンス! 安くてシンプルで性能◎な優等生

今回もっともおすすめしたいのが、STORMのゲーミングPC風域シリーズの「FK-96XB96XT」です。

CPUには「Ryzen5 9600X」、GPUには「Radeon RX 9060 XT 16GB」を搭載。いずれもミドルクラスで高い人気と実力を持ったパーツです。とくに「RX 9060 XT」は、ビデオメモリが8GBではなく16GB搭載されており、WQHD解像度でのゲームプレイでも余裕のあるパフォーマンスを発揮します。

非常に安定したゲーミング性能に加え、18万円台という価格にもかかわらず、メモリとストレージが大容量であることも大きな魅力です。このスペックであれば、後からアップグレードの必要はほとんどありません。

また、他の紹介PCと異なる点として、CPUクーラーには大型空冷タイプが採用されています。水冷よりコストを抑えられる反面、冷却能力はやや劣りますが、「Ryzen5 9600X」は発熱が少ないため、大型空冷クーラーでも十分対応可能です。空冷だからといって心配する必要はありません。

FRGHLB760/SG1(215,800円)

【FRGHLB760/SG1】の評価

FRGHLB760/SG1の評価
CPUCore i7-14700F
グラフィックGeForce RTX 5060 Ti 8GB
メモリ32GB
ストレージ1TB SSD
参考価格
(公式サイト)
215,800円
FRGPLB760W/SG1の性能

FRONTIER公式サイトで見る

ベル塚ベル
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ゲーム以外にもマルチに活躍する万能ゲーミングPC

2位にランクインしたのは、FRONTIERのゲーミングPC「FRGHLB760/SG1」です。

2025年に発売された新世代GPU「RTX 5060 Ti 8GB」は、公式推奨の「RTX 3060」より2世代新しいモデルです。ゲームグラフィックをより美しく描写する「フルレイトレーシング」や、フレームレート(FPS)の向上と高画質化を実現する「NVIDIA DLSS 4」に対応している点が魅力です。

もうひとつの特徴はCPUです。「Core i7-14700F」は2024年1月発売の第14世代CPUで、最新ではないものの、Intel製CPUの中でも高いゲーミング性能を持ち、現在も根強い人気があります。また、動画編集や3Dモデリングなどの用途にも強く、クリエイティブ分野でも高いパフォーマンスを発揮します。

惜しいポイントは、GPUのビデオメモリが8GBである点です。「NTE」をフルHDでプレイするには十分な性能ですが、それ以上の高解像度環境では力不足となります。

FRGHLB860/SG4(199,800円)

【FRGHLB860/SG4】の評価

FRGHLB860/SG4の評価
CPUCore Ultra 5 225F
グラフィックRX9060XT 8GB
メモリ32GB
ストレージ1TB SSD
参考価格
(マウス公式サイト)
199,800円
FRGHLB860/SG4の性能

FRONTIER公式サイトで見る

ベル塚ベル
ベル塚ベル

AI用途も視野に入れるなら、こちらのモデルがおすすめ

3位にもFRONTIERのゲーミングPC「FRGHLB760/SG1」がランクインしました。

CPUに「Core Ultra 5 225F」、GPUに「RX 9060 XT 8GB」を搭載したモデルで、AI分野での活用に強みがある点が特徴です。

その理由は、「Core Ultra 5 225F」にあります。このCPUにはAIや機械学習の処理を高速化する専用プロセッサが備えられており、他のCPUと比べてAI関連の作業効率で高いパフォーマンスを発揮します。

ただし、ゲーミング性能は「Core i7-14700F」よりやや劣ります。AI関連の用途を想定している場合にこそ本モデルの強みが生きるといえるでしょう。

前述のとおり、ゲーミング性能はやや控えめですが、「NTE」を快適にプレイするには十分なスペックです。また、最大転送速度の速い「DDR5」メモリを採用するなど、細部の性能は2位の「FRGHLB760/SG1」よりも優れている点も見逃せません。

NEXTGEAR HD-A7G70(274,800円)

【NEXTGEAR HD-A7G70】の評価

NEXTGEAR HD-A7G70の評価
CPURyzen 7 9700X
グラフィックRTX 5070 12GB
メモリ32GB
ストレージ1TB SSD
参考価格
(公式サイト)
274,800円
分割払いの目安
(24回分割)
約11,400円 / 月
分割手数料無料
NEXTGEAR HD-A7G70の性能

マウス公式サイトで見る

ベル塚ベル
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ワンランク上のゲーミング体験を楽しめるパワフルな一台

4位はmouseのゲーミングPC「NEXTGEAR HD-A7G70」です。

3位までのPCと比べて価格は大きく上がりますが、その分、性能も大幅に向上しています。とくに注目すべきは、GPUの「RTX 5070 12GB」です。

このモデルは「RTX 5060/5060 Ti」よりも上位に位置し、「NTE」をはじめとするさまざまなゲームを快適にプレイできる十分なパワーを備えています。PCゲームの中でも高い負荷がかかる「モンスターハンターワイルズ」も快適に動作するため、ゲーミング性能は申し分ありません。このクラスのスペックがあれば、今後しばらくはゲームの推奨スペックで悩むこともないでしょう。

また、PCケースには高い冷却性能を保つための優れたエアフロー構造と、美しく光るRGBケースファンを搭載。デザインと実用性を両立したこだわりのあるゲーミングPCとなっています。

GALLERIA XDR7A-R57-GD(314,980円)

【GALLERIA XDR7A-R57-GD】の評価

GALLERIA XDR7A-R57-GDの評価
CPURyzen 7 7800X3D
グラフィックRTX 5070 12GB
メモリ32GB
ストレージ1TB SSD
参考価格
(公式サイト)
314,980円
分割払いの目安
(48回分割)
約6,600円 / 月
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GALLERIA XDR7A-R57-GDの性能

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ベル塚ベル
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重量級ゲームをWQHDで遊べるポテンシャルを備えた、つよつよゲーミングPC

5位は、ドスパラのゲーミングPC「GALLERIA XDR7A-R57-GD」です。

今回紹介するPCの中でもっとも高額なモデルとなります。4位の「NEXTGEAR HD-A7G70」と同様に、GPUには「RTX 5070 12GB」を搭載しており、「NTE」をはじめ、さまざまなゲームをフルHDやWQHD解像度で快適にプレイできます

快適なゲーミング体験をさらに強固なものにしてくれるのが、CPUの「Ryzen 7 7800X3D」です。これは「Ryzen 7」シリーズのなかでもとくに人気の高い「X3D」モデルで、従来のCPUに比べてフレームレートが向上しやすい特徴を持っています。フレームレートが安定することで、より高い快適性と視認性を実現できるため、ゲームパフォーマンスを重視する方にはおすすめの一台です。

また、本モデルのPCケースは、上面、前面、側面に防塵フィルターを搭載し、いずれも簡単に取り外せます。メンテナンス性に優れており、日頃の手入れが苦手な方にも配慮された設計となっている点にも注目です。

ゲーミングPCを安く購入するには

BTOメーカー各社は定期的にセールを行っているので、そのタイミングで割引されている商品、あるいは配布されるクーポンを使って購入するのが一番お得です。

特にドスパラやマウスコンピューター、ツクモは常に何かしらのセールを行っているため、そのタイミングでお得なモデルの中から選んで購入するというのもアリ。

ゲームPCラボでは各社のセール情報を定期的にまとめているので、よかったらぜひ下記の記事を覗いて見てください!

【初心者向け】ゲーミングPCを選ぶときの注意点

おすすめのゲーミングPCをいくつか紹介しましたが、初心者の方がゲーミングPCを選ぶ際に注意した方が良い点がいくつかあるためこちらも紹介します。

専門的な話をすればパーツの組み合わせなど色々な点があるのですが、今はおおむねどの通販サイトでも最低限のラインは満たしたものが販売されています。

ここでは、ゲーミングPC初心者の方に向けてまず抑えておくべき注意点として下記3点を紹介します。

ゲーミングPCを選ぶときの注意点3点
  • できるだけノート型ではなくデスクトップ型にする
  • 自分が必要としているスペックを把握する
  • 何年後に買い替えるかを想定する

とにかく「その機能は必要なのか?」あるいはその逆で「その機能は本当になくても大丈夫なのか?」ということをよく検討するようにしましょう。

より詳しくは下記のページでも詳細を解説しています。よろしければぜひご覧ください。

【初心者向け】ゲーミングPC購入時のカスタマイズについて

ドスパラやマウスでは、購入直前にパーツの増設やアップグレードを行うカスタマイズが可能です。

もちろん本体購入後に自分で安いパーツをPCに組み込むことも可能ですが、慣れないうちは店舗側で組み込んでくれる事前カスタマイズを利用することをおすすめします。

特に物理メモリやストレージなどは後で不足すると困ってしまうので、事前によく検討するようにしましょう。

最後に

今回は「NTE」の推奨スペックとおすすめのゲーミングPCを併せて紹介しました。

圧倒的なグラフィックを持つ最新のフル3Dオープンワールドゲームということもあり、ある程度のスペックが必要ですが、19~25万円台のゲーミングPCでも、快適にプレイできます。高フレームレートや高解像度で遊びたい場合は、30万円台のハイエンドモデルもおすすめです。自身のプレイスタイルと予算を考慮しながら、最適なゲーミングPCを選びましょう。

ゲームPCラボではゲーム別の推奨スペックを定期的に発信していますので、興味のある方はぜひご覧になってみてくださいね!

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https://gamepc-lab.jp/nte-suisyo/feed/0
ゲーミングPCを危険にさらす雷サージとは?予防策や被害時の対策も紹介!https://gamepc-lab.jp/pcthunder/Wed, 15 Oct 2025 03:38:24 +0000https://gamepc-lab.jp/?p=8399

私たちの身近にある自然災害のひとつ、雷。 轟音や空を切り裂く閃光は圧倒されるものがありますが、とくに恐ろしいのは落雷による被害です。 落雷の直撃や側撃は、人命を奪うだけでなく、建物や樹木に火災をもたらすなど、重大な事故の ... ]]>

私たちの身近にある自然災害のひとつ、雷。

轟音や空を切り裂く閃光は圧倒されるものがありますが、とくに恐ろしいのは落雷による被害です。

落雷の直撃や側撃は、人命を奪うだけでなく、建物や樹木に火災をもたらすなど、重大な事故の原因となります。

そして、こうした落雷は、実はPCにも深刻なダメージを与えることがあるのをご存じでしょうか。本記事では、落雷によってPCに生じうる被害と、その予防策、万が一被害を受けた場合の対処方法について詳しく解説します。

この記事の監修者・執筆者

【監修者】ゲームPCラボ管理人

KUL

経歴・想い

当時ハマっていたMMOが好きすぎてそのまま運営会社に就職、その後ゲーム内イベントの企画やデバッグ・GMなどを担当していました。今は業界から離れてしまったもののゲーム好きなのはずっと変わらず。

社会人になりたての頃に何もわからないまま購入したゲーミングPCで失敗…。最近周囲でゲーミングPCを検討する人が増えてきたこともあり、自分と同じ失敗をしてほしくないという思いからこの「ゲームPCラボ」を立ち上げました。

【執筆者】ゲームPCラボ ライター

ベル塚ベル

経歴・想い

ゲーム関連の雑誌・書籍、そしてWebサイトを中心に執筆活動を行うフリーライター。生粋のゲーマーであり、仕事もプライベートもゲーム三昧。

Steamで頻繁にゲームをプレイすることから、ゲーミングPCにも精通しています。その知識と経験を活かし、読者の皆さんがより快適にPCゲームを楽しめるような情報をお届けします。

落雷がゲーミングPCにもたらす被害とは

「雷サージ」による電源ユニットやマザーボードの破損

「雷サージ」とは、落雷によって発生した強い電気の衝撃波が、電線やケーブルを通じて建物内に伝わり、電化製品やPCを損傷させる現象のことを呼びます。

「雷サージ」にはいくつかの発生要因があり、PCの故障原因の多くは「誘導雷」「逆流電」によるものです。誘導雷とは、雷で発生した電流が送配電線や通信線を伝って建物内に侵入する現象を指します。一方、逆流電は、雷による電流が地面を通り建物に侵入する現象のことです。

これらの雷サージが発生すると、異常な高電圧や過電流によって、PCを含めたさまざまな家電製品のケーブル、電源ユニット、回路基板、ストレージなどが損傷する恐れがあります。

ベル塚ベル
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日本の一般家庭ではおもに100~200Vの電圧が使われていますが、雷サージが侵入する場合、その電圧は2,000~5,000Vに達することもあります。まれに15,000V以上の電圧が流れ込むケースもあり、非常に危険です。

こうした故障は目に見えない規模で発生することもあれば、異臭がするほど焼け焦げたり、最悪の場合は火災につながることもあります。また、この現象はPCや電化製品の電源をオフにしていても、ケーブルを通じて発生する点が厄介です。

ベル塚ベル
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雷サージは落雷地点から離れている場合や、避雷針が設置されている場合でも発生する可能性があります。「雷が遠ざかったから」「避雷針があるから」と油断するのは禁物

PC使用中の停電によるストレージの破損

落雷は、雷サージ以外にもPCや家電製品にさまざまな被害をもたらします。その代表例が停電です。

PC使用中に停電が発生すると、強制的にシャットダウンされることで、SSDやHDDなどのストレージがダメージを受ける場合があります。書き込み作業の中断による未保存ファイルの破損やキャッシュデータの消失などの軽微な影響から、ストレージ自体が故障してデータがすべて消失してしまうことも珍しくありません。

ベル塚ベル
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停電は、一度に多くの家電製品を使いすぎてブレーカーが落ちた場合にも発生します。衣類乾燥機、ドライヤー、エアコンなど消費電力の大きい機器を同時に使う際には、PCの電源を事前に切っておくと安心です。

お金をかけずにできるPCの落雷対策3選

対策方法①:電源ケーブルを抜く

昔から推奨されている基本的な対策です。前述のとおり、雷サージによる被害はPCの電源を切っていても、ケーブルを伝って発生します。そのため、雷が鳴り始めたらPCの電源を切り、さらにコンセントからPC本体やモニター(ディスプレイ)、プリンターなどの電源ケーブルを抜いておくことが重要です。

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アナログな方法ではありますが、お金をかけずにできるもっとも効果的な対策方法です。

対策方法②:LANケーブルも抜く

雷サージは電源ケーブルだけでなく、インターネット接続に使用するLANケーブルなどからも侵入します。つまり、電源ケーブルを含め、外部(壁にある端子)と接続されているすべてのケーブルが危険だということです。

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手間はかかりますが、LANケーブルなどもしっかり抜いておきましょう。

対策方法③:PCを窓や壁、天井から離す

厄介なことに、ケーブル類を抜くだけでは完全に安全とは言い切れません。というのも、落雷によって発生した電流が壁のコンセントや天井の照明、窓の金属部分などを通って室内に侵入し、離れた位置にあるPCにダメージを与えることがあるためです。

万全を期すのであれば、ケーブル類を抜いたうえで壁や天井、窓などから1メートル以上離しておくことを心がけましょう。

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あらかじめ長めの電源ケーブルを使い、壁や窓から離れた場所にPCを置いておけば、毎回移動させる手間が省けます。

お金をかけて行うPCの落雷対策4選

対策方法①:雷ガード機能搭載電源タップの購入

お金をかけた対策の中でもっとも手軽かつ安価なのが、電源タップを買い換えることです。

最近の電源タップには、雷サージを吸収する素子(バリスタ)を搭載した「雷ガード機能」が付いているものが多く、これを介してPCを接続することで、落雷による被害から機器を守ることができます。

価格も1,000円程度からと手頃で、使い方も従来の電源タップと同じため、専門知識がなくてもすぐに対策できるのが大きな魅力といえるでしょう。

ただし、雷ガード機能付きの電源タップは非常に種類が多く、商品選びで迷うことも少なくありません。ゲームPCラボのおすすめは、日本のコンピューター周辺機器メーカーとしておなじみのエレコムが販売している「ECT-1310O」と、サンワダイレクトの「700-TAP059-2DBRM」です。

「ECT-1310O」は、最大12500Vまでの雷サージを吸収することができ、接続機器を雷サージからしっかりと守ります。インテリアに馴染む木目調のデザインや個別のスイッチを備えた6つのタップ、ほこり防止シャッターなど使い勝手のいい機能が満載なのもうれしい点です。

ベル塚ベル
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この商品は1m、2m、3mの3種類から長さを選べる点もGood!

雷ガードだけでなくタップとしての機能性も求めたい方は「700-TAP059-2DBRM」もおすすめ。上面と側面、先端の3方向からコンセントを差し込むことができるため、アダプターの横幅が大きい充電器であっても隣の穴と干渉せずに接続できるのが大きなポイント。しかもUSB充電ポートも2口搭載でスマホや周辺機器の充電にも便利なタップです。

KUL
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これ私も使っているのですが、マグネットで机の柱にくっつけることもできるので、とにかく取り回しが良いです! パソコン回りのコードを整理するのにも便利でとってもおすすめ。

対策方法②:無停電電源装置(UPS)の導入

ふたつ目の対策は、無停電電源装置/UPS(Uninterruptible Power Supply)を導入することです。無停電電源装置とは、コンセントからの電力供給が途切れた際でも、一定時間、接続機器に電力を供給し続ける非常用電源を指します。

もともと金融機関などの重要なオンラインシステムを停電から守るために使用されていた機器ですが、近年は個人向けの商品も増えてきており、導入する人も増加しています。

接続自体は簡単ですが、価格は10,000~30,000円程度と高価です。また、製品によっては雷サージを吸収する機能が搭載されていない場合もあります。どちらかといえば、PC使用中に発生する突然の停電対策としての利用がおもな用途です。

おすすめのUPSは、フランスの電気・産業機器メーカーであるシュナイダーエレクトリックが展開する主力ブランド「APC」の「BR550S-JP」です。APCはUPS分野のパイオニアとして世界的に有名なブランドであり、その信頼性も申し分ありません。

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「BR550S-JP」は、突然の停電に対応する電源機能に加え、雷サージ保護機能も搭載しており、これ1台で停電と雷サージの両方からPCを守ることができます。また、電圧やバッテリー残量をひと目で確認できるデジタル表示パネルもあって、使い勝手のよさも特徴のひとつです。

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バッテリーの劣化を抑える自動電圧調整機能が備わっているため、長期間にわたって安心して使用できるのも大きなメリット!

対策方法③:避雷器(SPD)の設置

避雷器/SPD(Surge Protective Device)は、分電盤(ブレーカー)に設置する雷対策機器です。家に侵入した誘導雷や逆流電による雷サージを大地へ逃がすことで、PCをはじめ各種家電製品に過電圧がかかるのを防ぐ役割を持っています。

電源タップや無停電電源装置と異なり、根本的な雷サージ対策ができ、家中すべての家電に効果があります。ただし、避雷器を備えた分電盤は60,000円以上かかるうえ、別途設置工事費も必要となるため、時間と費用の両方がかかる点に注意が必要です。

ベル塚ベル
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電源タップに取り付ける小型の避雷器もあり、こちらは数千円程度と手頃ですが、接続には電工工具が必要なため、最低限の知識がないと設置しづらいのがデメリットです。

対策方法④:アース付きコンセントに変更

家の中にあるコンセントを、アース線の差し込み口付きのものに交換するのも有効な対策のひとつです。

アースとは、電気機器と大地を接続し、感電や落雷による被害、電磁波によって発生する不要な電気などを地面に逃がす仕組みです。

費用は、アース工事の種類によって大きく異なります。分電盤から各コンセントへアース線を用意する工事は約10,000~30,000円、コンセントをアース端子付きのものに交換する工事は約5,000~10,000円程度とされています。

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上記の価格はあくまで目安です。依頼する業者や自宅の状況によっては、費用が大きく変動する場合があります。

落雷があったときの注意点・被害への対処法

落雷発生直後はPCの電源を入れないこと

雷が遠ざかったからといって、すぐにPCの電源を入れるのは避けましょう。雷サージや過電流が残留している場合があり、電源を入れた瞬間に電源ユニットや回路に損傷を及ぼすリスクがあります。

残留の期間は周囲の状況により異なるため、ハッキリ言いにくい部分もあります。それでも、安全を優先するなら、雷が静まってから30分~1時間はPCのスイッチを入れないのが賢明です。

ベル塚ベル
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雷が通り過ぎた直後に電源を入れたことで、電源ユニットやグラフィックボードが故障した事例も報告されています。念のため時間を置く習慣を身につけておくといいでしょう。

異臭や焦げ跡を見つけたらブレーカーをオフに

雷発生直後に焦げたような異臭がする場合、雷サージによってコンセントや電源タップ、ケーブルが焦げている可能性があります。

雷サージによる被害箇所が確認できたら、該当するブレーカーを落として電気を遮断し、専門業者や管理会社に速やかに連絡し、指示を仰ぎましょう。

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電化製品が雷被害を受けた際は、異臭が初期症状として現れることが多いようです。

PCが被害を受けた可能性がある場合の対処

落雷の影響でPCの調子が悪くなった場合に役立つ、簡易的な見分け方をご紹介します。落雷による被害は、大きく分けて電源ユニットの破損と、それ以外の回路の故障が考えられます。

まずは電源ボタンを押し、PC内部のファンが動作するかを確認しましょう。いずれかのファンが動いていれば、電源ユニットの故障の可能性は低いと言えます。逆に、すべてのファンが動作しない場合は、電源ユニットの破損が疑われます。

ファンが動いているのに画面が映らない場合は、PCケースを開けてマザーボードを確認しましょう。マザーボードによってはエラーを知らせるLEDランプが搭載されており、その表示を確認することで、問題の原因が特定できることもあります。

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再起動のタイミングが毎回異なる場合は、CPUやメモリーのトラブルが原因となることも考えられます。

PCが破損していた場合は保証や保険をチェック

落雷の影響でPCに破損が確認できた場合は、まずPCの保証内容を確認しましょう。

購入時に付帯するメーカー保証は、基本的に自然故障のみが対象で、落雷をはじめとする天災による故障は保証の対象外となっています。そこで重要になるのが、追加料金を支払って加入する各社の延長保証プランです。

たとえば、mouseの「破損盗難保証サービス」では、落雷を含む偶発的な破損や損傷、盗難などにも対応しており、保証上限金額内であれば回数制限なく修理を受けることができます。

このように、追加の保証プランによっては天災が保証対象となる場合もあるため、心配な方はPC購入時に多少費用がかかってもこうしたプランに加入しておくことも重要です。

また、賃貸住宅入居時や持ち家の家財を対象に加入できる家財保険(火災保険)でも、落雷による電化製品(PC)の損傷について保険金が支払われる場合があります。

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雷対策のリフォームが難しい場合は、こうした追加の保証プランや家財保険の活用を検討してみるのもひとつの方法です。

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CPU型番の”F”とか”K”って何?末尾アルファベットの違いや意味を紹介https://gamepc-lab.jp/ftokaktoka/Wed, 08 Oct 2025 08:50:28 +0000https://gamepc-lab.jp/?p=8386

「Core i7-14700F」みたいにCPUの型番の末尾に付いてるFって何? そんな疑問にお答えするのが今回の記事です。 FだのKだのXだのGだの、末尾についてくるアルファベットがたくさんありますが、フタを開けてみれば ... ]]>

「Core i7-14700F」みたいにCPUの型番の末尾に付いてるFって何?

そんな疑問にお答えするのが今回の記事です。

FだのKだのXだのGだの、末尾についてくるアルファベットがたくさんありますが、フタを開けてみれば実はそこまで難しい話ではありません。

ちゃちゃっと解説していきましょう!

私がこの記事を書いています!

ゲームPCラボ管理人

KUL

経歴・想い

当時ハマっていたMMOが好きすぎてそのまま運営会社に就職、その後ゲーム内イベントの企画やデバッグ・GMなどを担当していました。今は業界から離れてしまったもののゲーム好きなのはずっと変わらず。

社会人になりたての頃に何もわからないまま購入したゲーミングPCで失敗…。最近周囲でゲーミングPCを検討する人が増えてきたこともあり、自分と同じ失敗をしてほしくないという思いからこの「ゲームPCラボ」を立ち上げました。

CPU型番の末尾に付いてる「F」って何?

末尾のFは「内蔵GPUなし」のモデルを指している

Intel製CPUの末尾に付いているFは「内蔵GPU」が搭載されていないことを示すアルファベットです。

KUL
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Fは”Free”のFっぽいですが、公式に明言はされていないようです。

たとえばミドルハイクラスのゲーミングPCによく搭載される「Core i7-14700」と「Core i7-14700F」を例に挙げると、前者が内蔵GPUあり、後者が内蔵GPUなしのCPUということになります。

「内蔵GPU」については下記記事の中ほどでも詳しく解説していますが、簡単に言うと、CPUの中に組み込まれている「映像を描画するパーツ」のことです。性能は最新のGPUには遠く及びませんが、簡単なゲームや映像であれば内蔵GPUだけでもある程度は描画することができます。

まあそもそもグラボを搭載していない家庭用PCや事務用PCはこの内蔵GPUでモニターに映像を映しているわけですからね。

ただ、それは裏を返せば、映像を出力するためにはCPU内蔵型であれグラボであれGPUの存在が不可欠であるということにもなります。

つまり、PCは「内蔵GPU」「内蔵GPU&グラボ」「グラボ」のいずれかの構成を取っていることが大原則で、内蔵GPUもグラボもないPCにはできないということです。そのため、いくら性能の高いF付きのCPUであっても、グラボ非搭載の事務用PCに搭載した場合はモニターに映像を映すことはできません。

さて、先ほど「性能は最新のGPUには遠く及ばない」と書きましたが、これはつまりGPUを搭載している場合、基本的に「内蔵GPU」の出番はないということにもなります。ここでミソになるのが、「基本的に」という部分です。全くないというわけではありません。

では、ゲーミングPCで「内蔵GPU」が活躍する場面というのは、どのような場面なのでしょうか?

その代表例が「グラボが故障したとき」です。

グラボが故障しても「内蔵GPU」が生きていればモニターに映像を映し出すことができます。内蔵GPUが搭載されていないPCでグラボが壊れたら何も映らなくなります。

KUL
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このメリットを鑑みて、F付きのCPUを避ける方も結構います。内蔵GPUがあるぶん無印の方がちょっと高いですが、内蔵GPUがあるだけで故障時のトラブルシューティングの効率は上がります。

ぶっちゃけ無印とF付きだとどっちがいいの?

これは簡単です。

以上です。

トラブルシューティングうんぬんの話にもちょろっと触れましたが、グラボにトラブルがあると分かったところで自分で修理ができないとそんなに意味がありません

自分でパーツを選んで交換までできるならいいですが、メーカーに点検や修理をお願いする想定の場合、そもそもCPUにFがあろうがなかろうが大差ありません。自分の選択に自信を持って安いを選びましょう

グラボなんてよっぽどハズレを引くか、よっぽど酷使でもしない限り、急に何も映らなくなるレベルで壊れることはめったにありません。壊れる前に次に買い替える方がほとんどなので、無理に頑張ってFなしのモデルを探す必要はありません。

KUL
KUL

あとはFの方が基本的にちょっと安いので「なるべく安い方がいい」という人もFだと思います

Intel製CPUの代表的な末尾アルファベット

Intel製のCPUにはFの他にも様々な末尾アルファベットが付きます。

今回はそんな中でもデスクトップ向けで比較的よく見かける「K」「S(もしくはKS)」「T」について解説します。

「K」はオーバークロック対応モデル

「Core i7-14700K」や「Core Ultra 7 265K」などの末尾Kは、オーバークロック対応モデルのことを指しています。

KUL
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ちなみにKは”unlocKed”のKという説がありますが、こちらも特に明言はされていません。

オーバークロックとは、CPUを標準の設定を上回る周波数で稼働させることで、これによって本来の性能を上回る処理能力を発揮させることが可能になります。動画のエンコードなどで一時的に処理性能を引き上げたい場合などに便利な機能だったりします。

ただ、オーバークロックはノーリスクで行えるわけではありません。性能を底上げすると当然そのぶん消費電力も発熱量も大きくなるほか、それに耐えうる「大容量の電源ユニット」と「冷却性能の高いCPUクーラー」も必要になります。BTOパソコンであればそのあたりも考慮された構成になっていることが多いですが、自作PCでK付きのCPUを取り入れたい場合などは、特に全体的なパーツ構成にも注意を払う必要があります。

KUL
KUL

とはいえ勝手に発動するものではないので、オーバークロックしなければ普通にKなしモデルと同じようにも使えます。使う場合には注意が必要ってことですね。

「S」は性能をより高めたモデル

「Core i9-14900KS」などの末尾Sは、性能をさらに高めたモデルのことを指しています。だいたいKとセットでKSという表記になっていることが多いです。

具体的に何が高くなっているのかというと、Sなしのモデルよりも周波数が高くなっています。それに伴って消費電力も大きくなっています。劇的な性能向上が見られるというわけではありませんが、より高い性能を追い求める方はこのS付きモデルを狙ってみるのもアリかも。

KUL
KUL

無印→Kと比べてK→KSの性能差は小さめ。金額に対するコスパはそこまで高くないです。

「T」は省電力モデル

「Core i9-12900T」などの末尾Tは、消費電力を抑えたモデルのことを指しています。

たとえば「Core i9-12900」と「Core i9-12900T」の消費電力を比較すると下表のようになっています。

Core i9-1290065W
Core i9-12900T35W

消費電力が少ないぶん発熱量も少なくなるので、排熱効率の悪いミニゲーミングPCなどに搭載されることが多いモデルです。

基本的にBTOのゲーミングPCに搭載されることはほとんどありませんが、Tが付いているモデルはTなしモデルよりも若干性能が落ちるので注意が必要です。

AMD製CPUの代表的な末尾アルファベット

ちなみにAMD製のRyzenなどにも末尾アルファベットが付きます。こちらはIntelの命名ルールとは異なります。

こちらもデスクトップ向けで比較的よく見かける「X」「X3D」「G」について解説します。

「X」は性能も消費電力も高いモデル

「Ryzen 7 7700X」などの末尾のXは、性能も消費電力も高いモデルを指しています。

周波数が高いので基本的には無印よりもX付きモデルの方が性能が高いと考えて問題ありません。また、末尾にXTが付いたモデルもあって、こちらはX付きの性能をさらに高めたモデルとなります。

KUL
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ちなみにAMDはGPUも同じような命名規則で「Radeon RX 7800 XT」といった具合ですが、XTXとかいうXが2つ付いたものも出てきます。

「X3D」はゲーミング性能が特に高いモデル

「Ryzen 7 9800X3D」などの末尾のX3Dは、ゲーミング性能に特化したモデルを指しています。

X3D付きのモデルには「3D V-Cache」という技術が活用されており、高い効率でゲームデータを処理することが可能です。それが結果的に高いフレームレートに繋がったり、その高いフレームレートを維持できるようになったりなどにつながります。

少し値は張るものの、PCゲーム用途でCPUを選ぶなら今はこのX3D搭載モデルにしておくのが非常におすすめです。

KUL
KUL

いまゲーム用途では最強と言われている「Ryzen 9 9950X3D」もこのX3Dシリーズです!

「G」は内蔵GPUを搭載したモデル

「Ryzen 7 5700G」などの末尾のGは、内蔵GPUを搭載したモデルを指しています。

Ryzen 7000シリーズ以降は内蔵GPUが標準で搭載されていますが、5000以前は基本的に内蔵GPUが搭載されていなかったため、それを補完するための末尾Gモデルが存在しています。

ただ、IntelのF付きCPUの解説の項でも触れましたが、グラボを搭載したPCならわざわざG付きのCPUを選ぶ理由はさほどありません。

KUL
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Intelは”F”が付くことで内蔵GPUなしになり、AMDは”G”が付くことで内蔵GPUありになります。

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GALLERIA XPC7A-R57-GDの評価・レビュー!総合的な性能に優れたドスパラの新モデルhttps://gamepc-lab.jp/galleria-xpc7a-r57-gd/Mon, 29 Sep 2025 01:26:53 +0000https://gamepc-lab.jp/?p=8313

今回ピックアップするのは、ドスパラのゲーミングPC「GALLERIA XPC7A-R57-GD」です。「Core Ultra 7 265F」と「RTX 5070」を採用した、オールラウンドに活躍するミドルクラスのPCとな ... ]]>

今回ピックアップするのは、ドスパラのゲーミングPC「GALLERIA XPC7A-R57-GD」です。「Core Ultra 7 265F」と「RTX 5070」を採用した、オールラウンドに活躍するミドルクラスのPCとなっています。

本記事では「GALLERIA XPC7A-R57-GD」の性能評価、パーツの特徴、おすすめのカスタマイズなどを解説していきます。

この記事の監修者・執筆者

【監修者】ゲームPCラボ管理人

KUL

経歴・想い

当時ハマっていたMMOが好きすぎてそのまま運営会社に就職、その後ゲーム内イベントの企画やデバッグ・GMなどを担当していました。今は業界から離れてしまったもののゲーム好きなのはずっと変わらず。

社会人になりたての頃に何もわからないまま購入したゲーミングPCで失敗…。最近周囲でゲーミングPCを検討する人が増えてきたこともあり、自分と同じ失敗をしてほしくないという思いからこの「ゲームPCラボ」を立ち上げました。

【執筆者】ゲームPCラボ ライター

ベル塚ベル

経歴・想い

ゲーム関連の雑誌・書籍、そしてWebサイトを中心に執筆活動を行うフリーライター。生粋のゲーマーであり、仕事もプライベートもゲーム三昧。

Steamで頻繁にゲームをプレイすることから、ゲーミングPCにも精通しています。その知識と経験を活かし、読者の皆さんがより快適にPCゲームを楽しめるような情報をお届けします。

GALLERIA XPC7A-R57-GDの性能・評価

【GALLERIA XPC7A-R57-GD】の性能・評価

GALLERIA XPC7A-R57-GDの評価
CPUCore Ultra 7 265F
(2.4GHz-5.3GHz/20コア/20スレッド)
GPUNVIDIA GeForce RTX 5070
(12GB GDDR7)
メモリ16GB
(16GBx2, DDR5-5600)
ストレージ1TB SSD
 (M.2 NVMe Gen4)
チップセットインテル B860 チップセット
電源750W 電源
 (80PLUS GOLD)
CPUクーラー空冷式
12cmサイドフロー大型CPUファン
本体サイズ
(幅/奥行/高さ)
約220mm×488mm×498mm
本体重量約16kg
本体価格
(税込)
274,980円
GALLERIA XPC7A-R57-GD基本スペック
GALLERIA XPC7A-R57-GDのメリット
  • AI用途に強く、かつ省電力性に優れたCPU「Core Ultra 7 265F」を搭載
  • ゲーミング性能の高いNVIDIAの新世代GPU「RTX5070」(VRAM12GB)を採用
  • 1TBのSSDを標準搭載
GALLERIA XPC7A-R57-GDのデメリット
  • ケースサイズが大きく場所を取りやすい
  • PCケースが刷新された影響で旧モデルと比べてやや割高

ゲームPCラボライターの総評

ベル塚ベル
ベル塚ベル

新世代パーツを搭載した今注目のゲーミングPC。フルHDやWQHDでプレイするなら十分すぎる性能!

本モデルは、“ウルトラ”の名を冠する新型CPU「Core Ultra 7 265F」と、NVIDIAの人気GPU「GeForce RTX5070 12GB」を中心に構成されたPCです。ミドルスペック帯の中でも、高い性能を備えている点が大きな特徴となっています。

特筆すべきは、何と言ってもGPU「RTX5070」の存在です。「RTX 5060」や「5060 Ti」よりもワンランク上のグレードとなる本GPUは、ゲーミング性能の高さが魅力。

本製品の販売ページに記載されている各ゲームのFPS参考値では、「サイバーパンク」がフルHD(最高画質)で145fps、WQHD(最高画質)で95fps「モンスターハンターワイルズ」は、フルHD(最高画質)で80fps、WQHD(最高画質)で65fpsとなっています。PCゲームの中でも重量級タイトルとされる「サイバーパンク」や「モンスターハンターワイルズ」で60fpsを超えるパフォーマンスを発揮できるのは、非常に優れた性能と言えるでしょう。

気になる点を挙げるとすれば、価格面です。ドスパラは2025年9月末ごろに販売終了となった旧モデルの代わりとして新モデルを発売し、価格が旧モデルより2~3万円ほど高くなっています。そのため、価格だけを見ると満足度がやや下がるかもしれません。

補足すると、新モデルはPCケースが刷新され、デザイン面以外の改良も施されています。こうした点を考慮すると、本モデル単体で見れば十分に優秀な一台と言えるでしょう。

ベル塚ベル
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一部を除き、旧モデルはほぼ売り切れ状態。販売ページも削除され、今後再入荷する可能性もないため、旧モデルの存在は忘れるのが賢明です!

GALLERIA XPC7A-R57-GDで注目すべきパーツ

「GALLERIA XPC7A-R57-GD」の構成の中から特徴的なものをピックアップして紹介します。

【CPU】Core Ultra 7 265F

ベル塚ベル
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ゲーミング性能は前世代にやや劣るのものの、総合性能の高さが魅力

2025年2月に発売された「Core Ultra 7 265F」は、Intel製の最新CPUであり、「Core i 14000シリーズ」(以下、「14世代CPU」)に代わるモデルとして登場しました。

本CPUはとくにAI・機械学習、発熱性、配信性能に優れており、総合的なパフォーマンスの高さが魅力です。一方、14世代CPUの中でも高い人気を誇る「Core i7-14700F」と比べると、ゲーミング性能はやや劣ります。

“劣る”と言っても、ベンチマークで一部数値が下回る場合があるというだけなので、「あらゆるゲームで最強のパフォーマンスを発揮したい」という方でなければ、「Core Ultra 7 265F」でも十分満足できるはずです。

本CPUがゲームに与える影響の中でもとくに大きいのが低発熱性です。14世代CPUや人気のRyzenシリーズと比べて消費電力が非常に低く、一定の冷却性能があれば空冷式でも十分に冷却できます。無理に水冷式を選ぶ必要がないため、冷却にかかるコストをほかのパーツに回せるのもうれしいポイントです。

【GPU】GeForce RTX 5070 12GB

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ゲームを滑らかに、そして美しく描写してくれる魅力的なGPU

「GeForce RTX 4070」の後継機として、2025年3月5日に発売された「GeForce RTX 5070」。

本GPUは、「モンスターハンターワイルズ」のように動作が重いとされる重量級タイトルでも快適にプレイできる性能を備えています。フルHD解像度であれば、現在販売されているほとんどのタイトルを快適に楽しめるでしょう。

ビデオメモリは12GBと比較的大容量であり、高解像度でのゲームプレイはもちろん、少人数でのVRChatやローカル環境での画像生成など、幅広い用途に対応できる点も大きな魅力です。

「RTX 5070」をはじめとするRTX50シリーズは、最新の独自技術を駆使してゲームパフォーマンスを向上させる機能を搭載している点も特徴です。

ひとつ目は「フルレイトレーシング」。ゲームのグラフィックをより美しく描写する機能で、光や影、反射などの表現がリアルに再現されるため、現実と見まがうほどの美しい映像を体感できます。

ふたつ目は「NVIDIA DLSS 4」と「DLSS MFG」。フレームレート(FPS)を生成しつつ画質も補正することで高画質な映像を実現できる機能です。これにより、これまでカクついていたゲームが滑らかに動くことも多く、ゲーマーのあいだでも高い人気を誇ります。

ただし、「DLSS 4」は「Stellar Blade」や「ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク」など、近年発売されたメジャーなタイトルにしか対応していないのが残念な点。とはいえ、現在対応しているタイトルは100本以上あり、『バイオハザード レクイエム』や『CINDER CITY』『プラグマタ』といった今後リリース予定のタイトルも含まれます。そのため、さまざまなゲームを楽しむ方であれば、恩恵を受ける機会は多いでしょう。

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ちなみに「DLSS MFG」は、「DLSS FG(NVIDIA DLSS 3)」に対応していれば機能を利用できます。

【PCケース】ガレリア専用 GE-Gケース (ATX)

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旧モデルの洗練されたデザインを継承しつつ、エアフローをさらに強化

ドスパラは2025年9月に、GALLERIAシリーズのケースデザインを5年ぶりに刷新しました。本モデルが使用しているGE-Gケース (ATX)は、フロント両サイドに巨大な吸気口を設けることで、空気流入面積を約2.5倍、吸気量を約3倍に強化。これにより、空気の流れを最適化し冷却性能を高めるエアフローのパワーアップを実現しました。「Core Ultra 7 265F」のように発熱量の低いCPUであれば、空冷式でも十分に冷却できます。

さらに、ケースの上部、前面、底面には、工具不要で簡単に取り外せる防塵フィルターを搭載。ホコリの侵入を防止しつつ、旧モデルよりも簡単なメンテナンスを実現しています。

また、前面のコンソールパネル(USBなどの差し口)にUSB Type-C端子がひとつ追加されたのも、地味ながらうれしいポイントです。

「GALLERIA XPC7A-R57-GD」のカラーは落ち着きのある“ガンメタル × ダークグレイ”ですが、清潔感と美しさを感じさせる“ホワイト × ライトグレイ”のモデル「GALLERIA XPC7A-R57-WL」も存在します。なお、これらは別モデルとして扱われているため、カスタマイズの項目からカラーを変更することはできません。

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当然ですが、「GALLERIA XPC7A-R57-GD」「GALLERIA XPC7A-R57-WL」は色が違うだけで、それ以外のスペックや価格は同じです!

GALLERIA XPC7A-R57-GDのおすすめカスタマイズ

「GALLERIA XPC7A-R57-GD」をより使いやすくするためのカスタマイズを紹介します。

ドスパラは、購入ページでパーツの換装や増設をはじめとする「カスタマイズ」が行えます。自分でPCケースを開けてパーツをいじる必要などもなく、すべて搭載・調整された状態で手元に届くので、初心者の方でも安心して利用することができます。

将来性を考慮するなら、メモリの拡張を推奨

おすすめは、ストレージとメモリのカスタマイズです。

①ストレージ②メモリ
カスタマイズ前1TB SSD
(M.2 NVMe Gen4)
16GB
(8GBx2,  (DDR5-5600)
カスタマイズ後2TB SSD
 (NVMe Gen4)
32GB
(16GBx2,  (DDR5-5600)
カスタマイズ
おすすめ度

ストレージについては、大量のPCゲームをインストールしたり、購入後すぐに大量のデータを保存したりする予定がある場合は、大容量の2TB SSD(+11,000円)にするのもひとつの手です。

32GBのメモリを推奨スペックとするタイトルが増え始めているため、今後発売される幅広いジャンルのゲームに対応したい場合は、メモリを32GBに増設(+14,000円)するのがおすすめ!

なお、ミドルスペック以上のゲーミングPCでは、空冷式から水冷式へのCPUクーラーのアップグレードをおすすめするケースが多く見られます。しかし、本モデルは発熱量の低いCPUに加え、12cmサイドフロー型の大型CPUファンと、エアフローが強化された新型PCケースがあるため、CPUクーラーのアップグレード優先度は非常に低いと言えるでしょう。

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CPUクーラーは標準仕様で問題なし! ガッツリゲームを遊ぶなら、メモリの増設を優先しましょう。

【ストレージ】1TB SSD→2TB SSD

標準でストレージが大容量といっても、1TBフルに使用できるわけではありません。Windowsのシステムデータが大きいため、実際に利用可能な容量は約900GB程度となり、ゲームやソフトウェアをいくつもインストールすると、すぐに容量不足を感じることがあります。

「ゲームをたくさんインストールしておきたい」「さまざまなソフトウェアを使いたい」という場合は、ストレージを「2TB SSD(NVMe Gen4)」に拡張するのがおすすめです。

ただし、増設費用は+11,000円とやや割高。PC周辺に十分なスペースがあり、急ぎで容量拡張を必要としない場合は、外付けのHDDやSSDで容量不足を解消してもオーケー。

また、ストレージのカスタマイズ画面では、紛失したデータを復旧してくれる「データ復旧サービス」(年額2,200円〜)への加入を勧める下図のような案内が表示されます。

一見すると非常に便利なサービスのようですが、SteamやEpic Gamesなどのオンラインゲーム配信プラットフォームはサーバー側でセーブデータを含め情報をバックアップしているため、PC側のデータが消えたり、自分でアンインストールしたりしても、再インストールすれば続きからプレイできます。

ゲーム以外のデータについてもクラウドストレージサービスを利用すれば問題ありませんし、クラウドへのアップロードが難しいデータはUSBメモリや外付けHDD、SSDにバックアップしておけば十分です。そのため、このサービスの優先度は低いと言えるでしょう

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個人的には、2,200円を支払うなら、冷却性能の高い「ナノダイヤモンドグリス」(+2,000円)へのアップグレードを選びます。

【メモリ】16GB→32GB

メモリのカスタマイズをおすすめする理由は、大容量メモリを推奨するタイトルが徐々に増えてきているためです。

有名なタイトルで言えば、「パルワールド」や「ボーダーランズ4」「Kingdom Come: Deliverance II」などは、推奨スペックに32GBのメモリを要求しています。また、ゲームプレイを配信する場合にも、大容量メモリは必要不可欠です。

さまざまなゲームをプレイしたり、配信を行ったりする場合は、メモリを16GBから32GBに拡張(+14,000円)しておいて損はありません。

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とはいえ、多くのゲームは16GBで問題なく動作するため、予算が厳しい場合は無理に拡張する必要はありません。

その他のカスタマイズはお好みで

他のカスタマイズは特に必須級のものはないので、もし気になるものがあればお好みで選んで良いかと思います。

他のパーツのカスタマイズについては下記記事でも解説しているので、もっと知りたい方はぜひご覧ください。

最後に

今回はドスパラのゲーミングPC「GALLERIA XPC7A-R57-GD」についてご紹介しました。

高性能なGPUによって「モンスターハンターワイルズ」などの重量級タイトルを快適にプレイでき、さらに「Core Ultra 7 265F」の採用によりAI作業やゲーム配信など幅広い用途に対応できる、総合力の高い一台です。

刷新された新たなPCケースにより、旧モデルと比べてやや割高にはなりましたが、その分、冷却性能が強化され、標準の空冷式でも安定した冷却効果が得られるようになっているのも大きな魅力です。新モデルの「GALLERIA XPC7A-R57-GD」で、快適なゲーミングライフを始めてみてはいかがでしょうか。

ゲームPCラボでは、このほかにもゲーミングPCのレビューを定期的に行っています。ぜひ今後のPC選びの参考にしてみてください。

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