ゲームPCラボhttps://gamepc-lab.jp初心者向けゲーミングPC紹介サイトSat, 29 Mar 2025 08:47:14 +0000jahourly1https://gamepc-lab.jp/wp-content/uploads/2024/06/fabicon-150x150.pngゲームPCラボhttps://gamepc-lab.jp3232 Dolls Nest(ドールズネスト)のおすすめゲーミングPC5選!推奨スペックについても解説https://gamepc-lab.jp/dollsnest-suisyo/Sat, 29 Mar 2025 08:46:10 +0000https://gamepc-lab.jp/?p=5961

ニトロプラスの新作PCゲーム「Dolls Nest」が2025年4月24日に決定! ニトロプラスは「CHAOS;HEAD」や「STEINS;GATE」などの大きな話題を呼んだ作品を世に送り込んできたメーカー。虚淵玄をはじ ... ]]>

ニトロプラスの新作PCゲーム「Dolls Nest」が2025年4月24日に決定!

ニトロプラスは「CHAOS;HEAD」や「STEINS;GATE」などの大きな話題を呼んだ作品を世に送り込んできたメーカー。虚淵玄をはじめとする独特の世界観を持つ所属シナリオライターは、ゲームだけではなくアニメ作品にも多くの脚本を提供してきました。

今回はそんなニトロプラスから新たに発売される「Dolls Nest」について、遊ぶために必要なスペックやおすすめのゲーミングPCを紹介していきます!

私がこの記事を書いています!

ゲームPCラボ管理人

KUL

経歴・想い

当時ハマっていたMMOが好きすぎてそのまま運営会社に就職、その後ゲーム内イベントの企画やデバッグ・GMなどを担当していました。今は業界から離れてしまったもののゲーム好きなのはずっと変わらず。

社会人になりたての頃に何もわからないまま購入したゲーミングPCで失敗…。最近周囲でゲーミングPCを検討する人が増えてきたこともあり、自分と同じ失敗をしてほしくないという思いからこの「ゲームPCラボ」を立ち上げました。

Dolls Nestとは?

タイトルDolls Nest
ジャンルアクション
サービス開始日2025年4月24日
開発元ニトロプラス
価格2,160円(税込)

本作「Dolls Nest」はポストアポカリプティックな世界をメカ少女「鎧化兵」が探索するゲームです。

体験版を少し触ったくらいではまだ世界設定を掴み切れていないのですが、ストーリーPVやWEBサイトを見る限りではこの主人公を生み出した何者かの体を取り戻していくストーリーのようです。

ゲーム画面はどうしてもフルプライスのゲームと比べると少し見劣りする印象を受けますが、装備のカスタマイズなどはかなり細かく設定されています。やりこみ要素やカスタマイズ性はかなり幅がありそうで期待が持てました。

KUL
KUL

ガンスリンガーガールとかNIKKEとかドルフロとか、とにかくこういう機械兵の設定は個人的にかなり好き

Dolls Nestの公式推奨スペックについて

ここからは「Dolls Nest」の推奨スペックについて紹介します。

ゲームPCラボでは各ゲームの推奨スペックについて「公式サイト推奨スペック」「ゲームPCラボ推奨スペック」の2つを紹介しています。

なぜ2つの推奨スペックがあるのか気になった方がいるかもしれません。

実はこれは推奨スペックがそれぞれのPCの常駐プログラム(ウイルス対策ソフトなど)まで想定していないことがあるためで、実際に不自由なく快適に遊べる「本当の推奨スペック」は公式の推奨スペックよりももう少し上であることがしばしばあります。

KUL
KUL

ゲームのレビューで「スペックを満たしてるのに重い」というような意見を見たことはありませんか?それはおそらくこの「本当の推奨スペック」でないことが要因です。

そういったことも踏まえて、当サイトでは独自の「ゲームPCラボ推奨スペック」を設定して公式サイトの指標とは異なるものも紹介することにしています。

これを超えていないと問題があるというわけではありませんが、特に新しくPCの購入を考えている方はこのスペックを超えたものを買ったほうが無難かと思います。

ちなみに、必要スペック(必要動作環境)推奨スペック(推奨動作環境)の違いについてはご存じでしょうか。

ちょっと不安かも、という方はぜひ下記の記事もご覧ください!

公式サイト推奨スペック

公式サイトによると推奨スペックは下記の通りとなります。

OSWindows10/11 64bit
CPUIntel Core i7-8700
GPUNVIDIA GeForce GTX 1060
AMD Radeon RX 590
物理メモリ16GB
ストレージ30GBの空き容量(ハードディスク)

動作は結構軽めのゲームと言えます。

GPUの要求スペックは「GTX 1060」で、これは約10年前に発売されたもの。ここ7~8年以内に買ったゲーミングPCであれば問題なくクリアしているレベルです。とはいえ、必須環境でも「GTX1650」が指定されているので、さすがに内蔵GPUで動かすのは厳しいかも。

当然、CPUの指定も決して高くはない水準です。

また、ストレージはSSDではなくハードディスクでも問題ないようです。必要容量も30GBなので、こちらも最新のタイトルとしては結構控えめに済んでいます。

KUL
KUL

だいたい動作の重さは原神と同じかそれ以下という印象です。わりとどんなゲーミングPCでも動かしやすいゲームだと思います。

ゲームPCラボ推奨スペック

公式情報を踏まえた上で、これからゲーミングPCを購入する方に向けたおすすめの推奨スペックが下記の通りです。

OSWindows 10 / 11 64bit
CPUCore i5-12400F
Ryzen 5 4500以上
GPUGeForce RTX 3050
Radeon RX 6600
物理メモリ16GB
ストレージ30GB以上の空き容量があるSSD

新しく買う方はこれくらいのスペックがあれば全く問題ないと思います。だいぶ強くしましたが、新しく買うなら最低でもこれくらいはあった方が良いと思います。

とはいえ、いまBTOメーカーで新しくPCを購入するとしたら、一番下のスペックが大体これくらいのスペックになります。いわゆる「エントリーモデル」と呼ばれる入門編のようなゲーミングPCです。

Dolls Nestはもちろん、ちょっとしたPCゲームを遊びたいならこのスペックがあればひとまずは十分です。

KUL
KUL

逆に言えば、新品のゲーミングPCならなんでもいいとも言えるくらい軽めです。もし他にも遊びたいゲームがあれば、そっちの推奨スペックに合わせてPCを選ぶのもアリです。

Dolls NestにおすすめのゲーミングPC5選

ここからは推奨スペックを踏まえて、ランキング形式でおすすめのゲーミングPCを紹介していきます。

Dolls Nestで遊ぶだけなら基本的には予算10万円台のゲーミングPCがあれば十分です。ただ、モンハンワイルズなどの重量級タイトルも遊びたい方はこの価格帯では力不足、20~30万円のPCをおすすめします。

おすすめゲーミングPCまとめ

順位製品名購入リンク参考価格(税込)CPUグラフィックメモリストレージCPUクーラーカスタマイズ
NEXTGEAR JG-A5G60公式サイト129,800円Ryzen 5 4500RTX 4060 8GB16GB1TB SSD空冷
Lightning AT5公式サイト97,980円Ryzen 5 4500RTX 3050 6GB16GB500GB SSD空冷
Lightning-G AT5RB公式サイト149,980円Ryzen 5 7500FRadeon RX 6600 8GB16GB500GB SSD空冷
NEXTGEAR JG-A7A60公式サイト179,800円Ryzen 7 5700XRadeon RX 7600 8GB16GB1TB SSD水冷
NEXTGEAR JG-A5G60
(スターター5点セット)
公式サイト169,900円Ryzen 5 4500RTX 4060 8GB16GB500GB SSD空冷
※参考価格は公式サイトを参照しています(2025年3月29日時点の価格)
順位製品名購入リンク参考価格(税込)CPUグラフィックメモリストレージCPUクーラーカスタマイズ
Lightning AT5公式サイト97,980円Ryzen 5 4500RTX 3050 6GB16GB500GB SSD空冷
NEXTGEAR JG-A5G60公式サイト129,800円Ryzen 5 4500RTX 4060 8GB16GB1TB SSD空冷
Lightning-G AT5RB公式サイト149,980円Ryzen 5 7500FRadeon RX 6600 8GB16GB500GB SSD空冷
NEXTGEAR JG-A5G60
(スターター5点セット)
公式サイト169,900円Ryzen 5 4500RTX 4060 8GB16GB500GB SSD空冷
NEXTGEAR JG-A7A60公式サイト179,800円Ryzen 7 5700XRadeon RX 7600 8GB16GB1TB SSD水冷
※参考価格は公式サイトを参照しています(2025年3月29日時点の価格)

NEXTGEAR JG-A5G60(129,800円

NEXTGEAR JG-A5G60】の評価

NEXTGEAR JG-A5G60の評価
CPURyzen 5 4500
グラフィックRTX 4060 8GB
メモリ16GB
ストレージ1TB SSD
参考価格
(マウス公式サイト)
129,800円
分割払いの目安
(24回分割)
約5,400円 / 月
分割手数料無料
NEXTGEAR JG-A5G60 の性能

マウス公式サイトで見る

KUL
KUL

初心者にも扱いやすいエントリーモデル!

今回一番おすすめのモデルはマウスコンピューターの「NEXTGEAR JG-A5G60」

CPUはエントリーモデルによく搭載されるコスパの良い「Ryzen 5 4500」を採用。ゲーミングPCとしては決して性能の高いCPUではありませんが、重いゲームでなければ十分に働いてくれるCPUです。また、何よりもその価格の安さが魅力的。これを積んでいるゲーミングPCはだいたい価格が抑えめで済んでいるイメージ。

一方で、GPUはしっかりと「RTX4060」を搭載しているのがえらいところDLSS3が利用できるため、対応タイトルであればある程度高いフレームレートでゲームを遊ぶことも可能、単純にRTX40シリーズにしておくだけ遊べるゲームの幅は広がります。

また、この価格帯のPCはストレージが小容量の500GBに落とされがちですが、このモデルは標準で1TBを維持しているのも嬉しいポイント。500GBは意外とあっという間に埋まってしまう容量なので、PCゲームで遊ぶならやっぱり1TBは確保しておきたいところです。

ちなみに周辺機器を持っていない方は周辺機器もセットになったモデルがあるので、こちらもおすすめです。

Lightning AT5(97,980円)

Lightning AT5】の評価

Lightning AT5の評価
CPURyzen 5 4500
グラフィックGeForce RTX 3050 6GB
メモリ16GB
ストレージ500GB SSD
参考価格
(公式サイト)
97,980円
分割払いの目安
(30回分割)
約3,300円 / 月
分割手数料無料
Lightning AT5 の性能
KUL
KUL

おそらくいま一番安くPCゲームが遊べる選択肢です!

Dolls Nestくらいの軽さであれば、予算10万円以下のこのPCでも十分に遊べます。

一般的にゲーミングPCというと15~25万くらいのラインナップが多いですが、このモデルはいわゆる「エントリーモデル」よりもさらに安いラインの10万円を切る価格で販売されています。

安い理由は正確には「ゲーミングPC」ではないという点にあります。冷却ファンやPCケースなどをはじめ、多くの部分がゲーミング仕様ではなく「ビジネス用PC」に近い構成となっているため、その分価格が抑えられています。

とはいえ、CPUは「Ryzen 4 4500」、GPUは「RTX3050」を搭載しており、問題なくPCゲームを遊ぶことのできるパーツ構成。少し重めのゲームとなると性能不足がネックとなるかもしれませんが、ApexVALORANT原神などの有名タイトルの推奨スペックはしっかりと超えているため、グラフィック設定次第ではかなり可能性のあるモデルです。

また、ゲーミングデバイスではないものの、簡単なマウスやキーボードも同梱されているため、あとはモニターさえ確保すればゲームがはじめられるのも嬉しいポイント。予算が限られている方におすすめのモデルです。

Lightning-G AT5RB(149,980円)

Lightning-G AT5RB】の評価

Lightning-G AT5RB搭載の評価
CPURyzen 5 7500F
グラフィックRadeon RX 6600 8GB
メモリ16GB
ストレージ500GB SSD
参考価格
(公式サイト)
149,980円
分割払いの目安
(36回分割)
約4,200円 / 月
分割手数料無料
Lightning-G AT5RBの性能

ドスパラ公式サイトで購入する

KUL
KUL

コンパクトにまとまった小型PC!

2位と同じドスパラの「Lightning」シリーズですが、こちらはゲーミングPC仕様のもの。

このモデルの一番の特徴はPC本体の大きさ。通常のドスパラのGALLERIAのPCと比べて約23%小型化されており、本体の高さや奥行きが非常にコンパクトに仕上がっています。

参考までに私が使っているミドルタワーPCと比較した表が下の通りです。

奥行高さ
管理人PC
(GA5J-C230B3/CP6)
190mm475mm435mm
本モデル
(Lightning-G AT5RB)
210mm401mm422mm

幅は私のPCの方が細めですが、奥行きと高さは「Lightning-G AT5RB」の方がコンパクト。特に奥行きは7cm近く短いので、実際に設置した時にはかなり小さく見えそう。大きいPCを置く場所に困りそうという方にこそおすすめできるゲーミングPCです。

また、性能面も軽めのPCゲームを遊ぶにはちょうど良いスペック。もし予算にもう少し余裕があれば、500GBのストレージを1TBに増設しておくと使いやすさが上がります。

NEXTGEAR JG-A7A60(179,800円)

NEXTGEAR JG-A7A60】の評価

NEXTGEAR JG-A7A60の評価
CPURyzen 7 5700X
グラフィックRadeon RX 7600 8GB
メモリ16GB
ストレージ1TB SSD
参考価格
(公式サイト)
179,800円
分割払いの目安
(36回分割)
約5,000円 / 月
分割手数料無料
NEXTGEAR JG-A7A60の性能

マウス公式サイトで見る

KUL
KUL

長時間プレイに向いた水冷クーラー搭載モデル!

10万円台のモデルとしては珍しく水冷式クーラーを搭載したモデルです。

空冷ファンよりも冷却性能が高いため、長時間のプレイで発熱したPCパーツを効率よく冷却してくれます。CPUとGPUの性能もこの価格帯としては平均的で、PCゲームはもちろんしっかりとプレイすることができます。

また、このモデルに限った話ではありませんが、マウスコンピューターのゲーミングPCは標準で3年間の修理保証が付いているのも非常におすすめできるポイントです。他社のBTOメーカーは標準だと1年間であることが多いので、故障やPCトラブルが不安な初心者の方には特にマウスがおすすめです。

NEXTGEAR JG-A5G60(スターター5点セット)(169,900円)

NEXTGEAR JG-A5G60】の評価

NEXTGEAR JG-A5G60の評価
CPURyzen 5 4500
グラフィックRTX 4060 8GB
メモリ16GB
ストレージ500GB SSD
参考価格
(マウス公式サイト)
169,900円
分割払いの目安
(24回分割)
約7,000円 / 月
分割手数料無料
NEXTGEAR JG-A5G60 の性能

マウス公式サイトで見る

KUL
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ゲームに必要な周辺機器がセットになった一式モデル!

5位はマウスコンピューターの「NEXTGEAR JG-A5G60」の一式セットです。

1位で紹介したモデルフルHDモニター、キーボード、ヘッドセット、マウスがセットになったモデルで、Amazonで合計約50,000円程度になる機器を一緒に購入することができます。いまいち何を選べば良いのか分かりづらく、購入するのも忘れがちな周辺機器をお任せでまとめて買えるのは非常に魅力的なポイントです。

ただ、1位のモデルとは違ってこちらはストレージの標準容量が500GBになっている点には注意が必要です。もし予算に余裕のある方は1TBへの増設を忘れずに。

ゲーミングPCを安く購入するには

BTOメーカー各社は定期的にセールを行っているので、そのタイミングで割引されている商品、あるいは配布されるクーポンを使って購入するのが一番お得です。

特にドスパラやマウスコンピューター、ツクモは常に何かしらのセールを行っているため、そのタイミングでお得なモデルの中から選んで購入するというのもアリ。

ゲームPCラボでは各社のセール情報を定期的にまとめているので、よかったらぜひ下記の記事を覗いて見てください!

【初心者向け】ゲーミングPCを選ぶときの注意点

おすすめのゲーミングPCをいくつか紹介しましたが、初心者の方がゲーミングPCを選ぶ際に注意した方が良い点がいくつかあるためこちらも紹介します。

専門的な話をすればパーツの組み合わせなど色々な点があるのですが、今はおおむねどの通販サイトでも最低限のラインは満たしたものが販売されています。

ここでは、ゲーミングPC初心者の方に向けてまず抑えておくべき注意点として下記3点を紹介します。

ゲーミングPCを選ぶときの注意点3点
  • できるだけノート型ではなくデスクトップ型にする
  • 自分が必要としているスペックを把握する
  • 何年後に買い替えるかを想定する

とにかく「その機能は必要なのか?」あるいはその逆で「その機能は本当になくても大丈夫なのか?」ということをよく検討するようにしましょう。

より詳しくは下記のページでも詳細を解説しています。よろしければぜひご覧ください。

【初心者向け】ゲーミングPC購入時のカスタマイズについて

ドスパラやマウスでは、購入直前にパーツの増設やアップグレードを行うカスタマイズが可能です。

もちろん本体購入後に自分で安いパーツをPCに組み込むことも可能ですが、慣れないうちは店舗側で組み込んでくれる事前カスタマイズを利用することをおすすめします。

特に物理メモリやストレージなどは後で不足すると困ってしまうので、事前によく検討するようにしましょう。

最後に

今回は、Dolls Nestの推奨スペックとおすすめのゲーミングPCについて紹介しました。

基本的にはかなり軽い部類に入るゲームなので、繰り返しとなりますが、新品ならなんでもOKというのが正直なところです。

どちらかというと他に遊びたいゲームがあれば、そちらの推奨スペックを確認した上で、どちらも満たせるようなものを選ぶというのも大切になってきます。

ゲームPCラボでは、この他にもゲーム別の推奨スペックを公開しているので、もしよろしければぜひチェックしてみてください!

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ティアリングとは?ゲーム中の謎の画面ズレの原因や対策・直し方について解説https://gamepc-lab.jp/tearing/Thu, 27 Mar 2025 12:15:55 +0000https://gamepc-lab.jp/?p=6002

ゲーム中に突然現れる画面のズレ…「ティアリング」と呼ばれるこのズレはゲームに支障が出るなかなか厄介モノです。 今回はそんなティアリングについて、そもそもどういったことが原因で起こるのかという根本部分をはじめ、対策や直し方 ... ]]>

ゲーム中に突然現れる画面のズレ…「ティアリング」と呼ばれるこのズレはゲームに支障が出るなかなか厄介モノです。

今回はそんなティアリングについて、そもそもどういったことが原因で起こるのかという根本部分をはじめ、対策や直し方についても解説していきます。

ティアリングとは?

映像が横に裂けたように見える現象

ゲームにおける「ティアリング」とは、映像が裂けたように見える現象のことを指します。この「ティアリング」は英語の”tear”の変化系”tearing”から来た言葉で、引き裂いている動作の状態を指す言葉です。

KUL
KUL

映像が横にズレているようにも見えますが、実は画像の位置のズレとは明確に異なります

この現象がどうして起こるのかを説明するために、まずモニターの仕組みを簡単におさらいしておきましょう。

モニターは一見すると画面全体が一気に変化して映像が移り変わっているように見えますが、実は画面の上の方から順番に映像を描画していく仕組みになっています。

この「上から順番に表示する」というのがクセ者で、モニターはPCから送られてくる映像の量が自分の限界を超えたと判断した時、前の画像を最後まで表示するのを諦めて次の画像の表示をはじめることがあります。これがティアリングが起こる大きな原因です。

あの「横方向に画像がズレている」ように見える画像は、ただ位置がズレているのではなく、実は途中から次の画像が表示されていることによって「複数の画像が同時に見えている」状態なんですね。

では、モニターが自分の限界を超えると諦めるという話をしましたが、一体どういった場面でモニターは諦めざるを得ない状態になるのでしょうか。

フレームレートがリフレッシュレートを上回ると起こる

ティアリングは「フレームレート」が「リフレッシュレート」を上回ったときに起こりやすくなります。

フレームレートリフレッシュレートについては、以前別の記事でも説明したので少し詳しく知りたい方はそちらの記事をご覧ください。ここでは下記のようなざっくりとしたイメージがあれば問題ありません。

  • フレームレート(単位:fps)=1秒間あたりのコマ数(フレーム数)
  • リフレッシュレート(単位:Hz)=モニターが表示できる1秒間あたりのコマ数

「1秒間あたりのコマ数」のことをフレームレートと呼びます。PC側は設定されたフレームレートに則ってフレーム(画像)を生成し、1秒間60枚の60fpsや1秒間144枚の144fpsのフレーム群としてモニターに送り込みます。

一方で、似たような言葉として「モニターが表示できる1秒間あたりの枚数」のことを指すリフレッシュレートという言葉があります。モニターにはあらかじめリフレッシュレートの限界値が設定されていて、レートが60Hzであれば60fpsまでの映像、144Hzであれば144fpsまでの映像を映し出すことが可能となっています。

限界値なので、これを超えるフレームレートの映像は表示させることはできません。

KUL
KUL

では、60Hzのモニターに対して、PCから144fpsの大量のフレームを送り込んだらどうなるでしょうか?

表示できる限界を超えている以上、ただあふれた分のフレームがムダになるだけのようにも思えますが、そう簡単には済みません。

モニターはPCから送られてきたフレームをなんとか自分のリフレッシュレートの範囲内で辻褄を合わせようと、前のフレームの描画が終わる前に次のフレームの描画を始めます

前のフレームと次のフレームが混在した映像は、モニターが描画を切り替えた地点で不自然に裂けたような見た目になり、当然ゲームプレイの快適さも失われることになります。

いよいよ「ティアリング」のはじまりです。

グラボの性能がモニターよりも強力だと発生しやすい

一般的にティアリングはグラフィックボードの性能とモニターが見合っていない場合によく発生します

たとえば、200fps以上のフレームレートが出せるゲーミングPCにも関わらず、リフレッシュレートが60Hzのモニターを使っているような場合、モニターの限界値を大きく超えているため、何も設定をしていない場合にはティアリングが起こる可能性があります。

ちなみに逆の場合はティアリングは起こりません。たとえば、100fps付近のフレームレートが出るゲーミングPCとリフレッシュレート144Hzのモニターを併用した場合、100fpsはモニターの許容範囲内なのでティアリングは起こりません。

KUL
KUL

ただ、設定によっては今度はフレームが飛ぶ「スタッタリング」が起こる可能性もあるので注意が必要です

「ティアリング」の対策・解決方法は?

「垂直同期」設定をオンにする

一番簡単な解決方法は「垂直同期」をオンにすることです。

グラフィックボードのパワーがモニターよりも高い状態となっているため、この差を垂直同期で埋めていきます。

設定はそこまで難しくありません。最近のゲームであれば大体ゲーム内の設定画面のグラフィックの項目に「垂直同期」があるため、基本的にはゲーム内でオンにするだけでOK

毎回設定するのが面倒な場合は、GPUのコントロールパネルで直接設定してしまうのも楽です。ここで設定しておくと基本的に垂直同期がオンの状態で稼働します。

NVIDIAのRTXシリーズの場合は「NVIDIAコントロールパネル」から設定することができます。windowsの検索バーに「NVIDIA Control Panel」と入力すると出てきます。

AMD製は持っていないのでわからないのですが、AMDにもコントロールパネルのようなものがあるようです。ここのサイトで詳しく解説していたのでAMDの方はチェックしてみてください

KUL
KUL

ただ、更新日が古いのでいまもこの画面なのかは不明です…

リフレッシュレートの高いモニターを使用する

これは必ずしも全員に当てはまるものではありませんが、60Hzなどのリフレッシュレートが低いモニターを使っている方は買い替えを検討しても良いかもしれません。

特にFPSなどを遊ぶ場合、フレームレートは120fps以上が欲しいと言われているので、144Hz以上のものを買っておくのが無難だと思います。

いまはフルHD解像度なら2万円未満でも買える新品ゲーミングモニターもかなり増えてきています。以前一度まとめたこともあるので、もしお探しであればこちらも覗いてみてください。

KUL
KUL

ちなみに私は「iiyama」のフルHDモニター「KOORUI」というブランドのWQHDモニターを使っています。安いわりに性能が良くて結構お気に入り。

ティアリングが起こったときに確認すること

モニターのリフレッシュレート設定が正しいか

意外と見落としがちですが、モニターのリフレッシュレートがシステムで制限されている可能性があります。

Windowsの設定画面で、異なるリフレッシュレートが選択されていないか確認しておきましょう。設定画面までの手順は下記の通りです。

[スタート]→[設定]→[システム]→[ディスプレイ]→[ディスプレイの詳細設定]

出てきた画面の右下からリフレッシュレートの選択が可能です。

私のモニターの場合は最大170Hzで、5種類の周波数から選べるようになっています。

ちなみにかくいう私もこのモニターを買ってからしばらくは「60Hz」で使っていました。

特に意図があったわけではなく、接続してそのまま使えたから使っていたのですが、何も気が付かずに60Hz設定のままで遊んでいました。ひと月ほど経った頃に何かでフレームレートを計測したときに60fpsしか出ていないことが分かり、そこではじめて誤設定に気がつきました。

KUL
KUL

新しいモニターはヌルヌル動くなあと買ってからずっとご機嫌だったのですがもうまったくの気のせいでした

たとえリフレッシュレートが高いモニターを使っていても、PC側で制限されていたら何も意味がありません…。もし違和感がなかったとしても念のため設定を見直しておくことをおすすめします。

「垂直同期」がオフになっていないか

先にも説明した通り、グラボとモニターのスペックが見合っていないとティアリングが起こります。

なるべく「垂直同期」はオンにしておくことをおすすめします。

とはいえ、FPSや格闘ゲームを遊んでいる方の中には、「遅延が気になるから垂直同期は切っている」という方も多いかと思います。

そういった方は「G-Sync」や「FreeSync」に対応したモニターを購入するのもおすすめです。昔からのゲーマーであるほど垂直同期には嫌悪感があるかもしれませんが、この「G-Sync」や「FreeSync」は通常の垂直同期と比べてはるかに遅延が少なくなるため、選択肢に入れる価値は十分にあります。

KUL
KUL

このあたりは近いうちに「垂直同期」についてもまとめる予定なのでそこでも解説します。

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ユミアのアトリエおすすめゲーミングPC5選!アトリエシリーズ最新作の推奨スペックは?https://gamepc-lab.jp/yumia_atelier-suisyo/Fri, 21 Mar 2025 04:15:46 +0000https://gamepc-lab.jp/?p=5941

コーエーテクモゲームスが手掛ける「アトリエ」シリーズの最新作、『ユミアのアトリエ』が2025/3/21に発売! 対応プラットフォームはNintendo Switch、Playstation5、Playstation4、X ... ]]>

コーエーテクモゲームスが手掛ける「アトリエ」シリーズの最新作、『ユミアのアトリエ』が2025/3/21に発売!

対応プラットフォームはNintendo Switch、Playstation5、Playstation4、Xbox Series X|S、Xbox One、PC(Steam)です。

今作は最新のグラフィック技術を駆使しているので、美麗なビジュアルを堪能できます。

最大限ゲームを楽しむために、必要なスペックを把握しておきたいですよね。

今回はそんな皆さんに、『ユミアのアトリエ』を遊ぶために必要なPCの推奨スペックや、おすすめのゲーミングPCを紹介していきます。

この記事の監修者・執筆者

【監修者】ゲームPCラボ管理人

KUL

経歴・想い

当時ハマっていたMMOが好きすぎてそのまま運営会社に就職、その後ゲーム内イベントの企画やデバッグ・GMなどを担当していました。今は業界から離れてしまったもののゲーム好きなのはずっと変わらず。

社会人になりたての頃に何もわからないまま購入したゲーミングPCで失敗…。最近周囲でゲーミングPCを検討する人が増えてきたこともあり、自分と同じ失敗をしてほしくないという思いからこの「ゲームPCラボ」を立ち上げました。

【執筆者】

ゲームPCラボ編集部

ゲーム好きなゲームPCラボのライターが記事の執筆を行っています!

ユミアのアトリエ~追憶の錬金術師と幻創の地~とは

タイトルユミアのアトリエ~追憶の錬金術師と幻創の地~
ジャンルアクション、アドベンチャー、RPG
サービス開始日2025年3月21日
開発元コーエーテクモゲームス
価格9680円(税込)

「ライザのアトリエ」の秘密シリーズ3部作に続く、アトリエシリーズ最新作です。

今作は、錬金術士ユミアが滅びた大陸を巡り、失われた歴史を追う冒険RPG。プレイヤーは素材を集めてアイテムを調合し、リアルタイムバトルで仲間と共に戦います。

新たに「略式調合」や「ハウジング」などのシステムが追加され、フィールドでキャンプを楽しむこともできます。

編集部
編集部

今作は「アトリエ」シリーズ待望の最新作です!銃を使った探索要素など、他にも新たなゲームシステムが加わっていて、プレイするのが楽しみです。

ユミアのアトリエの公式推奨スペックについて

ここからは「ユミアのアトリエ」の推奨スペックについて紹介します。

ゲームPCラボでは各ゲームの推奨スペックについて「公式サイト推奨スペック」「ゲームPCラボ推奨スペック」の2つを紹介しています。

なぜ2つの推奨スペックがあるのか気になった方がいるかもしれません。

実はこれは推奨スペックがそれぞれのPCの常駐プログラム(ウイルス対策ソフトなど)まで想定していないことがあるためで、実際に不自由なく快適に遊べる「本当の推奨スペック」は公式の推奨スペックよりももう少し上であることがしばしばあります。

KUL
KUL

ゲームのレビューで「スペックを満たしてるのに重い」というような意見を見たことはありませんか?それはおそらくこの「本当の推奨スペック」でないことが要因です。

そういったことも踏まえて、当サイトでは独自の「ゲームPCラボ推奨スペック」を設定して公式サイトの指標とは異なるものも紹介することにしています。

これを超えていないと問題があるというわけではありませんが、特に新しくPCの購入を考えている方はこのスペックを超えたものを買ったほうが無難かと思います。

ちなみに、必要スペック(必要動作環境)推奨スペック(推奨動作環境)の違いについてはご存じでしょうか。

ちょっと不安かも、という方はぜひ下記の記事もご覧ください!

公式サイト推奨スペック

Steam配信ページによると推奨スペックは下記の通りとなります。

OSWindows 11 / 10(64bit)
CPUIntel Core i7-8700
AMD Ryzen 5 3600 以上
GPUNVIDIA GeForce RTX 2060
AMD Radeon RX 5700 XT
物理メモリ16GB
ストレージ40GB

今作は最新のPCゲームにしては比較的軽めの部類に入ります。

GPUがおおむね2019年頃に発売されたモデルのため、この推奨スペックを満たすだけであれば、5〜6年前に購入したPCでも十分かと思います。

しかし、せっかくの最新ゲームをある程度高画質でサクサク遊びたいなら、これ以上のスペックを持ったCPUやGPUを搭載したPCを選ぶことをお勧めします。

より高性能なパーツを選ぶことで、ゲームの動作が滑らかになり、グラフィックの品質も向上します。

編集部
編集部

比較的最近のゲームで言うと、「鳴潮」、Steamのゲームなら「龍が如く8外伝」が同じくらいの推奨スペックです。この2つのタイトルが遊べていれば動きそうです。

ゲームPCラボ推奨スペック

公式情報を踏まえた上で、これからゲーミングPCを購入する方に向けたおすすめの推奨スペックが下記の通りです。

OSWindows 10 / 11 64bit
CPUIntel Core i5-12400 以上
AMD Ryzen 5 5500 以上
GPUNVIDIA GeForce RTX 4060
AMD Radeon RX 6700 XT
物理メモリ16GB
ストレージ50GB以上の空き容量があるSSD

これくらいのスペックがあれば、快適なゲーム環境を整えることができるでしょう。

公式推奨スペックは「NORMAL」画質+60fpsでプレイするためのスペックでしたが、これくらいあればより高い画質でのプレイも狙えます。エントリーモデルとされる10万円台のモデルでも十分快適に遊ぶことができるレベルです。

今作はオープンワールド設計のため、ストレージはSSDがおすすめです。オープンワールドは場面切り替えのロードこそ少ないものの、移動に応じてオブジェクトの読み込みが行われるため、ストレージの転送速度は早いに越したことはありません。

編集部
編集部

HDDだと場面によってはテクスチャの読み込みが遅れて、ゲーム体験を損なってしまうこともあります。HDDとSSDの詳しい違いを知りたい方は下記の記事もぜひご覧ください。

ユミアのアトリエにおすすめのゲーミングPC5選

ここからは推奨スペックを踏まえて、ランキング形式でおすすめのゲーミングPCを紹介していきます。

基本的には予算10万円代後半もしくは予算20~30万円のゲーミングPCを選ぶといいでしょう。

おすすめゲーミングPCまとめ

順位製品名購入リンク参考価格(税込)CPUグラフィックメモリストレージCPUクーラーカスタマイズ
G-GEAR GE7A-F245/B公式サイト245,800円Ryzen 7 9700XRTX 4060 Ti 8GB32GB1TB SSD空冷
GALLERIA RM5C-R46公式サイト159,980円Core i5-14400FRTX 4060 8GB16GB500GB SSD空冷
GALLERIA RM7R-R46T 5700X搭載公式サイト209,979円Ryzen 7 5700XRTX 4060 Ti 8GB16GB500GB SSD空冷
NEXTGEAR JG-A7A60公式サイト179,800円Ryzen 7 5700XRadeon RX 7600 8GB16GB 1TB SSD水冷
GALLERIA RM5C-76XT公式サイト212,980円Core i5-14400FRadeon RX 7600 XT 16GB16GB500GB SSD空冷
※参考価格は公式サイトを参照しています(2025年3月21日時点の価格)
順位製品名購入リンク参考価格(税込)CPUグラフィックメモリストレージCPUクーラーカスタマイズ
GALLERIA RM5C-R46公式サイト159,980円Core i5-14400FRTX 4060 8GB16GB500GB SSD空冷
NEXTGEAR JG-A7A60公式サイト179,800円Ryzen 7 5700XRadeon RX 7600 8GB16GB 1TB SSD水冷
GALLERIA RM7R-R46T 5700X搭載公式サイト209,979円Ryzen 7 5700XRTX 4060 Ti 8GB16GB500GB SSD空冷
GALLERIA RM5C-76XT公式サイト212,980円Core i5-14400FRadeon RX 7600 XT 16GB16GB500GB SSD空冷
G-GEAR GE7A-F245/B公式サイト245,800円Ryzen 7 9700XRTX 4060 Ti 8GB32GB1TB SSD空冷
※参考価格は公式サイトを参照しています(2025年3月21日時点の価格)

G-GEAR GE7A-F245/B(245,800円)

【G-GEAR GE7A-F245/B】の評価

G-GEAR GE7A-F245/Bの評価
CPURyzen 7 9700X
グラフィックRTX 4060 Ti 8GB
メモリ32GB
ストレージ1TB SSD
参考価格
(公式サイト)
245,800円
GE7A-F245/Bの性能

ツクモ公式サイトで見る

編集部
編集部

スペックとコストのバランス良!重いゲームも快適に遊べます。

ユミアのアトリエを遊ぶなら、一番おすすめなのはG-GEARのこのモデルです!

グラボには「RTX 4060 Ti」を搭載しているのでフルHD設定であれば高フレームレートで、ゲームを楽しめます。

また、CPUの「Ryzen 7 9700X」はデフォルトで消費電力が低く設定されており、性能の高さのわりに同価格帯・同スペックのCPUと比べて発熱が抑えられるという特徴があります。消費電力が気になるという方にもおすすめです。

メモリはDDR5の32GB、ストレージに1TB SSDが載っているので、ゲームのロードなどもスムーズに行えます。十分快適にゲームができるスペックと言えるでしょう。

マザーボードにWiFi接続が可能な機能が付いているのもおすすめポイント。部屋の都合で有線接続ができない方でもオンラインゲームを遊べます。

カスタマイズも豊富に用意されているので、他に重めのゲームを遊びたい方でもそちらの推奨スペックに合わせて機能を増やすことができます。是非チェックしてみてください。

GALLERIA RM5C-R46(159,980円)

GALLERIA RM5C-R46】の評価

GALLERIA RM5C-R46の評価
CPU  Core i5-14400F
グラフィックGeForce RTX 4060 8GB
メモリ16GB
ストレージ500GB SSD
参考価格
(公式サイト)
159,980円
分割払いの目安
(36回分割)
約4,500円 / 月
分割手数料無料
GALLERIA RM5C-R46 の性能

ドスパラ公式サイトで見る

編集部
編集部

手が出しやすいエントリーモデル!カジュアルゲーマーの方におすすめです。

ゲーミングPCといえばGALLERIA!という方も多いのではないでしょうか?

洗練されたフォルムと青く縁取りされたガンメタリック塗装のケースがカッコいいですよね。

搭載されているCPUは性能とコストのバランスが優れており、ゲームだけでなく、ビジネスや動画編集にも使うことができます。また、グラボの性能もしっかり活かせるCPUなので、ボトルネックを気にせずに使えるのもいいところです。

ドスパラのPCはカスタマイズ性が高いことも特徴のひとつ。ストレージやメモリなど、ご自身のニーズに合ったPCにカスタマイズできるところもおすすめポイントです。

画質設定さえ調整すれば高いフレームレートで快適に遊ぶことができるので、フルHDで遊ぶ多くのカジュアルゲーマーの方におすすめのモデルとなっています。

GALLERIA RM7R-R46T 5700X搭載(209,979円)

GALLERIA RM7R-R46T 5700X搭載】の評価

GALLERIA RM7R-R46T 5700X搭載の評価
CPURyzen 7 5700
グラフィックRTX 4060 Ti 8GB
メモリ16GB
ストレージ500GB SSD
参考価格
(公式サイト)
209,979円
分割払いの目安
(36回分割)
約5,900円 / 月
分割手数料無料
GALLERIA RM7R-R46T 5700X搭載の性能
編集部
編集部

GPU性能が高いミドルスペックPC!

このPCは20万円前後でグラボの性能が良い、ミドルスペックのPCが欲しい人におすすめのモデルです!

CPUは「Ryzen 7 5700X」、GPUは「RTX 4060 Ti」を搭載したモデルで、コスパも良くしっかりとゲーミング性能も備わっているモデルです。20万円前後でコスパの良いPCを探している方には良い選択肢になります。

CPU・GPUの性能バランスも取れているため、ボトルネックを気にする必要がないのも良いポイントです。

ただしストレージは500GBしかないため、より快適にゲームを遊びたい方は1TB SSDへの増設がおすすめです。

NEXTGEAR JG-A7A60(179,800円)

NEXTGEAR JG-A7A60】の評価

NEXTGEAR JG-A7A60の評価
CPURyzen 7 5700X
グラフィックRadeon RX 7600 8GB
メモリ16GB
ストレージ1TB SSD
参考価格
(公式サイト)
179,800円
分割払いの目安
(36回分割)
約5,000円 / 月
分割手数料無料
NEXTGEAR JG-A7A60の性能

マウス公式サイトで見る

編集部
編集部

冷却性能が高めの水冷クーラーを搭載したモデル!

これまで紹介してきた性能に比べてコスパが高いCPUとGPUを搭載したモデルです。

GPUにはゲーム性能とコストのバランスがいい「Radeon RX 7600」が搭載されています。フルHDでゲームを快適にプレイできるスペックなので、今作でも十分に楽しむことができるでしょう。WQHDでのプレイも可能ですが、画質やフレームレートにこだわるのであれば、パワー不足になってしまうタイトルもあります。

メモリは16GBと標準的です。ほとんどのゲームで不足することはありません。しかし、最近では32GBを推奨するゲームもあるので、余裕があれば増量もおすすめ。また、CPUクーラーは水冷式のものを搭載しています。長時間ゲームをしていても、効率的に排熱してくれるので、パフォーマンスが落ちにくいです。

NEXTGEARモデルなど、マウスコンピュータ-が販売しているPCの一番のおすすめポイントは、最初から標準で3年の保証が付いていることです。直営店や、ECサイトでしか購入できないことに不安を抱く方もいるかもしれませんが、24時間365日電話でのお問い合わせもできますので、アフターサービスの手厚さは業界随一です。

GALLERIA RM5C-76XT(212,980円)

GALLERIA RM5C-76XT】の評価

GALLERIA RM5C-76XTの評価
CPUCore i5-14400F
グラフィックRadeon RX 7600 XT 16GB
メモリ16GB
ストレージ500GB SSD
参考価格
(公式サイト)
212,980円
分割払いの目安
(36回分割)
約6,000円 / 月
分割手数料無料
GALLERIA RM5C-76XTの性能

ドスパラ公式サイトで見る

編集部
編集部

ゲームを楽しみたい方向けの高コスパモデル!

5位はガレリアシリーズの「GALLERIA RM5C-76XT

GPUにはVRAM容量の多い「AMD Radeon RX 7600 XT」を搭載、この価格帯では珍しい16GBのVRAMでPCのパフォーマンスをサポートします。CPUの「Core i5-14400F」との性能バランスも良く、フルHD環境では比較的多くのゲームでしっかりと高画質・高フレームレートを狙えるPCです。

今回紹介したPCの中ではずば抜けて性能が高いというわけではないものの、この20万円前後という人気の価格帯の中ではバランスが取れたPCだと言えます。

ゲーミングPCを安く購入するには

BTOメーカー各社は定期的にセールを行っているので、そのタイミングで割引されている商品、あるいは配布されるクーポンを使って購入するのが一番お得です。

特にドスパラやマウスコンピューター、ツクモは常に何かしらのセールを行っているため、そのタイミングでお得なモデルの中から選んで購入するというのもアリ。

ゲームPCラボでは各社のセール情報を定期的にまとめているので、よかったらぜひ下記の記事を覗いて見てください!

【初心者向け】ゲーミングPCを選ぶときの注意点

おすすめのゲーミングPCをいくつか紹介しましたが、初心者の方がゲーミングPCを選ぶ際に注意した方が良い点がいくつかあるためこちらも紹介します。

専門的な話をすればパーツの組み合わせなど色々な点があるのですが、今はおおむねどの通販サイトでも最低限のラインは満たしたものが販売されています。

ここでは、ゲーミングPC初心者の方に向けてまず抑えておくべき注意点として下記3点を紹介します。

ゲーミングPCを選ぶときの注意点3点
  • できるだけノート型ではなくデスクトップ型にする
  • 自分が必要としているスペックを把握する
  • 何年後に買い替えるかを想定する

とにかく「その機能は必要なのか?」あるいはその逆で「その機能は本当になくても大丈夫なのか?」ということをよく検討するようにしましょう。

より詳しくは下記のページでも詳細を解説しています。よろしければぜひご覧ください。

【初心者向け】ゲーミングPC購入時のカスタマイズについて

ドスパラやマウスでは、購入直前にパーツの増設やアップグレードを行うカスタマイズが可能です。

もちろん本体購入後に自分で安いパーツをPCに組み込むことも可能ですが、慣れないうちは店舗側で組み込んでくれる事前カスタマイズを利用することをおすすめします。

特に物理メモリやストレージなどは後で不足すると困ってしまうので、事前によく検討するようにしましょう。

最後に

今回は、『ユミアのアトリエ』の推奨スペックについて、おすすめゲーミングPCと併せて紹介しました。

今作は動作が軽いゲームなので、エントリーモデルのゲーミングPCでもそれなりに遊ぶことができます。しかし、高画質・高フレームレートで遊びたい人や、他のゲームもバリバリプレイしたい方は、今回ご紹介したPCをおすすめします。

ゲームPCラボではゲーム別の推奨スペックを定期的に発信していますので、興味のある方はぜひご覧になってみてくださいね!

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Steel HuntersのおすすめPC5選!新作メカものヒーローシューターの気になる推奨スペックは?https://gamepc-lab.jp/steelhunters-suisyo/Wed, 19 Mar 2025 09:56:32 +0000https://gamepc-lab.jp/?p=5924

「World of Tanks」や「World of Warships」を手掛けたWargaming Group Limitedの最新作「Steel Hunters」が、2025年4月2日に早期アクセスを開始します。 「 ... ]]>

「World of Tanks」や「World of Warships」を手掛けたWargaming Group Limitedの最新作「Steel Hunters」が、2025年4月2日に早期アクセスを開始します。

「Steel Hunters」はプレイヤーたちが巨大戦闘メカ「ハンター」を操って戦うPvPvE(プレイヤー対プレイヤー対環境)のヒーローシューター。多彩な戦闘メカが織りなす大迫力の戦闘が大きな魅力です。

ここでは、そんな本作を遊ぶのに必要なPCの推奨スペックや、おすすめのゲーミングPCを紹介していきます。これから「Steel Hunters」をPCで遊ぼうとしている方やこれを機にPCを買い換えようとしている方はぜひ参考にしてみてください。

この記事の監修者・執筆者

【監修者】ゲームPCラボ管理人

KUL

経歴・想い

当時ハマっていたMMOが好きすぎてそのまま運営会社に就職、その後ゲーム内イベントの企画やデバッグ・GMなどを担当していました。今は業界から離れてしまったもののゲーム好きなのはずっと変わらず。

社会人になりたての頃に何もわからないまま購入したゲーミングPCで失敗…。最近周囲でゲーミングPCを検討する人が増えてきたこともあり、自分と同じ失敗をしてほしくないという思いからこの「ゲームPCラボ」を立ち上げました。

【執筆者】ゲームPCラボ ライター

ベル塚ベル

経歴・想い

ゲーム関連の雑誌・書籍、そしてWebサイトを中心に執筆活動を行うフリーライター。生粋のゲーマーであり、仕事もプライベートもゲーム三昧。

Steamで頻繁にゲームをプレイすることから、ゲーミングPCにも精通しています。その知識と経験を活かし、読者の皆さんがより快適にPCゲームを楽しめるような情報をお届けします。

Steel Huntersとは

タイトルSteel Hunters
ジャンルPvPvEシューター
サービス開始日2025年4月2日
開発元Wargaming Group Limited
価格基本プレイ無料

本作は味方と敵のプレイヤー、そしてCPU(エネミー)が入り乱れる戦場からの脱出を目指すPvPvEタイプのメカヒーローシューター。プレイヤーはハンターと呼ばれるメカを操り、敵と交戦しながら、レベルや装備を強化して脱出ゾーンへの到達を目指します。

ハンターには人型、多脚型、獣型など、多彩なタイプがあるほか、固有のスキルや成長システムが用意されていて、戦闘中に発生する目標を達成しながら、レベルや装備を強化していきます。ハンターのタイプや育成方針、装備や環境を駆使した戦い方など、多彩な戦略を楽しむことができます。

ベル塚ベル
ベル塚ベル

ヒーローシューター、バトルロイヤル、脱出という3つの要素を組み合わせた新たな形のPvPvE。基本プレイ無料なので、お試しでプレイできるのがありがたいですね。

Steel Huntersの公式推奨スペックについて

ここからは「Steel Hunters」の推奨スペックについて紹介します。

ゲームPCラボでは各ゲームの推奨スペックについて「公式サイト推奨スペック」「ゲームPCラボ推奨スペック」の2つを紹介しています。

なぜ2つの推奨スペックがあるのか気になった方がいるかもしれません。

実はこれは推奨スペックがそれぞれのPCの常駐プログラム(ウイルス対策ソフトなど)まで想定していないことがあるためで、実際に不自由なく快適に遊べる「本当の推奨スペック」は公式の推奨スペックよりももう少し上であることがしばしばあります。

KUL
KUL

ゲームのレビューで「スペックを満たしてるのに重い」というような意見を見たことはありませんか?それはおそらくこの「本当の推奨スペック」でないことが要因です。

そういったことも踏まえて、当サイトでは独自の「ゲームPCラボ推奨スペック」を設定して公式サイトの指標とは異なるものも紹介することにしています。

これを超えていないと問題があるというわけではありませんが、特に新しくPCの購入を考えている方はこのスペックを超えたものを買ったほうが無難かと思います。

ちなみに、必要スペック(必要動作環境)推奨スペック(推奨動作環境)の違いについてはご存じでしょうか。

ちょっと不安かも、という方はぜひ下記の記事もご覧ください!

公式サイト推奨スペック

公式サイトによると推奨スペックは下記の通りとなります。

OSWindows® 10, Windows® 11, 64bit
CPUIntel Core i5-9600 以上
AMD Ryzen 5 3600 以上
GPUNVIDIA GeForce RTX 3060(VRAM 8GB)以上
AMD Radeon RX 5600 XT(VRAM 6GB)以上
物理メモリ16GB
ストレージSSDの空き領域32GB以上

PCゲームとしてはやや重めの部類に入るゲームです。

CPUはそこまででもないのですが、GPUの推奨スペックがかなり高め。だいたい3~4年前のゲーミングPCのスペックになります。

本作の映像を見てみると、フィールドやメカのグラフィックだけではなく、エフェクトや天候などにも力が入っているようです。たしかにこのクオリティのフル3Dゲームであれば、納得の推奨スペックと言えます。設定次第ではかなり激重になる可能性も…。高画質かつ高フレームレートでプレイしたいなら、推奨スペックギリギリのPCでプレイするのは避けたほうがよさそうです。

ベル塚ベル
ベル塚ベル

崖とか地形のテクスチャや空の描写もすごいんですよね。フィールドへのこだわりが半端ありません。その分、PCには結構な負荷がかかりそうな予感がします。

ゲームPCラボ推奨スペック

公式情報を踏まえた上で、これからゲーミングPCを購入する方に向けたおすすめの推奨スペックが下記の通りです。

OSWindows® 10, Windows® 11, 64bit
CPUIntel Core i5-11600K
AMD Ryzen 5 5600X
GPUGeForce RTX 4060
Radeon RX 6750 XT
物理メモリ16GB
ストレージ50GB以上の空き容量があるSSD

新たな形のPvPvEを目指している本作は、ゲーム性に加え、テクスチャや演出などにもこだわっています。細部の作り込みもかなりのものなので、フルHDで快適にプレイするなら、それ相応のマシンパワーが必要になるでしょう。

そこで重要になるのが、画像処理を行うためのGPU。GeForceなら2023年6月29日に発売された「RTX 4060」、Radeonなら2022年5月13日に発売された「6750 XT」以上のものが欲しいところ。

逆にCPUは無理に高性能なものを選ぶ必要はありません。ゲームを遊ぶだけなら、上記のスペックがあれば十分です。より負荷のかかる設定でゲームをプレイしたい、またはゲーム以外にもいろいろな用途でPCを利用するという場合はより性能の高いCPUを選ぶようにしましょう。

ベル塚ベル
ベル塚ベル

対人系のゲームはPCスペックが勝敗に大きく影響することもあります。ガッツリ遊ぶのであれば、妥協せずに一段上のゲーミングPCを用意するのがおすすめです。

Steel HuntersにおすすめのゲーミングPC5選

ここからは推奨スペックを踏まえて、ランキング形式でおすすめのゲーミングPCを紹介していきます。

基本的には予算10万円代後半もしくは予算20~30万円のゲーミングPCを選ぶといいでしょう。

おすすめゲーミングPCまとめ

順位製品名購入リンク参考価格(税込)CPUグラフィックメモリストレージCPUクーラーカスタマイズ
G-GEAR GE7A-F245/B公式サイト245,800円Ryzen 7 9700XRTX 4060 Ti 8GB32GB1TB SSD空冷
G TUNE DG-A7A7X公式サイト259,800円Ryzen 7 7700RX 7700 XT 12GB32GB1TB SSD水冷
GALLERIA RM5C-R46公式サイト159,980円Core i5-14400FRTX 4060 8GB16GB500GB SSD空冷
FRGHLB760/SG1公式サイト234,800円Core i5-14400FRTX 4060 Ti 8GB32GB1TB SSD水冷
Magnate MV公式サイト137,980円Core i5-12400RTX 4060 8GB16GB500GB SSD空冷
※参考価格は公式サイトを参照しています(2025年3月19日時点の価格)
順位製品名購入リンク参考価格(税込)CPUグラフィックメモリストレージCPUクーラーカスタマイズ
Magnate MV公式サイト137,980円Core i5-12400RTX 4060 8GB16GB500GB SSD空冷
GALLERIA RM5C-R46公式サイト159,980円Core i5-14400FRTX 4060 8GB16GB500GB SSD空冷
FRGHLB760/SG1公式サイト234,800円Core i5-14400FRTX 4060 Ti 8GB32GB1TB SSD水冷
G-GEAR GE7A-F245/B公式サイト245,800円Ryzen 7 9700XRTX 4060 Ti 8GB32GB1TB SSD空冷
G TUNE DG-A7A7X公式サイト259,800円Ryzen 7 7700RX 7700 XT 12GB32GB1TB SSD水冷
※参考価格は公式サイトを参照しています(2025年3月19日時点の価格)

G-GEAR GE7A-F245/B(245,800円)

【G-GEAR GE7A-F245/B】の評価

G-GEAR GE7A-F245/Bの評価
CPURyzen 7 9700X
グラフィックRTX 4060 Ti 8GB
メモリ32GB
ストレージ1TB SSD
参考価格
(公式サイト)
245,800円
GE7A-F245/Bの性能

ツクモ公式サイトで見る

ベル塚ベル
ベル塚ベル

妥協したくない方におすすめしたい高性能なミドルタワーPC

1番のおすすめはツクモの人気シリーズ「G-GEAR プレミアムミドルタワー」の「GE7A-F245/B」。

高い性能を誇る優秀なCPU「Ryzen 7 9700X」人気のGPU「RTX 4060 Ti 8GB」を組み合わせたパワフルなゲーミングPC。25万円台と少々値は張りますが、「Steel Hunters」を始めとした、さまざまな3DゲームをフルHD画質かつ高フレームレートでプレイできます

標準で32GBのメモリと1TBのSSDを搭載しているので、容量不足に悩む心配もありません。

本シリーズは天面、前面、底面の3箇所に、PCの天敵であるホコリの侵入を防ぐ防塵フィルターを完備。とくに前面部分のフィルターは二重になっていて、ホコリ対策はバッチリ。取り外しも簡単な作りになっているのでお手入れが簡単なのも大きなポイントです。

G TUNE DG-A7A7X(259,800円)

【G TUNE DG-A7A7X】の評価

G TUNE DG-A7A7Xの評価
CPURyzen 7 7700 
グラフィックRadeon RX 7700 XT 12GB
メモリ32GB
ストレージ1TB SSD
参考価格
(公式サイト)
259,800円
分割払いの目安
(36回分割)
約7,220円 / 月
分割手数料無料
G TUNE DG-A7A7Xの性能

マウス公式サイトで見る

ベル塚ベル
ベル塚ベル

GPUにこだわる派も納得のパワフルなゲーミングPC

2位にランクインしたのは、マウスの「G TUNE DG-A7A7X」。

安定した性能を誇るCPU「Ryzen 7 7700」性能の高さに定評のあるGPU「RX 7700 XT」を搭載したモデルです。「RX 7700 XT」は今回紹介するPCが搭載しているGPUの中でもっとも高性能なパーツで、「RTX 4060 Ti」の1.3倍、「RTX 4060」の1.6倍の性能を有しています。これだけの性能があれば、「Steel Hunters」が持つグラフィックの美しさ、ゲーム性、対人要素を十二分に堪能することができるでしょう。

本モデルはカスタマイズにて、PCケースのサイドパネルをスチールから強化ガラスに変更することが可能です。ガラスパネルにすることでPC内部が見えるようになり、ゲーミングPCらしさが一気に増します。ちなみにガラスパネルは簡単に取り外せるようになっているので、メンテナンスが楽になるというメリットもあります。

GALLERIA RM5C-R46(159,980円)

【GALLERIA RM5C-R46】の評価

GALLERIA RM5C-R46の評価
CPU  Core i5-14400F
グラフィックGeForce RTX 4060 8GB
メモリ16GB
ストレージ500GB SSD
参考価格
(公式サイト)
159,980円
分割払いの目安
(36回分割)
約4,500円 / 月
分割手数料無料
GALLERIA RM5C-R46 の性能

ドスパラ公式サイトで見る

ベル塚ベル
ベル塚ベル

価格を重視しつつも、快適なゲームプレイを可能にしたモデル

1位と2位は性能に特化したモデルでしたが、3位は価格重視のモデルになります。ここで紹介するのは、ドスパラの「GALLERIA」シリーズ「RM5C-R46」です。

控えめな性能のCPU「Core i5-14400F」と人気のある定番GPU「RTX 4060」で構成された手頃な価格のゲーミングPC。手頃と言っても「Steel Hunters」を快適に遊べるだけのスペックは有しています。また設定をイジれば、推奨スペックがさらに重いゲームを遊ぶことだってできます

本モデルはPCケースの天面と底面に防塵フィルターを搭載。取り外しが楽な上に、水洗いできるのが大きな魅力。また名作サンドボックス『Minecraft: Java & Bedrock Edition for PC』と、100を超えるPCゲームが遊べるサブスクリプション『PC Game Pass』の利用権が同梱されているのもちょっとうれしいポイントと言えます。

FRGHLB760/SG1(234,800円)

【FRGHLB760/SG1】の評価

FRGHLB760/SG1の評価
CPUCore i5-14400F
グラフィックGeForce RTX 4060 Ti
メモリ32GB
ストレージ1TB SSD
参考価格
(公式サイト)
234,800円
FRGPLB760W/SG1の性能

FRONTIER公式サイトで見る

ベル塚ベル
ベル塚ベル

見た目と性能を両立させた使い勝手のいいゲーミングPC

フロンティアの「FRGHLB760/SG1」は、PCケースの側面に視認性のよい強化ガラスパネルを搭載した明るいデザインが特徴のモデル。LEDライティングによって、PC内部を美しく照らし、幻想的な光景を演出することもできます。標準のPCケースは明るい白色ですが、シックで落ち着いた雰囲気の黒色に無料で切り替えることも可能です。

CPUの性能は「Core i5-14400F」とやや控えめですが、GPUは高性能な「RTX 4060 Ti」を搭載していますので、「Steel Hunters」のような最新のフル3Dもしっかりと遊べるように仕上がっています。標準で1TB SSDのストレージがあるのもグッド。これならさまざまなゲームをインストールしておくことができます。容量の重いゲームをたくさんインストールするなら、2TBに拡張するのもひとつの手です。

Magnate MV(137,980円)

【Magnate MV】の評価

Magnate MVの評価
CPUCore i5-12400F
グラフィックRTX 4060 8GB
メモリ16GB
ストレージ500GB SSD
参考価格
(公式サイト)
137,980円
分割払いの目安
(36回分割)
約3,900円 / 月
分割手数料無料
Magnate MV の性能
ベル塚ベル
ベル塚ベル

価格を最優先したエントリーモデル。プレゼントにも最適!

5位はドスパラの「Magnate MV」。価格はなんと14万円未満。今回紹介するPCの中でもっとも安いモデルになります。ゲームのために初めてPCを買うという方向けのエントリーモデルで、お子さんへのプレゼントなんかにもおすすめです。

気になる性能ですが、CPUに「Core i5-12400」、GPUに「RTX 4060」を採用。低価格ですが、「Steel Hunters」を快適にプレイするだけのマシンパワーは備えています。ストレージがやや心許ないので予算に余裕があるなら、1TBに拡張するのもいいでしょう。

ちなみに、本モデルはゲーミングPCではなく、一般向けのデスクトップPCとして販売されています。そのため、PCケースが小さく省スペースな作りとなっており、床や机の上に置いても邪魔になりにくいという特徴があります。

ゲーミングPCを安く購入するには

BTOメーカー各社は定期的にセールを行っているので、そのタイミングで割引されている商品、あるいは配布されるクーポンを使って購入するのが一番お得です。

特にドスパラやマウスコンピューター、ツクモは常に何かしらのセールを行っているため、そのタイミングでお得なモデルの中から選んで購入するというのもアリ。

ゲームPCラボでは各社のセール情報を定期的にまとめているので、よかったらぜひ下記の記事を覗いて見てください!

【初心者向け】ゲーミングPCを選ぶときの注意点

おすすめのゲーミングPCをいくつか紹介しましたが、初心者の方がゲーミングPCを選ぶ際に注意した方が良い点がいくつかあるためこちらも紹介します。

専門的な話をすればパーツの組み合わせなど色々な点があるのですが、今はおおむねどの通販サイトでも最低限のラインは満たしたものが販売されています。

ここでは、ゲーミングPC初心者の方に向けてまず抑えておくべき注意点として下記3点を紹介します。

ゲーミングPCを選ぶときの注意点3点
  • できるだけノート型ではなくデスクトップ型にする
  • 自分が必要としているスペックを把握する
  • 何年後に買い替えるかを想定する

とにかく「その機能は必要なのか?」あるいはその逆で「その機能は本当になくても大丈夫なのか?」ということをよく検討するようにしましょう。

より詳しくは下記のページでも詳細を解説しています。よろしければぜひご覧ください。

【初心者向け】ゲーミングPC購入時のカスタマイズについて

ドスパラやマウスでは、購入直前にパーツの増設やアップグレードを行うカスタマイズが可能です。

もちろん本体購入後に自分で安いパーツをPCに組み込むことも可能ですが、慣れないうちは店舗側で組み込んでくれる事前カスタマイズを利用することをおすすめします。

特に物理メモリやストレージなどは後で不足すると困ってしまうので、事前によく検討するようにしましょう。

最後に

今回は「Steel Hunters」の推奨スペックとおすすめのゲーミングPCを併せて紹介しました。

推奨GPUが高く、やや重めのゲームではありますが、安価なモデルであれば14万円台から購入可能です。WQHDの解像度でプレイしたい場合や、より高いフレームレートを安定して実現したい場合は、20万円台のゲーミングPCを購入するのもおすすめです。

ゲームPCラボではゲーム別の推奨スペックを定期的に発信していますので、興味のある方はぜひご覧になってみてくださいね!

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inZOIにおすすめのゲーミングPC5選!早期アクセスに必要な推奨スペックも解説!https://gamepc-lab.jp/inzoi-suisyo/Sun, 16 Mar 2025 14:33:27 +0000https://gamepc-lab.jp/?p=5841

ライフシミュレーションという聞き慣れないジャンル名の新作ゲーム「inZOI」。 アニメ調のグラフィックでゲーム内の生活を楽しむのはMMOをはじめ珍しいものではありませんが、リアル調のグラフィックで擬似的な生活を営めるゲー ... ]]>

ライフシミュレーションという聞き慣れないジャンル名の新作ゲーム「inZOI」。

アニメ調のグラフィックでゲーム内の生活を楽しむのはMMOをはじめ珍しいものではありませんが、リアル調のグラフィックで擬似的な生活を営めるゲームというのは、最近なかなか聞いたことがありません。

リアルさを追求しているだけあって、PCに求められる推奨スペックも高そうな予感…。

今回はそんな「inZOI」について、快適に遊べるようになる「推奨スペック」と、それに基づいたおすすめのゲーミングPCを紹介していきます!

私がこの記事を書いています!

ゲームPCラボ管理人

KUL

経歴・想い

当時ハマっていたMMOが好きすぎてそのまま運営会社に就職、その後ゲーム内イベントの企画やデバッグ・GMなどを担当していました。今は業界から離れてしまったもののゲーム好きなのはずっと変わらず。

社会人になりたての頃に何もわからないまま購入したゲーミングPCで失敗…。最近周囲でゲーミングPCを検討する人が増えてきたこともあり、自分と同じ失敗をしてほしくないという思いからこの「ゲームPCラボ」を立ち上げました。

inZOIとは

タイトルinZOI
ジャンルシミュレーションゲーム
早期アクセス開始日2025年3月28日
開発元KRAFTON
価格未定

「inZOI」は、PUBGやTERAなどのヒット作を生み出したKRAFTONの新作ゲーム。現実世界のようなリアルに再現された街並みの中で、プレイヤー「ZOI」と呼ばれるキャラクターになって、街の一員として生活を営みます。

PRTIMESの公式リリースによると「すべてのキャラクターが自分の自由意志で行動する“Comprehensive public simulation” (包括的なシミュレーション)」に基づいて、病気、トレンド、ゴシップ等のイベントが発生するとのことで、これまでのゲーム体験を超えた「もう一つの現実世界」で暮らすような新しい体験ができるかもしれません。

少し気になっているのはSteamページにある「AI生成コンテンツ」に関する記載。テキストベースでオリジナルの衣装テクスチャやアクセサリを生成することができるようで、もしかすると「ZOI」の見た目にはかなりのオリジナリティを出すことができるかも…?

KUL
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「現実とまったく違う自分を演じる」「自由度のあるカスタマイズ」という点ではVRChatも似たようなイメージですが、こちらはよりリアル志向という感じ。ゲーム画面はGTAっぽくもあり、懐かしのPlaystation Homeっぽくもあり……一体どんなゲームになるんですかね…。

inZOIの公式推奨スペックについて

ここからは「inZOI」の推奨スペックについて紹介します。

ゲームPCラボでは各ゲームの推奨スペックについて「公式サイト推奨スペック」「ゲームPCラボ推奨スペック」の2つを紹介しています。

なぜ2つの推奨スペックがあるのか気になった方がいるかもしれません。

実はこれは推奨スペックがそれぞれのPCの常駐プログラム(ウイルス対策ソフトなど)まで想定していないことがあるためで、実際に不自由なく快適に遊べる「本当の推奨スペック」は公式の推奨スペックよりももう少し上であることがしばしばあります。

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ゲームのレビューで「スペックを満たしてるのに重い」というような意見を見たことはありませんか?それはおそらくこの「本当の推奨スペック」でないことが要因です。

そういったことも踏まえて、当サイトでは独自の「ゲームPCラボ推奨スペック」を設定して公式サイトの指標とは異なるものも紹介することにしています。

これを超えていないと問題があるというわけではありませんが、特に新しくPCの購入を考えている方はこのスペックを超えたものを買ったほうが無難かと思います。

ちなみに、必要スペック(必要動作環境)推奨スペック(推奨動作環境)の違いについてはご存じでしょうか。

ちょっと不安かも、という方はぜひ下記の記事もご覧ください!

公式サイト推奨スペック

公式サイトによると推奨スペックは下記の通りとなります。

なお、今回はリンク先にある「Medium」のスペックを「公式推奨スペック」として採用します。「Recommended」と「High」は4K解像度に最適化されたプリセットを使う場合とのことで、一般的なゲーマーのゲーム環境には合わないと考えています。

KUL
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というか「RTX4080 推奨」とか書かれているのでもしそれが基準になると私もプレイできないです

OSWindows 10/11
CPUIntel i7 11700
AMD Ryzen 7 5800X3D
GPUNVIDIA RTX 3060 (8G VRAM)
AMD Radeon RX 6600 (8G VRAM)
物理メモリ16GB
ストレージ50GB
備考・NVIDIA DLSS・AMD FSR 3・XeSSの利用時(設定:パフォーマンス)
・レイトレーシングON
・品質プリセット「Medium」時

「ほなMediumなら大丈夫か」と思いきや、それでも推奨スペックはかなり高めです。最近だとSYNDUALITY Echo of Adaがこれくらいの推奨スペックでした。

CPUは「Intel i7-11700」「AMD Ryzen 7 5800X3D」が指定されています。この2つの性能差がずいぶんあるのは気になるところですが、何にしてもエントリーモデルに搭載されているCPUだとこのスペックは満たせない可能性があるので注意が必要です。

CPUの要求値が高めなのはシミュレーションゲームの宿命でもあります。CPUによる計算が必要な要素が多いため、他のゲームジャンルとは異なり、GPU性能だけ気をつければいいというわけにもいかないのが難しいところ。

ちなみにそんなGPUも「RTX 3060」「Radeon RX 6600」と、これまた公式推奨スペックにしては少し高め。ただ、これはここ数年のPCなら満たしていることも多いので、やはりGPUよりもCPUの方が課題になりそうな気はします。

なお、当然のようにアップスケール技術はオンが大前提です。アップスケール&フレーム生成が前提のゲームとしてはモンハンワイルズが記憶に新しいですが、同等かそれ以上の重さと考えておくのが無難かもしれません。

KUL
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「まだ開発中なので最適化が進んでいないところもある」とのことですが、正式リリースまでにここから劇的に下がることは考えにくいです。「inZOI」を快適にプレイするならそれなりのスペックを用意する覚悟が必要です。

ゲームPCラボ推奨スペック

公式情報を踏まえた上で、これからゲーミングPCを購入する方に向けたおすすめの推奨スペックが下記の通りです。

OSWindows 10/11
CPUCore i5-13400
Ryzen 7 5800X3D
GPUNVIDIA RTX 4060Ti
AMD Radeon RX 6700XT
物理メモリ16GB
ストレージ75GB以上の空き容量があるSSD

今回はプリセット「Medium」の設定を踏まえつつ、少し画質の向上が狙えるようなスペックに設定しました。

CPUはほぼそのままですが、AMDの方に「Ryzen 7 5800X3D」が出てきているのがやはり気になるので、Intelも少し基準を上げてベンチマークスコアがより高めの「Core i5-13400」としています。

GPUは「RTX4060」でも良いのですが、余裕をもって「RTX4060Ti」くらいにしておくと細かい品質設定でより良いものを選べるので、本作ならではのキレイな映像を楽しめるかと思います。AMDなら「Radeon RX 6700XT」くらいが同等の性能です。

ストレージはSSDが必須と考えた方が良い気がします。公式サイトでもSSDにすることのメリットがtipsのように数行にわたって語られているので、おそらくこれもモンハンワイルズと同様にSSDにインストールした方が無難だと思います。

KUL
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こうして見てみるとモンハンワイルズが遊べる人ならinZOIもそれなりに遊べるという感じですね

inZOIにおすすめのゲーミングPC5選

ここからは推奨スペックを踏まえて、ランキング形式でおすすめのゲーミングPCを紹介していきます。

おすすめの価格帯は予算20〜30万円です。推奨スペックをコスパ良く満たせるモデルが多い価格帯。もっと良い環境でプレイしたいという方や動画配信でも使いたいという方は予算30万円以上の価格帯もおすすめです。

おすすめゲーミングPCまとめ

順位製品名購入リンク参考価格(税込)CPUグラフィックメモリストレージCPUクーラーカスタマイズ
G-GEAR GE7A-G250/B2公式サイト279,800円Ryzen 7 9800X3DRadeon RX 7800 XT 16GB32GB1TB SSD空冷
GALLERIA RM5C-R57公式サイト239,980円Core i5-14400FRTX 5070 12GB16GB500GB SSD空冷
GALLERIA XA7C-78XT公式サイト279,980円Core i7-14700FRadeon RX 7800 XT 16GB32GB1TB SSD空冷
G-GEAR GE7A-D243/B公式サイト249,800円Ryzen 7 7800X3DRTX 4060 Ti 8GB32GB1TB SSD空冷
GALLERIA XA7C-R57公式サイト304,980円Core i7-14700FRTX 5070 12GB32GB1TB SSD空冷
※参考価格は公式サイトを参照しています(2025年3月16日時点の価格)
順位製品名購入リンク参考価格(税込)CPUグラフィックメモリストレージCPUクーラーカスタマイズ
GALLERIA RM5C-R57公式サイト239,980円Core i5-14400FRTX 5070 12GB16GB500GB SSD空冷
G-GEAR GE7A-D243/B公式サイト249,800円Ryzen 7 7800X3DRTX 4060 Ti 8GB32GB1TB SSD空冷
G-GEAR GE7A-G250/B2公式サイト279,800円Ryzen 7 9800X3DRadeon RX 7800 XT 16GB32GB1TB SSD空冷
GALLERIA XA7C-78XT公式サイト279,980円Core i7-14700FRadeon RX 7800 XT 16GB32GB1TB SSD空冷
GALLERIA XA7C-R57公式サイト304,980円Core i7-14700FRTX 5070 12GB32GB1TB SSD空冷
※参考価格は公式サイトを参照しています(2025年3月16日時点の価格)

G-GEAR GE7A-G250/B2(279,800円)

【G-GEAR GE7A-G250/B2】の評価

G-GEAR GE7A-G250/B2の評価
CPURyzen 7 9800X3D
グラフィックRadeon RX 7800 XT 16GB
メモリ32GB
ストレージ1TB SSD
参考価格
(公式サイト)
279,800円
G-GEAR GE7A-G250/B2の性能

ツクモ公式サイトで見る

KUL
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ゲーミング性能に特化した構成!幅広いゲームに対応可能な性能!

今回もっともおすすめのゲーミングPCがツクモの「G-GEAR GE7A-G250/B2」!

CPUにはゲーミング性能に特化した「Ryzen 7 9800X3D」を採用しています。「3D V-Cache」テクノロジーによってデータ処理能力が高速化されたモデルで、特にキャッシュ能力が重要なPCゲームにおいて強力なパワーを発揮します。

GPUもぬかりない構成で「Radeon RX 7800 XT」を搭載。多くのゲームでフルHD解像度はもちろん、WQHD解像度でも高画質・高フレームレートが狙えるスペックとなっています。

なお、「inZOI」の4K解像度向け「Recommend」プリセットの推奨GPUは、本モデルに搭載しているGPUよりも下の「Radeon RX 6800 XT」となっています。このモデルであれば高めの画質設定にも十分に耐えられるので、よりキレイなinZOIの世界を楽しみたい方には非常におすすめです。

GALLERIA RM5C-R57(239,980円) 

【GALLERIA RM5C-R57】の評価

GALLERIA RM5C-R57の評価
CPUCore i5-14400F
グラフィックRTX 5070 12GB
メモリ16GB
ストレージ500GB SSD
参考価格
(公式サイト)
239,980円
分割払いの目安
(36回分割)
約6,700円 / 月
分割手数料無料
GALLERIA RM5C-R57の性能

ドスパラ公式サイトで見る

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最新GPUのRTX5070搭載モデル20万円台前半で登場!

3月6日に発売した最新GPU「RTX5070」を搭載したドスパラのモデルです。

魅力は何よりも20万円台前半というこの価格。30万円を超える高価格帯のモデルが多い中、他のパーツを調整することで中価格帯のラインナップに送り込まれてきたモデルです。

CPUには「Core i5-14400F」を採用しています。RTX5070の性能に比べると若干パワー不足感の否めないCPUですが、ボトルネックによって多少性能が下がることを考慮したとしてもRTX5070が使えるメリットの方が大きめ。

一方で、価格を下げるためかメモリとストレージの容量は控えめ。メモリはゲームだけであれば案外なんとかなるものですが、ストレージは予算に余裕があれば1TBへの増量がおすすめです。

GALLERIA XA7C-78XT(279,800円)

【GALLERIA XA7C-78XT】の評価

GALLERIA XA7C-78XTの評価
CPUCore i7-14700F
グラフィックRadeon RX 7800 XT 16GB
メモリ32GB
ストレージ1TB SSD
参考価格
(公式サイト)
279,980円
分割払いの目安
(36回分割)
約7,800円 / 月
分割手数料無料
GALLERIA XA7C-78XTの性能

ドスパラ公式サイトで見る

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動画編集や配信を考えている方にもおすすめの一台!

3位はドスパラの「GALLERIA XA7C-78XT」

1位のPCと構成や価格が似ていますが、一番の違いは搭載されているCPU。「G-GEAR GE7A-G250/B2」はゲーミング性能に特化した「Ryzen 7 9800X3D」を採用していましたが、こちらは「Core i7-14700F」を採用しています。

「Core i7-14700F」はゲーミング特化のCPUというわけではなく、広い用途で性能を発揮することができるCPU。1位のモデルと比べると、こちらのモデルはどちらかと言うと動画編集や動画配信などのクリエイティブ用途での購入を考えている方におすすめできるモデルです。

もちろんゲーム用途としてもOK。「Core i7-14700F」はこれよりもさらに上の価格帯のゲーミングPCにも搭載されているCPUで、PCゲーム向けとしても申し分ない性能となっています。

G-GEAR GE7A-D243/B(249,800円)

【G-GEAR GE7A-D243/B】の評価

G-GEAR GE7A-D243/Bの評価
CPURyzen 7 7800X3D
グラフィックRTX 4060 Ti 8GB
メモリ32GB
ストレージ1TB SSD
参考価格
(公式サイト)
249,800円
GE7A-D243/Bの性能

ツクモ公式サイトで見る

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価格・パーツ構成・コスパのバランスが取れたモデル!

今回のゲームPCラボ推奨スペックに一番近い性能のモデルです。

CPUには性能に余裕のある「Ryzen 7 7800X3D」、GPUには「RTX4060Ti」を採用しています。

このモデルの良い点はパーツ構成のバランスが非常に良く、信頼性も高いという点。特に巷で話されている「Intel製のCPUの問題」が気になるという方はこのモデルはおすすめ。RTX50シリーズはまだ様子見しておきたいという方にもおすすめです。

それでなくともメモリやストレージもしっかりとした容量が標準搭載されていて、全体的に隙がなく堅実な構成のPCです。フルHD解像度であればほとんどのPCゲームが問題なく遊べるので、20万円台で無難な一台が欲しいという方はこちらも結構アリです。

GALLERIA XA7C-R57(304,980円)

【GALLERIA XA7C-R57】の評価

GALLERIA XA7C-R57の評価
CPUCore i7-14700F
グラフィックRTX 5070 12GB
メモリ32GB
ストレージ1TB SSD
参考価格
(公式サイト)
304,980円
分割払いの目安
(36回分割)
約8,500円 / 月
分割手数料無料
GALLERIA XA7C-R57の性能

ドスパラ公式サイトで見る

KUL
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予算に余裕があるならこのモデル!RTX5070搭載のハイスペックモデル!

5位はドスパラの「RTX5070」搭載モデルです。

こちらは2位のモデルとは異なり、全体のパーツバランスをRTX5070に見合った水準に持っていったモデルです。

CPUは「i7-14700F」を採用し、RTX5070の性能をしっかり引き出せる組み合わせとした上で、メモリやストレージの容量もしっかりと欲しい容量が確保されています。

CPUクーラーは変わらず空冷式が採用されています。ドスパラは基本的に空冷モデルが多いので珍しい話ではないのですが、もし冷却性能が気になる場合は水冷式にカスタマイズしても良いかもしれません。

ちなみに空冷と水冷の違いやメリット・デメリットは下記の記事でも触れているので、気になる方はこちらもぜひ。

ゲーミングPCを安く購入するには

BTOメーカー各社は定期的にセールを行っているので、そのタイミングで割引されている商品、あるいは配布されるクーポンを使って購入するのが一番お得です。

特にドスパラやマウスコンピューター、ツクモは常に何かしらのセールを行っているため、そのタイミングでお得なモデルの中から選んで購入するというのもアリ。

ゲームPCラボでは各社のセール情報を定期的にまとめているので、よかったらぜひ下記の記事を覗いて見てください!

【初心者向け】ゲーミングPCを選ぶときの注意点

おすすめのゲーミングPCをいくつか紹介しましたが、初心者の方がゲーミングPCを選ぶ際に注意した方が良い点がいくつかあるためこちらも紹介します。

専門的な話をすればパーツの組み合わせなど色々な点があるのですが、今はおおむねどの通販サイトでも最低限のラインは満たしたものが販売されています。

ここでは、ゲーミングPC初心者の方に向けてまず抑えておくべき注意点として下記3点を紹介します。

ゲーミングPCを選ぶときの注意点3点
  • できるだけノート型ではなくデスクトップ型にする
  • 自分が必要としているスペックを把握する
  • 何年後に買い替えるかを想定する

とにかく「その機能は必要なのか?」あるいはその逆で「その機能は本当になくても大丈夫なのか?」ということをよく検討するようにしましょう。

より詳しくは下記のページでも詳細を解説しています。よろしければぜひご覧ください。

【初心者向け】ゲーミングPC購入時のカスタマイズについて

ドスパラやマウスでは、購入直前にパーツの増設やアップグレードを行うカスタマイズが可能です。

もちろん本体購入後に自分で安いパーツをPCに組み込むことも可能ですが、慣れないうちは店舗側で組み込んでくれる事前カスタマイズを利用することをおすすめします。

特に物理メモリやストレージなどは後で不足すると困ってしまうので、事前によく検討するようにしましょう。

最後に

今回は「inZOI」の推奨スペックとおすすめゲーミングPCを紹介しました。

最近のゲームの中ではかなり異色の作品で、結構気になっているゲームのひとつです。

ただ、ゲームだけでなく推奨スペックも異色。映像美をしっかり楽しむ場合は比較的高めのスペックが求められるので、新しくPCを買う方は結構予算を多めに準備しておく必要がありそうです。早期リリースがはじまったら私も自分のPCでプレイしてみて、動作チェックをしてみようと思っています。

ゲームPCラボでは他にもゲームごとに推奨スペックを提唱しているので、もし興味があればぜひ他の記事ものぞいていっていただけると嬉しいです。

あなたのゲームライフがより良いものになることを願っています!

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コスパが良い144Hzゲーミングモニターおすすめ7選!PS5にも使える2万円以下の安いモデルを紹介!https://gamepc-lab.jp/monitor-20k/Sat, 15 Mar 2025 13:03:21 +0000https://gamepc-lab.jp/?p=5843

近年、様々なBTOメーカーからお手頃なゲーミングPCが発売されていて、ゲーミングPCでゲームを楽しんでいる人も増えてきています。 そんななか、そろそろモニターにもこだわりたいと考えていて、ゲーミングモニターを検討している ... ]]>

近年、様々なBTOメーカーからお手頃なゲーミングPCが発売されていて、ゲーミングPCでゲームを楽しんでいる人も増えてきています。

そんななか、そろそろモニターにもこだわりたいと考えていて、ゲーミングモニターを検討している人も多いのではないでしょうか?ですが、予算はそこまで無いという人も多いかと思いますので、本記事ではコスパが良い2万円以下のゲーミングモニターを紹介します。

PS5でもスペックを活かせる144Hz以上のリフレッシュレートに対応したモデルを厳選したため、ぜひ参考にしてください。

この記事の監修者・執筆者

【監修者】ゲームPCラボ管理人

KUL

経歴・想い

当時ハマっていたMMOが好きすぎてそのまま運営会社に就職、その後ゲーム内イベントの企画やデバッグ・GMなどを担当していました。今は業界から離れてしまったもののゲーム好きなのはずっと変わらず。

社会人になりたての頃に何もわからないまま購入したゲーミングPCで失敗…。最近周囲でゲーミングPCを検討する人が増えてきたこともあり、自分と同じ失敗をしてほしくないという思いからこの「ゲームPCラボ」を立ち上げました。

【執筆者】

ゲームPCラボ編集部

ゲーム好きなゲームPCラボのライターが記事の執筆を行っています!

高いゲーミングモニターと安いゲーミングモニターの違い

ゲーミングモニターの価格は非常に幅広く、安いモデルは1万円台から高いモデルは10万円以上することもあります。

具体的にゲーミングモニターの価格差で、どのような違いがあるのでしょうか。

主に挙げられる違いは下記のとおりです。

  • 応答速度
  • パネルの種類
  • リフレッシュレート

一番の違いは応答速度で、安いゲーミングモニターの場合は1ms~5msの応答速度が多いです。

一方で、高いゲーミングモニターの場合、0.5msなどの超高速の応答速度を実現していることが多いです。

また、ゲーミングモニターに使われているパネルは主にIPSパネル・TNパネル・VAパネルの3種類で、低価格帯ではこの中のTNパネルVAパネルがよく採用されています。この2つの中でもTNパネルは特に応答速度に優れています

高価格帯になると映像美に優れたIPSパネルが採用されていますが、本来IPSパネルは応答速度が遅いため、低価格帯でIPSパネルを採用したモデルはほとんどが応答速度が遅いというデメリットがあります。

一方、高価格帯のIPS採用モデルは、その高い技術力で1ms以下の応答速度を実現していて、これが大きな価格差の要因になっています。

ほかにも、リフレッシュレートの違いが挙げられますが、安いゲーミングモニターは75Hz~180Hzが多いなか、高いゲーミングモニターは240Hz~360Hzまで幅広く、綺麗で滑らかな映像体験を得られます。

ちなみにリフレッシュレートとは、そのモニターが1秒間に表示できる映像のコマ数を示す数値のこと。

フレームレート(fps)」と似たような概念ですが、フレームレートは一般的にPCが1秒間に描画できる映像のコマ数という意味で使われます。詳しくは下記の記事でも解説しているので気になる方はぜひこちらもご覧ください。

ゲーミングモニターの相場は?

ゲーミングモニターは、金額によってスペックに差があることを先述しました。

金額の相場はおおよそ3段階となっています。

編集部
編集部

安価ではあるものの商品が少なくスペックも低めな2万円以下、様々なスペックのモデルが揃っていて選びやすい2〜5万円、高いスペックでどんなゲームにも5万円以上があります。

基本的には価格が高ければ高いほど、良いスペックのゲーミングモニターが買えますが、ご自身のゲーミングPCのスペックや遊ぶゲームによって適切なゲーミングモニターのスペックは変わります。

ですので、相場で選ぶのも大切ですが、ご自身のゲーム環境を一度整理して、本当に必要なスペックのゲーミングモニターを探すといいでしょう。

コスパが良いゲーミングモニターの選び方

ゲーミングモニターについて理解したところで、実際にコスパが良いゲーミングモニターを選ぶ時に注目したいポイントを紹介します。

  • パネルの種類
  • インチ数
  • 解像度
  • 端子の種類
  • 応答速度
  • その他ゲーム向けの機能が充実しているか

それぞれについて細かく解説しますので、購入の際に参考にしてみてください。

パネルの種類

低価格のゲーミングモニターでも、使用されているパネルの種類は変わらずIPSパネル・TNパネル・VAパネルの3種類ですが、先ほども触れた通り、ほとんどがTNパネルかVAパネルのどちらかです。

それぞれのパネルの主な特徴は下の表の通りです。

IPSパネルTNパネルVAパネル
コスト高い安い普通
応答速度遅め速い遅め
視野角広い狭め広い
コントラスト弱い普通高い
色の正確さイマイチイマイチ

それぞれのパネルにメリット・デメリットがありますが、コスパ重視であれば応答速度が速いTNパネルがおすすめです。映像のキレイさを求めるならコントラストの高いVAパネル搭載のゲーミングモニターがいいでしょう。

近年はIPSパネルを搭載した安価なゲーミングモニターもありますが、基本的にはIPSパネルは応答速度が遅いとされているため、選ぶ際には応答速度をチェックすることが重要です。

インチ数

ゲーミングモニターのサイズは様々ありますが、ゲーム中に隅々まで視認しやすいサイズは24~27インチと言われています。

2万円以下のコスパ重視の場合、ほとんどのモデルが21~24インチ程度となり、選択肢が狭いです。ですが、そのなかでも24インチがいくつかあるため、24インチ前後のモデルを選ぶのがおすすめです。

また、モニターアームを使うか付属のスタンドを使うかで大きく分かれますが、ゲーミング環境が省スペースの場合はモニターサイズに注意しましょう。

解像度

モニターはインチが同じでも解像度が違うと、価格だけでなく映像の綺麗さや表示領域も違います

基本的にはフルHDがほとんどですが、高価格帯になるとWQHD(2560×1440)や4K(3840×2160)のモデルもあります。

また、フルHDでもゲームを遊ぶのであれば充分であるほか、高解像度を出力するにはゲーミングPCのスペックも高くなければいけません。そのため、コスパ重視であればフルHDのモデルがおすすめです。

端子の種類

ゲーミングモニターに搭載されている端子は主に2つで、HDMIポートDP(DisplayPort)です。どちらもゲームに使えます。

それぞれが1つずつ搭載されているとゲーミングPCとPS5どちらも同時に接続しておけて、切り替えるだけで利用できるため便利です。

編集部
編集部

端子によっては対応しているリフレッシュレートが違うこともありますので、購入の際には注意しましょう。

応答速度

応答速度が速ければ速いほど画面の色の切り替わりが速いため、素早く色の変化に気づけます。言い換えると、ゲーム内のテクスチャや物体が動くのを速く視認できるようになります。

一般的にゲームの用途であれば6ms以下の応答速度が必要と言われていますが、リフレッシュレートによっても変わります。

また、遊ぶゲームによっても変わり、FPSなどの動きの激しいゲームや一瞬の判断が重要なゲームでは1ms前後の応答速度がおすすめです。一方で、動きの少ないゲームやRPGなどであれば、5ms以下であれば問題ありません。

編集部
編集部

2万円以下のコスパ重視のゲーミングモニターのなかにも、1ms前後の応答速度のモデルは結構あります。ぜひ今回紹介するモデルを参考にしてみてください。

その他ゲーム向けの機能が充実しているか

ゲーム向けの機能の例を挙げると、チラつきを抑えるフリッカーフリーなどがあります。今やほとんどのゲーミングモニターに搭載されている機能ですが、長時間ゲームをプレイする人にとって非常に効果のある機能です。

また、AMD FreeSyncG-SYNCなどの映像の乱れに対する同期技術が搭載されているかも重要です。

これは、グラフィックボードのフレームレートにゲーミングモニターのリフレッシュレートを同期させることで画面のチラつきやカクつきを抑えてくれます

この機能により、滑らかなで綺麗なゲーム体験を可能にしてくれるため、特に負荷の多いゲームを遊びたいのであればおすすめです。

2万円以下の144Hzゲーミングモニターおすすめ7選

KOORUI 25E3A【VAパネル・24.5インチ・180Hz・応答1ms】

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KOORUI
¥16,800(2025/03/30 17:14:33時点 Amazon調べ-詳細)

180Hzの高リフレッシュレートに加え、1msの応答速度を実現したゲーミングモニターです。

2万円以下のゲーミングモニターのなかでも最上級といえるほどのスペックで、コスパ重視の人にピッタリのモデルとなっています。

HDRに対応していて、明暗がハッキリとしたダイナミックな映像を体感できるため、RPGだけでなく動きの激しいアクションゲームにも最適です。また、ブルーライトやチラつきをカットしてくれるアイケアモードが搭載されていて、長時間のゲームプレイでも安心です。

Minifire MFG24C1【VAパネル・24インチ・180Hz・応答1ms】

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Minifire
¥15,999(2025/03/30 17:14:34時点 Amazon調べ-詳細)

2万円以下で27インチ、1msの高速応答速度を実現したゲーミングモニターです。

同メーカーの別モデルと比較して購入できるのがポイントで、このモニターはIPSパネル搭載で映像美を体感できます。

他のメーカーで同等のスペックを選ぶと3万円近くするモデルが多いなか、この価格帯で実現しているため、コスパ最強といえるでしょう。また、3年間の無料修理保証があるため、もし使用中に故障してもアフターサポートがしっかりしているのもポイントです。

限られた予算のなかで最高級のスペックを追い求めるのであれば、非常におすすめのモニターです。

JAPANNEXT JN-T215FLG144FHD【TNパネル・21.5インチ・144Hz・応答1ms】

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JapanNext
¥17,600(2025/03/30 17:14:34時点 Amazon調べ-詳細)

薄型でスタイリッシュなデザインのゲーミングモニターです。

DPポート1つHDMIポート1つを搭載しており、ゲーミングPCとPS5を同時接続できるため、1枚のモニターで複数のデバイスを切り替えながら使いたい人におすすめです。

21.5インチと近年のゲーミングモニターとしては小さめではありますが、省スペースでゲームを楽しみたい人にピッタリのモデルといえます。

また、ブルーライトカット機能が搭載されているため、長時間のプレイでも目が疲れにくくなっています。

INNOCN 25G2G【IPSパネル・24.5インチ・180Hz・応答1ms】

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INNOCN
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IPSパネルを搭載し鮮やかな映像美を楽しめるうえに、リフレッシュレートも180Hzに対応したスペックの高いゲーミングモニターです。

3辺ベゼルレスでスッキリした印象で、映像への没入感を高めてくれます。また、フリッカーフリー機能とブルーライトカット機能で目に優しいのもメリットです。

HDMIとDPポートを搭載しており、どちらも最大で180Hzに対応しているため、ゲーミングPCとPS5どちらの性能も行かせます。複数のデバイスでゲームを楽しみたいに人にもピッタリです。

KTC H25T7【IPSパネル・24.5インチ・180Hz・応答1ms】

Fast IPSパネルを採用し、広視野角と高速応答を両立したゲーミングモニターです。

モニターサイズは24.5インチでゲームをするのに適度なサイズ感で、没入感と視認性どちらも高くなっています。

ゲーム向けの機能として、画面のティアリングやスタッタリングを防ぐAdaptive Syncが搭載されていて、ゲーム中の画面のチラつきを抑えてくれます。

2万円以下の価格帯では珍しい多彩な接続端子で、DPポートの他にHDMIポートが2つあるのも特徴です。

Minifire MFG24F4S【IPSパネル・24インチ・180Hz・応答5ms】

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Minifire
¥14,999(2025/03/30 17:14:36時点 Amazon調べ-詳細)

24インチモニターの中でもコスパが非常に高いゲーミングモニターで、180Hzに対応しています。

モニター裏に「スマートジョイスティックコントロール」が付いていて、直感的にモニターの設定を変更できます。

ゲーム中のチラつきを抑える機能などはなく応答速度も5msと遅めではあるため、どちらかというとRPGやストラテジーなどの動きの少ないゲームがメインで映像を楽しみたい人にピッタリです。

Minifire MFG24C1【VAパネル・24インチ・180Hz・応答1ms】

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Minifire
¥13,999(2025/03/30 17:14:37時点 Amazon調べ-詳細)

先述した同メーカーのモデルと似たスペックですが、こちらは湾曲ゲーミングモニターとなっています。

1500Rの湾曲率になっており、端から端までの視点移動が少なくなるだけでなく、ゲームへの没入感が段違いです。

モニタースタンドのネックには穴が開いていて、モニターから伸びるケーブルをひとまとめにできるため、デスク上がスッキリするのもポイントです。また、ブラックフレームの挿入やオーバードライブなどの技術により、1msの応答速度を実現しています。

そのため、一瞬の判断や操作で勝負が付くFPSゲームなどにもおすすめです。

最後に

今回は、2万円以下で買えるコスパ最強の144Hzのゲーミングモニターを紹介しました。

選択肢が少ないなか、ゲーミングモニターを初めて買う人でも安心なスペックを持つモデルがいくつも揃っています。

一方で、ガチゲーマーにとってはスペック不足になる場合もあるため、スペックとコスパどちらを優先するか、しっかり考えてから購入することをおすすめします。

本記事を参考に、ご自身にピッタリなゲーミングモニターを見つけてみてください。

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無線LANでPCゲームはNG?Wi-Fiで遊ぶときに注意すべき点や遅延・ラグについてhttps://gamepc-lab.jp/wired_or_wireless/Wed, 12 Mar 2025 14:51:25 +0000https://gamepc-lab.jp/?p=5781

なにかと便利で生活に欠かせない無線LANですが「PCゲームで遊ぶなら無線はやめたほうがいい」という話を聞いたことはありませんか? 特にオンライン要素のあるゲームでは有線の方が絶対に良いというような風潮が昔からあります。 ... ]]>

なにかと便利で生活に欠かせない無線LANですが「PCゲームで遊ぶなら無線はやめたほうがいい」という話を聞いたことはありませんか?

特にオンライン要素のあるゲームでは有線の方が絶対に良いというような風潮が昔からあります。

今回はそんなPCゲームにおける有線・無線の問題について解説していきます。

私がこの記事を書いています!

ゲームPCラボ管理人

KUL

経歴・想い

当時ハマっていたMMOが好きすぎてそのまま運営会社に就職、その後ゲーム内イベントの企画やデバッグ・GMなどを担当していました。今は業界から離れてしまったもののゲーム好きなのはずっと変わらず。

社会人になりたての頃に何もわからないまま購入したゲーミングPCで失敗…。最近周囲でゲーミングPCを検討する人が増えてきたこともあり、自分と同じ失敗をしてほしくないという思いからこの「ゲームPCラボ」を立ち上げました。

無線LAN(Wi-Fi接続)でPCゲームを遊ぶのはNG?

FPSや格ゲーなどの対人ゲームではNG

FPSや格闘ゲームなどの1フレーム単位での判断が必要になるゲームにおいては、無線はやめておいたほうが無難です。

敵にエイムを合わせる瞬間、フレーム単位での入力が必要なコンボ……技量の差で勝負が付くならまだしもシステム環境の差で負けることになるのはなるべく避けたいところ。

基本的に対人ゲームは有線で遊んでいるプレイヤーの方が多数派です。そんな中であえて無線環境を選ぶのは、敵と対面する前から不要なハンデを背負うようなものです。勝率を上げたい、もっとうまくなりたいと考えている方は、まず無線環境から脱するということも次のステージへ踏み出す一歩になります。

KUL
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昔と比べると電波干渉なども起こりにくくなっている印象はありますが、それでもまだ有線の安定感には敵いません。

MMORPGは協力・対人コンテンツ以外ならOK

MMORPGやオープンワールド系のゲームであれば、基本的には無線LANでもOK

FPSや格闘ゲームとは異なり、他プレイヤーとの画面の同期にそこまでの厳密性は求められないため、最低限自分がプレイしていて不快でない通信速度を確保できていれば大きな問題はないかと思います。

ただ、他のプレイヤーとの対人コンテンツや協力コンテンツに力を入れたいなら話は変わります。その場合は有線にしておいた方が無難です。詳しくは後ほど解説しますが、通信状態に問題があると他のプレイヤーにも悪影響をもたらすことがあるため、コンテンツ攻略の妨げとなってしまう可能性があります。

KUL
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特にタイミングを合わせる必要があるコンテンツ時間制限のあるコンテンツにおいて攻略に支障が出てくることがあります。

基本的にソロプレイや1人プレイ専用ゲームなら無線でもOK

オンラインゲームでもソロプレイで遊ぶ場合や、そもそも1人で遊ぶタイプのゲームも無線LANで問題ありません

ソロプレイの場合、先ほども説明した通り最低限ゲームが進行できる程度の通信速度が確保されていれば支障はありません。また、1人プレイ専用の場合はそもそもインストールさえしてしまえば通信環境の良し悪しは問われないゲームも多いです。

KUL
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極端な話、プレイできれば速度の遅いフリーWi-Fiでも問題ないということになります。セキュリティ面でどうなのかはいったん置いておいて…

その他のゲームはどれくらい「同期」が必要なのかによる

その他のゲームについては「同期」の頻度にもよります。

たとえばcivilizationシリーズのようなシミュレーションの場合、FPSのように瞬間の判断が求められるわけではないため、多少の同期ズレや遅延が発生しても大きな問題になることは少ないように思います。こういったゲームであれば無線LANでも支障はありません。

基本的には「同期」ズレによって問題が起こるかどうかと、何かしらのフレーム単位での反応が必要になるかどうかが、無線か有線かの分かれ目となります。

無線LANでのプレイはなぜ避けられているのか

PCゲームを有線で遊ぶか無線で遊ぶかという話になると、ほとんどの人が「有線の方が良い」という回答をするかと思います。

特に競技シーンで活躍するプロや、長年オンラインゲームを遊んでいるゲーマーであるほど、無線よりも有線の方が良いという感覚を強く持っている印象があります。そう考えるようになった理由にはどのようなものがあるのでしょうか。

私が実際に見聞きしたり、実際にこうだと感じているものは主に下記の3点です。

  • ラグが生じやすいため一瞬の判断が重要なゲームには向いていない
  • 電波状況が悪いと他のプレイヤーにも悪影響を及ぼすことがある
  • 昔ながらの「無線は遅い」という固定概念がある

字面そのままの内容ではありますが、もう少し詳しく触れていきましょう。

ラグが生じやすいため一瞬の判断が重要なゲームには向いていない

無線通信は、間接的にデータのやりとりを行う以上、有線通信と比べて遅延が発生しやすい仕組みとなっています。

厳密に言うと、「本来の無線通信」は遅延が発生しにくい仕組みです。ただ、それはあくまでも他に何も干渉するものがないという環境に限った話で、現実的には周囲にある他の機械から発せられる電波が障害となり、いくらかの遅延が発生します

KUL
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特に大きな障害になるのが同じ2.4GHz帯の周波数を使用している電子レンジや他のBluetooth機器など。こういったものはルーターからなるべく離れた位置に置きましょう。

一般的なゲームならそこまで気にならない遅延でも、一瞬の判断が必要になるFPSや格ゲーにとってはそれが命取りになることも。上を目指すゲーマーであればあるほど、プロのように一瞬のタイミングを重視していればいるほど、この不意の遅延やラグはなるべく避けたくなってくるものです。

電波状況が悪いと他のプレイヤーにも悪影響を及ぼすことがある

通信のラグや遅延は、自分だけならまだしも他のプレイヤーにも影響を及ぼすことがあります

特に戦況がめまぐるしく変わるような対人ゲームの場合、回線が遅いプレイヤーが含まれていると画面がうまく同期できなくなってしまうことがあります。

また、他にも「他のキャラが急にワープする」「撃った弾がすりぬける」などの同期ズレによる問題や、「回線が遅いプレイヤーに合わせて待ち時間が発生する」などの読み込みの遅延が起こることがあります。

KUL
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協力プレイのコンテンツで1人だけ準備完了が遅かったりする場面に遭遇したことはありませんか? もしかするとその人も無線の調子が悪かったのかも…

昔ながらの「無線は遅い」という固定観念

特に昔からPCゲームを遊んでいる方の中には「無線は有線よりも通信速度が遅い」と言う方もいますが、これに関しては昔ながらの固定観念によるものかと思っています。

実際のところ、ここ数年で無線通信はだいぶ速くなっており、「無線だから遅い」という指摘は徐々に的が外れたものとなってきています。特にいまは家庭に引き込んでいる回線本体の速度さえ速ければ、無線で飛ばしても有線と遜色ない速度が出るケースも珍しくありません。

無線LANでゲームを遊ぶときの注意点

ここからは無線LANでゲームを遊ぶ際に注意すべきことを解説していきます。

2.4GHz帯ではなく5GHz帯の周波数を使う

複数帯域に対応しているルーターの場合は5GHz帯の周波数を使うようにしましょう。

電子レンジや他のBluetooth機器は一般的に2.4GHzの帯域を使用しているため、これだけで電波の干渉を大きく減らすことが可能です。

対応しているルーターを使っている場合は、ネットワークの選択画面で5GHzに対応した回線を選択するだけで使用することができます。回線名を示す英数字のあとに「-5G」などが付いているケースが多いため、それを目印にするとよいでしょう。

KUL
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イメージとしては下の画像のような感じ。これまでルーターを何台も変えてきましたが、だいたい何かしらの文字で判別しやすくなっています。

5GHz帯は障害物に弱いためルーターの設置環境に注意

一方で、5GHzは「障害物・遮蔽物に弱い」という欠点もあるため、ルーターの設置環境によっては2.4GHzのままの方が良いケースも。

同じ部屋にルーター本体を置いている場合は支障のないことが多いですが、特に本体を別の部屋や別の階に置いて家中をカバーしているような場合には、5GHzでは十分な通信速度を得られないことがあるため注意が必要です。

中継機を設置して目的の部屋まで電波を持ってくるという手もありますが、これはあくまでも応急処置のため、ゲーム用途としては根本的な問題解決にならないこともあります。

KUL
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2.4GHzでは電波が干渉してしまう、かといって5GHzもうまく届かないという方は有線で繋ぐ手段を考えた方が早いかも…

通信速度が遅いときにすぐにルーターのせいにしない

無線LANの速度が遅いとルーターの性能を疑いがちですが、すぐにルーターのせいにしないように注意が必要です。

よほど古いルーターであれば話は別ですが、まずルーターよりも先に「家に入ってきている回線が弱い」という可能性を先に潰しておくべきです。

もしかすると「ゲーミングルーターを導入したら速度が速くなった」「遅延がなくなった」という話を聞いたことがあるかもしれません。たしかに、そのケースの場合はルーターがボトルネックとなって通信速度が遅くなっていたのだと思います。

ただ、そのケースを再現しようと真似してそのまま導入すると、大きな肩透かしをくらってしまう可能性があります

KUL
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これは本当に重要で、いくら高いゲーミングルーターを導入しても、「Wi-Fi 6」対応で最大9Gbpsに対応できるモデルでも、仮にもともとの回線が30Mbpsしか出ていなければ30Mbpsしか出ません。

まずは無線ではなく、有線でも同様に速度の問題が生じているかを確認するようにしましょう。有線で繋いでみて明らかに無線よりも速度が出ているようなら、無線通信自体に問題があると分かります。

ゲーミングルーターを買うかどうかはそれから考えても遅くないのではないでしょうか

最後に

今回はPCゲームにおける有線接続と無線接続の違いについて触れてみました。

結局のところ有線の方が遅延も少なく安定感もあるため、有線環境が問題なく構築できる方はなるべく有線にすることをおすすめします。

一方で、無線はそれだけでPC周りのコードが1本減ることになるため、コードレスですっきりとしたデスク周りを目指す方には非常に魅力的な環境ではあります。YouTubeで見るようなキレイなデスク環境に憧れがある方にとって、無線はなかなか捨てがたい選択肢なのも確か…。

もし無線環境を構築したい場合はぜひ今回の記事で触れた注意事項も参考にしていただければと思います。

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フリーズ・クラッシュ・画面バグなどモンハンワイルズの不具合解決方法6選!動作が重い場合の解決策も紹介https://gamepc-lab.jp/monhan-fuguai/Tue, 11 Mar 2025 08:50:06 +0000https://gamepc-lab.jp/?p=5743

ひとくちに不具合と言っても種類がたくさんあり、その症状の原因となるものもさまざまあります。 たとえばオブジェクトの読み込み遅延、テクスチャの不自然な粗さなどはPCのスペック不足に原因があることも多いですが、画面のオブジェ ... ]]>

ひとくちに不具合と言っても種類がたくさんあり、その症状の原因となるものもさまざまあります。

たとえばオブジェクトの読み込み遅延、テクスチャの不自然な粗さなどはPCのスペック不足に原因があることも多いですが、画面のオブジェクトが荒ぶっていたり、急にゲームが落ちたりなどはGPUのドライバーやゲームデータ自体に問題があることも。

そんな不具合の解消に役立つテクニックや動作が重い場合の解決策などを紹介していきます。

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社会人になりたての頃に何もわからないまま購入したゲーミングPCで失敗…。最近周囲でゲーミングPCを検討する人が増えてきたこともあり、自分と同じ失敗をしてほしくないという思いからこの「ゲームPCラボ」を立ち上げました。

モンハンワイルズの不具合の解決方法5選

そもそも動作環境を満たしているかを確認

まず大前提として、使っているPCが動作環境を満たしているかを必ず確認しましょう。

モンハンワイルズはこれまでの一般的なPCゲームと比べると段違いに動作の重いゲームです。これまで他のゲームでは問題なく遊べていたPCでも、モンハンワイルズを動かすには性能が足りないというケースもよくあります。

そもそもスペックが足りていない場合や、動作環境ギリギリの場合は何かしらのそれ以上の大幅な改善は見込めないと考えた方が良いかもしれません。

動作環境はこちらのページで案内しています。公式推奨スペックとゲームPCラボ推奨スペックの2種類がありますが、より快適に遊ぶには後者のスペックがおすすめです。

KUL
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あとでまた触れますが、スペックが足りない場合は基本的に買い替えがおすすめです。

PC本体の再起動

PCで不具合が起こった際、まず一番簡単に試せるのがこのPC本体の再起動

こういうサイトを運営していることもありPCに何か不具合があると相談されることも多いのですが、「とりあえず再起動してみて」というアドバイスをすることが結構あります。

特に「ゲームがうまく起動できない」というような、ゲーム内のバグではなくクライアントの起動などのゲームに入る前の時点で問題が起こっている場合は、これで解決することがよくあります。

KUL
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「とりあえず再起動」はパソコン以外でも機械が関わるものならだいたい通用するテクニックです

Windowsアップデートの適用

Windowsのアップデートもしっかりと適用しておきましょう。

Windows11の場合は下記の順番でアップデートの確認ができます。

[スタート]→[設定]→[更新とセキュリティ]→[Windows Update]

ただ、Windowsのバージョンに関してはよほどアップデートを放置していない限りゲームの動作にまで問題が起こるのは稀です。バージョンが1つ遅れている程度なら、開発会社の開発環境やテスト環境のPCとそこまで変わらないでしょうしね…。

どちらかというとこれもやはりアップデート適用後の「再起動」の工程に意味があるような気がします。とはいえ、セキュリティの観点からもOSのバージョンをなるべく最新に近いものにしておいた方がいいのは言うまでもありません。

KUL
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ただ、最近のWindowsは不具合が怖いからすぐに最新バージョンにアップデートしない方がいいという論調もあります。このアプデするしない問題はどちらをとっても一長一短といった感じ…。

グラフィックボードのドライバーの更新

グラフィックボードのドライバーの更新も重要です。

自分が使っているグラフィックボード(正確にはGPU)の公式サイトでアップデートを確認しましょう。

NVIDIA製であれば、GeForce Experienceをインストールしておくと自動で最適なドライバーを提案してくれるので、今後のアップデートも簡単になります。

AMD製の場合は公式サイトから最新のドライバーがダウンロード可能です。私はこれまでAMDのGPUを使用したことがないのでわからないのですが、AMDにもGeForce Experienceのようなものがあるのでしょうか…。

KUL
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ちなみに私も初日にワイルズの画面バグが起こっていたのですが、ドライバが少し古かったようで更新をかけたら直りました。これも比較的カンタンにできるので試しておいて損はなし!

ゲームファイルの整合性の確認

リリースして間もないのでゲームファイルが壊れるケースはあまり多くないと思いますが、Steamからゲームファイルの整合性の確認も試してみる価値はあります。

確認の手順は下記の通りです。

Steamを起動→[ライブラリ]→[Monster Hunter Wilds]を右クリック→[プロパティ]→[インストール済みファイル]→[ゲームファイルの整合性を確認]

少し時間がかかりますが、ゲームデータに破損したファイルがないかを確認してくれます。

KUL
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意外とこれで直るケースも。直近だと私は「Path of Exile2」が開始直後にさっそく画面がおかしくなっていたのですが整合性の確認で直った覚えがあります。

ゲームのインストール先をSSDに変更する

ゲームをHDDにインストールしている場合は、SSDにインストールし直すことをおすすめします。

特にモンハンワイルズは公式サイトの推奨スペックにも「SSD(必須)」との記載があり、基本的にはSSD上でのゲームの動作を前提としています。

HDDとSSDでは転送速度に大きな違いがあります。HDDは一般的に150MB/s程度の転送速度しかありませんが、現在主流のNVMe SSDの転送速度の目安は5GB/s以上、見積もってもスピードには数十倍の差があります。

KUL
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この転送速度の差が、場面転換時のロード時間や、オブジェクトの読み込み時間にもはっきりと表れてきます。

特にモンハンワイルズのようなオープンワールドのゲームはキャラクターの移動に合わせて次々とオブジェクトを読み込む必要があるため、読み込みの遅延はゲーム体験にも悪影響を及ぼします。

モンスターや地形が妙にのっぺりしていたりすることはありませんか?もしゲームデータをHDDにインストールしてしまっていた場合は、まずSSDへ再インストールしてみましょう。

モンハンワイルズの動作が重い場合のアプローチ方法

ここからは動作が重い場合の改善方法について解説していきます。

この場合の改善方法は、主にソフト面からとハード面からの2つのアプローチが考えられます。

  • ソフト面 = PC設定やゲーム内設定を変更することによって改善をはかる
  • ハード面 = PCパーツを換装・増設することによって改善をはかる

なお、この「ソフト面」と「ハード面」の改善の違いはモンハンワイルズに限った話ではありません。

もう少し詳しく見ていきましょう。

一定以上のスペックがあるPCは「ソフト面」を改善する

すでにある程度問題なく遊べているゲームでより快適な環境を目指したいという場合は「ソフト面」の改善がおすすめです。なお、ここでいう「一定以上」や「ある程度」というのは、そのゲームの推奨スペックを満たしていることを指します。

「ソフト面」からのアプローチのメリットは、PCの機械部分に触れる必要がないという点です。下手にいじると再起不能となってしまうハード面の改善と比べてハードルも低く、一定以上のスペックを持ったPCであれば大きな改善効果も見込めます。

KUL
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とはいえソフト面も深い沼まで踏み込むとPCが動かなくなる恐れが…。コマンドプロンプトを使ったり、レジストリをいじる改善には一定のリスクがあるため注意が必要です。

一方、「ソフト面」からのアプローチのデメリットは、先ほどから書いている「一定」を下回るスペックのPCだと改善効果がかなり限られるという点です。極端な話をすると、フレームレートの限界が30fpsまでのPCをどれだけいじくり回しても100fpsまで持っていくのは難しいということです。

KUL
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ちなみに極端にfpsが低い映像のフレームを「フレーム生成」で増やしてもカクつきの目立つ不自然な映像になるようです。「フレーム生成」は下地となるフレームが一定数以上(一般的には60fps目安)あってはじめて恩恵を受けることができる技術なんですね。

「ソフト面」からの改善方法の一例

ソフト面での改善方法としては、たとえば下記のようなものが挙げられます。

「ソフト面」からの改善方法の一例
  • ゲーム内設定の画質・解像度を下げる
  • 「フルスクリーンモード」にする
  • 品質に関するオプションを外す

モンハンワイルズの場合はオプション画面の「GRAPHICS」もしくは「DISPLAY」に設定項目があるので、ここから該当するものを調整していきましょう。

KUL
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品質に関するオプションも「GRAPHICS」内にあります。「レイトレーシング」「テクスチャ品質」「影の品質」などは負荷が大きめ。ここを下げると少し軽くなります。

また、特に「画面のカクつきをなんとかしたい」という方は下記の記事も参考にしていただくと良いかもしれません。どちらの記事もフレームレートを上げる方法について記載しています。

スペックの低いPCは「ハード面」を改善する

「ソフト面」でどうにもならない場合は「ハード面」から改善を図っていく必要があります。「ハード面」からのアプローチのメリットは、ソフト面よりも我慢が少なくて済むという点です。

KUL
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なんだか急に感情的な話になってきましたが、もう少し我慢して聞いていってください。

先ほど説明した「ソフト面」によるアプローチは、どちらかというと画質を下げたりエフェクトを切ったりする「何かを抑えることによる改善」が中心でした。

一方で、「ハード面」によるアプローチは性能を底上げすることで「良い状態を達成する改善」が中心となります。コストはどうしてもかかってしまいますが、ソフト面のように画質を下げたりするトレードオフな改善ではないため、ハード面による改善の方が最終的な満足度は当然高くなります。

ただ、もちろんデメリットも。いま少し触れたコストもそうですが、「ハード面」の改善は何よりパーツの換装・増設が中心となるため、PC本体の機械部分を触らないといけません。メモリの増設程度であればそこまで難易度は高くありませんが、CPUやGPUを換装するとなるとある程度の知識も必要となってきます。

KUL
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もちろんパーツに触る以上、どうしても破損や故障のリスクもあります。

「ハード面」での改善方法の一例

「ハード面」での具体的な改善方法としては下記のようなものが挙げられます。

  • メモリの増設
  • CPU・GPUの換装

先ほども少し触れた通り、メモリの増設はそこまで難しいものではありません。空いているソケットにパチっと埋め込む程度なので、場所さえ分かってしまえば、あとは静電気に気をつけるくらいのものです。実際にメモリの使用率を調べてみて、もしメモリが足りないようなら増設にチャレンジしてみるのもアリです。

ただ、CPUやGPUの換装となると話は少し変わってきます。マザーボードの対応状況やPCケースの大きさにも注意を払わないといけないため、好き勝手になんでもかんでも上位のものに付け替えられるというわけではありません。初心者の方にはかなりハードルは高めな作業となります。

KUL
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私も正直CPUやGPUを換装したことはないので、ここはあまり詳しく説明できないのが苦しいところ…

どうにもならないなら「PCの買い替え」

予算があるなら、一番安心な改善方法はPCの買い替えです。

特に「PCでモンハンワイルズを遊びたいという目標」があって、でも「実際に使っているグラボはGTX10・RTX20シリーズ」という方は基本的にPCの買い替えをおすすめします。どれか特定のパーツが弱いのではなく、パーツが全体的に世代遅れとなっている可能性があるためです。

KUL
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PCパーツも耐用年数があるため何年も使っていると劣化していきます。自作する方ならまだしも、そうでない方は調子が悪くなるたびに頻繁にとっかえひっかえするのは結構大変…。

ゲームPCラボではPCゲームの推奨スペックの目安を作成しており、モンハンワイルズでも当サイト独自の推奨スペックを公開しています。買い替えを検討する際にどれくらいのスペックのものを買ったら良いのか、ぜひ下記の記事も参考にしてみてください。

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モンハンワイルズで目指すべきフレームレートの目安は?設定方法や制限設定についても解説https://gamepc-lab.jp/mhwz-frame/https://gamepc-lab.jp/mhwz-frame/#respondWed, 05 Mar 2025 10:51:39 +0000https://gamepc-lab.jp/?p=5691

話題のモンハン最新作「モンスターハンターワイルズ」。発売の影響でゲーミングPCの品薄も目立ち、社会現象にもなってきた本作ですが、その要求スペックの高さにも注目が集まってきました。 公式推奨スペックは60fpsが基準となっ ... ]]>

話題のモンハン最新作「モンスターハンターワイルズ」。発売の影響でゲーミングPCの品薄も目立ち、社会現象にもなってきた本作ですが、その要求スペックの高さにも注目が集まってきました。

公式推奨スペックは60fpsが基準となっていますが、実際にド派手なアクションゲームとなる本作を楽しむにはどれくらいのフレームレートを目指せば良いのでしょうか。

今回はおすすめのフレームレートやフレームレートに関わる設定などを紹介・解説していきます。

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モンハンワイルズで目指すべきフレームレートの目安

ゲームPCラボが考えるフレームレートの目安は「30fps」「60fps」「80fps」の3種類。

どんな遊び方をしたいかによってどのフレームレートがおすすめかが変わります。

とりあえず遊べればOKなら【30fps】

「30fps」は家庭用ゲーム機でよく見かけるフレームレートの設定です。「とりあえず遊べればいい」という方はこのフレームレートを目指しましょう。

ただ、これはあくまでも最低ライン。逆に言えば、アクションゲームで遊ぶなら少し物足りないレートであるのも事実です。30fpsは家庭用ゲームの中でもそこまで高いフレームレートが必要ない「読み物中心のアドベンチャー」や「ほのぼのとした雰囲気のゲーム」に多い設定です。一般的にはレートが低くてもカクつきを感じにくいゲームがこの設定になっています(一部例外はありますが…)。

遊べないほどではありませんが、一般的な60fpsの半分程度のフレーム数。モンスターの動きがより素早く感じたり、一瞬の判断が間に合わなくなるケースは十分にありえます。

KUL
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まず原則としてPCゲームにおける30fpsは結構低めのレートです。スペック不足の証でもあるので、PCの買い替えやパーツ増設は検討した方が良いかもです。

違和感ない自然な映像で遊びたいなら【60fps】

「60fps」は一般的なPCゲームのフレームレート設定です。これだけあれば画面のカクつきや違和感を感じることは少なくなってきます

また、PS5やSwitchなどの家庭用ゲーム機もこの60fpsが最大フレームレートとなっているので、家庭用ゲーム機と同程度の映像であれば十分という方はこのフレームレート帯がおすすめ。

モンハンワイルズの公式推奨スペックもこの60fpsを基準に設定されています。本作のようなアクションゲームであればこの60fpsがあればおおむね問題なくプレイできるかと思います。

ある程度余裕をもって推奨スペックを超えている場合は、PCへの負荷もそれほど高くならならないというのも利点です。

KUL
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ちなみにモンハンワイルズはこの60fpsで十分ですが、ApexやPUBGなどの一瞬の判断が命取りになるシューター系ゲームは倍の120fps以上が理想とされています。

よりスムーズな映像を楽しみたいなら【80fps】

80fpsは当サイトのオリジナルの基準です。100fpsまではいかなくとも80〜90fps程度があれば画面のなめらかさがかなり担保されるので、非常におすすめです。

当サイトのモンスターハンターワイルズ推奨スペックもこの80fpsを基準に作成しています。

KUL
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私もいまおおむね80〜90fps程度の環境でモンハンワイルズをプレイしています。WQHDモニターかつデュアルモニターなので少しGPU負荷は強めですがなんとかこのラインは維持しています。

モンハンワイルズのフレームレートの確認・設定方法

フレームレートの確認方法

フレームレートはwindows10以上であれば特別なソフトも不要で確認することができます。

標準搭載のゲームバー機能[Windowsキー] + [G]キー で開きましょう。開いた画面の左下に現在のPCのステータスを示すウィンドウ(赤枠で示したもの)があり、

ここの「FPS」と書かれた値が実際にいまプレイしているゲームで出ているフレームレートです。このステータスウィンドウはウィンドウの右上のピンを押すことで常時表示させておくことも可能です。

その他にもCPUやGPUの使用率も表示されているため、PCにどれくらいの負担がかかっているのかもここから一目で分かるようになっています。

KUL
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Steamにもフレームレート表示機能があるため、そっちの方が使いやすい方はそっちでもOK!

フレームレートが足りないときは「超解像度技術」を活用する

基本的にモンハンワイルズは「超解像度技術」(アップスケーリング)と「フレーム生成」の使用が前提になっています。目指すフレームレートに届いていないと感じたときはどちらも活用しましょう。

設定画面内のGRAPHICSの中に設定項目があります。

なお、超解像度技術には「NVIDIA DLSS」「AMD FSR3」の2種類があります。基本的にNVIDIA製のグラフィックボードの場合はDLSS、AMD製のグラフィックボードの場合はFSRがおすすめですが、NVIDIA製でも世代によってはFSRを使用した方が良い場合も…。

詳しくは下の記事でも解説しているので、気になる方はこちらも合わせてご覧ください。

フレームレートの上限を設定すると負荷が軽くなる

スペックに余裕がある場合に限られますが、最大出力よりも少し下げた設定にすることでGPUへの負荷を軽くすることができます。

実際にいま出ているフレームレートが目標とするフレームレートよりも高い場合は、多少下げた値を上限にするのもおすすめです。もちろんこれは好みにもよるので、高いフレームレートでそのまま遊ぶのも問題ありません。

KUL
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私の場合は最大100fpsくらいは出そうなのですが、80fpsあればいいだろうということでちょっと余裕をもって90fpsにしました。これでGPUの使用率は戦闘中や悪天候時でもだいたい85%くらいになっています。

フレームレートについて

フレームレートとは1秒間あたりのコマ数のこと

フレームレートとは「fps(Frame Per Second)」とも呼ばれ、1秒間あたりのフレーム数(=コマ数)のことを指します。

フレームとはパラパラ漫画や紙芝居の1ページのようなイメージで、この枚数が多ければ多いほど描かれているものの動きが滑らかに見えます。

詳しくは下記の記事でも触れているので気になる方はぜひご覧ください!

人間が認識できるフレームレート数は240fps?

どれくらいのfpsを目指すべきかという話になると「240」という数字を目にすることがあります。これは人間が認識できるフレームレート数は240fps程度が限界という「人間の限界240fps説」がPCゲーム界隈には広まっているためです。

ただ、実のところこの「人間の限界240fps説」に関しては昔から何の出典情報もなく「研究で判明した」とだけ言われていて、その元となった研究が何なのかはよく分かっていません。

それでも、PCゲーム界隈ではもはやこれが当然で常識であるかのように語り継がれているのが現状です。

KUL
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私もこの「フレームレート」について触れるたびに出典を探してみているのですが、いまだにはっきりした出典には当たれていません。本当にこんな研究結果あったのかな…?

ちなみに、2020年の段階で似たような研究成果を発表した大学がありました。

東京都市大学は2020年に人の目は1000分の8秒の変化を認識というプレスリリースを発表していて、1000分の8秒(0.008秒)、つまり125fps程度の映像までは変化を認識できるという説を提唱し、国際会議でも発表したそうです。

もしかすると、この発表内にある「周波数を高く設定したモニターの方が(240Hzと120Hzで比較)反応速度が速くなり」という記述を読み違えて「240fpsまで認識できる」という説が広まった可能性も…?

「人間の限界240fps説」の出典はソニーの研究?

ただ、私の感覚としてはこの2020年よりも前から「人間の限界240fps説」が語り継がれていた気がしてやみません。そこで、Twitterの古いデータを遡ってみることにしました。

すると、どうも2011年8月時点において、すでにこの「人間の限界240fps説」がインターネット住民の間ではウワサになっているようでした。

おそらくこの「ソニーの研究」は「ハイビジョン映像の本質を引き出す ソニーの「HFR Comfort-3D技術」」(2009年10月5日)に記載されている研究のことだと思います。

たしかに、下の文章だけを見ると「ほえ〜240fpsまで知覚できるんだ」となりそうですが、

240fpsでは細かな砂浜のテクスチャまでがハッキリと見え、早い動きの中にあっても十分い細かな情報を人間が読み取れることを示してくれる。対して60fpsでは映像のディテールは動きの中に溶け込んでしまう。

記事全体をよく読んでみると、この240fpsという話はあくまでもカメラ映像の「動画ボヤケとジャーキネス」という文脈の中での話であることがわかります。

「ジャーキネス」とは、fpsが高くなることで逆にカクカクして見えるという、シャッタースピードに起因するカメラ映像特有の現象です。もしゲーム映像でこれが起こるなら最新の360Hzのモニターを使っている人から「fpsが高いのにカクカクする!」というクレームが出そうなものですが、過去から現在にかけてそういった話はあまり聞いたことはありません。

単純にこの研究の「240fps」という数値を引用して人間の知覚限界は240fpsとするのは少し違うかもという気はしています。

もしかするとこれ以外にも何か情報の出所となった論文があるのかもしれないのですが他にはなかなか見つからず、「人間の限界240fps説」はいまだに真偽も含めてわからないことの多いウワサではあります。

KUL
KUL

ちなみにこのツイートの方の言う通り、さすがに60fps→120fpsは見え方が大きく変わります。少なくとも人間の知覚の限界は60fpsではなさそう。

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https://gamepc-lab.jp/mhwz-frame/feed/0
AI LIMIT 無限機兵おすすめゲーミングPC5選!話題の新作ソウルライクの推奨スペックはどれぐらい?https://gamepc-lab.jp/ailimit-suisyo/Mon, 03 Mar 2025 12:28:42 +0000https://gamepc-lab.jp/?p=5650

終末サイエンスフィクションARPG「AI LIMIT 無限機兵」が2025年3月27日にリリース予定! 本作は人工生命体「機兵」が世界を修復するために、終末世界を冒険するという物語。手強い敵と戦いながら、キャラクターを育 ... ]]>

終末サイエンスフィクションARPG「AI LIMIT 無限機兵」が2025年3月27日にリリース予定!

本作は人工生命体「機兵」が世界を修復するために、終末世界を冒険するという物語。手強い敵と戦いながら、キャラクターを育成していくソウルライクな一作で、歯応えのあるバトルシステムと多彩なビルドを構築できる育成システムが見どころとなっています。

ここでは、そんな本作を遊ぶのに必要なPCの推奨スペックや、おすすめのゲーミングPCを紹介していきます。これから「AI LIMIT 無限機兵」をPCで遊ぼうとしている方やこれを機にPCを買い換えようとしている方はぜひ参考にしてみてください。

この記事の監修者・執筆者

【監修者】ゲームPCラボ管理人

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経歴・想い

当時ハマっていたMMOが好きすぎてそのまま運営会社に就職、その後ゲーム内イベントの企画やデバッグ・GMなどを担当していました。今は業界から離れてしまったもののゲーム好きなのはずっと変わらず。

社会人になりたての頃に何もわからないまま購入したゲーミングPCで失敗…。最近周囲でゲーミングPCを検討する人が増えてきたこともあり、自分と同じ失敗をしてほしくないという思いからこの「ゲームPCラボ」を立ち上げました。

【執筆者】ゲームPCラボ ライター

ベル塚ベル

経歴・想い

ゲーム関連の雑誌・書籍、そしてWebサイトを中心に執筆活動を行うフリーライター。生粋のゲーマーであり、仕事もプライベートもゲーム三昧。

Steamで頻繁にゲームをプレイすることから、ゲーミングPCにも精通しています。その知識と経験を活かし、読者の皆さんがより快適にPCゲームを楽しめるような情報をお届けします。

AI LIMIT 無限機兵とは

タイトルAI LIMIT 無限機兵
ジャンルアクションRPG
サービス開始日2025年3月27日
開発元Sense Games
価格4,730円(税込)

数百年前に発生した原因不明の天災と、数少ない資源を巡る戦争によって人類が崩壊した世界が舞台。プレイヤーは解明できない技術によって生み出された人工生命体・機兵「アリサ」を操り、人類最後の都市を探索しながら文明崩壊の真相を探っていきます。

本作は「エルデンリング」のようなソウルライクと呼ばれる作品。多彩な育成システムを組み合わせて自分だけのビルドを構築し、さまざまなボスに挑んでいきます。

最大の特徴はプレイヤーの戦闘行動に応じてアリサの能力が変化する「シンクロ率システム」。シンクロ率が高ければ攻撃能力が強化され、低ければ攻撃能力が低下します。戦闘時のスリルが増し、より緊張感のあるバトルを楽しめるのが大きな魅力です。

ベル塚ベル
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武器やスペル(遠隔攻撃)の種類も多彩なのでいろいろなビルドで遊べそうです。ちなみに本作にはスタミナゲージがないので、面倒なスタミナ管理は不要

AI LIMIT 無限機兵の公式推奨スペックについて

ここからは「AI LIMIT 無限機兵」の推奨スペックについて紹介します。

ゲームPCラボでは各ゲームの推奨スペックについて「公式サイト推奨スペック」「ゲームPCラボ推奨スペック」の2つを紹介しています。

なぜ2つの推奨スペックがあるのか気になった方がいるかもしれません。

実はこれは推奨スペックがそれぞれのPCの常駐プログラム(ウイルス対策ソフトなど)まで想定していないことがあるためで、実際に不自由なく快適に遊べる「本当の推奨スペック」は公式の推奨スペックよりももう少し上であることがしばしばあります。

KUL
KUL

ゲームのレビューで「スペックを満たしてるのに重い」というような意見を見たことはありませんか?それはおそらくこの「本当の推奨スペック」でないことが要因です。

そういったことも踏まえて、当サイトでは独自の「ゲームPCラボ推奨スペック」を設定して公式サイトの指標とは異なるものも紹介することにしています。

これを超えていないと問題があるというわけではありませんが、特に新しくPCの購入を考えている方はこのスペックを超えたものを買ったほうが無難かと思います。

ちなみに、必要スペック(必要動作環境)推奨スペック(推奨動作環境)の違いについてはご存じでしょうか。

ちょっと不安かも、という方はぜひ下記の記事もご覧ください!

公式サイト推奨スペック

Steamによると推奨スペックは下記の通りとなります。

OSWindows® 10, 64bit
CPUIntel Core i7-9700以上
AMD Ryzen 7 5500 以上
GPUNVIDIA GeForce RTX 3060(VRAM 8GB)以上
AMD Radeon RX 5700 XT(VRAM 8GB)以上
物理メモリ16GB RAM
ストレージ30 GB の空き容量(SSD)


PCゲームとしては重めの部類に入るゲームです。

最新のフル3Dアクションゲームとはいえ、ソウルライクの人気作「エルデンリング」(「GeForce RTX 1070」)や、同じ中国が開発した「黒神話:悟空」(GeForce RTX 2060)よりも推奨スペックが高いのには驚かされました。

ゲーミングPCとして見ると、だいたい3~4年前のスペックになります。とくにGPUの推奨スペックが高めなので、場合によっては4年前のPCではギリギリ推奨ラインを満たせていない可能性も…。スペックが怪しい方は本作のデモ版で動作をしっかりと確認したほうがいいかもしれません。

ベル塚ベル
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終末世界、ソウルライク、美少女機兵と、ゲーマーの大好きな要素を詰め込んだ本作。まさかここまで推奨スペックが高くなるとは思いませんでした(汗)。

ゲームPCラボ推奨スペック

公式情報を踏まえた上で、これからゲーミングPCを購入する方に向けたおすすめの推奨スペックが下記の通りです。

OSWindows® 10, Windows® 11, 64bit
CPUCore i5-13400F
Ryzen 7 5700X
GPUGeForce RTX 4060
Radeon RX 6750 XT
物理メモリ16 GB RAM
ストレージ50GB以上の空き容量のあるSSD

「AI LIMIT 無限機兵」のようなソウルライクは、敵の攻撃をかわして反撃するという攻防のやり取りが醍醐味です。そのため、画面の滑らかさ(高いフレームレート)はマスト。公式推奨スペックギリギリの場合、画質によってはフレームレートが低下し、滑らかさに物足りなさを感じる場合も出てきます。快適さを追求するなら、最低でも上記のスペックは欲しいところです。

フルHD以上の高画質でもっと安定したフレームレートを出したいという方は、よりパワフルなCPUやGPUを搭載したモデルを検討してみるのもありです。ただし価格はグッと上がるので、お財布と相談しながら決めましょう。

また本作以外のゲームもプレイするのであれば、SSDのストレージは1TB以上にしておきましょう。一般的な標準容量500GBだとすぐ容量不足に陥ります。

仮に本作が「DLSS 3」に対応していなかったとしても、このスペックがあれば今後リリースされる数多くのPCゲームが快適に遊べるようになるので、このモデルのゲーミングPCを購入しても損はしません。

ベル塚ベル
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最近はGPUの世代交代と「モンスターハンターワイルズ」特需によって、ゲーミングPCの品薄が目立ちます。買い換え予定の方は早めに動いたほうがいいかも。

AI LIMIT 無限機兵におすすめのゲーミングPC5選

ここからは推奨スペックを踏まえて、ランキング形式でおすすめのゲーミングPCを紹介していきます。

基本的には予算16万~20万円前後のゲーミングPCを選ぶといいでしょう。

おすすめゲーミングPCまとめ

順位製品名購入リンク参考価格(税込)CPUグラフィックメモリストレージCPUクーラーカスタマイズ
GALLERIA RM5C-R46公式サイト159,980円Core i5-14400FRTX 4060 8GB16GB500GB SSD空冷
G TUNE DG-I5G6T公式サイト209,800円Core i5-14400FRTX 4060 Ti 8GB16GB500GB SSD空冷
GE7A-D243/B公式サイト249,800円Ryzen 7 7800X3DRTX 4060 Ti 8GB32GB1TB SSD空冷
GALLERIA RM7C-R47公式サイト284,960円Core i7-14700FRTX 4070 12GB32GB500GB SSD空冷不可
FRGHLB760/SG1公式サイト234,800円Core i5-14400FRTX 4060 Ti 8GB32GB1TB SSD水冷
※参考価格は公式サイトを参照しています(2025年3月現在の価格)
順位製品名購入リンク参考価格(税込)CPUグラフィックメモリストレージCPUクーラーカスタマイズ
GALLERIA RM5C-R46公式サイト159,980円Core i5-14400FRTX 4060 8GB16GB500GB SSD空冷
G TUNE DG-I5G6T公式サイト209,800円Core i5-14400FRTX 4060 Ti 8GB16GB500GB SSD空冷
FRGHLB760/SG1公式サイト234,800円Core i5-14400FRTX 4060 Ti 8GB32GB1TB SSD水冷
GE7A-D243/B公式サイト249,800円Ryzen 7 7800X3DRTX 4060 Ti 8GB32GB1TB SSD空冷
GALLERIA RM7C-R47公式サイト284,960円Core i7-14700FRTX 4070 12GB32GB500GB SSD空冷不可
※参考価格は公式サイトを参照しています(2025年3月現在の価格)

GALLERIA RM5C-R46(159,980円)

【GALLERIA RM5C-R46】の評価

GALLERIA RM5C-R46の評価
CPU  Core i5-14400F
グラフィックGeForce RTX 4060 8GB
メモリ16GB
ストレージ500GB SSD
参考価格
(公式サイト)
159,980円
分割払いの目安
(36回分割)
約4,500円 / 月
分割手数料無料
GALLERIA RM5C-R46 の性能

ドスパラ公式サイトで見る

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おすすめ推奨スペックを満たしつつ、16万円で買えちゃう最安モデル

1番のおすすめはドスパラの人気シリーズ「GALLERIA」の「RM5C-R46」。今回紹介するPCの中でもっとも安いモデルですが、推奨スペックをしっかりと上回っているので、「AI LIMIT 無限機兵」を快適に遊べますし、そのほかのフル3Dゲームも設定を調整すれば、高フレームレートでプレイすることができます。

価格が安い分、ストレージは500GBと少なめですが、1TBへの拡張は数千円で行えるため、最安の魅力は変わりません。さらにメモリを32GBに増設しても20万円以内で購入できるのも大きな魅力と言えます。

PCケースは重厚感溢れるガンメタリック塗装が施されており、一般的なデスクトップPCのような落ち着いたデザインに仕上がっています。側面にはPC内部が見える小さなクリアパネル、筐体前面にはLEDライティングを搭載し、ゲーミングPCらしさも忘れません。

G TUNE DG-I5G6T(209,800円) 

【G TUNE DG-I5G6T】の評価

G TUNE DG-I5G6Tの評価
CPUCore i5-14400F
グラフィックGeForce RTX 4060 Ti 8GB
メモリ16GB
ストレージ500GB SSD
参考価格
(公式サイト)
209,800円
分割払いの目安
(36回分割)
約5,830円 / 月
分割手数料無料
G-Tune DG-I5G6T の性能

マウス公式サイトで見る

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手頃さと性能を兼ね備えたミドルクラスのゲーミングPC

2位はマウスのゲーミングPC「G TUNE DG-I5G6T」。

CPU「Core i5-14400F」GPU「RTX 4060 Ti」を組み合わせたモデルで、手頃な価格と性能の高さが売りです。値段を抑えつつも、少しでも滑らかにゲームをプレイしたいという方はより高性能なGPUを搭載したこちらのモデルがおすすめ!

このモデルは追加で7,700円を支払うことで、強化ガラスサイドパネルとLEDケースファンを搭載したゲーミングPCらしい見た目のケースに変更できるのも特徴のひとつ。LEDの色は青と赤の2色から選べるので、自身の部屋のインテリアに合わせて調整することもできます。

ちなみに本モデルにはゲーミング仕様の液晶モニター、マウス、キーボード、ヘッドセット、マウスパッド、ゲームパッドがセットになった「G TUNE DG-I5G6T(スターター7点セット)」というものもあります。単体で購入するよりも値は張りますが、ゲームプレイに適した周辺機器がまとめて手に入ります。初めてゲーミングPCを購入するという方はこちらを検討してみるのもいいでしょう。

GE7A-D243/B(249,800円)

【GE7A-D243/B】の評価

GE7A-D243/Bの評価
CPURyzen 7 7800X3D
グラフィックRTX 4060 Ti 8GB
メモリ32GB
ストレージ1TB SSD
参考価格
(公式サイト)
249,800円
GE7A-D243/Bの性能

ツクモ公式サイトで見る

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高性能でメモリとストレージの容量も多い、痒いところに手が届くモデル

3位にはツクモのミドルタワーPC「G-GEAR プレミアムミドルタワー GE7A-D243/B」がランクイン。

パワフルなCPU「Ryzen 7 7800X3D」を採用したモデルで、同じGPU「RTX 4060 Ti」を搭載している2位や5位のモデルよりも、さらに高性能です。このスペックであれば、「AI LIMIT 無限機兵」に加え、2025年2月28日にリリースされた「モンスターハンター ワイルズ」を60FPS以上でプレイすることもできちゃいます。

32GBのメモリと1TBのSSDストレージを標準搭載しているのもGOOD。これなら拡張の必要がなく、無駄な出費を抑えられます。

「G-GEAR」シリーズは天面前側に高速接続対応「USB Type-C」や「 Type-A」のポートを標準搭載しており、外付けSSDの接続やスマートフォンの充電などがしやすくなっているのも大きな魅力です。

GALLERIA RM7C-R47(284,960円)

【GALLERIA RM7C-R47】の評価

GALLERIA RM7C-R47の評価
CPUCore i7-14700F
グラフィックGeForce RTX 4070 12GB
メモリ16GB
ストレージ500GB SSD
参考価格
(公式サイト)
284,980円
分割払いの目安
(36回分割)
約8,000円 / 月
分割手数料無料
GALLERIA RM7C-R47 の性能

ドスパラ公式サイトで見る

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幅広い用途で活躍するハイスペックな一台!

一切妥協しない性能を求めるなら、ドスパラの「GALLERIA RM7C-R47」がおすすめ。

今回紹介するPCの中でもっとも高いものの、CPUは「Core i7-14700F」GPUは「GeForce RTX 4070」を搭載と、性能はピカイチ。この性能があれば、現在発売されているさまざまなゲームをフルHDで快適にプレイできますし、今後リリースされるゲームにも対応できるでしょう。また「GeForce RTX 4070」はビデオメモリを12GB搭載しているので、画像生成AIなんかにも挑戦できちゃいます。

PCで出来ることの幅を大きく広げてくれる「GALLERIA RM7C-R47」。非常に魅力的なPCですが、当日出荷モデルのため、カスタマイズには非対応。ストレージを拡張できないのは少々痛手ですね…。その反面購入すればすぐに届くという強みもあります。「なるべく早くハイスペックなPCを手に入れたい!」という方は本モデルを選んでみてはいかがでしょうか。

FRGHLB760/SG1(234,800円)

【FRGHLB760/SG1】の評価

FRGHLB760/SG1の評価
CPUCore i5-14400F
グラフィックGeForce RTX 4060 Ti
メモリ32GB
ストレージ1TB SSD
参考価格
(公式サイト)
234,800円
FRGPLB760W/SG1の性能

FRONTIER公式サイトで見る

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見た目にこだわりたい人におすすめのゲーミングPC

フロンティアのゲーミングPC「FRGHLB760/SG1」が5位にランクイン。

2位の「G TUNE DG-I5G6T」と同じスペックを持つモデルで、こちらはメモリとストレージが最初から拡張されています。さらなるカスタマイズも可能ですが、ゲームをプレイするだけであれば、いまのメモリとストレージで十分でしょう。

ほかのPCと異なり、冷却性能の高い水冷式のCPUクーラーを搭載しているのも特徴のひとつ。熱による負荷を軽減させることで、より長時間のPC稼働を可能にします。

本PCは外観にもこだわっていて、PCケースは白(オプションで黒に変更することも可能)を基調とした明るさと清潔感を感じさせるデザインに仕上げ、側面にはPC内部が隅々まで見えるサイドパネルを搭載。さらに内部にあるARGB照明を備えた液体クーラーファンによって、PCを色とりどりの照明で照らし、ゲーミングPCらしさをとことん演出してくれます。

ゲーミングPCを安く購入するには

BTOメーカー各社は定期的にセールを行っているので、そのタイミングで割引されている商品、あるいは配布されるクーポンを使って購入するのが一番お得です。

特にドスパラやマウスコンピューター、ツクモは常に何かしらのセールを行っているため、そのタイミングでお得なモデルの中から選んで購入するというのもアリ。

ゲームPCラボでは各社のセール情報を定期的にまとめているので、よかったらぜひ下記の記事を覗いて見てください!

【初心者向け】ゲーミングPCを選ぶときの注意点

おすすめのゲーミングPCをいくつか紹介しましたが、初心者の方がゲーミングPCを選ぶ際に注意した方が良い点がいくつかあるためこちらも紹介します。

専門的な話をすればパーツの組み合わせなど色々な点があるのですが、今はおおむねどの通販サイトでも最低限のラインは満たしたものが販売されています。

ここでは、ゲーミングPC初心者の方に向けてまず抑えておくべき注意点として下記3点を紹介します。

ゲーミングPCを選ぶときの注意点3点
  • できるだけノート型ではなくデスクトップ型にする
  • 自分が必要としているスペックを把握する
  • 何年後に買い替えるかを想定する

とにかく「その機能は必要なのか?」あるいはその逆で「その機能は本当になくても大丈夫なのか?」ということをよく検討するようにしましょう。

より詳しくは下記のページでも詳細を解説しています。よろしければぜひご覧ください。

【初心者向け】ゲーミングPC購入時のカスタマイズについて

ドスパラやマウスでは、購入直前にパーツの増設やアップグレードを行うカスタマイズが可能です。

もちろん本体購入後に自分で安いパーツをPCに組み込むことも可能ですが、慣れないうちは店舗側で組み込んでくれる事前カスタマイズを利用することをおすすめします。

特に物理メモリやストレージなどは後で不足すると困ってしまうので、事前によく検討するようにしましょう。

最後に

「AI LIMIT 無限機兵」は推奨スペックが高いため、あまりにも安いPCを選んでしまうと、スペック不足に陥る可能性もあります。購入する際はぜひともゲームPCラボがおすすめするスペックを基準に考えながら、20万円前後のゲーミングPCを選びましょう。

さらなる快適さを求めたり、ゲーム以外の用途も視野に入れたりするのであれば、20万円後半のハイスペックPCを購入するのもありです。

ゲームPCラボではゲーム別の推奨スペックを定期的に発信していますので、興味のある方はぜひご覧になってみてくださいね!

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