ゲームPCラボhttps://gamepc-lab.jp初心者向けゲーミングPC紹介サイトWed, 23 Apr 2025 11:04:39 +0000jahourly1https://gamepc-lab.jp/wp-content/uploads/2024/06/fabicon-150x150.pngゲームPCラボhttps://gamepc-lab.jp3232 Last Epoch向け推奨スペックのゲーミングPC5選!おすすめモデルを10万円台から紹介!https://gamepc-lab.jp/last-epoch-suisyo/Wed, 23 Apr 2025 10:13:11 +0000https://gamepc-lab.jp/?p=6449

約5年間の早期アクセス期間を経て、2024年2月22日に正式リリースされたハクスラ系ARPG「Last Epoch」。2025年4月17日から、これまでで最大規模となるアップデート「Season 2:Tombs of t ... ]]>

約5年間の早期アクセス期間を経て、2024年2月22日に正式リリースされたハクスラ系ARPG「Last Epoch」。2025年4月17日から、これまでで最大規模となるアップデート「Season 2:Tombs of the Erased」が実施され、同接プレイヤー数が10万人を超える盛り上がりを見せています。

今回はそんな「Last Epoch」を快適にプレイするために必要な推奨スペックと、おすすめのゲーミングPCをご紹介します。

これから始める方や、PCの買い替えを検討している方はぜひ参考にしてみてください。

おすすめゲーミングPCをすぐに知りたい方はこちらからすぐに確認できます!

この記事の監修者・執筆者

【監修者】ゲームPCラボ管理人

KUL

経歴・想い

当時ハマっていたMMOが好きすぎてそのまま運営会社に就職、その後ゲーム内イベントの企画やデバッグ・GMなどを担当していました。今は業界から離れてしまったもののゲーム好きなのはずっと変わらず。

社会人になりたての頃に何もわからないまま購入したゲーミングPCで失敗…。最近周囲でゲーミングPCを検討する人が増えてきたこともあり、自分と同じ失敗をしてほしくないという思いからこの「ゲームPCラボ」を立ち上げました。

【執筆者】ゲームPCラボ ライター

ABYSS爺

経歴・想い

駆け出しのフリーライターとして、ゲーム関連の記事を中心に執筆しております。
ゲームはジャンル問わず幅広く遊んでいますが、特にFPS・SRPG・ARPGが好きです。 最近はGALLERIAのゲーミングノートPCを愛用しています。 よろしくお願いいたします。

Last Epochとは?

タイトルLast Epoch
ジャンルハックアンドスラッシュ、アクション、RPG
サービス開始日2024年2月22日
開発元Eleventh Hour Games
価格3,900円

「Last Epoch(ラスト・エポック)」は、ディアブロ系の流れをくむ王道ハクスラ型アクションRPGです。

本作は、クラフト・装備構成・スキルビルドの自由度が非常に高く、初心者でも直感的に楽しめる一方で、やり込むほどに奥深さが際立つゲーム設計になっています。

自キャラを柔軟にカスタマイズしながら最強キャラクターを育て上げる、自由と中毒性が詰まった今注目のタイトルです。

本作の特徴のひとつが、キャラクター作成時にプレイヤー間トレードの有無を選べるという独自のシステムです。これは、「自分でアイテムを拾って強くなる」ハクスラ本来の楽しみ方と、他プレイヤーとの取引による経済的成長スタイルのどちらを選ぶかを自分のプレイ方針に合わせて決められるというユニークな仕組みです。

2025年4月のSeason 2アップデートでは、公式フォーラムに190ページにも及ぶパッチノートが公開され、大規模なクラフト調整や装備システムの刷新など、ビルド構築の自由度をさらに押し広げる内容となっています。

ABYSS爺
ABYSS爺

Last Epochは序盤からビルドをかなりカスタマイズできるので、ハクスラ系RPGの中でも育成の幅が非常に広いのが魅力です。

Last Epochの公式推奨スペックについて

ここからは「Last Epoch」の推奨スペックについて紹介します。

ゲームPCラボでは各ゲームの推奨スペックについて「公式サイト推奨スペック」「ゲームPCラボ推奨スペック」の2つを紹介しています。

なぜ2つの推奨スペックがあるのか気になった方がいるかもしれません。

実はこれは推奨スペックがそれぞれのPCの常駐プログラム(ウイルス対策ソフトなど)まで想定していないことがあるためで、実際に不自由なく快適に遊べる「本当の推奨スペック」は公式の推奨スペックよりももう少し上であることがしばしばあります。

KUL
KUL

ゲームのレビューで「スペックを満たしてるのに重い」というような意見を見たことはありませんか?それはおそらくこの「本当の推奨スペック」でないことが要因です。

そういったことも踏まえて、当サイトでは独自の「ゲームPCラボ推奨スペック」を設定して公式サイトの指標とは異なるものも紹介することにしています。

これを超えていないと問題があるというわけではありませんが、特に新しくPCの購入を考えている方はこのスペックを超えたものを買ったほうが無難かと思います。

ちなみに、必要スペック(必要動作環境)推奨スペック(推奨動作環境)の違いについてはご存じでしょうか。

ちょっと不安かも、という方はぜひ下記の記事もご覧ください!

公式サイト推奨スペック

Steamによると推奨スペックは下記の通りとなります。

OSWindows 10
CPUIntel Core i5 6500
AMD Ryzen 3 1200
GPUGeForce RTX 3060
AMD RX 6600-XT
(VRAM 6GB以上)
物理メモリ16GB
ストレージ22GB

Last Epochはグラフィックやスキル演出が派手ながらも、軽量級のゲームに該当します。

推奨スペックではRTX 3060やRX 6600 XTが挙げられていますが、実際にはこれ以下の環境でも設定を調整することで快適なプレイが可能です。

特にストーリー進行やビルド構築をメインに楽しむプレイヤーにとっては、高性能なGPUでなくても支障なく遊べる点が嬉しいところ。必要ストレージも22GBと控えめで、エントリーモデルのゲーミングPCでも十分にプレイ可能です。

今からハクスラ系RPGを始めたい方や、予算をおさえたPCを購入し遊びたい方にもおすすめのタイトルです。

ABYSS爺
ABYSS爺

推奨スペックではGPUはエントリーミドル寄りですが、CPUはやや旧世代となっています。今から買うなら、より余裕のある上位クラスが安心です。

ゲームPCラボ推奨スペック

公式情報を踏まえた上で、これからゲーミングPCを購入する方に向けたおすすめの推奨スペックが下記の通りです。

OSWindows 11 64bit
CPUIntel Core i5-12400
AMD Ryzen 5 5500
GPUGeForce RTX 4060 8GB
AMD RX 7600 8GB
物理メモリ16GB
ストレージ100GB以上の空き容量のあるSSD

Last Epochをメインで遊ぶために今ゲーミングPCを買う、もしくは買い替える場合は、上記スペックを基準としたモデルを推奨します。

エントリースペックでもLast Epochは十分に動作しますが、快適なプレイ環境を安定して維持したい場合や、今後を見据えて長く使いたいと考えている方には、ワンランク上の構成をおすすめします。

Last Epochは今後もアップデートやコンテンツ追加が予定されており、今後求められるスペックが少しずつ上がっていく可能性があります。他の新作タイトルを並行して遊びたい方にとっても、スペックに余裕がある構成を選んでおくのは大きなメリットとなるでしょう。

ABYSS爺
ABYSS爺

上記の構成は、性能・価格のバランスに優れた、現在のエントリーモデル帯における標準スペックといえます。

Last EpochにおすすめのゲーミングPC5選

ここからは推奨スペックを踏まえて、ランキング形式でおすすめのゲーミングPCを紹介していきます。

基本的には予算10〜20万円のゲーミングPCがおすすめです。

おすすめゲーミングPCまとめ

順位製品名購入リンク参考価格(税込)CPUGPUメモリストレージCPUクーラーカスタマイズ
Magnate-G MV-TiW公式サイト159,980円Core i5-14400FRTX 4060 Ti 8GB16GB500GB SSD空冷
Magnate-G MVW公式サイト144,980円Core i5-14400FRTX 4060 8GB16GB500GB SSD空冷
MD4655公式サイト129,800円Ryzen 5 5500RTX 4060 8GB16GB500GB SSD空冷
Magnate MV公式サイト132,980円Core i5-12400RTX 4060 8GB16GB500GB SSD空冷
NEXTGEAR JG-A7A60公式サイト174,900円Ryzen 7 5700XRadeon RX 7600 8GB16GB1TB SSD水冷
※参考価格は公式サイトを参照しています(2025年4月23日時点の価格)
順位製品名購入リンク参考価格(税込)CPUGPUメモリストレージCPUクーラーカスタマイズ
MD4655公式サイト129,800円Ryzen 5 5500RTX 4060 8GB16GB500GB SSD空冷
Magnate MV公式サイト132,980円Core i5-12400RTX 4060 8GB16GB500GB SSD空冷
Magnate-G MVW公式サイト144,980円Core i5-14400FRTX 4060 8GB16GB500GB SSD空冷
Magnate-G MV-TiW公式サイト159,980円Core i5-14400FRTX 4060 Ti 8GB16GB500GB SSD空冷
NEXTGEAR JG-A7A60公式サイト174,900円Ryzen 7 5700XRadeon RX 7600 8GB16GB1TB SSD水冷
※参考価格は公式サイトを参照しています(2025年4月23日時点の価格)

Magnate-G MV-TiW(159,980円)

Magnate-G MV-TiW】の評価

Magnate-G MV-TiW搭載の評価
CPUCore i5-14400F
グラフィックRTX 4060 Ti 8GB
メモリ16GB
ストレージ500GB SSD
参考価格
(公式サイト)
159,980円
Magnate-G MV-TiWの性能

ドスパラ公式サイトで見る

ABYSS爺
ABYSS爺

バランス抜群の1台!RTX 4060 Ti搭載でコスパも性能も◎

1位に選出したのは、コストと性能のバランスに優れた人気モデル「Magnate-G MV-TiW」です。

CPUには第14世代のIntel Core i5-14400F、GPUにはGeForce RTX 4060 8GBを搭載しており、フルHD環境でのゲームプレイにぴったりなミドルクラス構成となっています。

本モデルは描画処理に強く、快適なフレームレートで戦闘を楽しめるだけでなく、将来的なアップデートにも十分耐えうる性能を備えています。

デザイン面では、白を基調としたPCケースの左側面がガラスパネル仕様となっており、見た目にもゲーミングらしさがあり、+3,000円でARGBライティング対応ファン追加によるLEDライティングのカスタマイズも可能。性能・見た目・価格の三拍子が揃った、まさに今15万円前後の予算で一番安心しておすすめできるモデルです。

また、購入特典として「Minecraft: Java & Bedrock Edition for PC」や「PC Game Pass」が同梱されているため、届いたその日から様々なゲームを楽しめるのも魅力のひとつとなっています。

Magnate-G MVW(144,980円)

【Magnate-G MVW】の評価

Magnate-G MVWの評価
CPUCore i5-14400F
グラフィックRTX 4060 8GB
メモリ16GB
ストレージ500GB SSD
参考価格
(公式サイト)
144,480円
分割払いの目安
(36回分割)
約4,100円 / 月
分割手数料無料
Magnate-G MVWの性能

ドスパラ公式サイトで見る

ABYSS爺
ABYSS爺

ミドルクラスの基準モデル!マルチタスクに幅広く使えます

第2位にランクインしたのは、バランス重視の人気モデル「Magnate-G MVW」です。

CPUには第14世代Core i5-14400F、GPUにはGeForce RTX 4060 8GBを搭載しており、ゲームから普段使いまで幅広く対応できる安定性を備えています。

同じくRTX 4060を搭載している2位の「MD4655」と比較すると、本モデル「Magnate-G MVW」はCPU性能で一歩リードしています。PassMarkスコアで見ると、搭載されているCore i5-14400F25,705、一方で「MD4655」に採用されているRyzen 5 550019,404と、数値でもしっかり差が出ています。その分価格にも反映されてはいますが、より長く快適に使いたい方や、CPU負荷の高い用途も視野に入れている方にとっては、この差は十分に価値があると言えるでしょう。

こちらのモデルも白を基調としたPCケースの左側面がガラスパネル仕様で、+3,000円でARGBライティング対応ファン追加によるLEDライティングのカスタマイズも可能です。

また、「Minecraft: Java & Bedrock Edition for PC」や「PC Game Pass」が購入特典として同梱されています。

MD4655(129,800円)

【MD4655】の評価

MD4655の評価
CPURyzen 5 5500
グラフィックRTX 4060 8GB
メモリ16GB
ストレージ500GB SSD
参考価格
(公式サイト)
129,800円
MD4655の性能

MDL.make公式サイトで見る

ABYSS爺
ABYSS爺

13万円切り&白ケース対応のコスパ優秀モデル!

第3位は、圧倒的な価格設定が光るエントリー向けモデル「MD4655」です。

搭載されているCPUはRyzen 5 5500、GPUはRTX 4060 8GBという構成。RTX 4060 8GBは3DMarkベンチマークで10,665というスコアを出しており、推奨スペックであるGeForce RTX 3060の約2.5倍~3倍の性能目安となります。このモデルであれば、フルHD環境下でのゲームプレイに十分適したスペックを備えています

またエフェクトや敵の多い場面でも、描画負荷を抑えつつ画質とフレームレートの両立が可能なため、ハクスラやARPGのようなテンポの早いゲームでも快適にプレイできます。

さらに、本体ケースはスタイリッシュなホワイトカラーも無料で選択可能となっており、見た目にこだわりたい方にも嬉しいポイントです。

コストをしっかり抑えつつ、性能もデザインも妥協したくない。エントリーモデルとしてぴったりな1台です。

Magnate MV(132,980円)

Magnate MV】の評価

Magnate MVの評価
CPUCore i5-12400
グラフィックRTX 4060 8GB
メモリ16GB
ストレージ500GB SSD
参考価格
(公式サイト)
132,980円
Magnate MV の性能
ABYSS爺
ABYSS爺

RTX 4060搭載!キーボード・マウスも付いてくるお得なPC!

第4位にランクインしたのは、コストパフォーマンスに優れた「Magnate MV」です。

このモデルは、NVIDIA GeForce RTX 4060 8GBを搭載しており、Last EpochのようなARPGにおいてもフルHD環境で安定して60fps以上を狙える高いパフォーマンスを発揮します。​​

CPUにはIntel Core i5-12400を採用。​第12世代の6コア12スレッド構成で、一般的なゲームプレイや日常的な作業には十分な性能を持っています。​ただし、最新のタイトルや高負荷な作業を視野に入れる場合は、上位のCPUを検討するのも一つの手です。​

またゲーミング仕様ではないものの、ちょっとしたマウスとキーボードが付属してくるのも魅力的な点です。事務用に近いものですがとりあえずの間に合わせとしては使用できるので、届いたらすぐにゲームを遊ぶこともできます。

NEXTGEAR JG-A7A60(174,900円) 

NEXTGEAR JG-A7A60】の評価

NEXTGEAR JG-A7A60の評価
CPURyzen 7 5700X
グラフィックRadeon RX 7600 8GB
メモリ16GB
ストレージ1TB SSD
参考価格
(公式サイト)
174,900円
分割払いの目安
(36回分割)
約4,900円 / 月
分割手数料無料
NEXTGEAR JG-A7A60の性能

マウス公式サイトで見る

ABYSS爺
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Ryzen 7 × RX 7600搭載!高性能とデザイン性を兼ね備えた1台

第5位にランクインしたのは、性能重視のゲーミングPC「NEXTGEAR JG-A7A60」です。

このモデルの最大の魅力は、8コア16スレッドのRyzen 7 5700Xを搭載している点。マルチタスク性能に優れており、ゲームプレイ中の録画作業等、同時に複数アプリを立ち上げるような使い方にも余裕で対応できます。

また、Radeon RX 7600 8GBはフルHD解像度での快適さに優れたグラフィックボードで、Last EpochのようなARPGとの相性も抜群です。大量の敵が一度に画面に現れるような状況でも、カクつきや処理落ちをおさえ、戦闘中のテンポを損なわずにプレイできる安心感があります。細かな画質設定も柔軟に対応できるため、画面美と快適さの両立を求める方におすすめです。

加えて、本モデルは水冷CPUクーラーを搭載しており、冷却性能はもちろん、ケース内部の見た目もスッキリとスタイリッシュ。デザインと機能性の両面で満足度の高い構成となっています。

価格帯はピックアップした5選の中では高めですが、性能の高さを考えれば20万円以内に収まる点でコスパも十分合格ライン。本格的にPCゲームを楽しみたい方や、動画編集なども見据えている方にとっては非常に頼れる構成です。

ゲーミングPCを安く購入するには

BTOメーカー各社は定期的にセールを行っているので、そのタイミングで割引されている商品、あるいは配布されるクーポンを使って購入するのが一番お得です。

特にドスパラやマウスコンピューター、ツクモは常に何かしらのセールを行っているため、そのタイミングでお得なモデルの中から選んで購入するというのもアリ。

ゲームPCラボでは各社のセール情報を定期的にまとめているので、よかったらぜひ下記の記事を覗いて見てください!

【初心者向け】ゲーミングPCを選ぶときの注意点

おすすめのゲーミングPCをいくつか紹介しましたが、初心者の方がゲーミングPCを選ぶ際に注意した方が良い点がいくつかあるためこちらも紹介します。

専門的な話をすればパーツの組み合わせなど色々な点があるのですが、今はおおむねどの通販サイトでも最低限のラインは満たしたものが販売されています。

ここでは、ゲーミングPC初心者の方に向けてまず抑えておくべき注意点として下記3点を紹介します。

ゲーミングPCを選ぶときの注意点3点
  • できるだけノート型ではなくデスクトップ型にする
  • 自分が必要としているスペックを把握する
  • 何年後に買い替えるかを想定する

とにかく「その機能は必要なのか?」あるいはその逆で「その機能は本当になくても大丈夫なのか?」ということをよく検討するようにしましょう。

より詳しくは下記のページでも詳細を解説しています。よろしければぜひご覧ください。

【初心者向け】ゲーミングPC購入時のカスタマイズについて

ドスパラやマウスでは、購入直前にパーツの増設やアップグレードを行うカスタマイズが可能です。

もちろん本体購入後に自分で安いパーツをPCに組み込むことも可能ですが、慣れないうちは店舗側で組み込んでくれる事前カスタマイズを利用することをおすすめします。

特に物理メモリやストレージなどは後で不足すると困ってしまうので、事前によく検討するようにしましょう。

最後に

今回は「Last Epoch」の推奨スペックと、推奨スペックを基準としたおすすめのゲーミングPCをご紹介しました。

Last Epochは軽量級のタイトルですので、エントリー〜ミドルクラスのゲーミングPCで十分に快適にプレイ可能です。

5年間の早期アクセスを経て磨き上げられた安定性のあるゲーム設計に加え、定期的な大型アップデートで進化し続ける本作を、高画質設定&安定フレームレートで思いきり堪能しましょう。

ゲームPCラボでは、今後もゲーム別の推奨スペックやおすすめ構成を随時ご紹介していきますので、興味のある方はぜひチェックしてみてくださいね!

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GALLERIA RM5C-R57(ドスパラ)の評価・レビュー!安さと性能を両立したRTX5070搭載モデルhttps://gamepc-lab.jp/galleria_rm5c-r57/Tue, 22 Apr 2025 10:12:07 +0000https://gamepc-lab.jp/?p=6410

今回はドスパラから発売されているゲーミングPC「GALLERIA RM5C-R57」 RTX5070を搭載しているモデルながら、20万円台前半というかなり安い金額が魅力的なモデルです。 今回はそんな本モデルに関して、パー ... ]]>

今回はドスパラから発売されているゲーミングPC「GALLERIA RM5C-R57」

RTX5070を搭載しているモデルながら、20万円台前半というかなり安い金額が魅力的なモデルです。

今回はそんな本モデルに関して、パーツ構成などから特徴やカスタマイズの必要性などを解説していきます。

私がこの記事を書いています!

ゲームPCラボ管理人

KUL

経歴・想い

当時ハマっていたMMOが好きすぎてそのまま運営会社に就職、その後ゲーム内イベントの企画やデバッグ・GMなどを担当していました。今は業界から離れてしまったもののゲーム好きなのはずっと変わらず。

社会人になりたての頃に何もわからないまま購入したゲーミングPCで失敗…。最近周囲でゲーミングPCを検討する人が増えてきたこともあり、自分と同じ失敗をしてほしくないという思いからこの「ゲームPCラボ」を立ち上げました。

GALLERIA RM5C-R57の性能

【GALLERIA RM5C-R57】のスペック・評価

GALLERIA RM5C-R57の評価
CPUIntel Core i5-14400F
(2.5GHz-4.7GHz/10コア/16スレッド)
GPUNVIDIA GeForce RTX 5070
(12GB GDDR7)
メモリ16GB
(8GBx2, DDR5-4800)
ストレージ500GB SSD
(NVMe Gen4)
チップセットインテル B760 チップセット
電源750W
(80PLUS GOLD)
CPUクーラー空冷式
12cmサイドフロー大型CPUファン
本体サイズ
(幅/奥行/高さ)
約220mm×440mm×425mm
本体重量約14kg
本体価格
(税込)
214,980円
GALLERIA RM5C-R57基本スペック
GALLERIA RM5C-R57のメリット
  • NVIDIAの新世代GPU「RTX5070」を搭載
  • WQHD解像度までカバー可能な高いゲーミング性能
  • 本体の大きさが少し小さめでコンパクト
GALLERIA RM5C-R57のデメリット
  • CPU性能は少し控えめ
  • ストレージが500GBと小さい
  • ゲーミング性能のわりにメモリが16GBと小さめ

ゲームPCラボ管理人の評価

KUL
KUL

ついに20万円でここまでの性能のPCが出たかという感じ…

2025年3月に発売されたNVIDIAの「GeForce RTX5070」を搭載したモデルです。

ゲーミング性能はこの金額で得られるものとしては破格で、APEXなどの軽めのゲームはもちろん、モンハンワイルズを含む最新の重量級タイトルも高解像度かつ高画質設定で遊べるようなスペックです。

この金額を実現するために、GPU以外のパーツにしっかりと調整が入っているモデルでもあります。中でも特にわかりやすくコストカットの跡が見えるのが「CPU」「メモリ」「ストレージ」の3箇所です。

特にCPUは「Core i5-14400F」と少し控えめな性能のものを採用しています。とはいえ、RTX5070の性能を引き出せないほどではないため、性能を抑えつつもコストをしっかりと抑える、メリットとデメリットのバランスがうまく取れた構成という印象です。

ただ、「メモリ」と「ストレージ」の容量まで小さくなっているのはかなり評価が分かれるポイントです。

メモリはこの性能のPCとしてはちょっと不甲斐なさを感じる16GB。フルHDならまだしも、WQHD以上の解像度で遊ぶ場合でもおおむね問題ないと思いますが、タイトルによっては少しパフォーマンスに影響が出てくるかもしれません。

明確にマイナスポイントなのは、ストレージの「500GB SSD」。手元に換装用のストレージが他にもあるなら良いですが、そのままだと完全に力不足。基本的には増設カスタマイズは必須と考えておいたほうが無難です。

KUL
KUL

正直、PCゲーム用途なら「500GB」は秒で埋まります

GALLERIA RM5C-R57で注目すべきパーツ

「GALLERIA RM5C-R57」の構成の中から特徴的なものをピックアップして紹介します。

 【GPU】GeForce RTX5070 12GB

KUL
KUL

性能は文句なしに優秀!新技術「DLSS4」でさらにパフォーマンスが出る場面も。

2025年3月5日に発売された新世代GPUで、Apexなどの軽いゲームはもちろん、モンハンワイルズやMecha Breakなどの重量級タイトルもしっかり遊べる性能です。

ちなみにNVIDIAが「RTX4090を上回る性能」というマーケティングを行っていたこともあり、発売前は大きな話題になりましたが、実際このGPU単体にそこまでの性能はありません。とはいえ、単体でも「RTX4070Ti」とほぼ同等の性能があるため、決して性能が低いわけでもありません。

また、「DLSS4」が使える場面では「RTX4090」を上回るフレームレートが出たりなど、特定の条件下では性能以上のパフォーマンスを発揮できる場面が出てきます。

RTX5070やDLSS4については下記の記事でも詳しく解説しているので、もっと気になる方はこちらもどうぞ!

 【CPU】Core i5-14400F

KUL
KUL

控えめな性能ながら十分に仕事をしてくれる、そんな絶妙なライン

CPUに採用している「Core i5-14400F」は「RTX5070」に合わせるには少しパワー不足な面もありますが、かといって「まるっきりダメ」というわけではない絶妙なライン

限界の限界まで負荷がかかるような状況では話が別ですが、少なくともフルHD・WQHDで遊ぶ上ではあまり問題を感じることはないレベルかと思います。

ただ、このモデルに関しては性能低下のデメリットよりも「Core i5-14400F」を搭載することによって金額が大きく下げられているという点に注目すべきと感じています。

たとえば無難にCPUを「Core i7-14700F」あたりで構成したモデルにGALLERIA RM7C-R57がありますが、こちらは本モデルと比べると金額は4万円近く高い約25万円(2025年4月22日現在)。さすがに少し手が届きにくいラインに入ってきます。

ボトルネックのないしっかりしたパーツバランスを意識するなら「GALLERIA RM7C-R57」もアリですが、実際のところCPUパワーでぶいぶい言わせられるようなPCゲームはそこまで多くありません。「Core i5-14400F」でも近年のほとんどのゲームの推奨スペックは超えられるので、個人的には「Core i5-14400F」でも十分だと思います。

KUL
KUL

かくいう私のPCもGPUが「RTX4070」、CPUはさらに格下の「Core i5-13400F」です。それでも普通にWQHD高画質でモンハンワイルズも遊べてます。

 【ストレージ】500GB SSD(NVMe Gen4) 

KUL
KUL

このモデルの明確なウィークポイント…少し使いにくいのでカスタマイズ推奨です。

PCゲームで遊ぶならストレージは最低でも1TBのものを用意しておいたほうが無難です。

500GBのストレージといっても、500GBをまるまる使えるわけではありません。そのうちの約60GBをwindowsのシステムデータが占めるため、実際に使える容量は440GB程度とさらに少なくなります。

100GB級のPCゲームの場合は4本入れたらもう容量はパツパツ…。新しいゲームを遊ぶためにいま入っているゲームをやむなくアンインストールしたり、友達と遊ぶためについこの前アンインストールしたばかりのゲームをまたインストールし直すといったようなことも起こります。

日常的にデータの整理・やりくりが必要になってくる手間と煩わしさを考えると、最低でも1TBにしてある程度の余裕をもっておくことをおすすめします。

なお、ストレージは基本的にSSDがおすすめですが、動画編集なども考えている場合は価格の安いHDDを増設するのもおすすめです。詳しくは下の記事でも解説していますのでよろしければどうぞ!

GALLERIA RM5C-R57のおすすめカスタマイズ

「GALLERIA RM5C-R57」をより使いやすくするためのカスタマイズを紹介します。

ドスパラは、購入ページでパーツの換装や増設をはじめとする「カスタマイズ」が行えます。自分でPCケースを開けてパーツをいじる必要などもなく、すべて搭載・調整された状態で手元に届くので、初心者の方でも安心して利用することができます。

すべて採用すると本体価格+19,900円

今回おすすめのカスタマイズは下記の2点です。

①メモリ②ストレージ
カスタマイズ前16GB (8GBx2)
(DDR5-4800)
500GB SSD
(M.2 NVMe Gen4)
カスタマイズ後32GB (16GBx2)
(DDR5-4800)
1TB SSD
(NVMe Gen4)
カスタマイズ
おすすめ度

メモリは同じ仕様で容量が大きい16GBの2枚差しへの換装がおすすめ(+13,900円)。

ストレージは容量を倍増させて1TB SSDへの換装がおすすめ(+6,000円)。なお、上記の表の「カスタマイズ後」の仕様には「M.2」が入っていませんが、NVMe SSDは実質M.2接続のものがほとんどなので、性能・仕様はほぼ同じものと思われます。

KUL
KUL

もしメモリ・ストレージの両方ともカスタマイズするなら+19,900円、金額はだいぶ上がります。ちょっと予算が…という方はストレージだけでもアリです。

【メモリ】16GB(8GBx2)→32GB(16GBx2)

もしメモリをカスタマイズする場合は「32GB (16GBx2)(DDR5-4800)」がおすすめです。

メモリ容量16GBでも大抵のゲームの推奨スペックは超えていますが、「パルワールド」などをはじめ、32GBを推奨しているゲームも少しずつ増えてきました。より多くのゲームで遊べるように性能を整えたい場合は、メモリの増設を検討してみると良いかもしれません。

KUL
KUL

とはいえ、メモリの増設は必須とまではいきません。コストもそれなりにかかるのでいったんそのまま購入して、メモリ不足を感じたら後で増設するというのも手です。

【ストレージ】500GB SSD→1TB SSD

もしストレージをカスタマイズする場合は「1TB SSD (NVMe Gen4)」がおすすめです。

メモリと違って、こちらはなるべく1TB以上へ増設しておくことをおすすめします。本当は2TBでも良いのですが、500GB→2TBは+17,000円らしいのでコスパは少し悪めかもしれません。

ちなみにカスタマイズ画面でストレージを変更すると↓のようなポップアップが出てきますが、

これは付けても付けなくてもOKです。気になる方は付けても良いですが、私だったら付けないと思います

最近はsteamやEpicGamesなどをはじめ、サーバー側でゲームのデータを保管していることが多いので、万が一故障してもストレージさえ交換すればゲームには支障がないことも多いです。

また、わざわざ復旧サービスに入らずとも、故障したタイミングで自分で復旧業者に復旧を依頼することもできます。故障もなく数年経って普通にPCを買い替えて終わるパターンも多いので、無理にここで数千円を捻出する必要はないかなあと思います。

KUL
KUL

個人的にはここに数千円を使うならCPUグリスを良いものにカスタマイズした方が良いと思います…

その他のカスタマイズはお好みで

今回のモデルに関してはここまで紹介したものをカスタマイズするくらいで他に必須級のカスタマイズはありませんが、もしこだわりがあればその他にCPUグリスやCPUクーラーをカスタマイズしてもOKです。

他のパーツのカスタマイズについては下記記事でも解説しているので、もっと知りたい方はぜひご覧ください。

最後に

今回はドスパラから販売されている「GALLERIA RM5C-R57」について紹介しました。

私は1年半前にRTX4070搭載モデルをこれくらいの金額で買えて喜んでいたのですが、いまこのモデルを見ると素直に喜べなくなっています。1年半でこんなに情勢が変わるのか……。

はじめてこのモデルが発表されたときはわけわからん安さのが出てきたなと思っていたものですが、改めて中身を見てみてもやっぱり金額に対して得られるゲーミング性能はかなり破格だと思います。

いま新たにゲーミングPCを買うなら良い選択肢の一つになるモデルです。

ゲームPCラボではこの他にもゲーミングPCのレビューを定期的に行っています。ぜひ今後のゲーミングPC選びの参考にしてみてください!

その他のゲームPCラボおすすめモデルの紹介

CPUにはハイクラスモデルにも搭載される「Core i7-14700F」、グラフィックボードにはWQHDでも満足に遊べるRadeon RX 7800 XT 16GB」を搭載したモデル。モンハンワイルズをしっかりと楽しみ切りたい方におすすめです。

ドスパラ公式サイトで見る

CPUには「Ryzen 7 5700X」、グラフィックスにはベーシックなRadeon RX 7600 8GB」を搭載したモデル。

ゲーマーにはうれしい1TB SSD搭載で、色々なPCゲームを遊ぶ方でも安心!価格も約18万円と、はじめてのゲーミングPCにおすすめの一台です。

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ゲームに必要な周辺機器計7点がセットになったモデル。周辺機器を揃えるとなると安くてもPC本体の他に2~3万円程度が追加でかかりますが、それらが全部いっぺんに揃います!

CPUには「Core i5-14400F、グラフィックスにはGeForce RTX 4060 Ti」を搭載。最新の3Dゲームも十分に遊べるスペックです。

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STORMのおすすめゲーミングPC8選!洗練されたデザインが特徴的なPC「新界2」「影界」など人気モデルを紹介https://gamepc-lab.jp/storm/Mon, 21 Apr 2025 03:48:39 +0000https://gamepc-lab.jp/?p=6377

知る人ぞ知るBTOパソコン(ゲーミングPC)通販専門店、STORM(ストーム)。 他のBTOパソコン販売店とは一線を画す、独自のデザインと高性能なスペックを備えたPCを数多く展開していることで知られるメーカーです。 今回 ... ]]>

知る人ぞ知るBTOパソコン(ゲーミングPC)通販専門店、STORM(ストーム)

他のBTOパソコン販売店とは一線を画す、独自のデザインと高性能なスペックを備えたPCを数多く展開していることで知られるメーカーです。

今回は、コアなファンに支持されるSTORMの特徴と、おすすめのゲーミングPCを紹介していきます。

この記事の監修者・執筆者

【監修者】ゲームPCラボ管理人

KUL

経歴・想い

当時ハマっていたMMOが好きすぎてそのまま運営会社に就職、その後ゲーム内イベントの企画やデバッグ・GMなどを担当していました。今は業界から離れてしまったもののゲーム好きなのはずっと変わらず。

社会人になりたての頃に何もわからないまま購入したゲーミングPCで失敗…。最近周囲でゲーミングPCを検討する人が増えてきたこともあり、自分と同じ失敗をしてほしくないという思いからこの「ゲームPCラボ」を立ち上げました。

【執筆者】ゲームPCラボ ライター

ベル塚ベル

経歴・想い

ゲーム関連の雑誌・書籍、そしてWebサイトを中心に執筆活動を行うフリーライター。生粋のゲーマーであり、仕事もプライベートもゲーム三昧。

Steamで頻繁にゲームをプレイすることから、ゲーミングPCにも精通しています。その知識と経験を活かし、読者の皆さんがより快適にPCゲームを楽しめるような情報をお届けします。

STORMのおすすめゲーミングPC8選

FK-144FB46(162,000円)

ベル塚ベル
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これからゲーミングPCデビューする人にうってつけ高コスパモデル

「FK-144FB46」は、やや控えめな性能のCPU「Core i5 14400F」と、人気の高いGPU「RTX 4060」を組み合わせた、STORMの中でも特に価格の安いモデルです。

本モデルは「風域」と呼ばれる旧シリーズにあたり、「新界2」や「幻界」などとは異なり、側面の一面のみにガラスパネルを採用しています。従来シリーズと比べるとPC内部の見える範囲はやや狭いものの、内部の様子はしっかり確認できます。さらに、RGBファンを4基搭載しているため、多彩なライトアップでPC内部を美しく演出できます。

CPUクーラーは空冷式ですが、このスペックであれば十分効果を発揮します。さらに、本モデルのケースには通気性に優れたメッシュフロントパネルを採用しており、熱を効率よく外に逃がす設計になっています。

加えて、安価なモデルにも関わらず、メモリ32GBとストレージ1TBを標準搭載しているほか、STORM製のゲーミングキーボードとマウスも同梱されているため、非常にコストパフォーマンスに優れた一台と言えます。

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GK-144FB56Ti8(209,800円)

ベル塚ベル
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最新のGPUを搭載した優秀なミドルスペックゲーミングPC

「幻界」シリーズのひとつ「GK-144FB56Ti8」。

本モデルには、2025年4月16日に発売された最新GPU「RTX 5060Ti」が搭載されています。「RTX 5060Ti」は、前世代にあたる「RTX 4060Ti」と比べて約16%性能が向上しており、重めのゲームや作業もよりスムーズにこなせます

ただし、ビデオメモリは8GBタイプのため、WQHDや4K解像度でのゲームプレイや画像生成AIには不向きです。

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S2-147F56Ti8(259,800円)

ベル塚ベル
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ゲームに加え、動画編集も快適に行いたい人はこちらのモデル!

人気のCPU「Core i7-14700F」とGPU「5060Ti 8GB」を搭載した、「新界2」シリーズのひとつ「S2-147F56Ti8」。

高い演算性能を持つ「Core i7-14700F」により、ゲームの処理速度や快適性が大きく向上。さらに、その処理能力の高さによって、動画編集もスムーズに行えます。
 

価格を抑えながら、ゲームも動画編集も楽しみたい方におすすめのモデルです。

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GK-78X3D78XT(289,800円)

ベル塚ベル
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一通りのゲームが遊べる高性能なゲーミングPC

「幻界」シリーズ「GK-78X3D78XT」は、CPU「Ryzen7 7800X3D」とGPU「RX7800XT」というAMD製パーツで構成されたモデルです。

「Ryzen7 7800X3D」には、ゲームやデータ集計などの高負荷作業時におけるパフォーマンスを向上させる「3D V-Cache」と呼ばれる機能が搭載されており、これによりIntel製のハイエンドCPUに匹敵するゲーム性能を発揮します

「RX7800XT」は、「GeForce RTX 4070 SUPER」と同等の性能を備えているうえ、ビデオメモリが16GBもあるため、WQHDや4K解像度でのゲームプレイにも対応可能です。

このように強力なCPUとGPUを備えた本モデルは、ゲームプレイとの相性が特に良く、今話題の「モンスターハンターワイルズ」をはじめ、さまざまな負荷のかかりやすい重めのゲームを快適に楽しめます

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GK-147F57(299,800円)

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ワンランク上のゲーム体験を楽しむならコレ!

「幻界」シリーズ「GK-147F57」。

本モデルは、CPU「Core i7-14700F」とGPU「RTX 5070」を搭載しており、重めのゲームや動画編集、画像生成AIなど、幅広い用途に対応できます

また、「RTX 5070」を含めた「RTX50」シリーズはマルチフレームを生成する「NVIDIA DLSS 4」に対応しています。これにより、ゲーム画面をより滑らかかつ美しく描写することが可能となり、ワンランク上のゲーム体験が楽しめます。

なお、本機能はゲーム側が対応していないと使用できませんが、「真・三國無双 ORIGINS」「ディアブロ IV」「サイバーパンク2077」など、100本以上のゲームやアプリが対応しているため、恩恵を受ける機会は十分にあるでしょう。

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GK-147F57Ti(369,800円)

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大容量のビデオメモリを搭載した高性能モデル

『幻界』シリーズのひとつ「GK-147F57Ti」。

CPU「Core i7-14700F」とGPU「RTX 5070Ti」を搭載した本モデルの最大の特徴は、なんと言っても16GBのビデオメモリです。大容量のビデオメモリにより、WQHD・4K解像度でのゲームプレイ、画像生成AIによる大量の画像生成、参加人数が多いVRChatでの交流、高解像度の動画編集など、幅広いコンテンツに対応できます

ゲームを一切妥協せずにプレイしたい方や、いろいろな用途でPCを本格的に使いたい方におすすめの一台です。

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EK-78X3D58(429,800円)

ベル塚ベル
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圧倒的なパフォーマンスを発揮するハイエンドモデル

「EK-78X3D58」は「影界」シリーズのひとつで、CPU「Ryzen7 7800X3D」とGPU「RTX 5080」を搭載したハイエンドモデルです。

16GBの大容量ビデオメモリを備えているため、「GK-147F57Ti」と同様に、ゲーム以外にもさまざまな用途でPCを活用できます。このスペックであれば、重めのゲームでも4K解像度でヌルヌルサクサクと快適にプレイ可能です。

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EK-995X3D59(809,800円)

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最高クラスのパーツで構成されたプロ向けのハイエンドモデル

「影界」シリーズ「EK-995X3D59」は、STORM製PCの中でもっとも高価なモデルです。

本モデルは、CPU「Ryzen9 9950X3D」GPU「RTX 5090」という、最高クラスの性能を誇るパーツで構成されており、まさに「モンスターマシン」と呼ぶにふさわしい性能を備えています。PCで行えるあらゆる用途において、圧倒的なパフォーマンスを発揮します

今回紹介したモデルの中でも群を抜くハイスペックぶりから、プロのクリエイター向けの一台と言っても過言ではありません。

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STORM(ストーム)とは

STORMは、株式会社アイティーシーが運営する実店舗を持たないBTOパソコンの通販専門店です。

販売サイトを覗いてみると、ラインナップがとにかく豊富。10万円台で購入できるエントリーモデルから、50万円以上のプロ向けハイエンドモデルまで幅広く取り揃えられており、スペックにこだわる人でも納得の一台に出会えるのが大きな魅力です。

さらに、取り扱うゲーミングPCのデザインも個性的。すべてのモデルがPC内部を眺められる構造になっており、LED搭載ファンによるライティングを組み合わせることで、幻想的なビジュアルに仕上がっています。非常に美しく、「ゲーミングPCらしい」見た目が好みの人には、まさにうってつけのメーカーと言えるでしょう。

STORMのパソコンメーカーとしての特徴3点

特徴① PCパーツへの妥協を一切許さない企業姿勢

STORMを運営する「株式会社アイティーシー」は、工業用マザーボードをはじめとする産業機器の製品改良や、アミューズメント(遊技台)に関する各種部品の設計・開発など、私たちの生活を陰から支える電子・デジタル機器を多方面からサポートしている企業です。

また、マザーボード、RAM、メモリモジュール、フラッシュディスクといったPCパーツの販売も手がけています。メモリのメジャーメーカーである「Crucial(クルーシャル)」の国内正規代理店としても広く知られており、時には入手困難な電子部品の調達も行っています。そのため、アイティーシーはまさにPCパーツのスペシャリストと言える企業です。

こうした背景から、STORMでは、自社サイトで扱うゲーミングPCに対しても強いこだわりを持っています。採用するパーツは、いずれも人気が高く汎用性に優れたものばかりで、性能と品質の両面において妥協のないモデルづくりを追求しています。PCを自作するユーザーと同じような目線でパーツを選定しているため、高スペックな製品が多いのも特徴です。

さらに、多くのモデルが32GBメモリ・1TB SSDおよび簡易水冷CPUクーラーを標準搭載しているため、PCに関する知識がまったくない初心者でも、何気なく購入するだけで高品質な1台を手に入れることができます。

ちなみに、アイティーシーはマイクロソフト、スクウェア・エニックス、青山学院大学、東京大学など、名だたる一般法人や学校法人にBTOパソコンや周辺機器を納入してきた実績があり、信頼性の面でも高く評価されています。

ベル塚ベル
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アイティーシーはほかにも、不動産や成形・板金加工、各種規格認定のサポートなんかも行っています。事業内容の幅広さにビックリしちゃいました。

特徴② 欲しいPCが一発で探せるユーザーファーストな検索システム

ゲーミングPCの販売サイトで特定の商品を探す際、一般的には検索欄にキーワードを入力して目的の製品を見つけます。欲しいPCのスペックがまだ決まっていない場合は、さまざまな製品を比較できるため便利ですが、逆にスペックがある程度決まっている場合は、目当ての一台を探すのが少し面倒に感じることもありますよね。

安心してください。STORMでは、そうした煩わしさを感じさせません。販売サイトの検索機能「Search BTO」では、CPU、GPU、価格帯、製品シリーズ、メモリ、クーラーの6項目を個別に指定でき、希望の条件に合わせて検索内容を自由にカスタマイズできます。

たとえば、CPUに「Core i5 Ultra 5」、GPUに「RTX5060Ti 16GB」、価格帯に「20万円~25万円」と入力すれば、その条件に合致するスペックの製品をスピーディーかつ確実に見つけることが可能です。

しかも各項目はプルダウン式になっていて、複数あるスペックの中から気になるものを選ぶだけで検索内容を設定できるため、初心者でも迷わず操作できるのもありがたい点です。

ベル塚ベル
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些細な仕様ですが、使ってみるとかなり便利な検索機能です。STORMでPCを検索する際は、積極的に活用してみてください。

特徴③ 分割手数料が最大36回まで無料

画像引用元:STORM公式サイト

高性能なゲーミングPCは価格が高く、一括での支払いが難しいと感じる人も少なくありません。しかし、クレジットカードの分割払いでは手数料がかかり、結果的に総支払額が増えてしまいます。

そんな時に便利なのが、ショッピングクレジットです。STORMでは、「Oricoショッピングクレジット」を利用した分割払いが可能で、なんと最大36回まで分割手数料が無料となっています。クレジットカードによる分割払いと比べても、圧倒的にお得です。

たとえば、25万円のPCを36回払いにすれば、月々の支払額は約7,000円ほど。無理のない金額で、ハイスペックなゲーミングPCを手に入れることができます。予算に余裕が生まれるため、もうワンランク上のPCへのアップグレードや周辺機器の購入といった選択肢も広がります。

Oricoとのやり取りはメールまたは電話で行え、支払い口座の登録もオンラインで完結します。そのため、申請時の手間がほとんどかからないのもうれしいポイントです。

ベル塚ベル
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クレジットカードで25万円を36回払いにすると、数万円の手数料がかかってしまいます。カードの有無に関わらず、分割するならショッピングクレジット一択ですね。

STORMのゲーミングPCの特徴3点

特徴① 「幻界」シリーズをはじめとした、美麗なデザインのPC

画像引用元:STORM公式サイト

STORMでは、「鏡界2(Kyokai)」「新界2(Shinkai)」「幻界(Genkai)」「影界(Eikai)」という、性能の異なる4つのPCシリーズを展開しています。いずれのモデルも、ケースのフロントとサイドの2面に強化ガラスパネルを採用し、PC内部を一望できる設計が特徴です。さらに、RGBファンを搭載することで、内部を美しく幻想的に演出し、ゲーミングPCらしさを際立たせるとともに、インテリアとしての価値も高めています。

また、「新界2」「幻界」「影界」には、「PROJECT ZEROマザーボード」と呼ばれる背面コネクタタイプのマザーボードを搭載。電源コネクターやCPUコネクターなどの配線をマザーボード裏側に集約することで、ケース内部にケーブルがほとんど見えず、一般的なゲーミングPCよりもすっきりとした印象に仕上がっています。

ちなみに、「PROJECT ZEROマザーボード」には、Bluetooth機能も搭載されており、無線のゲーミングキーボードやマウスを接続することで、PC周辺の配線を整理できるのも大きな魅力です。

ベル塚ベル
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せっかくPCの中が見えるのに、配線があれこれ見えるとげんなりしちゃいますよね。見た目にこだわりたいという人は「新界2」「幻界」「影界」を選びましょう。

特徴② 多くのPCに水冷CPUクーラーを採用

STORMの主力モデルである「鏡界2」「新界2」「幻界」「影界」には、簡易水冷CPUクーラーが標準で搭載されています。水冷は空冷よりもやや高価ではありますが、その分、冷却性能に優れ、CPUの熱を効率的に冷却できるのが特徴です。

この高い冷却性能により、負荷の大きいフル3Dゲームを長時間プレイしたり、高解像度の動画編集を行ったりしても、熱が素早く排出され、パフォーマンスの低下を防ぐことができます。

画像引用元:STORM公式サイト

さらに、STORMが採用している簡易水冷CPUクーラーには、2.8インチの大型液晶ディスプレイが搭載されており、好みのテーマや画像、動画を表示することが可能です。PC内部を自分らしいデザインで彩ることができるため、ビジュアル面でも満足度の高い仕上がりとなっています。

ベル塚ベル
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上の画像の「STORM」と表示されている部分が液晶ディスプレイです。ディスプレイに表示するテーマや画像は、デスクトップから簡単に切り替えが可能。手間がかからないので、その日の気分に応じて変えることもできます。

特徴③ メモリとストレージが大容量

STORMのPCは、メモリ32GB、ストレージ1TB(SSD)を標準搭載しているのも特徴のひとつです。

一般的なゲーミングPCでは、16GBのメモリと500GBのストレージが標準仕様であることが多く、一昔前であれば十分すぎる容量でした。しかし最近では、メモリ32GBを必要とするゲームも登場しており、16GBではやや物足りなさを感じるケースも増えています。

ストレージに関しては、もはや「物足りない」では済まされません。PCの基盤となるWindows 11のOSデータだけで64GB以上を使用し、これだけで500GBのSSDの約13%を占めることになります。そこに50GB〜100GBクラスのゲームを複数インストールすれば、あっという間に容量が限定に達してしまいます。

外付けSSDを購入するというのもひとつの手ですが、内蔵SSDに比べて反応がわずかに遅れることがあるうえ、配線が増えてPC周辺の見た目が損なわれるため、あまりおすすめできません。

このように、現代のPCゲームを快適に楽しむには、メモリ16GBでは力不足であり、ストレージ500GBではまったく足りないという状況が起こり得ます。そうした点からも、STORMのメモリおよびストレージ容量は、現代のゲーム環境に最適であると言えるでしょう。

ベル塚ベル
ベル塚ベル

アップグレードの必要がないため手間がかからず、追加料金もかからないので、ちょっとお得に感じられますよね。

【初心者向け】ゲーミングPCを選ぶときの注意点

初心者の方がゲーミングPCを選ぶ際に注意した方が良い点がいくつかあるため紹介します。

専門的な話をすればパーツの組み合わせなど色々な点があるのですが、今はおおむねどの通販サイトでも必要なラインを満たしたものが販売されています。

ここでは、ゲーミングPC初心者の方に向けて、基本的な注意点として下記3点を紹介します。

ゲーミングPCを選ぶときの注意点3点
  • なるべくノート型ではなくデスクトップ型にする
  • 自分が必要としているスペックを把握する
  • 何年後に買い替えるかを想定する

とにかく「その機能は必要なのか?」あるいはその逆で「その機能は本当になくても大丈夫なのか?」ということをよく検討するようにしましょう。

詳しくは下記のページでも詳細を書いていますのでよろしければご覧ください!

STORMのゲーミングPCのカスタマイズについて

STORMで購入する場合は購入する直前にパーツの増設やアップグレードを行うカスタマイズが可能です。

ただ他のBTOメーカーと比べるとカスタマイズの幅は狭め

とはいえメモリもストレージも容量が大きめのものが標準搭載されているので、カスタマイズの必要性もあまり高くありません。基本的には「ストレージを大きくする」「増設するか」が悩むポイントになってくるでしょう。

結論としては、予算に余裕があれば2TBのSSDへの増量がおすすめです。

ストレージは1TBあれば十分なのは確かですが、意外と1年も2年も使っているとストレージの残り容量は減ってくるもの。また、特にゲームの様子を録画したり、録画した動画を編集したりする予定がある方は、動画ファイルの容量の大きさが徐々に負担になってきます。

将来的な容量不足の可能性を少しでも減らしたい方は容量の増量・ストレージの増設もぜひ検討してみてください。

カスタマイズのコツについては下記の記事でまとめているので興味のある方はぜひご覧ください!

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ゲーミングPC買ってよかった?ゲーマー30人に満足度や購入前の不安を聞いてみた!https://gamepc-lab.jp/gemingpc-manzokudo/Wed, 16 Apr 2025 10:27:34 +0000https://gamepc-lab.jp/?p=6318

ゲーミングPCを買うべきかどうか、悩んでいませんか? ゲーミングPCはそう簡単に何度も買い直せるような金額ではないため、できることなら失敗したくはないですよね…。 いま買おうとしているモデルで本当にゲームがちゃんと遊べる ... ]]>

ゲーミングPCを買うべきかどうか、悩んでいませんか?

ゲーミングPCはそう簡単に何度も買い直せるような金額ではないため、できることなら失敗したくはないですよね…。

いま買おうとしているモデルで本当にゲームがちゃんと遊べるのか、もしかしたらコスパが悪いモデルなんじゃないか、そもそもち買ったあともちゃんと使いこなせるのか…きっと様々な不安があると思います。

でも、大丈夫です。これまでゲーミングPCを買ってきた他の人も同じ悩みを抱えてきました。それを乗り越えて、いまゲーミングPCを手に入れています。

今回は実際にゲーミングPCを購入した方30人にアンケートを行い、ゲーミングPCに関する不安や悩み、買って良かったと感じたことを回答してもらいました。

いままさにゲーミングPCを買うか悩んでいる方は、ぜひ最後までご覧ください!

「ゲーミングPC」に関するアンケートを実施しました

この記事に掲載している回答情報は当サイト「ゲームPCラボ」が独自で行ったアンケートによるものです。詳細は下記の通りです。

調査媒体クラウドワークス
調査期間2025年4月11日〜14日
対象人数30人

回答者の年齢は下記の通り20代から50代まで、幅広い層の調査を行うことができました。

ゲーミングPCを「買って良かった」と思う?

今回の回答者の方々は、実際にゲーミングPCを買うまで、あるいは買ってから届くまでに不安や悩みを抱えていた方が多かったです。

そんな悩みを乗り越えてゲーミングPCの購入に踏み切った方へ、「最終的にゲーミングPCを買ってよかったと思うか」を尋ねてみました。

その結果は…

回答者の約7割が「とても思う」と回答

今回のアンケートでは、「ゲーミングPCを買って良かったと思うか」という質問に対して全体の7割にあたる21名「とても思う」と回答しました。

残りの9名は手放しで「最高の買い物」だったとは言い切れないものの「まあ思う」という回答でした。

満足の度合いにこそ違いはあれど、今回の30名に関しては全員がある程度「ゲーミングPCを買ってよかった」と思っていることがわかりました。

30人いれば1人か2人は不満を持ってる人も来るかと思っていたのですが、まさかの不満ゼロという結果に。なんとなく想定していた結果とは少し違うものとなりました。

KUL
KUL

せっかくなので不満に思っている人の「不満だった点」も知りたかったのですが、思惑通りにはならず…。なんだかんだほとんどの人がゲーミングPCを買って満足できているのかも?

ゲーミングPCを「買って良かったと思った理由」は?

「ゲーミングPCを買ってよかったと思うか」の質問の次に、「その回答についてより詳しく教えてください」と、その理由を確認しています。

KUL
KUL

今回はすべての方が「買って良かった」というポジティブな回答だったため、結果的には「買って良かった」と思った理由について問う質問と回答になっています。

「買って良かった」理由として特に多かった回答が下記の2パターンです。

  • ゲームの快適性が上がった
  • 日常生活や仕事でも役立った

それぞれ具体的な回答といっしょに見ていきましょう。

「ゲームの快適性が上がったから」という回答が最も多い

「買って良かった」と思った理由として最も多かったのが「最新のゲームが遊べるようになった」「ゲームがサクサク動くようになった」など、ゲームプレイの快適性に関する回答です。

この回答をした方の中には「買う前には不安があった」という方も多かったのですが、「実際に届いて使ってみたら満足に遊べたので良かった」という旨の回答が多く見られました。

KUL
KUL

はじめの不安の気持ちが大きかったからこそ、それが払拭されたときの安心感によって満足感も高まっているという感じでしょうか。

実際にこの「ゲームの快適性が上がった」という趣旨の回答をした方のコメントを紹介していきます。

4Kでカクつきを感じずプレイできているので満足しています。

40代前半、会社員(正社員)
31〜35万円のPCを購入
KUL
KUL

31〜35万のゲーミングPCを購入したとのことなので、おそらく「4070Ti SUPER」レベルのパーツを搭載したモデルかと思います。これくらいならモンハンワイルズも4Kで動かせるのでたしかに満足度は高くなると思います。私もほしいです。

ゲームが快適に出来るようになったのはもちろん、専門学校の課題制作でも役に立った

20代前半、学生
26〜30万円のPCを購入
KUL
KUL

設問の補足で「何か生活で変わった点があれば教えてください」と添えていたのですが、それを踏まえての「家を出る頻度が減った」という回答でした。一般的にこれが良いことなのか悪いことなのかはわかりませんが、気持ちはとてもよく分かるので私はこれを「良いこと」認定します。

やりたかったゲームは高設定でも問題なし。読み込みも早く、画質もキレイ

20代後半、会社員(正社員)
26〜30万円のPCを購入
KUL
KUL

この方は買う前に「PCのスペックを見ても初心者だからこれで本当に十分なのか」という不安と悩みを抱えていた方でした。ただ、実際に使ってみたらこのコメントの通り、問題なく快適に動いて満足だったそうです。周りに相談できる人でもいないと最初は本当にわからないんですよね…

以前だと読み込み中にPKされることとかもありましたが、そういうのもなくなった

30代前半、会社員(正社員)
16〜20万円のPCを購入
KUL
KUL

ある程度のスペックが必要でロード中にPKされる可能性のあるMMORPGって「黒い砂漠」ですかね…?

グラボの性能向上による恩恵もありますが、CPUもスペックが低いとロード時間が長くなりがちなので、買い替えによってすべてが良い方向に向かったのかなと思います。対人要素のあるゲームにおけるラグって本当にストレスなので、ここが解決したのは満足度高いと思いますね。

「日常や仕事でも役立ったから」などのゲーム以外の回答も多い

次に多かったのは、ゲーム以外の「日常生活や仕事でも役に立ったからという回答でした。

はじめはPCゲーム目的で購入するケースが多いゲーミングPCですが、実際はゲームだけでなく日常的なネットサーフィンや動画視聴、あるいはリモートワークなど、ゲーム以外の用途で活用するケースも多くあります。

WEBブラウザのちょっとした動作のもっさり感なども感じにくくなるので、日常生活の質が上がったという意見も見られました。

KUL
KUL

私も、特にゲーム会社にいた頃はリモートワークで家のゲーミングPCが大活躍していました。持ってなかったらきっとコロナ禍でも毎日出社してたんだろうなあ…と思います。

では、実際にこの回答をした方の詳細も詳しく見ていきましょう。

リモートワークをする時にも役立ってくれている

30代前半、会社員(正社員)
26〜30万円のPCを購入
KUL
KUL

26〜30万円の結構良いPCを購入した方です。最近ならRTX5070搭載モデルがこれくらいの金額で買えたりしますね。このレベルのPCになるとゲームはもちろん、日常使いならだいたい何をするにも困らないと思います。

ネットサーフィンや動画鑑賞も快適でQOLが爆上がりした

20代後半、アルバイト・パートタイマー
11〜15万円のPCを購入
KUL
KUL

PC自体が満足のいく買い物だっただけでなく、生活環境も良くなり、さらに趣味の幅まで広がったという、全く予想もしてなかったエピソードが出てきた方です。購入したPCは11〜15万円なのでおそらくエントリーモデルだと思いますが、ここまでの満足度を得られている方も他になかなかいないと思います。この回答は、今回の30人の中で一番ぶっ飛んでいて一番好きです。

PCを利用してやりたいと思ったこともゲーミングPCならたいてい快適にできる

20代後半、アルバイト・パートタイマー
11〜15万円のPCを購入
KUL
KUL

ストレスなくゲームができるのはもちろん満足度が高くなる要因ですが、ネット経由・PC経由での作業が快適になるというのもやはり満足度が上がる理由になります。

ちなみに私は外での作業用に小さいノートPCも持っているのですが、お金がない頃にギリギリのスペックのものを選んでしまったため、最近動作がものすごくもっさりしていてかなり不満を抱えています。やっぱりPCはスペックにある程度余裕のあるものを選ぶべきです。

ゲーミングPCを「購入する前に一番不安だったこと」は?

「ゲーミングPCを買う際に一番大きな不安は何でしたか?」という質問も行いました。

今回アンケートを行った30人中、3人は「特に不安はなかった」との回答でしたが、残りの27名は何かしらの不安や悩みを抱えていた旨の回答がありました。中でも特に多かった不安は下記の3種類です。

  • スペックが足りているのか
  • 金額に見合っているか、コスパは良いのか

「ゲーミングPCという買い物自体に対する不安」と、「買ったあとにうまく使っていけるか」という不安に大きく二分されているようです。

それぞれ詳しく見ていきましょう。まずはスペックに対する不安です。

「スペックが足りているのか」という不安が最も多い

これは昔からゲーミングPCを買う時に一番起こりやすい悩みで、一番頭を悩ませている人が多い不安だと思います。

数千円くらいの買い物ならまだしも、ゲーミングPCは安くても10万円超え、高いものなら平気で30万円を超えるような買い物なので、失敗は絶対に避けたいものです。簡単に買い換えられない金額だからこそ、後悔しないために慎重に悩む方は多いと思います。

KUL
KUL

ちなみに私は一番最初のゲーミングPCをよく考えずにPCを買って、失敗して、後悔しています。私と同じ失敗をしてほしくないという思いもあって、少しでも初心者の方の参考になればとこのサイトを立ち上げました。16万もしたんですけどね、あのPC…。

ちなみにこの不安を解決する方法としておすすめなのが、「(遊びたいゲームタイトル)+ おすすめPC」「(遊びたいゲームタイトル)+ (買いたいPCのモデル名)」などで検索をかけてみることです。

当サイトのようなゲーミングPC紹介サイトやyoutube動画が出てくるので、その中の複数箇所でおすすめされているモデルであればだいたい問題ないと考えてOKだと思います。

ただ、ここで注意すべきなのは、ひとつのサイトやひとつの動画ですべてを判断しないことです。決して安くない買い物なので、必ず複数の情報源にあたるようにしましょう。もし、たまたま見たサイトがアフィリエイト報酬の高いPCだけを紹介しているような悪いサイトだった場合、最終的な満足度が下がる一因となってしまいます。

さて、少し話がそれましたがアンケートの回答結果も見ていきましょう!

スペック表を見ても、初心者にはどこまでが十分なのか分かりづらく…

20代後半、会社員(正社員)
26〜30万円のPCを購入
KUL
KUL

すべてはこれに尽きると思います。結局サイトのスペック表を見てもどのゲームが遊べるかってわからないんですよね…。なんかスペックが高そうなパーツは付いてるけど、それで本当に遊べるのかどうかはよくわからないのが悩みどころ…。あ!ちなみにゲームタイトルごとにちゃんと遊べるゲーミングPCを紹介している「ゲームPCラボ」ってサイトがあるんですけど知ってますか?

実際に自分のゲーム用途で使用してみてスペック不足を感じないか

50代、21〜25万円のPCを購入
KUL
KUL

求める解像度とフレームレートは人によって求めるラインが違うのが難しいところですね…。特に解像度はフルHD→WQHDになるだけで負荷が約2倍近くにまで増えると言われています。フルHDでは快適に遊べるPCでもWQHDでは遊べないということもよくあるので、モニター選びは結構注意が必要です。

安くもないものなので希望している予算でちゃんと動作するものが届くかどうか

40代前半、会社員(正社員)
31〜35万円のPCを購入
KUL
KUL

ゲーミングPCは昔よりも相場感が変動しているのでなかなか分かりづらいんですよね…。たとえば一昔前だと「まともなゲーミングPCを買うなら20万は必要」と言われていましたが、今は15万円前後でも最新のゲームが遊べるスペックのPCは買えます。ネット上の情報や伝聞の知識は、ちゃんとアップデートされているかを確認することも重要です。

「金額に見合っているか」という不安も多い

これも気持ちがよく分かる不安です。

調べれば調べるほど「そのスペックならもっと安く揃えられる」とか「もっと安いので十分」というような情報が出てくるので、自分の選択が正しいのかどうかがよくわからなくなってきます。また、そもそも買ったあとにちゃんと使いこなせるかどうかも不安だったり…。

KUL
KUL

ただ、ここに関してはしっかり悩んだのであればあとは自分の選択を信じるということも重要になってきます。

先ほども満足度について触れましたが、過去にゲーミングPCを買った人たちもはじめこそ不安があったものの、最終的に「買って良かった」と回答しています。あまり考えすぎないようにすることも重要です。

「とはいってもなあ…」という方は、後悔しないために重要となるポイントをまとめた記事を以前書いたので、ぜひそちらも最後にチェックしてみてください。

では、アンケート結果も紹介していきます。

「高い買い物して結局YouTubeも配信も続かなかったらどうしよう」と悩んでいました

30代前半、自営業(フリーランス)
21〜25万円のPCを購入
KUL
KUL

この方はゲーム配信がしたくてゲーミングPCを購入した方です。続かなかったらムダになってしまうという怖さがあったようですが、最終的には全部が良い方向に行ったそうです。仕事で映像編集の機会も出てきたそうで、ゲーム以外の面での満足度も高めです。

中古で買ったので、数か月で壊れたらどうしよう

30代後半、会社員(契約社員・派遣社員)
21〜25万円のPCを購入
KUL
KUL

中古は安いのでコスパが良く見えるのですが、どうしても故障リスクと隣り合わせなので難しいところですね…。ただ、この方はその後に中古ショップで直接店員さんと話をして「保証が付けられる」と分かったので購入したとのことでした。メルカリなどはさすがにやめたほうがいいですが、中古ショップで保証アリなら良いかもしれませんね。

ゲーミングPCを「買うまでに迷った期間」は?

「ゲーミングPCを購入するまでに悩んだ期間」がどれくらいあったのかも聞いてみました。

約6割が「1ヶ月以内」に購入を決断している

30名に聞いてみたところ、6割近くが1ヶ月以内に検討を終わらせていることが分かりました。

細かな内訳は下の図の通りです。青・緑系統の色が「1ヶ月以内」、紫・ピンク系統の色が「半年以内」「1年以内」となっています。

ちなみに検討期間と満足度はあまり関係なさそうです。

「即決(1日以内)」で購入した人でも「ゲーミングPCを買って良かったと思うか」という質問に「とても良かった」と回答している一方で、「半年以内」に購入した方の中でも「まあ良かった」の回答に留まっているものもありました。

「検討期間が短いと満足しにくい」「検討が長いほど満足しやすい」というようなことはなさそうです。

KUL
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とはいえ今回は調査対象が30人のアンケートなので、もしかしたら対象を増やしたら結果は変わるかもしれません。

購入の決め手になったのは「やりたいゲームの発売」「臨時収入」が多い

悩んだ末に最後の決め手になったのは何かも聞いてみたところ、特に多かったのが「やりたいゲームが発売された」「ボーナスが入った」の2つでした。

いずれにしても外的な要因によるものが最後の決断の決め手になることが多いようです。

KUL
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ちなみに私も「やりたいゲームができた」が理由になることが多いです。いまのPCだとスペックが足りないので買い替えるといった感じですね。

逆に考えると、この2つのタイミングがゲーミングPCの買い時とも言えるかもしれません。いままさにゲーミングPCを買うかどうか悩んでいる方は、このきっかけのどちらかを待ってみるのもありかも。

では、今回調査したアンケートの回答も見ていきましょう。

モンハンワイルズが発売されてどうしてもやりたく

40代前半、会社員(正社員)
31〜35万円のPCを購入
KUL
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モンハンワイルズがきっかけでゲーミングPCを買ったという人は大勢いると思います!実際に各BTOメーカーはモンハン特需にゲーミングPCの供給が追いつかずてんやわんやになっていました。

コンシューマ機ではカクツキが起こったり、読み出し速度が遅かったりした

40代前半、会社員(正社員)
16〜20万円のPCを購入
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PCからPCへの買い替えではなく、家庭用ゲーム機から新たに入ったという方です。ストレスのないゲーミング性能を求めるならやはりゲーミングPCの方が向いていると思います。そういえば私も昔PS3で「fallout3」を遊んでいたとき、ストーリーを進めるにつれて増えていくロード時間とカクつきに、どんどんもどかしさを感じるようになってた気がします。

思っていたよりも賞与をもらえた

30代後半、会社員(正社員)
16〜20万円のPCを購入
KUL
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この方は悩んでいた期間に関する質問で「半年以内」と回答した方です。ゲーミングPCだけでなく、賃貸物件なんかを探すときもそうですが、ずっと頭から離れないのって結構ストレスになったりするんですよね…この方はボーナスの支給をきっかけに思い切ってみることにしたそうです。

ゲーミングPCで失敗しないために重要なポイント

さて、ここまでゲーミングPCを買った方の感想を紹介してきましたが、ここからはこれから購入する方に向けて、ゲーミングPCを購入する際に気をつけるべきポイントを簡単に紹介していきます。

「パーツの組み合わせが〜」とか「ボトルネックが〜」とかいう専門的な話も説明できるのですが、まずは大前提として下記3点をチェックしておきましょう。この3つは簡単に確認できるわりに失敗する確率をかなり下げることができます。

ゲーミングPCを選ぶときの注意点3点
  • よほどの理由がなければノート型ではなくデスクトップ型にする
  • 自分が必要としているスペックを把握する
  • 何年後に買い替えるかを想定する

特に口をすっぱくして言いたいのが一番上の「よほどの理由がなければノート型ではなくデスクトップ型にする」です。

私自身が過去にあまりよく考えずにゲーミングノートを購入して「大後悔時代」を過ごしたので、これを読んでいる方に同じ後悔はしてほしくありません。

KUL
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正直この「ゲーミングノート」の危うさを伝えたくてこのサイトをはじめたと言っても過言ではありません…。

ここですべてを解説してしまうとさらにページが長くなってしまうので、より詳しく知りたい方はぜひ下記のページをご覧ください!

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Path of Exile 2がサクサク動くゲーミングPC5選!推奨スペックを満たすBTOを紹介!https://gamepc-lab.jp/poe2-suisyo/Wed, 09 Apr 2025 09:39:52 +0000https://gamepc-lab.jp/?p=6129

ハクスラ好きなら見逃せない、超本格アクションRPG「Path of Exile 2(PoE2)」。 2024年12月7日から、PC(Steam・EPIC Games)・PlayStation 5・Xbox Series ... ]]>

ハクスラ好きなら見逃せない、超本格アクションRPG「Path of Exile 2(PoE2)」。

2024年12月7日から、PC(Steam・EPIC Games)・PlayStation 5・Xbox Series X|S向けに早期アクセスが開始されています。

2025年4月5日には初の大型コンテンツアップデート「Dawn of the Hunt」 がローンチされ、新クラスやユニークアイテム、エンドゲームシステムの大規模な改善や新規実装など、多くの要素が追加されました。

今回は今話題のPoE2を遊ぶために必要なPCの推奨スペックや、おすすめのゲーミングPCを紹介していきます。

おすすめゲーミングPCをすぐに知りたい方はこちらからすぐに確認できます!

この記事の執筆者

【監修者】ゲームPCラボ管理人

KUL

経歴・想い

当時ハマっていたMMOが好きすぎてそのまま運営会社に就職、その後ゲーム内イベントの企画やデバッグ・GMなどを担当していました。今は業界から離れてしまったもののゲーム好きなのはずっと変わらず。

社会人になりたての頃に何もわからないまま購入したゲーミングPCで失敗…。最近周囲でゲーミングPCを検討する人が増えてきたこともあり、自分と同じ失敗をしてほしくないという思いからこの「ゲームPCラボ」を立ち上げました。

【執筆者】

ゲームPCラボ編集部

ゲーム好きなゲームPCラボのライターが記事の執筆を行っています!

Path of Exile 2とは?

タイトルPath of Exile 2
ジャンルハックアンドスラッシュ
アクション
RPG
サービス開始日2024年12月7日
(早期アクセス)
開発元Grinding Gear Games
価格約4,600円(早期アクセス)
※正式サービス後は基本プレイ無料予定

PoE2は、ニュージーランドに拠点を置くGrinding Gear Gamesが手がける、基本プレイ無料のオンラインアクションRPGです。

「ディアブロ」シリーズと並ぶハクスラ系ゲームの代表格であり、圧倒的なキャラクタービルドの自由度、奥深い育成システム、そしてダークで重厚な世界観が魅力のタイトルです。

現在は早期アクセスがスタートしており、2025年4月5日には初の大型コンテンツアップデート「Dawn of the Hunt」がローンチされました。

トレーラー動画は公開からわずか数日で再生数400万回を突破するなど、注目度MAXのオンラインアクションRPGと言っても過言ではありません。

編集部
編集部

戦闘アクションの進化はもちろんのこと、他プレイヤーとのトレード要素も大幅に強化されており、まさにハクスラ好きにはたまらない仕上がりになっています。

Path of Exile 2の公式推奨スペックについて

ここからは「Path of Exile 2」の推奨スペックについて紹介します。

ゲームPCラボでは各ゲームの推奨スペックについて「公式サイト推奨スペック」「ゲームPCラボ推奨スペック」の2つを紹介しています。

なぜ2つの推奨スペックがあるのか気になった方がいるかもしれません。

実はこれは推奨スペックがそれぞれのPCの常駐プログラム(ウイルス対策ソフトなど)まで想定していないことがあるためで、実際に不自由なく快適に遊べる「本当の推奨スペック」は公式の推奨スペックよりももう少し上であることがしばしばあります。

KUL
KUL

ゲームのレビューで「スペックを満たしてるのに重い」というような意見を見たことはありませんか?それはおそらくこの「本当の推奨スペック」でないことが要因です。

そういったことも踏まえて、当サイトでは独自の「ゲームPCラボ推奨スペック」を設定して公式サイトの指標とは異なるものも紹介することにしています。

これを超えていないと問題があるというわけではありませんが、特に新しくPCの購入を考えている方はこのスペックを超えたものを買ったほうが無難かと思います。

ちなみに、必要スペック(必要動作環境)推奨スペック(推奨動作環境)の違いについてはご存じでしょうか。

ちょっと不安かも、という方はぜひ下記の記事もご覧ください!

公式サイト推奨スペック

Steamによると推奨スペックは下記の通りとなります。

OSWindows 10
CPUIntel Core i5-10500
AMD Ryzen 5 3700X
GPUNVIDIA GeForce RTX 2060
Intel Arc A770
ATI Radeon RX 5600XT
物理メモリ16GB
ストレージ100GB

PoE2は最新タイトルとしては比較的軽めの部類に入り、数年前のミドルクラスのゲーミングPCでもプレイ可能な点が魅力です。

とはいえ、戦闘アクションやグラフィック表現が強化された本作を高画質・安定したフレームレートで快適に楽しみたい方や、MODを導入して遊びたい方には、推奨スペックではやや物足りないのが正直なところ。

RTX 2060やRX 5600XTを含む今回の推奨スペックは、現在の基準ではエントリーモデル程度に位置付けられます。

PoE2をプレイする分には最低限の快適さは得られますが、今後のアップデートや快適なプレイ環境を重視するなら、もう一段上のスペックを選んでおくと安心です。

編集部
編集部

ネット上では、推奨スペックを満たしている環境でも、移動時や戦闘中のエフェクトが激しい場面でフレームレートが不安定になるという声が一部見受けられます。

ゲームPCラボ推奨スペック

公式情報を踏まえた上で、これからゲーミングPCを購入する方に向けたおすすめの推奨スペックが下記の通りです。

OSWindows 10/11 64bit
CPUIntel Core i5-12400F
AMD Ryzen 5 5500
GPUGeForce RTX 4060 8GB
物理メモリ16GB
ストレージ100GB以上の空き容量のあるSSD

PoE2をメインで遊ぶために今ゲーミングPCを買うもしくは買い替えるとすると、当スペックを基準としたモデルをおすすめします。

予算15万円~20万円を目安としたミドル~ミドルハイクラスの構成になっています。これならPoE2で、高画質設定でも十分に安定したFPSを出すことができます。

エントリーモデルでもPoE2のプレイ自体は可能ですが、ゲーミングPC業界はモデルチェンジのサイクルが非常に早いため、これから新しくゲーミングPCを購入する・買い替えるというタイミングであれば、今回ご紹介した構成のようなミドルハイクラスのスペックを選んでおく方が安心です。

編集部
編集部

このクラスであれば、PoE2はもちろん、これから登場する新作タイトルにも対応しやすく、しばらくの間は買い替えの心配もなく快適なゲーミング環境を維持できます。

Path of Exile 2におすすめのゲーミングPC5選

ここからは推奨スペックを踏まえて、ランキング形式でおすすめのゲーミングPCを紹介していきます。

基本的には予算10〜20万円のゲーミングPCがおすすめです。

おすすめゲーミングPCまとめ

順位製品名購入リンク参考価格(税込)CPUGPUメモリストレージCPUクーラーカスタマイズ
Magnate-G MV-TiW公式サイト184,980円Core i5-14400FRTX 4060 Ti 8GB16GB500GB SSD空冷
GALLERIA RM5C-R46公式サイト159,980円Core i5-14400FRTX 4060 8GB16GB500GB SSD空冷
Lightning-G AT5RB公式サイト149,980円Ryzen 5 7500FRadeon RX 6600 8GB16GB500GB SSD空冷
Magnate MV公式サイト137,980円Core i5-12400FRTX 4060 8GB16GB500GB SSD空冷
NEXTGEAR JG-A7A60公式サイト179,800円Ryzen 7 5700XRadeon RX 7600 8GB16GB1TB SSD水冷
※参考価格は公式サイトを参照しています(2025年4月9日時点の価格)
順位製品名購入リンク参考価格(税込)CPUGPUメモリストレージCPUクーラーカスタマイズ
Magnate MV公式サイト137,980円Core i5-12400FRTX 4060 8GB16GB500GB SSD空冷
Lightning-G AT5RB公式サイト149,980円Ryzen 5 7500FRadeon RX 6600 8GB16GB500GB SSD空冷
GALLERIA RM5C-R46公式サイト159,980円Core i5-14400FRTX 4060 8GB16GB500GB SSD空冷
NEXTGEAR JG-A7A60公式サイト179,800円Ryzen 7 5700XRadeon RX 7600 8GB16GB1TB SSD水冷
Magnate-G MV-TiW公式サイト184,980円Core i5-14400FRTX 4060 Ti 8GB16GB500GB SSD空冷
※参考価格は公式サイトを参照しています(2025年4月9日時点の価格)

Magnate-G MV-TiW(159,980円)

Magnate-G MV-TiW】の評価

Magnate-G MV-TiW搭載の評価
CPUCore i5-14400F
グラフィックRTX 4060 Ti 8GB
メモリ16GB
ストレージ500GB SSD
参考価格
(公式サイト)
159,980円
Magnate-G MV-TiWの性能

ドスパラ公式サイトで見る

編集部
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高性能×高コスパ!RTX 4060Ti 搭載で長く使える王道ミドルハイモデル

今回1位として紹介するのが「Magnate-G MV-TiW」です。

ドスパラの人気シリーズ「Magnate-G」から登場したこのモデルは、Intel Core i5-14400FGeForce RTX 4060 Ti(8GB)を搭載したゲーミングPCです。

PoE2のように戦闘エフェクトが多く、アクション性が高いタイトルにおいても高画質設定かつ安定したフレームレートでプレイが可能です。描画負荷のかかるシーンやエンドコンテンツでもパフォーマンスが落ちにくく、シーズン更新や大型アップデートを想定した長期運用にも耐えうる構成です。

本体がホワイトの筐体である点もポイントです。PCケースの左側面が強化ガラスパネルとなっており、カスタマイズによりARGBライティング対応ファンを搭載(+3,000円)することでLEDライティング対応となり、ゲーミングPCとしてのデザイン性と高い性能が両立されたモデルとなっています。

また、購入特典として「Minecraft: Java & Bedrock Edition for PC」「PC Game Pass」が同梱されているため、届いたその日から様々なゲームを楽しめるのも魅力のひとつとなっています。

GALLERIA RM5C-R46(159,980円)

GALLERIA RM5C-R46】の評価

GALLERIA RM5C-R46の評価
CPU  Core i5-14400F
グラフィックGeForce RTX 4060 8GB
メモリ16GB
ストレージ500GB SSD
参考価格
(公式サイト)
159,980円
分割払いの目安
(36回分割)
約4,500円 / 月
分割手数料無料
GALLERIA RM5C-R46 の性能

ドスパラ公式サイトで見る

編集部
編集部

人気パーツを押さえた安心設計。迷ったらコレ!

2位にランクインしたのは、「GALLERIA」から登場したバランス型モデル「RM5C-R46」。

「Core i5-14400F」「RTX 4060」という構成で、PoE2の推奨スペックをしっかりカバーしつつ、ほかの多くのゲームも安定してプレイできる万能型の1台です。

フルHD解像度であれば、ほとんどのタイトルが高画質・高フレームレートで快適に動作し、初めてゲーミングPCを買う人も、買い替える人にも応えられる性能を備えています。

搭載されているCore i5-14400Fは、16スレッド対応の第14世代CPUで、マルチタスクにも強く、RTX 4060の性能をしっかり引き出せるバランスの取れた構成です。競技ゲームでは高fps重視、一般ゲームでは画質優先と、目的に応じて柔軟に設定を調整できる余裕があります。 

パフォーマンスを求めるなら1位の「Magnate-G MV-TiW」がおすすめですが、GALLERIAのケースを使いたい方や将来的なパーツの拡張性を求める方はこちらのモデルがおすすめです。

また、こちらのモデルも「Minecraft: Java & Bedrock Edition for PC」や「PC Game Pass」が購入特典として同梱されています。

Lightning-G AT5RB(139,980円)

Lightning-G AT5RB】の評価

Lightning-G AT5RBの評価
CPURyzen 5 7500F
グラフィックRadeon RX 6600 8GB
メモリ16GB
ストレージ500GB SSD
参考価格
(公式サイト)
154,980円
分割払いの目安
(36回分割)
約4,300円 / 月
分割手数料無料
Lightning-G AT5RBの性能

ドスパラ公式サイトで見る

編集部
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省スペースながらしっかり遊べる、小型ケース採用の実力派ミニタワー!

3位はドスパラの「Lightning」シリーズから登場したコンパクトな筐体が魅力のゲーミングPC「Lightning-G AT5RB」です。

CPUにはAMD Ryzen 5 7500F(6コア12スレッド)を搭載。省電力性と処理性能のバランスがよく、ゲームはもちろん、日常的なマルチタスクや軽い動画編集にも対応可能な万能型CPUです。PoE2のようなハクスラ系ゲームではCPUボトルネックを感じにくく、グラフィック性能をしっかり引き出せる土台としても十分な性能を持っています。

グラフィックボードにはRadeon RX 6600(8GB)を採用しており、フルHD環境でのゲーミングに強いエントリーミドルクラスのGPUです。最新の重量級タイトルを高画質設定で遊ぶにはやや力不足な面もありますが、PoE2のような軽めのタイトルやAPEXやVALORANTのようなeスポーツ系ゲームでは非常に快適に動作します。コスパ重視でありながらも、幅広いジャンルのゲームに手を出せる実力を備えています。

また、PCケースの左側面が強化ガラスパネルとなっており、カスタマイズによりARGBライティング対応ファンを搭載(+3,000円)することでLEDライティング対応となる点もおすすめポイントです。

Magnate MV(132,980円)

Magnate MV】の評価

Magnate MVの評価
CPUCore i5-12400
グラフィックRTX 4060 8GB
メモリ16GB
ストレージ500GB SSD
参考価格
(公式サイト)
132,980円
Magnate MV の性能
編集部
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グラボもしっかり、価格もお手頃。コスパ派に最適な1台

4位にランクインしたのは、コスパ重視の実力派「Magnate MV」。

「PoE2を快適にプレイしたいけれど、できるだけ出費は抑えたい」そんなユーザーにおすすめするのがこの「Magnate MV」です。

搭載されているCore i5-12400Fは、エントリーモデル寄りのCPUの中でも非常にバランスが良く、ゲーミング用途での処理能力も十分です。1位のモデルと同じくRTX 4060(8GB)が搭載され、PoE2のようなアクション性の強いタイトルにおいてもフルHD環境で高設定・60fps以上安定を狙える実力を持っています。

メモリは16GB、ストレージは500GB SSDと、基本構成としては必要十分です。ただし、PoE2以外にも複数タイトルを並行して遊ぶ場合や、MODを導入する場合にはストレージ容量がネックになりやすいため、1TBへのカスタマイズがおすすめです。

なお、この構成で税込14万円という価格は、RTX 4060搭載機の中では屈指のコストパフォーマンスです。グラフィック設定を細かくチューニングしながら、快適さとコスパを両立させたい方にぴったりの1台といえるでしょう。

NEXTGEAR JG-A7A60(179,800円) 

NEXTGEAR JG-A7A60】の評価

NEXTGEAR JG-A7A60の評価
CPURyzen 7 5700X
グラフィックRadeon RX 7600 8GB
メモリ16GB
ストレージ1TB SSD
参考価格
(公式サイト)
174,900円
分割払いの目安
(36回分割)
約4,900円 / 月
分割手数料無料
NEXTGEAR JG-A7A60の性能

マウス公式サイトで見る

編集部
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Ryzen 7×RTX 7600搭載!安定性と快適さを両立した実力派モデル

5位にランクインしたのは、マウスコンピューターが展開する「NEXTGEAR」シリーズのモデル「JG-A7A60」です。

CPUにAMD Ryzen 7 5700X(8コア16スレッド)を採用。高いシングルスレッド性能とマルチタスク性能を兼ね備えており、PoE2のようなアクション系ゲームだけでなく、録画や動画制作などのマルチ処理にも強い万能型CPUです。現在のRyzenラインナップの中ではミドルクラスのポジションで、ゲーム性能と作業性能のバランスに優れた選択肢となっています。

GPUはRadeon RX 7600(8GB)を搭載。AMD製のミドルクラス向けGPUで、フルHD環境において非常に高いパフォーマンスを発揮します。PoE2であれば高画質設定で快適に動作し、APEXやFortniteといったeスポーツ系タイトルでも高フレームレートを維持可能。重量級タイトルでも設定を調整すれば十分にプレイできる性能があり、幅広いゲームジャンルに対応できる汎用性の高さが魅力です。

さらに本モデルの強みとして、標準で水冷式CPUクーラーを搭載している点も見逃せません。長時間のゲームプレイでもCPUの温度上昇を抑え、高負荷状態でも静音かつ安定した処理性能を維持してくれます。

価格は179,800円と今回紹介した5つのモデルの中では高価格帯に入りますが、CPU・GPU・冷却性能のトータルバランスは最上位クラス。PoE2だけに留まらず、今後リリースされるより重いゲームタイトルにも対応したい人にとって頼れる1台です。

ゲーミングPCを安く購入するには

BTOメーカー各社は定期的にセールを行っているので、そのタイミングで割引されている商品、あるいは配布されるクーポンを使って購入するのが一番お得です。

特にドスパラやマウスコンピューター、ツクモは常に何かしらのセールを行っているため、そのタイミングでお得なモデルの中から選んで購入するというのもアリ。

ゲームPCラボでは各社のセール情報を定期的にまとめているので、よかったらぜひ下記の記事を覗いて見てください!

【初心者向け】ゲーミングPCを選ぶときの注意点

おすすめのゲーミングPCをいくつか紹介しましたが、初心者の方がゲーミングPCを選ぶ際に注意した方が良い点がいくつかあるためこちらも紹介します。

専門的な話をすればパーツの組み合わせなど色々な点があるのですが、今はおおむねどの通販サイトでも最低限のラインは満たしたものが販売されています。

ここでは、ゲーミングPC初心者の方に向けてまず抑えておくべき注意点として下記3点を紹介します。

ゲーミングPCを選ぶときの注意点3点
  • できるだけノート型ではなくデスクトップ型にする
  • 自分が必要としているスペックを把握する
  • 何年後に買い替えるかを想定する

とにかく「その機能は必要なのか?」あるいはその逆で「その機能は本当になくても大丈夫なのか?」ということをよく検討するようにしましょう。

より詳しくは下記のページでも詳細を解説しています。よろしければぜひご覧ください。

【初心者向け】ゲーミングPC購入時のカスタマイズについて

ドスパラやマウスでは、購入直前にパーツの増設やアップグレードを行うカスタマイズが可能です。

もちろん本体購入後に自分で安いパーツをPCに組み込むことも可能ですが、慣れないうちは店舗側で組み込んでくれる事前カスタマイズを利用することをおすすめします。

特に物理メモリやストレージなどは後で不足すると困ってしまうので、事前によく検討するようにしましょう。

最後に

今回は「Path of Exile 2(PoE2)」の推奨スペックと、推奨スペックを基準としたおすすめのゲーミングPCをご紹介しました。

PoE2は比較的軽めの部類に入るゲームですが、高画質・高フレームレートでのプレイやMOD環境を快適に楽しむなら、ミドルハイクラスのPCがおすすめです。

今後予定されている大型アップデートや、2025年内に期待されている正式サービス開始に備えて、早めにしっかりした環境を整えておけば、長く安心して遊ぶことができます。

ゲームPCラボでは、今後もゲーム別の推奨スペックやおすすめ構成を随時ご紹介していきますので、興味のある方はぜひチェックしてみてくださいね!

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ゲーミングPC購入時の「CPUグリス」って必要?おすすめのカスタマイズや種類・効果についても解説https://gamepc-lab.jp/grease/Tue, 08 Apr 2025 16:16:45 +0000https://gamepc-lab.jp/?p=6104

ゲーミングPCを購入する際のカスタマイズ画面で見かける「CPUグリス」という項目。よく解らないし、追加料金もかかるから標準のままにしているという人も多いはず。しかし調べてみると、負荷のかかりやすいゲーミングPCにおいては ... ]]>

ゲーミングPCを購入する際のカスタマイズ画面で見かける「CPUグリス」という項目。よく解らないし、追加料金もかかるから標準のままにしているという人も多いはず。しかし調べてみると、負荷のかかりやすいゲーミングPCにおいては結構重要な要素だったりするのです。

今回はそんなCPUグリスの効果や種類、メンテナンスのタイミングなどを解説。さらに「CPUグリスを重視する派」と「CPUグリスならなんでもいい派」の意見も併せて紹介していきます。

この記事の監修者・執筆者

【監修者】ゲームPCラボ管理人

KUL

経歴・想い

当時ハマっていたMMOが好きすぎてそのまま運営会社に就職、その後ゲーム内イベントの企画やデバッグ・GMなどを担当していました。今は業界から離れてしまったもののゲーム好きなのはずっと変わらず。

社会人になりたての頃に何もわからないまま購入したゲーミングPCで失敗…。最近周囲でゲーミングPCを検討する人が増えてきたこともあり、自分と同じ失敗をしてほしくないという思いからこの「ゲームPCラボ」を立ち上げました。

【執筆者】ゲームPCラボ ライター

ベル塚ベル

経歴・想い

ゲーム関連の雑誌・書籍、そしてWebサイトを中心に執筆活動を行うフリーライター。生粋のゲーマーであり、仕事もプライベートもゲーム三昧。

Steamで頻繁にゲームをプレイすることから、ゲーミングPCにも精通しています。その知識と経験を活かし、読者の皆さんがより快適にPCゲームを楽しめるような情報をお届けします。

結局CPUグリスってどれを選ぶべき?

皆さんが最も気になるのは、CPUグリスによってどれくらい温度が変わるのかという点でしょう。ズバリここではその疑問にお応えします。

どのCPUグリスを選んでも劇的な差はない!

通常のゲーミングPCであれば、標準搭載のCPUグリスのままでも十分です。

一般的に、熱伝導率の高いシルバーやダイヤモンドなどのグリスを使用すると、シリコングリスと比較してCPUの温度が数℃下がると言われています。とはいえ、劇的に冷却性能を高められるわけではないため基本的にはシリコングリスを選んでおけば十分な冷却性能が得られます

予算が余ってたり高性能PCを使うならダイヤモンドグリスもあり

ただ、数℃程度の差とはいえ、高価なCPUグリスの方が冷却効果が高いのは事実です。

高い負荷がかかっている時には、このわずかな数℃の差が重要になることもあります。そのため予算に余裕がある場合や、ハイエンドのゲーミングPC・クリエイター仕様の超ハイスペックなモデルなどを使用している場合は、ダイヤモンドグリスを選ぶのも選択肢の一つと言えます。

そもそもCPUグリスの役割って何?

CPUから発せられた熱の冷却効率を上げる

CPUグリスは粘性の高い液体で、CPUの冷却を助けるための役割をもつものです。上の写真のように注射器のようなケースに入っているのが一般的で、使用するときはグリスを押し出してCPUの表面に塗りつけます。

ベル塚ベル
ベル塚ベル

「放熱グリス」「CPU冷却グリス」など、幅広い呼び名がありますが、今回の記事ではもっとも目にすることの多い「CPUグリス」という名称で統一します。

ちなみに、CPUから効率よく熱が伝わってこないと、CPUのサーマルスロットリングが作動し、制御・演算のパフォーマンスが低下してPCでの作業に大きな影響を与えます。またCPUに何度も大きな負荷がかかることで、寿命が短くなる恐れも…。

それを避けるため、CPUを冷却し最高のパフォーマンスを維持する役割を担っているのが「CPUクーラー」で、その効率を上げる役割を担っているのが「CPUグリス」です。

ちなみに昔は熱暴走によって、CPUが焼けて破損することもありましたが、現在はサーマルスロットリングのおかげで、そのような事態が起こることは基本的にありません

ベル塚ベル
ベル塚ベル

サーマルスロットリングはSSDにも搭載されています。同じように、一定の温度を超えるとデータ転送速度を落として発熱を抑えます。

CPUやCPUクーラーについては下記の記事でも詳しくまとめているので、もう少し詳しく知りたいという方はぜひこちらも併せてご覧ください。

CPUグリスの主な種類

CPUグリスには、カッパーグリス、液体金属グリス、セラミックグリスなど、様々な種類がありますが、ここではゲーミングPC販売サイトでよく見かける「シリコングリス」、「シルバーグリス」、「ダイヤモンドグリス」の3つについて解説していきます。

ちなみに、熱伝導率の単位は「W/(m・K)(ワット毎メートル毎ケルビン)」です。この数値が高いほど、熱を効率的に伝えることができます。下記に熱伝導率をわかりやすく伝えるために、種類ごとの大まかなW/(m・K)を記載していますが、あくまで目安としてください。

シリコングリス約1~5W/m・K
シルバーグリス約5~10W/m・K
ダイヤモンドグリス約10~17W/m・K

シリコングリス

ベル塚ベル
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もっともスタンダードで低コストなグリス

安価で汎用性が高いグリス

ゲーミングPCを購入する際、標準(無料)で選択されているグリスの多くは、このシリコングリスです。販売サイトによっては「ノーマルグリス」と呼ばれることもあります。熱伝導率は控えめでおよそ1~5W/m・Kです。

シルバーグリス

ベル塚ベル
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高い熱伝導率を誇る強力なグリス

微細な銀の粒子が含まれているグリス

シリコングリスよりも価格が高い代わりに熱伝導率が高く、効率よくCPUクーラーに熱を伝えられるのが大きな魅力です。熱伝導率はおよそ5~10W/m・Kです。

ダイヤモンドグリス

ベル塚ベル
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シルバーグリスよりもスムーズに熱を伝達

ナノダイヤモンド粒子が混ぜ込んであるタイプ

熱伝導率が高く、シルバーグリスよりもさらに効率よく熱を伝えることができます。熱伝導率はおよそ10~17W/m・Kです。

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CPUグリスのメンテナンス

2~3年経ったらグリスを塗り直す

CPUグリスは、一般的に2~3年に1回程度の塗り直しが推奨されています

メーカーによっては、PC組み立て時に使用したグリスの残りを製品に同梱している場合がありますので、それを利用すると良いでしょう。もし手元にない場合は、家電量販店やオンラインショップなどで購入しましょう。

CPUグリスは比較的安価に入手でき、高価なダイヤモンドグリスでも1,000~2,000円程度で購入可能です。容量も十分にありますので、一度購入すれば、しばらく買い替える必要はないでしょう。

ちなみに、CPUグリスには導電性のものと絶縁性のものがあります。導電性のグリスが周囲の電子機器に付着した場合、ショートを引き起こし、故障の原因となることがあります。一方、絶縁性のグリスはそのような心配はありません。CPUグリスの塗布に慣れていない場合は、絶縁性のものを選ぶと安心です。

塗り直しの際は古いグリスをしっかりと取り除く

グリスの塗り直しの際は、精密機器向けのアルコールを含んだウェットティッシュなどを使い、以前塗られていたCPUグリスを丁寧に拭き取りましょう。

その後、CPUの中央にグリスを適量垂らし、ヘラなどを使って薄く均一に塗り広げます。塗り終わったら、CPUクーラーなどを元の状態に戻せば完了です。

不安な場合はPC修理店や購入店に依頼するのもアリ

手順だけを見ると簡単そうに思えますが、PCケースを開ける作業や、CPUグリスの塗り方によっては冷却性能が低下するリスクもあるため、慣れていない方にとっては不安を感じるかもしれません。

自身でメンテナンスすることに抵抗がある場合は、PC修理の専門店などにCPUグリスの交換を依頼することも一つの方法です。THIRDWAVE(ドスパラ)製のPCであれば、ドスパラのサポートサービスを利用することも可能です。

ベル塚ベル
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PCケースを開けるのであれば、静電気対策も必要ですよね。乾燥しやすい冬場のメンテナンスは避けたり、静電気防止手袋などを購入したりなど、何かと面倒です。

CPUグリス重視派となんでもOK派について

インターネット上でグリスについて調べていると「CPUグリスは重要」と言っているグリス重視派の意見と「グリスなんかなんでもいい」と言っているグリスなんでもOK派の両方に出会うかと思います。

この記事では、「基本的にグリスはなんでもOK」という方針で書いていますが、参考のために、ここからはCPUグリスの種類(質)を重視する人と、塗ってさえいれば種類は問わないという人の意見を紹介していきます。

CPUグリス重視派の意見

ファンの回転数は出来る限り下げたいから5℃はでかい

https://twitter.com/mimori_komori/status/1735919944670605684
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数℃の差でファンが静かになったり、サーマルスロットリングが発動しなかったりということもあるので、たかが数℃、されど数℃ということですかね。

最近のCPUは発熱が凄まじいので、なるべくいいグリスを塗るようにしてる

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たしかに。特にIntel製のCPUは熱くなりやすかったりするので、いいグリスで出来るだけ冷却力を伸ばしたいですよね。

CPUグリスなんでもOK派の意見

大事なのは、クーラー自体の冷却能力なので、ぶっちゃけグリスはどれでも良い

ぶっちゃけ、3.5W/m.kと12W/m.kとかの比較じゃなければ、どれも誤差範囲内です。
それよりも大事なのは、クーラー自体の冷却能力なので、ぶっちゃけグリスはどれでも良いです。
ほぼ変わらないから変わっても誤差範囲みたいなもんです。

yahoo知恵袋(https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13290349818)
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冷却力を根本的に高めるなら、CPUクーラーの強化が手っ取り早いですよね。

2-3度くらいは変わるかと。グリスだけ変えたからよく冷えるという訳ではない

2-3度くらいは変わるかと。

グリスだけ変えたからよく冷えるという訳ではないので、

グリスとクーラーセットで変えて冷やすものです。

yahoo知恵袋(https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11281906586)
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その数℃が重要かどうかは、使用者や運用環境によって異なるので、何とも言えないのが悩ましいところです…汗

最後に

CPUグリスには様々な種類がありますが、スタンダードなグリス(シリコン/ノーマルグリス)と高級なグリス(シルバー/ダイヤモンドグリス)を使用した場合の温度差は、わずか数℃程度です。CPUの発熱を抑える効果はあるものの、劇的な変化は見られません。

したがって、予算に余裕があればシルバーまたはダイヤモンドグリス、そうでなければシリコングリスを選ぶ程度の認識で問題ないでしょう。

しかし、それ以上に重要なのは冷却の要となるCPUクーラーです。いくら高性能なグリスを使用しても、CPUクーラーの性能が低いと効果は期待できません。CPUの熱問題についてあれこれ悩んでいるのであれば、購入時のカスタマイズでCPUクーラーをアップグレードするのが最も効率的な解決策と言えるでしょう。

また、定期的にグリスを塗り替えることで、その効果を維持することが重要です。グリスが劣化すると熱伝導率が低下し、CPUの性能や寿命に大きな影響を与えます。ゲーミングPCを購入したら、グリスの種類に関わらず、こまめなメンテナンスを心がけましょう。

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餓狼伝説CotWが動くゲーミングPC5選!餓狼伝説シリーズ最新作の推奨スペックは軽め!https://gamepc-lab.jp/gcotw-suisyo/Thu, 03 Apr 2025 10:46:27 +0000https://gamepc-lab.jp/?p=6062

闘いに餓えた狼たちの熾烈な格闘バトルを描いた対戦格闘ゲーム「餓狼伝説 City of the Wolves」。 本作は90年代のアーケードゲーム黎明期に誕生した「餓狼伝説」シリーズの最新作。平成初期のゲームセンターに一大 ... ]]>

闘いに餓えた狼たちの熾烈な格闘バトルを描いた対戦格闘ゲーム「餓狼伝説 City of the Wolves」。

本作は90年代のアーケードゲーム黎明期に誕生した「餓狼伝説」シリーズの最新作。平成初期のゲームセンターに一大旋風を巻き起こし、格闘ゲームの歴史にその名を刻み付けた「餓狼伝説」が、今度は令和の時代にオンラインで新たな旋風を巻き起こします。

ここでは、そんな本作を遊ぶのに必要なPCの推奨スペックや、おすすめのゲーミングPCを紹介していきます。これから「餓狼伝説 City of the Wolves」をPCで遊ぼうとしている方やこれを機にPCを買い換えようとしている方はぜひ参考にしてみてください。

おすすめゲーミングPCをすぐに知りたい方はこちらからすぐに確認できます!

この記事の執筆者

【監修・執筆者】ゲームPCラボ管理人

KUL

経歴・想い

当時ハマっていたMMOが好きすぎてそのまま運営会社に就職、その後ゲーム内イベントの企画やデバッグ・GMなどを担当していました。今は業界から離れてしまったもののゲーム好きなのはずっと変わらず。

社会人になりたての頃に何もわからないまま購入したゲーミングPCで失敗…。最近周囲でゲーミングPCを検討する人が増えてきたこともあり、自分と同じ失敗をしてほしくないという思いからこの「ゲームPCラボ」を立ち上げました。

【共同執筆者】ゲームPCラボ ライター

ベル塚ベル

経歴・想い

ゲーム関連の雑誌・書籍、そしてWebサイトを中心に執筆活動を行うフリーライター。生粋のゲーマーであり、仕事もプライベートもゲーム三昧。

Steamで頻繁にゲームをプレイすることから、ゲーミングPCにも精通しています。その知識と経験を活かし、読者の皆さんがより快適にPCゲームを楽しめるような情報をお届けします。

餓狼伝説 City of the Wolvesとは?

タイトル餓狼伝説 City of the Wolves
ジャンル対戦格闘
サービス開始日2025年4月24日
開発元SNK CORPORATION
価格7,920円(税込)

本作は個性豊かなキャラクターの中から、ひとりを選択し、NPCまたは世界中のプレイヤーとバトルを楽しむ1対1の対戦格闘ゲーム。

前作から26年ぶりとなる本作には、「REVシステム」と呼ばれる新要素を追加。これは、バトル開始から多彩な特殊攻撃をくり出せるもので、ダイナミックな技による爽快感あふれるバトルや、プレイヤー同士の読み合いによる白熱した心理戦を楽しむことができます。また格闘ゲーム初心者でも気軽にプレイできる操作システムも用意されており、幅広い層のプレイヤーが楽しめる一作に仕上がっています。

登場するキャラクターも多彩で、20人以上が登場する予定です。その中にはテリー・ボガードやビリー・カーン、不知火舞といったシリーズではお馴染みのキャラクターの姿も!

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本作にはコラボキャラも登場。『ストリートファイター』シリーズからはケンと春麗、サッカー界からはあのクリスティアーノ・ロナウド(なぜ!?)が参戦します!

餓狼伝説 City of the Wolvesの公式推奨スペックについて

ここからは「餓狼伝説 City of the Wolves」の推奨スペックについて紹介します。

ゲームPCラボでは各ゲームの推奨スペックについて「公式サイト推奨スペック」「ゲームPCラボ推奨スペック」の2つを紹介しています。

なぜ2つの推奨スペックがあるのか気になった方がいるかもしれません。

実はこれは推奨スペックがそれぞれのPCの常駐プログラム(ウイルス対策ソフトなど)まで想定していないことがあるためで、実際に不自由なく快適に遊べる「本当の推奨スペック」は公式の推奨スペックよりももう少し上であることがしばしばあります。

KUL
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ゲームのレビューで「スペックを満たしてるのに重い」というような意見を見たことはありませんか?それはおそらくこの「本当の推奨スペック」でないことが要因です。

そういったことも踏まえて、当サイトでは独自の「ゲームPCラボ推奨スペック」を設定して公式サイトの指標とは異なるものも紹介することにしています。

これを超えていないと問題があるというわけではありませんが、特に新しくPCの購入を考えている方はこのスペックを超えたものを買ったほうが無難かと思います。

ちなみに、必要スペック(必要動作環境)推奨スペック(推奨動作環境)の違いについてはご存じでしょうか。

ちょっと不安かも、という方はぜひ下記の記事もご覧ください!

公式サイト推奨スペック

Steamによると推奨スペックは下記の通りとなります。

OSWindows® 10, 64bit
CPUIntel Core i7-8700 以上
AMD Ryzen 5 3600 以上
GPUNVIDIA GeForce GTX 2070以上
AMD Radeon RX 5700XT以上
物理メモリ16GB
ストレージ60GBの空き容量

PCゲームとしてはやや軽めの部類に入るゲームです。

推奨スペックは、3~4年前に発売されたゲーミングPCと同程度。このスペックは、令和の格闘ゲームブームを牽引する「ストリートファイター6」とほぼ…というか丸っきり一緒です。つまり、「ストリートファイター6」を快適に遊べているのであれば、本作も問題なく楽しめるはずです。

逆に言えば、「ストリートファイター6」の動作に不安を感じているようでしたら、この機会に買い替えるのがおすすめです。本作には、ド派手な攻撃演出が魅力のREVシステムが搭載されています。そのため、より快適なプレイ環境を得るためには、多少余裕のあるスペックのPCを選ぶのが無難です。

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コラボキャラが参戦したり、スペックを揃えてユーザーを参入しやすくしたりと、メーカーの垣根を超えて格ゲー界を盛り上げる動きが強まっています。ブームはまだまだ続きそうですね。

ゲームPCラボ推奨スペック

公式情報を踏まえた上で、これからゲーミングPCを購入する方に向けたおすすめの推奨スペックが下記の通りです。

OSWindows 10, Windows 11, 64bit
CPUCore i5-12400
Ryzen 5 4500以上
GPUGeForce RTX 4060
Radeon RX 7600 XT
物理メモリ16GB
ストレージ100GB以上の空き容量のあるSSD

こちらがゲームPCラボ推奨のスペックになります。

現在販売されているエントリーモデルのゲーミングPCと同じぐらいのスペックで、価格は10~15万円前後と、かなりお手頃です。このスペックがあれば、フルHDかつゲーム内の画質設定「高」で60FPS以上も狙えるでしょう。

ひとつひとつの動作が重要になる対戦格闘ゲームでフレームレートが低下してカクついたりすると、凄まじいストレスになりますし、何よりも敗北に繋がる可能性もあります。ガッツリ遊ぶというプレイヤーは、余裕を持ったスペックで快適な対戦環境を整えましょう。

また本スペックであれば、フル3Dのオープンワールドゲームなども遊べます。ただしゲームによっては、ゲーム内設定を調整しなければならないこともあるため、「他のゲームも妥協せずに遊びたい!」ということであれば、予算20万円代前半のゲーミングPCを視野に入れるといいでしょう。

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各メーカーの「RTX4060」搭載PCの在庫が徐々に減ってきています。買い替えを検討中の方は早めに動いたほうがいいかもしれません。

餓狼伝説 City of the WolvesにおすすめのゲーミングPC5選

ここからは推奨スペックを踏まえて、ランキング形式でおすすめのゲーミングPCを紹介していきます。

基本的には予算10万円台のゲーミングPCがおすすめです。前述した通り、いろいろなゲームをなるべく妥協なしで遊びたいのであれば、20万円代前半のゲーミングPCを選ぶといいでしょう。

おすすめゲーミングPCまとめ

順位製品名購入リンク参考価格(税込)CPUグラフィックメモリストレージCPUクーラーカスタマイズ
MD4655公式サイト129,800円Ryzen 5 5500RTX 4060 8GB16GB500GB SSD空冷
Magnate MV公式サイト132,980円Core i5-12400RTX 4060 8GB16GB500GB SSD空冷
GALLERIA RM5C-R57公式サイト214,980円Core i5-14400FRTX 5070 12GB16GB500GB SSD空冷
NEXTGEAR JG-A5G60
(スターター5点セット)
公式サイト169,900円Ryzen 5 4500RTX 4060 8GB16GB500GB SSD空冷
NEXTGEAR JG-A7A60公式サイト174,900円Ryzen 7 5700XRX 7600 8GB16GB1TB SSD水冷
※参考価格は公式サイトを参照しています(2025年4月14日時点の価格)
順位製品名購入リンク参考価格(税込)CPUグラフィックメモリストレージCPUクーラーカスタマイズ
MD4655公式サイト129,800円Ryzen 5 4500RTX 4060 8GB16GB500GB SSD空冷
Magnate MV公式サイト132,980円Core i5-12400RTX 4060 8GB16GB500GB SSD空冷
NEXTGEAR JG-A5G60
(スターター5点セット)
公式サイト169,900円Ryzen 5 4500RTX 4060 8GB16GB500GB SSD空冷
NEXTGEAR JG-A7A60公式サイト174,900円Ryzen 7 5700XRX 7600 8GB16GB1TB SSD水冷
GALLERIA RM5C-R57公式サイト214,980円Core i5-14400FRTX 5070 12GB16GB500GB SSD空冷
※参考価格は公式サイトを参照しています(2025年4月14日時点の価格)

MD4655(129,800円)

MD4655】の評価

Lightning AV5の評価
CPURyzen 5 5500
グラフィックRTX 4060 8GB
メモリ16GB
ストレージ500GB SSD
参考価格
(公式サイト)
129,800円
MD4655の性能

MDL.make公式サイトで見る

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安くて快適にゲームが遊べるデスクトップPC

一番のおすすめは、MDL.makeのデスクトップPC「MD4655」。

本モデル最大の魅力は何と言っても価格です。今回紹介するPCの中でもっとも安いモデルであり、GPU「RTX 4060」を搭載したPCでここまで安いものはなかなかありません。

CPUが控えめな性能なので、推奨スペックが重たいゲームには対応できないこともありますが、「餓狼伝説 City of the Wolves」であれば、高画質かつ60fps以上のフレームレートで快適にプレイが可能です。「とにかく価格を抑えてゲームをプレイしたい」という方におすすめのモデルと言えます。

Magnate MV(132,980円)

Magnate MV】の評価

Magnate MVの評価
CPUCore i5-12400
グラフィックRTX 4060 8GB
メモリ16GB
ストレージ500GB SSD
参考価格
(公式サイト)
132,980円
Magnate MV の性能
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低価格モデルでもいろいろなゲームで遊びたい!というならコチラ

2位にランクインしたのはドスパラの「Magnate MV」。

1位で紹介した「Lightning AV5」同様、一般向けデスクトップというくくりで販売されていますが、CPUに「Core i5-12400」を採用。「Lightning AV5」に搭載されているCPU「Ryzen 5 4500」よりも性能が1.3倍ほど高く、より幅広いジャンルのゲームの推奨スペックを満たせるようになる点が大きな強みです。

ストレージが標準で500GBしかないため、いろいろなゲームをプレイするのであれば、1TBに拡張しておくといいでしょう。

ちなみに、本モデルには光学式ホイールマウスと日本語キーボードが同梱されていますが、これらはあくまで事務レベルの性能。本格的なゲームプレイには向かないため、別途ゲーミング系のキーボードとマウスを購入する必要があります。

GALLERIA RM5C-R57(214,980円)

GALLERIA RM5C-R57】の評価

GALLERIA RM5C-R57搭載の評価
CPUCore i5-14400F
グラフィックRTX 5070 12GB
メモリ16GB
ストレージ500GB SSD
参考価格
(公式サイト)
214,980円
分割払いの目安
(36回分割)
約6,000円 / 月
分割手数料無料
GALLERIA RM5C-R57の性能

ドスパラ公式サイトで見る

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多彩な人気タイトルが快適に遊べる高性能なゲーミングPC

ドスパラのゲーミングPC「GALLERIA RM5C-R57」が3位にランクイン。

美しいグラフィックと快適なフレームレートの描写を実現するGPU「RTX 5070」を搭載したモデルで、CPUにやや控えめな性能の「Core i5-14400F」を採用することで、価格を抑えることに成功しました。

このスペックがあれば、「餓狼伝説 City of the Wolves」に加え、今話題の「モンスターハンターワイルズ」「inZOI」なども高画質かつ60fps以上で快適にプレイすることが可能です。

「RTX 5070」にはビデオメモリが12GBも搭載されているので、フルHDより上の解像度であるWQHDでのプレイにも対応できます。またこれだけのビデオメモリがあれば、「Stable Diffusion」など、オフライン環境での画像生成AIにも挑戦することができるでしょう。

NEXTGEAR JG-A5G60(169,900円)

NEXTGEAR JG-A5G60】の評価

NEXTGEAR JG-A5G60の評価
CPURyzen 5 4500
グラフィックRTX 4060 8GB
メモリ16GB
ストレージ500GB SSD
参考価格
(マウス公式サイト)
169,900円
分割払いの目安
(24回分割)
約7,000円 / 月
分割手数料無料
NEXTGEAR JG-A5G60 の性能

マウス公式サイトで見る

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人気メーカーのゲーミングデバイスがセットになったお得なモデル

4位はマウスのゲーミングPC「NEXTGEAR JG-A5G60」のスターター5点セット。

性能自体は1位で紹介した「Lightning AV5」とほとんど変わりませんが、本モデルの特徴は何と言っても充実したセット内容です。本モデルにはPC本体に加え、ゲーミング液晶(iiyama G-MASTER GB2470HSU-B6)、ゲーミングマウス(Logicool G304)、ゲーミングキーボード(Logicool G213r)、ゲーミングヘッドセット(Logicool G431)が同梱されています。Logicool製品はゲーマーに人気の定番メーカーであるため、品質もバッチリ。周辺機器の購入であれこれ悩まなくていいのはありがたいですね。

ちなみに「NEXTGEAR JG-A5G60」はPC本体のみのモデルもあります。「周辺機器をすでに持っている」という場合は、こちらを購入しましょう。

NEXTGEAR JG-A7A60(174,900円) 

NEXTGEAR JG-A7A60】の評価

NEXTGEAR JG-A7A60の評価
CPURyzen 7 5700X
グラフィックRadeon RX 7600 8GB
メモリ16GB
ストレージ1TB SSD
参考価格
(公式サイト)
174,900円
分割払いの目安
(36回分割)
約4,900円 / 月
分割手数料無料
NEXTGEAR JG-A7A60の性能

マウス公式サイトで見る

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より強力なGPUを備えたパワフルなゲーミングPC

5位にランクインしたのは、マウスのゲーミングPC「NEXTGEAR JG-A7A60」。

安価ですが、安定した性能を誇るCPU「Ryzen 7 5700X」とGPU「Radeon RX 7600」を組み合わせたモデルです。

本モデルは「AMD Fluid Motion Frames 2」(以下、「AFMF2」)が使えます。「AFMF2」とは、追加のフレームを生成しフレームレートを向上させるというシステムで、最新世代から1世代前の「Radeon RX」シリーズで使用可能です。ゲーム側で対応させる必要がなく、DirectX 12もしくは11に対応しているゲーム(昨今のゲームであればだいたい対応しています)であれば、確実にフレーム生成の恩恵を得られるのが大きな特徴です。

さらに、「NEXTGEAR」シリーズはPCの中が見えるガラスサイドパネルとPC内部を美しく照らすカラーLEDファンを標準搭載。これにより、ゲーミングPCらしい幻想的な雰囲気を演出してくれるのも大きな魅力です。

ゲーミングPCを安く購入するには

BTOメーカー各社は定期的にセールを行っているので、そのタイミングで割引されている商品、あるいは配布されるクーポンを使って購入するのが一番お得です。

特にドスパラやマウスコンピューター、ツクモは常に何かしらのセールを行っているため、そのタイミングでお得なモデルの中から選んで購入するというのもアリ。

ゲームPCラボでは各社のセール情報を定期的にまとめているので、よかったらぜひ下記の記事を覗いて見てください!

【初心者向け】ゲーミングPCを選ぶときの注意点

おすすめのゲーミングPCをいくつか紹介しましたが、初心者の方がゲーミングPCを選ぶ際に注意した方が良い点がいくつかあるためこちらも紹介します。

専門的な話をすればパーツの組み合わせなど色々な点があるのですが、今はおおむねどの通販サイトでも最低限のラインは満たしたものが販売されています。

ここでは、ゲーミングPC初心者の方に向けてまず抑えておくべき注意点として下記3点を紹介します。

ゲーミングPCを選ぶときの注意点3点
  • できるだけノート型ではなくデスクトップ型にする
  • 自分が必要としているスペックを把握する
  • 何年後に買い替えるかを想定する

とにかく「その機能は必要なのか?」あるいはその逆で「その機能は本当になくても大丈夫なのか?」ということをよく検討するようにしましょう。

より詳しくは下記のページでも詳細を解説しています。よろしければぜひご覧ください。

【初心者向け】ゲーミングPC購入時のカスタマイズについて

ドスパラやマウスでは、購入直前にパーツの増設やアップグレードを行うカスタマイズが可能です。

もちろん本体購入後に自分で安いパーツをPCに組み込むことも可能ですが、慣れないうちは店舗側で組み込んでくれる事前カスタマイズを利用することをおすすめします。

特に物理メモリやストレージなどは後で不足すると困ってしまうので、事前によく検討するようにしましょう。

最後に

今回は「餓狼伝説 City of the Wolves」の推奨スペックとおすすめのゲーミングPCを併せて紹介しました。

推奨スペックがやや軽めのため、10万円台のゲーミングPCがあれば十分快適に遊べます。無理に価格の高いPCを購入する必要はありません。ただし、「モンスターハンターワイルズ」などの推奨スペックが重めなゲームも遊びたいのであれば、20万円代前半のゲーミングPCを選ぶようにしましょう。

ゲームPCラボではゲーム別の推奨スペックを定期的に発信していますので、興味のある方はぜひご覧になってみてくださいね!

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Dolls Nest(ドールズネスト)のおすすめゲーミングPC5選!推奨スペックについても解説https://gamepc-lab.jp/dollsnest-suisyo/Sat, 29 Mar 2025 08:46:10 +0000https://gamepc-lab.jp/?p=5961

ニトロプラスの新作PCゲーム「Dolls Nest」が2025年4月24日に決定! ニトロプラスは「CHAOS;HEAD」や「STEINS;GATE」などの大きな話題を呼んだ作品を世に送り込んできたメーカー。虚淵玄をはじ ... ]]>

ニトロプラスの新作PCゲーム「Dolls Nest」が2025年4月24日に決定!

ニトロプラスは「CHAOS;HEAD」や「STEINS;GATE」などの大きな話題を呼んだ作品を世に送り込んできたメーカー。虚淵玄をはじめとする独特の世界観を持つ所属シナリオライターは、ゲームだけではなくアニメ作品にも多くの脚本を提供してきました。

今回はそんなニトロプラスから新たに発売される「Dolls Nest」について、遊ぶために必要なスペックやおすすめのゲーミングPCを紹介していきます!

私がこの記事を書いています!

ゲームPCラボ管理人

KUL

経歴・想い

当時ハマっていたMMOが好きすぎてそのまま運営会社に就職、その後ゲーム内イベントの企画やデバッグ・GMなどを担当していました。今は業界から離れてしまったもののゲーム好きなのはずっと変わらず。

社会人になりたての頃に何もわからないまま購入したゲーミングPCで失敗…。最近周囲でゲーミングPCを検討する人が増えてきたこともあり、自分と同じ失敗をしてほしくないという思いからこの「ゲームPCラボ」を立ち上げました。

Dolls Nestとは?

タイトルDolls Nest
ジャンルアクション
サービス開始日2025年4月24日
開発元ニトロプラス
価格2,160円(税込)

本作「Dolls Nest」はポストアポカリプティックな世界をメカ少女「鎧化兵」が探索するゲームです。

体験版を少し触ったくらいではまだ世界設定を掴み切れていないのですが、ストーリーPVやWEBサイトを見る限りではこの主人公を生み出した何者かの体を取り戻していくストーリーのようです。

ゲーム画面はどうしてもフルプライスのゲームと比べると少し見劣りする印象を受けますが、装備のカスタマイズなどはかなり細かく設定されています。やりこみ要素やカスタマイズ性はかなり幅がありそうで期待が持てました。

KUL
KUL

ガンスリンガーガールとかNIKKEとかドルフロとか、とにかくこういう機械兵の設定は個人的にかなり好き

Dolls Nestの公式推奨スペックについて

ここからは「Dolls Nest」の推奨スペックについて紹介します。

ゲームPCラボでは各ゲームの推奨スペックについて「公式サイト推奨スペック」「ゲームPCラボ推奨スペック」の2つを紹介しています。

なぜ2つの推奨スペックがあるのか気になった方がいるかもしれません。

実はこれは推奨スペックがそれぞれのPCの常駐プログラム(ウイルス対策ソフトなど)まで想定していないことがあるためで、実際に不自由なく快適に遊べる「本当の推奨スペック」は公式の推奨スペックよりももう少し上であることがしばしばあります。

KUL
KUL

ゲームのレビューで「スペックを満たしてるのに重い」というような意見を見たことはありませんか?それはおそらくこの「本当の推奨スペック」でないことが要因です。

そういったことも踏まえて、当サイトでは独自の「ゲームPCラボ推奨スペック」を設定して公式サイトの指標とは異なるものも紹介することにしています。

これを超えていないと問題があるというわけではありませんが、特に新しくPCの購入を考えている方はこのスペックを超えたものを買ったほうが無難かと思います。

ちなみに、必要スペック(必要動作環境)推奨スペック(推奨動作環境)の違いについてはご存じでしょうか。

ちょっと不安かも、という方はぜひ下記の記事もご覧ください!

公式サイト推奨スペック

公式サイトによると推奨スペックは下記の通りとなります。

OSWindows10/11 64bit
CPUIntel Core i7-8700
GPUNVIDIA GeForce GTX 1060
AMD Radeon RX 590
物理メモリ16GB
ストレージ30GBの空き容量(ハードディスク)

動作は結構軽めのゲームと言えます。

GPUの要求スペックは「GTX 1060」で、これは約10年前に発売されたもの。ここ7~8年以内に買ったゲーミングPCであれば問題なくクリアしているレベルです。とはいえ、必須環境でも「GTX1650」が指定されているので、さすがに内蔵GPUで動かすのは厳しいかも。

当然、CPUの指定も決して高くはない水準です。

また、ストレージはSSDではなくハードディスクでも問題ないようです。必要容量も30GBなので、こちらも最新のタイトルとしては結構控えめに済んでいます。

KUL
KUL

だいたい動作の重さは原神と同じかそれ以下という印象です。わりとどんなゲーミングPCでも動かしやすいゲームだと思います。

ゲームPCラボ推奨スペック

公式情報を踏まえた上で、これからゲーミングPCを購入する方に向けたおすすめの推奨スペックが下記の通りです。

OSWindows 10 / 11 64bit
CPUCore i5-12400F
Ryzen 5 4500以上
GPUGeForce RTX 3050
Radeon RX 6600
物理メモリ16GB
ストレージ30GB以上の空き容量があるSSD

新しく買う方はこれくらいのスペックがあれば全く問題ないと思います。だいぶ強くしましたが、新しく買うなら最低でもこれくらいはあった方が良いと思います。

とはいえ、いまBTOメーカーで新しくPCを購入するとしたら、一番下のスペックが大体これくらいのスペックになります。いわゆる「エントリーモデル」と呼ばれる入門編のようなゲーミングPCです。

Dolls Nestはもちろん、ちょっとしたPCゲームを遊びたいならこのスペックがあればひとまずは十分です。

KUL
KUL

逆に言えば、新品のゲーミングPCならなんでもいいとも言えるくらい軽めです。もし他にも遊びたいゲームがあれば、そっちの推奨スペックに合わせてPCを選ぶのもアリです。

Dolls NestにおすすめのゲーミングPC5選

ここからは推奨スペックを踏まえて、ランキング形式でおすすめのゲーミングPCを紹介していきます。

Dolls Nestで遊ぶだけなら基本的には予算10万円台のゲーミングPCがあれば十分です。ただ、モンハンワイルズなどの重量級タイトルも遊びたい方はこの価格帯では力不足、20~30万円のPCをおすすめします。

おすすめゲーミングPCまとめ

順位製品名購入リンク参考価格(税込)CPUグラフィックメモリストレージCPUクーラーカスタマイズ
NEXTGEAR JG-A5G60公式サイト129,800円Ryzen 5 4500RTX 4060 8GB16GB1TB SSD空冷
Lightning AT5公式サイト97,980円Ryzen 5 4500RTX 3050 6GB16GB500GB SSD空冷
Lightning-G AT5RB公式サイト149,980円Ryzen 5 7500FRadeon RX 6600 8GB16GB500GB SSD空冷
NEXTGEAR JG-A7A60公式サイト179,800円Ryzen 7 5700XRadeon RX 7600 8GB16GB1TB SSD水冷
NEXTGEAR JG-A5G60
(スターター5点セット)
公式サイト169,900円Ryzen 5 4500RTX 4060 8GB16GB500GB SSD空冷
※参考価格は公式サイトを参照しています(2025年3月29日時点の価格)
順位製品名購入リンク参考価格(税込)CPUグラフィックメモリストレージCPUクーラーカスタマイズ
Lightning AT5公式サイト97,980円Ryzen 5 4500RTX 3050 6GB16GB500GB SSD空冷
NEXTGEAR JG-A5G60公式サイト129,800円Ryzen 5 4500RTX 4060 8GB16GB1TB SSD空冷
Lightning-G AT5RB公式サイト149,980円Ryzen 5 7500FRadeon RX 6600 8GB16GB500GB SSD空冷
NEXTGEAR JG-A5G60
(スターター5点セット)
公式サイト169,900円Ryzen 5 4500RTX 4060 8GB16GB500GB SSD空冷
NEXTGEAR JG-A7A60公式サイト179,800円Ryzen 7 5700XRadeon RX 7600 8GB16GB1TB SSD水冷
※参考価格は公式サイトを参照しています(2025年3月29日時点の価格)

NEXTGEAR JG-A5G60(129,800円

NEXTGEAR JG-A5G60】の評価

NEXTGEAR JG-A5G60の評価
CPURyzen 5 4500
グラフィックRTX 4060 8GB
メモリ16GB
ストレージ1TB SSD
参考価格
(マウス公式サイト)
129,800円
分割払いの目安
(24回分割)
約5,400円 / 月
分割手数料無料
NEXTGEAR JG-A5G60 の性能

マウス公式サイトで見る

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初心者にも扱いやすいエントリーモデル!

今回一番おすすめのモデルはマウスコンピューターの「NEXTGEAR JG-A5G60」

CPUはエントリーモデルによく搭載されるコスパの良い「Ryzen 5 4500」を採用。ゲーミングPCとしては決して性能の高いCPUではありませんが、重いゲームでなければ十分に働いてくれるCPUです。また、何よりもその価格の安さが魅力的。これを積んでいるゲーミングPCはだいたい価格が抑えめで済んでいるイメージ。

一方で、GPUはしっかりと「RTX4060」を搭載しているのがえらいところDLSS3が利用できるため、対応タイトルであればある程度高いフレームレートでゲームを遊ぶことも可能、単純にRTX40シリーズにしておくだけ遊べるゲームの幅は広がります。

また、この価格帯のPCはストレージが小容量の500GBに落とされがちですが、このモデルは標準で1TBを維持しているのも嬉しいポイント。500GBは意外とあっという間に埋まってしまう容量なので、PCゲームで遊ぶならやっぱり1TBは確保しておきたいところです。

ちなみに周辺機器を持っていない方は周辺機器もセットになったモデルがあるので、こちらもおすすめです。

Lightning AT5(97,980円)

Lightning AT5】の評価

Lightning AT5の評価
CPURyzen 5 4500
グラフィックGeForce RTX 3050 6GB
メモリ16GB
ストレージ500GB SSD
参考価格
(公式サイト)
92,980円
分割払いの目安
(30回分割)
約3,200円 / 月
分割手数料無料
Lightning AT5 の性能
KUL
KUL

おそらくいま一番安くPCゲームが遊べる選択肢です!

Dolls Nestくらいの軽さであれば、予算10万円以下のこのPCでも十分に遊べます。

一般的にゲーミングPCというと15~25万くらいのラインナップが多いですが、このモデルはいわゆる「エントリーモデル」よりもさらに安いラインの10万円を切る価格で販売されています。

安い理由は正確には「ゲーミングPC」ではないという点にあります。冷却ファンやPCケースなどをはじめ、多くの部分がゲーミング仕様ではなく「ビジネス用PC」に近い構成となっているため、その分価格が抑えられています。

とはいえ、CPUは「Ryzen 4 4500」、GPUは「RTX3050」を搭載しており、問題なくPCゲームを遊ぶことのできるパーツ構成。少し重めのゲームとなると性能不足がネックとなるかもしれませんが、ApexVALORANT原神などの有名タイトルの推奨スペックはしっかりと超えているため、グラフィック設定次第ではかなり可能性のあるモデルです。

また、ゲーミングデバイスではないものの、簡単なマウスやキーボードも同梱されているため、あとはモニターさえ確保すればゲームがはじめられるのも嬉しいポイント。予算が限られている方におすすめのモデルです。

Lightning-G AT5RB(149,980円)

Lightning-G AT5RB】の評価

Lightning-G AT5RB搭載の評価
CPURyzen 5 7500F
グラフィックRadeon RX 6600 8GB
メモリ16GB
ストレージ500GB SSD
参考価格
(公式サイト)
154,980円
分割払いの目安
(36回分割)
約4,300円 / 月
分割手数料無料
Lightning-G AT5RBの性能

ドスパラ公式サイトで見る

KUL
KUL

コンパクトにまとまった小型PC!

2位と同じドスパラの「Lightning」シリーズですが、こちらはゲーミングPC仕様のもの。

このモデルの一番の特徴はPC本体の大きさ。通常のドスパラのGALLERIAのPCと比べて約23%小型化されており、本体の高さや奥行きが非常にコンパクトに仕上がっています。

参考までに私が使っているミドルタワーPCと比較した表が下の通りです。

奥行高さ
管理人PC
(GA5J-C230B3/CP6)
190mm475mm435mm
本モデル
(Lightning-G AT5RB)
210mm401mm422mm

幅は私のPCの方が細めですが、奥行きと高さは「Lightning-G AT5RB」の方がコンパクト。特に奥行きは7cm近く短いので、実際に設置した時にはかなり小さく見えそう。大きいPCを置く場所に困りそうという方にこそおすすめできるゲーミングPCです。

また、性能面も軽めのPCゲームを遊ぶにはちょうど良いスペック。もし予算にもう少し余裕があれば、500GBのストレージを1TBに増設しておくと使いやすさが上がります。

NEXTGEAR JG-A7A60(179,800円)

NEXTGEAR JG-A7A60】の評価

NEXTGEAR JG-A7A60の評価
CPURyzen 7 5700X
グラフィックRadeon RX 7600 8GB
メモリ16GB
ストレージ1TB SSD
参考価格
(公式サイト)
174,900円
分割払いの目安
(36回分割)
約4,900円 / 月
分割手数料無料
NEXTGEAR JG-A7A60の性能

マウス公式サイトで見る

KUL
KUL

長時間プレイに向いた水冷クーラー搭載モデル!

10万円台のモデルとしては珍しく水冷式クーラーを搭載したモデルです。

空冷ファンよりも冷却性能が高いため、長時間のプレイで発熱したPCパーツを効率よく冷却してくれます。CPUとGPUの性能もこの価格帯としては平均的で、PCゲームはもちろんしっかりとプレイすることができます。

また、このモデルに限った話ではありませんが、マウスコンピューターのゲーミングPCは標準で3年間の修理保証が付いているのも非常におすすめできるポイントです。他社のBTOメーカーは標準だと1年間であることが多いので、故障やPCトラブルが不安な初心者の方には特にマウスがおすすめです。

NEXTGEAR JG-A5G60(スターター5点セット)(169,900円)

NEXTGEAR JG-A5G60】の評価

NEXTGEAR JG-A5G60の評価
CPURyzen 5 4500
グラフィックRTX 4060 8GB
メモリ16GB
ストレージ500GB SSD
参考価格
(マウス公式サイト)
169,900円
分割払いの目安
(24回分割)
約7,000円 / 月
分割手数料無料
NEXTGEAR JG-A5G60 の性能

マウス公式サイトで見る

KUL
KUL

ゲームに必要な周辺機器がセットになった一式モデル!

5位はマウスコンピューターの「NEXTGEAR JG-A5G60」の一式セットです。

1位で紹介したモデルフルHDモニター、キーボード、ヘッドセット、マウスがセットになったモデルで、Amazonで合計約50,000円程度になる機器を一緒に購入することができます。いまいち何を選べば良いのか分かりづらく、購入するのも忘れがちな周辺機器をお任せでまとめて買えるのは非常に魅力的なポイントです。

ただ、1位のモデルとは違ってこちらはストレージの標準容量が500GBになっている点には注意が必要です。もし予算に余裕のある方は1TBへの増設を忘れずに。

ゲーミングPCを安く購入するには

BTOメーカー各社は定期的にセールを行っているので、そのタイミングで割引されている商品、あるいは配布されるクーポンを使って購入するのが一番お得です。

特にドスパラやマウスコンピューター、ツクモは常に何かしらのセールを行っているため、そのタイミングでお得なモデルの中から選んで購入するというのもアリ。

ゲームPCラボでは各社のセール情報を定期的にまとめているので、よかったらぜひ下記の記事を覗いて見てください!

【初心者向け】ゲーミングPCを選ぶときの注意点

おすすめのゲーミングPCをいくつか紹介しましたが、初心者の方がゲーミングPCを選ぶ際に注意した方が良い点がいくつかあるためこちらも紹介します。

専門的な話をすればパーツの組み合わせなど色々な点があるのですが、今はおおむねどの通販サイトでも最低限のラインは満たしたものが販売されています。

ここでは、ゲーミングPC初心者の方に向けてまず抑えておくべき注意点として下記3点を紹介します。

ゲーミングPCを選ぶときの注意点3点
  • できるだけノート型ではなくデスクトップ型にする
  • 自分が必要としているスペックを把握する
  • 何年後に買い替えるかを想定する

とにかく「その機能は必要なのか?」あるいはその逆で「その機能は本当になくても大丈夫なのか?」ということをよく検討するようにしましょう。

より詳しくは下記のページでも詳細を解説しています。よろしければぜひご覧ください。

【初心者向け】ゲーミングPC購入時のカスタマイズについて

ドスパラやマウスでは、購入直前にパーツの増設やアップグレードを行うカスタマイズが可能です。

もちろん本体購入後に自分で安いパーツをPCに組み込むことも可能ですが、慣れないうちは店舗側で組み込んでくれる事前カスタマイズを利用することをおすすめします。

特に物理メモリやストレージなどは後で不足すると困ってしまうので、事前によく検討するようにしましょう。

最後に

今回は、Dolls Nestの推奨スペックとおすすめのゲーミングPCについて紹介しました。

基本的にはかなり軽い部類に入るゲームなので、繰り返しとなりますが、新品ならなんでもOKというのが正直なところです。

どちらかというと他に遊びたいゲームがあれば、そちらの推奨スペックを確認した上で、どちらも満たせるようなものを選ぶというのも大切になってきます。

ゲームPCラボでは、この他にもゲーム別の推奨スペックを公開しているので、もしよろしければぜひチェックしてみてください!

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ティアリングとは?ゲーム中の謎の画面ズレの原因や対策・直し方について解説https://gamepc-lab.jp/tearing/Thu, 27 Mar 2025 12:15:55 +0000https://gamepc-lab.jp/?p=6002

ゲーム中に突然現れる画面のズレ…「ティアリング」と呼ばれるこのズレはゲームに支障が出るなかなか厄介モノです。 今回はそんなティアリングについて、そもそもどういったことが原因で起こるのかという根本部分をはじめ、対策や直し方 ... ]]>

ゲーム中に突然現れる画面のズレ…「ティアリング」と呼ばれるこのズレはゲームに支障が出るなかなか厄介モノです。

今回はそんなティアリングについて、そもそもどういったことが原因で起こるのかという根本部分をはじめ、対策や直し方についても解説していきます。

ティアリングとは?

映像が横に裂けたように見える現象

ゲームにおける「ティアリング」とは、映像が裂けたように見える現象のことを指します。この「ティアリング」は英語の”tear”の変化系”tearing”から来た言葉で、引き裂いている動作の状態を指す言葉です。

KUL
KUL

映像が横にズレているようにも見えますが、実は画像の位置のズレとは明確に異なります

この現象がどうして起こるのかを説明するために、まずモニターの仕組みを簡単におさらいしておきましょう。

モニターは一見すると画面全体が一気に変化して映像が移り変わっているように見えますが、実は画面の上の方から順番に映像を描画していく仕組みになっています。

この「上から順番に表示する」というのがクセ者で、モニターはPCから送られてくる映像の量が自分の限界を超えたと判断した時、前の画像を最後まで表示するのを諦めて次の画像の表示をはじめることがあります。これがティアリングが起こる大きな原因です。

あの「横方向に画像がズレている」ように見える画像は、ただ位置がズレているのではなく、実は途中から次の画像が表示されていることによって「複数の画像が同時に見えている」状態なんですね。

では、モニターが自分の限界を超えると諦めるという話をしましたが、一体どういった場面でモニターは諦めざるを得ない状態になるのでしょうか。

フレームレートがリフレッシュレートを上回ると起こる

ティアリングは「フレームレート」が「リフレッシュレート」を上回ったときに起こりやすくなります。

フレームレートリフレッシュレートについては、以前別の記事でも説明したので少し詳しく知りたい方はそちらの記事をご覧ください。ここでは下記のようなざっくりとしたイメージがあれば問題ありません。

  • フレームレート(単位:fps)=1秒間あたりのコマ数(フレーム数)
  • リフレッシュレート(単位:Hz)=モニターが表示できる1秒間あたりのコマ数

「1秒間あたりのコマ数」のことをフレームレートと呼びます。PC側は設定されたフレームレートに則ってフレーム(画像)を生成し、1秒間60枚の60fpsや1秒間144枚の144fpsのフレーム群としてモニターに送り込みます。

一方で、似たような言葉として「モニターが表示できる1秒間あたりの枚数」のことを指すリフレッシュレートという言葉があります。モニターにはあらかじめリフレッシュレートの限界値が設定されていて、レートが60Hzであれば60fpsまでの映像、144Hzであれば144fpsまでの映像を映し出すことが可能となっています。

限界値なので、これを超えるフレームレートの映像は表示させることはできません。

KUL
KUL

では、60Hzのモニターに対して、PCから144fpsの大量のフレームを送り込んだらどうなるでしょうか?

表示できる限界を超えている以上、ただあふれた分のフレームがムダになるだけのようにも思えますが、そう簡単には済みません。

モニターはPCから送られてきたフレームをなんとか自分のリフレッシュレートの範囲内で辻褄を合わせようと、前のフレームの描画が終わる前に次のフレームの描画を始めます

前のフレームと次のフレームが混在した映像は、モニターが描画を切り替えた地点で不自然に裂けたような見た目になり、当然ゲームプレイの快適さも失われることになります。

いよいよ「ティアリング」のはじまりです。

グラボの性能がモニターよりも強力だと発生しやすい

一般的にティアリングはグラフィックボードの性能とモニターが見合っていない場合によく発生します

たとえば、200fps以上のフレームレートが出せるゲーミングPCにも関わらず、リフレッシュレートが60Hzのモニターを使っているような場合、モニターの限界値を大きく超えているため、何も設定をしていない場合にはティアリングが起こる可能性があります。

ちなみに逆の場合はティアリングは起こりません。たとえば、100fps付近のフレームレートが出るゲーミングPCとリフレッシュレート144Hzのモニターを併用した場合、100fpsはモニターの許容範囲内なのでティアリングは起こりません。

KUL
KUL

ただ、設定によっては今度はフレームが飛ぶ「スタッタリング」が起こる可能性もあるので注意が必要です

「ティアリング」の対策・解決方法は?

「垂直同期」設定をオンにする

一番簡単な解決方法は「垂直同期」をオンにすることです。

グラフィックボードのパワーがモニターよりも高い状態となっているため、この差を垂直同期で埋めていきます。

設定はそこまで難しくありません。最近のゲームであれば大体ゲーム内の設定画面のグラフィックの項目に「垂直同期」があるため、基本的にはゲーム内でオンにするだけでOK

毎回設定するのが面倒な場合は、GPUのコントロールパネルで直接設定してしまうのも楽です。ここで設定しておくと基本的に垂直同期がオンの状態で稼働します。

NVIDIAのRTXシリーズの場合は「NVIDIAコントロールパネル」から設定することができます。windowsの検索バーに「NVIDIA Control Panel」と入力すると出てきます。

AMD製は持っていないのでわからないのですが、AMDにもコントロールパネルのようなものがあるようです。ここのサイトで詳しく解説していたのでAMDの方はチェックしてみてください

KUL
KUL

ただ、更新日が古いのでいまもこの画面なのかは不明です…

リフレッシュレートの高いモニターを使用する

これは必ずしも全員に当てはまるものではありませんが、60Hzなどのリフレッシュレートが低いモニターを使っている方は買い替えを検討しても良いかもしれません。

特にFPSなどを遊ぶ場合、フレームレートは120fps以上が欲しいと言われているので、144Hz以上のものを買っておくのが無難だと思います。

いまはフルHD解像度なら2万円未満でも買える新品ゲーミングモニターもかなり増えてきています。以前一度まとめたこともあるので、もしお探しであればこちらも覗いてみてください。

KUL
KUL

ちなみに私は「iiyama」のフルHDモニター「KOORUI」というブランドのWQHDモニターを使っています。安いわりに性能が良くて結構お気に入り。

ティアリングが起こったときに確認すること

モニターのリフレッシュレート設定が正しいか

意外と見落としがちですが、モニターのリフレッシュレートがシステムで制限されている可能性があります。

Windowsの設定画面で、異なるリフレッシュレートが選択されていないか確認しておきましょう。設定画面までの手順は下記の通りです。

[スタート]→[設定]→[システム]→[ディスプレイ]→[ディスプレイの詳細設定]

出てきた画面の右下からリフレッシュレートの選択が可能です。

私のモニターの場合は最大170Hzで、5種類の周波数から選べるようになっています。

ちなみにかくいう私もこのモニターを買ってからしばらくは「60Hz」で使っていました。

特に意図があったわけではなく、接続してそのまま使えたから使っていたのですが、何も気が付かずに60Hz設定のままで遊んでいました。ひと月ほど経った頃に何かでフレームレートを計測したときに60fpsしか出ていないことが分かり、そこではじめて誤設定に気がつきました。

KUL
KUL

新しいモニターはヌルヌル動くなあと買ってからずっとご機嫌だったのですがもうまったくの気のせいでした

たとえリフレッシュレートが高いモニターを使っていても、PC側で制限されていたら何も意味がありません…。もし違和感がなかったとしても念のため設定を見直しておくことをおすすめします。

「垂直同期」がオフになっていないか

先にも説明した通り、グラボとモニターのスペックが見合っていないとティアリングが起こります。

なるべく「垂直同期」はオンにしておくことをおすすめします。

とはいえ、FPSや格闘ゲームを遊んでいる方の中には、「遅延が気になるから垂直同期は切っている」という方も多いかと思います。

そういった方は「G-Sync」や「FreeSync」に対応したモニターを購入するのもおすすめです。昔からのゲーマーであるほど垂直同期には嫌悪感があるかもしれませんが、この「G-Sync」や「FreeSync」は通常の垂直同期と比べてはるかに遅延が少なくなるため、選択肢に入れる価値は十分にあります。

KUL
KUL

このあたりは近いうちに「垂直同期」についてもまとめる予定なのでそこでも解説します。

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ユミアのアトリエおすすめゲーミングPC5選!アトリエシリーズ最新作の推奨スペックは?https://gamepc-lab.jp/yumia_atelier-suisyo/Fri, 21 Mar 2025 04:15:46 +0000https://gamepc-lab.jp/?p=5941

コーエーテクモゲームスが手掛ける「アトリエ」シリーズの最新作、『ユミアのアトリエ』が2025/3/21に発売! 対応プラットフォームはNintendo Switch、Playstation5、Playstation4、X ... ]]>

コーエーテクモゲームスが手掛ける「アトリエ」シリーズの最新作、『ユミアのアトリエ』が2025/3/21に発売!

対応プラットフォームはNintendo Switch、Playstation5、Playstation4、Xbox Series X|S、Xbox One、PC(Steam)です。

今作は最新のグラフィック技術を駆使しているので、美麗なビジュアルを堪能できます。

最大限ゲームを楽しむために、必要なスペックを把握しておきたいですよね。

今回はそんな皆さんに、『ユミアのアトリエ』を遊ぶために必要なPCの推奨スペックや、おすすめのゲーミングPCを紹介していきます。

この記事の執筆者

【監修者】ゲームPCラボ管理人

KUL

経歴・想い

当時ハマっていたMMOが好きすぎてそのまま運営会社に就職、その後ゲーム内イベントの企画やデバッグ・GMなどを担当していました。今は業界から離れてしまったもののゲーム好きなのはずっと変わらず。

社会人になりたての頃に何もわからないまま購入したゲーミングPCで失敗…。最近周囲でゲーミングPCを検討する人が増えてきたこともあり、自分と同じ失敗をしてほしくないという思いからこの「ゲームPCラボ」を立ち上げました。

【執筆者】

ゲームPCラボ編集部

ゲーム好きなゲームPCラボのライターが記事の執筆を行っています!

ユミアのアトリエ~追憶の錬金術師と幻創の地~とは

タイトルユミアのアトリエ~追憶の錬金術師と幻創の地~
ジャンルアクション、アドベンチャー、RPG
サービス開始日2025年3月21日
開発元コーエーテクモゲームス
価格9680円(税込)

「ライザのアトリエ」の秘密シリーズ3部作に続く、アトリエシリーズ最新作です。

今作は、錬金術士ユミアが滅びた大陸を巡り、失われた歴史を追う冒険RPG。プレイヤーは素材を集めてアイテムを調合し、リアルタイムバトルで仲間と共に戦います。

新たに「略式調合」や「ハウジング」などのシステムが追加され、フィールドでキャンプを楽しむこともできます。

編集部
編集部

今作は「アトリエ」シリーズ待望の最新作です!銃を使った探索要素など、他にも新たなゲームシステムが加わっていて、プレイするのが楽しみです。

ユミアのアトリエの公式推奨スペックについて

ここからは「ユミアのアトリエ」の推奨スペックについて紹介します。

ゲームPCラボでは各ゲームの推奨スペックについて「公式サイト推奨スペック」「ゲームPCラボ推奨スペック」の2つを紹介しています。

なぜ2つの推奨スペックがあるのか気になった方がいるかもしれません。

実はこれは推奨スペックがそれぞれのPCの常駐プログラム(ウイルス対策ソフトなど)まで想定していないことがあるためで、実際に不自由なく快適に遊べる「本当の推奨スペック」は公式の推奨スペックよりももう少し上であることがしばしばあります。

KUL
KUL

ゲームのレビューで「スペックを満たしてるのに重い」というような意見を見たことはありませんか?それはおそらくこの「本当の推奨スペック」でないことが要因です。

そういったことも踏まえて、当サイトでは独自の「ゲームPCラボ推奨スペック」を設定して公式サイトの指標とは異なるものも紹介することにしています。

これを超えていないと問題があるというわけではありませんが、特に新しくPCの購入を考えている方はこのスペックを超えたものを買ったほうが無難かと思います。

ちなみに、必要スペック(必要動作環境)推奨スペック(推奨動作環境)の違いについてはご存じでしょうか。

ちょっと不安かも、という方はぜひ下記の記事もご覧ください!

公式サイト推奨スペック

Steam配信ページによると推奨スペックは下記の通りとなります。

OSWindows 11 / 10(64bit)
CPUIntel Core i7-8700
AMD Ryzen 5 3600 以上
GPUNVIDIA GeForce RTX 2060
AMD Radeon RX 5700 XT
物理メモリ16GB
ストレージ40GB

今作は最新のPCゲームにしては比較的軽めの部類に入ります。

GPUがおおむね2019年頃に発売されたモデルのため、この推奨スペックを満たすだけであれば、5〜6年前に購入したPCでも十分かと思います。

しかし、せっかくの最新ゲームをある程度高画質でサクサク遊びたいなら、これ以上のスペックを持ったCPUやGPUを搭載したPCを選ぶことをお勧めします。

より高性能なパーツを選ぶことで、ゲームの動作が滑らかになり、グラフィックの品質も向上します。

編集部
編集部

比較的最近のゲームで言うと、「鳴潮」、Steamのゲームなら「龍が如く8外伝」が同じくらいの推奨スペックです。この2つのタイトルが遊べていれば動きそうです。

ゲームPCラボ推奨スペック

公式情報を踏まえた上で、これからゲーミングPCを購入する方に向けたおすすめの推奨スペックが下記の通りです。

OSWindows 10 / 11 64bit
CPUIntel Core i5-12400 以上
AMD Ryzen 5 5500 以上
GPUNVIDIA GeForce RTX 4060
AMD Radeon RX 6700 XT
物理メモリ16GB
ストレージ50GB以上の空き容量があるSSD

これくらいのスペックがあれば、快適なゲーム環境を整えることができるでしょう。

公式推奨スペックは「NORMAL」画質+60fpsでプレイするためのスペックでしたが、これくらいあればより高い画質でのプレイも狙えます。エントリーモデルとされる10万円台のモデルでも十分快適に遊ぶことができるレベルです。

今作はオープンワールド設計のため、ストレージはSSDがおすすめです。オープンワールドは場面切り替えのロードこそ少ないものの、移動に応じてオブジェクトの読み込みが行われるため、ストレージの転送速度は早いに越したことはありません。

編集部
編集部

HDDだと場面によってはテクスチャの読み込みが遅れて、ゲーム体験を損なってしまうこともあります。HDDとSSDの詳しい違いを知りたい方は下記の記事もぜひご覧ください。

ユミアのアトリエにおすすめのゲーミングPC5選

ここからは推奨スペックを踏まえて、ランキング形式でおすすめのゲーミングPCを紹介していきます。

基本的には予算10万円代後半もしくは予算20~30万円のゲーミングPCを選ぶといいでしょう。

おすすめゲーミングPCまとめ

順位製品名購入リンク参考価格(税込)CPUグラフィックメモリストレージCPUクーラーカスタマイズ
G-GEAR GE7A-F245/B公式サイト245,800円Ryzen 7 9700XRTX 4060 Ti 8GB32GB1TB SSD空冷
GALLERIA RM5C-R46公式サイト159,980円Core i5-14400FRTX 4060 8GB16GB500GB SSD空冷
GALLERIA RM7R-R46T 5700X搭載公式サイト209,979円Ryzen 7 5700XRTX 4060 Ti 8GB16GB500GB SSD空冷
NEXTGEAR JG-A7A60公式サイト179,800円Ryzen 7 5700XRadeon RX 7600 8GB16GB 1TB SSD水冷
GALLERIA RM5C-76XT公式サイト212,980円Core i5-14400FRadeon RX 7600 XT 16GB16GB500GB SSD空冷
※参考価格は公式サイトを参照しています(2025年3月21日時点の価格)
順位製品名購入リンク参考価格(税込)CPUグラフィックメモリストレージCPUクーラーカスタマイズ
GALLERIA RM5C-R46公式サイト159,980円Core i5-14400FRTX 4060 8GB16GB500GB SSD空冷
NEXTGEAR JG-A7A60公式サイト179,800円Ryzen 7 5700XRadeon RX 7600 8GB16GB 1TB SSD水冷
GALLERIA RM7R-R46T 5700X搭載公式サイト209,979円Ryzen 7 5700XRTX 4060 Ti 8GB16GB500GB SSD空冷
GALLERIA RM5C-76XT公式サイト212,980円Core i5-14400FRadeon RX 7600 XT 16GB16GB500GB SSD空冷
G-GEAR GE7A-F245/B公式サイト245,800円Ryzen 7 9700XRTX 4060 Ti 8GB32GB1TB SSD空冷
※参考価格は公式サイトを参照しています(2025年3月21日時点の価格)

G-GEAR GE7A-F245/B(245,800円)

【G-GEAR GE7A-F245/B】の評価

G-GEAR GE7A-F245/Bの評価
CPURyzen 7 9700X
グラフィックRTX 4060 Ti 8GB
メモリ32GB
ストレージ1TB SSD
参考価格
(公式サイト)
245,800円
GE7A-F245/Bの性能

ツクモ公式サイトで見る

編集部
編集部

スペックとコストのバランス良!重いゲームも快適に遊べます。

ユミアのアトリエを遊ぶなら、一番おすすめなのはG-GEARのこのモデルです!

グラボには「RTX 4060 Ti」を搭載しているのでフルHD設定であれば高フレームレートで、ゲームを楽しめます。

また、CPUの「Ryzen 7 9700X」はデフォルトで消費電力が低く設定されており、性能の高さのわりに同価格帯・同スペックのCPUと比べて発熱が抑えられるという特徴があります。消費電力が気になるという方にもおすすめです。

メモリはDDR5の32GB、ストレージに1TB SSDが載っているので、ゲームのロードなどもスムーズに行えます。十分快適にゲームができるスペックと言えるでしょう。

マザーボードにWiFi接続が可能な機能が付いているのもおすすめポイント。部屋の都合で有線接続ができない方でもオンラインゲームを遊べます。

カスタマイズも豊富に用意されているので、他に重めのゲームを遊びたい方でもそちらの推奨スペックに合わせて機能を増やすことができます。是非チェックしてみてください。

GALLERIA RM5C-R46(159,980円)

GALLERIA RM5C-R46】の評価

GALLERIA RM5C-R46の評価
CPU  Core i5-14400F
グラフィックGeForce RTX 4060 8GB
メモリ16GB
ストレージ500GB SSD
参考価格
(公式サイト)
159,980円
分割払いの目安
(36回分割)
約4,500円 / 月
分割手数料無料
GALLERIA RM5C-R46 の性能

ドスパラ公式サイトで見る

編集部
編集部

手が出しやすいエントリーモデル!カジュアルゲーマーの方におすすめです。

ゲーミングPCといえばGALLERIA!という方も多いのではないでしょうか?

洗練されたフォルムと青く縁取りされたガンメタリック塗装のケースがカッコいいですよね。

搭載されているCPUは性能とコストのバランスが優れており、ゲームだけでなく、ビジネスや動画編集にも使うことができます。また、グラボの性能もしっかり活かせるCPUなので、ボトルネックを気にせずに使えるのもいいところです。

ドスパラのPCはカスタマイズ性が高いことも特徴のひとつ。ストレージやメモリなど、ご自身のニーズに合ったPCにカスタマイズできるところもおすすめポイントです。

画質設定さえ調整すれば高いフレームレートで快適に遊ぶことができるので、フルHDで遊ぶ多くのカジュアルゲーマーの方におすすめのモデルとなっています。

GALLERIA RM7R-R46T 5700X搭載(209,979円)

GALLERIA RM7R-R46T 5700X搭載】の評価

GALLERIA RM7R-R46T 5700X搭載の評価
CPURyzen 7 5700
グラフィックRTX 4060 Ti 8GB
メモリ16GB
ストレージ500GB SSD
参考価格
(公式サイト)
169,980円
分割払いの目安
(36回分割)
約4,800円 / 月
分割手数料無料
GALLERIA RM7R-R46T 5700X搭載の性能
編集部
編集部

GPU性能が高いミドルスペックPC!

このPCは20万円前後でグラボの性能が良い、ミドルスペックのPCが欲しい人におすすめのモデルです!

CPUは「Ryzen 7 5700X」、GPUは「RTX 4060 Ti」を搭載したモデルで、コスパも良くしっかりとゲーミング性能も備わっているモデルです。20万円前後でコスパの良いPCを探している方には良い選択肢になります。

CPU・GPUの性能バランスも取れているため、ボトルネックを気にする必要がないのも良いポイントです。

ただしストレージは500GBしかないため、より快適にゲームを遊びたい方は1TB SSDへの増設がおすすめです。

NEXTGEAR JG-A7A60(179,800円)

NEXTGEAR JG-A7A60】の評価

NEXTGEAR JG-A7A60の評価
CPURyzen 7 5700X
グラフィックRadeon RX 7600 8GB
メモリ16GB
ストレージ1TB SSD
参考価格
(公式サイト)
174,900円
分割払いの目安
(36回分割)
約4,900円 / 月
分割手数料無料
NEXTGEAR JG-A7A60の性能

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冷却性能が高めの水冷クーラーを搭載したモデル!

これまで紹介してきた性能に比べてコスパが高いCPUとGPUを搭載したモデルです。

GPUにはゲーム性能とコストのバランスがいい「Radeon RX 7600」が搭載されています。フルHDでゲームを快適にプレイできるスペックなので、今作でも十分に楽しむことができるでしょう。WQHDでのプレイも可能ですが、画質やフレームレートにこだわるのであれば、パワー不足になってしまうタイトルもあります。

メモリは16GBと標準的です。ほとんどのゲームで不足することはありません。しかし、最近では32GBを推奨するゲームもあるので、余裕があれば増量もおすすめ。また、CPUクーラーは水冷式のものを搭載しています。長時間ゲームをしていても、効率的に排熱してくれるので、パフォーマンスが落ちにくいです。

NEXTGEARモデルなど、マウスコンピュータ-が販売しているPCの一番のおすすめポイントは、最初から標準で3年の保証が付いていることです。直営店や、ECサイトでしか購入できないことに不安を抱く方もいるかもしれませんが、24時間365日電話でのお問い合わせもできますので、アフターサービスの手厚さは業界随一です。

GALLERIA RM5C-76XT(212,980円)

GALLERIA RM5C-76XT】の評価

GALLERIA RM5C-76XTの評価
CPUCore i5-14400F
グラフィックRadeon RX 7600 XT 16GB
メモリ16GB
ストレージ500GB SSD
参考価格
(公式サイト)
212,980円
分割払いの目安
(36回分割)
約6,000円 / 月
分割手数料無料
GALLERIA RM5C-76XTの性能

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ゲームを楽しみたい方向けの高コスパモデル!

5位はガレリアシリーズの「GALLERIA RM5C-76XT

GPUにはVRAM容量の多い「AMD Radeon RX 7600 XT」を搭載、この価格帯では珍しい16GBのVRAMでPCのパフォーマンスをサポートします。CPUの「Core i5-14400F」との性能バランスも良く、フルHD環境では比較的多くのゲームでしっかりと高画質・高フレームレートを狙えるPCです。

今回紹介したPCの中ではずば抜けて性能が高いというわけではないものの、この20万円前後という人気の価格帯の中ではバランスが取れたPCだと言えます。

ゲーミングPCを安く購入するには

BTOメーカー各社は定期的にセールを行っているので、そのタイミングで割引されている商品、あるいは配布されるクーポンを使って購入するのが一番お得です。

特にドスパラやマウスコンピューター、ツクモは常に何かしらのセールを行っているため、そのタイミングでお得なモデルの中から選んで購入するというのもアリ。

ゲームPCラボでは各社のセール情報を定期的にまとめているので、よかったらぜひ下記の記事を覗いて見てください!

【初心者向け】ゲーミングPCを選ぶときの注意点

おすすめのゲーミングPCをいくつか紹介しましたが、初心者の方がゲーミングPCを選ぶ際に注意した方が良い点がいくつかあるためこちらも紹介します。

専門的な話をすればパーツの組み合わせなど色々な点があるのですが、今はおおむねどの通販サイトでも最低限のラインは満たしたものが販売されています。

ここでは、ゲーミングPC初心者の方に向けてまず抑えておくべき注意点として下記3点を紹介します。

ゲーミングPCを選ぶときの注意点3点
  • できるだけノート型ではなくデスクトップ型にする
  • 自分が必要としているスペックを把握する
  • 何年後に買い替えるかを想定する

とにかく「その機能は必要なのか?」あるいはその逆で「その機能は本当になくても大丈夫なのか?」ということをよく検討するようにしましょう。

より詳しくは下記のページでも詳細を解説しています。よろしければぜひご覧ください。

【初心者向け】ゲーミングPC購入時のカスタマイズについて

ドスパラやマウスでは、購入直前にパーツの増設やアップグレードを行うカスタマイズが可能です。

もちろん本体購入後に自分で安いパーツをPCに組み込むことも可能ですが、慣れないうちは店舗側で組み込んでくれる事前カスタマイズを利用することをおすすめします。

特に物理メモリやストレージなどは後で不足すると困ってしまうので、事前によく検討するようにしましょう。

最後に

今回は、『ユミアのアトリエ』の推奨スペックについて、おすすめゲーミングPCと併せて紹介しました。

今作は動作が軽いゲームなので、エントリーモデルのゲーミングPCでもそれなりに遊ぶことができます。しかし、高画質・高フレームレートで遊びたい人や、他のゲームもバリバリプレイしたい方は、今回ご紹介したPCをおすすめします。

ゲームPCラボではゲーム別の推奨スペックを定期的に発信していますので、興味のある方はぜひご覧になってみてくださいね!

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