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近年、様々なBTOメーカーからお手頃なゲーミングPCが発売されていて、ゲーミングPCでゲームを楽しんでいる人も増えてきています。
そんななか、そろそろモニターにもこだわりたいと考えていて、ゲーミングモニターを検討している人も多いのではないでしょうか?ですが、予算はそこまで無いという人も多いかと思いますので、本記事ではコスパが良い2万円以下のゲーミングモニターを紹介します。
PS5でもスペックを活かせる144Hz以上のリフレッシュレートに対応したモデルを厳選したため、ぜひ参考にしてください。

【監修者】ゲームPCラボ管理人
KUL
当時ハマっていたMMOが好きすぎてそのまま運営会社に就職、その後ゲーム内イベントの企画やデバッグ・GMなどを担当していました。今は業界から離れてしまったもののゲーム好きなのはずっと変わらず。
社会人になりたての頃に何もわからないまま購入したゲーミングPCで失敗…。最近周囲でゲーミングPCを検討する人が増えてきたこともあり、自分と同じ失敗をしてほしくないという思いからこの「ゲームPCラボ」を立ち上げました。

【執筆者】
ゲームPCラボ編集部
ゲーム好きなゲームPCラボのライターが記事の執筆を行っています!
CPUには高価格帯モデルにも搭載される「Core i7-14700F」、GPUには最新の3Dゲームも十二分に遊べる「RTX 4060 Ti 8GB」を搭載。20万円を切るモデルながらメモリ32GB、1TB SSDもしっかり搭載した高コスパモデルです。
ゲーミングモニターの価格は非常に幅広く、安いモデルは1万円台から高いモデルは10万円以上することもあります。
具体的にゲーミングモニターの価格差で、どのような違いがあるのでしょうか。
主に挙げられる違いは下記のとおりです。
- 応答速度
- パネルの種類
- リフレッシュレート
一番の違いは応答速度で、安いゲーミングモニターの場合は1ms~5msの応答速度が多いです。
一方で、高いゲーミングモニターの場合、0.5msなどの超高速の応答速度を実現していることが多いです。
また、ゲーミングモニターに使われているパネルは主にIPSパネル・TNパネル・VAパネルの3種類で、低価格帯ではこの中のTNパネルとVAパネルがよく採用されています。この2つの中でもTNパネルは特に応答速度に優れています。
高価格帯になると映像美に優れたIPSパネルが採用されていますが、本来IPSパネルは応答速度が遅いため、低価格帯でIPSパネルを採用したモデルはほとんどが応答速度が遅いというデメリットがあります。
一方、高価格帯のIPS採用モデルは、その高い技術力で1ms以下の応答速度を実現していて、これが大きな価格差の要因になっています。
ほかにも、リフレッシュレートの違いが挙げられますが、安いゲーミングモニターは75Hz~180Hzが多いなか、高いゲーミングモニターは240Hz~360Hzまで幅広く、綺麗で滑らかな映像体験を得られます。
ちなみにリフレッシュレートとは、そのモニターが1秒間に表示できる映像のコマ数を示す数値のこと。
「フレームレート(fps)」と似たような概念ですが、フレームレートは一般的にPCが1秒間に描画できる映像のコマ数という意味で使われます。詳しくは下記の記事でも解説しているので気になる方はぜひこちらもご覧ください。
ゲーミングモニターは、金額によってスペックに差があることを先述しました。
金額の相場はおおよそ3段階となっています。

安価ではあるものの商品が少なくスペックも低めな2万円以下、様々なスペックのモデルが揃っていて選びやすい2〜5万円、高いスペックでどんなゲームにも5万円以上があります。
基本的には価格が高ければ高いほど、良いスペックのゲーミングモニターが買えますが、ご自身のゲーミングPCのスペックや遊ぶゲームによって適切なゲーミングモニターのスペックは変わります。
ですので、相場で選ぶのも大切ですが、ご自身のゲーム環境を一度整理して、本当に必要なスペックのゲーミングモニターを探すといいでしょう。
ゲーミングモニターについて理解したところで、実際にコスパが良いゲーミングモニターを選ぶ時に注目したいポイントを紹介します。
- パネルの種類
- インチ数
- 解像度
- 端子の種類
- 応答速度
- その他ゲーム向けの機能が充実しているか
それぞれについて細かく解説しますので、購入の際に参考にしてみてください。
パネルの種類
低価格のゲーミングモニターでも、使用されているパネルの種類は変わらずIPSパネル・TNパネル・VAパネルの3種類ですが、先ほども触れた通り、ほとんどがTNパネルかVAパネルのどちらかです。
それぞれのパネルの主な特徴は下の表の通りです。
IPSパネル | TNパネル | VAパネル | |
---|---|---|---|
コスト | |||
応答速度 | |||
視野角 | |||
コントラスト | |||
色の正確さ |
それぞれのパネルにメリット・デメリットがありますが、コスパ重視であれば応答速度が速いTNパネルがおすすめです。映像のキレイさを求めるならコントラストの高いVAパネル搭載のゲーミングモニターがいいでしょう。
近年はIPSパネルを搭載した安価なゲーミングモニターもありますが、基本的にはIPSパネルは応答速度が遅いとされているため、選ぶ際には応答速度をチェックすることが重要です。
インチ数
ゲーミングモニターのサイズは様々ありますが、ゲーム中に隅々まで視認しやすいサイズは24~27インチと言われています。
2万円以下のコスパ重視の場合、ほとんどのモデルが21~24インチ程度となり、選択肢が狭いです。ですが、そのなかでも24インチがいくつかあるため、24インチ前後のモデルを選ぶのがおすすめです。
また、モニターアームを使うか付属のスタンドを使うかで大きく分かれますが、ゲーミング環境が省スペースの場合はモニターサイズに注意しましょう。
解像度
モニターはインチが同じでも解像度が違うと、価格だけでなく映像の綺麗さや表示領域も違います。
基本的にはフルHDがほとんどですが、高価格帯になるとWQHD(2560×1440)や4K(3840×2160)のモデルもあります。
また、フルHDでもゲームを遊ぶのであれば充分であるほか、高解像度を出力するにはゲーミングPCのスペックも高くなければいけません。そのため、コスパ重視であればフルHDのモデルがおすすめです。
端子の種類
ゲーミングモニターに搭載されている端子は主に2つで、HDMIポートとDP(DisplayPort)です。どちらもゲームに使えます。
それぞれが1つずつ搭載されているとゲーミングPCとPS5どちらも同時に接続しておけて、切り替えるだけで利用できるため便利です。

端子によっては対応しているリフレッシュレートが違うこともありますので、購入の際には注意しましょう。
応答速度
応答速度が速ければ速いほど画面の色の切り替わりが速いため、素早く色の変化に気づけます。言い換えると、ゲーム内のテクスチャや物体が動くのを速く視認できるようになります。
一般的にゲームの用途であれば6ms以下の応答速度が必要と言われていますが、リフレッシュレートによっても変わります。
また、遊ぶゲームによっても変わり、FPSなどの動きの激しいゲームや一瞬の判断が重要なゲームでは1ms前後の応答速度がおすすめです。一方で、動きの少ないゲームやRPGなどであれば、5ms以下であれば問題ありません。

2万円以下のコスパ重視のゲーミングモニターのなかにも、1ms前後の応答速度のモデルは結構あります。ぜひ今回紹介するモデルを参考にしてみてください。
その他ゲーム向けの機能が充実しているか
ゲーム向けの機能の例を挙げると、チラつきを抑えるフリッカーフリーなどがあります。今やほとんどのゲーミングモニターに搭載されている機能ですが、長時間ゲームをプレイする人にとって非常に効果のある機能です。
また、AMD FreeSyncやG-SYNCなどの映像の乱れに対する同期技術が搭載されているかも重要です。
これは、グラフィックボードのフレームレートにゲーミングモニターのリフレッシュレートを同期させることで画面のチラつきやカクつきを抑えてくれます。
この機能により、滑らかなで綺麗なゲーム体験を可能にしてくれるため、特に負荷の多いゲームを遊びたいのであればおすすめです。
KOORUI 25E3A【VAパネル・24.5インチ・180Hz・応答1ms】

180Hzの高リフレッシュレートに加え、1msの応答速度を実現したゲーミングモニターです。
2万円以下のゲーミングモニターのなかでも最上級といえるほどのスペックで、コスパ重視の人にピッタリのモデルとなっています。
HDRに対応していて、明暗がハッキリとしたダイナミックな映像を体感できるため、RPGだけでなく動きの激しいアクションゲームにも最適です。また、ブルーライトやチラつきをカットしてくれるアイケアモードが搭載されていて、長時間のゲームプレイでも安心です。
Minifire MFG24C1【VAパネル・24インチ・180Hz・応答1ms】

2万円以下で27インチ、1msの高速応答速度を実現したゲーミングモニターです。
同メーカーの別モデルと比較して購入できるのがポイントで、このモニターはIPSパネル搭載で映像美を体感できます。
他のメーカーで同等のスペックを選ぶと3万円近くするモデルが多いなか、この価格帯で実現しているため、コスパ最強といえるでしょう。また、3年間の無料修理保証があるため、もし使用中に故障してもアフターサポートがしっかりしているのもポイントです。
限られた予算のなかで最高級のスペックを追い求めるのであれば、非常におすすめのモニターです。
JAPANNEXT JN-T215FLG144FHD【TNパネル・21.5インチ・144Hz・応答1ms】

薄型でスタイリッシュなデザインのゲーミングモニターです。
DPポート1つとHDMIポート1つを搭載しており、ゲーミングPCとPS5を同時接続できるため、1枚のモニターで複数のデバイスを切り替えながら使いたい人におすすめです。
21.5インチと近年のゲーミングモニターとしては小さめではありますが、省スペースでゲームを楽しみたい人にピッタリのモデルといえます。
また、ブルーライトカット機能が搭載されているため、長時間のプレイでも目が疲れにくくなっています。
INNOCN 25G2G【IPSパネル・24.5インチ・180Hz・応答1ms】

IPSパネルを搭載し鮮やかな映像美を楽しめるうえに、リフレッシュレートも180Hzに対応したスペックの高いゲーミングモニターです。
3辺ベゼルレスでスッキリした印象で、映像への没入感を高めてくれます。また、フリッカーフリー機能とブルーライトカット機能で目に優しいのもメリットです。
HDMIとDPポートを搭載しており、どちらも最大で180Hzに対応しているため、ゲーミングPCとPS5どちらの性能も行かせます。複数のデバイスでゲームを楽しみたいに人にもピッタリです。
KTC H25T7【IPSパネル・24.5インチ・180Hz・応答1ms】

Fast IPSパネルを採用し、広視野角と高速応答を両立したゲーミングモニターです。
モニターサイズは24.5インチでゲームをするのに適度なサイズ感で、没入感と視認性どちらも高くなっています。
ゲーム向けの機能として、画面のティアリングやスタッタリングを防ぐAdaptive Syncが搭載されていて、ゲーム中の画面のチラつきを抑えてくれます。
2万円以下の価格帯では珍しい多彩な接続端子で、DPポートの他にHDMIポートが2つあるのも特徴です。
Minifire MFG24F4S【IPSパネル・24インチ・180Hz・応答5ms】

24インチモニターの中でもコスパが非常に高いゲーミングモニターで、180Hzに対応しています。
モニター裏に「スマートジョイスティックコントロール」が付いていて、直感的にモニターの設定を変更できます。
ゲーム中のチラつきを抑える機能などはなく応答速度も5msと遅めではあるため、どちらかというとRPGやストラテジーなどの動きの少ないゲームがメインで映像を楽しみたい人にピッタリです。
Minifire MFG24C1【VAパネル・24インチ・180Hz・応答1ms】

先述した同メーカーのモデルと似たスペックですが、こちらは湾曲ゲーミングモニターとなっています。
1500Rの湾曲率になっており、端から端までの視点移動が少なくなるだけでなく、ゲームへの没入感が段違いです。
モニタースタンドのネックには穴が開いていて、モニターから伸びるケーブルをひとまとめにできるため、デスク上がスッキリするのもポイントです。また、ブラックフレームの挿入やオーバードライブなどの技術により、1msの応答速度を実現しています。
そのため、一瞬の判断や操作で勝負が付くFPSゲームなどにもおすすめです。
今回は、2万円以下で買えるコスパ最強の144Hzのゲーミングモニターを紹介しました。
選択肢が少ないなか、ゲーミングモニターを初めて買う人でも安心なスペックを持つモデルがいくつも揃っています。
一方で、ガチゲーマーにとってはスペック不足になる場合もあるため、スペックとコスパどちらを優先するか、しっかり考えてから購入することをおすすめします。
本記事を参考に、ご自身にピッタリなゲーミングモニターを見つけてみてください。
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