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今回は予算10万円以下で購入できるゲーミングPCを紹介します。
低価格帯と呼ばれる予算10~20万円よりも安く、その安さが非常に魅力的なこの価格帯。一方でスペックをよく見極めて購入しないと失敗する可能性がある、注意が必要な価格帯でもあります。
20~30万円、30万円以上ともなると何を買ってもゲームが遊べないということはほとんどありませんが、この価格帯はグラフィックボードが搭載されていないケースがあるため、遊びたいゲームによっては起動すらできないケースもあります。
今回はそんな10万円以下の価格帯でゲーミングPCを購入する際の注意点や、おすすめのゲーミングPCを紹介していきます。
CPUにはハイクラスモデルにも搭載される「Core i7-14700F」、グラフィックスには最新の3Dゲームも満足に遊べる「RTX 4070 12GB」を搭載したモデル。フルHDはもちろんWQHD環境でもしっかりと動いてくれます。
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元・MMORPG GM担当
KUL
当時ハマっていたMMOが好きすぎてそのまま運営会社に就職、その後ゲーム内イベントの企画やデバッグ・GMなどを担当していました。今は業界から離れてしまったもののゲーム好きなのはずっと変わらず。
社会人になりたての頃に何もわからないまま購入したゲーミングPCで失敗…。最近周囲でゲーミングPCを検討する人が増えてきたこともあり、自分と同じ失敗をしてほしくないという思いからこの「ゲームPCラボ」を立ち上げました。
今回紹介するおすすめゲーミングPCの1~4位の結果です。
↓のタブから管理人がおすすめする「おすすめ順」と、価格重視の「安い順」で並び替えることができます。
順位 | 製品名 | 購入リンク | 参考価格 | CPU | グラフィック | メモリ | ストレージ | CPUクーラー | カスタマイズ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Lightning AT5 | 公式サイト | 89,980円 | Ryzen 5 4500 | RTX 3050 6GB | 16GB | 500GB SSD | 空冷 | 可 | |
AeroSlim RS5A-A222B/SP1 | 公式サイト | 89,980円 | Ryzen 5 5600G | Radeon Graphics | 16GB | 1TB SSD | 空冷 | 不可 | |
mouse MH-A5U01 | 公式サイト | 99,800円 | Ryzen 5 5500GT | Radeon Graphics | 16GB | 500GB SSD | 空冷 | 可 | |
AeroStream RM5A-A222/B | 公式サイト | 76,800円 | Ryzen 5 5600G | Radeon Graphics | 8GB | 500GB SSD | 空冷 | 可 |
順位 | 製品名 | 購入リンク | 参考価格 | CPU | グラフィック | メモリ | ストレージ | CPUクーラー | カスタマイズ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
AeroStream RM5A-A222/B | 公式サイト | 76,800円 | Ryzen 5 5600G | Radeon Graphics | 8GB | 500GB SSD | 空冷 | 可 | |
Lightning AT5 | 公式サイト | 89,980円 | Ryzen 5 4500 | RTX 3050 6GB | 16GB | 500GB SSD | 空冷 | 可 | |
AeroSlim RS5A-A222B/SP1 | 公式サイト | 89,980円 | Ryzen 5 5600G | Radeon Graphics | 16GB | 1TB SSD | 空冷 | 不可 | |
mouse MH-A5U01 | 公式サイト | 99,800円 | Ryzen 5 5500GT | Radeon Graphics | 16GB | 500GB SSD | 空冷 | 可 |
おすすめゲーミングPCの詳細をすぐに知りたい方はこちらからすぐに確認できます!
この価格帯のPCを買う際にはいくつか注意が必要です。
他の価格帯に比べて圧倒的な安さが魅力的ではありますが、新品で「10万円未満のゲーミングPC」があまり販売されていないことからも、いわゆる「ゲーミングPC」を販売するには難しい価格帯でもあります。
金額の安さだけに引かれて購入すると後悔してしまう可能性があるので、購入前に注意点を一緒に確認していきましょう!
グラボを搭載したPCは少ない
まず、10万円未満のPCはほとんどのモデルがグラフィックボードを搭載していません。
「グラボを搭載していない」ということは、映像処理能力は低いということです
この価格帯のPCは、基本的にグラフィックボードではなくCPUの中のGPU、いわゆる「内蔵GPU」と呼ばれるものが映像処理を担っていることがほとんどです。そのため今回紹介するおすすめのPCも「内蔵GPU」タイプが多めです。
グラフィックボードが積まれている「ゲーミングPC」を求めている方は、そもそもこの価格帯での選択肢が非常に少ないことを認識しておく必要があります。
グラボを積んでいないモデルで最新の3Dゲームを遊ぶのは厳しい
また、グラフィックボードを積んでいないPCでは最新の3Dゲームはほとんど遊べないという点にも注意が必要です。
最新のゲームの中でもかなり軽い部類に入るVALORANTでさえ、満足に遊ぶためにはグラフィックボードが必要です。今回紹介する内蔵GPUタイプのモデルでも一応60fpsは出るとされていますが、最大60fpsしか出ない環境ではシーンによって大きなカクつきが生じるため、FPSを遊ぶ上ではかなり不安の残る性能と言わざるを得ません。
1人プレイならまだしも対戦ゲームなのでフレームレートが低いと味方にも迷惑がかかってしまいます…
動作の軽い古いゲームやSteamのゲームなら十分に遊べる
一方で、Steamのインディーゲームや古いMMORPGなどであれば十分にプレイ可能です。
たとえば、老舗MMO RPGの「眠らない大陸クロノス」や「RED STONE」などは今の内蔵GPUの性能であれば十分に推奨スペックを上回っています。
また、「Minecraft」や「Terraria」などのサンドボックス、「Muse Dash」などの音ゲー、「クロノトリガー」などのコンシューマーから移植された昔のゲームなども内蔵GPUで十分にプレイ可能です。
結局のところは、自分が遊びたいゲームの推奨スペックさえ満たしていれば、この10万円未満の価格帯でも十分に満足な買い物ができるということになります。
だからこそ、この価格帯は何よりも事前に遊びたいゲームの推奨スペックを把握しておくことが重要になります。もし推奨スペックの調べ方に不安のある方は下の記事をご覧ください!
そもそも内蔵GPUの「ゲーミングPC」ってアリ?
遊びたいゲームによってはアリだと思っています。
近年、CPUの性能も上がってきており、内蔵GPUだけで遊べるSteamのゲームも増えてきました。PCでゲームを遊ぶための条件として「グラフィックボード」も必須ではなくなってきており、「ゲーミングPC」と「通常のPC」の境目も非常にあいまいになってきました。
そこで、今回の記事では10万未満という超低価格帯を扱うということも踏まえ、動作の軽いPCゲームが遊べる内蔵GPUのPCも含めて「ゲーミングPC」としました。
とはいえ、新作のオンラインゲームや対戦型のPCゲームを遊ぶのなら、やはりグラフィックボードを搭載していないPCは非常に厳しいです。Apex、VALORANTなどの動作が軽めのゲームであっても内蔵GPUだけでは推奨スペックを超えられないので、そういった本格的なPCゲームを遊びたい方は今回の1位のPCもしくは予算を上げて10~20万円のPCを選ぶことをおすすめします。
グラボを積んでないと「ゲーミングPC」じゃないという方は予算10~20万円以上を見ることをおすすめします…
それでは、これまでの説明を踏まえてゲームPCラボがおすすめするゲーミングPC4選を紹介します!
Lightning AT5(89,980円)
【Lightning AT5】の評価
CPU | |
グラフィック | |
メモリ | |
価格 | |
コスパ |
CPU | Ryzen 5 4500 |
グラフィック | GeForce RTX 3050 6GB |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 500GB SSD |
参考価格 (公式サイト) | 89,980円 |
分割払いの目安 (30回分割) | 約3,100円 / 月 (分割手数料無料) |
- 10万円未満でRTXシリーズのグラボが乗ったPCが買える!
- ApexやVALORANTなどの推奨スペックも超えているのでPCゲームにおすすめ
- 画質を下げれば他の新しい3Dゲームも比較的遊べる性能
基本的に10万円未満のゲーミングPCは性能が厳しいですが、その中で一番おすすめなのがこのモデル。
10万円未満ながらRTX 3050を搭載しており、比較的新しい3Dゲームもそこそこの画質でプレイ可能です。予算10万円でApexやVALORANTなどのFPSを考えるならこのPC一択と言えます。
モニターの解像度はフルHDがおすすめ!それを超える解像度は厳しい…
AeroSlim RS5A-A222B/SP1(89,980円)
【AeroSlim RS5A-A222B/SP1】の評価
CPU | |
グラフィック | |
メモリ | |
価格 | |
コスパ |
CPU | Ryzen 5 5600G |
グラフィック | Radeon Graphics |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 1TB SSD |
参考価格 (公式サイト) | 89,980円 |
- この価格帯では珍しい1TBのSSD搭載でストレージには少し余裕あり!
- グラフィックボードは搭載していないモデル
- 最新の3Dゲームは苦手でもSteamの軽めのインディーゲームなら余裕のスペック
この価格帯ではあまりないストレージに1TB SSDが搭載されているモデルです。
まず大前提として1位のPCがゲーミングPCとしては一番おすすめですが、遊びたいゲームの推奨スペックによってはストレージが多いこのモデルもおすすめできるかもしれません。少し古いMMOなどでも意外とストレージの容量を食うことがあるのでやはり容量多めのSSDは嬉しい。
また、こちらのPCもCPU・物理メモリともに標準的なレベルなので軽いゲームはもちろん日常使いにも便利なスペックです。
なお、この2位以降はグラフィックボードを搭載していないので3Dゲームは少し厳しめ…。
本体がすごく小さいのも特徴的!横幅は約10cm、2Lペットボトルくらいの幅なので超省スペースです!
mouse MH-A5U01(99,800円)
【mouse MH-A5U01】の評価
CPU | |
グラフィック | |
メモリ | |
価格 | |
コスパ |
CPU | Ryzen 5 5500GT |
グラフィック | Radeon Graphics |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 500GB SSD |
参考価格 (公式サイト) | 99,800円 |
- 無線LANモジュール搭載でwifi接続も可能!
- 最新の3Dゲームは苦手でもSteamの軽めのインディーゲームなら余裕のスペック
- サポートの手厚いマウス製!PCの設定・設置に不安な初心者にもおすすめ!
こちらのモデルはwifi接続が可能なモデルです。
有線のみの場合、PCを設置する際にLANケーブルの配線で悩むことがありますが、こちらは無線なのでその点は非常にラクラク。
また、マウスは24時間サポート窓口もあるのでPCの設定や設置に不安なPC初心者の方にもおすすめです。
言うまでもなくFPSなどの3Dゲームはちょっと難しい…
AeroStream RM5A-A222/B(76,800円)
【AeroStream RM5A-A222/B】の評価
CPU | |
グラフィック | |
メモリ | |
価格 | |
コスパ |
CPU | Ryzen 5 5600G |
グラフィック | Radeon Graphics |
メモリ | 8GB |
ストレージ | 500GB SSD |
参考価格 (公式サイト) | 76,800円 |
- 今回紹介するPCの中では最安の7万円台!
- 必要最小限なので遊びたいゲームがはっきりしている場合はおすすめ
今回おすすめするPCの中では最安のモデルです。
ただ、物理メモリも8GBとかなり控えめな性能となっているので、遊びたいゲームの推奨スペックが上回っているかの検討は必須です。
推奨スペックが上回っていればコスパは最高!
ゲーミングPCを選ぶ際の注意点を紹介します。
専門的な話をすればパーツの組み合わせなど色々な点があるのですが、今はおおむねどの通販サイトでも必要なラインを満たしたものが販売されています。ここでは、ゲーミングPC初心者の方に向けて、基本的な注意点として下記3点を紹介します。
- ノート型ではなくデスクトップ型にする
- 自分が必要としているスペックを把握する
- 何年後に買い替えるかを想定する
とにかく「その機能は必要なのか?」あるいはその逆で「その機能は本当になくても大丈夫なのか?」ということをよく検討するようにしましょう。詳しくは下記のページでも詳細を書いていますのでよろしければご覧ください!
ゲーミングPCはこれを間違えると後悔する!? 初心者のPC選びの注意点3点BTOパソコンの場合は購入する直前にパーツの増設やアップグレードをすることができます。
今回で言うと、「AeroSlim RS5A-A222B/SP1」以外はストレージやメモリの増設が可能です。とはいえ、なるべく費用を抑えるためにこの価格帯を選んでいることかと思いますので、もし節約するのであれば自分でパーツを購入してセットするのが最も安上がりです。
ただ、PCに慣れないうちは店舗側で組み込んでくれるカスタマイズを利用することをおすすめします。
この価格帯であれば物理メモリは十分だと思いますが、ストレージは場合によっては不足する可能性があるので、事前によく検討するようにしましょう。
ゲーミングPC購入時のカスタマイズのコツ14選!おすすめオプション(グリス・メモリ増設・保証など)を解説!今回は10万円未満のゲーミングPCを紹介しました。
この価格帯はグラボが積まれているいわゆる「ゲーミングPC」からは少し外れたものが多いですが、遊びたいゲームによっては必要最小限の一番コスパの良いものを選べる可能性があるラインです。
「ゲーミングPCを買いたい」というとよく「最低でも20万円以上」と言われることがありますが、それはその人が遊びたいゲームを考慮していないあくまでも「万人におすすめできる価格帯」です。
たとえば、遊びたいゲームはMinecraftだけという方であれば20万円台のPCを購入する必要はありませんし、それは必要以上の性能を持った無駄な買い物になってしまう可能性があります。
ゲーミングPCを買うときは、あくまでも自分が遊びたいゲームと、遊びたいゲームの推奨スペックを基準に考えるようにすることをおすすめします。これさえ間違えなければゲーミングPCで後悔することはなくなるはずです。
あなたにぴったりのゲーミングPCが見つかって、あなたのゲームライフがより良いものになることを願っています。
CPUにはハイクラスモデルではおなじみ「Core i7-14700F」、グラフィックスには「RTX 4070 Ti SUPER 」と、WQHDはもちろん、4Kでのプレイも視野に入るほどハイスペックな構成!
30万円を超えるため予算に余裕のある方向けではあるものの、コスパも非常に良くまとまっており、性能の良いゲーミングPCが欲しい方には一番おすすめできるモデルです。
CPUには「Ryzen 7 5700X」、グラフィックスには最新の3Dゲームも十二分に遊べる「GeForce RTX 4060 Ti」を搭載したモデル。フルHDで遊ぶならこのモデルがコスパ良!
ゲーミングPC初心者の方はもちろん、ゲーミングPCを買い替える脱初心者の方にもおすすめできるイチ押しモデルです!
ゲームに必要な周辺機器計7点がセットになったモデル。周辺機器を揃えるとなると安くてもPC本体の他に2~3万円程度が追加でかかりますが、それらが全部いっぺんに揃います!
CPUには「Core i5-14400F」、グラフィックスには「GeForce RTX 4060 Ti」を搭載。最新の3Dゲームも十分に遊べるスペックです。