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2020年にサービス開始されたFPS「VALORANT」。現在も多くのストリーマーやVTuberが配信上でプレイしており、FPSジャンルに属する数あるゲームの中でも際立った人気を誇っています。
今回はそんな「VALORANT」をPCでプレイするために必要なゲーミングPCの性能やおすすめのモデルを紹介いたします。
これからFPSデビューをしたいと考えている方やゲーミングPCを新調したいという方に向けて、なるべく分かりやすく解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
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元・MMORPG GM担当
KUL
当時ハマっていたMMOが好きすぎてそのまま運営会社に就職、その後ゲーム内イベントの企画やデバッグ・GMなどを担当していました。今は業界から離れてしまったもののゲーム好きなのはずっと変わらず。
社会人になりたての頃に何もわからないまま購入したゲーミングPCで失敗…。最近周囲でゲーミングPCを検討する人が増えてきたこともあり、自分と同じ失敗をしてほしくないという思いからこの「ゲームPCラボ」を立ち上げました。
この記事では、「VALORANT」を遊ぶために必要な推奨動作環境を下記の2つに分けて解説します。
「公式サイトとは違う推奨動作環境があるの?」と思った方もいると思います。
実は、公式サイトで公開されている推奨動作環境に性能を揃えてしまうと実際のプレイでは少し支障が出てしまうことも……。
VALORANTは基本的にトゥーン調のビジュアルで、描画負荷はそれほど高くないゲームです。むしろ近年のPCゲームとしてはびっくりするくらい軽い部類に入ります。
とはいえ性能が低すぎると、複数人での激しい撃ち合いやエフェクトが多く重なる場面で画面のカクつきが生じることもあり得ます。
基本的に水や光、霧・モヤなどの表現が多いほどPCのパワーが必要となります!
ゲームPCラボでは、そういった問題が起こることのないよう、ゲーマーの管理人が公式サイトの基準にこだわらない独自の推奨動作環境を作成して公開しています。
今回もそれと併せてコスパの高いおすすめのゲーミングPCもいくつか紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
VALORANT公式WEBサイトで公開されている推奨動作環境は下記の通りです。
目指すフレームレートによって3パターンが公開されていますが、今回は144fpsのものを見ていきます。
OS | Windows: 10 (Build 19041+) または 11 64bit |
CPU | Intel i5-9400F 2.90GHz (Intel) Ryzen 5 2600X (AMD) |
GPU | GTX 1050 Ti Radeon R7 370 |
物理メモリ | 4GB |
率直に言うと、VALORANTは「ハイエンドスペック」とされる環境でも要求スペックはかなり低めで、これは5年以上前のゲーミングPCでも容易に達成できるような水準です。
また、上の表には記載していませんが、公式サイトの記載によると「最低動作環境」を満たすだけであれば、グラフィックボードさえも不要なようです。
「Apex Legends」も動作の軽いFPSですが、さすがにグラフィックボードの指定はあります。そう考えるとヴァロは本当に軽い……
とはいえ、VALORANTは個人戦ではなくチーム戦のゲーム。極端に性能が低いPCで戦うことは、チーム全体の勝率を下げることにも繋がります。
実力以外の部分で勝率を下げることのないように、やはり最低でも120fps以上は確保しておきたいところです。
FPSをプレイするのであれば最低でも120、できれば144fpsはほしいかも……
それを踏まえて、ゲームPCラボの提唱するオリジナルの推奨動作環境が下記の通りとなります。
ゲームPCラボ推奨動作環境
OS | 64ビット版Windows 10 以上 |
CPU | Intel Core i5-9600 以上 Ryzen 5 2600 以上 |
GPU | GeForce GTX 1060 以上 |
物理メモリ | 8GB 以上 |
ストレージ | 20GB以上の空きのあるSSD |
上記を超えていれば144fpsは余裕をもって確保可能、むしろそれ以上も出せるような性能だと思います。
現在販売されているゲーミングPCは、CPUもIntelなら13世代以上の13000番台、グラボもGTX4000番台が主流です。正直なところ、何も考えなくとも最近のゲーミングPCを購入すれば推奨動作環境は超えられるレベルです。
CPUもグラフィックボードも、基本的には数字が大きければ性能が高いと考えてOKです!
さて、上記を踏まえてここからは実際にVALORANTのプレイにおすすめのゲーミングPC、特にコスパの良いものを紹介していきます。
今回紹介するおすすめゲーミングPCの一覧です。
ゲームPCラボおすすめゲーミングPC 比較表
管理人がおすすめする「おすすめ順」と価格が「安い順」で並び替えることができます。
順位 | 製品名 | 購入リンク | 参考価格 | CPU | グラフィック | メモリ | ストレージ | CPUクーラー | カスタマイズ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
GALLERIA RM5R-66 | 公式サイト | 122,980円 | Ryzen 5 4500 | Radeon RX 6600 8GB | 16GB | 500GB SSD | 空冷 | 可 | |
G-GEAR GA7A-D230BN/CP3 | 公式サイト | 169,980円 | Ryzen 7 5700X | RTX 4060 Ti 8GB | 16GB | 1TB SSD | 空冷 | 不可 | |
Lightning AT5 | 公式サイト | 89,980円 | Ryzen 5 4500 | RTX 3050 6GB | 16GB | 500GB SSD | 空冷 | 可 | |
NEXTGEAR JG-A5G60 (スターター5点セット) | 公式サイト | 169,900円 | Ryzen 5 4500 | GeForce RTX4060 | 16GB | 500GB SSD | 空冷 | 可 | |
GALLERIA RM5R-R35 | 公式サイト | 119,980円 | Ryzen 5 4500 | RTX 3050 6GB | 16GB | 500GB SSD | 空冷 | 可 |
順位 | 製品名 | 購入リンク | 参考価格 | CPU | グラフィック | メモリ | ストレージ | CPUクーラー | カスタマイズ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Lightning AT5 | 公式サイト | 89,980円 | Ryzen 5 4500 | RTX 3050 6GB | 16GB | 500GB SSD | 空冷 | 可 | |
GALLERIA RM5R-R35 | 公式サイト | 119,980円 | Ryzen 5 4500 | RTX 3050 6GB | 16GB | 500GB SSD | 空冷 | 可 | |
GALLERIA RM5R-66 | 公式サイト | 122,980円 | Ryzen 5 4500 | Radeon RX 6600 8GB | 16GB | 500GB SSD | 空冷 | 可 | |
NEXTGEAR JG-A5G60 (スターター5点セット) | 公式サイト | 169,900円 | Ryzen 5 4500 | GeForce RTX4060 | 16GB | 500GB SSD | 空冷 | 可 | |
G-GEAR GA7A-D230BN/CP3 | 公式サイト | 169,980円 | Ryzen 7 5700X | RTX 4060 Ti 8GB | 16GB | 1TB SSD | 空冷 | 不可 |
似たような価格帯のおすすめゲーミングPCもあります!気になる方は下記へ!
GALLERIA RM5R-66(122,980円)
【GALLERIA RM5R-66】の評価
CPU | |
グラフィック | |
メモリ | |
価格 | |
コスパ |
CPU | Ryzen 5 4500 |
グラフィック | Radeon RX 6600 8GB |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 500GB SSD |
参考価格 (公式サイト) | 122,980円 |
分割払いの目安 (36回分割) | 約3,500円 / 月 (分割手数料無料) |
- 性能がVALORANTを遊ぶ上ではピッタリのちょうどいいレベル
- オーバースペックにならないコスパ良モデル
- 他のPCゲームもそれなりに遊べる性能のGPU
- 最新のゲームを高画質で遊ぶには少し不安のあるスペック
- VALORANTにはちょうど良いが、悪く言えば中途半端な性能
VALORANTを遊ぶことに特化するのであればこのPCが一番おすすめ。
どちらも推奨スペックを大きく上回っており、ほぼ問題なく144fps張り付きでのプレイが可能な水準です。他のPCゲームも、最高設定まではいかずともそれなりの画質でプレイ可能なのが大きなメリットです。ただ、基本的にはフルHD解像度でのプレイが前提となります。
VALORANTで遊ぶことに関してはコスパの良いモデルですが、広い目で見ると少し中途半端な性能とも言えます。プラス数万円乗せると、最新のゲームもそれなりに遊べるRTX4060が搭載されたモデルが出てくるため、予算がある場合はそちらにした方が普段のプレイで困ることも少なくなります。
ヴァロに限定して評価するか、PCゲーム全般を見据えて評価するかで、評価が大きく変わってくるモデルです
G-GEAR GA7A-D230BN/CP3(169,980円)
【G-GEAR GA7A-D230BN/CP3】の評価
CPU | |
グラフィック | |
メモリ | |
価格 | |
コスパ |
CPU | Ryzen 7 5700X |
グラフィック | GeForce RTX 4060 Ti 8GB |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 1TB SSD |
参考価格 (公式サイト) | 164,980円 |
- RTX4060 Ti搭載で10万円台のPCの中では映像処理性能が高め
- VALORANTに限らず他のPCゲームも高設定で遊べる性能
- SSDが1GBなので他のモデルと比べて容量に困りにくい
- VALORANTだけ遊ぶには少しオーバースペック
- 単体で約17万円なので周辺機器もゼロから集める場合は予算20万円台も見えてくる
ゲーミングPCを買うならこれくらいの性能があると安心ということで、こちらのモデルを2位にしました。
GPUには「RTX 4060 Ti」を積んでいるので、フルHD解像度ならほとんどのゲームが高い画質設定で遊べるほか、ちょっとした動画配信にも耐えられるようなモデルです。
10万円台で検討していて、少し予算に余裕のある方はこちらもおすすめです。
将来的に他のゲームへ移住することになった場合でも十分対応できるような余裕のあるスペックになっています。
Lightning AT5(89,980円)
【Lightning AT5】の評価
CPU | |
グラフィック | |
メモリ | |
価格 | |
コスパ |
CPU | Ryzen 5 4500 |
グラフィック | GeForce RTX 3050 6GB |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 500GB SSD |
参考価格 (公式サイト) | 89,980円 |
分割払いの目安 (30回分割) | 約3,100円 / 月 (分割手数料無料) |
- とにかく安い90,000円を切る価格
- VALORANTだけ遊ぶなら推奨スペックを十分に上回っているのでアリ
- 他のガレリアPCと比べて寸法も小さく、重量も軽め
- 価格相応の性能でスペックは決して高いとは言えない
- 最新のゲームはゲーム内設定を落とさないとプレイできないこともある
VALORANTをやるためにとにかく安いゲーミングPCが欲しい方はこちら。
10万円台を割る価格ですが、VALORANTであればこれでも問題なく遊べます。
メモリやストレージも最低限欲しいラインはクリアしており、「価格を抑えてまずはVALORANTデビューしたい!」という方にはもってこいのモデルとなっています。
5位のPCとスペックや搭載パーツがほぼ同じものですが、こちらは本体の大きさと重さが小さめなのが特徴的。あまり置き場所のスペースを取れない方、重いものを動かすのがイヤな方はこちらが向いています。
一方でスペックは決して高くないので、フルHDを超える解像度でのプレイや、ゲーム配信などには不向きです。
NEXTGEAR JG-A5G60(169,900円)
【NEXTGEAR JG-A5G60】の評価
CPU | |
グラフィック | |
メモリ | |
価格 | |
コスパ |
CPU | Ryzen 5 4500 |
グラフィック | RTX 4060 8GB |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 500GB SSD |
参考価格 (マウス公式サイト) | 169,900円 |
分割払いの目安 (24回分割) | 約7,000円 / 月 (分割手数料無料) |
- ディスプレイを含むゲームに必要な機器が揃うので他に費用がかからない
- RTX4060搭載で他のゲームも遊びやすい性能
- サポートの手厚いマウスコンピューター製なので初心者にもおすすめ
- サポートが厚いためかコスパで考えると「少し良い」くらいのもの
- すでに周辺機器を持っている場合はお得さがない
こちらはゲーミングPC本体の他に周辺機器一式がついてくるセット商品です。
VALORANTはそこまでPCの性能を求められないため本体は10万円台でも十分ですが、周辺機器を揃えるとなると結局総額では20万円台に乗ってしまうことも。
こちらはそんな周辺機器のディスプレイ、マウス、キーボード、ヘッドセット(Amazon.comで購入すると合計約45,000円)が付いてくるセットになっています。
逆算すると本体価格は12万で、極端にコスパが良いというわけではないですが、ゲーミングPC購入を機に一式を揃えたい方にはこちらも非常におすすめです。
別々で頼むとそれぞれの到着が少しでもズレたときにPCが使えなくなるので、一式で揃えられるというのは結構なメリットにもなります
GALLERIA RM5R-R35(119,980円)
【GALLERIA RM5R-R35】の評価
CPU | |
グラフィック | |
メモリ | |
価格 | |
コスパ |
CPU | Ryzen 5 4500 |
グラフィック | GeForce RTX 3050 8GB |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 500GB SSD |
参考価格 (公式サイト) | 119,980円 |
- 価格が安い
- ガレリアのPCケースが使えるものとしては最安ラインのモデル
- 価格はほぼ同等の性能の「Lightning AT5」の方が安い
性能は「Lightning AT5」とほぼ変わらないですが、こちらはPCケースがガレリアのものになっています。
少し金額は高いですが、見た目が他のガレリアPCと同様のケースになるのでビジュアルにもこだわりたい方にはおすすめです。また、ガレリアのケースは前面にUSBポートが多めに配置されているので見た目以上に利便性も高めです。
ただ、その分PC本体の寸法と重さは「Lightning AT5」よりも大きめ。「Lightning AT5」は7kgですがこちらは14kgと約2倍、寸法も全体的にひと周り以上は大きいイメージです。
搭載パーツや性能はほぼ同等なのであとは好みですが、こちらの方が金額が高いのが少しネックです。
VALORANTは近年のFPSとしてはかなり軽めで、ゲーミングPC初心者の方やあまりハイスペックのPCを持っていない方でも比較的気軽にプレイ可能なゲームです。
なお、今回ご紹介したゲーミングPCはVALORANTだけでなくApex Legendsの推奨環境も満たしています。4K画質などへのこだわりがなければ他にもプレイできるゲームが他にも多くありますので、新しくゲーミングPCを購入される方は、ぜひこれを機に他のゲームにも挑戦してみるのもおすすめです。
とはいえ10万円台前半のゲーミングPCはあまり性能に過信はできないもの。予算があれば10万円台後半~20万円台のPCを選ぶのが一番のおすすめです。
これからはじまるあなたの新しいゲームライフが良いものになることを願っています。
CPUにはハイクラスモデルではおなじみ「Core i7-14700F」、グラフィックスには「RTX 4070 Ti SUPER 」と、WQHDはもちろん、4Kでのプレイも視野に入るほどハイスペックな構成!
30万円を超えるため予算に余裕のある方向けではあるものの、コスパも非常に良くまとまっており、性能の良いゲーミングPCが欲しい方には一番おすすめできるモデルです。
CPUには「Ryzen 7 5700X」、グラフィックスには最新の3Dゲームも十二分に遊べる「GeForce RTX 4060 Ti」を搭載したモデル。フルHDで遊ぶならこのモデルがコスパ良!
ゲーミングPC初心者の方はもちろん、ゲーミングPCを買い替える脱初心者の方にもおすすめできるイチ押しモデルです!
ゲームに必要な周辺機器計7点がセットになったモデル。周辺機器を揃えるとなると安くてもPC本体の他に2~3万円程度が追加でかかりますが、それらが全部いっぺんに揃います!
CPUには「Core i5-14400F」、グラフィックスには「GeForce RTX 4060 Ti」を搭載。最新の3Dゲームも十分に遊べるスペックです。