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ゲーミングPCの性能を測る手段のひとつに「ベンチマークソフト」があります。
PCゲームの多くは公式サイト上で推奨動作環境が公開されていますが、必ずしもこの通りのスペックにすれば快適に動かせるというわけではありません。そのため、実際には推奨動作環境よりも少し上のスペックのゲーミングPCを用意しておく方が良いとされています。
そんな中で役に立つのが、今回紹介する「ベンチマークソフト」。
今回は実際にどういったベンチマークソフトが現在公開されているのか、実際に管理人が使用しているゲーミングPCのベンチマーク結果と併せてご紹介していきます。

ゲームPCラボ管理人
KUL
当時ハマっていたMMOが好きすぎてそのまま運営会社に就職、その後ゲーム内イベントの企画やデバッグ・GMなどを担当していました。今は業界から離れてしまったもののゲーム好きなのはずっと変わらず。
社会人になりたての頃に何もわからないまま購入したゲーミングPCで失敗…。最近周囲でゲーミングPCを検討する人が増えてきたこともあり、自分と同じ失敗をしてほしくないという思いからこの「ゲームPCラボ」を立ち上げました。

Intel製のAI CPU「Core Ultra 5 250K Plus」とNVIDIA製GPU「RTX 5070 12GB」を採用した、いまイチ押しのおすすめモデル!
水冷クーラー搭載で冷却性能も上々、Bluetooth内蔵でワイヤレス機器の接続も簡単、がっつりゲームを遊びたい方におすすめの一台です。
まずは用途別におすすめのベンチマークソフトを紹介します。

だいたい下記のどれかを選べば間違いないと思います。
| 目的 | おすすめソフト |
|---|---|
| ゲーム性能をしっかり見たい! GPUの性能を計測したい! | 3DMark |
| 手軽に性能を計測したい! | FF14ベンチマーク |
| CPUの性能を計測したい! | Cinebench |
| とにかく重いのを試してみたい! | 黒神話:悟空 |
3DMark
ベンチマークソフトとしてよく使われるのがこちらの「3DMark」です。YouTubeや各種個人サイトをはじめ、あのドスパラも製品ページでこの「3DMark」のスコアをベンチマークとして活用しています。
ゲーム系のベンチマークソフトは一定のスペックを超えると差が小さくなっていきますが、こちらはガチガチに重めの動作テストができるのでしっかりPCスペックを計測できるのが良いところ。多くの人がスコアを公開しているため、自分のPCが世間的に見てどれくらいの性能なのかを把握しやすいという利点もあります。シンプルにPCの性能を測りたい場合、これで確かめるのが無難。
唯一の難点は、steamからダウンロードすることになるため別途steamのアカウントが必要ということくらいでしょうか。
私も試しに自分のPCで「Steel Nomad」を試してみました。
インストール後に起動して開始するとかなり重量級の映像が流れはじめます。最高でも40fpsくらいしか出ないような映像に、不安な気持ちが大きくなっていましたが……最終結果は下図の通り。

スコアは3925で「非常に良好」、その下の数値を見ると計測時点では同等スペックモデルの平均値も少し超えていたみたいです。これくらいのスコアが出ていれば、だいたい私のPCと同じくらいのスペックということになります。もし同等ラインのゲーミングPCが欲しいなら今は予算20~30万円くらいといったところでしょうか。
ちなみに3DMarkは他の人とのスコア比較もしやすいので、高みを目指したい方にもおすすめです。

ちなみに3DMarkにはランキングもあります。性能の限界に挑戦したい方はぜひ。
FINAL FANTASY XIV(FF14)
| 計測スコア | 動作イメージ |
|---|---|
| 15,000~ | 非常に快適 |
| 11,000~14,999 | とても快適 |
| 8,000~10,999 | 快適 |
| 6,000~7,999 | やや快適 |
| 4,000~5,999 | 普通 |
| 2,000~3,999 | 設定変更を推奨 |
| 1,000~1,999 | 設定変更が必要 |
| 1,000未満 | 動作困難 |
FF14から発表されているベンチマークソフトです。ゲーミングPCを持っている方であれば一度は試したことがあるのではないでしょうか。
FF14の最新パッチ「黄金のレガシー」が遊べるかどうかを調べるベンチマークソフトではありますが、PCのスペックを調べるためにもよく使われています。ゲーム系のベンチマークソフトといったらまずこれといった印象。
試しに私がいま使用しているゲーミングPCでもスコアをチェックしてみたところ、最終スコアは22138で「非常に快適」という結果になりました。


FF14のベンチマークは「スコア15000」以上であれば非常に快適に遊べるそうです! この感じであれば予算20万円のPCなら普通に動かせそう。
Cinebench
こちらは画像のレンダリングを通じてPCの性能を測る「Cinebench」です。GPUとCPUの性能を測定できるのですが、CPUはマルチコアとシングルコアでそれぞれ計測されるのが特徴的です。
ちなみに「Cinebench」の読み方はシネベンチ。「Cinema 4D」というグラフィックソフトのレンダリングエンジンを活用したベンチマークソフトなので「シネベンチ」と読むそうです。なお、こちらも使う前に別途アカウントの作成が必要です。
私もまったく使ったことがなかったのですがこれを機に実際に試してみました。

それぞれ他の人の計測結果と比較ができ、自分のPCが周りの人と比べてどれくらいの性能なのかが分かるようです。
MP Ratioというのはマルチコアの性能をシングルコアの性能で割った値です。簡単に言うと、この数値が高いほどCPU全体で動いたときのパフォーマンスが高いということになります。

ちなみに、他のソフトと違って個々で性能を測っていくため10分×3セットの計30分が測定時間としてかかりました…少し時間がかかるので注意です。
黒神話:悟空
最高設定はなかなかの重さを誇る「黒神話:悟空」のベンチマークです。モンハンワイルズと同様にフレーム生成前提かも。
すべてを最高クラスの設定にするとバチボコに重い環境でテストを行うことができるのが面白いところ。とくにフレーム生成を切るとかなりの負荷をかけることが可能。
とはいえ、ゲームの推奨スペックは「RTX2060」なので、最高設定にこだわらなければ、それなりのスペックでも十分に遊べるゲームでもあります。ためしに私のPCでテストをしてみた結果が下記の通り。


私のPCだと「平均89fps」の判定となりました。最高設定+フルレイトレON+フレーム生成でこれくらいなので意外とがんばってる!
FINAL FANTASY XV (FF15)
| 計測スコア | 動作イメージ |
|---|---|
| 12,000~ | 非常に快適 |
| 9,000~11,999 | とても快適 |
| 6,000~8,999 | 快適 |
| 4,500~5,999 | やや快適 |
| 3,000~4,499 | 普通 |
| 2,500~2,999 | やや重い |
| 2,000~2,499 | 重い |
| 0~1,999 | 動作困難 |
FF15からもベンチマークソフトが発表されています。URLがいまだにhttps化されていないので、ブラウザによっては危険サイト扱いされますが、ちゃんと公式のベンチマークソフトです。
FF15は発表当初映像の綺麗さが話題になったということもあり、PC版も比較的推奨スペックが高め。少し重たいゲームのベンチマークを試してみたい場合におすすめです。
私のPCではこちらのスコアは16428、こちらも問題なく動きそうです。


FF15はスコア12000以上が「快適に遊べる」環境だそうです。WQHD解像度にするともしかしたら12000は割ってしまうかも。WQHDで遊ぶなら予算20~30万円のPCがおすすめ。
PHANTASY STAR ONLINE 2 NEW GENESIS
| 計測スコア | 動作イメージ |
|---|---|
| 10,001~ | 快適に動作 |
| 5,001~10,000 | 標準的な動作が可能 |
| 0~5,000 | 設定の調整が必要 |
老舗ゲームPSO2の続編、「NEW GENESIS」のベンチマークソフトです。
私も一時期PSO2はプレイしていましたが、比較的軽いゲームのイメージがあります。
私のゲーミングPCでの最終スコアは38245。スコア10,001以上が快適な動作環境とのことなので、かなり画質設定を高めにしても不満を感じることはなさそうです!


これならWQHD画質にしても快適ラインを下回ることはなさそう!やっぱり動作は結構軽めなようですね。予算10~20万円のベーシックなゲーミングPCなら普通に動かせそう。
ドラゴンクエストX(DQ10)
DQ10にもベンチマークソフトがあります。
実際にゲーム画面を見たことがある方はご存じかと思いますが、3Dではあるもののリアル調のグラフィックではないため動作はかなり軽いです。
私のPCでのスコアは24401、「すごく快適」の評価が出ました。


DQ10なら予算10万円台でも動かせそうな気はします。余談ですがDQ10はベンチマークソフトにしては珍しいストーリーのしっかりした映像が流れます。これが結構かわいくてオススメ!
STREET FIGHTER6
ストリートファイター6にもベンチマークソフトがあります。
基本的に対戦中は60fps上限となるので画質を上げてもあまり大きな負荷はかかりません。遊ぶだけであればそこまでハイスペックなゲーミングPCはいらないという印象です。
私のPCでも100点満点と上々の記録。スト6を遊ぶだけであればむしろ「GA5J-C230B3/CP6」はオーバースペックのPCかもしれません。

PCの性能をはかるためのツール
簡単に言うと、そのPCのCPUやGPUをはじめとするパーツの性能を測るツールです。
実際にゲームをプレイしている時と同じような負荷をPCにかけ、そのPCの描画処理の性能をスコアにして表します。
そのゲームが快適にプレイできるかどうかを調べるツール
ゲームによってはゲームの公式サイトでベンチマークソフトが公開されている場合もあります。
この場合はゲームをインストールする前にそのベンチマークソフトで性能を測っておくことで、どれくらい快適にそのゲームをプレイできるかを調べることが可能です。
ゲームのベンチマークソフトはオンラインゲームのサービス開始前に公開されることも多いです。

サービス開始前のワクワク感が高まるので私は結構ベンチマークソフトを試します!
なお、ここまででベンチマークソフトを動かしたPCはツクモの「GA5J-C230B3/CP6」(販売終了)。参考までにスペックと、今回のベンチマークソフト内での設定の方針も置いておきます。
| CPU | Core i5-13400F |
| グラフィック | GeForce RTX4070 12GB |
| メモリ | 32GB |
- ベンチマークソフト内で設定できる最上の画質
- 解像度は1920×1080のフルHD
- アンチエイリアスが設定できる場合はON
- テクスチャ解像度が設定できる場合は最大値
- その他、負荷のかかりそうなものは全てON
今回は自分のPCの性能が簡単に測れる「ベンチマークソフト」の紹介をしました。
自分のプレイしたいゲームがベンチマークソフトを公開している場合は、まずそちらをインストールして試してみることをおすすめします。推奨動作環境はあくまでも目安のため、個々のPCの環境によって実際に快適に動かせるかどうかは若干のブレがありますが、ベンチマークソフトは実際のゲームに近い環境でテストができるため、比較的正確な結果を知ることが可能です。
また、FF14のベンチマークソフトや3DMarkは性能を測る際に使われることがあるので、もしPCのストレージに余裕があれば一度自分のPCの性能をチェックしてみるのも面白いかもしれませんね。

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