ドスパラのおすすめゲーミングPC8選!初心者向けの安いモデルやコスパモデルの紹介

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おそらくゲーミングPC界隈では一番の知名度を誇る「ドスパラ」。

とはいえラインナップも幅広いため、特にゲーミングPC初心者のうちはどれを選べば良いのか分からないもの…。

今回はそんな「ドスパラ」に焦点を絞って、ドスパラの特徴の紹介や「ゲーミングPCラボ」おすすめのモデルを紹介していきます。

この記事の執筆者

【監修・執筆者】ゲームPCラボ管理人

KUL

経歴・想い

当時ハマっていたMMOが好きすぎてそのまま運営会社に就職、その後ゲーム内イベントの企画やデバッグ・GMなどを担当していました。今は業界から離れてしまったもののゲーム好きなのはずっと変わらず。

社会人になりたての頃に何もわからないまま購入したゲーミングPCで失敗…。最近周囲でゲーミングPCを検討する人が増えてきたこともあり、自分と同じ失敗をしてほしくないという思いからこの「ゲームPCラボ」を立ち上げました。

【執筆者】ゲームPCラボ ライター

ベル塚ベル

経歴・想い

ゲーム関連の雑誌・書籍、そしてWebサイトを中心に執筆活動を行うフリーライター。生粋のゲーマーであり、仕事もプライベートもゲーム三昧。

Steamで頻繁にゲームをプレイすることから、ゲーミングPCにも精通しています。その知識と経験を活かし、読者の皆さんがより快適にPCゲームを楽しめるような情報をお届けします。

ドスパラでおすすめのゲーミングPC8選

Lightning-G AV7RB(179,980円

KUL
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ゲーミングPC入門としてもちょうどいいミドルスペックなモデル!

「Lightning-G AV7RB」はコスパの高さで注目が集まっているAMD製GPU「Radeon RX 9060 XT 16GBを中心に組まれたモデル。

10万円台のドスパラのモデルとしてはコスパが良く、この値段にも関わらず多くのゲームの推奨スペックを上回っているのが嬉しいポイント。CPUもちょうどいい性能の「Ryzen 7 7700」を採用、フルHDであればそこまで不満を感じることのない構成に収まっています。

この価格帯であればメモリ16GBは好みが分かれるところなので良いとしても、ストレージ500GBは少し懸念材料となります。予算に余裕があれば最低でも1TBくらいにはアップグレードしておくと使い勝手が良くなるのでおすすめ。

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GALLERIA XDR7M-R56T16G-GD(264,980円

KUL
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X3Dシリーズ搭載で安定性が自慢のモデル!

「GALLERIA XDR7M-R56T16G-GD」は2025年秋に登場した新ケースのモデル。

構成の一番の特徴はCPUに採用した「Ryzen 7 7800X3D」。独自技術の「3D V-Cache」によってゲームのフレームレートを向上・維持させます。特にフレームレートの安定性が重要になるFPSや格ゲーなどの対人ゲームをメインで遊ぶ方におすすめです。

GPUも「RTX5060Ti 16GB」搭載で、ベースとなるゲーミング性能ももちろん高め。フルHD~WQHDまで様々なゲームに対応できるポテンシャルを持っています。VRAMが大きいのでVRChatなどの用途にも最適。

水冷クーラーを搭載しているので発熱対策もバッチリ、全体的にぬかりのない構成となっているおすすめモデルです。

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Lightning-G AT5W(84,980円

KUL
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ほぼ最安値のゲーミングPC!かなりカジュアルに遊ぶならこれでも!

現状、ほぼ最安値と言っても良いゲーミングPCだと思います。

構成はCPUに「Ryzen 5 4500」GPUに「RTX3050 6GB」といった組み合わせ。2025年現在のゲーミングPCとしてはかなり控えめな性能のモデルですが、VALORANTなどの軽めのゲームであれば問題なく遊ぶことができる性能ではあります。というか、意外とこれくらいの性能でもゲームの推奨スペックを上回っていることも多いので、画質を調整すれば想像以上に遊べたりもします。

ただ、最新のPCゲームを最高画質で遊んだり、競技性の高いFPSでガチるような使い方をするPCではないのでその点には注意が必要です。あくまでも入門用、目安として「2年後くらいには買い替える必要があるかも」くらいの認識は持っておいた方が良いと思います。

本モデルがおすすめなのは、「とにかく予算を抑えてまずはゲーミングPCに触れてみたい」という方。メルカリやヤフオクでうかつに安い中古ゲーミングPCを買うより、よっぽどちゃんと遊べるPCが新品で手に入ります!

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GALLERIA XPC7A-R57-GD(259,980円)

KUL
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RTX5070搭載でWQHDまで見据えられるハイスペックモデル!

こちらも2025年秋に登場した新ケースのモデル。

CPUには「Core Ultra 7 265F」、GPUには「RTX5070」を採用しており、対応出来るゲームの幅はかなり広め。WQHDでも遊べるのでオープンワールドやアドベンチャー系のゲームでキレイなビジュアルも楽しみたいという方にはうってつけの一台です。

CPUクーラーは空冷式ではあるものの、新ケースになって前世代のガレリアケースよりも吸気量が約3倍にアップしているとのこと。排熱効率はそこまで心配しなくても良さそうです。

メモリは16GBのみの搭載、ここに関してはやや心もとない印象……。RTX5070レベルの性能のPCならさすがに32GBあっても良いような気はします。増設はそこまで大変な作業ではないので不足を感じた段階で増設という形でも良いですが、心配な方は事前に32GBまでアップグレードしておくと良いかもしれません。

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GALLERIA RM7R-78XT(179,980円

ベル塚ベル
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最新のフル3Dを妥協せずに遊びたい! そんな想いに応えた一台

AMD製のCPU「Ryzen 7 7700」と高性能なGPU「RX 7800 XT 16GB」を組み合わせたハイエンドなゲーミングPC「GALLERIA RM7R-78XT」。

「RX 7800 XT 16GB」はGeForceで例えると、「RTX 4070 SUPER」と同程度の性能。そのため、推奨スペックが高いゲームでもほとんど設定を気にせずに遊ぶことが可能。もちろん話題の「モンスターハンター ワイルズ」や「アサシンクリードシャドウズ」もフルHDの画質でストレスなく、サクサクと遊べます。

ただ、ストレージは500GBと明確に弱点なので、カスタマイズで1TBまでは増量しておきたいところです。

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Lightning-G AV-Ti7W(174,980円)

KUL
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RTX5060Ti 16GBでコスパモデルを探しているならこれ!

本モデルは、20万円以下で「RTX5060TI 16GB」を搭載しつつ金額を抑えたコスパモデルです。

CPUには「Ryzen 7 7700」、GPUには「RTX5060Ti 16GB」を採用。10万円台ながらフルHDで最新のPCゲームを遊ぶにはちょうどいい性能といった仕上がりとなっています。新ケース発売に伴ってガレリアの旧モデルが軒並み終売になってしまったため、いまドスパラで10万円台かつRTX5060Ti 16GBを狙うならこれがおすすめです。

ただこの「lightningシリーズ」の共通の弱点ですが、ストレージが500GBと小さめ……。ここだけカスタマイズで1TBにアップグレードしておくことをおすすめします。

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GALLERIA XMC9A-R58-GD(484,980円

KUL
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4Kでゲームを遊びたい方はハイエンドモデルのこれ!

Intel製のハイエンドCPU「Core Ultra 9 285K」とNVIDIA新世代GPU「RTX5080 16GB」を組み合わせたモデル。

フルHDではパフォーマンスを発揮しきれないため、基本的には4Kモニターを組み合わせて使用するのがおすすめ。逆に言えばフルHDやWQHDモニター1枚で使うようなPCではないため、合わせて使う周辺機器の性能も重要になります。

ドスパラの販売ページの情報によると、フレーム生成を使用しない状態でもモンハンワイルズが4K最高画質で55fpsが出せるとのことで、素の性能だけで最高の映像が楽しめるトンデモな性能となっています。

ゲームの映像美をとことん楽しみたい方におすすめできるモデルです。

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GALLERIA SMR9E-R59-GL(999,980円

KUL
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「最強」「最強」を組み合わせたらこうなったというモデル

ゲーミング性能においてはこれ以上ないAMD製のCPU「Ryzen 9 9950X3D」と、現行最強のNVIDIA製GPU「RTX5090 32GB」を組み合わせたモデル。

ドスパラで販売されているゲーミングPCの中でも最高値のモデルで、とにかくどこまでも性能を追い求めるならこのPCになります。参考までに、使い心地はこの動画のようになるようです。

もう4Kは大前提としてフレームレートをどこまで上げられるかを追求したい方向けのモデルといった感じ…。

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ドスパラのパソコンメーカーとしての特徴3点

引用元:dospara.co.jp

ドスパラは、数々のe-sports大会でも採用されているゲーミングPC「GALLERIA」シリーズを販売しているBTOパソコンメーカーです。

ストリーマーやVTuberとも積極的にコラボしているため、ゲーム実況動画や生配信を見る方であれば一度は見たことがあるのではないでしょうか。

パソコンメーカーとしてのドスパラは下記のような特徴があります。

  • セールの開催や値下げがこまめに行われる
  • 注文後は最短当日出荷ですぐに届く
  • 分割払いが36回まで手数料無料

それぞれ詳しく見ていきましょう。

特徴① セールの開催や値下げがこまめに行われる

ドスパラでは定期的にキャンペーンやセールが開催されており、その度に割引クーポンなども配布されています。

対象製品にもよりますが、金額の高いPCによっては最大で50,000円OFFとなることもあるため、セール情報をしっかりチェックすることで表面上の価格よりもかなり安い金額で購入できることもあります。

KUL
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各社のセール情報をまとめている関係でほぼ毎日セール情報を確認しているのですが、ドスパラは常に何かしらのセールを実施している印象があります。

また、ドスパラは他のBTOパソコンメーカーと比べて金額改定も頻繁に行われているのが特徴的。

特に最近は円高の影響もあり毎週のように金額が下がっているため、私のようなゲーミングPC紹介サイトからすると情報に追いついていくのがなかなか大変…。とはいえ、消費者サイドからすれば円高の影響があったらすぐに還元してくれるサイトとも言えます。

特徴② 注文後は最短当日出荷ですぐに届く

画像引用元:dospara.co.jp

ドスパラはとにかく注文してから届くのが早いのも特徴のひとつ。

注文する時間帯や製品にもよりますがおおむね当日中には発送されるため、上の図のように最短で翌日には手元にゲーミングPCが届きます。

予算も確保できてゲーミングPCを購入する意思が固まったら、もういち早くゲームをプレイしたいかと思いますが、そんな想いにも応えてくれるのがドスパラです。

ドスパラの発送については下記の記事でもまとめています。「当日出荷」ではないパターンについても解説しているので気になる方はぜひ!

特徴③ 分割払いが36回まで手数料無料

ドスパラは分割払いの手数料を36回まで負担してくれるため、分割払いにも向いています。

10万円も20万円もするゲーミングPCを現金で一括で支払うのはなかなかハードルが高いもの…。ただ、ドスパラであれば20万円のPCであっても、分割払いにすることで月々6,000円以下で購入することが可能です。

ただ、月々の支払額が3,000円未満になる分割は不可であることと、カードローンではなくショッピングローンを利用するという点だけは注意が必要です。クレジットカードの分割を利用してしまうと高い利率がかかってしまうので、特にこちらは間違いのないように。

ドスパラのゲーミングPCの特徴3点

特徴① 痒いところに手が届くラインナップ

まず1つ目の特徴は、ゲーミングPCの豊富なラインナップです。

ドスパラでは、10万円以下で購入できるエントリーモデルから、100万円を超えるプロクリエイター向けモデルまで、幅広い選択肢を用意。自分の用途にぴったりあった一台が見つかります。

さらに、控えめなCPUと高性能なGPUを組み合わせることで価格を抑えたモデルもあり、消費者の細かなニーズにも的確に応えてくれるのも嬉しいポイントです。

また老舗メーカーであるドスパラは、豊富な在庫を維持しており、万が一の在庫切れ時にも迅速に対応できるのが大きな強みです。記憶に新しい2025年2~3月頃、「モンスターハンター ワイルズ」の発売に合わせて各社のゲーミングPCが軒並み在庫切れとなり、入手困難となる状況がありました。その際、ドスパラはいち早くRTX50シリーズ搭載モデルを投入し、豊富な在庫とラインナップで、「欲しいときに買える」という安心感を提供しました。

ベル塚ベル
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突然の故障や期待の新作ゲームの登場など、ゲーミングPCはいつ必要になるかわかりません。「欲しい」と思ったその時に購入できるのは、消費者にとって大きなメリットです。

特徴② 使い勝手の良さ

2つ目の特徴は、利便性です。

ドスパラのゲーミングPCは、天面の手前側に電源ボタン、USB端子、マイク入力・ヘッドフォン端子といった主要なインターフェースを集約。これにより、煩雑になりがちな各種コードの管理や接続が格段に向上します。

一般的に、ゲーミングPCはそのサイズから足元に設置されることが多いです。しかし、この設計であれば、椅子に座ったまま無理なく、各インターフェースへアクセスできるため、非常に快適です。

さらに、メンテナンスの容易さも魅力の1つです。「GALLERIA」シリーズは天面と底面に防塵フィルター、「Magnate-G」「Lightning-G」シリーズは天面にマグネットフィルターを搭載。どちらのフィルターも簡単に取り外して清掃できるため、日々のメンテナンスを手間なく行えます。

特徴③ 洗練されたデザイン

3つ目の特徴は、洗練されたデザインです。

ドスパラのゲーミングPCの多くは、黒を基調としたクールで落ち着きのある外観が魅力。とくに人気の「GALLERIA」シリーズは、ガンメタリック塗装が重厚感を醸し出し、どんな部屋にも調和するデザインに仕上がっています。内部構造はあえて部分的に見せる設計とし、LEDライティングも控えめにすることで、昨今の派手さを強調するゲーミングPCとは一線を画す、大人のためのデザインになっています。

そのため、「派手なデザインが苦手」「一般的なデスクトップPCのようなシンプルな見た目が良い」といった、落ち着いたデザインを求める方に最適です。

ベル塚ベル
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さらに、一部モデルでは購入時のカスタマイズで、ケースの色を白やグレーに変更できるのも嬉しい点です。

ドスパラのゲーミングPCを選ぶときの注意点

初心者の方がゲーミングPCを選ぶ際に注意した方が良い点がいくつかあるため紹介します。

専門的な話をすればパーツの組み合わせなど色々な点があるのですが、今はおおむねどの通販サイトでも必要なラインを満たしたものが販売されています。

ここでは、ゲーミングPC初心者の方に向けて、基本的な注意点として下記3点を紹介します。

ゲーミングPCを選ぶときの注意点3点
  • なるべくノート型ではなくデスクトップ型にする
  • 自分が必要としているスペックを把握する
  • 何年後に買い替えるかを想定する

とにかく「その機能は必要なのか?」あるいはその逆で「その機能は本当になくても大丈夫なのか?」ということをよく検討するようにしましょう。

詳しくは下記のページでも詳細を書いていますのでよろしければご覧ください!

ドスパラのゲーミングPCのカスタマイズについて

ドスパラで購入する場合は購入する直前にパーツの増設やアップグレードを行うカスタマイズが可能です。

特に検討した方が良いカスタマイズについて解説します。

物理メモリは32GBがおすすめ

10万円台のゲーミングPCであれば16GBでも十分ですが、20万円台に乗った場合は32GBがおすすめです。

CPUやGPUの性能が高くても物理メモリが足りない場合は、それがボトルネックとなって性能を引き出せなくなってしまう可能性があります。

ストレージは最低でも1TB以上がおすすめ

10万円台のゲーミングPCは500GBが標準搭載となっていることも多いですが、ストレージは最低でも1TBがおすすめです。

特にゲーム用途でPCを使う場合、ゲームを1つインストールするたびに数十GBの容量が埋まっていくため、そう遠くないうちに「新しいゲームを入れるために古いゲームを消す」という作業に追われることとなります。

最低でも合計1TB、欲を言うと500GBが標準のPCの場合はさらに1TBのストレージを増設するくらいがちょうど良いです。

KUL
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追加するストレージはゲーム用途ならSSDの方が利便性も高く転送速度も早いのでおすすめ。一方でデータ保存目的であればHDDでもOKです。

その他のカスタマイズについて

その他のCPUグリスやCPUファン、電源についてはお好みで。

とはいえ物理メモリやストレージなどは不足すると後になって困るので、事前によく検討するようにしましょう。

カスタマイズのコツについては下記の記事でまとめているのでよろしければご覧ください。

最後に

今回はドスパラに絞っておすすめのゲーミングPCを紹介しました。

今後、他のBTOパソコンメーカーを取り上げていくので、ぜひゲーミングPC選びの参考にしてみてください。

良いゲーミングPCが見つかってあなたのゲームライフがより良いものになることを願っています!