評価基準について

ゲームPCラボ(以下、「当サイト」という)では、個別レビュー記事およびランキング記事における順位付けの基準を下記の通り定めています。

この記事は私が書いています!

元・MMORPG GM担当

KUL

経歴・想い

当時ハマっていたMMOが好きすぎてそのまま運営会社に就職、その後ゲーム内イベントの企画やデバッグ・GMなどを担当していました。今は業界から離れてしまったもののゲーム好きなのはずっと変わらず。

社会人になりたての頃に何もわからないまま購入したゲーミングPCで失敗…。最近周囲でゲーミングPCを検討する人が増えてきたこともあり、自分と同じ失敗をしてほしくないという思いからこの「ゲームPCラボ」を立ち上げました。

評価項目について

当サイトではゲーミングPCを次の5つの項目で評価しています。

  • CPU
  • グラフィック
  • メモリ
  • 価格
  • コスパ

各項目の評価基準をもとに の数を決め、 の数が多いものから順番にランキング順位を当てはめています。 の数が同数のものについては、そのランキングの趣旨により近いと思われるもの初心者によりおすすめできるものを管理人の判断で上位としています。

なお、評価を行う際、ゲーミングPCの個別レビューにおいては「絶対評価」を採用していますが、予算別やゲームタイトル別のおすすめランキングにおいては「相対評価」を採用しています。

「相対評価」の際は、推奨スペックに近いPCもしくは比較対象の下限値に近いPCを【 】とし、それを上回る評価を得たものがそれ以上の星数となるように記載しています。ただし、例外的に何かしら「この点はおすすめできない」と管理人が判断した項目に関しては【 】の評価を与えているものもあります。

CPU

シングルコア、マルチコアの性能を、管理人の実機調査および外部サイトで公開されているベンチマークスコア等を参考に独自の評価を行っています。参考にしているサイトの一例としては下記のサイトがあります。

これらの数値からCPUごとのスコアを算出し、最もスコアの高かったCPUをトップとした「相対評価」でCPUをランク分けします。現在は「Core i7-14700KF」をベースに、それぞれのCPUを下記の表の通りおおまかに5段階評価で振り分けています。

当サイトではこの評価をもとに の数を決め、ランキングを作成しています。

評価モデル
SCore i7-14700KF
Core i7-14700
Core i7-14700F
Ryzen 9 7900X
Ryzen 7 7700X
ARyzen 7 7700
Ryzen 7 7800X3D
Core i5-14500
Ryzen 5 7600
BRyzen 7 5700X
Core i5-14400F
Core i5-13400F
CRyzen 5 5600X
Ryzen 5 5500GT
Ryzen 5 5600G
DRyzen 5 4500

なお、評価は当サイトで紹介しているゲーミングPCに搭載されているCPUに対してのみ行っており、ここに記載のないCPUを搭載したものを紹介する際は、順次上表に追加していく予定です。

グラフィック

グラフィックボードや内蔵CPUの性能を、管理人の実機調査および外部サイトで公開されているベンチマークスコア等を参考に独自の評価を行っています。参考にしているサイトの一例としては下記のサイトがあります。

これらの数値からグラフィックスごとのスコアを算出し、最もスコアの高かったグラフィックスをトップとした「相対評価」でCPUをランク分けします。現在は「RTX 4080 SUPER 16GB」をベースに、それぞれのグラフィックスを下記の表の通りおおまかに8段階評価で振り分けています。

当サイトではこの評価をもとに の数を決め、ランキングを作成しています。

評価モデル
SRTX 4080 SUPER 16GB
ARTX 4070 Ti SUPER 16GB
BRTX 4070 SUPER 12GB
Radeon RX 7800 XT 16GB
RTX 4070 12GB
CRadeon RX 7700 XT 12GB
RTX 4060 Ti 8GB
RTX 4060 8GB
DRadeon RX 7600 8GB
ERadeon RX 6600 8GB
FRTX 3050 6GB
GRadeon Graphics

なお評価は当サイトで紹介しているゲーミングPCに搭載されているグラフィックスに対してのみ行っており、ここに記載のないグラフィックスを搭載したものを紹介する際は、順次上表に追加していく予定です。

メモリ

下記の通りランク分けをし、この評価をもとに の数を決め、ランキングを作成しています。

評価容量
S32GB
A16GB
B8GB以下

現時点では取り扱いがありませんが、今後64GB以上の物理メモリを搭載したモデルを扱う場合、上表の評価は1つずつ下がることとなります。

価格

紹介しているモデル間での相対評価で の数を決めています。

基本的に最も安いモデルは【 】、最も高いモデルが【 】となります。ただし、最も安い(高い)モデルと次点のモデルとの価格差がほとんどない場合は、最も安い(高い)モデルと同じ の数とすることがあります。

コスパ

これまでの4つの評価項目に加え、ストレージ・マザーボード・PCケースなどを含めた全体的なコストパフォーマンスを評価し、 の数を決めています。

基本的には【 】をベースとした減点方式で評価を行っています。モデルによってさまざまな評価ポイントがあるので一概に評価基準を示すことは困難ですが、一例として下記のような要素があると の数を減らすことがあります。

  • 黒以外のカラーやクリアガラスなど特殊なケースを使用している(割高となるため)
  • 推奨スペックを大きく上回る配信者向けPCなど
  • 標準搭載のストレージや物理メモリの容量が少ない
  • 同程度のスペックの他社モデルと比較して極端に割高

ただ、個別レビューの場合は「絶対評価」を採用しているため、上記に当てはまっていてもそれがモデルのターゲットに合った仕様の場合は減点対象としない場合があります。

たとえば低価格帯のモデルは金額を抑えるためにストレージや物理メモリの容量を抑えているケースがありますが、予算の少ない方にとっては「ゲーミング性能に直結しない部分で費用が抑えられる」ことになるため「コスパが良い」という判断にもなり得ます。

この「コスパ」についてはモデルによって判断基準がまちまちとなりますが、上記の一例にあてはまらないような基準で の数を調整した場合は、なるべく紹介文において詳細を記載するようにしています。