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2024年5月23日にサービス開始された新作ゲーム「鳴潮」。
「原神」にインスパイアされたシステムでありながらも、「音」をテーマにした独自の世界観や、次々にキャラが切り替わるスタイリッシュな戦闘システムが加えられた、今までにないゲームとなっています。
そんな鳴潮ですが、PC版をプレイするにはどれくらいのスペックが必要になるのでしょうか?
今回はPC版「鳴潮」をプレイするためにゲーミングPCの購入を考えている方に向けて、これくらいはあると望ましいという推奨スペックや、おすすめのゲーミングPCを紹介します!
おすすめゲーミングPCをすぐに知りたい方はこちらからすぐに確認できます!

【監修・執筆者】ゲームPCラボ管理人
KUL
当時ハマっていたMMOが好きすぎてそのまま運営会社に就職、その後ゲーム内イベントの企画やデバッグ・GMなどを担当していました。今は業界から離れてしまったもののゲーム好きなのはずっと変わらず。
社会人になりたての頃に何もわからないまま購入したゲーミングPCで失敗…。最近周囲でゲーミングPCを検討する人が増えてきたこともあり、自分と同じ失敗をしてほしくないという思いからこの「ゲームPCラボ」を立ち上げました。

【共同執筆者】ゲームPCラボ ライター
ベル塚ベル
ゲーム関連の雑誌・書籍、そしてWebサイトを中心に執筆活動を行うフリーライター。生粋のゲーマーであり、仕事もプライベートもゲーム三昧。
Steamで頻繁にゲームをプレイすることから、ゲーミングPCにも精通しています。その知識と経験を活かし、読者の皆さんがより快適にPCゲームを楽しめるような情報をお届けします。
CPUには高価格帯モデルにも搭載される「Core i7-14700F」、GPUには最新の3Dゲームも十二分に遊べる「RTX 4060 Ti 8GB」を搭載。20万円を切るモデルながらメモリ32GB、1TB SSDもしっかり搭載した高コスパモデルです。
円高による影響で値下げされたため、いまが非常にお買い得なタイミングとなっています!
この記事では、PC版「鳴潮」を遊ぶための推奨スペックを下記の2つに分けて解説します。
ゲームPCラボでは、ゲーマーの管理人が公式サイトの基準にこだわらない独自の推奨動作環境を作成して公開しています。
一般的に公式サイトが公開している「推奨動作環境」というのは、それを満たすことで快適に動作させられることを指す指標です。
ただ、この指標は個々のPCの常駐プログラム(たとえばウイルス対策ソフトや各ソフトの自動更新プログラムなど)までは想定されていないことも多くあります。

場合によっては「推奨動作環境」と同じなのにカクつきが生じてしまうなんてことも……
当サイトの推奨動作環境は、ある程度の常駐プログラムがインストールされていることも考慮し、日常プレイに支障が出ないような高めの基準を設定しています。
このオリジナルの推奨動作環境に基づいて、おすすめのゲーミングPCもいくつか紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

公式サイト推奨動作環境
「鳴潮」のEPIC STOREのページで公開されている推奨動作環境は下記の通りです。
OS | Windows 10 64bit or Windows 11 64bit |
CPU | intel i7 (第9世代) Ryzen 3700 |
GPU | GTX 2060 RX 5700XT intel ARC A750 以上 |
物理メモリ | 16GB 以上 |
ストレージ | 30GB以上の空き容量 |
最新のPCゲームらしく、CPU・GPUは少し要求スペックが高め。

参考までに「原神」はCPUはcore i7第4世代以上、グラボはGTX1060が推奨スペック。原神の推奨スペックに近いPCで鳴潮を動かすのは少し厳しそう…?
上記を踏まえて、ゲームPCラボの提唱するオリジナルの推奨動作環境が下記の通りとなります。
ゲームPCラボ推奨動作環境
OS | 64ビット版Windows 10 以上 |
CPU | Intel Core i5-13400 以上 Ryzen 7 5700X 以上 |
GPU | GeForce RTX 3060 以上 Radeon RX 5600M 以上 |
物理メモリ | 16GB 以上 |
ストレージ | 80GB以上の空きのある容量1TB以上のSSD |
現在販売されているゲーミングPCであれば、だいたいこのラインは超えているものが購入できるかと思います。
あまり安いPCとなってしまうと少し不安ですが、一定の金額さえ超えてしまえばそれほど注意を払う必要はないでしょう。
60fpsで快適に遊ぶためにはこれくらいのスペックを確保しておきたいところです。

ちなみに「鳴潮」はゲーム内設定で60fpsが上限の設定となっています。
30fpsであればもう少し推奨スペックよりも下のPCで問題ないかも知れませんが、「鳴潮」のようにスタイリッシュな戦闘シーンを売りにしているゲームの場合は、フレームが少ないと魅力も迫力も半減してしまうのでおすすめできません。
実際にこの後にも紹介する「G-GEAR GA5J-C230B3/CP6」でプレイしてみました。
解像度はフルHD、画質設定はアンチエイリアス等も含め基本的に設定できる最高設定のものにしています。

特にカクつき等も感じずに快適にプレイできました!
このモデルが気になる方はこちらへ!
今回紹介するPC版「鳴潮」のおすすめゲーミングPCは下記の5モデルです。
ゲームPCラボおすすめゲーミングPC一覧
順位 | 製品名 | 購入リンク | 参考価格(税込) | CPU | GPU | メモリ | ストレージ | CPUクーラー | カスタマイズ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
![]() | GALLERIA XA7R-R57 | 公式サイト | 249,980円 | Ryzen 7 7700 | RTX 5070 12GB | 32GB | 1TB SSD | 空冷 | 可 |
![]() | GALLERIA RM5C-R57 | 公式サイト | 214,980円 | Core i5-14400F | RTX 5070 12GB | 16GB | 500GB SSD | 空冷 | 可 |
![]() | G-GEAR GE7J-B251B/MH | 公式サイト | 289,800円 | Core i7-14700F | RTX 4070 12GB | 32GB | 1TB SSD | 空冷 | 可 |
![]() | Magnate-G MVW | 公式サイト | 144,980円 | Core i5-14400F | RTX 4060 8GB | 16GB | 500GB SSD | 空冷 | 可 |
![]() | G TUNE DG-A7A7X | 公式サイト | 259,800円 | Ryzen 7 7700 | RX 7700 XT 12GB | 32GB | 1TB SSD | 水冷 | 可 |
順位 | 製品名 | 購入リンク | 参考価格(税込) | CPU | GPU | メモリ | ストレージ | CPUクーラー | カスタマイズ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
![]() | Magnate-G MVW | 公式サイト | 149,980円 | Core i5-14400F | RTX 4060 8GB | 16GB | 500GB SSD | 空冷 | 可 |
![]() | GALLERIA RM5C-R57 | 公式サイト | 214,980円 | Core i5-14400F | RTX 5070 12GB | 16GB | 500GB SSD | 空冷 | 可 |
![]() | GALLERIA XA7R-R57 | 公式サイト | 249,980円 | Ryzen 7 7700 | RTX 5070 12GB | 32GB | 1TB SSD | 空冷 | 可 |
![]() | G TUNE DG-A7A7X | 公式サイト | 259,800円 | Ryzen 7 7700 | RX 7700 XT 12GB | 32GB | 1TB SSD | 水冷 | 可 |
![]() | G-GEAR GE7J-B251B/MH | 公式サイト | 289,800円 | Core i7-14700F | RTX 4070 12GB | 32GB | 1TB SSD | 空冷 | 可 |
GALLERIA XA7R-R57(249,980円)

【GALLERIA XA7R-R57】の評価

CPU | |
GPU | |
メモリ | |
価格 | |
コスパ |
CPU | Ryzen 7 7700 |
グラフィック | RTX 5070 12GB |
メモリ | 32GB |
ストレージ | 1TB SSD |
参考価格 (公式サイト) | 249,980円 |
分割払いの目安 (36回分割) | 約7,000円 / 月 (分割手数料無料) |

高負荷なゲームが遊べるコスパ重視のモデル
一番のおすすめは、ドスパラのゲーミングPC「GALLERIA XA7R-R57」です。
性能と価格の両面に優れているCPU「Ryzen 7 7700」と、最新の高性能GPU「RTX 5070」を組み合わせたモデルで、非常に高いマシンパワーを誇ります。
これだけのスペックがあれば、「鳴潮」をはじめとするさまざまなフル3Dゲームを快適にプレイできます。今話題の「モンスターハンター ワイルズ」も問題なく楽しめますし、配信や簡単な動画編集といったPCにある程度の負荷がかかる用途もこなせます。また、VRAMが12GBもあるので、「stable-diffusion」のようなオフライン環境での画像生成AIにも十分対応可能です。
さらに、このPCはメモリ32GBとストレージ1TBを標準搭載しており、無理にカスタマイズする必要がない点も大きな魅力です。
GALLERIA RM5C-R57(214,980円)

【GALLERIA RM5C-R57】の評価

CPU | |
GPU | |
メモリ | |
価格 | |
コスパ |
CPU | Core i5-14400F |
グラフィック | RTX 5070 12GB |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 500GB SSD |
参考価格 (公式サイト) | 214,980円 |
分割払いの目安 (36回分割) | 約6,000円 / 月 (分割手数料無料) |

性能と安さを両立させたゲーミングPC
2位にランクインしたのは、ドスパラの「GALLERIA RM5C-R57」です。
やや控えめな性能のCPU「Core i5-14400F」を採用することで、GPU「RTX 5070」を搭載しながら、価格を20万円弱に抑えることに成功しています。「RTX 5070」を搭載したモデルで、ここまで価格が抑えられたものはなかなかないため、非常にお得なPCです。
CPUの性能が控えめであることは述べましたが、ゲームの推奨スペックにおいて「Core i5-14400F」以上のCPUを要求されることはあまりありません。そのため、CPU性能による影響は少ないと言えます。
ただし、ストレージが標準で500GBしかないのが気になるところです。「鳴潮」の容量は30GBと少なめですが、ほかのゲームも複数インストールすると、500GBはあっという間に埋まってしまいます。「鳴潮」以外のゲームもプレイする予定がある場合は、1TBにアップグレードしておきましょう。
G-GEAR GE7J-B251B/MH(289,800円)

【G-GEAR GE7J-B251B/MH】の評価

CPU | |
GPU | |
メモリ | |
価格 | |
コスパ |
CPU | Core i7-14700F |
グラフィック | RTX 4070 12GB |
メモリ | 32GB |
ストレージ | 1TB SSD |
参考価格 (公式サイト) | 289,800円 |

ゲームとクリエイティブを両立するならコレ
3位は、ツクモの「G-GEAR GE7J-B251B/MH」です。
高性能なCPU「Core i7-14700F」と今なお根強い人気を誇るGPU「RTX 4070」を搭載したモデルです。
1位の「GALLERIA XA7R-R57」と比べると、こちらはGPUがやや劣るものの、CPUの性能が優れています。とくに「Core i7-14700F」は一世代前のCPUですが、最新の「Ultra 7 265F」に劣らないパフォーマンスを発揮するため、高負荷のかかりやすい高解像度の動画編集にも十分対応可能です。「鳴潮」を遊びながらガッツリと動画編集をしたいという方におすすめです。
ちなみに本モデルはSteam版「モンスターハンター ワイルズ」の動作確認済PC(ゲーム内画質:高)でもあります。「モンスターハンター ワイルズ」をプレイする予定があるのであれば、渡りに船と言った感じですね。
本モデルは標準で1TB SSDを搭載していますが、動画編集を行うのであれば、2TBに増設しておくといいでしょう。ゲームの録画を多く撮る場合は、4TBへの増設を視野に入れてもいいかもしれません。
Magnate-G MVW(144,980円)

【Magnate-G MVW】の評価

CPU | |
GPU | |
メモリ | |
価格 | |
コスパ |
CPU | Core i5-14400F |
グラフィック | RTX 4060 8GB |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 500GB SSD |
参考価格 (公式サイト) | 144,480円 |
分割払いの目安 (36回分割) | 約4,100円 / 月 (分割手数料無料) |

安さを最優先したエントリーモデル
ドスパラのミニタワーPC「Magnate-G MVW」が、4位にランクインしました。
オーソドックなCPU「Core i5-14400F」とGPU「RTX 4060 8GB」を組み合わせたモデルで、最大の特徴はとにかく価格が安いことです。
本モデルは「鳴潮」を遊ぶのには十分なスペックですが、低価格な分、ほかのゲーミングPCと比べると、マシンパワーはかなり控えめです。より負荷のかかりやすい「inZOI」や「モンスターハンター ワイルズ」といったゲームをプレイする際は、ゲーム内の設定をあれこれイジって動作を軽くしてからプレイしましょう。
そのため、本モデルは既存のゲーミングPCからの買い替えというよりも、これからゲーミングPCデビューする方向けのモデルと言えます。また手頃な価格で購入できるため、お子さんやお孫さんへのプレゼントにもおすすめです。
G TUNE DG-A7A7X(259,800円)

【G TUNE DG-A7A7X】の評価

CPU | |
GPU | |
メモリ | |
価格 | |
コスパ |
CPU | Ryzen 7 7700 |
グラフィック | Radeon RX 7700 XT 12GB |
メモリ | 32GB |
ストレージ | 1TB SSD |
参考価格 (公式サイト) | 259,800円 |
分割払いの目安 (36回分割) | 約7,220円 / 月 (分割手数料無料) |

WQHDの解像度でゲームをプレイしたい方に最適
5位にランクインしたのは、マウスのゲーミングPC「G-TUNE DG-A7A7X」です。
本モデルには、CPU「Ryzen 7 7700」とGPU「RX 7700 XT」が搭載されています。
特筆すべきは、GPUのVRAM容量です。「RX 7700 XT」はVRAMを12GBも備えており、WQHD(2560×1440)の解像度でも快適にゲームをプレイできます。フルHDよりもワンランク上の美しい映像でゲームを楽しみたい方には、本モデルがおすすめです。ただし、WQHDに対応したモニターが別途必要になるため、その点には注意が必要です。
なお、マウスでは購入時のカスタマイズ画面でモニターを追加購入することも可能です。フルHD、WQHD、4Kと、幅広いラインナップが揃っているため、モニターの買い替えを検討している場合は、ゲーミングPCとセットでの注文も選択肢のひとつです。
BTOメーカー各社は定期的にセールを行っているので、そのタイミングで割引されている商品、あるいは配布されるクーポンを使って購入するのが一番お得です。
特に今回紹介したメーカーはほとんど何かしらのセールを常に行っているため、そのタイミングでお得なモデルの中から選んで購入するというのもアリ。
ゲームPCラボでは各社のセール情報を定期的にまとめているので、よかったらぜひ下記の記事を覗いて見てください!
おすすめのゲーミングPCをいくつか紹介しましたが、初心者の方がゲーミングPCを選ぶ際に注意した方が良い点がいくつかあるためこちらも紹介します。
専門的な話をすればパーツの組み合わせなど色々な点があるのですが、今はおおむねどの通販サイトでも最低限のラインは満たしたものが販売されています。
ここでは、ゲーミングPC初心者の方に向けてまず抑えておくべき注意点として下記3点を紹介します。
- できるだけノート型ではなくデスクトップ型にする
- 自分が必要としているスペックを把握する
- 何年後に買い替えるかを想定する
とにかく「その機能は必要なのか?」あるいはその逆で「その機能は本当になくても大丈夫なのか?」ということをよく検討するようにしましょう。
より詳しくは下記のページでも詳細を解説しています。よろしければぜひご覧ください。
ドスパラやマウスでは、購入直前にパーツの増設やアップグレードを行うカスタマイズが可能です。
もちろん本体購入後に自分で安いパーツをPCに組み込むことも可能ですが、慣れないうちは店舗側で組み込んでくれる事前カスタマイズを利用することをおすすめします。
特に物理メモリやストレージなどは後で不足すると困ってしまうので、事前によく検討するようにしましょう。
今回は「鳴潮」の推奨スペックとおすすめゲーミングPCを紹介しました。
よく比較対象になる「原神」と比べるとスペックが必要なゲームではありますが、とはいえ最新のゲーミングPCであればそれほど条件を満たすのも難しくありません。
とはいえ、あまり安すぎるPCを買っても後悔することになりかねません。実機動作確認動画を見ていただいてもわかるように、「鳴潮」は比較的スタイリッシュな戦闘が特徴的なゲームです。そのゲーム体験を損なわないためにも、60fpsは問題なく出せるPCを選ぶようにしましょう。今回紹介したPCであればいずれも問題ないかと思います。
これからはじまるあなたの新しいゲームライフが良いものになることを願っています。
CPUにはハイクラスモデルにも搭載される「Core i7-14700F」、グラフィックボードにはWQHDでも満足に遊べる「Radeon RX 7800 XT 16GB」を搭載したモデル。モンハンワイルズをしっかりと楽しみ切りたい方におすすめです。

CPUには「Ryzen 7 5700X」、グラフィックスにはベーシックな「Radeon RX 7600 8GB」を搭載したモデル。
ゲーマーにはうれしい1TB SSD搭載で、色々なPCゲームを遊ぶ方でも安心!価格も約18万円と、はじめてのゲーミングPCにおすすめの一台です。
ゲームに必要な周辺機器計7点がセットになったモデル。周辺機器を揃えるとなると安くてもPC本体の他に2~3万円程度が追加でかかりますが、それらが全部いっぺんに揃います!
CPUには「Core i5-14400F」、グラフィックスには「GeForce RTX 4060 Ti」を搭載。最新の3Dゲームも十分に遊べるスペックです。