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Steamで数々のホラーゲームをリリースしているゲームクリエイター、Chilla’s Art(チラズアート)。
彼らの作品はホラーゲームの中でもひときわ個性を放ち、日本はもちろん、世界中の人々を魅了し続けています。今回は、そんなチラズアートの人気作6選と、それらを快適に楽しめるゲーミングPC3選を紹介します。

【監修者】ゲームPCラボ管理人
KUL
当時ハマっていたMMOが好きすぎてそのまま運営会社に就職、その後ゲーム内イベントの企画やデバッグ・GMなどを担当していました。今は業界から離れてしまったもののゲーム好きなのはずっと変わらず。
社会人になりたての頃に何もわからないまま購入したゲーミングPCで失敗…。最近周囲でゲーミングPCを検討する人が増えてきたこともあり、自分と同じ失敗をしてほしくないという思いからこの「ゲームPCラボ」を立ち上げました。

【執筆者】ゲームPCラボ ライター
ベル塚ベル
ゲーム関連の雑誌・書籍、そしてWebサイトを中心に執筆活動を行うフリーライター。生粋のゲーマーであり、仕事もプライベートもゲーム三昧。
Steamで頻繁にゲームをプレイすることから、ゲーミングPCにも精通しています。その知識と経験を活かし、読者の皆さんがより快適にPCゲームを楽しめるような情報をお届けします。
AMD製の良コスパGPU「Radeon RX 9060XT 16GB」を採用した、いまイチ押しのおすすめモデル! 水冷CPUクーラー装備で、排熱効率にも気を使ったPC。
CPUには「Ryzen 7 5700」を採用し、フルHDならほとんどのゲームを遊び切れる十分な性能。ゲーミングPC初心者にもおすすめの一台です!
インディー業界で注目のホラーゲームクリエイター
チラズアートは、3Dアーティストである兄とプログラミング担当の弟による兄弟ゲームクリエイターチームです。おもにレトロテイストの和風ホラーゲームを数多く手がけており、2019年ごろからホラーゲームファンのあいだで大きな注目を集めるようになりました。
その話題は配信界隈にも広がり、花江夏樹氏(声優)やガッチマン氏(配信者)、オダケン氏(配信者)、宝鐘マリンさん(VTuber)といったゲーム実況者・VTuberがこぞって本作の実況プレイを配信しました。それがきっかけで知名度がさらに高まり、世界を代表するホラーゲームチームとなったのです。

ホラーゲームの登竜門的存在で、数多くの配信者や動画投稿者がチラズアートのゲーム動画を投稿し続けています。
霊と人間、ふたつの異なる恐怖が魅力
チラズアートの作品は、おもにサバイバルホラーとサイコロジカルホラーの2種類に分かれています。多くの作品が初代プレイステーションを彷彿とさせるローポリゴン調のグラフィックで表現されているのが大きな特徴です。
粗さのあるローポリゴン表現が不気味さや恐怖感を強調し、シンプルな内容ながらも濃密な恐怖体験が味わえるように作られています。一口にホラーと言っても内容は多岐にわたり、霊的な現象だけでなく、生きている人間が引き起こす気持ち悪さを孕んだ恐怖も描かれていて、多面的な恐怖を体感できる点もチラズアートの特徴と言えます。また、公園や新幹線、銭湯、コンビニ、配達、ソーシャルネットワークなど、身近なテーマを題材としている点も、恐怖心をかき立てる要因となっています。
さらに、すべてを語らず、プレイヤーに考察の余地を残す物語や設定も、チラズアート作品の持ち味と言えるでしょう。

比較的考察し甲斐のあるゲームが多い印象。あれこれ考えるのが好きな人にとって、チラズアート作品はたまらないゲームだと思います。
配信者と好相性のゲームボリューム
なぜここまで配信界隈で人気を博したのでしょうか。それは、本作がリアクションを取りやすいホラーゲームであること、そしてゲームのボリュームが大きく関係しています。
チラズアートが手掛ける多くのタイトルは、1~2時間ほどでクリアできるボリュームとなっており、短時間でゲームの魅力を伝えたい配信者にとって非常に相性が良い作品です。また、リリースのサイクルが短いため話題にしやすいのも大きなポイントです。

低価格かつ手軽に遊べることからユーザーが気軽にプレイしやすいのも、チラズアートがここまで人気になった要因と言えるでしょう。
数多くあるチラズアート作品の中で最も怖い作品は何か。
今回ゲームPCラボは100人に対して「チラズアートでもっとも怖い作品」についてのアンケートを実施しました。
この記事に掲載している回答情報は当サイト「ゲームPCラボ」が独自で行ったアンケートによるもので、詳細は下記の通りです。
| 調査媒体 | クラウドワークス |
| 調査期間 | 2025年10月21日 |
| 対象人数 | 100人 |
最も票を集めたのは「夜勤事件」次点で「夜間警備」という結果に

集計の結果、「夜勤事件」と「夜間警備」に票が集まる結果に。いずれも日常的な労働の最中に発生する心霊現象を題材にしており、身近なシチュエーションと非現実的なホラーの融合を高く評価する声が多く見られました。
次いで人気だったのが「閉店事件」です。この作品はストーカーによる恐怖を題材にしており、「本当に怖いのは人間だ」と再認識させてくれるといった理由から、本作を推す声も目立ちました。
心霊によるホラーと生きている人間によるホラー、ふたつのホラー要素を得意とするチラズアートの魅力が、色濃く反映された結果となりました。

個人的に印象深かったのは「パラソーシャル」。大配信時代を象徴するかのような展開・演出に、思わず背筋がゾクゾクしました。
なお、他作品の票数は下記の通りとなりました。
| タイトル | 票数 |
|---|---|
| 地獄銭湯、犬鳴トンネル | 7票 |
| 赤マント | 5票 |
| 自撮、例外配達、事故物件 | 4票 |
| 花子さん、怨霊、パラソーシャル | 3票 |
| 呪われたデジカメ、Evie、行方不明 おかえり、Sphera、テケテケ 誘拐事件、帰り道、ウミガリ | 2票 |
| 新幹線0号、終焉介護、ヒトカラ 深夜放送、雪女 | 1票 |
回答者の性別は女性、年齢は20~30代が多め

アンケートの結果、回答者のうち約6割が女性であることが判明。動画や配信文化の普及によって、以前よりも多くの女性がゲームをプレイしたり、視聴したりしていることは把握していましたが、こうして具体的な数字を見ることで、改めて男女問わず楽しめるコンテンツになったと実感しました。
年齢別に見ると、とくに多かったのは20~30代の方々でした。チラズアート作品はVTuberの方による配信も多いため、Z世代(10代)の回答者が多いのではないかと予想していましたが、意外な結果となりました。
10代の回答者が少なかった理由としては、今回のアンケートの実施場所が「クラウドワークス」という、インターネット上で仕事の発注や受注を行うプラットフォームだったことが挙げられます。クラウドワークスはフリーランスや主婦の方が多く利用するため、10代の回答者が極端に少なかったと考えられます。

チラズアートの作品は、複雑な操作を必要としないシンプルなゲームが多いため、その取っつきやすさも女性プレイヤーの増加につながっているのではないかと思います。また、別のプラットフォームでアンケートを行えば、10代の回答者がさらに増えることでしょう。
ここからはアンケート結果からとくに怖いと定評があったチラズアート作品8作を、Steamの推奨スペックとともにお届けしていきます。
アンケートではそれぞれの作品の怖かったポイントも回答いただきました。ぜひコメントも参考にしてみてください!

致命的なネタバレになりそうなコメントは黒塗りにしてあるのでご安心ください!黒塗り部分は触ると解除されます。
夜勤事件(350円)

| OS | Windows® 7 SP1以上 |
| CPU | Intel/AMD |
| GPU | NVIDIA RTX/AMD Radeon |
| 物理メモリ | 4GB RAM |
| ストレージ | 2GB以上の空き容量のあるSSD |
本作は、コンビニの夜勤バイトとして働く女子大生(主人公)が次々と怪奇現象に遭遇していくウォーキングシミュレーターです。
VHSフィルム(ビデオテープ)のようなノイズや荒さを持つローポリゴンのグラフィックが特徴で、些細な出来事でも恐怖が増幅される作りになっています。物語が進むごとに、より危険度の高い怪奇現象が発生し、恐怖感がさらに加速していくのも見どころのひとつです。
現代のリアルで美しいグラフィックのホラー作品とは一線を画した、底知れぬ不気味さが多くの人々を魅了しました。配信界隈にも広く波及し、それをきっかけにチラズアートの名が世に広まることとなります。以降、チラズアートの作品はリリースされるたびに注目を集めるように。本作はまさにチラズアートブームの火付け役と言えるでしょう。
ちなみに、本作の実況動画は総再生数6,000万回以上を記録し、約2,700件のレビューのうち83%のプレイヤーが好評価を付けています。その数字からも本作の人気の高さがうかがえます。ワンコインで購入できるお手頃な価格設定や、古いパソコンでなければプレイできるほどの低い要求スペックも、うれしいポイントです。

2026年には劇場版の公開も決定しています。「きさらぎ駅」シリーズなどを手掛けた永江二朗氏が監督を務めるとのことで、ローポリゴンだった世界が映像作品としてどのように進化するのか、今から楽しみです。
アンケート回答者のコメント
深夜のコンビニという日常的な場所が舞台でありながら、徐々に不気味な出来事が増えていくところが怖かったです。とくに、店内の照明が不意に消える場面は緊張感が高まりました。(50代・女性)
初めてチラズアートさんに触れた作品であり、人物の独特なフォルムに恐怖感を覚えました。リアルで見慣れているコンビニが舞台のはずなのに、人物のフォルムが怖くて今でも強烈に覚えています。出勤する時に街中が異常に暗かったり、終盤コンビニ自体も真っ暗になって異様な状態になってしまったりと、怖かったです。(40代・女性)
誰でも利用したことのあるコンビニの深夜勤務というありふれた設定が、逆に不気味さを際立たせていました。とくに、ただじっとこちらを見つめてくるだけの客や、バックヤードで発見する不審なビデオテープなど、派手な脅かしではなく、じわじわと精神を追い詰めてくるような演出が秀逸でした。日常が少しずつ侵食されていく感覚、あの静かな恐怖は今でも忘れられません。(30代・男性)
終始薄暗く監視カメラなどのびっくり要素もあり気が休まる瞬間がない。夜勤という比較的経験がありそうなテーマなので余計にリアル(30代・男性)
夜間警備(920円)

| OS | Windows® 11, 64bit |
| CPU | X64 architecture with SSE2 instruction set support |
| GPU | NVIDIA® RTX 1650またはAMD同等の品質 |
| 物理メモリ | 16 GB RAM |
| ストレージ | 5GB以上の空き容量のあるSSD |
警備員となったプレイヤーが、心霊現象だらけのビルを探索していくウォーキングシミュレーター。
物語の舞台となる建物は全11階で、各フロアを巡回しながら指定された目的を達成することで物語が進行し、次の階層へ進むことができます。心霊現象は各階で発生し、上層に向かうほど現象の過激さと恐怖が増していくのが本作の特徴であり、見どころでもあります。
とくに本作はジャンプスケア(驚かせ要素)が豊富なため、チラズアート作品の中でも屈指の怖さを誇ることで有名です。他のチラズアート作品と同じ感覚でプレイすると、かなり怖い思いをするかも……。

クリアまでは1時間ほどですが、ちょっとした謎解きやアクション要素もあり、ゲーム性の幅はやや広め。少し変わり種のチラズアート作品を遊びたい方には、本作がおすすめです。
アンケート回答者のコメント
ビックリ系が苦手なので、プレイした中では一番怖いと思った。(20代・男性)
誰もいないはずのビルをたった1人で巡回し、チェックポイントを回って、何が起こるかわからない状況で些細な物音や反響音が聞こえてくるだけでドキドキしてしまいました。人間の悪意や怨念といったサイコホラー的な側面から精神的な恐怖をとても感じました。(30代・男性)
ジャパニーズホラーのお約束をしっかり踏襲しつつ、新しいホラーも届けてくれる作品。とくに日常に潜むホラーはひえっ!となります。怖いですが面白い。とくに夜間警備はどんどんおかしくなっていく様子がよかった。警備を続ける主人公強すぎだろとツッコミながら楽しませていただきました。(30代・女性)
「愛してる」のシーンが怖い。赤い画面が頭から離れない。ジャンプスケアが苦手なのでエレベーターを締めるときに並んでいたはずの人形の一体が割り込むように突入してきたときは悲鳴が出そうだった(20代・女性)
閉店事件(700円)

| OS | Windows® 10, Windows® 11, 64bit |
| CPU | Intel/AMD |
| GPU | Nvidia GTX 1650またはAMD同等の品質 |
| 物理メモリ | 16GB RAM |
| ストレージ | 7GB以上の空き容量のあるSSD |
飲食店の閉店作業をする少女(主人公)が、思いもよらぬ恐怖体験に遭遇するという作品。
ひとりで業務をこなす「ワンオペ」がテーマのひとつとなっており、その点に共感するユーザーも多いかもしれません。
本作は、客のオーダーに応じてコーヒーを注ぐなどの作業や、インベントリシステムの導入など、他のチラズアート作品に比べてゲーム性がほんの少しだけ高くなっています。ミニゲーム感覚で楽しめる側面も、本作の特徴のひとつです。
果たして、閉店中にどのようなことが起こるのでしょうか? ぜひその目で確かめてみてください。

総レビュー数が2588で「非常に好評」と、チラズアート作品の中でも屈指の人気を誇る一作です。
アンケート回答者のコメント
深夜のコンビニで一人勤務というシチュエーション自体が非常に現実的で、身近な恐怖を感じました。店内に漂う静けさや監視カメラ越しに映る不穏な影、そして客の言動の異様さが徐々に不安を煽ります。とくに閉店間際に起こる不可解な出来事や音の演出がリアルで、誰もいないはずのバックヤードから物音がする瞬間は鳥肌が立ちました。日常の延長にある恐怖を丁寧に描いている点が印象的でした。(20代・男性)
いわゆる“ヒトコワ”な作品の中で、女性目線だと自分の身にも起こりそうな危機感を感じる。ジャンプスケアのタイミングが絶妙であまり怖がりでなくともビクッと体が震える瞬間がある。(20代・女性)
ストーカーの手紙や隠し撮り写真といったストーカーの行動に怖さを感じます。またVHSノイズが強まって、追い詰められるテンポが速いところも怖いです。(40代・男性)
チラズアートさんの作品はホラーというより、人間の怖さの方が個人的に恐怖を感じやすいです。閉店事件は親切なことをしただけ、それだけで好かれて付き纏われ、最終的にはどのエンドでも悲劇的なことになります。最後のクローゼットに潜まれてたのが一番怖かったです。周りの人が気づいてくれてて、自分も警戒してるはずなのに巻き込まれる……より現実的だからこそ想像がしやすく怖かったです(30代・女性)
地獄銭湯リメイク(980円)

| OS | Windows® 10, Windows® 11, 64bit |
| CPU | Intel Core i7-4770KまたはAMD同等の品質 |
| GPU | Nvidia RTX 2080またはAMD同等の品質 |
| 物理メモリ | 8GB RAM |
| ストレージ | 30GB以上の空き容量のあるSSD |
2022年10月に発売され、その後重大な不具合が発見されたため販売終了となっていた「地獄銭湯」のフルリメイク作品。
近所の銭湯で働くことになった主人公が、さまざまな怪現象に遭遇していくというストーリーです。オカルトの代名詞とも言える「水場×幽霊」を題材にしており、ベタですが、しっかりと背筋が凍るような恐怖を体感できます。
フルリメイク版となったことで、画質や演出が大幅に向上し、よりやり応えのある内容となっているのも注目のポイントです。

KADOKAWAからノベライズ版が発売されるほどの人気作。最初に遊ぶ作品に悩んだら、とりあえず本作からはじめてみるといいでしょう。
アンケート回答者のコメント
一つのホラーゲームとしての完成度がとても高いです。オリジナル版の怖さを引き継ぎつつストーリーがしっかり補強されたことで、恐怖の背景が理解でき、より深く没入できました。遊びやすさと怖さのバランスが絶妙な作品だと思います。(20代・女性)
不気味な和風の雰囲気の舞台という点と、クレーマーや霊能力者、宗教信者といった現実にも有り得る人間の怖さが怖いと思いました。(20代・女性)
前半はちょっと奇妙だけど日常風景があったり、ユーモアのある感じで番台さんのお仕事をしたりしているのに、後半になってくると普通の銭湯なのに異様な雰囲気、異質な空間になっていて視覚的にも心理的にも恐怖を感じた。閉ざされた空間での時間制限を用いた記憶ゲームは、なにが起こるかわからない恐怖とパニックがある。また最終盤で遭遇する赤くなった銭湯や開かない扉も怖いと感じました。(30代・女性)
例外配達(350円)

| OS | Windows® 10, Windows® 11, 64bit |
| CPU | Intel/AMD |
| GPU | Nvidia/Amd |
| 物理メモリ | 4GB RAM |
| ストレージ | 4GB以上の空き容量のあるSSD |
老朽化したアパートに荷物を届けるウォーキングシミュレーター。
プレイヤーを待ち受けるのは、アパートに住む薄気味悪い住人や不気味な部屋の数々。恐怖の原因は怪奇現象によるものなのか、それとも住人によるものなのか……。配達を進めていくうちに、その答えが明らかになっていきます。
マルチエンディングを採用しており、プレイヤーの行動によって結末が変わるのも特徴のひとつです。また、350円というワンコインで購入できる価格設定も、大きな魅力と言えるでしょう。

荷物を届けるだけなのにしっかりと怖い! もし現実でこんなアパートに配達することになったら、きっと逃げ出したくなる……そんな内容となっています。
アンケート回答者のコメント
深夜に不気味な建物で宅配便を届けて回らないといけないのですが、建物の様子や登場人物(荷物を受け取る人)すべてが怖いです。ネタバレしていいのかわかりませんが血溜まりとかも出てくるのでそういうのが苦手な方にはおすすめできません。とにかく怖いです。(40代・女性)
エレベーターの操作ができなくて「あれ?」ってなっているときに、人がこちらに向かってすごい勢いで走ってきたのが一番怖かったです。冷蔵庫の写真だらけの部屋も気味が悪くて怖かった。(20代・女性)
401号室に到着した際に、住人が隙間から顔を出し「怖くないですか?」と聞かれた際の恐怖。(20代・男性)
パラソーシャル(920円)

| OS | Windows® 10, Windows® 11, 64bit |
| CPU | Intel Core i7-4770KまたはAMD同等の品質 |
| GPU | Nvidia GTX 950またはAMD同等の品質 |
| 物理メモリ | 8GB RAM |
| ストレージ | 5GB以上の空き容量のあるSSD |
ライブ配信者を題材にした作品。
本作は霊的なホラーではなく、人間が引き起こす狂気がテーマとなっており、リリース当時、配信界隈でひときわ大きな話題を呼びました。まさに“大配信時代”と呼ばれる現代社会に起こりうる問題を、ゲームを通じて投影した作品と言えます。
幽霊よりも生きている人間のほうが怖い、そんな感覚を味わいたい方に打って付けの一作です。

どちらかと言えば、「怖い」よりも「気持ち悪い」という感覚のほうが勝るかも?
アンケート回答者のコメント
霊的なものではなくて、実際の人間(ストーカー)という部分がとてもリアルで怖いなと感じた。(30代・女性)
幽霊より人のほうが怖い系で、現代でよくありえそうなシチュエーションであるため、選びました。とくに、他人からもらったソフトをプレイして顔が特定される場面は、ネット社会である現代において取り返しのつかないことであることから怖いと感じました。ネットリテラシーや他人をたやすく信用するのは注意が必要という教訓にもなるいいゲームであると感じました。(20代・男性)
呪われたデジカメ(920円)

| OS | Windows® 10, Windows® 11, 64bit |
| CPU | Intel® Core™ i7-10700KまたはAMD同等の品質 |
| GPU | NVIDIA® RTX 3060またはAMD同等の品質 Radeon R6800 |
| 物理メモリ | 16GB RAM |
| ストレージ | 5GB以上の空き容量のあるSSD |
プレイヤーは、娘を失った父親となり、霊を撮影できる特殊なカメラを使って、亡くなった娘の幽霊を捜していきます。娘の幽霊と再会する過程で、思いがけない訪問者と出会ったり、娘の死の真相が徐々に明らかになったりします。
霊を撮影することで物語が次第に不穏な雰囲気に包まれ、精神的な恐怖がより一層強調されていくのが大きな見どころです。
物語の舞台が、薄暗い団地というのも怖さに拍車をかける要因に……。

ローポリゴンではなく、美麗な3Dグラフィックで表現されているのも特徴のひとつ。その分、要求スペックがやや高めです。
アンケート回答者のコメント
大まかな設定は分かるものの、結局“まいきー”が何だったのかがよくわからず、その見た目も相まってよくわからないという不気味さが怖かった。(30代・女性)
女子高生の格好をした“まいきー”がチェーンソーで襲ってくるのがシンプルに怖い。(30代・女性)
新幹線0号(800円)

| OS | Windows® 10, Windows® 11, 64bit |
| CPU | Intel Core i7-4770KまたはAMD同等の品質 |
| GPU | Nvidia GTX 1070またはAMD同等の品質 |
| 物理メモリ | 8GB RAM |
| ストレージ | 10GB以上の空き容量のあるSSD |
ループする世界で異変を見つけてゴールを目指すウォーキングシミュレーター「8番出口」にインスパイアされた、いわゆる8番出口ライクな一作。
プレイヤーは、新幹線の中で発生する異変を見つけながら、先頭の0号車を目指して進みます。異変を発見したら引き返し、なければそのまま進む、という流れをくり返すゲームです。異変を見逃したり、異変がないのに引き返した場合は最初からやり直しとなります。端的に言えば、3D空間で行われる間違い探しゲームです。
チラズアート作品としてはホラー要素が薄く、イージーモードも用意されているため、ホラーが苦手な人でも比較的プレイしやすいのも特徴のひとつと言えます。
なお、クリアまでの時間は短いものの、異変は50種類以上あり、エンディングも複数用意されているため、やり込み要素は豊富です。

本家の「8番出口」と違って、「新幹線0号」はストーリーがあるのも大きな魅力です。
アンケート回答者のコメント
最後の黒い人影に追いかけられて、逃げないといけないのに障害物が邪魔をしてくるところがハラハラした。(20代・女性)
ここからは各タイトルの推奨スペックをすべて満たした5つのゲーミングPCを紹介します。
2024年以前の作品はローポリゴンのグラフィックがメインだったため、推奨スペックは低めでした。しかし近年は、「地獄銭湯リメイク」や「呪われたデジカメ」など、美麗なグラフィックを採用したタイトルも増えています。そのため、推奨スペックは年々上昇傾向にあります。
今後リリースされるタイトルも視野に入れるのであれば、下記のスペック程度は確保したいところです。価格の目安は13万円~20万円ほど。チラズアート作品以外のゲームも楽しみたい場合は、20万円前後のモデルを選ぶのがおすすめです。

ぜひここで紹介するPCを手に入れ、推しのアーカイブ配信を見ながら同じタイトルをプレイする「推し活」を楽しんでみてはいかがでしょうか。
おすすめゲーミングPCまとめ
| 順位 | 製品名 | 購入リンク | 参考価格(税込) | CPU | グラフィック | メモリ | ストレージ | CPUクーラー | カスタマイズ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Lightning-G AV7XB | 公式サイト | 134,980円 | Ryzen 7 5700X | RTX 5060 8GB | 16GB | 500GB SSD | 空冷 | 可 | |
| GK-144FB56Ti8 | 公式サイト | 204,800円 | Intel Core i5-14400F | RTX 5060Ti 8GB | 32GB | 1TB SSD | 空冷 | 可 | |
| NEXTGEAR JG-A7G70 | 公式サイト | 219,800円 | Ryzen 7 7700 | RTX 5070 12GB | 16GB | 1TB SSD | 水冷 | 可 | |
| FRGKB550/SK1 | 公式サイト | 192,800円 | Ryzen 7 5700X | RTX 5060 8GB | 16GB | 500GB SSD | 空冷 | 可 | |
| G TUNE DG-I5G60 | 公式サイト | 207,500円 | Intel Core i5-14400F | RTX 5060 8GB | 16GB | 1TB SSD | 空冷 | 可 |
| 順位 | 製品名 | 購入リンク | 参考価格(税込) | CPU | グラフィック | メモリ | ストレージ | CPUクーラー | カスタマイズ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Lightning-G AV7XB | 公式サイト | 134,980円 | Ryzen 7 5700X | RTX 5060 8GB | 16GB | 500GB SSD | 空冷 | 可 | |
| FRGKB550/SK1 | 公式サイト | 192,800円 | Ryzen 7 5700X | RTX 5060 8GB | 16GB | 500GB SSD | 空冷 | 可 | |
| GK-144FB56Ti8 | 公式サイト | 204,800円 | Iore i5-14400F | RTX 5060Ti 8GB | 32GB | 1TB SSD | 空冷 | 可 | |
| G TUNE DG-I5G60 | 公式サイト | 207,500円 | Core i5-14400F | RTX 5060 8GB | 16GB | 1TB SSD | 空冷 | 可 | |
| NEXTGEAR JG-A7G70 | 公式サイト | 219,800円 | Ryzen 7 7700 | RTX 5070 12GB | 16GB | 1TB SSD | 水冷 | 可 |
Lightning-G AV7XB(134,980円)

【Lightning-G AV7XB】の評価

| CPU | |
| GPU | |
| メモリ | |
| 価格 | |
| コスパ |
| CPU | Ryzen 7 5700X |
| グラフィック | RTX 5060 8GB |
| メモリ | 16GB |
| ストレージ | 500GB SSD |
| 参考価格 (公式サイト) | 134,980円 |
| 分割払いの目安 (42回分割) | 約3,200円 / 月 (分割払いについて) |

これ一台でさまざまなゲームが遊べる、圧倒的コスパの怪物
1位は、ドスパラのミニタワー型デスクトップPC「Lightning-G AV7XB」です。CPUに「Ryzen 7 5700X」、GPUに「GeForce RTX 5060」を搭載したモデルとなります。
今回紹介するPCの中でも最も価格が安いモデルですが、ゲーミング性能は意外にも高水準です。チラズアート作品を余すことなく楽しめるだけでなく、「Apex Legends」や「VALORANT」、「グランド・セフト・オートV」といった定番の人気タイトルも、最高画質+フルHD解像度で120fpsを維持しながら快適に遊ぶことができます。
さらに、「ホグワーツ・レガシー」「サイバーパンク2077」「Ghost of Tsushima」など、やや重めのタイトルでも、最高画質+フルHD解像度で軒並み80fps以上を確保できるため、価格以上のゲーミング体験が味わえるでしょう。
また、ドスパラの一般的なゲーミングPCと比べて約23%小型化されたコンパクトボディも魅力のひとつです。デスクトップPC特有の大きさを感じさせず、省スペースで使えるため、初めてゲーミングPCを購入する方にもぴったりのモデルと言えます。
コストパフォーマンスに優れたモデルですが、ゲーム本体データなどを保存するためのSSD容量が500GBとやや少なめなのが難点です。さまざまなゲームを楽しみたい場合は、最低でも1TBにアップグレード(+6,000円)しておくことをおすすめします。
GK-144FB56Ti8(204,800円)

【GK-144FB56Ti8】の評価

| CPU | |
| GPU | |
| メモリ | |
| 価格 | |
| コスパ |

美しさと性能を両立させた「幻界」シリーズ
2位にランクインしたのは、STORMのゲーミングPC「幻界」シリーズに属する「GK-144FB56Ti8」です。
本モデルには、CPU「Intel Core i5-14400F」とGPU「RTX 5060Ti」が搭載されており、1位で紹介した「Lightning-G AV7XB」(122,980円)よりもワンランク上の性能を備えています。
「サイバーパンク2077」「パルワード」「ELDEN RING」などやや重めのタイトルでも、最高画質かつフルHDで平均100fpsを維持できるため、快適にプレイできます。
「GK-144FB56Ti8」はデザイン面も大きな魅力です。PCケースに内部が一望できる270℃パノラマ強化ガラスと配線を背面に収納するマザーボードを採用することで、ゲーミングPCらしいスタイリッシュな外観と美しい見た目を実現しています。また、内部ファンにはLEDが搭載されており、起動中はさまざまなカラーでPC内部を照らし、幻想的な雰囲気を演出してくれます。
さらに、ホコリの侵入を防ぐマグネットフィルターも標準装備されており、デザイン性だけでなくメンテナンス性に優れているのもありがたい点と言えます。
加えて、本モデルは標準で32GBのメモリと1TBのSSDを搭載しており、カスタマイズの手間がかからないのもうれしいポイント。浮いた予算を周辺機器の購入に回すこともできます。
高性能かつ美しいデザインのゲーミングPCを求めている方は、STORMの「GK-144FB56Ti8」がおすすめです。
NEXTGEAR JG-A7G70(219,800円)

【NEXTGEAR JG-A7G70】の評価

| CPU | |
| GPU | |
| メモリ | |
| 価格 | |
| コスパ |
| CPU | Ryzen 7 7700 |
| グラフィック | GeForce RTX 5070 12GB |
| メモリ | 16GB |
| ストレージ | 1TB SSD |
| 参考価格 (マウス公式サイト) | 219,800円 |
| 分割払いの目安 (24回分割) | 約9,100円 / 月 (分割手数料無料) |

幅広いジャンルのタイトルに対応可能な、ワンランク上のPC
3位は、CPU「Ryzen7 7700」とGPU「RTX 5070 12GB」を搭載した、mouseのゲーミングPC「NEXTGEAR JG-A7G70」です。
最大の魅力は高性能なGPUです。優れた性能を持つGPUの「RTX 5070 12GB」は、PCゲームの中でもとくに負荷が高い「モンスターハンターワイルズ」も快適に動作させられるパワーを持っています。さらに、ビデオメモリが12GBもあるため、軽量級や中量級のゲームであれば、WQHD解像度でも快適にプレイできる点も魅力です。
正直なところ、チラズアート作品をプレイするにはややオーバースペックですが、さまざまなジャンルのゲームを楽しみたい方には、持っておいて損はないスペックです。また、CPUクーラーには水冷タイプを採用しているため、排熱によるパフォーマンス低下を防ぎやすいのも大きなメリットといえるでしょう。
FRGKB550/SK1(192,800円)

【FRGKB550/SK1】の評価

| CPU | |
| GPU | |
| メモリ | |
| 価格 | |
| コスパ |
| CPU | Ryzen 7 5700X |
| グラフィック | RTX 5060 8GB |
| メモリ | 16GB |
| ストレージ | 500GB SSD |
| 参考価格 (マウス公式サイト) | 192,800円 |

幅広いジャンルのタイトルに対応可能な、ワンランク上のPC
3位は、CPU「Ryzen7 7700」とGPU「RTX 5070 12GB」を搭載した、mouseのゲーミングPC「NEXTGEAR JG-A7G70」です。
最大の魅力は高性能なGPUです。優れた性能を持つGPUの「RTX 5070 12GB」は、PCゲームの中でもとくに負荷が高い「モンスターハンターワイルズ」も快適に動作させられるパワーを持っています。さらに、ビデオメモリが12GBもあるため、軽量級や中量級のゲームであれば、WQHD解像度でも快適にプレイできる点も魅力です。
正直なところ、チラズアート作品をプレイするにはややオーバースペックですが、さまざまなジャンルのゲームを楽しみたい方には、持っておいて損はないスペックです。また、CPUクーラーには水冷タイプを採用しているため、排熱によるパフォーマンス低下を防ぎやすいのも大きなメリットといえるでしょう。
G TUNE DG-I5G60(207,500円)

【G TUNE DG-I5G60】の評価

| CPU | |
| GPU | |
| メモリ | |
| 価格 | |
| コスパ |
| CPU | Core i5 14400F |
| グラフィック | RTX 5060 8GB |
| メモリ | 16GB |
| ストレージ | 1TB SSD |
| 参考価格 (マウス公式サイト) | 207,500円 |
| 分割払いの目安 (24回分割) | 約8,600円 / 月 (分割手数料無料) |

価格を20万円前後で抑えたいなら、このモデルがおすすめ
5位は、mouseのゲーミングPC「G TUNE DG-I5G60」。
本機種は、CPU「Intel Core i5-14400F」とGPU「RTX 5060」を搭載したモデル。GPU性能は2位の「GK-144FB56Ti8」(209,800円)よりもやや劣りますが、チラズアート作品を含め、さまざまなゲームを快適にプレイできるポテンシャルを持っています。
SSDの容量が標準で1TBと十分にあり、カスタマイズの必要がないため、価格が20万円前後で収まる点も大きな特徴です。できるだけ費用を抑えつつ、ある程度高性能なゲーミングPCが欲しい方には、選択肢のひとつとしておすすめできます。
ただし、1万円プラスして「GK-144FB56Ti8」に変えるだけで、メモリが32GB、GPUが「RTX 5060Ti」にアップグレードできることを考えると、本モデルのコスパはお世辞にもいいとは言えないのが実情です。
予算に余裕がある場合は、2位の「GK-144FB56Ti8」を選んだほうが、より快適なゲーミングPCライフを送れると思います。
CPUには「Ryzen 7 5700X」、グラフィックボードには2025年時点でコスパ最強クラスの「Radeon RX 9060 XT 16GB」を採用したモデル!
なるべく安く、でもちゃんとゲームが遊べるPCなら今はこれがイチ押しです!
CPUには「Ryzen 7 7700」、グラフィックスにはハイスペックなAMD製GPU「Radeon RX 7800 XT 16GB」を搭載したモデル。
WQHD解像度・高画質まで余裕でこなせる性能で、PCのスペックでしばらく悩みたくない方はこちらのモデルもおすすめ!
PC本体とゲームに必要な周辺機器を合わせた計5点セットのモデル。周辺機器を揃えるとなると安くてもPC本体の他に2~3万円程度が追加でかかりますが、それらが全部いっぺんに揃います!
CPUには「Core i5-14400F」、グラフィックスには新世代GPU「GeForce RTX 5060 Ti 16GB」を搭載。最新の3Dゲームも十分に遊べるおすすめの一台です。






