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場所を選ばず、手軽にPCゲームを楽しめるポータブルゲーミングPC。
近年は小型ながら高性能なモデルが続々と登場し、快適さと携帯性が格段に向上しました。プレイできるゲームの幅も広がったことから、PCゲーマーを中心に注目を集めています。
そこで今回は、ポータブルゲーミングPCに焦点を当てた記事をお届け! おすすめのモデルから、特徴やメリット・デメリットまで詳しく解説していきます。購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

【監修者】ゲームPCラボ管理人
KUL
当時ハマっていたMMOが好きすぎてそのまま運営会社に就職、その後ゲーム内イベントの企画やデバッグ・GMなどを担当していました。今は業界から離れてしまったもののゲーム好きなのはずっと変わらず。
社会人になりたての頃に何もわからないまま購入したゲーミングPCで失敗…。最近周囲でゲーミングPCを検討する人が増えてきたこともあり、自分と同じ失敗をしてほしくないという思いからこの「ゲームPCラボ」を立ち上げました。

【執筆者】ゲームPCラボ ライター
ベル塚ベル
ゲーム関連の雑誌・書籍、そしてWebサイトを中心に執筆活動を行うフリーライター。生粋のゲーマーであり、仕事もプライベートもゲーム三昧。
Steamで頻繁にゲームをプレイすることから、ゲーミングPCにも精通しています。その知識と経験を活かし、読者の皆さんがより快適にPCゲームを楽しめるような情報をお届けします。
AMD製のCPU「Ryzen 7 7700」とGPU「RTX5070」を採用したマウスコンピューターのPC! ストレージとメモリも大容量の1TB・32GBをしっかり確保!
人気タイトルや最新ゲームをしっかり遊び切りたい、しばらくはPC性能で困りたくないという方に非常におすすめのモデルです。
まずは、おすすめのポータブルゲーミングPC4機種を特徴とあわせてご紹介します。
steam deck(OLEDシリーズ)
| OS | SteamOS |
| CPU | 6nm AMD APU Zen 2 4c/8t |
| GPU | 6nm AMD APU 8 RDNA 2 CU |
| 解像度 | 1,280×800 |
| ディスプレイサイズ | 7.4インチ(対角) |
| 物理メモリ | 16GB RAM |
| バッテリー | 50Wh |
| ストレージ | 512GB SSD/1TB SSD |
| 重量 | 約640グラム |

Steamのゲームをメインで遊ぶならコレ!
最大手のPCゲームプラットフォーム“Steam”を運営するValveが、Steamで販売されているタイトルをより気軽に遊べるように開発したのが、この「Steam Deck」です。
他のポータブルゲーミングPCでもSteamにアクセスしてゲームを購入・プレイできますが、本機はSteamに特化している点が大きな魅力。Steam内には本機で快適に動作するタイトル(互換性のあるタイトル)を表示する機能があり、ソフト探しがスムーズに行えます。
互換性のあるタイトルの幅は広く、「Baldur’s Gate 3」「ELDEN RING」「パルワールド」「サイバーパンク2077」「グランド・セフト・オートV レガシー」など、高いマシンスペックを要する人気作を多数プレイ可能。もちろん、コアなインディーゲームも楽しめます。
ただし、すべてのSteamタイトルが動作するわけではない点には注意が必要です。これは他のポータブルゲーミングPCも同様ですが、動作するかどうかを事前に確認できるのは、他機種にはない大きなアドバンテージといえるでしょう。
また本機は、SteamOSと呼ばれる独自のシステムOSを搭載していますが、Epic GamesストアやGOG.comなど、Steam以外のストアにアクセスしてゲームを購入・プレイすることも可能です。PCで実行できるものであればある程度は動作するため、他のモデルに引けを取らないポテンシャルを備えています。
弱点を挙げるなら、画面の解像度(1280×800)、最大リフレッシュレート(90Hz)、バッテリー容量(50Wh)の3点でしょうか。ただし画面については、有機ELディスプレイを採用しているため携帯機としては十分すぎるほどのキレイさがあります。バッテリー容量も他モデルと大差ないため、本機が極端に見劣りするということはないでしょう。
そんなSteam Deckは、512GB(約13万円台)と1TB(約16万円台)の2タイプが販売中です。
ASUS ROG Xbox Ally RC73YA
| OS | Windows 11 64-bit |
| CPU | AMD Ryzen Z2 A |
| GPU | AMD Radeon グラフィックス |
| 解像度 | 1,920×1,080 |
| ディスプレイサイズ | 7.0インチ |
| 物理メモリ | 16GB RAM |
| バッテリー | 60Wh |
| ストレージ | 512GB SSD |
| 重量 | 約670グラム |

性能面をパワーアップさせた新型ROG
世界シェアNo.1のマザーボードメーカーであり、数多くのPCおよびPC周辺機器の販売・製造を手がける“ASUS”のポータブルゲーミングPC。
「ASUS ROG Xbox Ally RC73YA」は、2025年10月16日に発売されたニューモデル。前モデル「ASUS ROG Ally RC71L」と比べ、CPU性能やバッテリー容量が進化しており、長時間のゲームプレイに強くなっています。
一方で、バッテリーの大容量化に伴い重量が60グラムほど増加。ずっしりとした重さを感じる仕上がりになっている点は、やや惜しいところです。
そんな「ROG Xbox Ally」シリーズは、PC版Xboxゲームとの連携を強化したマシン。他のモデルよりもスムーズにXboxゲームへアクセスし、快適にプレイできます。もちろん、SteamやEpic Gamesストアなどにアクセスしてゲームを購入・プレイすることも可能です。
また、Steam Deckほどではないものの、ASUSによる動作検証済みタイトルも豊富にラインナップ。検証済みタイトルはAmazonの販売ページから確認できます。
前モデルから正常進化を遂げた「ASUS ROG Xbox Ally RC73YA」の価格は約12万円台。「Steam Deck」や「MSI Claw 8 AI+ A2VM」よりも手が届きやすい価格設定も、大きな魅力といえるでしょう。
ASUS ROG Ally RC71L
| OS | Windows 11 64-bit |
| CPU | AMD Ryzen Z1 A |
| GPU | AMD Radeon グラフィックス |
| 解像度 | 1,920×1,080 |
| ディスプレイサイズ | 7.0インチ |
| 物理メモリ | 16GB RAM |
| バッテリー | 40Wh |
| ストレージ | 512GB SSD |
| 重量 | 約608グラム |

携帯性と価格が強みの旧モデル
ASUSのポータブルゲーミングPC「ASUS ROG Ally RC71L」。
こちらは2023年6月14日に発売されたモデルで、「ASUS ROG Xbox Ally RC73YA」の前モデルに相当します。XboxゲームやSteam、Epic Gamesといったアプリケーションを介してゲームをプレイできるなど、機能面は新モデルとほぼ変わりません。
本機の最大の魅力は、携帯性と旧モデルならではの価格です。搭載バッテリーは40Whと控えめで、他モデルと比べると長時間のゲームプレイはやや苦手。しかしその分、本体重量は約608gと軽量に仕上がっており、今回紹介するモデルの中で最軽量を誇ります。
価格も型落ちモデルとあって11万円台と、手が届きやすくなっているのもうれしいポイント。
軽さと価格の両立を求める方には、有力な選択肢となる一台です。
MSI Claw 8 AI+ A2VM
| OS | Windows 11 64-bit |
| CPU | Core Ultra 7 プロセッサー 258V |
| GPU | インテルArc 140V GPU |
| 解像度 | 1,920×1,080 |
| ディスプレイサイズ | 8.0インチ |
| 物理メモリ | 32GB RAM |
| バッテリー | 80Wh |
| ストレージ | 1TB SSD |
| 重量 | 約795グラム |

性能に妥協したくない人向けのポータブルマシン
世界有数のコンピューターメーカー“MSI”のポータブルゲーミングPC。
価格は21万円台後半と、今回紹介する中でもっとも高価なモデルです。しかし、ノートパソコン向けのCPUとGPUを搭載し、ディスプレイは1,920×1,200の8インチ、メモリは32GB、SSDストレージは1TB、バッテリーは80Whと、他モデルを圧倒するスペックを備えています。
他機では動作しない重量級タイトルも動作可能なうえ、軽量級・中量級のタイトルであれば高画質かつ快適に楽しめるなど、遊べるゲームの幅が大きく広がる点が最大の魅力といえます。
一方、本機のネックは約800gという重量。500mlペットボトル1本と350mlのアルミ缶1本を合わせた重さに相当すると考えると、人を選ぶ一台かもしれません。
とはいえ、この性能と長時間プレイを支えるバッテリー容量は、他機にはない大きな武器。ポータブルゲーミングPCでも性能に妥協したくない方には、本機がうってつけの選択肢となるでしょう。
手のひらに収まるサイズのボディに、液晶ディスプレイ、一般的なPC機能、そしてPCゲームを動かすだけの性能を凝縮した超小型ゲーミングPC、それがポータブルゲーミングPCです。ウルトラモバイルPC(UMPC)と呼ばれることもあります。
ノートPCのようにキーボードを搭載したモデルもありますが、昨今ではNintendo Switch(携帯モード)やPlayStation Portal リモートプレーヤーのように、液晶ディスプレイの左右に持ち手がついた携帯ゲーム機タイプのデザインが人気です。
最大の魅力はなんといっても、デスクトップ型やノート型のゲーミングPCと同様に、Steam、Epic Games、XboxゲームといったPCゲーム販売プラットフォームへアクセスし、ゲームを購入・プレイできる点です。また、ExcelやWordといったPC向けソフトウェアも起動でき、ゲーム以外の用途にも活用できるのも見逃せないポイントといえます。
さらに、別売りのドッキングステーションを使えば、映像をテレビに出力して大画面でPCゲームを楽しめるほか、マウスやキーボードを接続することでミニゲーミングPCへと早変わり。そういった拡張性の高さも大きな魅力です。

スマートフォンやタブレット感覚で持ち運びながら、より本格的にPCゲームを楽しみたい。そんな方向けのデバイスです。
メリット①:圧倒的な携帯性と手軽さ
最大の強みは、なんと言ってもその携帯性と手軽さです。
昨今のポータブルゲーミングPCは、重量が600〜800グラム前後、液晶は7インチ前後が主流で、イメージとしてはNintendo Switch(携帯モード)をもう少し重たくしたような感じです。そのため、タブレットやノートPC感覚でカバンに入れて持ち運ぶことができます。
ゲームパッドのような持ち手になっており、どこでもゲームがプレイしやすく、長時間プレイしていても疲れづらい構造になっている点も見逃せません。
スリープ機能も搭載しているため、さっと取り出してすぐに『サイバーパンク2077』などの本格的なPCゲームがプレイできるのも、他のデバイスにはない圧倒的な魅力です。

屋外・屋内を問わず、自分の好きな場所・タイミングでPCゲームができるなんて、本当にいい時代です。
メリット②:部屋を自由に使える
部屋のスペースを自由に使えるのも、ポータブルゲーミングPCの強みです。
一般的なデスクトップ型ゲーミングPCは、非常にパワフルで多彩なゲームが遊べ、大画面モニターで視認性にも優れています。しかしその反面、PC本体に加えてデスク、椅子、モニター、キーボード、マウスなど設置すべきものが多く、部屋のスペースを大きく占有してしまいます。おまけにコンセントの数も必要になるため、配線でごちゃつきがちです。
また、リビングなどの共有スペースにPCを置いている家庭でも、ポータブル型なら好きな場所に持ち運べるため、家族の目を気にせずゲームに没頭できるのもうれしいポイントです。

デスクと椅子を置くだけで1.5~2畳近くのスペースが必要になりますからね。それがなくなるのは非常に大きなメリットではないでしょうか。
デメリット①:コストパフォーマンスが悪い
実のところコスパはお世辞にも良いとは言えません。
近年性能が向上しているとはいえ、一般的なデスクトップ型ゲーミングPCと比べるとスペックは遠く及ばず。軽量級のゲームでない限り、最高画質で60FPSを安定維持するのが難しいタイトルが多いです。
とくに負荷がやや高い中量級タイトルの場合、画質を「最低」や「標準」に落としたり、設定をあれこれ調整して負荷を軽くしたりしなければならないことも珍しくありません。
それに対して、同価格帯のデスクトップ型ゲーミングPCであれば、同じタイトルをフルHD・高画質設定で60FPSを維持して遊べますし、最新の超解像技術によってさらに美しく快適に遊ぶことも可能です。
また、ポータブルゲーミングPCはバッテリー駆動である性質上、バッテリーの寿命や長時間プレイでの発熱といった問題も付きまといます。そのため、腰を据えてガッツリ遊びたい人にとっては、悩みの種があれこれ出てくる可能性もあります。

内蔵SSDの容量問題については、512GBや1TBといった大容量のmicroSDXCカードで簡単に増設できます。そのため、こちらはそこまで大きなデメリットにはなりません。
デメリット②:PCと比べて遊べるゲームの幅はやや狭まる
前述のとおり性能に限界があるため、デスクトップ型ゲーミングPCと比べると、当然ながら遊べるゲームの幅は狭まります。
とくに重量級の『モンスターハンター ワイルズ』や、超重量級の『Kingdom Come: Deliverance II』のようなタイトルを高画質かつ快適に遊びたいのであれば、ミドルクラス以上(20万円以上)のデスクトップ型ゲーミングPCを買うのが圧倒的におすすめです。
また最新タイトルの場合、要求スペックがポータブル機で遊べる内容であったとしても、ゲーム側の最適化不足が原因で想定以上の負荷がかかり、思うように動かないこともあり得ます。デスクトップ型であれば、そうした最適化不足のタイトルでも基本スペックの高さで安定して動かせるケースがあるため、総合的に見て“遊べるゲームの幅”ではやはりデスクトップ型には敵いません。

携帯性と手軽さを優先するか、安定したマシンパワーを重視するか。この選択こそが、ポータブル機とデスクトップ型の最大の違いと言えるでしょう。

CPUには「Ryzen 7 9800X3D」、グラフィックボードにはフルHDはもちろんWQHDまでカバーし切れる性能の「RX 9070 XT 16GB」を採用したモデル!
PC価格が高騰している中でも非常にコスパの高いおすすめのモデルです!

CPUには「Ryzen 7 7700」、GPUには「RTX 5070 12GB」を搭載したゲーミング性能抜群なモデル。
ストレージも標準で1TBなので増設する必要がないのもオススメのポイント!

CPUには「Ryzen 7 9800X3D」、グラフィックスには新世代GPU「Radeon RX 9070 XT 16GB」を搭載! WQHD~4Kまで幅広く活躍できるハイスペックPCです。
とにかくハイスペックなゲーミングPCが欲しいという方におすすめです!


