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2024年7月4日にサービスが開始された新作ゲーム「ゼンレスゾーンゼロ」。今も大人気の「原神」や「崩壊:スターレイル」を手掛けるHoYoverseの新作ということで、大きな注目が集まっています。
スマホ版もPC版も同時にサービスインしましたが、推奨動作環境・推奨スペックはどれくらいになるのでしょうか?
今回は「ゼンレスゾーンゼロ」をプレイするためにゲーミングPCの購入を考えている方に向けて、なるべく分かりやすく必要なスペックなどを解説していきます。最後にはおすすめのゲーミングPCも紹介しますので、ぜひ検討の参考にしてみてください。
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元・MMORPG GM担当
KUL
当時ハマっていたMMOが好きすぎてそのまま運営会社に就職、その後ゲーム内イベントの企画やデバッグ・GMなどを担当していました。今は業界から離れてしまったもののゲーム好きなのはずっと変わらず。
社会人になりたての頃に何もわからないまま購入したゲーミングPCで失敗…。最近周囲でゲーミングPCを検討する人が増えてきたこともあり、自分と同じ失敗をしてほしくないという思いからこの「ゲームPCラボ」を立ち上げました。
PC版「ゼンレスゾーンゼロ」を遊ぶために必要な推奨動作環境を下記の2つに分けて解説します。
「公式サイトとは違う推奨動作環境があるの?」と思った方もいると思います。
一般的に「推奨動作環境」というのはそれを満たすことで快適に動作させられることを指す指標です。
ただ、この指標は個々のPCの常駐プログラム(たとえばウイルス対策ソフトや各ソフトの自動更新プログラムなど)までは想定されていないことも多くあります。
場合によっては「推奨動作環境」と同じなのにカクつきが生じてしまうなんてことも……
ゲームPCラボでは、そういった問題が起こることのないよう、ゲーマーの管理人が公式サイトの基準にこだわらない独自の推奨動作環境を作成して公開しています。
また、それと併せてコスパの高いおすすめのゲーミングPCもいくつか紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
公式サイト推奨動作環境(PC版)
「ゼンレスゾーンゼロ」公式WEBサイトで公開されている推奨動作環境(※音が出ます)は下記の通りです。
OS | 64ビット版Windows 10 以上 |
CPU | 第10世代 Intel Core i7 |
GPU | GeForce GTX 1660 以上 |
物理メモリ | 8GB |
ストレージ | 57GB以上の空き容量 ※初回インストール時のみ +35GBが必要 |
同じHoYoverseの「原神」の推奨動作環境と比較すると、CPU・GPUは少し要求スペックが高い印象を受けます。
とはいえ、物理メモリは8GBで十分とされています。マルチプレイ要素がそこまで多くないこと、プレイヤーキャラクターが同時に動く機会も少ない分、物理メモリはそこまで要求されないのかもしれません。
ただ、物理メモリはもう16GBが標準になりつつあるので新しく購入するなら16GB以上がいいですね
上記を踏まえて、ゲームPCラボの提唱するオリジナルの推奨動作環境が下記の通りとなります。
ゲームPCラボ推奨動作環境(PC版)
OS | 64ビット版Windows 10 以上 |
CPU | Intel Core i5-13400 以上 Ryzen 7 5600X 以上 |
GPU | GeForce RTX 3060 以上 Ryzen RX 6600 以上 |
物理メモリ | 16GB 以上 |
ストレージ | 80GB以上の空きのある容量1TB以上のSSD |
上記を超えていれば通常のプレイに支障が出ることはほぼない性能だと思います。
「ゼンレスゾーンゼロ」は「原神」とは異なり、フレームレートの制限なく60fpsを超えて遊ぶことが可能です。
60fpsを狙うのであればもう少し性能を抑えた環境が推奨ラインとなりますが、ゼンレスゾーンゼロならではのスタイリッシュな戦闘を楽しみ切りたいのであれば、120fpsレベルが狙える性能を抑えておくべきです。
60fpsでも問題はないですが、120fpsの映像を知ってしまうと少し物足りなさを感じると思います。
とはいえ、現在販売されているゲーミングPCはCPUもグラボもこの推奨動作環境を超えていることが多いので、一定の金額さえ超えてしまえばそれほど注意を払う必要はありません。
さて、上記を踏まえてここからは実際に「ゼンレスゾーンゼロ」のプレイにおすすめのゲーミングPCを紹介していきます。
実際に管理人のPCで「ゼンレスゾーンゼロ」を動かしてみた
管理人のPC「G-GEAR GA5J-C230B3/CP6」でもプレイしてみました。
解像度はフルHD、画質設定は最高設定の「高」、フレームレートは「無制限」(垂直同期ONのため144fps固定)にしています。
今回おすすめするPCの中には含まれていませんが、このPCでも問題なく動かすことが可能でした!
動画の再序盤、撮影ソフトの起動直後は少しフレームレートが落ちていますが、戦闘中に裏で計測してみたところその後は平均してほぼ143~144fpsが出ているようでした。
間違いなく動かせるPCを選びたい方は「G-GEAR GA5J-C230B3/CP6」も十分にアリな選択肢です!
こちらのモデルは完売しましたが、このモデルが気になる方は同等のスペックのPCが新たに発売されたのでこちらがおすすめです!
CPU | Ryzen 7 5700X |
グラフィック | GeForce RTX4070 12GB |
メモリ | 32GB |
ストレージ | 1TB SSD |
参考価格 (公式サイト) | 207,980円 |
次はスマホ版の推奨動作環境の説明なので、他のおすすめゲーミングPCを見てみたいという方はこちらからどうぞ。
スマホ版の情報を求めて検索から入ってくる方も多いので、iOSやAndroidの動作環境や推奨端末についてもまとめました。
公式サイト推奨動作環境(スマホ版)
公式サイトで公開されているスマホ版の推奨動作環境は下記の通りです。
デバイス(iOS) | ・iPhone 11Proまたはより優れた性能を持つモデル ・A13またはより優れた性能を持つCPUを搭載したiPad ・4GB RAM |
デバイス(Android) | ・Snapdragon 888 ・Dimensity 8200 ・Kirin 9000 ・8GBまたはより優れた性能を持つデバイス |
ストレージ | ・26GB以上の空き容量(iOS) ・20GB以上の空き容量(Android) |
スマホ版も原神と比較して要求スペックは高め。たとえば原神の場合、iOSはiPhone 8 PlusからOKです。
自分のスマホが推奨動作環境を満たしているかを調べる方法
推奨動作環境はわかったけど、自分のスマホが対応しているかどうかが分からない!
そんな方のために、簡単に推奨動作環境を満たしているかが確認できる方法を紹介します。
下記のサイトは機種ごとのCPUがまとめられているサイトです。
ここで自分の機種名を検索してみましょう。
PCの方は「ctrl+F」を押して出てきた検索窓に、スマホの方はブラウザのページ内検索機能などで機種名を入力すると簡単に探すことができます。
たとえば私が使っているPixel 6aを実際に検索してみると…
スコアは2828という結果でした。
一方でゼンレスゾーンゼロの推奨動作環境の「Snapdragon 888 5G」は上から3つ目、スコアは3691です。
私のスマホは推奨動作環境にはまったく届いていないみたいですね……。
さすがにここまで差があると、実際に動かしているうちに発熱やカクつきも見られるようになります。
ちなみにPixelシリーズに搭載されているCPU「Tensor」シリーズはゲームには不向き。最近は学園アイドルマスターなどもTensorの端末だとうまく動かせないことが話題になりました。
結局ゼンレスゾーンゼロの推奨端末って具体的にどれのこと?
さて、推奨動作環境も端末の調べ方も分かりましたが、結局のところ推奨端末は具体的にどれのことなのでしょうか?
公式ページには具体的な端末名が記載されていなかったので、当サイトでまとめてみました。
- iPhone 11 Pro / 11 Pro Max
- iPhone 12 / 12 mini / 12 Pro / 12 Pro Max
- iPhone 13 / 13 mini / 13 Pro / 13 Pro Max
- iPhone SE (第3世代)
- iPhone 14/ 14 Plus / 14 Pro /14 Pro Max
- iPhone 15 / 15 Plus / 15 Pro / 15 Pro Max
- iPad(第9世代、第10世代)
- ASUS ROG Phone 5 以上
- ASUS Zenfone 8 以上
- Samsung Galaxy S21 以上
- SONY Xperia 1 III 以上
- Xiaomi 13T 以上
- Oppo Reno10 Pro 以上
- Huawei P50 Pro / P50 Pro / Mate X2 / Mate 40 Pro+ / Mate 40 RS 以上
など
Androidは「一例」と付けているように機種があまりにも多いのであくまでも目安程度と考えていただければと思います。
ちなみにスマホでゲームを遊びたい場合は基本的にiOSの方が動作が安定しているため無難です。
特にiPhoneであれば4年前以上前に発売された11 Proが最低基準となっているため、スペックが足りないから機種変更を考えているという場合でも、比較的選択肢は多そうです。
ただ、ゲームをするために最新の機種に変更するのであれば、ゲーミングPCの購入も検討してみることをおすすめします。
たとえば最新のiPhone 15の256GBモデルは14万円近くで販売されていますが、今回紹介予定のゲーミングPCもほぼ同じ14万円弱から購入可能です。
「ゲーミングPCは20万円から」というような時代もありましたが今は10万円台でも十分にPCゲームが遊べます!
ゲーム以外の面で今のスマホに不満がないのであれば、ゲーミングPCデビューをしてみるというのも一つの手かもしれません。
では、ここからはゼンレスゾーンゼロを遊ぶ上でおすすめのゲーミングPCを紹介します。
今回紹介するモデルは下記の3台です。
ゲームPCラボおすすめゲーミングPC 比較表
15万円未満!予算を抑えたい方向け「G-GEAR GA5A-D230BN/CP1」
CPU | Ryzen 5 5600X |
グラフィック | GeForce RTX 4060 8GB |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 1TB SSD |
参考価格 (ツクモ公式サイト) | 139,980円 |
こちらはゲームPCラボで紹介している最安のモデルです。
15万円未満の低価格帯モデルながらもCPUもグラフィックボードもゲームPCラボ推奨動作環境を超えており、「ゼンレスゾーンゼロ」をプレイする上では問題ないレベルの性能を持っています。
とはいえ、やはり低価格帯のスペックではあるため、4Kなどの高い解像度で遊ぶことには向いていません。
基本的にはフルHD画質でのプレイと考え、4Kの映像を楽しみたい場合はもう少しランクの高いPCを選ぶようにしましょう。
とはいえ「とにかく安いゲーミングPCが欲しい!」「ゲーミングPCデビューしたい」という方の入門にはイチオシです!
ゲームに必要な周辺機器が揃うお得なセット!「G-Tune DG-I5G6T」
CPU | Core i5-14400F |
グラフィック | GeForce RTX 4060 Ti 8GB |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 500GB SSD |
参考価格 (公式サイト) | 249,800円 |
周辺機器もまとめて揃えたい方にはこちらがおすすめ。
どうしても新しくPCを購入する場合、ディスプレイなどの周辺機器の購入を考えると、思いのほか金額がかさんでしまうことも……。
こちらのセットはPC本体にそんな周辺機器一式がセットになったモデルとなります。
ディスプレイ、マウス、マウスパッド、キーボード、ヘッドセット、ゲームパッドがセットになっており、これを購入するだけで届いた当日からゲームのプレイが可能です。
Amazon.comで購入すると約50,000円相当の機器がセット!
PC本体の性能も決して悪くはなく、20万円台前半のゲーミングPCとしては平均的。他のPCゲームに興味が出てきた場合でも大きな問題なくプレイできる性能です。
これを機にゲーミングPCデビューをしたいという方にはうってつけの製品です。
ゲーム配信や動画作成にも最適!「GALLERIA RM7C-R46T」
CPU | Core i7-14700F |
グラフィック | GeForce RTX 4060 Ti 8GB |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 500GB SSD |
参考価格 (公式サイト) | 212,980円 |
分割払いの目安 (36回分割) | 約6,000円 / 月 (分割手数料無料) |
高画質でのゲームプレイや「ゼンレスゾーンゼロ」のゲーム配信などを考えている方はこちらがおすすめです。
CPU・GPUともにミドルクラスとしては十分な性能で、4K画質でのプレイにも対応可能。
PCゲームはアップデートを重ねるにつれて要求スペックも次第に上がっていくものですが、こちらのPCであれば当面スペック不足に悩まされることはないかと思います。
「ゼンレスゾーンゼロ」自体がそこまで重量級のゲームではないため、高画質でのゲーム配信にも十分に耐えられます。
10万円台のPCでも十分ですが、少し予算に余裕のある方はこちらのPCが非常におすすめです。
「ゼンレスゾーンゼロ」はスタイリッシュなUIデザインや戦闘が魅力的なゲームです。
そのスタイリッシュさを損なわないためにも、PCでプレイするのであれば、最低限120fps程度は出せるゲーミングPCを用意しておきたいところです。今回紹介したPCであれば、いずれも不自由なくプレイできるかと思いますので、PCの新調を考えている方はぜひ参考にしてみてください。
これからはじまるあなたの新しいゲームライフが良いものになることを願っています。
CPUにはハイクラスモデルではおなじみ「Core i7-14700F」、グラフィックスには「RTX 4070 Ti SUPER 」と、WQHDはもちろん、4Kでのプレイも視野に入るほどハイスペックな構成!
30万円を超えるため予算に余裕のある方向けではあるものの、コスパも非常に良くまとまっており、性能の良いゲーミングPCが欲しい方には一番おすすめできるモデルです。
CPUには「Ryzen 7 5700X」、グラフィックスには最新の3Dゲームも十二分に遊べる「GeForce RTX 4060 Ti」を搭載したモデル。フルHDで遊ぶならこのモデルがコスパ良!
ゲーミングPC初心者の方はもちろん、ゲーミングPCを買い替える脱初心者の方にもおすすめできるイチ押しモデルです!
ゲームに必要な周辺機器計7点がセットになったモデル。周辺機器を揃えるとなると安くてもPC本体の他に2~3万円程度が追加でかかりますが、それらが全部いっぺんに揃います!
CPUには「Core i5-14400F」、グラフィックスには「GeForce RTX 4060 Ti」を搭載。最新の3Dゲームも十分に遊べるスペックです。