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架空の都市「ロスサントス」を舞台に自由なゲームプレイが楽しめる「グランド・セフト・オートV」(以下、「GTAV」といいます)。
特に最近は「ストグラ」をはじめ、ストリーマー界隈でもブームとなっているため、一度はYouTubeやTwitchで見たことがあるという方も多いのではないでしょうか。
今回はそんなGTAVをPCで遊んでみたいという方に向けて、これくらいはあった方がいいという推奨スペックを解説いたします。また、推奨スペックに基づいたおすすめのゲーミングPCも紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
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元・MMORPG GM担当
KUL
当時ハマっていたMMOが好きすぎてそのまま運営会社に就職、その後ゲーム内イベントの企画やデバッグ・GMなどを担当していました。今は業界から離れてしまったもののゲーム好きなのはずっと変わらず。
社会人になりたての頃に何もわからないまま購入したゲーミングPCで失敗…。最近周囲でゲーミングPCを検討する人が増えてきたこともあり、自分と同じ失敗をしてほしくないという思いからこの「ゲームPCラボ」を立ち上げました。
この記事では、PC版「GTAV」を遊ぶための推奨スペックを下記の2つに分けて解説します。
ゲームPCラボでは、ゲーマーの管理人が公式サイトの基準にこだわらない独自の推奨スペックを作成して公開しています。
一般的に公式サイトが公開している「推奨動作環境」というのは、それを満たすことで快適に動作させられることを指す指標です。
ただ、この指標は個々のPCの常駐プログラム(たとえばウイルス対策ソフトや各ソフトの自動更新プログラムなど)までは想定されていないことも多くあります。
場合によっては「推奨動作環境」と同じなのにカクつきが生じてしまうなんてことも……
当サイトの推奨スペックは、ある程度の常駐プログラムがインストールされていることも考慮し、日常プレイに支障が出ないような高めの基準を設定しています。
今回もこのオリジナルの推奨スペックに基づいて、おすすめのゲーミングPCもいくつか紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
開発元のRockstar games社のWEBサイトで公開されている推奨動作環境は下記の通りです。
OS | Windows 10 (64ビット) |
CPU | Intel Core i5 3470 @ 3.2GHZ (4 CPUs) AMD X8 FX-8350 @ 4GHZ (8 CPUs) |
GPU | NVIDIA GTX 660 2GB AMD HD7870 2GB |
物理メモリ | 8GB 以上 |
ストレージ | 120GB以上の空き容量 |
10年近く前に発売されたゲームということもあり、全体的な要求スペックはかなり低めです。
参考までに、近年のFPSゲームとしてはかなり軽い部類に入るVALORANTの推奨環境もかなり低いですが、それよりもさらに低め。
いま流行っているゲームに合わせてPCを購入した方は、GTAVが動かないということはほとんどないかと思います。
ただ、容量が大きく、ストレージ容量が120GB以上必要な点は注意です!
上記を踏まえて、ゲームPCラボの提唱するオリジナルの推奨スペックが下記の通りとなります。
ゲームPCラボ推奨動作環境
OS | 64ビット版Windows 10 以上 |
CPU | Intel Core i5-9600 以上 Ryzen 5 2600 以上 |
GPU | GeForce GTX 1060 以上 |
物理メモリ | 8GB 以上 |
ストレージ | 120GB以上の空きのあるSSD |
現在市販されているゲーミングPCなら、問題なくクリアできる水準です。
負荷のかかるmodなどを入れないのであればこれくらいで快適に遊べるのではないかと思います。
とはいえ、このレベルのPCをいま新品で買うのはコストパフォーマンスの観点からも非常にもったいないです。どのパーツも何世代も前の水準となっているため、世代遅れ感が否めません。
実際にいま新品でゲーミングPCを購入するのであれば、比較的新しい世代のパーツも積まれている10万円台のものから見ていくと良いでしょう。
GTAVを中心に考えるのであれば10万円台、行っても20万円くらいが良いと思います
それでは、上記も踏まえてゲームPCラボおすすめのゲーミングPCを紹介いたします。
今回紹介するPC版「GTAV」のプレイにおすすめのゲーミングPCは下記の3つです。
ゲームPCラボおすすめゲーミングPC 比較表
G-GEAR GA5A-D230BN/CP1
CPU | Ryzen 5 5600X |
グラフィック | GeForce RTX 4060 8GB |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 1TB SSD |
参考価格 (ツクモ公式サイト) | 139,980円 |
・なるべく予算は抑えたいけどゲームはちゃんと遊びたい!
・他のPCゲームにも興味が出てくるかも!
・動画配信サイトで配信をしたい!
・4K画質などの高画質でゲームを遊びたい!
GTAVのプレイを中心に考えるのであればこちらがおすすめです。
10万円台前半というのはゲーミングPCとしてはかなり低価格帯ですが、PCゲームをプレイするには十分な性能です。グラフィックボードもGeForce RTX 4060を搭載しているため、ほとんどのゲームの推奨動作環境をクリアしています。
もし他のゲームに興味が出てきてもOK!だいたいのゲームは遊べます!
ただ、配信用PCとしては不向き。ゲームの実況配信などを考えている場合はスペック不足となる可能性が高いため、20万円台以上のPCの検討をおすすめします。
また、同様に4K画質でのプレイも負荷が高いため、あまり向いていません。高画質でプレイしたい方はこのあとに紹介するPCをおすすめします。
G-GEAR by MSI GM7A-F241BN/A/CP1
こちらのモデルは完売しましたが、このモデルと似た性能の似た商品が欲しい方は下の赤枠のモデルもおすめです!
CPU | Ryzen 7 5700X |
グラフィック | GeForce RTX 4060 Ti 8GB |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 1TB SSD |
参考価格 (公式サイト) | 164,980円 |
・ゲームの画質にも少しこだわりたい!
・ゲーム配信をしたい!
・VTuberとして配信したい
・4K画質でプレイして高画質配信もしたい
少し予算に余裕のある方はこちらのPCがおすすめ。
先ほど紹介したGA5A-D230BN/CP1と比べて1ランクずつ性能が上がっているイメージです。
このあたりの性能から動画配信も可能となっていきます。もちろん動画の編集にも耐えるスペックなので、動画投稿をはじめたい方にもおすすめです。
動画配信をする場合、グラボはできればRTX4060 ti以上を積んでおきたいです。
ただし、VTuberのように配信画面上にアバターを常時表示させながらのゲーム配信は負荷が高いため不向きかもしれません。
G-GEAR GA5J-C230B3/CP6
こちらのモデルは完売しましたが、このモデルと似た性能の似た商品が欲しい方は下の赤枠のモデルもおすめです!
CPU | Ryzen 7 5700X |
グラフィック | GeForce RTX4070 12GB |
メモリ | 32GB |
ストレージ | 1TB SSD |
参考価格 (公式サイト) | 207,980円 |
・スペックにはある程度余裕を持っておきたい!
・FPSとかMMOとか、大人数で遊ぶ他のゲームも楽しみたい!
・CPU、GPUのボトルネックが気になる
・PC本体の見た目にもこだわりたい
少し予算に余裕のある方は20万円前後でこちらのPCもおすすめです。
RTX4070を積みながら物理メモリも32GBあるため、コスパは良好。ゲームプレイはもちろん、配信や動画編集もこなせるオールマイティな性能です。
FPSやMMOなど、プレイヤーが密集しがちなゲームでもパフォーマンスを落とさず、高画質設定でプレイ可能な性能を持っています。
ただ、その一方でボトルネックの数値が気になる方にはおすすめできません。
こちらのPCはGPUに対してCPUの性能が少し控えめとなっているため、極端に負荷のかかる作業を行ったりやゲームをプレイした場合、ボトルネックが発生する可能性があります。
日常的に遊んでいてこのボトルネックが気になるようなことは滅多にありませんが、パーツの性能や数値、ベンチマークスコアなどを求めるプロフェッショナル志向の方には不向きなPCです。
今回はPC版「GTAV」の推奨スペックとおすすめゲーミングPCを紹介いたしました。
「GTAV」はそこまで推奨スペックの要求値が高くないため、現在販売されているゲーミングPCはもちろん、数年前に販売されていたPCでもほぼ問題なくプレイ可能です。
ただ、いま新品で購入するのであれば、あえて性能の低いPCを買う必要はありません。今後他のゲームをプレイしたくなるときにも備えて、他のゲームの推奨動作環境もクリアできるような、一定以上の性能を持ったPCの購入をおすすめします。
これからはじまるあなたの新しいゲームライフが良いものになることを願っています。