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推奨スペックの高さで話題になっているモンスターハンターワイルズ。
先日実施されたオープンβテストを経て、遊べるPC、遊べないPCの明暗も分かれることとなりました。
今回はそんなモンスターハンターワイルズを遊ぶための推奨スペックとおすすめゲーミングPCを紹介します。
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CPUにはハイクラスモデルにも搭載される「Core i7-14700F」、グラフィックボードにはウルトラ画質でも満足に遊べる「RTX4070Ti SUPER」を搭載したモデル。WQHDモニターと組み合わせても高フレームレートが狙える性能です。
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元・MMORPG GM担当
KUL
当時ハマっていたMMOが好きすぎてそのまま運営会社に就職、その後ゲーム内イベントの企画やデバッグ・GMなどを担当していました。今は業界から離れてしまったもののゲーム好きなのはずっと変わらず。
社会人になりたての頃に何もわからないまま購入したゲーミングPCで失敗…。最近周囲でゲーミングPCを検討する人が増えてきたこともあり、自分と同じ失敗をしてほしくないという思いからこの「ゲームPCラボ」を立ち上げました。
CAPCOMの人気ゲーム「モンスターハンター」シリーズの最新作です。
前作で人気だった要素は残しつつも新たな要素も様々加わった意欲作で、フィールドがオープンワールドになっただけでなく、複数の武器を持ち歩くことが出来たりなど、これまでとは違った新たな遊び方が出来るようになりました。
PC向けとしては推奨スペックの高さが大きな話題となりました。「フレーム生成」の使用が前提となった推奨スペックはこれまでのゲームではあまり見られず、また、それを満たしたとしても実現できるフレームレートはPCゲームとして最低ラインの「60fps」とされています。実際に快適にプレイするにはどれほどのスペックがいるものなのか、ゲーマーの間では話題になっていました。
実際に私もテストプレイに参加しましたが、ここ最近のゲームの中ではびっくりするくらい重量級のゲームでした…
ここからは「モンスターハンターワイルズ」の推奨スペックについて紹介します。
ゲームPCラボでは各ゲームの推奨スペックについて「公式サイト推奨スペック」と「ゲームPCラボ推奨スペック」の2つを紹介しています。
推奨スペックというのは、各PCの常駐プログラム(ウイルス対策ソフトなど)までは想定されていないこともあるため、実際に不自由なく快適に遊べるスペックというのは公式の推奨スペックよりもう少し上の基準である場合があります。
ゲームのレビューで「スペックを満たしてるのに重い」というような意見を見たことはありませんか?おそらくそれはこれが要因です。
そういったことも踏まえて、当サイトでは独自の「ゲームPCラボ推奨スペック」を設定して公式サイトの指標とは異なるものも紹介することにしています。
これを超えていないと問題があるというわけではありませんが、特に新しくPCの購入を考えている方はこのスペックを超えたものを買ったほうが無難かと思います。
ちなみに、必要スペック(必要動作環境)と推奨スペック(推奨動作環境)の違いについてはご存じでしょうか。
ちょっと不安かも、という方はぜひ下記の記事もご覧ください!
公式サイト推奨スペック
公式サイトで推奨スペックが紹介されているので、まずはこちらを紹介します。
解像度 | 1080p(FHD) |
フレームレート | 60fps ※ フレーム生成使用 |
OS | Windows®10 (64-bit Required) |
CPU | Intel Core i5-11600K Intel Core i5-12400 AMD Ryzen 5 3600X AMD Ryzen 5 5500 |
GPU | NVIDIA GeForce RTX 2070 Super NVIDIA GeForce RTX 4060 AMD Radeon RX 6700XT |
物理メモリ | 16GB |
ストレージ | 140GB SSD ※SSDは必須 |
公式の推奨スペックでCPU・GPUにこのレベルのモデルを提示してくるゲームはほとんどなく、しかもそれで実現できるのが60fps…動作はかなり重い部類に入るゲームです
とにかく「要求スペックが高い」という一言に尽きます。
新作のPCゲームであってもRTX2000~3000シリーズがあれば案外動くものですが、本作の場合はまともにプレイできないケースも多いかと思います。実際にSNSを見ていても、モンスターや人物のポリゴンが正常に読み込めなかったり、まともなフレームレートを維持できないケースがあったようです。
また、SSDが必須とされているのも非常に特徴的。よほどの事情がなければゲームデータはSSDにインストールしておいた方が無難そうです。
とはいえ試しにHDDにインストールして遊んでみましたが、一応HDDでも正常にプレイはできるようでした。ただ、SSDにインストールした時よりもロード時間が明らかに長くなったので、あまりオススメはできません。
ゲームPCラボ推奨スペック
ここからは実際に管理人の検証も踏まえたゲームPCラボ推奨スペックを紹介します。
解像度 | 1080p(FHD) |
フレームレート | 100fps ※DLSS・フレーム生成使用 |
OS | Windows®10 (64-bit Required) 以上 |
CPU | Intel Core i5-13400と同等以上のもの |
GPU | NVIDIA GeForce RTX 4060 Tiと同等以上のもの |
物理メモリ | 32GB |
ストレージ | 空きが140GB以上あるSSD |
上記のスペックであれば100fpsを狙うことが可能です。
グラフィックボードは最低でも「RTX 4060 Ti」レベルのものが必要になります。なお、RTX3000シリーズでRTX4060Tiよりも性能の良いモデルもありますが、RTX3000シリーズ以下はDLSS3のフレーム生成に対応していないため注意が必要です。
モンハンワイルズはフレーム生成の使用がほぼ前提条件となっているため、フレーム生成が使用できないグラボはフレームレートが伸びない可能性が高いです。
なお、グラフィック設定「高」で120fpsを狙うなら「RTX4070」以上がオススメです。実際に管理人のPCはRTX4070搭載モデルですが、プレイを通しておおむね120fps以上は出ていました。
正直なところ、GTX1000・GTX2000シリーズのグラボの方でモンハンワイルズを遊びたい方は、PCの買い替えやグラボ交換を検討した方がいいと思います…
ここからは推奨スペックを踏まえて、ランキング形式でおすすめのゲーミングPCを紹介していきます。
基本的には予算20〜30万円、最高画質(ウルトラ)で遊ぶなら予算30~40万円のゲーミングPCがおすすめです。
おすすめゲーミングPCまとめ
順位 | 製品名 | 購入リンク | 参考価格 | CPU | グラフィック | メモリ | ストレージ | CPUクーラー | カスタマイズ |
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GALLERIA XA7C-R47TS | 公式サイト | 309,980円 | Core i7-14700F | RTX 4070 Ti SUPER 16GB | 32GB | 1TB SSD | 空冷 | 可 | |
G-Tune DG-I7G7S | 公式サイト | 307,500円 | Core i7-14700F | RTX 4070 SUPER 16GB | 32GB | 1TB SSD | 水冷 | 可 | |
G-GEAR GA5J-C230B3/CP8 | 公式サイト | 209,980円 | Core i5-13400F | RTX 4070 12GB | 32GB | 1TB SSD | 空冷 | 不可 | |
GALLERIA XA7C-R47 | 公式サイト | 244,979円 | Core i7-14700F | RTX 4070 12GB | 32GB | 1TB SSD | 空冷 | 可 | |
G-Tune DG-I5G6T(スターター7点セット) | 公式サイト | 249,800円 | Core i5-14400F | RTX 4060 Ti 8GB | 16GB | 500GB SSD | 空冷 | 可 |
順位 | 製品名 | 購入リンク | 参考価格 | CPU | グラフィック | メモリ | ストレージ | CPUクーラー | カスタマイズ |
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G-GEAR GA5J-C230B3/CP8 | 公式サイト | 209,980円 | Core i5-13400F | RTX 4070 12GB | 32GB | 1TB SSD | 空冷 | 不可 | |
GALLERIA XA7C-R47 | 公式サイト | 244,979円 | Core i7-14700F | RTX 4070 12GB | 32GB | 1TB SSD | 空冷 | 可 | |
G-Tune DG-I5G6T(スターター7点セット) | 公式サイト | 249,800円 | Core i5-14400F | RTX 4060 Ti 8GB | 16GB | 500GB SSD | 空冷 | 可 | |
G-Tune DG-I7G7S | 公式サイト | 307,500円 | Core i7-14700F | RTX 4070 SUPER 16GB | 32GB | 1TB SSD | 水冷 | 可 | |
GALLERIA XA7C-R47TS | 公式サイト | 309,980円 | Core i7-14700F | RTX 4070 Ti SUPER 16GB | 32GB | 1TB SSD | 空冷 | 可 |
GALLERIA XA7C-R47TS(309,980円)
CPU | Core i7-14700F |
グラフィック | GeForce RTX 4070Ti SUPER 16GB |
メモリ | 32GB |
ストレージ | 1TB SSD |
参考価格 (公式サイト) | 309,980円 |
分割払いの目安 (36回分割) | 約8,700円 / 月 (分割手数料無料) |
最高画質かつ120fps以上のスムーズな映像を楽しみたいならこのモデル!フルHDはもちろんWQHDにも耐えるハイスペックモデルです。
CPU・GPUともにハイクラスのパーツで構成された贅沢なモデルです。
グラフィックボードには推奨スペックを遥かに上回る「RTX4070 Ti SUPER」を搭載。VRAMも16GB確保されている非常にゲームに強いグラボで、描画処理が多い場面でもカクつきが生じにくくなっています。また、RTX4000シリーズのためDLSSやフレーム生成機能も当然利用可能、しっかりと安定したフレームレートを提供してくれます。
モンハンワイルズはGPUと比べるとCPUの重要度はそこまで高くありませんが、「RTX4070 Ti SUPER」と併せて使うとなるとCPUにもある程度の性能が求められます。その点、このモデルに搭載されている「Core i7-14700F」はハイスペックモデルに多く採用されているCPUで十分すぎる性能。
性能バランスはもちろん価格に対するコスパにも優れたおすすめのモデルです。
G-Tune DG-I7G7S(307,500円)
CPU | Core i7-14700F |
グラフィック | RTX 4070 SUPER 12GB |
メモリ | 32GB |
ストレージ | 1TB SSD |
参考価格 (公式サイト) | 307,500円 |
分割払いの目安 (36回分割) | 約8,500円 / 月 (分割手数料無料) |
管理人が実機で動作確認済み!WQHDのウルトラ画質でも平均100fps以上が出せたモデルです!
こちらはモンハンワイルズの実機レビューを行ったモデルです。
フルHDはもちろん、WQHDでもウルトラ画質で遊べることを確認しているので、確実に遊べるモデルが欲しいという方におすすめです。詳細はレビュー記事を見ていただきたいのですが、WQHD+ウルトラ画質なら平均104fps、フルHD+ウルトラ画質なら平均150fpsで遊ぶことができました。
グラボの性能は1位のモデルと比べると少し劣りますが、こちらはCPUクーラーに水冷式を採用しているほか、ケース内のエアフローにもこだわっており、発生した熱の冷却効率に優れたモデルとなっています。長時間遊んでも比較的熱がこもりにくいため、腰を据えてじっくりとゲームを遊ぶような方はこちらのモデルもおすすめです。
G-GEAR GA5J-C230B3/CP8(209,980円)
CPU | Core i5-13400F |
グラフィック | GeForce RTX 4070 12GB |
メモリ | 32GB |
ストレージ | 1TB SSD |
参考価格 (公式サイト) | 209,980円 |
管理人のPCとほぼ同じスペック!フルHDならこのスペックでも十分にフレームレートが出ました!
こちらは管理人が使っているPCの後継機にあたるモデルで、パーツ構成は同じです。
今回のモンハンワイルズは「G-Tune DG-I7G7S」とは別に自分のPCでもテストプレイに参加してみたのですが、こちらでも問題なくカクつきを感じることなく遊ぶことができました。
グラフィックボードには「RTX4070」、CPUは少し控えめに「i5-13400F」を採用したモデルです。フルHD+高画質であれば高フレームレートが狙えるため、「さすがに30万円台のPCには手が出にくい」という方はこちらもおすすめです。
GALLERIA XA7C-R47(244,979円)
CPU | Core i7-14700F |
グラフィック | RTX 4070 12GB |
メモリ | 32GB |
ストレージ | 1TB SSD |
参考価格 (公式サイト) | 262,980円 |
分割払いの目安 (36回分割) | 約7,300円 / 月 (分割手数料無料) |
3位のPCよりもCPUが強いモデル!動画編集をする方にもおすすめ
3位の「G-GEAR GA5J-C230B3/CP8」のCPUを良いものに置き換えたような性能のモデルです。
モンハンワイルズはGPUと比べるとCPUの負荷はそこまで強くないため「i5-13400F」でも十分に遊べますが、他の用途でも使う方はこのモデルの「i7-14700F」を選んでおくのもアリ。特に動画編集やシミュレーションゲームを遊ぶ方はCPUの性能が重要になります。
ゲーミングPCの用途によってはこちらのモデルもおすすめです。
G-Tune DG-I5G6T(7点セット)(249,800円)
CPU | Core i5-14400F |
グラフィック | GeForce RTX 4060 Ti 8GB |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 500GB SSD |
参考価格 (公式サイト) | 249,800円 |
周辺機器一式が欲しい方はこちら!フルHDで遊ぶにはちょうどいいスペック!
はじめてゲーミングPCを買う方にはこちらのモデルもおすすめ。
CPU・GPUともに、フルHDでモンハンワイルズを遊ぶにはちょうど良いスペックです。
周辺機器は、キーボードやマウスはもちろん、ゲームパッドやモニターも付いてきます。特にモニターは「フルHDモニター」なので、フルHDで遊ぶのに適したこのモデルとの相性は抜群。面倒な機器の組み合わせなどを考えることなく、到着してすぐにゲームを遊べるのが最大のメリットです。
おすすめのゲーミングPCをいくつか紹介しましたが、初心者の方がゲーミングPCを選ぶ際に注意した方が良い点がいくつかあるためこちらも紹介します。
専門的な話をすればパーツの組み合わせなど色々な点があるのですが、今はおおむねどの通販サイトでも最低限のラインは満たしたものが販売されています。
ここでは、ゲーミングPC初心者の方に向けてまず抑えておくべき注意点として下記3点を紹介します。
- ノート型ではなくデスクトップ型にする
- 自分が必要としているスペックを把握する
- 何年後に買い替えるかを想定する
とにかく「その機能は必要なのか?」あるいはその逆で「その機能は本当になくても大丈夫なのか?」ということをよく検討するようにしましょう。
より詳しくは下記のページでも詳細を解説しています。よろしければぜひご覧ください。
ドスパラやマウスはBTOのゲーミングPCのため、購入直前にパーツの増設やアップグレードを行うカスタマイズが可能です。
もちろん本体購入後に自分で安いパーツをPCに組み込むことも可能ですが、慣れないうちは店舗側で組み込んでくれる事前カスタマイズを利用することをおすすめします。
特に物理メモリやストレージなどは後で不足すると困ってしまうので、事前によく検討するようにしましょう。
モンハンワイルズめちゃめちゃ面白かったので製品版出たら絶対に遊びたい!
動作検証がてら友人ともマルチで遊んでみたのですが、今作はシリーズで一番面白かったかもしれないです…。
アクションも採集もフィールドも、前作まで思っていた「もっとこうだったら良かったのに…」がかなり実現していて、遊んでいてストレスがなかった…。製品版の発売が今から楽しみです。
スペックが合わずに遊べなかったという方はぜひこの記事も参考に新しいゲーミングPCを探してみてください。
お気に入りのゲーミングPCが見つかってあなたのゲームライフがより良いものになることを願っています!
CPUにはハイクラスモデルではおなじみ「Core i7-14700F」、グラフィックスには「RTX4080 SUPER 」と、モンハンワイルズでも4Kが狙えるハイスペックな構成!
40万円近い金額となるため予算に余裕のある方向けではあるものの、性能の良いゲーミングPCが欲しい方やキレイな映像を楽しみたいこだわり派な方にはおすすめできるモデルです。
CPUには「Ryzen 7 5700X」、グラフィックスには最新の3Dゲームも十二分に遊べる「GeForce RTX 4060 Ti」を搭載したモデル。フルHDで遊ぶならこのモデルもアリ。
ゲーミングPC初心者の方はもちろん、ゲーミングPCを買い替える脱初心者の方にもおすすめできるモデルです。
ゲームに必要な周辺機器計7点がセットになったモデル。周辺機器を揃えるとなると安くてもPC本体の他に2~3万円程度が追加でかかりますが、それらが全部いっぺんに揃います!
CPUには「Core i5-14400F」、グラフィックスには「GeForce RTX 4060 Ti」を搭載。最新の3Dゲームも十分に遊べるスペックです。