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今回は予算40万円で購入できる30万円~40万円のゲーミングPCを紹介します。
予算10万円・20万円・30万円と比べて、この価格帯で購入できるPCはとにかく全体的にハイスペック。普通にPCゲームを遊ぶだけの人であれば少しもったいないくらいの性能です。
この価格帯はどちらかと言うと画質にこだわりたい方や動画配信をするストリーマーやVTuberの方に向いたPCです。
今回もパソコンにあまり詳しくない方に向けて、管理人が選定したおすすめゲーミングPC5選を紹介していきますのでぜひ最後までご覧ください。

【監修・執筆者】ゲームPCラボ管理人
KUL
当時ハマっていたMMOが好きすぎてそのまま運営会社に就職、その後ゲーム内イベントの企画やデバッグ・GMなどを担当していました。今は業界から離れてしまったもののゲーム好きなのはずっと変わらず。
社会人になりたての頃に何もわからないまま購入したゲーミングPCで失敗…。最近周囲でゲーミングPCを検討する人が増えてきたこともあり、自分と同じ失敗をしてほしくないという思いからこの「ゲームPCラボ」を立ち上げました。

【執筆者】ゲームPCラボ ライター
ベル塚ベル
ゲーム関連の雑誌・書籍、そしてWebサイトを中心に執筆活動を行うフリーライター。生粋のゲーマーであり、仕事もプライベートもゲーム三昧。
Steamで頻繁にゲームをプレイすることから、ゲーミングPCにも精通しています。その知識と経験を活かし、読者の皆さんがより快適にPCゲームを楽しめるような情報をお届けします。
AMD製の良コスパGPU「Radeon RX 9060XT 16GB」を採用した、いまイチ押しのおすすめモデル! 水冷CPUクーラー装備で、排熱効率にも気を使ったPC。
CPUには「Ryzen 7 5700」を採用し、フルHDならほとんどのゲームを遊び切れる十分な性能。ゲーミングPC初心者にもおすすめの一台です!
ゲーミングPCの購入を検討している方には下記のような用途を検討されている方が多いと思います。
- PCゲーム
- 動画配信、ゲーム実況
- 映像・動画制作
- 3Dモデリング
- イラスト制作
この価格帯のゲーミングPCであれば、このような用途は全て問題なく行うことが可能です。
一方で、通常のゲームプレイだけでは少しスペックを持て余してしまうことも多く、どちらかと言うと動画配信や映像を制作する方に向いた価格帯とも言えるでしょう。
そこで、今回は特にPCゲームだけでなくゲーム実況などの動画配信を検討している方にも向けて、十分なスペックを備えたおすすめゲーミングPCを、ランキング形式でご紹介いたします。
ランキング順位まとめ
今回紹介するおすすめゲーミングPCの一覧です。
管理人がおすすめする「おすすめ順」と価格が「安い順」で並び替えることができます。
順位 | 製品名 | 購入リンク | 参考価格 | CPU | グラフィック | メモリ | ストレージ | CPUクーラー | カスタマイズ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
![]() | FRGPLMB650W/SG2 | 公式サイト | 309,800円 | Ryzen 7 7800X3D | RX 9070 XT 16GB | 32GB | 1TB SSD | 水冷 | 可 |
![]() | FRGPLB860MB/MHW1 | 公式サイト | 309,800円 | Core Ultra 7 265F | RTX 5070 Ti 16GB | 32GB | 1TB SSD | 空冷 | 可 |
![]() | GK-147F57Ti | 公式サイト | 359,800円 | Core i7-14700F | RTX 5070Ti 16GB | 32GB | 1TB SSD | 水冷 | 可 |
![]() | GALLERIA XDR7A-97XT-GD | 公式サイト | 369,980円 | Ryzen 7 9800X3D | RX 9070 XT 16GB | 32GB | 1TB SSD | 水冷 | 可 |
![]() | G TUNE DG-I7A7X | 公式サイト | 369,800円 | Core Ultra 7 265 | RX 9070 XT 16GB | 32GB | 2TB SSD | 水冷 | 可 |
順位 | 製品名 | 購入リンク | 参考価格 | CPU | グラフィック | メモリ | ストレージ | CPUクーラー | カスタマイズ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
![]() | FRGPLMB650W/SG2 | 公式サイト | 309,800円 | Ryzen 7 7800X3D | RX 9070 XT 16GB | 32GB | 1TB SSD | 水冷 | 可 |
![]() | FRGPLB860MB/MHW1 | 公式サイト | 309,800円 | Core Ultra 7 265F | RTX 5070 Ti 16GB | 32GB | 1TB SSD | 空冷 | 可 |
![]() | GK-147F57Ti | 公式サイト | 359,800円 | Core i7-14700F | RTX 5070Ti 16GB | 32GB | 1TB SSD | 水冷 | 可 |
![]() | GALLERIA XDR7A-97XT-GD | 公式サイト | 369,980円 | Ryzen 7 9800X3D | RX 9070 XT 16GB | 32GB | 1TB SSD | 水冷 | 可 |
![]() | G TUNE DG-I7A7X | 公式サイト | 369,800円 | Core Ultra 7 265 | RX 9070 XT 16GB | 32GB | 2TB SSD | 水冷 | 可 |
FRGPLMB650W/SG2(309,800円)

【FRGPLMB650W/SG2】の評価

CPU | |
グラフィック | |
メモリ | |
価格 | |
コスパ |
CPU | Ryzen 7 7800X3D |
グラフィック | Radeon RX 9070 XT 16GB |
メモリ | 32GB |
ストレージ | 1TB SSD |
参考価格 (マウス公式サイト) | 309,800円 |
- 「スペックと見た目の良さを両立したい!」という方におすすめ
- インテリア性の高いクリアパネルと白色ケースの組み合わせがGood
- 本記事最安でありながら性能も優秀な欲張りモデル
今回、もっともおすすめしたいのが、FRONTIERのゲーミングPC「FRGPLMB650W/SG2」です。
CPUには、Ryzenシリーズの中でもゲーム用途に特化した“X3D”の名を冠する「Ryzen 7 7800X3D」を採用。同スペック帯のCPUと比較して、ゲームプレイ時のFPS(フレームレート)が伸びやすく、より快適なゲーミングライフを実現します。
GPUは、高性能かつコストパフォーマンスに優れた「RX 9070 XT 16GB」を搭載。前モデル(RX7900シリーズ)よりも光の動きをシミュレーションする“レイトレーシング”の性能が2倍に向上し、3Dゲームの描写能力が大幅に進化。ゲームの臨場感をさらに高めます。16GBの大容量ビデオメモリも搭載しているため、WQHDや4Kといった高解像度でのゲームプレイにも対応しやすい点も大きな魅力です。
デザインも本モデルの特徴のひとつ。前面左側の支柱をなくしたピラーレスデザインのPCケースを採用することで、スッキリとした開放感のある外観を実現。内部にはLEDライティングを備え、光る水冷CPUクーラーとともにPC内部を色鮮やかに照らしてくれます。
これだけの性能とデザインを備えていながら、本モデルの価格は約31万円と、驚きのコストパフォーマンスを実現しているのも印象的。今回紹介する他のモデルと性能に大きな差がないにもかかわらず、この価格は非常にお買い得です。
FRGPLB860MB/MHW1(309,800円)

【FRGPLB860MB/MHW1】の評価

CPU | |
グラフィック | |
メモリ | |
価格 | |
コスパ |
CPU | Core Ultra 7 265F |
グラフィック | RTX 5070 Ti 16GB |
メモリ | 32GB |
ストレージ | 1TB SSD |
参考価格 (マウス公式サイト) | 309,800円 |
- 1位モデルに匹敵するスペックと優れたデザインを兼ね備えた一台
- 長時間のゲーム配信にも耐えうる高いパフォーマンスを発揮
- Wi-FiおよびBluetoothにも対応
2位にもFRONTIERのゲーミングPCがランクインしました。
「FRGPLB860MB/MHW1」は、1位の「FRGPLMB650W/SG2」と同じ価格帯ですが、構成が大きく異なり、CPUにはIntelの新型である「Core Ultra 7 265F」、GPUにはGeForceの人気モデル「RTX 5070 Ti 16GB」を採用しています。
「Core Ultra 7 265F」は、「Ryzen 7 7800X3D」と比べるとゲーミング性能でやや劣るものの、それ以外の分野では優れており、総合的なパフォーマンスの高さが特徴です。配信への適性も高く、消費電力が非常に低いことから、長時間のゲーム配信にも対応できる点も大きな魅力といえるでしょう。
また、「RX 9070 XT 16GB」のライバルである「RTX 5070 Ti 16GB」は、Radeonよりもやや優れた超解像技術が利用可能です。マルチフレームの生成や画質向上能力の高さがポイントで、配信時にはこれらの機能を活かしてフレームレートを安定させ、快適なゲームプレイと配信環境を実現します。
そのため、ゲーム配信を重視するなら本モデル「FRGPLB860MB/MHW1」、純粋なゲームプレイを重視するなら1位の「FRGPLMB650W/SG2」を選ぶのがおすすめです。
GK-147F57Ti(359,800円)

【GK-147F57Ti】の評価

CPU | |
グラフィック | |
メモリ | |
価格 | |
コスパ |
- ゲーム、配信、クリエイティブとマルチにこなせるモデル
- 背面コネクタマザーボードによってスッキリした見た目に
- 大画面液晶簡易水冷に好きな写真や動画を映し出せる
3位は、STORMのゲーミングPC「幻界」シリーズの人気モデル「GK-147F57Ti」です。
このモデルは高いゲーミング性能を誇り、「モンスターハンターワイルズ」をはじめとする重量級タイトルも快適に動作する、パワフルなGPU「RTX 5070 Ti 16GB」を搭載しています。フルHDから4Kまで、幅広い解像度でゲームを楽しむことができるのもポイントです。また、超解像技術の「DLSS 4」や「DLSS MFG」(NVIDIA DLSS 3)を活用すれば、さらなるフレームレートや画質の向上も期待できます。
さらに、CPUには「Intel Core i7-14700F」を採用。本CPUは「Core Ultra 7」シリーズよりも前世代の「第14世代CPU」ですが、実はゲーミング性能では上回っています。加えて、ゲーム以外の用途でも「Core Ultra 7」シリーズに匹敵する実力を持っているため、PCをマルチに活用したい方におすすめのモデルといえるでしょう。
万能なCPUではありますが、消費電力の高さがややネックです。しかし、本モデルではその問題を解決するために水冷式CPUクーラーを採用し、発熱によるパフォーマンス低下をしっかり抑えています。
そんなCPUクーラーには2.8インチの大画面液晶が内蔵されており、好みの写真や動画を表示できるため、その日の気分に合わせてPC内部の雰囲気を変えられるのも魅力のひとつです。
GALLERIA XDR7A-97XT-GD(369,980円)

【GALLERIA XDR7A-97XT-GD】の評価

CPU | |
グラフィック | |
メモリ | |
価格 | |
コスパ |
CPU | Ryzen 7 9800X3D |
グラフィック | RX 9070 XT 16GB |
メモリ | 32GB |
ストレージ | 1TB SSD |
参考価格 (公式サイト) | 369,980円 |
分割払いの目安 (36回分割) | 約10,300円 / 月 (分割払いについて) |
- ゲーミング性能に特化したCPUを搭載
- 水冷式CPUクーラー×改良PCケースによって高い冷却性能を実現
- PCケースの洗練されたシックなデザインも◎
4位は、ドスパラのゲーミングPC「GALLERIA XDR7A-97XT-GD」です。
ハイパワーなGPU「RX 9070 XT 16GB」を搭載している点も魅力ですが、特筆すべきはCPUの存在です。
本モデルに搭載されている「Ryzen 7 9800X3D」は、ゲーミング性能に特化したX3Dシリーズの中でも特にコスパに優れたCPUで、1位で紹介した「FRGPLMB650W/SG2」に搭載の「Ryzen 7 7800X3D」よりも、さらに高い性能を誇ります。
有志の検証によると、「Ryzen 7 9800X3D」と「Ryzen 7 7800X3D」では最大30fpsほどの差が生じる場合もあるとのこと。最高クラスのパフォーマンスを求めるなら、本モデルを選ぶのがおすすめです。
なお、ドスパラは2025年9月末ごろにGALLERIAのPCケースを刷新。空気流入面積を約2.5倍、吸気量を約3倍に増やした新ケースを投入しました。本モデルにもこの新ケースが採用されており、水冷式CPUクーラーと組み合わせることで優れた冷却性能を実現しています。
G TUNE DG-I7A7X(369,800円)

【G TUNE DG-I7A7X】の評価

CPU | |
グラフィック | |
メモリ | |
価格 | |
コスパ |
CPU | Core Ultra 7 265 |
グラフィック | RX 9070 XT 16GB |
メモリ | 32GB |
ストレージ | 2TB SSD |
参考価格 (マウス公式サイト) | 369,800円 |
分割払いの目安 (24回分割) | 約15,400円 / 月 (分割手数料無料) |
- ゲームにも、配信にも強い万能モデル
- 容量不足になりにくい2TB SSD
- 内蔵GPU搭載で非常時への対応力も◎
5位にランクインしたのは、mouseのゲーミングPC「G-TUNE DG-I7A7X」です。
CPUには「Core Ultra 7 265」、GPUには「RX 9070 XT 16GB」を搭載。ゲームと配信の両方でバランス良く活躍できるモデルとなっています。16GBの大容量ビデオメモリを備えているため、顔出し配信はもちろん、VTuberの3D配信用PCとして活用できる点も魅力のひとつです。
他のモデルと異なり、2TBのSSDストレージを搭載しているのもうれしいポイント。これだけの容量があれば、複数のゲームやソフトウェアのインストールにも十分対応できます。
なお、「Core Ultra 7 265F」と本モデルに搭載されている「Core Ultra 7 265」の基本的な性能はほぼ同じです。大きな違いは内蔵GPUの有無で、「Core Ultra 7 265」には「Intel Graphics」と呼ばれる内蔵GPUが搭載されています。
これにより、メインのGPUにトラブルがあった際、一時的に内蔵GPUでゲームなどを動かすことが可能になります。ただし、内蔵GPUの性能はGTX1600程度なので、そのまま長期的にゲームを続けるのは難しいでしょう。あくまでメインGPUが故障したときの一時しのぎ用と考えてください。
BTOメーカー各社は定期的にセールを行っているので、そのタイミングで割引されている商品、あるいは配布されるクーポンを使って購入するのが一番お得です。
特にドスパラやマウスコンピューター、ツクモは常に何かしらのセールを行っているため、そのタイミングでお得なモデルの中から選んで購入するというのもアリ。
ゲームPCラボでは各社のセール情報を定期的にまとめているので、よかったらぜひ下記の記事を覗いて見てください!
おすすめのゲーミングPCをいくつか紹介しましたが、初心者の方がゲーミングPCを選ぶ際に注意した方が良い点がいくつかあるためこちらも紹介します。
専門的な話をすればパーツの組み合わせなど色々な点があるのですが、今はおおむねどの通販サイトでも最低限のラインは満たしたものが販売されています。
ここでは、ゲーミングPC初心者の方に向けてまず抑えておくべき注意点として下記3点を紹介します。
- できるだけノート型ではなくデスクトップ型にする
- 自分が必要としているスペックを把握する
- 何年後に買い替えるかを想定する
とにかく「その機能は必要なのか?」あるいはその逆で「その機能は本当になくても大丈夫なのか?」ということをよく検討するようにしましょう。
より詳しくは下記のページでも詳細を解説しています。よろしければぜひご覧ください。
ドスパラやマウスでは、購入直前にパーツの増設やアップグレードを行うカスタマイズが可能です。
もちろん本体購入後に自分で安いパーツをPCに組み込むことも可能ですが、慣れないうちは店舗側で組み込んでくれる事前カスタマイズを利用することをおすすめします。
特に物理メモリやストレージなどは後で不足すると困ってしまうので、事前によく検討するようにしましょう。
40万円で購入できるPCともなるとゲーミングPCとしてはかなりハイスペックの部類に入り、おおむねどんなモデルを選んでもPCゲームのプレイで問題を感じることは少なくなります。
また、動画の配信などにも耐えうる性能を備えているので、VTuberも含め、YoutubeやTwitchなどでの配信を検討している方にはこの金額帯のPCが特におすすめです。
ゲーミングPCは決して安い買い物ではないため、失敗したくないという思いも強いかと思います。
ただ、これまで遊ぶことのできなかったゲームが遊べる感動、これまでになかった楽しさとの出会いは、購入したあとにしか味わうことのできないものです。
ぜひこのランキングも参考に、新しいゲームライフを手に入れてみてください!
CPUには「Ryzen 7 5700X」、グラフィックボードには2025年時点でコスパ最強クラスの「Radeon RX 9060 XT 16GB」を採用したモデル!
なるべく安く、でもちゃんとゲームが遊べるPCなら今はこれがイチ押しです!
CPUには「Ryzen 7 7700」、グラフィックスにはハイスペックなAMD製GPU「Radeon RX 7800 XT 16GB」を搭載したモデル。
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