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ドスパラやマウスと並んで大手BTOパソコンメーカーとして有名な「ツクモ」。
低価格帯から高価格帯まで幅広く取り揃えているとはいえ、特にゲーミングPC初心者のうちはどれを選べば良いのか分からないもの…。
今回はそんな「ツクモ」に焦点を絞って、メーカーとしての特徴や販売されているゲーミングPCの特徴、「ゲーミングPCラボ」おすすめのモデルを紹介していきます。
ちなみに今回の記事の結論は↓のモデル。はじめてのゲーミングPCで迷ったらこれを買っておけば大体間違いない良スペック良コスパのモデルです。
CPUは「Core i5-13400F」と控えめですが、グラフィックボードにはWQHDにも対応できる「RTX 4070 12GB」を搭載したモデル。
管理人が使用しているPCの後継モデルで、大半のPCゲームが問題なく遊べることは実証済み!ゲーミングPでC初心者にもおすすめできるPCです。
他のおすすめゲーミングPCをすぐに知りたい方はこちらからすぐに確認できます!
元・MMORPG GM担当
KUL
当時ハマっていたMMOが好きすぎてそのまま運営会社に就職、その後ゲーム内イベントの企画やデバッグ・GMなどを担当していました。今は業界から離れてしまったもののゲーム好きなのはずっと変わらず。
社会人になりたての頃に何もわからないまま購入したゲーミングPCで失敗…。最近周囲でゲーミングPCを検討する人が増えてきたこともあり、自分と同じ失敗をしてほしくないという思いからこの「ゲームPCラボ」を立ち上げました。
ツクモはヤマダ電機が運営するBTOパソコンストアです。
ドスパラやマウスコンピューターを初心者向けとするならばツクモは比較的中級者向け。他の大手2社と比べてPCパーツの販売にも力を入れており、自作PCユーザーにまで裾野を広げている印象があります。
また、上の写真の通りPCケースもあまりゴテゴテしておらずシンプルなものが多いです。側面の排気口からPC内部でゲーミングに光るパーツが見えることもありますが、いわゆる「ゲーミングPC」っぽいものが欲しい方はあまり向いていないかもしれません。
ちなみに私がいま使っているゲーミングPCもツクモです!
コスパの良いモデルが見つかりやすい
他社の同価格のゲーミングPCと比べてコスパに優れているモデルが比較的多く見られるのが特徴のひとつ。
このあと説明するストレージとメモリの容量の話にも関わるのですが、他社では16GBメモリ・500GB SSDという構成のPCがツクモではほぼ同じ価格帯で32GB・1TBのものが購入できることもあります。
ただ、その分CPUやGPUの性能が少し抑えられているものもあるので注意は必要です。とはいえ遊びたいゲームの推奨スペックを超えていれば過剰にスペックを確保する必要はありません。メモリやストレージの増設にも意外とコストがかかるので、多少スペックを落としてでもツクモでストレージの多いものを選んだ方が将来的にお得になるケースも。
はじめに「ツクモが比較的中級者向け」と言ったのは、このあたりの調整や検討が必要になってくるためです。
ストレージとメモリの容量が大きい
他社のBTOパソコンメーカーと比べてメモリとストレージの容量へのこだわりが強く見られます。
他社の同価格帯のPCと比較するとわかりますが、ツクモは低〜中価格帯でメモリ32GBを搭載しているモデルが多く、ストレージに関してはほぼすべてのモデルが1TB以上を搭載しています。特にゲーミングPCはPCゲームを何本もインストールする都合、ストレージの容量がすぐにいっぱいになりがち。標準で1TBが搭載されているモデルはPCゲーマーにとって非常に嬉しい構成です。
私の印象としては、ドスパラやマウスはCPU・GPUの性能を重視していて「ゲームが楽しめるPCを提供すること」に重点を置いていますが、ツクモは「ゲーミングPCの使い心地」を重視しているようなイメージです。
パーツ構成固定のモデルもある
ツクモはパーツのカスタマイズができるBTOモデルと、パーツ構成が固定されている即納モデルがあるので注意が必要です。
特に10〜20万前半のモデルは即納モデルのことも多く、メモリやストレージもカスタマイズができません(もちろん購入後に自分で増設することは可能)。
基本的にページの背景が白いPC(左図)は即納モデルなのでカスタマイズ不可、背景が黒いプレミアムモデルのPC(右図)はBTOモデルなのでカスタマイズ可能という違いがあるようです。
他社PCと比較する際、ツクモのPCが即納モデルかどうかは必ず確認するようにしましょう。カスタマイズ前提で比較すると購入直前で増設も変更もできなくて困っちゃうかも…
G-GEAR GA5J-C230B3/CP8 (209,980円)
私がいま使っているPCの後継モデル!PCゲームがしっかり遊べるのは実証済みです!
私がいま使っている「G-GEAR GA5J-C230B3/CP6」の後継モデルです。
CPUは「Core i5-13400F」と少し控えめですが、GPUは「RTX4070 12GB」を搭載。CPUボトルネックが少し心配されるような構成ですが、少なくともフルHDで使用している分にはボトルネックを感じたことはありません。また、最近WQHDモニターを購入したのでWQHDでも遊んでいますが問題なくしっかり働いてくれている印象。
ツクモなのでメモリはしっかりと32GB搭載、ストレージももちろん1GB搭載で、ゲーミングPCとしての使い勝手も非常に良いでモデルでおすすめです。
G-GEAR Aim GB5A-B241/B (237,000円)
CPU・GPUのバランス良好!ストラテジー・シミュレーションゲームを遊ぶ方にもおすすめ。
先ほど紹介した「G-GEAR GA5J-C230B3/CP8」よりもCPUパワーを強めたモデルです。
CPUの性能が大幅に向上したことでボトルネックの心配がなくなるほか、動画編集をはじめとするCPUパワーが必要な作業にもより適したモデルに仕上がっています。またストラテジーやシミュレーションゲームを遊ぶ方は一般的にGPUよりもCPUの能力が重要になるため、こちらのモデルは非常におすすめです。
ストレージはもちろん1TBですが、メモリは16GBと少し控えめ。RTX4070の実量kをフルに活用するようなゲームを遊ぶ場合は、メモリが少し不足する可能性があります。幸いこちらはカスタマイズ可能なBTOモデルなので、メモリを32GBに増設してもいいかもしれません。
G-GEAR GA7A-D230BN/CP3(169,980円)
ツクモで手頃な価格のゲーミングPCならこれ!フルHD解像度ならほとんどのゲームが遊べます。
10万円代ならこちらの「G-GEAR GA7A-D230BN/CP3」もおすすめ。
CPUは「Ryzen 7 5700X」、GPUは「RTX4060Ti」と、フルHDで遊ぶならだいたいのゲームで高フレームレートが狙える構成となっています。解像度を上げるメリットの薄いFPSやPvP要素の強いゲームを遊びたいならこのモデルは選択肢のひとつとしてかなりアリです。
ストレージは1TBでメモリは16GB搭載。即納モデルのためカスタマイズはできませんが、フルHDで遊ぶならメモリは16GBでも十分です。
G-GEAR GE7J-L242/BH(339,800円)
動画配信者にもおすすめのハイスペックPC!
CPUにはハイスペックCPUの「Core i7-14700KF」を採用し、GPUには「RTX 4070 Ti SUPER 16GB」と文句なしにハイクラスな構成のモデル。
WQHDはもちろん、4Kでも一定のフレームレートを出せるようなスペックで高解像度でゲームをプレイしたい方に非常におすすめ。またそのパワーを活かして高画質での動画配信をこなすことも可能。一般的なゲーミングPCの用途であれば困ることはほぼないというようなスペックに仕上がっています。
BTOモデルなのでカスタマイズも可能。よりこだわった構成にしたい方はCPUクーラーを水冷に変更すると冷却効率も上がるので負荷のかかる環境でも安定して運用することができるようになります。
ゲーミングPCを選ぶ際に注意した方が良い点がいくつかあるため紹介します。
専門的な話をすればパーツの組み合わせなど色々な点があるのですが、今はおおむねどの通販サイトでも必要なラインを満たしたものが販売されています。
ここでは、ゲーミングPC初心者の方に向けて、基本的な注意点として下記3点を紹介します。
- ノート型ではなくデスクトップ型にする
- 自分が必要としているスペックを把握する
- 何年後に買い替えるかを想定する
とにかく「その機能は必要なのか?」あるいはその逆で「その機能は本当になくても大丈夫なのか?」ということをよく検討するようにしましょう。
詳しくは下記のページでも詳細を書いていますのでよろしければご覧ください!
ツクモでBTOモデルを購入する場合は購入直前にパーツの増設やアップグレードを行うカスタマイズが可能です。
特に検討した方が良いカスタマイズについて解説します。
物理メモリは32GBがおすすめ
10万円台のゲーミングPCであれば16GBでも十分ですが、20万円台に乗った場合は32GBがおすすめです。
CPUやGPUの性能が高くても物理メモリが足りない場合は、それがボトルネックとなって性能を引き出せなくなってしまう可能性があります。
メモリについて詳しく知りたい方は下記の記事でも解説しているのでぜひ参考にしてみてください。
ストレージは最低でも1TB以上がおすすめ
ツクモはほとんどのPCが1TB搭載のため特に気にする必要はありませんが、一般的にストレージは最低でも1TBを積んでおくことが推奨されます。
特にゲーム用途でPCを使う場合、ゲームを1つインストールするたびに数十GBの容量が埋まっていくため、そう遠くないうちに「新しいゲームを入れるために古いゲームを消す」という作業に追われることとなります。
ツクモの場合は標準で1TBなので、予算に余裕があれば2TBにアップグレードするのもかなりアリです。
追加するストレージはSSDの方が利便性も高く理想的ですが、少し節約してHDDでもOK!
その他のカスタマイズについて
その他のCPUグリスやCPUファン、電源についてはお好みで。
とはいえ物理メモリやストレージなどは不足すると後になって困るので、事前によく検討するようにしましょう。
カスタマイズのコツについては下記の記事でまとめているのでよろしければご覧ください。
今回はツクモに絞っておすすめのゲーミングPCを紹介しました。
今後、他のBTOパソコンメーカーを取り上げていくので、ぜひゲーミングPC選びの参考にしてみてください。
良いゲーミングPCが見つかってあなたのゲームライフがより良いものになることを願っています!
CPUにはハイクラスモデルではおなじみ「Core i7-14700F」、グラフィックスには「RTX 4070 Ti SUPER 」と、WQHDはもちろん、4Kでのプレイも視野に入るほどハイスペックな構成!
30万円を超えるため予算に余裕のある方向けではあるものの、コスパも非常に良くまとまっており、性能の良いゲーミングPCが欲しい方には一番おすすめできるモデルです。
CPUには「Ryzen 7 5700X」、グラフィックスには最新の3Dゲームも十二分に遊べる「GeForce RTX 4060 Ti」を搭載したモデル。フルHDで遊ぶならこのモデルがコスパ良!
ゲーミングPC初心者の方はもちろん、ゲーミングPCを買い替える脱初心者の方にもおすすめできるイチ押しモデルです!
ゲームに必要な周辺機器計7点がセットになったモデル。周辺機器を揃えるとなると安くてもPC本体の他に2~3万円程度が追加でかかりますが、それらが全部いっぺんに揃います!
CPUには「Core i5-14400F」、グラフィックスには「GeForce RTX 4060 Ti」を搭載。最新の3Dゲームも十分に遊べるスペックです。