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今回はVTuberデビューを目指す方に向けて配信用におすすめのゲーミングPCを紹介します。
通常の配信者とは違い、VTuberは配信中にLive2Dモデルを動かすことになるため、どうしてもPCスペックもある程度高いものが必要になります。とはいえ、配信スタイルに応じてPCに求められるスペックも異なってきます。
今回は配信スタイルに応じた必要スペックやおすすめゲーミングをまとめてみましたので、ぜひ最後までご覧ください!

ゲームPCラボ管理人
KUL
当時ハマっていたMMOが好きすぎてそのまま運営会社に就職、その後ゲーム内イベントの企画やデバッグ・GMなどを担当していました。今は業界から離れてしまったもののゲーム好きなのはずっと変わらず。
社会人になりたての頃に何もわからないまま購入したゲーミングPCで失敗…。最近周囲でゲーミングPCを検討する人が増えてきたこともあり、自分と同じ失敗をしてほしくないという思いからこの「ゲームPCラボ」を立ち上げました。

AMD製の良コスパGPU「Radeon RX 9060XT 16GB」を採用した、いまイチ押しのおすすめモデル!
CPUには「Ryzen 7 5700」を採用し、フルHDならほとんどのゲームを遊び切れる十分な性能。ゲーミングPC初心者にもおすすめの一台です!
どんな配信をしたいのかによって、配信用PCに必要なスペックは大きく変わります。
今回は配信の目的に応じてタイプを【ライト】【ミドル】【ヘビー】の3つに分け、それぞれどれくらいのスペックが必要になるのかを紹介します。
| 配信内容 | |
|---|---|
| ライト | 雑談・歌枠などの負荷が軽めの配信 |
| ミドル | ゲーム配信などの負荷のかかる配信 |
| ヘビー | 動作の重いゲーム配信、3D配信 |

PCを選ぶ前にまずは自分の配信スタイルがどこに当てはまりそうかを確認しておくことがとても重要です
それぞれの配信タイプに応じた必要スペックの目安が下の表の通りです。
| ライト | ミドル | ヘビー | |
|---|---|---|---|
| CPU | Core i5-13400F Ryzen 7 5700X | Core i7-14700F Ryzen 7 9700X Core Ultra 5 225F | Core i7-14700F Core i9-12900K Core Ultra 7 265K Ryzen 9 7900X |
| GPU | RTX4060Ti RTX5060 | RTX4070 RTX5070 RX9060 XT 16GB | RTX4070Ti RTX5070Ti RX9070 XT |
| メモリ | 32GB | 32GB | 32GB〜 |
| ストレージ | 1TB SSD以上 | 1TB SSD以上 (できれば2TB) | 2TB SSD |
| 価格の目安 | 22~28万円 | 25~36万円 | 35万円~ |
いずれのタイプにしても、基本的には「ゲーミングPC」と呼ばれる性能の高いPCが必要になります。
その中でも「ライト」の必要スペックはエントリークラス~ミドルクラスと呼ばれる価格帯のPC、「ミドル」はミドルクラス~ハイクラスの価格帯、「ヘビー」はハイクラス~ハイエンドクラスの価格帯のPCです。

最近のPCパーツ高騰の影響で、目安価格も全体的に結構上振れ気味です。
それでは、ここからは実際に各タイプの必要スペックについてもう少し細かく見ていきましょう。
【ライト】雑談・歌枠など負荷が軽めの配信
雑談や歌枠などの配信を中心に考えている方はこの「ライト」タイプが適しています。
配信用のPCに求められるスペックは3タイプの中で一番控えめで、目安は下記の通りです。
| CPU | Core i5-13400F Ryzen 7 5700X 上記と同等以上のもの |
| GPU | RTX4060Ti RTX5060 上記と同等以上のもの |
| メモリ | 32GB |
| ストレージ | 1TB SSD以上 |
| 価格の目安 | 22~28万円 |
| おすすめPC | 「ライト」タイプ向けはこちら |
「ライト」は、比較的PC負荷が軽めの配信スタイル想定ではありますが、それでも配信用PCにはある程度のスペックが必要になります。
通常のいわゆる「ストリーマー」や「ニコ生配信者」とは違い、VTuber配信は配信中にVTube Studioなどを用いて画面上にアバターを表示させる必要があります。配信ソフトの「OBS」だけではなく、VTuberならではの配信用ソフトを並行して起動させる必要がある以上、CPUとGPUもそれらを同時に処理できるパワーが必要です。
「ライト」タイプに必要なPCスペックとしては、CPUならインテルの「Core i5-13400F」、GPUなら「RTX5060」以上がひとつの目安になります。これはもし将来的に配信の幅を広げたりしたくなった場合でも、動作が軽めのゲームであればゲーム配信もできる、そんなスペックでもあります。
メモリは16GBではなく、32GBのものがおすすめ。VTuberとして配信をする場合、先ほどの「OBS」や「VTube Studio」に加え、配信コメントを見たい場合はそれも表示させる必要があったりなど、どうしてもメモリを食う作業が多くなります。軽めの配信であればなんとかなるケースも多いですが、メモリが不足するとPCの動作だけでなく配信画面にも影響が出てくるため、できれば32GBにしておくことをおすすめします。

メモリは他のパーツに比べると容量アップのコストも低いので、ここに関しては保険として32GBにアップグレードしておくのがおすすめです。
【ミドル】ゲーム配信などの負荷のかかる配信
ゲーム配信を考えている方はこの「ミドル」タイプが目安になります。
配信用のPCに求められるスペックは3タイプの中では中くらいですが、一般的には「スペックの良いPC」の部類に入ってくるスペックです。目安は下記の通りです。
| CPU | Core i7-14700F Ryzen 7 9700X Core Ultra 5 225F 上記と同等以上のもの |
| GPU | RTX4070 RTX5060Ti 16GB RX9060 XT 16GB 上記と同等以上のもの |
| メモリ | 32GB |
| ストレージ | 1TB SSD以上 (できれば2TB) |
| 価格の目安 | 25~35万円 |
| おすすめPC | 「ミドル」タイプ向けはこちら |
ゲーム配信をするということは、当たり前ですがゲームのプレイと動画配信を同時に行うということになります。
ゲームが遊べるスペックであることは大前提で、その上さらに動画配信を行う余力のあるスペックである必要があります。まず認識しておかなければならないのは、「ミドル」タイプの配信用PCには、配信をしない一般的なゲーマーが使っているPCよりも一段上のスペックが求められるということ。
目安としてはCPUなら「Core i7-14700F」、GPUはNVIDIAなら「RTX5060Ti 16GB」、AMDなら「RX 9060 XT 16GB」以上がおすすめのライン。この程度のスペックのあるPCであれば、フルHD解像度でしっかりゲームを動かしつつ、VTuberならではの動くアバターを表示させることもできるかと思います。

あくまでもゲーム画面の解像度はフルHDが目安。WQHD以上だとゲームによっては負荷がかかりすぎて配信に余力を回せない可能性があるので注意です。
また、ストレージは最低でも1TBを確保しておきたいですが、VTuberデビューを考えているのであれば2TBは欲しいところです。
そもそも1TB SSDは配信をしない一般的なゲーム用途であっても案外すぐに埋まってしまうものです。PCゲームに加えて、配信用の素材や録画した動画などを保存していくとなるとかなり厳しめ。将来的に増やすことになる可能性が高いので、スタート時点で2TBを確保しておくのがおすすめです。

もちろん自分で増設できる人は自分で増設した方が安上がりです。機械いじりに慣れていない人は購入時カスタマイズがおすすめ。
【ヘビー】動作の重いゲーム、3D配信
動作の重いゲームを遊びたい方や3D配信を行いたい方はこの「ヘビー」タイプになります。
配信中のカクつきやスペック不足をなるべく感じたくないという方にもおすすめです。
| CPU | Core i7-14700F Core i9-12900K Core Ultra 7 265K Ryzen 9 7900X 上記と同等以上のもの |
| GPU | RTX4070Ti SUPER RTX5070 RX9070 XT 上記と同等以上のもの |
| メモリ | 32GB |
| ストレージ | 2TB SSD以上 |
| 価格の目安 | 35万円~ |
| おすすめPC | 「ヘビー」タイプ向けはこちら |
動作の重いゲームとはたとえば「Cyberpunk 2077」や「モンスターハンターワイルズ」のような重量級タイトルを指します。こういった重量級タイトルや3D配信は通常のLive2Dモデルだけでの配信よりもさらに大きな負荷がかかるため、配信用PCとしても相応のスペックのものを用意する必要があります。
CPUは「Core i7-14700」系、GPUは「GeForce RTX4070Ti SUPER」以上のものにしておきたいところです。さらに余裕をもっておきたい場合は「Core i9-13900K」&「RTX5070Ti」以上もおすすめ。
さらに上のGPUを狙うならコスパ面からも「Radeon RX 9070 XT」が結構おすすめ。

とはいえ、性能が上がれば上がるほどPCとしてのコスパは悪くなっていくのも事実。場合によっては配信用とゲーム用でPC2台を使って配信する方がコスパが良くなることもあります。
メモリに関しては余裕があれば64GBまで増設しておくと安心感は増しますが、メモリがいくら増設コストが低めのパーツとはいえ、さすがに32GB→64GBへの増設はそれなりのコストがかかります。
ひとまず32GBのまま運用してみて、もしメモリ不足を感じたらそのタイミングで増設するのが無難かもという印象です。

ちなみにメモリの増設は所定の場所にパチッとはめる1ステップだけで終わるので、PC初心者の方でも比較的簡単にできちゃう作業です。
FRGHLB550/9060(244,800円)

ちょっとしたゲーム配信もこなせる良コスパモデル!

| CPU | Ryzen 7 5700X |
| グラフィック | Radeon RX 9060 XT 16GB |
| メモリ | 32GB |
| ストレージ | 1TB SSD |
| 参考価格 (マウス公式サイト) | 244,800円 |
まずおすすめなのはFRONTIERのこのモデル。
CPUには「Ryzen 7 5700X」、GPUには「Radeon RX 9060 XT 16GB」を採用しており、ライトな配信用PCとしては文句なしに十分なパフォーマンスを発揮できる仕上がりとなっています。
ちなみに本モデルは当サイトで普段から「フルHDでゲームしたいならひとまずこれを選んどけ」と紹介しているようなモデルで、雑談・歌枠メインの配信くらいなら問題なくこなせるどころか、【ミドル】タイプの配信にも使えるような性能を持っています。
基本的には雑談や歌が中心だけどそのうちゲーム配信もするかもという方には非常にコスパが良く、おすすめのモデルです。
本モデルの良いところは、低価格帯ながら全体的なパーツ構成がしっかりと整っている点。この価格帯のモデルはコストを抑えるためにメモリ16GB・ストレージ500GBという構成が多く、一見安く見えても結局カスタマイズで+20,000円程度が必要になるというケースも決して少なくありません。一方で、本モデルは↑の性能紹介の通り、どちらも必要な容量が標準で搭載されています。

つまり、簡単に言うとPC本体に関してはもう「これで十分!」という状態になっています!カスタマイズせずにそのまま購入してもしっかり使えます。
ただ、そんな本モデルにも難点があります。それは「配送に日数がかかる」こと。
FRONTIERの製品は注文してから届くまでに早くても2週間程度はかかります。どうしてもその分「VTuber準備中」の期間を引き伸ばす必要が出てくるので、そのあたりの調整が柔軟にできそうな方向けのPCでもあります。
NEXTGEAR JG-A7G60 + メモリ増設(239,900円)

メモリを増設すれば軽めの配信もOK!

| CPU | Ryzen 7 5700X |
| グラフィック | RTX 5060 8GB |
| メモリ | 16GB |
| ストレージ | 1TB SSD |
| 参考価格 (マウス公式サイト) | 194,800円 |
| 分割払いの目安 (24回分割) | 約8,100円 / 月 (分割手数料無料) |
こちらはマウスの「NEXTGEAR」シリーズのゲーミングPCです。
本モデルもCPU・GPUともに雑談・歌枠の【ライト】用途を超えてちょっとしたゲーム配信も問題なくこなせる性能を持っています。ただし、メモリが標準で16GBなので、32GBへの増設は必須と考えておくことをおすすめします。
本モデルはCPUクーラーも標準で簡易水冷のものを搭載しているのが嬉しいポイント。動画配信の負荷で熱がこもったCPUを、より効率的に冷却してくれます。

あまりにも高熱の環境が続くとサーマルスロットリングが起こり、最悪の場合は配信が止まってしまうこともあります。安定した冷却性能を求めるならこのモデルもおすすめ。
NEXTGEAR HD-A7A70(319,800円)

AMD製で揃えた良コスパ・ハイスペックなモデル!

| CPU | Ryzen 7 9700X |
| グラフィック | RX 9070 XT 16GB |
| メモリ | 32GB |
| ストレージ | 1TB SSD |
| 参考価格 (公式サイト) | 319,800円 |
| 分割払いの目安 (24回分割) | 約13,300円 / 月 (分割手数料無料) |
【ミドル】タイプの配信者、特にゲーム系VTuberをはじめるにはもってこいの性能のモデルです。
搭載している「Radeon RX 9070 XT」は、PCゲームなら4K解像度でも遊べるくらいの高性能GPU。それなりに重いゲームの配信でもアバターを表示させる余力は十分にあり、しっかりと配信環境が整えられる性能を備えています。ちなみにこのGPUはNVIDIAで言うと前世代のハイエンドに近い「RTX4080」に匹敵するスペックで、紛れもない「つよつよPC」です。
昔からコスパが良いと言われているAMD製だけあって、価格に対して得られる性能は高め。普通のゲーム用途であれば持て余してしまいがちなスペックですが、がっつりゲームを遊びながら配信するVTuberであれば、しっかりと活かしきれる性能です。
NEXTGEAR HD-A7G70(324,800円)

ミドルタイプの配信をしたい方はこのモデルがおすすめ!

| CPU | Ryzen 7 9700X |
| グラフィック | RTX 5070 12GB |
| メモリ | 32GB |
| ストレージ | 1TB SSD |
| 参考価格 (公式サイト) | 324,800円 |
| 分割払いの目安 (24回分割) | 約13,500円 / 月 (分割手数料無料) |
【ミドル】のゲーム配信中心のスタイルならマウスの「NEXTGEAR HD-A7G70」もおすすめ。
CPUには「Ryzen 7 9700X」、GPUには「RTX5070 12GB」を搭載し、配信用PCとしては申し分のないパーツ構成となっています。メモリやストレージもしっかりと必要な分が備わっており、追加カスタマイズが不要なのも良い点。
NEXTGEARの新ケースが採用されたモデルで、見た目のデザインも以前と比べてかなりスタイリッシュに。側面パネルからケース内部が見える、まさに「ゲーミングPC」といった見た目の仕上がりです。
水冷クーラー搭載ということもあって中身も非常にスッキリ、配信に載せても恥ずかしくないPCとなっています。
EK-97X896XT(329,800円)

ライト最推しモデルの「FRGHLB550/9060」の正統進化PC!

| CPU | Ryzen7 9700X |
| グラフィック | RX 9060 XT 16GB |
| メモリ | 32GB |
| ストレージ | 1TB SSD |
| 参考価格 (公式サイト) | 329,800円 |
| 分割払いの目安 (36回分割) | 約9,200円 / 月 (分割手数料無料) |
【ライト】で一番推していた「FRGHLB550/9060」をそのまま進化させたようなモデルです。
基本的な使い勝手やゲーミング性能は「FRGHLB550/9060」をベースに、CPUとメモリがより性能の高いものへ、さらにCPUクーラーを水冷式に変更することで排熱効率も大幅に向上しました。
また、PCケースは中身がよく見えるピラーレス構造のものを採用。配信部屋を紹介したりする場合にも画面映えしやすい「まさにゲーミングPC」というモデルです。
ちなみに、もし新しいモニターが欲しい方はカスタマイズからお得な金額で27インチモニターを追加購入することも可能です。
G TUNE DG-I7A70(429,800円)

CPU・GPUともに文句なしに強力なモデル!

| CPU | Core Ultra 7 265 |
| グラフィック | RX 9070 XT 16GB |
| メモリ | 32GB |
| ストレージ | 2TB SSD |
| 参考価格 (マウス公式サイト) | 429,800円 |
| 分割払いの目安 (24回分割) | 約17,900円 / 月 (分割手数料無料) |
3D配信も考えている「ヘビー」タイプの配信を検討している方はマウスのこちらのモデルもおすすめ。
AMD製GPUの中でもかなりハイエンドに近い「Radeon RX 9070 XT 16GB」を搭載しており、重めのゲーム配信はもちろん、3D配信にも対応しうるスペックとなっています。冷却効率も考えてCPUクーラーはもちろん水冷式を搭載、長時間のゲームプレイや耐久配信でもパーツの排熱をしっかりと促してくれます。
ストレージも珍しく2TBのSSDを標準搭載、配信素材がどんどん溜まっていく配信者にはうってつけの構成となっています。
ちなみに正面から見るとモッタリした印象のPCケースですが、左側面はしっかりクリアパネルになっているため、思っていたよりもしっかりゲーミングPCっぽいビジュアルをしています。
G TUNE FG-A7G80(649,800円)

X3Dシリーズ×RTX5080のゲーム特化モデル!

| CPU | Ryzen 7 9850X3D |
| グラフィック | RTX 5080 16GB |
| メモリ | 32GB |
| ストレージ | 1TB SSD |
| 参考価格 (公式サイト) | 649,800円 |
| 分割払いの目安 (24回分割) | 約27,000円 / 月 (分割手数料無料) |
AMDから2026年1月30日に発売された最新CPU「Ryzen 7 9850X3D」を搭載したモデルです。
CPUの素の性能もさることながら、X3Dシリーズはゲーミング性能において他よりも頭ひとつ飛び抜けているのが特徴。がっつりとゲーム配信に取り組みながら動画配信も行いたいという方にはうってつけです。
ちなみにGPUも文句なしに高性能な「RTX5080」を搭載。GPUを使う作業であれば、ゲームでも動画制作でも配信でもなんでもOKなモデルとなっています。
VTuberとして配信するための配信用PCを選ぶ際に注意すべき点を紹介します。
ゲーミングPCで後悔しないためのアドバイスは色々あるのですが、今回はその中からいくつか抜粋しつつ、配信用ならではの注意点も追加で紹介します。まとめると下記の通りです。
- 中古・フリマ・オークションのPCを購入しない
- スペックはなるべく妥協しない
- ストレージは最低でも1TB(理想は2TB以上)を選ぶ
- 周辺機器の分のお金もしっかり確保しておく
上から順番に重要な注意点となっています。それぞれ詳しく解説していきます。
【絶対】中古・フリマ・オークションのPCを購入しない

これだけは絶対に守った方がいいです!
新品のPCと比べると価格面で魅力のある中古PCですが、基本的に初心者のうちは避けるべきです。特にそれを配信用のPCにするのはなおさら避けるべきです。
以前、ヤフオクやメリカリの中古PCについて注意喚起の記事を書いたので、そちらから中古PCのデメリットを抜粋します。
- パーツ構成が読み解けないと損をすることがある
- パーツの性能が落ちていることがある
- 保証期間が付いていないと泣き寝入りになることがある
簡単にまとめると、初心者をカモにした出品物や品質の悪い出品物があるので止めた方が良いということになります。

「コスト」と「リスク」のバランスを冷静に判断することが重要です! 中古は失敗するともう1台別のPCを買うことになり、最終的なコストは新品1台よりも高くなります。一方、新品は保証期間内なら故障しても無償で修理してくれることが多いです。
スペックはなるべく妥協しない

決して安い買い物ではないため難しい話かも知れませんが、PCのスペックはなるべく妥協しないことも重要です。
特にはじめに紹介した3タイプの分類に合ったものを選ぶことが大切です。
たとえば、最新のゲームでゲーム配信をしたいにも関わらず【ミドル】ではなく【ライト】を選んでしまうと、配信画面のカクつきや音声の遅延などが起こり、リスナーにとって快適な視聴環境を提供できなくなる可能性があります。
もしどうしても予算が足りずに性能の妥協をしなければならないような状況であれば、場合によっては今は買うのを我慢して、予算を確保してから再度チャレンジするという決断も大事です。
ストレージは最低でも1TB(理想は2TB以上)を選ぶ

通常のゲームだけの用途でも1TBはすぐに埋まります!可能なら2TB以上は確保したいところ
配信用のPCの場合、画像、アバターモデル、投稿用の動画データ、3D配信をする場合はそのためのモデルデータも加わり、配信歴が長くなればなるほど配信素材がストレージを占める割合は大きくなっていきます。
ひとまず1TBは最低ラインとして、500GBのものは選ぶことのないようにすることが重要です。可能であれば2TB以上が理想。
予算に余裕のない方は、ひとまずSSDではなくHDDを選んでもOK。HDDはSSDよりもデータ転送速度は遅いですが、安い費用で大容量のものが手に入るので、ちょっとしたファイルをがんがん入れていくにはちょうど良いストレージです。
配信機材・周辺機器の分のお金もしっかり確保しておく

PCだけでなく配信機材・周辺機器にも結構お金がかかるので注意!
たとえば予算が30万円の場合に予算ギリギリの298,000円のPCを購入してしまう方がいますが、PC本体以外にも周辺機器や配信機材が必要ということを忘れないようにしましょう。
基本的に一式セットのモデルを買わない限りは、ゲーミングPCに周辺機器は何も付いてきません。ゲーミングPCを動かすために必要なキーボード・マウス・モニターに加え、マイクやオーディオインターフェースなどの配信用機材も自分で購入する必要があります。

Switchのゲーム配信をする場合などはさらにキャプチャーボードも必要になります。
必要な金額は、機材のグレードにもよりますが、PC本体以外に5~10万程度を確保しておくのがおすすめです。といっても、ただでさえ高いPCを買ったあとに、さらに追加で数万というのもなかなか厳しい話……。
少しでも安く揃えたい場合は、いったんセカンドストリートやハードオフなどの中古品取扱店で中古の機材を探すというのも手です。動作確認が済んでいるものを選べば比較的大きな問題も起こりにくいので(あくまでも比較的ですが)、最初のうちは間に合わせで中古の機材を使い、活動が軌道に乗ってきたら新品の良いものに切り替えるという形が無難です。
またはトレテクのようなセレクトショップで購入するのもアリ。
Amazonなどので買うよりも安いアイテムもあるので、欲しい機材がある場合は一度トレテクで検索をかけてみるのもおすすめです。

配信用途ならなるべくデスクトップPCにすることをおすすめします!
ノートPCはデスクトップと比べて省スペースで配信できるのが魅力的ですが、特にVTuberとして配信するのであれば下記の理由でノートPCよりもデスクトップPCにした方が良いと思っています。
- デスクトップPCの方が3~5万円程度安い
- 同じ型番のパーツでもデスクトップ向けの方が性能が良い
- モニターが大きいので配信画面やコメントが確認しやすい
それぞれもう少し詳しく見ていきましょう。
デスクトップの方がノートよりも3~5万円程度安い
デスクトップPCをおすすめする一番大きな理由は、ノートPCよりも金額が安いという点です。
デスクトップPCと同程度のノートPCを購入しようとすると、おおむね平均3~5万円ほど高いものになるケースが多いです。

簡単に言うと、ノートPCは「小型化」に追加費用がかかっているというイメージ。デスクトップPCは過剰に小型化する必要がないでその分の費用が浮いています。
配信スペースが取れないなどのやむを得ない事情があるのなら別ですが、そうでないのなら、その3~5万円でもう1ランク上のPCを選んだり、配信用の機材を揃えたりした方がより良い配信環境を整えられるかと思います。
同じ型番のパーツでもデスクトップ向けの方が性能が良い
たとえば一見同じ「RTX4080」のグラボを搭載しているように見えても、実はノートPC向けとデスクトップPC向けでは性能が大きく異なります。
ソフマップの性能比較によると、ノートPC向けとデスクトップPC向けで性能の数値はこれくらい違うようです。

同じ「RTX4080」でもノートPC向けの「RTX4080 Laptop」は、なんとデスクトップ向けの「RTX4080」の7割弱の性能しか発揮できていないようです。それどころか、むしろデスクトップ向けの「RTX4070」に近い性能となっています。
この性能差はパーツの性能が低いと小さいのですが、性能が高くなるほど大きくなっていきます。先ほど説明した平均3~5万円の金額の差も、突き詰めるとこのあたりの性能差に原因があります。
モニターが大きいので配信画面やコメントが確認しやすい
ゲーミングノートPCの画面は、大体14インチ~16インチくらいが平均的なサイズです。
その一方で、一般的なフルHDモニターのサイズは24インチ程度と、ノートPCの画面と比べたらかなり大きめ。画面が大きければ、その分モニター上での作業スぺースも増えるので、同じ1つの画面でも出来ることは大きく変わってきます。

特に配信において重要なのが自分の配信画面や配信中のコメントの確認です。画面が小さいと見にくくないですか…?
配信という形式を取る以上、ずっとゲーム画面だけを見ているわけではなく配信中にリスナーと交流することも考えていると思います。なるべく交流しやすい形を取るのであれば、大きなモニターがあった方が良いと思います。
ただ、ノートPCに外付けのモニターをつけるような運用であればこの点はOKです。でも「それなら最初からデスクトップにしたほうが良いのでは…?」という気も…。
ここからはVTuberの配信用PCを選ぶ際によくある質問について回答します。
- 少しでも安く買う方法はある?
- ノートPCを配信用PCにするのはアリ?
- ストレージはSSDじゃなくてHDDでも大丈夫?
- 配信用PCで動画も作りたい!動画編集もできる?
- MacでおすすめのPCはないの?
- 有名配信者と同じスペックのPCを買えば同じような配信できる?
少しでも安く買う方法はある?

あります!ひとまずセールのタイミングを狙いましょう!
PCに関しては、ドスパラ・マウスコンピューター・ツクモなどの大手サイトは定期的にセールを行っています。そのタイミングで割引されている商品、あるいは配布されるクーポンを使って購入するのが一番お得です。
基本的に金額が高い商品ほど割引率も高くなるので配信用PCを購入する方は特に割引の恩恵を受けやすいのでおすすめです。また、周辺機器に関してはトレテクもおすすめです。
ゲームPCラボでも大手3社のセール情報をまとめているのでよかったらぜひ定期的にのぞいて見てください!
ノートPCを配信用PCにするのはアリ?

詳しくはここでも記載していますが、オススメしません。
主な理由は下記の通りです。
- デスクトップPCよりも割高
- 同じパーツでもデスクトップPCよりも性能が低い
- 冷却性能が低めなので負荷のかかる動画配信には不向き
- モニターが小さいので配信画面やコメントが見にくい
詳しくはこちらで説明していますのでぜひご覧ください。
ストレージはSSDじゃなくてHDDでも大丈夫?

メインのストレージとしてはSSDが理想ですが、サブであればHDDもアリです。
特にゲーム配信や動画編集を考えている方はメインはSSDの方が理想です。ストレージへの書き込み・読み込み速度が配信の配信の見やすさ(ロードの速さなど)や編集効率に直結するのでSSDにした方が良いと思います。
一方で、配信素材や動画データを詰め込んでおくサブのストレージとして使うのであればHDDでも問題ありません。特に配信歴が長くなるにつれてストレージはどんどん埋まっていくので、なんでも気軽に突っ込める大容量のストレージがあると重宝します。
お金に余裕ができたタイミングでHDDからSSDに換装するという形でも良いと思います。
配信用PCで動画も作りたい!動画編集もできる?

基本的に配信が出来るようなスペックのPCであれば動画編集も難なく可能です。
一般的に3Dゲームが遊べるようなPCであれば動画編集も問題なく行うことができます。
特に今回紹介しているPCの中でも「ミドル」以上のものであれば、3Dゲームだけでなく動画配信も同時に可能なモデルとなっているので、なおさら問題なしです。
MacでおすすめPCはないの?

VTuberとして配信をするならWindowsの方が圧倒的におすすめなのでMac製品は紹介していません。
配信だけであればMacでも問題ないのですが、世の中のPCゲームの多くはMacに対応していないという点を踏まえると、配信用PCはWindowsにした方が良いと考えています。VTuberはその特性上、コラボ配信などでいつかPCゲームに触れる機会が出てくることが想定されます。その際にMacだと「コラボで遊ぶ予定だったゲームが遊べない」など、将来的な配信や活動の幅が狭まる原因にもなりかねません。
Macを選んでOSはWindowsをインストールするという方法もあるにはあります。ただ、新しく買うPCにそこまで手を加えるくらいなら、最初からWindowsを買ったほうが良いのではとも思います…。
有名配信者と同じスペックのPCを買えば同じような配信できる?

同じスペックのPCを買っても同じ配信ができるとは限りません!ここは注意です!
現役で活躍しているストリーマーやVTuberのPCのスペックを参考にする場合には注意が必要です。
その人がPC1台で配信していれば同じ環境を再現できるかもしれませんが、もしかすると配信用とゲーム用でPCを分けて2台で配信している可能性があります。その場合、PCにかかる負荷は2台に分散されていることになるため、同じスペックのPCを1台買ったとしても同じ配信環境にはなりません。
たとえば、Minecraft配信などで画面上にPCスペックが表示されることがありますが、それはあくまでもゲームを起動しているPCのスペックのため、実際にOBSを使用して配信しているサブPCが他にもあるかもしれません。
言うまでもなく、「ゲームだけを動かす」のと「ゲームを動かしながら配信をする」のとではPCにかかる負荷も大きく変わってきます。
ネット上にある配信者のPCスペックを参考にする場合は、そのPC単体で配信しているのか、サブPCはないのかという点にも注意するようにしましょう。
今回はVTuberにおすすめの配信用ゲーミングPCを紹介しました。
VTuberはモデルを制作してもらったり、配信機材を購入する必要もあったりと、デビューするにも何かとお金がかかってしまうもの。できればPCだけでもなるべくコスパの良いものを買ってもらいらいと思います。
良いPCが見つかってあなたのVTuberライフがより良いものになることを願っています!

CPUには「Ryzen 7 5700X」、グラフィックボードにはフルHDで遊ぶなら申し分のない性能の「RTX 5060 8GB」を採用したモデル。
RTX5060搭載モデルを探しているならいまはこれがおすすめです。

CPUには「Ryzen 7 7800X3D」、GPUには「RTX 5070 12GB」を搭載したゲーミング性能抜群なモデル。
ストレージが500GBと控えめなので1TBに増設カスタマイズするのがおすすめです!

CPUには「Ryzen 7 9800X3D」、グラフィックスには新世代GPU「Radeon RX 9070 XT 16GB」を搭載! WQHD~4Kまで幅広く活躍できるハイスペックPCです。
とにかくハイスペックなゲーミングPCが欲しいという方におすすめです!


