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今回はVTuberデビューを目指す方に向けて配信用におすすめのゲーミングPCを紹介します。
通常の配信者とは違い、VTuberは配信中にLive2Dモデルを動かすことになるため、どうしてもPCスペックもある程度高いものが必要になります。とはいえ、配信スタイルに応じてPCに求められるスペックも異なってきます。
今回は配信スタイルに応じた必要スペックやおすすめゲーミングをまとめてみましたので、ぜひ最後までご覧ください!
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CPUには高価格帯モデルにも搭載される「Core i7-14700F」、GPUには最新の3Dゲームも十二分に遊べる「RTX 4060 Ti 8GB」を搭載。20万円を切るモデルながらメモリ32GB、1TB SSDもしっかり搭載した高コスパモデルです。
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元・MMORPG GM担当
KUL
当時ハマっていたMMOが好きすぎてそのまま運営会社に就職、その後ゲーム内イベントの企画やデバッグ・GMなどを担当していました。今は業界から離れてしまったもののゲーム好きなのはずっと変わらず。
社会人になりたての頃に何もわからないまま購入したゲーミングPCで失敗…。最近周囲でゲーミングPCを検討する人が増えてきたこともあり、自分と同じ失敗をしてほしくないという思いからこの「ゲームPCラボ」を立ち上げました。
どんな配信をしたいのかによって、配信用PCに必要なスペックは大きく変わります。
今回は配信の目的に応じてタイプを【ライト】【ミドル】【ヘビー】の3つに分け、それぞれどれくらいのスペックが必要になるのかを紹介します。
配信内容 | |
---|---|
ライト | 雑談・歌枠などの負荷が軽めの配信 |
ミドル | ゲーム配信などの負荷のかかる配信 |
ヘビー | 動作の重いゲーム配信、3D配信 |
PCを選ぶ前にまずは自分の配信スタイルがどこに当てはまりそうかを確認しておくことがとても重要です
配信タイプに応じた必要スペック・価格の目安一覧
それぞれの配信タイプに応じた必要スペックの目安が下の表の通りです。
ライト | ミドル | ヘビー | |
---|---|---|---|
CPU | Core i5-13400F | Core i7-14700F | Core i7-14700K Core i9-13900K Core Ultra 7 265K |
GPU | GeForce RTX4060 Ti GeForce RTX3070 | GeForce RTX4070 GeForce RTX3080 | GeForce RTX4070 ti GeForce RTX4080 |
メモリ | 32GB | 32GB | 32GB |
ストレージ | 1TB SSD以上 | 1TB SSD以上 (できれば2TB) | 2TB SSD |
価格の目安 | 18~25万円 | 25~32万円 | 32万円~ |
いずれのタイプにしても、基本的には「ゲーミングPC」と呼ばれる部類に入る性能の高いPCが必要になります。
その中でも「ライト」の必要スペックはエントリークラス~ミドルクラスと呼ばれる価格帯のPC、「ミドル」はミドルクラス~ハイクラスの価格帯、「ヘビー」はハイクラス~ハイエンドクラスの価格帯のPCです。
ヘビーは行くところまで行くと自作しかなくなりますが、基本的にどのタイプの配信スタイルであってもドスパラなどのBTOパソコンメーカーで購入することができます。
それでは、ここからは実際に各タイプの必要スペックをもう少し細かく見ていきましょう。
【ライト】雑談・歌枠など負荷が軽めの配信
雑談や歌枠などの配信を中心に考えている方はこの「ライト」タイプが適しています。
配信用のPCに求められるスペックは3タイプの中で一番控えめで目安は下記の通りです。
CPU | Core i5-13400F |
GPU | GeForce RTX4060 Ti GeForce RTX3070 |
メモリ | 32GB |
ストレージ | 1TB SSD以上 |
価格の目安 | 18~25万円 |
おすすめPC | 「ライト」タイプ向けはこちら |
「ライト」は、比較的PC負荷が軽めの配信スタイル想定ではありますが、それでも配信用PCにはある程度のスペックが必要になります。
VTuberの配信は、通常のいわゆる「ストリーマー」や「ニコ生配信者」とは違い、配信中にVTube Studioなどを用いて画面上にアバターを表示させる必要があります。配信ソフトの「OBS」だけではなく、VTuberならではの配信用ソフトを並行して起動させる必要がある以上、CPUとGPUもそれらを同時に処理できるパワーが必要です。
「ライト」タイプに必要なPCスペックとしては、CPUならインテルの「Core i5-13400F」、GPUなら「RTX4060 ti」もしくは「GeForce RTX3070」以上がひとつの目安になります。もし将来的に配信の幅を広げたりしたくなった場合でも、動作が軽めのゲームであればゲーム配信もできる、そんなスペックでもあります。
メモリは16GBではなく、32GBのものがおすすめ。VTuberとして配信をする場合、先ほどの「OBS」や「VTube Studio」に加え、配信コメントを見たい場合はそれも表示させる必要があったりなど、どうしてもメモリを食う作業が多くなるため、16GBではメモリ不足に陥ってしまうことがあります。
メモリが不足するとPCの動作が重くなるため、配信画面にも影響が……。メモリは他のパーツに比べると容量アップのコストも低いので、ここは妥協せずに32GBにしておくのがおすすめです。
【ミドル】ゲーム配信などの負荷のかかる配信
ゲーム配信を考えている方はこの「ミドル」タイプが目安になります。
配信用のPCに求められるスペックは3タイプの中では中くらいですが、一般的には「スペックの良いPC」の部類に入ってくるスペックです。目安は下記の通りです。
CPU | Core i7-14700F |
GPU | GeForce RTX4070 GeForce RTX3080 |
メモリ | 32GB |
ストレージ | 1TB SSD以上 (できれば2TB) |
価格の目安 | 25~32万円 |
おすすめPC | 「ミドル」タイプ向けはこちら |
ゲーム配信をするということは、当たり前ですがゲームのプレイと動画配信を同時に行うということになります。
ゲームが遊べるスペックであることは大前提で、その上さらに動画配信を行う余力のあるスペックである必要があります。まず認識しておかなければならないのは、「ミドル」タイプの配信用PCには、配信をしない一般的なゲーマーが使っているPCよりも一段上のスペックが求められるということ。
目安としてはCPUなら「Core i7-14700F」、GPUは「GeForce RTX4070 SUPER」「GeForce RTX3080」がおおよその必要スペックのラインになります。この程度のスペックのあるPCであれば、フルHD解像度でしっかりゲームを動かしつつ、VTuberならではの動くアバターを表示させることも可能です。
あくまでもゲーム画面の解像度はフルHDが目安。WQHD以上だとゲームによっては負荷がかかりすぎて配信に余力を回せない可能性があるので注意です。
また、ストレージは最低でも1TBを確保しておきたいですが、VTuberデビューを考えているのであれば2TBは欲しいところです。
1TBは配信をしない通常のゲーム用途であってもすぐに埋まってしまうものです。その上、配信用の素材や録画した動画などを保存していくとなるとかなり厳しめ。将来的に増やしていくにしても、スタート時点で2TBを確保しておくのがおすすめです。
【ヘビー】動作の重いゲーム、3D配信
動作の重いゲームを遊びたい方や3D配信を行いたい方はこの「ヘビー」タイプになります。
配信中のカクつきやスペック不足をなるべく感じたくないという方にもおすすめです。
CPU | Core i7-14700K Core i9-13900K Core Ultra 7 265K |
GPU | GeForce RTX4070 Ti GeForce RTX4080 |
メモリ | 32GB |
ストレージ | 2TB SSD以上 |
価格の目安 | 30万円~ |
おすすめPC | 「ヘビー」タイプ向けはこちら |
動作の重いゲームとはたとえば「Cyberpunk 2077」や「モンスターハンターワイルズ」のような重量級タイトルを指します。こういった重量級タイトルや3D配信は通常のLive2Dモデルだけでの配信よりもさらに大きな負荷がかかるため、配信用PCとしても相応のスペックのものを用意する必要があります。
CPUは「Core i7-14700K」、GPUは「GeForce RTX4070 ti SUPER」以上のものにしておきたいところです。さらに余裕をもっておきたい場合は「Core i9-13900K」「RTX4080」以上もおすすめ。
とはいえ、ハイエンドPCはコスパが悪いのも事実…。「RTX4080」ならまだしも「RTX4090」にするくらいであればPC2台を使って配信する方がコスパは良いと思います。
メモリに関しては余裕があれば64GBまで増設するのもアリです。
ただ、比較的増設コストの低いメモリであっても、さすがに34GB→64GBへの増設は30,000円弱とそれなりのコストがかかります。ひとまず32GBのまま運用してみて、足りなくなったタイミングで増設するという手もあります。
メモリの増設は所定の場所にパチッとはめる1ステップだけで終わるので、PC初心者の方でも比較的簡単にできちゃう作業です
VTuberとして配信するための配信用PCを選ぶ際に注意すべき点を紹介します。
ゲーミングPCで後悔しないためのアドバイスは色々あるのですが、今回はその中からいくつか抜粋しつつ、配信用ならではの注意点も追加で紹介します。まとめると下記の通りです。
- 中古・フリマ・オークションのPCを購入しない
- ノートPCではなくデスクトップPCを選ぶ
- スペックはなるべく妥協しない
- ストレージは最低でも1TB(理想は2TB以上)を選ぶ
上から順番に重要な注意点となっています。それぞれ詳しく解説していきます。
中古・フリマ・オークションのPCを購入しない
これだけは絶対に守った方がいいです!
新品のPCと比べると価格面で魅力のある中古PCですが、基本的に初心者のうちは避けるべきです。特にそれを配信用のPCにするのはなおさら避けるべきです。
以前、ヤフオクやメリカリの中古PCについて注意喚起の記事を書いたので、そちらから中古PCのデメリットを抜粋します。
- パーツ構成が読み解けないと損をすることがある
- パーツの性能が落ちていることがある
- 保証期間が付いていないと泣き寝入りになることがある
簡単にまとめると、初心者をカモにした出品物や品質の悪い出品物があるので止めた方が良いということになります。
「コスト」と「リスク」のバランスを冷静に判断することが重要です! 中古は失敗するともう1台別のPCを買うことになり、最終的なコストは新品1台よりも高くなります。一方、新品は保証期間内なら故障しても無償で修理してくれることが多いです。
ノートではなくデスクトップPCを選ぶ
配信用途ならなるべくデスクトップPCにすることをおすすめします!
ノートPCはデスクトップと比べて省スペースで配信できるのが魅力的ですが、特にVTuberとして配信するのであれば下記の理由でノートPCよりもデスクトップPCにした方が良いと思っています。
- デスクトップPCの方が3~5万円程度安い
- 同じ型番のパーツでもデスクトップ向けの方が性能が良い
- モニターが大きいので配信画面やコメントが確認しやすい
それぞれもう少し詳しく見ていきましょう。
デスクトップPCをおすすめする一番大きな理由は、ノートPCよりも金額が安いという点です。
デスクトップPCと同程度のノートPCを購入しようとすると、おおむね平均3~5万円ほど高いものになるケースが多いです。
簡単に言うと、ノートPCは「小型化」に追加費用がかかっているというイメージ。デスクトップPCは過剰に小型化する必要がないでその分の費用が浮いています。
配信スペースが取れないなどのやむを得ない事情があるのなら別ですが、そうでないのなら、その3~5万円でもう1ランク上のPCを選んだり、配信用の機材を揃えたりした方がより良い配信環境を整えられるかと思います。
たとえば一見同じ「RTX4080」のグラボを搭載しているように見えても、実はノートPC向けとデスクトップPC向けでは性能が大きく異なります。
ソフマップの性能比較によると、ノートPC向けとデスクトップPC向けで性能の数値はこれくらい違うようです。
同じ「RTX4080」でもノートPC向けの「RTX4080 Laptop」は、なんとデスクトップ向けの「RTX4080」の7割弱の性能しか発揮できていないようです。それどころか、むしろデスクトップ向けの「RTX4070」に近い性能となっています。
この性能差はパーツの性能が低いと小さいのですが、性能が高くなるほど大きくなっていきます。先ほど説明した平均3~5万円の金額の差も、突き詰めるとこのあたりの性能差に原因があります。
ゲーミングノートPCの画面は、大体14インチ~16インチくらいが平均的なサイズです。
その一方で、一般的なフルHDモニターのサイズは24インチ程度と、ノートPCの画面と比べたらかなり大きめ。画面が大きければ、その分モニター上での作業スぺースも増えるので、同じ1つの画面でも出来ることは大きく変わってきます。
特に配信において重要なのが自分の配信画面や配信中のコメントの確認です。画面が小さいと見にくくないですか…?
配信という形式を取る以上、ずっとゲーム画面だけを見ているわけではなく配信中にリスナーと交流することも考えていると思います。なるべく交流しやすい形を取るのであれば、大きなモニターがあった方が良いと思います。ただ、ノートPC1台だけでなく、ノートPC+外付けモニターという組み合わせならアリです。
スペックはなるべく妥協しない
決して安い買い物ではないため難しい話かも知れませんが、PCのスペックはなるべく妥協しないことも重要です。
特にはじめに紹介した3タイプの分類に合ったものを選ぶことが大切です。
たとえば、最新のゲームでゲーム配信をしたいにも関わらず【ミドル】ではなく【ライト】を選んでしまうと、配信画面のカクつきや音声の遅延などが起こり、リスナーにとって快適な視聴環境を提供できなくなる可能性があります。
もしどうしても予算が足りずに性能の妥協をしなければならないような状況であれば、場合によっては今は買うのを我慢して、予算を確保してから再度チャレンジするという決断も大事です。
ストレージは最低でも1TB(理想は2TB以上)を選ぶ
通常のゲームだけの用途でも1TBはすぐに埋まります!可能なら2TB以上は確保したいところ
配信用のPCの場合、画像、アバターモデル、投稿用の動画データ、3D配信をする場合はそのためのモデルデータも加わり、配信歴が長くなればなるほど配信素材がストレージを占める割合は大きくなっていきます。
ひとまず1TBは最低ラインとして、500GBのものは選ぶことのないようにすることが重要です。可能であれば2TB以上が理想。
予算に余裕のない方は、ひとまずSSDではなくHDDを選んでもOK。HDDはSSDよりもデータ転送速度は遅いですが、安い費用で大容量のものが手に入るので、ちょっとしたファイルをがんがん入れていくにはちょうど良いストレージです。
先ほど紹介した下記の3タイプそれぞれのおすすめゲーミングPCを紹介します。
【ライト】雑談・歌枠など負荷が軽めの配信におすすめのPC
GALLERIA XA7C-R46T(222,979円)
ちょっとしたゲーム配信もこなせる良バランス・良コスパのモデル!
CPU | Core i7-14700F |
グラフィック | GeForce RTX 4060 Ti 8GB |
メモリ | 32GB |
ストレージ | 1TB SSD |
参考価格 (公式サイト) | 222,979円 |
分割払いの目安 (36回分割) | 約6,200円 / 月 (分割手数料無料) |
コスパ良く配信したいならドスパラのこのモデル!
CPUは「ミドル」タイプの配信でも十分に通用する「Core i7-14700F」を搭載。ハイスペックモデルにも採用されるCPUで、複数のソフトを同時に起動する動画配信者にとっては申し分のない性能です。
GPUは「RTX4060 Ti」、フルHDでゲームを遊ぶだけならほとんど困ることのない性能のパーツで、VTuberとして配信する上でも活躍できる性能を持っています。動作の重いゲームを配信する場合は少しスペック不足が目立つ場面もあるかと思いますが、ゲーム内の画質設定を多少落としたり、Live2Dではなく立ち絵配信にすることで対応できるレベルです。
基本的には雑談や歌が中心だけどたまにゲーム配信もしたいという方には非常にコスパが良く、おすすめのモデルです。
FRGHLB760/SG1(219,800円)
冷却性能◎!負荷のかかるVTuber配信でも、熱暴走による性能の低下を軽減してくれます!
CPU | Core i5-14400F |
グラフィック | GeForce RTX 4060 Ti |
メモリ | 32GB |
ストレージ | 1TB SSD |
参考価格 (公式サイト) | 219,800円 |
「ライト」の配信スタイルならFRONTIERのこのモデルもおすすめ。
CPUに「Core i5-14400F」、GPUに「RTX4060 Ti」を搭載し、配信用PCとしては申し分のないパーツ構成となっています。メモリやストレージもしっかりと必要な分が備わっており、追加カスタマイズが不要なのも良い点。
このモデルの一番の特徴は、排熱効率を高めるエアフロー設計がしっかりとなされているところ。PCケース内のファンは標準で6基(水冷CPUクーラーのファン2基、LRDケースファンが前面3基、背面1基)が搭載。各パーツから発生した熱は、前面から吸気された新鮮な空気によって背面へとそのまま通り抜ける構造となっており、PCケース内に熱が滞留しにくい構造となっています。
CPUやGPUなどのPCパーツは、排熱や冷却がうまく行かないと、故障を防ぐために自らの性能を落として発熱を防ぐ「サーマルスロットリング」という機能を備えています。特にPCに負荷がかかりやすい動画配信はこのサーマルスロットリングを起こさないように排熱効率や冷却効率を確保することが非常に重要になります。
そういった面でも排熱効率の高いこのモデルは配信者向けのPCとしても非常におすすめできるモデルです。
G-Tune DG-I5G6T(7点スターターセット)(249,800円)
PCの周辺機器も一気に揃えたい方はこちらもおすすめ!モニターも付いてきます!
CPU | Core i5-14400F |
グラフィック | GeForce RTX 4060 Ti 8GB |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 500GB SSD |
参考価格 (公式サイト) | 249,800円 |
完全に1から機材を揃える方はこちらの一式セットモデルもおすすめです。
基本的にゲーミングPCにはキーボードやマウスは付属していないので別で購入する必要がありますが、こちらはフルHDモニター、マウス、キーボード、ヘッドセット、マウスパッド、ゲームパッドが一緒に付いてきます。それぞれAmazonで別で購入すると合計約28万円程度になるセットですが、こちらのスターターセットだと3万円近く安い約25万円で購入することができます。
意外と周辺機器もお金がかかるので、費用をなるべく抑えたい方はこういったセット商品を選ぶのもアリです。ゲーミングPCの一式セットについてはこちらの記事でも複数紹介しておりますので、気になる方はぜひご覧ください。
【ミドル】ゲーム配信などの負荷のかかる配信におすすめのPC3選
G-Tune DG-I7G7S(307,500円)
ゲーム系VTuberとしてデビューするならこれ!しっかり高性能&良バランスなモデルです。
CPU | Core i7-14700F |
グラフィック | RTX 4070 SUPER 12GB |
メモリ | 32GB |
ストレージ | 1TB SSD |
参考価格 (公式サイト) | 307,500円 |
分割払いの目安 (36回分割) | 約8,500円 / 月 (分割手数料無料) |
「ミドル」タイプの配信者、特にゲーム系VTuberを目指すにはもってこいの性能のモデルです。
搭載している「RTX4070 SUPER」は、フルHD解像度より上のWQHD解像度でもPCゲームが遊べるくらいの高性能GPU。一般的なフルHDでのゲーム配信であればアバターを表示させる余力も十分にあり、しっかりとした配信環境を整えられる性能を備えています。
このモデルに関しては過去に実際に私が実機レビューも行ったモデルです。PC本体の見た目も含めて詳細が気になる方はぜひそちらの記事もご覧ください。
なお、こちらのモデルはPCケースが黒い別バージョンも販売されています。黒ケースは白ケースよりも8,000円近く安いので、よりコスパを求める場合はそちらもアリです。
GALLERIA RM7C-R47+メモリ・SSD増設(255,880円)
コスト抑えめでミドルタイプの配信をしたいならこれもおすすめ!
CPU | Core i7-14700F |
グラフィック | GeForce RTX 4070 12GB |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 500GB SSD |
参考価格 (公式サイト) | 234,980円 |
分割払いの目安 (36回分割) | 約6,600円 / 月 (分割手数料無料) |
- 【メモリ】16GB → 32GB(+13,900円)
- 【SSD】500GB → 1TB(+7,000円)
「ミドル」タイプの配信スタイルでも、コストをなるべく抑えたい方はこちらのモデルもおすすめ。
標準ではメモリ16GBとSSD 500GBで配信用PCとしては不安なスペックですが、購入前のカスタマイズでそれぞれ増設することでバランスの良い性能になります。なお、似たような構成の「GALLERIA XA7C-R47」というモデルもありますが、2024年11月時点ではこのモデルよりも今回紹介するモデルをカスタマイズした方が8,000円近くお得です。
CPUやGPUの性能も「ミドル」タイプにはちょうど良いバランス。一般的なゲーム配信であれば困ることは少ないスペックのモデルです。
G-GEAR GE7J-F242/B(299,800円)
上位クラスのCPU搭載!配信だけでなく動画編集にも強いモデル!
CPU | Core i7-14700KF |
グラフィック | RTX 4070 SUPER 12GB |
メモリ | 32GB |
ストレージ | 1TB SSD |
参考価格 (公式サイト) | 299,800円 |
「ミドル」タイプの配信スタイルならツクモのこちらのモデルもおすすめ。
GPU、メモリ、ストレージのスペックも上々ですが、大きな特徴としてはCPUに「Core i7-14700KF」を搭載している点。「RTX4080 SUPER」レベルのハイエンドGPUと組み合わせても性能をしっかり引き出せるほど性能が高いCPUで、配信用PCに搭載するものとしては申し分ないレベルです。
CPUの性能が高いと動画編集の際のエンコードのスピードも大きく向上します。自分で動画の編集・投稿なども考えている方は、こちらのモデルはかなりおすすめです。
【ヘビー】動作の重いゲーム配信や3D配信におすすめのPC
G-GEAR GE9J-M242/ZBH(372,800円)
「ヘビー」タイプの配信にふさわしいCPU・GPUともにハイスペックなモデル!
CPU | Core i7-14700K |
グラフィック | RTX 4070Ti SUPER 16GB |
メモリ | 32GB |
ストレージ | 1TB SSD |
参考価格 (公式サイト) | 372,800円 |
3D配信も考えている「ヘビー」タイプの配信を検討している方はツクモのこちらのモデル。
「RTX4070 Ti SUPER」搭載で、重めのゲーム配信はもちろん、3D配信にも対応しうるスペックとなっています。冷却効率も考えてCPUクーラーはもちろん水冷式を搭載、メッシュ素材の前面パネルから外部の空気を取り込んで背面から排出する構造で、しっかりとエアフローも考えられています。
こちらのモデルはさらにスペックの高い仕様の「Core i9-14900K × RTX 4080 SUPER」も用意されており、より高性能なPCが欲しい方はそちらを検討してみるのもアリです。
ここからはVTuberの配信用PCを選ぶ際によくある質問について回答します。
- あまり予算がないのですが少しでも安く買う方法はないですか?
- ノートPCを配信用PCにするのはアリですか?
- ストレージはSSDじゃなくてHDDでも大丈夫ですか?
- 配信用PCで動画も作りたいのですが動画編集もできますか?
- WindowsのPCの紹介が多いですがMacのおすすめPCはないですか?
- 配信者の◯◯さんと同じスペックのPCを買えば同じような配信ができますか?
あまり予算がないのですが少しでも安く買う方法はないですか?
あります!ひとまずセールのタイミングを狙いましょう!
ドスパラ・マウスコンピューター・ツクモなどの大手サイトは定期的にセールを行っています。そのタイミングで割引されている商品、あるいは配布されるクーポンを使って購入するのが一番お得です。
基本的に金額が高い商品ほど割引率も高くなるので配信用PCを購入する方は特に割引の恩恵を受けやすいのでおすすめです。
ゲームPCラボでも大手3社のセール情報をまとめているのでよかったらぜひ定期的にのぞいて見てください!
ノートPCを配信用PCにするのはアリですか?
詳しくはここでも記載していますが、オススメしません。
主な理由は下記のとおりです。
- デスクトップPCよりも割高
- 同じパーツでもデスクトップPCよりも性能が低い
- 冷却性能が低めなので負荷のかかる動画配信には不向き
- モニターが小さいので配信画面やコメントが見にくい
詳しくはこちらで説明していますのでぜひご覧ください。
ストレージはSSDじゃなくてHDDでも大丈夫ですか?
メインのストレージとしてはSSDが理想ですが、サブであればHDDもアリです。
特にゲーム配信や動画編集を考えている方はメインはSSDの方が理想です。ストレージへの書き込み・読み込み速度が配信の配信の見やすさ(ロードの速さなど)や編集効率に直結するのでSSDにした方が良いと思います。
一方で、配信素材や動画データを詰め込んでおくサブのストレージとして使うのであればHDDでも問題ありません。特に配信歴が長くなるにつれてストレージはどんどん埋まっていくので、なんでも気軽に突っ込める大容量のストレージがあると重宝します。
お金に余裕ができたタイミングでHDDからSSDに換装するという形でも良いと思います。
配信用PCで動画も作りたいのですが動画編集もできますか?
基本的に配信が出来るようなスペックのPCであれば動画編集も難なく可能です。
一般的に3Dゲームが遊べるようなPCであれば動画編集も問題なく行うことができます。
特に今回紹介しているPCの中でも「ミドル」以上のものであれば、3Dゲームだけでなく動画配信も同時に可能なモデルとなっているので、なおさら問題なしです。
WindowsのPCの紹介が多いですがMacのおすすめPCはないですか?
VTuberとして配信をするならWindowsの方が圧倒的におすすめなのでMac製品は紹介していません。
配信だけであればMacでも問題ないのですが、世の中のPCゲームの多くはMacに対応していないという点を踏まえると、配信用PCはWindowsにした方が良いと考えています。VTuberはその特性上、コラボ配信などでいつかPCゲームに触れる機会が出てくることが想定されます。その際にMacだと「コラボで遊ぶ予定だったゲームが遊べない」など、将来的な配信や活動の幅が狭まる原因にもなりかねません。
Macを選んでOSはWindowsをインストールするという方法もあるにはあります。ただ、新しく買うPCにそこまで手を加えるくらいなら、最初からWindowsを買ったほうが良いのではとも思います…。
配信者の◯◯さんと同じスペックのPCを買えば同じような配信ができますか?
同じスペックのPCを買っても同じ配信ができるとは限りません!ここは注意です!
現役で活躍しているストリーマーやVTuberのPCのスペックを参考にする場合には注意が必要です。
その人がPC1台で配信していれば同じ環境を再現できるかもしれませんが、もしかすると配信用とゲーム用でPCを分けて2台で配信している可能性があります。その場合、PCにかかる負荷は2台に分散されていることになるため、同じスペックのPCを1台買ったとしても同じ配信環境にはなりません。
たとえば、Minecraft配信などで画面上にPCスペックが表示されることがありますが、それはあくまでもゲームを起動しているPCのスペックのため、実際にOBSを使用して配信しているサブPCが他にもあるかもしれません。
言うまでもなく、「ゲームだけを動かす」のと「ゲームを動かしながら配信をする」のとではPCにかかる負荷も大きく変わってきます。
ネット上にある配信者のPCスペックを参考にする場合は、そのPC単体で配信しているのか、サブPCはないのかという点にも注意するようにしましょう。
今回はVTuberにおすすめの配信用ゲーミングPCを紹介しました。
VTuberはモデルを制作してもらったり、配信機材を購入する必要もあったりと、デビューするにも何かとお金がかかってしまうもの。できればPCだけでもなるべくコスパの良いものを買ってもらいらいと思います。
良いPCが見つかってあなたのVTuberライフがより良いものになることを願っています!
CPUにはハイクラスモデルではおなじみ「Core i7-14700F」、グラフィックスには「RTX 4070 Ti SUPER 」と、WQHDはもちろん、4Kでのプレイも視野に入るほどハイスペックな構成!
30万円を超えるため予算に余裕のある方向けではあるものの、コスパも非常に良くまとまっており、性能の良いゲーミングPCが欲しい方には一番おすすめできるモデルです。
CPUには「Ryzen 7 5700X」、グラフィックスには最新の3Dゲームも十二分に遊べる「GeForce RTX 4060 Ti」を搭載したモデル。フルHDで遊ぶならこのモデルがコスパ良!
ゲーミングPC初心者の方はもちろん、ゲーミングPCを買い替える脱初心者の方にもおすすめできるイチ押しモデルです!
ゲームに必要な周辺機器計7点がセットになったモデル。周辺機器を揃えるとなると安くてもPC本体の他に2~3万円程度が追加でかかりますが、それらが全部いっぺんに揃います!
CPUには「Core i5-14400F」、グラフィックスには「GeForce RTX 4060 Ti」を搭載。最新の3Dゲームも十分に遊べるスペックです。