ゲーミングモニター・ディスプレイ選びで注意すべき点3選!おすすめの解像度やインチ数・リフレッシュレートも解説

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PCでゲームをする上で重要な役割を担っているモニター。

しかしいざ選ぼうとすると「リフレッシュレート」や「解像度」など、日常生活でなかなか触れることのないキーワードがたくさん出てきます。

今回はそんなモニター選びで困っている初心者の方に向けて、どのようなモニターを選ぶべきかはもちろん、モニター関係でよく出てくる用語の解説も行います。

なるべくわかりやすく書いていきますので、ぜひモニター選びの参考にしてみてください!

この記事は私が書いています!

元・MMORPG GM担当

KUL

経歴・想い

当時ハマっていたMMOが好きすぎてそのまま運営会社に就職、その後ゲーム内イベントの企画やデバッグ・GMなどを担当していました。今は業界から離れてしまったもののゲーム好きなのはずっと変わらず。

社会人になりたての頃に何もわからないまま購入したゲーミングノートで後悔&失敗…。最近周囲でゲーミングPCを検討する人が増えてきたこともあり、自分と同じ失敗をしてほしくないという思いからこの「ゲームPCラボ」を立ち上げました!

ゲーミングモニター・ディスプレイ選びで注意すべき点3選

モニターを選ぶ際に重要となってくるキーワードには下記のようなものがあります。

重要なキーワード3選と概要
  • インチ数 - 大きいほどモニターが大きくなる
  • 解像度 - 大きいほど映像が鮮明に映る
  • リフレッシュレート - 大きいほど動きが細かく見える

この3つはいずれも購入前にしっかり把握しておかないと後悔してしまう可能性のある項目です。

KUL
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しかもどれも同じくらい重要度が高いです!

それではここから一つずつゆっくりとチェックしていきましょう!

インチ数

モニターを選ぶ際にまず重要になってくるのが「大きさ」です。

大きなモニターを買っても机の上に置けなければ困ってしまいます。

購入する前には、必ず自分の机の許容量買うモニターのだいたいの大きさを把握するようにしましょう。

ゲーミングモニターはテレビなどと同様に大きさの単位が「24.5インチ」や「27インチ」などインチ(inch)で表されています。

KUL
KUL

モニターサイズは色々ありますが、24インチ~27インチ程度が無難な大きさでおすすめです。私は机がそこまで大きくないので24.5インチを使っています。

なおインチ表記の場合、長さはモニターの縦横ではなく、下図のように画面の対角線の長さで測られているので間違えないように注意が必要です。

基本的には販売ページの仕様やスペックの項目にモニター本体の縦横サイズも記載されているはずですが、もし見つからない場合は対角線の長さから大体のサイズを把握することが可能です。

参考までに、私が使っているディスプレイが24.5インチで、下の写真くらいの大きさです。

横幅はSwitchなら3台分、PSのコントローラーなら4個分くらい。

同じモデルはもう終売になっていますが、後継モデルが販売しているようです。

KUL
KUL

高さ調整も簡単に出来るので結構オススメです!

また、インチ数と合わせて必ずチェックすべきなのがモニターの縦横比率です。

ゲーム用途で使うモニターの場合、現在は下の2種類が主流となっています。

モニター縦横比の主流
  • ワイドモニター(16:9
  • ウルトラワイドモニター(21:9) 

この2つの中でも特に良く見かける一般的な縦横比は16:9で、何も考えずにモニターを選んだ場合はこの比率のモニターであることが大半です。

では、ウルトラワイドモニターはどういったものかというと、たとえば下のモニターのように湾曲タイプのディスプレイでよく使われている比率になります。

GIGABYTE GS34WQC (34インチウルトラワイド 湾曲液晶モニター)

どちらの縦横比のモニターを選ぶかは好みにもよります。

湾曲タイプは自分を囲むようにディスプレイが曲がっているためゲームへの没入感はありますが、その分、置く場所の横幅もかなり必要になるので注意が必要です。

KUL
KUL

自分の机の空きスペースと相談して確実に置けるものを選ぶようにしましょう!

解像度

ゲームの映像にこだわりたい方もそうでない方もモニターの解像度は必ずチェックしましょう。

最近のゲーム用途のモニターでは下記の3種類の解像度が主流です。

近年の解像度の主流
  • フルHD(1,920×1,080)
  • WQHD(2,560×1,440)
  • 4K(3,820×2,160)

解像度とは、簡単に言うと縦方向と横方向にどれだけのピクセルが敷き詰められているかを示す数値のことです。

解像度が上がれば上がるほどど細かく緻密な表現ができるようになるため映像は綺麗になります

一方で、解像度が上がれば上がるほどPCにも大きな負荷がかかるというデメリットがあります。

PCの性能によっては「フルHDの時は問題なくゲームが遊べていたのに4Kのディスプレイに変えた途端カクつきはじめた」といったケースもあり得るので、解像度にも注意が必要です。

KUL
KUL

モニター解像度は特にこだわりがなければフルHD~WQHDがおすすめ!予算30万円を超えるようなハイスペックの場合は4Kもアリ。

リフレッシュレート

モニターの大きさと解像度を確認したら、最後に「リフレッシュレート」を確認しましょう。

リフレッシュレートとは、そのモニターが1秒間に表示できる映像コマ数を示す数値です。

フレームレート(fps)」と似たような概念ですが、フレームレートはモニターではなくPCが1秒間に描画できる映像のコマ数という方がより正確かもしれません。

ディスプレイのリフレッシュレートが重要と言われる理由は、まさにこのフレームレートとリフレッシュレートの違いにあります。

たとえばPC側は300fpsを出力できる性能があったとしても、モニターが60Hzまでしか対応していない場合、モニターは1秒間に60コマまでしか表示することができません。

つまり、どれだけ性能が高くても60fpsでしかゲームは遊べないということです。

KUL
KUL

ここは本当に注意が必要です!PCのスペックは良いのにフレームレートが伸びないという方はディスプレイ自体が対応していないケースがあります。

リフレッシュレートは高ければ高いほど動きが滑らかになりますが、その分PCへの負荷もかかります。

あまりレートの高いモニターを購入しても、そもそもPCの性能が足りていないと最大のパフォーマンスを引き出せないため、もったいない買い物になってしまいます。

また、そもそも人間の目も際限なくコマ数を認識できるわけではなく、おおよそ240fps程度が人間の目の視認限界であると言われています。

実際に購入する際は、あまり過剰になりすぎず、不足もしていない、自分のPCの性能に見合ったリフレッシュレートのモニターを選ぶことが重要になります。

KUL
KUL

おすすめは144Hz以上のモニターです!特にシューティング系のゲームや対人系のゲームをプレイする方はレートの低さがハンデになることもあるため、なるべく140Hz以上がおすすめ。

まとめ

今回はモニターに関連して、インチ数や解像度、リフレッシュレートについて解説しました。

モニターはPC本体と比べると注目度の低い機器ですが、選び方を間違えると後悔しかねない重要な周辺機器でもあります。

改めて私のおすすめの仕様をまとめると下記の通りになります。

管理人おすすめのモニター仕様
  • インチ数 - 24インチ~27インチ程度
  • 解像度 - フルHD~WQHD
  • リフレッシュレート - 144Hz以上(高くても240Hzまで)

この水準であれば、どの価格帯のPCでも幅広く対応可能なのもおすすめのポイントです。

ぜひモニター選びの参考にしてみてください。