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プレイ人口も急激に多くなり、少しずつ情報も公開されてきた新作ゲーム「Deadlock」
招待されたプレイヤーのみしか遊べないプレイテスト中にも関わらず、ストリーマー界隈も含め各所で話題になっているゲームです。
今回はそんな「Deadlock」をプレイする上で求められる推奨スペックやおすすめのゲーミングPCについて解説していきます。
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ゲームPCラボ管理人
KUL
当時ハマっていたMMOが好きすぎてそのまま運営会社に就職、その後ゲーム内イベントの企画やデバッグ・GMなどを担当していました。今は業界から離れてしまったもののゲーム好きなのはずっと変わらず。
社会人になりたての頃に何もわからないまま購入したゲーミングPCで失敗…。最近周囲でゲーミングPCを検討する人が増えてきたこともあり、自分と同じ失敗をしてほしくないという思いからこの「ゲームPCラボ」を立ち上げました。
APEXやオーバーウォッチ2のようなヒーローシューターを採用しながらMOBA要素も取り入れた新感覚のTPSです。
いまはTwitchを含む配信サイトでの配信が認められているようですが、8/24にストアページが正式にオープンするまで外部への情報の公開も禁止されているほどの徹底した非公開テストとなっていました。
とはいえ現在も公式から提供される情報は多くなく、ゲームの参加方法も「テスト参加中のプレイヤー」から招待を受け取るのみという、限定プレイテストが行われています。

私もたまたま初期からテストに参加している知人がいたのでその招待がもらえました
ここからは「Deadlock」の推奨スペックについて紹介していきます。
とはいえ、DeadlockのSteamページは最低動作要件のみしか公開されていません。それが下記の通り。
| OS | Windows 7 |
| CPU | 3.3 Ghz Intel Core i5-2500k |
| GPU | NVIDIA GeForce GTX 970 |
| 物理メモリ | 8 GB RAM |
| ストレージ | 500 MB の空き容量 |
この状態で気を付けるべきことは、まだゲームの最適化が行われていない可能性が高いという点です。開発初期の段階では各CPUやGPUでの細かな挙動は確認されていないことも多いため、性能が高ければ確実に動くというわけでもありません。
たとえば、フォーラムではRTX4070Tiでは正常に動いているのにRTX4090では正常に動かないといったケースが報告されています。
Not sure if this is normal, but I’m playing on a 7800X3D & RTX4090 system at 4K maxed, but are only getting 40-80fps depending on the scenario.
引用元:Deadlockフォーラム(xenForo)
I know the game isn’t optimized yet, but I see others getting over 200fps with a 4070Ti, albeit not knowing the resolution they are playing on.
<和訳>
これが普通かどうかは分からないですが、7800X3DとRTX4090のシステムで4K設定を最大にしてプレイしているのに、シナリオによっては40〜80fpsしか出ていません。
ゲームがまだ最適化されていないのは知っていますが、他の人たちが4070Tiで200fps以上出しているのを見ています。その人たちがどんな解像度でプレイしているかは分からないけど

現段階での「Deadlock」はあくまでもプレイテスト中で、PCによっては遊べない可能性もあるという認識は持っておきましょう。ユーザーも開発会社のデバッグに協力しているような感覚です。
ゲームPCラボ推奨スペックが下記の通りです。
今回は推奨スペックを独自に発表している海外サイトや紹介動画、公式Discordやフォーラムなどの情報をベースに作成しています。
| OS | Windows 11(64bit) |
| CPU | Intel Core i7-10700E AMD Ryzen 7 3700X |
| GPU | GeForce RTX 2080 GeForce RTX 4060 GeForce RTX 5060 Ryzen 5 6800 |
| 物理メモリ | 16GB |
| ストレージ | 30GB以上の空き容量のあるSSD |

高めにスペックを出しているサイトと、低めに出しているサイトで二極化されていたイメージです。
【CPU】Intel Core i7-10700、AMD Ryzen 7 3700X
CPUの要求スペックに関しては少し低めの「Core i7-8600K, 8700K」程度を推奨する意見(GameCodeCity, Total Apex Gaming)と、高めに「Intel Core i7-10700E」程度を推奨する意見(PCGameBenchmark, SiegeGG)がありました。

LagoFastのみは「Core i7-6700K」とさらに低いCPUを推奨としていましたが、「そんな低いの?」という気持ちがあるので検討から外しています
一方、現在のフォーラムを確認したところ、パッチ後に「Core i7-8600K」の動作が不安定になったという報告がありました。現在のテストプレイ段階では不安定な要素もあるので、ゲームPCラボとしては、少し高めの後者の設定「Intel Core i7-10700E」を採用しています。
Ryzen 7 3700Xは「Intel Core i7-10700E」よりも性能の高いCPUですが、こちらもそのまま採用することとしました。
【GPU】GeForce RTX 2080、Ryzen 5 5600
GPUの要求スペックに関しても、二極化が目立ちました。
低めは「GTX 1070, Radeon RX 580」程度を推奨する意見(GameCodeCity, Total Apex Gaming)、高めで「RTX 2080, Radeon RX 6800」程度を推奨する意見(PCGameBenchmark, SiegeGG)がありました。
一方、公式discordを見ると「GTX 1070」についてはあまり良い話を見かけません。「1070だと力不足」という話や、「低い設定にすれば遊べてる」という話も。

そうなると、もしかすると将来的に公式から発表される推奨スペックは満たしている可能性はあるけど、私としてはあまりおすすめしたくないスペックかも…
これらを総合的に踏まえて、GPUも高めの設定「RTX 2080, Radeon RX 6800」を採用することにしました。NVIDIA製の場合は「RTX4060」もスペックが近いため「RTX4060」でもOK。
ここからは推奨スペックを踏まえて、ランキング形式でおすすめのゲーミングPCを紹介していきます。
おすすめゲーミングPCまとめ
| 順位 | 製品名 | 購入リンク | 参考価格(税込) | CPU | グラフィック | メモリ | ストレージ | CPUクーラー | カスタマイズ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Lightning-G AV7RB | 公式サイト | 169,980円 | Ryzen 7 7700 | RX 9060 XT 16GB | 16GB | 500GB SSD | 空冷 | 可 | |
| MD7857 | 公式サイト | 183,800円 | Ryzen 7 5700X | RX 7800 XT 16GB | 16GB | 500GB SSD | 空冷 | 可 | |
| NEXTGEAR JG-A7A6X | 公式サイト | 159,800円 | Ryzen 7 5700X | RX 9060 XT 16GB | 16GB | 1TB SSD | 空冷 | 可 | |
| Lightning-G AV-Ti7W | 公式サイト | 184,980円 | Ryzen 7 7700 | RTX 5060 Ti 16GB | 16GB | 500GB SSD | 空冷 | 可 | |
| FRGKB550/SK2 | 公式サイト | 193,800円 | Ryzen 7 5700X | RX 9060 XT 16GB | 16GB | 500GB SSD | 空冷 | 可 |
| 順位 | 製品名 | 購入リンク | 参考価格(税込) | CPU | グラフィック | メモリ | ストレージ | CPUクーラー | カスタマイズ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| NEXTGEAR JG-A7A6X | 公式サイト | 159,800円 | Ryzen 7 5700X | RX 9060 XT 16GB | 16GB | 1TB SSD | 空冷 | 可 | |
| Lightning-G AV7RB | 公式サイト | 169,980円 | Ryzen 7 7700 | RX 9060 XT 16GB | 16GB | 500GB SSD | 空冷 | 可 | |
| Lightning-G AV-Ti7W | 公式サイト | 184,980円 | Ryzen 7 7700 | RTX 5060 Ti 16GB | 16GB | 500GB SSD | 空冷 | 可 | |
| MD7857 | 公式サイト | 183,800円 | Ryzen 7 5700X | RX 7800 XT 16GB | 16GB | 500GB SSD | 空冷 | 可 | |
| FRGKB550/SK2 | 公式サイト | 193,800円 | Ryzen 7 5700X | RX 9060 XT 16GB | 16GB | 500GB SSD | 空冷 | 可 |

目当てのPCが終売・売切になっている場合は下記記事もご覧ください!おおむねこれくらいの価格帯のPCもおすすめです!
Lightning-G AV7RB(169,980円)

【Lightning-G AV7RB】の評価

| CPU | |
| GPU | |
| メモリ | |
| 価格 | |
| コスパ |
| CPU | Ryzen 7 7700 |
| グラフィック | Radeon RX 9060 XT 16GB |
| メモリ | 16GB |
| ストレージ | 500GB SSD |
| 参考価格 (公式サイト) | 169,980円 |
| 分割払いの目安 (36回分割) | 約4,800円 / 月 (分割払いについて) |

とにかくバランス・コスパに優れたモデル!
今回一番おすすめなのはドスパラの高コスパシリーズ「Lightning-G」のモデル!
CPUは「Ryzen 7 7700」、GPUは「RX 9060 XT 16GB」を採用し、deadlockに限らず幅広いゲームに対応することが可能です。フルHD~WQHD解像度まで対応できるポテンシャルを持っているため、最新のPCゲームも含めていろいろ遊んでみたいという方には非常におすすめ。
本体サイズも一般的なミニタワー・ミドルタワーPCと比べてコンパクトなのも良いところ。特に高さは約42cmとかなり控えめなので、卓上に置いても卓下に置いても比較的圧迫感も少ないかと思います。なるべく省スペースで済ませたい方にもうってつけの一台です。
MD7857(183,800円)

【MD7857】の評価

| CPU | |
| GPU | |
| メモリ | |
| 価格 | |
| コスパ |
| CPU | Ryzen 7 5700X |
| グラフィック | RX 7800 XT 16GB |
| メモリ | 16GB |
| ストレージ | 500GB SSD |
| 参考価格 (公式サイト) | 183,800円 |

安さと性能を求めるならこのモデルもあり!
今回紹介する中で一番グラフィック性能が高いのがこのモデル。
GPUは「RX 7800 XT 16GB」を採用しており、この価格帯のモデルにしてはかなり破格のスペック。少し前なら20万円台に乗っかってくるような性能でしたが、コスパの高いAMD製ということもあってだいぶ控えめに収まっています。これだけのスペックであれば、おおむねどんなゲームでも安定したフレームレートかつ高画質で遊ぶことができるかと思います。
2位に置いた理由は、CPUとGPUのパワーバランスが若干悪いという一面も持っているため。CPUの「Ryzen 7 5700X」が「RX 7800 XT 16GB」に対しては少し弱いため、ゲームや場面によってはCPUがボトルネックとなって性能が引き出しきれなくなる可能性があります。deadlockくらいであれば問題はありませんが、より厳密に各パーツのコスパを求めていくなら、個人的には1位の方がおすすめです。
NEXTGEAR JG-A7A6X(159,800円)

【NEXTGEAR JG-A7A6X】の評価

| CPU | |
| GPU | |
| メモリ | |
| 価格 | |
| コスパ |
| CPU | Ryzen 7 5700X |
| グラフィック | Radeon RX 9060 XT 16GB |
| メモリ | 16GB |
| ストレージ | 1TB SSD |
| 参考価格 (マウス公式サイト) | 159,800円 |
| 分割払いの目安 (24回分割) | 約6,600円 / 月 (分割手数料無料) |

ストレージ大きめ! 性能も上々の万能型PC!
3位はマウスコンピューターの「NEXTGEAR JG-A7A6X」!
全体的な性能は1位の「Lightning-G AV7RB」よりも劣りますが、こちらはその分価格が安いのと、ストレージが標準で1TB搭載されているのが魅力! また、性能は劣るとは言ったもののこちらもGPUには「RX 9060 XT 16GB」を搭載しているので、ゲーム用途としては十分すぎる性能です。
また、こちらは今夏刷新された新ケースを採用しており、ケース内の排熱効率が高いのも特徴のひとつ。負荷の高いゲームを遊んでも比較的熱がこもりにくいため、熱暴走やサーマルスロットリングが気になる方はこちらでもいいかも。

あとはこっちの方がケースデザインもちょっとカッコいいですね。
Lightning-G AV-Ti7W(184,980円)

【Lightning-G AV-Ti7W】の評価

| CPU | |
| GPU | |
| メモリ | |
| 価格 | |
| コスパ |
| CPU | Ryzen 7 7700 |
| グラフィック | RTX 5060 Ti 16GB |
| メモリ | 16GB |
| ストレージ | 500GB SSD |
| 参考価格 (公式サイト) | 184,980円 |
| 分割払いの目安 (36回分割) | 約5,200円 / 月 (分割払いについて) |

NVIDIAのGPUやDLSSが使いたい方はこちらもおすすめ!
1位と同じ「Lightning-G」シリーズからもう1台紹介!
こちらは1位の「Lightning-G AV7RB」のGPUをNVIDIA製「RTX 5060 Ti 16GB」に換装したモデル。性能自体にはそれほど大きな差はありませんが、AMD製ではなくNVIDIA製がいいという方はこちらがおすすめです。
ただ、特にこだわりがない方は「RX 9060 XT 16GB」や「RX 7800 XT 16GB」の方が安定しているので、1~3位がおすすめ。
FRGKB550/SK2(193,800円)

【FRGKB550/SK2】の評価

| CPU | |
| GPU | |
| メモリ | |
| 価格 | |
| コスパ |
| CPU | Ryzen 7 5700X |
| グラフィック | RX 9060 XT 8GB |
| メモリ | 16GB |
| ストレージ | 500GB SSD |
| 参考価格 (マウス公式サイト) | 193,800円 |

PC本体以外にもモニターやキーマウがセットになった一式モデル!
5位はFRONTIERの一式セットモデル「FRGKB550/SK2」
基本的にゲーミングPCは本体以外の周辺機器は何も付いてきませんが、こちらのモデルは本体以外にもフルHDモニター・マウス・キーボード・ヘッドセット・マウスパッドがセットになっています。普通にAmazonなどで揃えようとすると2~3万円程度かかってしまう周辺機器ですが、この一式セットで購入すると少し安い金額で揃えることができます。
今回が完全にはじめてのゲーミングPCの方には特におすすめのモデルです。
BTOメーカー各社は定期的にセールを行っているので、そのタイミングで割引されている商品、あるいは配布されるクーポンを使って購入するのが一番お得です。
特にドスパラやマウスコンピューター、ツクモは常に何かしらのセールを行っているため、そのタイミングでお得なモデルの中から選んで購入するというのもアリ。
ゲームPCラボでは各社のセール情報を定期的にまとめているので、よかったらぜひ下記の記事を覗いて見てください!
おすすめのゲーミングPCをいくつか紹介しましたが、初心者の方がゲーミングPCを選ぶ際に注意した方が良い点がいくつかあるためこちらも紹介します。
専門的な話をすればパーツの組み合わせなど色々な点があるのですが、今はおおむねどの通販サイトでも最低限のラインは満たしたものが販売されています。
ここでは、ゲーミングPC初心者の方に向けてまず抑えておくべき注意点として下記3点を紹介します。
- できるだけノート型ではなくデスクトップ型にする
- 自分が必要としているスペックを把握する
- 何年後に買い替えるかを想定する
とにかく「その機能は必要なのか?」あるいはその逆で「その機能は本当になくても大丈夫なのか?」ということをよく検討するようにしましょう。
より詳しくは下記のページでも詳細を解説しています。よろしければぜひご覧ください。
ドスパラやマウスでは、購入直前にパーツの増設やアップグレードを行うカスタマイズが可能です。
もちろん本体購入後に自分で安いパーツをPCに組み込むことも可能ですが、慣れないうちは店舗側で組み込んでくれる事前カスタマイズを利用することをおすすめします。
特に物理メモリやストレージなどは後で不足すると困ってしまうので、事前によく検討するようにしましょう。
今回は「Deadlock」の推奨スペックについておすすめゲーミングPCと併せて紹介しました。
サービスの本格リリースは先になりますが、テストプレイの終了時期は決まっていないため、まだしばらくは遊べそうです。
要求スペックも判明しない中ではありますが、公式から発表された情報などがあればまた適宜追加していきたいと思います。
あなたのこれからのゲームライフがより良いものになることを願っています!

