※記事内のリンクには広告が含まれています。
おそらくゲーミングPC界隈では一番の知名度を誇る「ドスパラ」。
とはいえラインナップも幅広いため、特にゲーミングPC初心者のうちはどれを選べば良いのか分からないもの…。
今回はそんな「ドスパラ」に焦点を絞って、ドスパラの特徴の紹介や「ゲーミングPCラボ」おすすめのモデルを紹介していきます。

ちなみに今回の記事の結論は↓のモデル。はじめてのゲーミングPCで迷ったらこれを買っておけば大体間違いない良スペック良コスパのモデルです。

【監修・執筆者】ゲームPCラボ管理人
KUL
当時ハマっていたMMOが好きすぎてそのまま運営会社に就職、その後ゲーム内イベントの企画やデバッグ・GMなどを担当していました。今は業界から離れてしまったもののゲーム好きなのはずっと変わらず。
社会人になりたての頃に何もわからないまま購入したゲーミングPCで失敗…。最近周囲でゲーミングPCを検討する人が増えてきたこともあり、自分と同じ失敗をしてほしくないという思いからこの「ゲームPCラボ」を立ち上げました。

【共同執筆者】ゲームPCラボ ライター
ベル塚ベル
ゲーム関連の雑誌・書籍、そしてWebサイトを中心に執筆活動を行うフリーライター。生粋のゲーマーであり、仕事もプライベートもゲーム三昧。
Steamで頻繁にゲームをプレイすることから、ゲーミングPCにも精通しています。その知識と経験を活かし、読者の皆さんがより快適にPCゲームを楽しめるような情報をお届けします。
最新GPU「RTX5060Ti 8GB」を搭載した、いまイチ押しのおすすめモデル!
CPUには「Ryzen 7 7700」を採用し、メモリとストレージもそれぞれ32GB・1TBを標準搭載しているため、大きなカスタマイズの必要もなく、初心者の方でも扱いやすいモデルです。
GALLERIA RM7C-R46T(209,980円)

遊べるゲームの幅がグッと広がるミドルモデル

「GALLERIA RM7C-R46T」は、GPU「RTX 4060 8GB」よりもワンランク上の性能を誇る「RTX 4060 Ti 8GB」を搭載した一台です。GPUの性能向上により、プレイ可能なゲームの選択肢が広がり、より高フレームレート(滑らかな映像)でのゲーム体験が可能になるという大きなメリットがあります。
さらに、CPUには高性能な「Core i7-14700F」を採用。その高い処理能力によって、簡単な動画や写真編集はもちろん、ゲームをプレイしながら他のアプリケーションを同時に起動するなど、マルチタスクも快適に行えます。
Lightning-G AT5RB(154,980円)

PCゲームの魅力に触れるための入門モデル

「Lightning-G AT5RB」は15万円で購入できるリーズナブルなエントリーモデルです。性能はかなり控えめなので、最新のフル3Dゲームを快適に…とはいきませんが、「Apex Legends」や「Minecraft」といった推奨スペックが控えめのタイトルであれば、十分快適に遊べます。
手頃な価格ですし、本モデルには「Minecraft: Java & Bedrock Edition for PC」「PC Game Pass同梱版」も同梱されていますので、お子様へのプレゼントにも最適です。
Lightning AT5(92,980円)

新品のゲーミングPCとしては最安ライン!遊ぶゲームによってはコスパ最高のモデル

ドスパラで売っているゲームが遊べるPCの中では最安のモデル。
ドスパラとしては分類はゲーミングPCではなく「一般デスクトップPC」のようですが、パーツ構成はゲーミングPCと言えるような性能。GPUには「RTX3050」を搭載しており、CPUには低価格帯ではお馴染みの「Ryzen 5 4500」を搭載。しっかりと3Dゲームが遊べる仕様になっています。
どんなゲームでも安定して高いフレームレートを出せるというような高いスペックでは決してありませんが、ゲーミングPCの入門としてはアリな選択に仕上がっています。動作が軽めのVALORANTやApex Legends、フォートナイトなどであれば十分に遊べる性能となっており、遊ぶゲームによってはとんでもなくコスパの良いモデルになります。
ちなみに「一般デスクトップPC」枠なので、マウスとキーボードも標準搭載されています。
Magnate-G MVW(134,980円)

大容量ゲームも安心して遊べるお手頃価格のPC

「Magnate-G MVW」は、CPU「Core i5-14400F」とGPU「RTX 4060 8GB」を搭載したエントリーモデル。手頃な価格かつ控えめなスペックではありますが、「Apex Legends」や「VALORANT」といった人気ゲームを快適に遊ぶだけのマシンパワーは有しています。ゲーム内の設定を調整すれば、推奨スペックが高いゲームでも難なく遊べちゃいます。
さらに、1TBのSSDを標準搭載しているのも魅力的なポイントです。これにより、100GBを超えるような大容量ゲームも複数インストールしても容量不足の心配がなく、SSDを別途増設するコストも抑えられます。
GALLERIA RM5C-76XT(212,980円)

画面の滑らかさにこだわる方におすすめのモデル

「GALLERIA RM5C-76XT」は、ゲーム性能に特化したGPU「RX 7600 XT」を搭載したモデルです。特に、ゲームや動画の映像処理専用メモリである「ビデオメモリ(VRAM)」を16GBも搭載している点が大きな特徴。これにより、「RTX 4060 8GB」と比較して、さらに高いフレームレートを安定して描画することが可能となり、より滑らかな映像でゲームを楽しむことができます。
高フレームレートによる滑らかな映像は、ゲームへの没入感を深め、アクションシーンの迫力を増幅させ、ワンランク上のゲーム体験を演出してくれます。
GALLERIA XA7R-97XT(329,980円)

最新のフル3Dを妥協せずに遊びたい! そんな想いに応えた一台

ゲームに特化したCPU「Ryzen 7 7800X3D」と高性能なGPU「RX 9070 XT 16GB」を組み合わせたハイエンドなゲーミングPC「GALLERIA XA7R-97XT」。
「RX 9070 XT 16GB」はGeForceで例えると、「RTX 4080 SUPER」と「RTX 5080」のちょうどあいだぐらいの性能。GPUの中でもトップクラスの性能を有しています。そのため、推奨スペックが高いゲームでも、設定を気にせずに遊ぶことが可能。もちろん話題の「モンスターハンター ワイルズ」や「アサシンクリードシャドウズ」もフルHDの画質でストレスなく、サクサクと遊べます。
32GBのメモリと1TBのSSDが標準搭載されているので、無理に拡張する必要がないのも大きなポイントです。
GALLERIA RM5C-R57(214,980円)

値段を抑えつつも最新ゲームが快適に遊べるコスパ重視のモデル

「GALLERIA RM5C-R57」は人気の高性能GPU「RTX 5070 12GB」を搭載したモデル。やや控えめな性能のCPU「Core i5-14400F」を採用することで、価格を抑えることに成功しました。
特筆すべきはGPUの性能。「RTX 4060 8GB」と比較して約2.5倍ものパフォーマンスを発揮し、「モンスターハンター ワイルズ」をはじめとする、あらゆる高画質フル3Dゲームをストレスなく快適にプレイできます。このモデルを選んでおけば、当面の間は最新ゲームの推奨スペックを気にする必要はなくなるでしょう。
GALLERIA XA7R-R57T(349,980円)

トップクラスの画質とフレームレートを求めるなら、このモデル

CPU「Ryzen 7 7800X3D」とGPU「RTX 5070 Ti 16GB」を搭載した、圧倒的なパワーを誇るハイエンドなゲーミングPC「GALLERIA XA7R-R57T」。
正直なところ、フルHDでしか遊ばないのであれば、少々オーバースペックな一台…。どちらかと言うと、フルHDよりも高解像度な「WQHD」や「4K」でゲームをプレイしたいという方におすすめ! その場合、各解像度に対応したモニターを購入しなければならないので注意が必要です。
GALLERIA ZA9C-R58(479,980円)

幅広い用途で使えるクリエイター向けのゲーミングPC

驚異的な処理能力を有するCPU「Core Ultra 9 285K」と高性能で優秀なGPU「RTX 5080 16GB」を組み合わせた、まさに圧巻のハイエンドPCです。
高解像度・高フレームレートでの極上のゲーム体験はもちろんのこと、プロレベルの動画・写真編集から、画像生成AI「stable-diffusion」を用いた画像制作まで、この一台であらゆる高度な作業を快適にこなせます。ゲーム以外にも幅広い作業を想定するのであれば、SSDの容量を2TB以上に拡張しておくことをおすすめします。
GALLERIA UE9C-R59(1,099,980円)

他の追随を許さない文字通り「最強」のゲーミングPC

「GALLERIA UE9C-R59」は、インテルの最強CPU「Core Ultra 9 285K」とGeForceの最強GPU「GeForce RTX 5090」を搭載した、ゲーミングPC界の最強モンスターマシンのひとつです。ゲーミングPCというくくりですが、「GALLERIA ZA9C-R58」同様、クリエイター向けのモデルになります。
動画、音楽、画像、ゲーム、ありとあらゆるコンテンツで最高のパフォーマンスを発揮したいという方におすすめ。
本PCケース内部には、最大8基もの高性能ファンを搭載。圧倒的な冷却性能により、クリエイティブ作業で発生する高負荷処理における熱によるPCへのダメージを最小限に抑え、常に快適な動作環境を実現します。
なお、本モデルは非常に人気が高く、頻繁に在庫切れとなる場合があります。購入予定の方は小まめに販売ページをチェックしておきましょう。

ドスパラは、数々のe-sports大会でも採用されているゲーミングPC「GALLERIA」シリーズを販売しているBTOパソコンメーカーです。
ストリーマーやVTuberとも積極的にコラボしているため、ゲーム実況動画や生配信を見る方であれば一度は見たことがあるのではないでしょうか。
パソコンメーカーとしてのドスパラは下記のような特徴があります。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
特徴① セールの開催や値下げがこまめに行われる
ドスパラでは定期的にキャンペーンやセールが開催されており、その度に割引クーポンなども配布されています。
対象製品にもよりますが、金額の高いPCによっては最大で50,000円OFFとなることもあるため、セール情報をしっかりチェックすることで表面上の価格よりもかなり安い金額で購入できることもあります。

各社のセール情報をまとめている関係でほぼ毎日セール情報を確認しているのですが、ドスパラは常に何かしらのセールを実施している印象があります。
また、ドスパラは他のBTOパソコンメーカーと比べて金額改定も頻繁に行われているのが特徴的。
特に最近は円高の影響もあり毎週のように金額が下がっているため、私のようなゲーミングPC紹介サイトからすると情報に追いついていくのがなかなか大変…。とはいえ、消費者サイドからすれば円高の影響があったらすぐに還元してくれるサイトとも言えます。
特徴② 注文後は最短当日出荷ですぐに届く

ドスパラはとにかく注文してから届くのが早いのも特徴のひとつ。
注文する時間帯や製品にもよりますがおおむね当日中には発送されるため、上の図のように最短で翌日には手元にゲーミングPCが届きます。
予算も確保できてゲーミングPCを購入する意思が固まったら、もういち早くゲームをプレイしたいかと思いますが、そんな想いにも応えてくれるのがドスパラです。
ドスパラの発送については下記の記事でもまとめています。「当日出荷」ではないパターンについても解説しているので気になる方はぜひ!
特徴③ 分割払いが36回まで手数料無料
2025年の4月半ば頃から手数料無料の分割数が36回→12回に変更となってしまいました。代わりに現在は13~46回までが「超低金利1.9%」という形で新たに打ち出されています。(2025/4/23追記)
ドスパラは分割払いの手数料を36回まで負担してくれるため、分割払いにも向いています。
10万円も20万円もするゲーミングPCを現金で一括で支払うのはなかなかハードルが高いもの…。ただ、ドスパラであれば20万円のPCであっても、分割払いにすることで月々6,000円以下で購入することが可能です。
ただ、月々の支払額が3,000円未満になる分割は不可であることと、カードローンではなくショッピングローンを利用するという点だけは注意が必要です。クレジットカードの分割を利用してしまうと高い利率がかかってしまうので、特にこちらは間違いのないように。

特徴① 痒いところに手が届くラインナップ
まず1つ目の特徴は、ゲーミングPCの豊富なラインナップです。
ドスパラでは、10万円以下で購入できるエントリーモデルから、100万円を超えるプロクリエイター向けモデルまで、幅広い選択肢を用意。自分の用途にぴったりあった一台が見つかります。
さらに、控えめなCPUと高性能なGPUを組み合わせることで価格を抑えたモデルもあり、消費者の細かなニーズにも的確に応えてくれるのも嬉しいポイントです。
また老舗メーカーであるドスパラは、豊富な在庫を維持しており、万が一の在庫切れ時にも迅速に対応できるのが大きな強みです。記憶に新しい2025年2~3月頃、「モンスターハンター ワイルズ」の発売に合わせて各社のゲーミングPCが軒並み在庫切れとなり、入手困難となる状況がありました。その際、ドスパラはいち早くRTX50シリーズ搭載モデルを投入し、豊富な在庫とラインナップで、「欲しいときに買える」という安心感を提供しました。

突然の故障や期待の新作ゲームの登場など、ゲーミングPCはいつ必要になるかわかりません。「欲しい」と思ったその時に購入できるのは、消費者にとって大きなメリットです。
特徴② 使い勝手の良さ
2つ目の特徴は、利便性です。
ドスパラのゲーミングPCは、天面の手前側に電源ボタン、USB端子、マイク入力・ヘッドフォン端子といった主要なインターフェースを集約。これにより、煩雑になりがちな各種コードの管理や接続が格段に向上します。
一般的に、ゲーミングPCはそのサイズから足元に設置されることが多いです。しかし、この設計であれば、椅子に座ったまま無理なく、各インターフェースへアクセスできるため、非常に快適です。
さらに、メンテナンスの容易さも魅力の1つです。「GALLERIA」シリーズは天面と底面に防塵フィルター、「Magnate-G」「Lightning-G」シリーズは天面にマグネットフィルターを搭載。どちらのフィルターも簡単に取り外して清掃できるため、日々のメンテナンスを手間なく行えます。
特徴③ 洗練されたデザイン
3つ目の特徴は、洗練されたデザインです。
ドスパラのゲーミングPCの多くは、黒を基調としたクールで落ち着きのある外観が魅力。とくに人気の「GALLERIA」シリーズは、ガンメタリック塗装が重厚感を醸し出し、どんな部屋にも調和するデザインに仕上がっています。内部構造はあえて部分的に見せる設計とし、LEDライティングも控えめにすることで、昨今の派手さを強調するゲーミングPCとは一線を画す、大人のためのデザインになっています。
そのため、「派手なデザインが苦手」「一般的なデスクトップPCのようなシンプルな見た目が良い」といった、落ち着いたデザインを求める方に最適です。

さらに、一部モデルでは購入時のカスタマイズで、ケースの色を白やグレーに変更できるのも嬉しい点です。
初心者の方がゲーミングPCを選ぶ際に注意した方が良い点がいくつかあるため紹介します。
専門的な話をすればパーツの組み合わせなど色々な点があるのですが、今はおおむねどの通販サイトでも必要なラインを満たしたものが販売されています。
ここでは、ゲーミングPC初心者の方に向けて、基本的な注意点として下記3点を紹介します。
- なるべくノート型ではなくデスクトップ型にする
- 自分が必要としているスペックを把握する
- 何年後に買い替えるかを想定する
とにかく「その機能は必要なのか?」あるいはその逆で「その機能は本当になくても大丈夫なのか?」ということをよく検討するようにしましょう。
詳しくは下記のページでも詳細を書いていますのでよろしければご覧ください!

ドスパラで購入する場合は購入する直前にパーツの増設やアップグレードを行うカスタマイズが可能です。
特に検討した方が良いカスタマイズについて解説します。
物理メモリは32GBがおすすめ
10万円台のゲーミングPCであれば16GBでも十分ですが、20万円台に乗った場合は32GBがおすすめです。
CPUやGPUの性能が高くても物理メモリが足りない場合は、それがボトルネックとなって性能を引き出せなくなってしまう可能性があります。
ストレージは最低でも1TB以上がおすすめ
10万円台のゲーミングPCは500GBが標準搭載となっていることも多いですが、ストレージは最低でも1TBがおすすめです。
特にゲーム用途でPCを使う場合、ゲームを1つインストールするたびに数十GBの容量が埋まっていくため、そう遠くないうちに「新しいゲームを入れるために古いゲームを消す」という作業に追われることとなります。
最低でも合計1TB、欲を言うと500GBが標準のPCの場合はさらに1TBのストレージを増設するくらいがちょうど良いです。

追加するストレージはゲーム用途ならSSDの方が利便性も高く転送速度も早いのでおすすめ。一方でデータ保存目的であればHDDでもOKです。
その他のカスタマイズについて
その他のCPUグリスやCPUファン、電源についてはお好みで。
とはいえ物理メモリやストレージなどは不足すると後になって困るので、事前によく検討するようにしましょう。
カスタマイズのコツについては下記の記事でまとめているのでよろしければご覧ください。
今回はドスパラに絞っておすすめのゲーミングPCを紹介しました。
今後、他のBTOパソコンメーカーを取り上げていくので、ぜひゲーミングPC選びの参考にしてみてください。
良いゲーミングPCが見つかってあなたのゲームライフがより良いものになることを願っています!
CPUにはハイクラスモデルにも搭載される「Core i7-14700F」、グラフィックボードにはWQHDでも満足に遊べる「Radeon RX 7800 XT 16GB」を搭載したモデル。モンハンワイルズをしっかりと楽しみ切りたい方におすすめです。

CPUには「Ryzen 7 5700X」、グラフィックスにはベーシックな「Radeon RX 7600 8GB」を搭載したモデル。
ゲーマーにはうれしい1TB SSD搭載で、色々なPCゲームを遊ぶ方でも安心!価格も約18万円と、はじめてのゲーミングPCにおすすめの一台です。
ゲームに必要な周辺機器計7点がセットになったモデル。周辺機器を揃えるとなると安くてもPC本体の他に2~3万円程度が追加でかかりますが、それらが全部いっぺんに揃います!
CPUには「Core i5-14400F」、グラフィックスには「GeForce RTX 4060 Ti」を搭載。最新の3Dゲームも十分に遊べるスペックです。