原神がサクサク動くおすすめゲーミングPC5選!推奨スペック通りだと動作は重いかも?

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2020年にサービス開始されて以来、アニメ調のオープンワールド型ゲーム「原神」。「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド」にインスパイアされながらも独自の世界観へとしっかり落とし込まれたゲームシステムは、4年経った今でも変わらず人気を誇っています。

今回はそんな原神をPCでプレイするために必要なゲーミングPCの性能やおすすめのモデルを紹介いたします。

おすすめゲーミングPCをすぐに知りたい方はこちらからすぐに確認できます!

CPUには高価格帯モデルにも搭載される「Core i7-14700F、グラフィックボードには最新の3Dゲームも十二分に遊べるRTX 4060 Ti 8GB」を搭載したモデル。

以前は20万円を超えていたモデルですが値下げによってついに19万円を割り、非常にコスパの高いモデルとなりました。ゲーミングPC初心者の方にこそおすすめしたいPCです。

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この記事は私が書いています!

元・MMORPG GM担当

KUL

経歴・想い

当時ハマっていたMMOが好きすぎてそのまま運営会社に就職、その後ゲーム内イベントの企画やデバッグ・GMなどを担当していました。今は業界から離れてしまったもののゲーム好きなのはずっと変わらず。

社会人になりたての頃に何もわからないまま購入したゲーミングノートで後悔&失敗…。最近周囲でゲーミングPCを検討する人が増えてきたこともあり、自分と同じ失敗をしてほしくないという思いからこの「ゲームPCラボ」を立ち上げました!

原神の推奨動作環境

原神を遊ぶために必要な推奨動作環境を下記に分けて解説します。

「公式サイトとは違う推奨動作環境があるの?と思った方もいると思います。

実は、公式サイトで公開されている推奨動作環境に性能を揃えてしまうと少し不安があるんです……。

特に直近で追加されたフォンテーヌは水がテーマとなっているエリア。サービス開始初期の頃とは異なり、負荷のかかる描画表現が多いエリアも増えてきました。

スペックが足りていないとすぐに動作が重くなり、画面もカクついてしまいます。

KUL
KUL

一般的に水や光、霧・モヤなどの表現が多いほどPCのパワーが必要となります

実際に、これまでは問題なくプレイできていたのにフォンテーヌが実装されて以降は重くてプレイできないといった声も見られました。

ゲームPCラボでは、実際に原神をプレイしている管理人がプレイヤーの観点から、公式サイトの基準にこだわらない独自の推奨動作環境を作成して公開しています。

フォンテーヌをはじめ、しばらくは新エリアが来ても問題ないようなおすすめPCもピックアップしていますので、ぜひ参考にしてみてください。

公式サイト推奨動作環境

原神公式WEBサイトで公開されている推奨動作環境は下記の通りです。

明確な記載はありませんでしたが、これを満たすことができれば60fpsでのプレイが可能ということかと思います。

OSWindows 7 SP1 64-bit, Windows 8.1 64-bit, Windows 10 64-bit
CPUIntel Core i7(第4世代以上)及びより優れた性能をもつもの
GPUNVIDIA GeForce GTX 1060 6GB及びより優れた性能をもつもの
物理メモリ16 GB
ストレージ初回インストール時:150GB以上の空き容量を要する
通常時:100GB以上の空き容量を要する
公式サイト推奨動作環境

全体的に数世代前の性能のパーツが基準となっています。

特にGPU(グラフィックボード)に関しては、現在販売されているゲーミングPCの多くがRTX4000番台を搭載しているため、新たにゲーミングPCを購入する場合であれば問題なく推奨動作環境は得られそうです。

特筆すべきは必要なストレージの容量で、常時100GB以上、インストール時に関しては150GB以上の空きが必要となります。

ストレージが500GBのSSDしかない場合は、原神だけで2〜3割程度の容量が取られてしまうので注意が必要です。

KUL
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参考までにApex Legendsが75GB、鳴潮が30GB、黒い砂漠が40GB、Escape from Tarkovが20GB…。他社ゲーム2〜3本分の容量がありますね。

とはいえ、やはり全体的にはあまり高性能を求めていることもなく、公式サイトの推奨動作環境を満たすだけであれば、それほど難易度の高くないゲームという印象です。

ゲームPCラボが提案する推奨動作環境

そして下記がゲームPCラボの推奨動作環境です。

OS64ビット版Windows 10 以上
CPUIntel Core i5-9600K 以上
Ryzen 7 5600X 以上
GPUGeForce RTX 2060 以上
Ryzen RX 5600 以上
物理メモリ16GB 以上
ストレージ150GB以上の空きのある1TB以上のSSD

これくらいあれば負荷の高いエリアでも余裕をもって60fpsは確保可能です。

快適に動かせる本当の最低ラインはもっと下にあるのですが、今やそのラインのパーツを搭載しているPCを見つける方が難しいので、比較的現実味のある環境に設定しました。

KUL
KUL

今あえて数世代も前のパーツを搭載したゲーミングPCを購入する必要もないですしね……

その結果、全体的に公式の推奨動作環境と比べてスペックが結構上がりました。

とはいえこれでも10万円台のゲーミングPCで問題なく揃えられるレベルです。

ひとまずこのラインを超えていれば通常のプレイで困ることはないかと思います。

原神おすすめゲーミングPC3選

それではここからはゲームPCラボ推奨動作環境に基づいた、おすすめのゲーミングPCを紹介いたします。

今回紹介するのは次の3つのゲーミングPCです。

ゲームPCラボおすすめゲーミングPC 比較表

順位製品名購入リンク参考価格(税込)CPUグラフィックメモリストレージCPUクーラーカスタマイズ
GALLERIA RM7C-R46T公式サイト189,979円Core i7-14700FRTX 4060 Ti 8GB16GB500GB SSD空冷
FRGHLB760/SG1公式サイト224,800円Core i7-14700FRTX 4060 Ti 8GB32GB1TB SSD水冷
GALLERIA XA7C-R47TS公式サイト309,980円Core i7-14700FRTX 4070 Ti SUPER 16GB32GB1TB SSD空冷
G-Tune DG-I5G6T
(スターター7点セット)
公式サイト249,800円Core i5-14400FRTX 4060 Ti 8GB16GB500GB SSD空冷
GALLERIA XA7R-R46公式サイト164,980円Ryzen 7 5700XRTX 4060 8GB16GB1TB SSD空冷
※参考価格は公式サイトを参照しています(2024年10月現在の価格)
順位製品名購入リンク参考価格(税込)CPUグラフィックメモリストレージCPUクーラーカスタマイズ
GALLERIA XA7R-R46公式サイト164,980円Ryzen 7 5700XRTX 4060 8GB16GB1TB SSD空冷
GALLERIA RM7C-R46T公式サイト189,979円Core i7-14700FRTX 4060 Ti 8GB16GB500GB SSD空冷
G-Tune DG-I5G6T
(スターター7点セット)
公式サイト249,800円Core i5-14400FRTX 4060 Ti 8GB16GB500GB SSD空冷
FRGHLB760/SG1公式サイト224,800円Core i7-14700FRTX 4060 Ti 8GB32GB1TB SSD水冷
GALLERIA XA7C-R47TS公式サイト309,980円Core i7-14700FRTX 4070 Ti SUPER 16GB32GB1TB SSD空冷
※参考価格は公式サイトを参照しています(2024年10月現在の価格)

GALLERIA RM7C-R46T(189,979円

KUL
KUL

PCゲーム初心者はもちろん、買い替えの中級者にもおすすめの最推しモデル

原神はもちろん他のゲームが遊びたくなっても問題なく対応できるスペックのモデルです。

CPUの「Core i7-14700F」はハイクラスモデルにも搭載されているような高性能なCPUで、PCゲームだけでなく動画編集などのクリイティブ作業をしたい方にも最適。GPUに搭載されている「RTX4060Ti」は最前線のGPUではないものの、フルHD解像度で遊ぶ分には不自由しない性能です。

全体的にコスパ良くバランス良くまとまっているモデルですが、欠点はストレージの容量が500GBと小さめであること。原神はインストール時に150GBの空き容量が必要になるので、ストレージが500GBしかないと不安が残ります。予算に余裕があれば、追加で1TB以上のSSD・HDDを増設するのがおすすめ。容量不足で困る場面がこの先も少なくなります。

ドスパラ公式サイトで見る

FRGHLB760/SG1(224,800円

KUL
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メモリとSSDに余裕が欲しいならこちらもおすすめ!

CPUやGPUの性能は1位のPCと同じものですが、こちらは物理メモリとストレージの容量が大きいモデルとなっています。物理メモリ32GBとストレージ1GBが標準となっているため、カスタマイズの必要がないのは魅力的。

前面パネルがメッシュ構造となっているのも特徴のひとつ。前面に3基のケースファンが搭載されており、水冷CPUクーラーと併せて効率の良い排熱環境が実現されています。一般的にスペックが高くなればなるほどPCの発熱の問題に悩まされることとなりますが、排熱ケアがしっかりしている本モデルであればそこまで悩むことはなさそう。

カラーもブラックとホワイトの2色展開。色の変更には費用がかからないので色はお好みで。

FRONTIER公式サイトで見る

GALLERIA XA7C-R47TS(309,980円

KUL
KUL

ゲームだけでもったいないハイスペック!ストリーマーやVTuberデビューにもおすすめ!

最新のゲームを高精彩な映像で楽しみたい場合はこのモデル。

このスペックになるとフルHDでは性能が活かし切れないケースもあるため、ゲームを遊ぶ際はWQHD解像度以上でのプレイがおすすめ。ゲームによっては4K解像度でも問題なく動かせるポテンシャルを秘めています。

CPUにはハイスペックPCにお馴染みの「Core i7-14700F」、GPUには「RTX 4070 Ti SUPER」と、30万円という金額に見合う高性能な構成。VRAMが16GB搭載されている「RTX 4070 Ti SUPER」は、負荷のかかる3Dゲームはもちろん、動画配信にも向いたグラボ。OBSをはじめとする複数のソフトを同時並行で起動する必要のあるストリーマーや、アバターを常に表示させておく必要のあるVTuberであっても、負荷に耐えうるような構成となっています。

物理メモリは32GB、ストレージは1TBと標準サイズ。予算に余裕があればストレージをもう1台増設するのもかなりアリな選択。

G-Tune DG-I5G6T(スターター7点セット)(249,800円

KUL
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周辺機器約5万円がセットになったモデル!届いたらすぐに遊べるのが魅力的!

モニター・キーボード・マウスなど、本体の他にゲームに必要な周辺機器6点がセットになったモデルです。

周辺機器はAmazonで購入すると約50,000円相当になる内容で、本体価格約200,000円+周辺機器50,000円というイメージのセットです。

CPUには「Core i5-14400F」と1~3位で紹介したモデルに比べると少し見劣りしてしまうものですが、近年のオンラインゲームの推奨スペックは問題なく上回っている性能のものです。GPUには「RTX 4060 Ti 8GB」と価格帯相応のものを搭載。総合的に見ると他の順位のモデルより少しコスパは下がるものの、これを選んでおけば費用のかかりがちな他の周辺機器には気を回さなくても良くなるのが大きなメリットです。

ちなみにカラー変更の分少し金額は上がりますが、ホワイトカラーモデルもあるので気になる方はぜひチェックしてみてください。

マウス公式サイトで見る

GALLERIA XA7R-R46(164,980円

KUL
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費用を抑えながらもゲームはしっかりと遊べる性能!

少し費用を抑えたい方はこのモデルもおすすめ。

性能はCPUが「Ryzen 7 5700X」、GPUが「RTX 4060 8GB」と今回紹介する中では一番低い性能となりますが、それでもゲームPCラボの推奨スペックは超えているので問題はありません。それよりもストレージ容量が標準で1TB付いていることが大きなメリット。

原神はインストール時に結構な空き容量が必要になるので、この値段でこの構成で1TB SSDが付いているのはなかなか嬉しいポイントです。

【初心者向け】ゲーミングPCを選ぶときの注意点

おすすめのゲーミングPCをいくつか紹介しましたが、初心者の方がゲーミングPCを選ぶ際に注意した方が良い点がいくつかあるためこちらも紹介します。

専門的な話をすればパーツの組み合わせなど色々な点があるのですが、今はおおむねどの通販サイトでも最低限のラインは満たしたものが販売されています。

ここでは、ゲーミングPC初心者の方に向けてまず抑えておくべき注意点として下記3点を紹介します。

ゲーミングPCを選ぶときの注意点3点
  • ノート型ではなくデスクトップ型にする
  • 自分が必要としているスペックを把握する
  • 何年後に買い替えるかを想定する

とにかく「その機能は必要なのか?」あるいはその逆で「その機能は本当になくても大丈夫なのか?」ということをよく検討するようにしましょう。

より詳しくは下記のページでも詳細を解説しています。よろしければぜひご覧ください。

【初心者向け】ゲーミングPC購入時のカスタマイズについて

ドスパラなどはBTOのゲーミングPCのため、購入直前にパーツの増設やアップグレードを行うカスタマイズが可能です。

もちろん本体購入後に自分で安いパーツをPCに組み込むことも可能ですが、慣れないうちは店舗側で組み込んでくれる事前カスタマイズを利用することをおすすめします。

特に物理メモリやストレージなどは後で不足すると困ってしまうので、事前によく検討するようにしましょう。

まとめ

原神は現状そこまでハイスペックさが必要のないゲームとなっており、推奨動作環境としてもかなり低めで済む部類です。

現在販売されている一般的なゲーミングPCであればおおむね推奨環境は超えているとは思いますので、あとは原神以外に自分が何を楽しみたいかによって求める性能が変わってきます。きれいな画質でゲームをプレイしたいという方は10万円台後半以上、せっかくなのでゲーム配信にも挑戦してみたいという方は、20万円台のゲーミングPCも検討してみるのがおすすめです。

これからはじまるあなたの新しいゲームライフが良いものになることを願っています!