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プレイ人口も急激に多くなり、少しずつ情報も公開されてきた新作ゲーム「Deadlock」
招待されたプレイヤーのみしか遊べないプレイテスト中にも関わらず、ストリーマー界隈も含め各所で話題になっているゲームです。
今回はそんな「Deadlock」をプレイする上で求められる推奨スペックやおすすめのゲーミングPCについて解説していきます。
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元・MMORPG GM担当
KUL
当時ハマっていたMMOが好きすぎてそのまま運営会社に就職、その後ゲーム内イベントの企画やデバッグ・GMなどを担当していました。今は業界から離れてしまったもののゲーム好きなのはずっと変わらず。
社会人になりたての頃に何もわからないまま購入したゲーミングPCで失敗…。最近周囲でゲーミングPCを検討する人が増えてきたこともあり、自分と同じ失敗をしてほしくないという思いからこの「ゲームPCラボ」を立ち上げました。
APEXやオーバーウォッチ2のようなヒーローシューターを採用しながらMOBA要素も取り入れた新感覚のTPSです。
いまはTwitchを含む配信サイトでの配信が認められているようですが、8/24にストアページが正式にオープンするまで外部への情報の公開も禁止されているほどの徹底した非公開テストとなっていました。
とはいえ現在も公式から提供される情報は多くなく、ゲームの参加方法も「テスト参加中のプレイヤー」から招待を受け取るのみという、限定プレイテストが行われています。
私もたまたま初期からテストに参加している知人がいたのでその招待がもらえました
ここからは「Deadlock」の推奨スペックについて紹介していきます。
とはいえ、DeadlockのSteamページは下記の通りほとんどがTBDとなっており、公式からはまだ正式に推奨スペックが発表されていない状態です。
OS | 64 ビットプロセッサとオペレーティングシステムが必要です |
CPU | (TBD) |
GPU | (TBD) |
物理メモリ | (TBD) |
ストレージ | (TBD) |
TBDというのはTo Be Determinedの頭文字を取った略語。つまり、まだ確定していません。
この状態で気を付けるべきことは、まだゲームの最適化が行われていない可能性が高いという点です。開発初期の段階では各CPUやGPUでの細かな挙動は確認されていないことも多いため、性能が高ければ確実に動くというわけでもありません。
たとえば、フォーラムではRTX4070Tiでは正常に動いているのにRTX4090では正常に動かないといったケースが報告されています。
Not sure if this is normal, but I’m playing on a 7800X3D & RTX4090 system at 4K maxed, but are only getting 40-80fps depending on the scenario.
引用元:Deadlockフォーラム(xenForo)
I know the game isn’t optimized yet, but I see others getting over 200fps with a 4070Ti, albeit not knowing the resolution they are playing on.
<和訳>
これが普通かどうかは分からないですが、7800X3DとRTX4090のシステムで4K設定を最大にしてプレイしているのに、シナリオによっては40〜80fpsしか出ていません。
ゲームがまだ最適化されていないのは知っていますが、他の人たちが4070Tiで200fps以上出しているのを見ています。その人たちがどんな解像度でプレイしているかは分からないけど
現段階での「Deadlock」はあくまでもプレイテスト中で、PCによっては遊べない可能性もあるという認識は持っておきましょう。ユーザーも開発会社のデバッグに協力しているような感覚です。
ゲームの推奨スペックを独自に発表している海外サイトや紹介動画をはじめ、公式Discordやフォーラムなどの情報をベースにゲームPCラボ推奨スペックを定めました。
OS | Windows 11(64bit) |
CPU | Intel Core i7-10700E AMD Ryzen 7 3700X |
GPU | GeForce RTX 2080 Ryzen 5 6800 |
物理メモリ | 16GB |
ストレージ | 30GB以上の空き容量のあるSSD |
高めにスペックを出しているサイトと、低めに出しているサイトで二極化されていたイメージです。
【CPU】Intel Core i7-10700、AMD Ryzen 7 3700X
CPUの要求スペックに関しては少し低めの「Core i7-8600K, 8700K」程度を推奨する意見(GameCodeCity, Total Apex Gaming)と、高めに「Intel Core i7-10700E」程度を推奨する意見(PCGameBenchmark, SiegeGG)がありました。
LagoFastのみは「Core i7-6700K」とさらに低いCPUを推奨としていましたが、「そんな低いの?」という気持ちがあるので検討から外しています
一方、現在のフォーラムを確認したところ、パッチ後に「Core i7-8600K」の動作が不安定になったという報告がありました。現在のテストプレイ段階では不安定な要素もあるので、ゲームPCラボとしては、少し高めの後者の設定「Intel Core i7-10700E」を採用しています。
Ryzen 7 3700Xは「Intel Core i7-10700E」よりも性能の高いCPUですが、こちらもそのまま採用することとしました。
【GPU】GeForce RTX 2080、Ryzen 5 5600
GPUの要求スペックに関しても、二極化が目立ちました。
低めは「GTX 1070, Radeon RX 580」程度を推奨する意見(GameCodeCity, Total Apex Gaming)、高めで「RTX 2080, Radeon RX 6800」程度を推奨する意見(PCGameBenchmark, SiegeGG)がありました。
一方、公式discordを見ると「GTX 1070」についてはあまり良い話を見かけません。「1070だと力不足」という話や、「低い設定にすれば遊べてる」という話も。
そうなると、もしかすると将来的に公式から発表される推奨スペックは満たしている可能性はあるけど、私としてはあまりおすすめしたくないスペックかも…
これらを総合的に踏まえて、GPUも高めの設定「RTX 2080, Radeon RX 6800」を採用することにしました。NVIDIA製の場合は「RTX4060」もスペックが近いため「RTX4060」でもOK。
ここからは推奨スペックを踏まえて、ランキング形式でおすすめのゲーミングPCを紹介していきます。
基本的には予算10~20万円のゲーミングPCがおすすめです。
なお、Deadlockはテストプレイ期間中のため今回紹介するPCが現段階で安定して遊べるとは限らないのでご注意ください。
とはいえこれくらいのスペックがあれば大体の最新ゲームが遊べるので、もし今は遊べなくとも将来的に遊べる可能性はかなり高いと思います。
おすすめゲーミングPCまとめ
順位 | 製品名 | 購入リンク | 参考価格(税込) | CPU | グラフィック | メモリ | ストレージ | CPUクーラー | カスタマイズ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
GALLERIA RM5C-R46 | 公式サイト | 153,980円 | Core i5-14400F | GeForce RTX4060 | 16GB | 500GB SSD | 空冷 | 可 | |
G-GEARGA5J-C230B3/NT6 | 公式サイト | 169,980円 | Core i5-13400F | GeForce RTX4060 | 32GB | 1TB SSD | 空冷 | 不可 | |
GALLERIA RM7C-R46T | 公式サイト | 189,979円 | Core i7-14700F | GeForce RTX4060Ti | 16GB | 500GB SSD | 空冷 | 可 |
なお今回紹介するゲーミングPCであれば、下記タイトルの推奨スペックも満たしています。
これらのゲームが気になっている方にもおすすめのモデルです。
GALLERIA RM5C-R46(153,980円)
【GALLERIA RM5C-R46】の評価
CPU | |
グラフィック | |
メモリ | |
価格 | |
コスパ |
CPU | Core i5-14400F |
グラフィック | GeForce RTX 4060 8GB |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 500GB SSD |
参考価格 (公式サイト) | 153,980円 |
分割払いの目安 (36回分割) | 約4,300円 / 月 (分割手数料無料) |
10万円台のPCとしては無難にバランス良く整ったモデル!
グラフィックボードはGeForce RTX 4060を搭載しているため、Deadlockに限らず大体のゲームプレイには申し分なし。フルHD解像度なら最新の3Dゲームも問題なくプレイできるスペックです。
Deadlockとの相性という観点からみると、RTX4060はフォーラム内でプレイ中のフレームレートの低下が指摘されていますが、これは他のグラボでも指摘されているのでこのモデル特有の問題ではなさそうです。むしろ、RTX4060は比較的ユーザー数の多いグラボでもあるので、何か問題があっても比較的しっかりと修正対応がなされる可能性が高く、現時点では結構おすすめできるモデルです。
また、CPUもある程度パワーがあるため、動画編集などのクリイティブ作業にも向いています。
G-GEAR GA5J-C230B3/NT6(169,980円)
【G-GEAR GA5J-C230B3/NT6】の評価
CPU | |
グラフィック | |
メモリ | |
価格 | |
コスパ |
CPU | Core i5-13400F |
グラフィック | GeForce RTX 4060 8GB |
メモリ | 32GB |
ストレージ | 1TB SSD |
参考価格 (公式サイト) | 169,980円 |
1位とは方向性が違うけどこちらもおすすめ!
1位のPCよりもCPUの性能は下がりますが、代わりに物理メモリとストレージの容量が2倍になっています。
物理メモリが多いと複数のソフトとゲームを同時に起動しやすくなるため、ゲームをしながら複数のプログラムを並行して動かす場合などに便利です。また、ストレージもゲーム用途だとすぐにいっぱいになってしまうため、標準で1GBが搭載されているのも嬉しいポイント。
GALLERIA RM7C-R46T(189,979円)
【GALLERIA RM7C-R46T】の評価
CPU | |
グラフィック | |
メモリ | |
価格 | |
コスパ |
CPU | Core i7-14700F |
グラフィック | GeForce RTX 4060 Ti 8GB |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 500GB SSD |
参考価格 (公式サイト) | 189,979円 |
分割払いの目安 (36回分割) | 約5,300円 / 月 (分割手数料無料) |
スペックに少し余裕を持っておきたい方はこちらのモデルもおすすめです。
特に良い解像度のモニターを使って遊びたい方は、RTX4060だとゲームによってパワー不足になる場面があるため、「RTX4060 Ti」にしておくと少し安心できます。
また現状の「Deadlock」はテストプレイなのでどのグラボで動作不具合が出るかはわかりませんが、とはいえゲームの最適化が行われるまでは多少スペックが高い方が動かしやすいケースも多くあります。本リリースまでがっつり遊んでいくことを考えるならこのモデルもアリ。
おすすめのゲーミングPCをいくつか紹介しましたが、初心者の方がゲーミングPCを選ぶ際に注意した方が良い点がいくつかあるためこちらも紹介します。
専門的な話をすればパーツの組み合わせなど色々な点があるのですが、今はおおむねどの通販サイトでも最低限のラインは満たしたものが販売されています。
ここでは、ゲーミングPC初心者の方に向けてまず抑えておくべき注意点として下記3点を紹介します。
- ノート型ではなくデスクトップ型にする
- 自分が必要としているスペックを把握する
- 何年後に買い替えるかを想定する
とにかく「その機能は必要なのか?」あるいはその逆で「その機能は本当になくても大丈夫なのか?」ということをよく検討するようにしましょう。
より詳しくは下記のページでも詳細を解説しています。よろしければぜひご覧ください。
ドスパラなどはBTOのゲーミングPCのため、購入直前にパーツの増設やアップグレードを行うカスタマイズが可能です。
もちろん本体購入後に自分で安いパーツをPCに組み込むことも可能ですが、慣れないうちは店舗側で組み込んでくれる事前カスタマイズを利用することをおすすめします。
特に物理メモリやストレージなどは後で不足すると困ってしまうので、事前によく検討するようにしましょう。
今回は「Deadlock」の推奨スペックについておすすめゲーミングPCと併せて紹介しました。
サービスの本格リリースは先になりますが、テストプレイの終了時期は決まっていないため、まだしばらくは遊べそうです。
要求スペックも判明しない中ではありますが、公式から発表された情報などがあればまた適宜追加していきたいと思います。
あなたのこれからのゲームライフがより良いものになることを願っています!
CPUにはハイクラスモデルではおなじみ「Core i7-14700F」、グラフィックスには「RTX 4070 Ti SUPER 」と、WQHDはもちろん、4Kでのプレイも視野に入るほどハイスペックな構成!
30万円を超えるため予算に余裕のある方向けではあるものの、コスパも非常に良くまとまっており、性能の良いゲーミングPCが欲しい方には一番おすすめできるモデルです。
CPUには「Ryzen 7 5700X」、グラフィックスには最新の3Dゲームも十二分に遊べる「GeForce RTX 4060 Ti」を搭載したモデル。フルHDで遊ぶならこのモデルがコスパ良!
ゲーミングPC初心者の方はもちろん、ゲーミングPCを買い替える脱初心者の方にもおすすめできるイチ押しモデルです!
ゲームに必要な周辺機器計7点がセットになったモデル。周辺機器を揃えるとなると安くてもPC本体の他に2~3万円程度が追加でかかりますが、それらが全部いっぺんに揃います!
CPUには「Core i5-14400F」、グラフィックスには「GeForce RTX 4060 Ti」を搭載。最新の3Dゲームも十分に遊べるスペックです。