クリエイターPCとゲーミングPCの違いとおすすめPC10選の紹介!動画編集・イラスト・3Dモデリングに適したモデルを厳選

※記事内のリンクには広告が含まれています。

ゲーミングPCを探していると「クリエイターPC」というカテゴリを見かけることがあります。

この「クリエイターPC」と呼ばれているモデルたちはゲーミングPCとはどのような違いがあるのでしょうか。

今回はそんなクリエイターPCに焦点を当て、その特徴を中心に解説しつつ、おすすめのクリエイターPCのモデルも紹介していきます。

ぜひ最後までお付き合いください!

私がこの記事を書いています!

ゲームPCラボ管理人

KUL

経歴・想い

当時ハマっていたMMOが好きすぎてそのまま運営会社に就職、その後ゲーム内イベントの企画やデバッグ・GMなどを担当していました。今は業界から離れてしまったもののゲーム好きなのはずっと変わらず。

社会人になりたての頃に何もわからないまま購入したゲーミングPCで失敗…。最近周囲でゲーミングPCを検討する人が増えてきたこともあり、自分と同じ失敗をしてほしくないという思いからこの「ゲームPCラボ」を立ち上げました。

クリエイターPCとは?

クリエイター向けに調整されたハイスペックPC

クリエイターPCとは、その名の通り「クリエイター向けに調整されたPC」のことを指します。

「ゲーミングPC」がゲームを遊ぶことに向いたPCであるように、「クリエイターPC」は映像編集や3Dモデリング、音楽制作(DTM)、イラスト制作など、様々なクリエイティブを生み出すことに向いているPCと言うことができます。

比較対象としてよく「ゲーミングPC」が挙げられますが、クリエイターPCとゲーミングPCのパーツ構成は方向性が少し異なっていることが多いです。

KUL
KUL

とはいえ「ゲーミングPCだと映像編集ができないのか」「クリエイターPCだとゲームはできないのか」というとそうでもなく……どちらも結局はハイスペックなPCなので、だいたいのモデルは両方の用途を担うことが可能です。

それではここからは実際の両者の違いを具体的に見ていきましょう。

クリエイターPCとゲーミングPCの違い

ゲームPCラボが考えるクリエイターPCとゲーミングPCの違いは下記の表のとおりです。

クリエイターPCゲーミングPC
用途例映像制作・編集
3Dモデリング
イラスト制作
PCゲーム
ゲーム配信など
推奨CPUハイクラス
コア数が多いもの
ミドル~ハイクラス
高クロックのもの
推奨GPUエントリー~ハイクラスハイクラス
推奨メモリ容量16GB〜
(映像関係は32GB〜)
16GB〜
推奨ストレージ構成SSD+HDDSSD
ゲームPCラボが考えるそれぞれの違い
KUL
KUL

ここで言う「クリエイターPC」はあくまでも一般の人が扱うレベルのクリエイティブを想定しています。8Kの映像を扱ったり、建築CADで大規模な設計を行ったりするプロレベルの本格的な作業の場合は、さらに上位の「ワークステーション」がおすすめ。

クリエイターPCは「作業効率・長時間の安定動作」が重要

クリエイターPCは、作業の効率や速度はもちろん、長時間の継続的な作業に耐えうるパーツ構成であることが非常に重要となります。本格的なものを求めるなら、CPUはマルチスレッド性能が高く、突き詰めればコア数の多い「Ryzen 9 7950」「Core i9シリーズ」などが好まれます。

もちろんGPUの性能も重要。特に映像編集はVRAMの容量が重要となるため、最低でも8GB、できれば12GB程度を確保しておくとより快適に作業できるようになるかと思います。

KUL
KUL

なお、4Kなどの高解像度の映像を扱う場合は12GBが最低ラインになります。快適性を求めるならもう一段上のものを狙う必要が出てきます。

また、安定性を保つためにも冷却性能がしっかりしたモデルを選定することも重要です。特にレンダリング作業はPCへの負荷が高くパーツの発熱量も多くなるため、CPUクーラーはできれば冷却性能の高い「水冷クーラー」を採用したモデルをおすすめします。もし空冷の場合でもなるべく冷却性能の高いものを選ぶようにしましょう。

KUL
KUL

ちなみに音楽制作(DTM)イラスト制作用途の場合は、全体的にそこまで性能が高くなくても大丈夫なことが多いです。

ゲーミングPCは「ゲームを快適に遊べる構成」が重要

一方、ゲーミングPCは高フレームレートや高画質・高解像度でのゲーム体験を重視するため、CPUはもちろん、特にGPUの性能が重要となります。

これは「リアルタイムレンダリング」と呼ばれる、その時々のプレイヤーの入力に応じた描画が必要となるためで、GPUの性能が低いとフレームレートの低下や映像の読み込みの遅延などが発生するようになります。

KUL
KUL

CPUやGPUのスペック不足が起こす問題については下記の記事でもまとめています。

CPUはGPUと比べるとそこまで性能の高いものが必要になることは少ないですが、GPUの性能を引き出せる程度の性能は必要になります。一般的には「クロック数」の高いもの(Ryzen 7、Core i7以上)が特に適していると言われています。

一方で、DLSSやFSRなどのフレーム生成を利用する場合にはCPUの性能が重要になることも。動作の重いゲームをプレイする場合にはある程度のCPUの性能も必要になってきます。

20万円台のおすすめクリエイターPC3選

GALLERIA XA7C-R46-C(226,980円)

CPUCore i7-14700F
グラフィックGeForce RTX 4060 8GB
メモリ32GB
ストレージ1TB SSD
参考価格
(公式サイト)
226,980円
分割払いの目安
(36回分割)
約6,300円 / 月
分割手数料無料
GALLERIA XA7C-R46-Cの性能

ドスパラ公式サイトで見る

ドスパラのブランド「GALLERIA」シリーズのクリエイターPCです。

高価格帯のラインナップが多いクリエイターPCの中では比較的安価な部類に入るモデルです。CPUには高価格帯のゲーミングPCにも搭載される「i7-14700F」を採用しており、動画編集や3Dモデリングなど様々なクリエイティブ作業をこなすことが可能です。

ストレージは標準で1TB SSDを搭載しています。データ保存用に2TB HDD(+9,900円)を増設すると、使い勝手はさらに良くなります

通常のガレリアのゲーミングPCとクリエイターPCの大きな違いは「PCケース」と「CPUファン」。通常のガレリアPCは側面がガラスパネルになった「ゲーミングPCっぽさ」のあるPCケースを採用していますが、クリエイターPCは側面のパネルが排除された仕様となっています。また、CPUファンも通常のガレリアPCに使われている「大型CPUファン」ではなく、定評のあるnoctuaシリーズの「noctua NH-U12S redux」が採用されています。

KUL
KUL

ゲーミングPCよりも少し割高ですが、そのぶん使用するパーツにはこだわりを感じます。

DAIV FM-A5G5A (イラスト向け液晶ペンタブレットセット)(269,800円)

CPURyzen 5 7500F
グラフィックGeForce RTX 3050 8GB
メモリ16GB
ストレージ1TB SSD
参考価格
(公式サイト)
269,800円
分割払いの目安
(36回分割)
約7,500円 / 月
分割手数料無料
DAIV FM-A5G5Aの性能

マウス公式サイトで見る

こちらは周辺機器一式が付属するクリエイターPCです。特にイラスト制作を始めたい方、これから良い機材に買い替えたい方におすすめです。

モニターは27インチの大きめのWQHDモニター。一般的なフルHDモニターよりも高解像度に対応しているため、細かい書き込みにも向いています。キーボード・マウスは両方ともワイヤレスで、卓上をすっきりさせることが可能です。Amazonで買うと約34,000円のモニターです。

付属する液晶ペンタブレットは「XPPen Artist13.3 Pro」、13.3インチのコンパクトな液タブ。寸法は横390.4mm・縦 249.98mm・厚さ12.9mmとはじめての液タブにはぴったりのサイズ感で、こちらはAmazonで購入するならおおよそ約23,000円くらいの製品です。

付属品を考慮すると本体価格は20万円程度となります。性能と比較するとだいぶ割高も見えるモデルですが、エアフローを考慮したりしているPCケースが結構値段が張るようです。クリエイターPCに求められる安定性を重視するとこれくらいになってしまうのかも…。

特に周辺機器は何を選んだら良いのかわからないという方はこのセットを選んでおくのもアリです。

KUL
KUL

CPUやGPUだけを見るととんでもなく割高に見えますが、USBポートが多くメモリ拡張性が高いマザーボードが使われていたりなど、見えない部分に少し良いパーツが使われています。それでも少し割高ではありますが…

DAIV FX-I7G60(299,800円)

CPUCore i7-14700KF
グラフィックGeForce RTX 4060 8GB
メモリ32GB
ストレージ1TB SSD
参考価格
(公式サイト)
299,800円
分割払いの目安
(36回分割)
約8,330円 / 月
分割手数料無料
DAIV FX-I7G60の性能

マウス公式サイトで見る

マウスコンピューターのクリエイターPCをもう1つ紹介。

こちらはCPUに「i7-14700KF」を採用、クリエイティブ作業に必要な性能を十分に備えています。

このモデルはディスプレイを4枚まで接続できるマザーボードを搭載しているのも特徴のひとつ。映像編集や音楽制作など、複数画面が並行できると便利な作業には非常におすすめです。

ちなみに+10,000円が出せるなら次に紹介する「DAIV FX-I7G6T」もおすすめです。

KUL
KUL

また標準で無線LANモジュールを搭載しているためWi-Fiでの接続も可能!デスク周りをなるべくコードレスにしたい方にもおすすめ。

30万円台のおすすめクリエイターPC4選

DAIV FX-I7G6T(309,800円)

CPUCore i7-14700KF
グラフィックGeForce RTX 4060 Ti 8GB
メモリ32GB
ストレージ1TB SSD
参考価格
(公式サイト)
309,800円
分割払いの目安
(36回分割)
約8,600円 / 月
分割手数料無料
DAIV FX-I7G6Tの性能

マウス公式サイトで見る

DAIV FX-I7G60」のGPUを上位モデルの「RTX4060Ti」に換装したモデルです。

その他の仕様は「DAIV FX-I7G60」と基本的に同じ。映像・動画編集、3Dモデリングなどクリエイティブ制作全般におすすめのモデルです。

KUL
KUL

ちなみにOffice2024がセットになったモデルも選択可能。なんだかんだexcelファイルやwordファイルは普通に送られてくるので業務用で使うならOffice付きもアリです。自分で別で買うよりも安いです。

GALLERIA UA9C-R46-C DaVinci Resolve エントリー認定モデル(367,980円)

CPUCore i9-14900KF
グラフィックGeForce RTX 4060 8GB
メモリ32GB
ストレージ1TB SSD
参考価格
(公式サイト)
367,980円
分割払いの目安
(36回分割)
約10,300円 / 月
分割手数料無料
GALLERIA UA9C-R46-Cの性能

ドスパラ公式サイトで見る

動画・映像編集用途でおすすめのクリエイターPCです。

こちらは「DaVinci Resolve エントリー認定モデル」に認定されており、映像編集ソフトの「DaVinci Resolve」の動作認証を受けたモデルとなっています。フルHDの映像編集において、「カラーコレクション」「音声編集」「Fusionタイトル」「Resolve FX」「ノイズリダクション」「AI音声分離」「H.264への書き出し」が問題なく動作することが確認されています。

「DaVinci Resolve」のユーザーであればこちらのモデルは選択肢として非常にアリです。

KUL
KUL

より快適な環境を目指すのであれば、このモデルよりもVRAMの大きいGPUが搭載しているモデルを選ぶと良いと思います。映像編集に関しては、このモデルがひとつの基準になります。

DAIV FX-I7G6T(3Dモデリング向けセット)(369,800円)

CPUCore i7-14700F
グラフィックGeForce RTX 4060 Ti 8GB
メモリ32GB
ストレージ① 1TB SSD
② 2TB HDD
参考価格
(公式サイト)
369,800円
分割払いの目安
(36回分割)
約10,270円 / 月
分割手数料無料
DAIV FX-I7G6Tの性能

マウス公式サイトで見る

マウスコンピューターの3Dモデラー向けの一式セットです。

PC本体の他にWQHDモニター、左手キーボード、ワイヤレスキーボード・マウスがセットになっています。左手キーボードがセットになったモデルはなかなか見ないレアな仕様。

また本モデルはストレージが2つ搭載されているのも大きな特徴のひとつ。メインストレージの1TB SSDの他に、データ保存用の2TB HDDが搭載されています。特に3Dモデリングはひとつひとつのファイルが大きくなりがちで、そこへさらにUnityなども併用するとストレージはかなりの勢いで圧迫されていきます。

作成したデータを保存するストレージがはじめから搭載されているのは3Dモデラーにとって嬉しいポイントです。

KUL
KUL

VRCをやるので私もBlenderやUnityもよく触るのですが、気軽に作ったプロジェクトファイルがいつの間にか数GBにまで膨らんでいることがよくあります。3Dを扱うならストレージは本当に重要です。

DAIV FX-I7G6T(動画・画像編集向けセット)(379,800円)

CPUCore i7-14700F
グラフィックGeForce RTX 4060 Ti 8GB
メモリ32GB
ストレージ① 1TB SSD
② 2TB HDD
参考価格
(公式サイト)
369,800円
分割払いの目安
(36回分割)
約10,270円 / 月
分割手数料無料
DAIV FX-I7G6Tの性能

マウス公式サイトで見る

こちらは動画編集者向けの周辺機器がセットになったモデルです。

WQHDモニターにワイヤレスキーボード・マウス、そして左手デバイスの「TourBox NEO」がセットになっています。

「TourBox NEO」はここ数年広告でよく流れているのでご存知の方もいるかもしれませんが、ボタンやホイールにそれぞれショートカットを設定することができるデバイスです。様々なショートカットがある映像編集ソフトはもちろん、イラスト制作などにも活用することが可能です。

モデル名には「動画・画像編集向けセット」という名称が付いてはいますが、クリエイティブ用途全般におすすめできるモデルです。

KUL
KUL

3Dモデリングにも便利なデバイスです!

40万円以上のおすすめクリエイターPC4選

DAIV FX-I7G7A(469,800円)

CPU Core Ultra 7 265K
グラフィックRTX 4070 Ti SUPER 16GB
メモリ32GB
ストレージ2TB SSD
参考価格
(公式サイト)
469,800円
分割払いの目安
(36回分割)
約13,050円 / 月
分割手数料無料
DAIV FX-I7G7Aの性能

マウス公式サイトで見る

CPUに「Core Ultra7 265K」、GPUに「RTX 4070 Ti SUPER」を搭載したハイパワーなクリエイターPC。4K動画の編集はもちろんVFX制作などもこなすことができる、まさにクリエイター向けのモデルとなっています。

ディスプレイも4枚まで接続可能、USBポートは背面に8箇所、上面に1箇所と接続機器が多くなっても安心の多数配置。CPUクーラーも冷却性能を重視した水冷クーラーを採用しており、動作の安定性もしっかりと確保しています。

ちなみにマウスコンピューターのPCはこのモデルに限らず、標準で3年間の無償保証が付いています。これはドスパラやツクモなどの大手BTOメーカーの保証と比べるとかなり長い期間となっています。機械が苦手な方、故障が不安な方はマウスコンピューターでの購入がおすすめです。

KUL
KUL

ちなみにどのメーカーでも保証はついていますが、だいたいは1年間のみ。延ばす場合にはオプションでお金がかかることも多いです。

GALLERIA ZA9C-R57T-C(519,979円)

CPUCore Ultra 9 285K
グラフィックRTX 5070 Ti 16GB
メモリ32GB
ストレージ1TB SSD
参考価格
(公式サイト)
519,979円
分割払いの目安
(36回分割)
約14,500円 / 月
分割手数料無料
GALLERIA ZA9C-R57T-Cの性能

ドスパラ公式サイトで見る

2025年2月20日に発売されたばかりの「RTX5070Ti」を搭載したクリエイターPCです。CPUには現状のハイエンドCPUである「Core Ultra 9 285K」を搭載、CPU・GPUともにハイスペックな構成を実現しています。

終売となったRTX40シリーズに代わって次代のGPUの主流を担うことになるRTX50シリーズ。発売されたばかりで未知な点も多くある「RTX5070Ti」ですが、人気が高騰してなかなかすぐには手に入らないモデル。これを機に早めに手に入れておくのもアリです。

KUL
KUL

おそらく「RTX5070Ti」の性能は「RTX4070 Ti SUPER」と「RTX4080」の間くらいになるのではないかという気がしています。RTX50シリーズについては下記記事でも触れているので気になる方はどうぞ!

DAIV FX-I7G80(539,800円)

CPU Core Ultra 7 265K
グラフィックRTX 5080 16GB
メモリ32GB
ストレージ2TB SSD
参考価格
(公式サイト)
539,800円
分割払いの目安
(36回分割)
約15,000円 / 月
分割手数料無料
DAIV FX-I7G80の性能

マウス公式サイトで見る

こちらはGPUの性能により力を入れたクリエイターPCです。

GPUには「RTX5080」を採用し、非常に高いパフォーマンスで高解像度の映像編集にも耐えうる構成となっています。ストレージも2TB SSDが標準搭載されているのも嬉しいポイントです。

KUL
KUL

正直ここまでのスペックとなると性能の予測が難しいですが、一般の人が買うクリエイターPCとしてはこのあたりが手が届く上限ラインかと思います。

クリエイターPCについてのよくある質問

ここからはクリエイターPCを購入する上で気になりそうな疑問に回答していきます。

クリエイターPCなら「NVIDIA RTX(旧:Quadro)」を搭載したモデルがいいのでは?

KUL
KUL

クリエイターPCなら「NVIDIA RTX」は必要ないのではと考えています。

何より金額が高いのと本格的な業務用なので、クリエイターPCにはオーバースペックではないかという気がします。どちらかというと「NVIDIA RTX」を搭載したモデルはクリエイターPCではなく「ワークステーション」という別のジャンルになります。

「ワークステーション」というのは、8Kの映像を複数扱ったり、建築業界のCAD(設計ソフト)などで大量の3Dデータを扱う場合など、比較的大規模かつ本格的な業務用途で使われるPCです。業務用という枠にあるためか、BTOメーカーにもそこまでラインナップが用意されていないという問題もあって、今回の記事では扱わないこととしました。あとは100万円を超えるようなモデルが多いので、あまりにも現実離れしているという問題も…。

youtubeの簡単な動画を作るくらいでもクリエイターPCは必要?

KUL
KUL

字幕を入れたり、映像をカットしたりなどのちょっとした編集であればクリエイターPCは不要です。

それこそ作業の速さや効率を求めないのであれば、動画の解像度次第では10万円以下の事務用のPCでも意外と作業ができたりします。クリエイターPCはあくまでも効率の良い作業を求める方、負荷のかかるエフェクトやプラグインを使う方向けというイメージです。これから本格的に本職や副業でクリエイティブに取り組んでいきたいという方にもおすすめです。

ノート型のクリエイターPCってアリですか?

KUL
KUL

個人的にはあまりおすすめはできません…

デスクトップ型と比べて金額が高くなるので私はあまりおすすめしていません。今回の記事でノートPCをひとつも扱わなかったのもこれが大きな理由のひとつです。特にクリエイターPCはゲーミングPCと比較して割高なので……。

とはいえ、どこでも作業ができるというのは確かに大きなメリットではあります。自分の働き方次第ではノート型を検討してみても良いかもしれません。

【初心者向け】ゲーミングPC購入時のカスタマイズについて

ドスパラやマウスでは、購入直前にパーツの増設やアップグレードを行うカスタマイズが可能です。

もちろん本体購入後に自分で安いパーツをPCに組み込むことも可能ですが、慣れないうちは店舗側で組み込んでくれる事前カスタマイズを利用することをおすすめします。

特に物理メモリやストレージなどは後で不足すると困ってしまうので、事前によく検討するようにしましょう。

最後に

今回はクリエイターPCについてまとめてみました。

一見すると違いがよくわからない「クリエイターPC」と「ゲーミングPC」ですが、実はそこまで明確な違いはありません。率直に言うと、クリエイターPCをそのままゲーミングPCのカテゴリで販売していても誰も気づかないのではないかと思います…。

ただ、クリエイターPCの方がゲーミングPCと比べて冷却性能やエアフローに少し気を使っているのは確か。PCに対しても高いクオリティを求めていく方は、ゲーミングPCよりもクリエイターPCが向いているかもしれません。

一方でどうしてもクリエイターPCの方がゲーミングPCよりも高額になりがちなので、ある程度予算が決まっている方はその予算に応じたゲーミングPCを購入するというのもひとつの手です。

当サイトでは価格帯ごとにゲーミングPCを紹介していますので、もし予算別のゲーミングPCも気になる方はぜひこちらも覗いてみてください。