グラボはNVIDIA GeForceとAMD Radeonどっちにすべき?グラボ選びの注意点やGPU型番の読み方なども紹介

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ゲーミングPCを調べていると必ず出てくる「グラフィックボード」

NVIDIA、AMD、Intelグラフィックス…玄人志向……何が違うの!?

今回はそんな疑問を持っている方に向けた記事です。

グラフィックボードは処理性能が高ければ高いほど出来ることも増えていきますが、よく考えずに性能の高いものを買ってしまうと、オーバースペックとなりお金の無駄遣いとなってしまうことも……

今回の記事では、ゲーミングPC初心者の方に向けて、グラフィックボードを選ぶ際の注意や型番の読み解き方について紹介していきます。

この記事は私が書いています!

元・MMORPG GM担当

KUL

経歴・想い

当時ハマっていたMMOが好きすぎてそのまま運営会社に就職、その後ゲーム内イベントの企画やデバッグ・GMなどを担当していました。今は業界から離れてしまったもののゲーム好きなのはずっと変わらず。

社会人になりたての頃に何もわからないまま購入したゲーミングノートで後悔&失敗…。最近周囲でゲーミングPCを検討する人が増えてきたこともあり、自分と同じ失敗をしてほしくないという思いからこの「ゲームPCラボ」を立ち上げました!

グラフィックボードとは

違いを説明する前に、まずグラフィックボードについて簡単に説明します。

「グラフィックボード」とは、PCの中でも映像処理に特化したパーツです。

呼び方にはグラボグラフィックカードビデオカードグラフィックスと色々なものがありますが、基本的にはどれも同じと考えて大丈夫です。

KUL
KUL

ちなみに「GPU」は「グラフィックボード」とは異なります!

「グラフィックボード」と「GPU」の違い

「GPU」はグラフィックボードを構成するパーツの1つで、映像処理に特化した「CPU」というイメージ。

この「GPU」や、同じく映像処理に特化したメモリである「VRAM」などをまとめて一つにしたパーツのことを「グラフィックボード」と呼びます。

同じ型番のグラフィックボードが様々なメーカーから発売されている理由

グラフィックボードを調べている中で、同じ型番のグラフィックボードが色々なメーカーから発売されているのを見たことはありませんか?

実はあれもこのグラフィックボードとGPUの違いからくるもの。

今回扱う「NVIDIA GeForce」や「AMD Radeon」などは、グラフィックボードの中にある「GPU」を作成しているメーカー・ブランド名です。

一方で、「玄人志向」や「MSI」という名前を見聞きしたことがあるかもしれませんが、これらは「グラフィックボード」を作成しているメーカー・ブランド名です。

これらのグラボメーカーは、先に挙げたNVIDIAやAMDのGPUをベースにグラフィックボードを組んでいます。そのため、たとえば同じ「RTX4070」であっても異なるメーカー名・ブランド名を冠した様々なグラフィックボードが販売されているというわけです。

KUL
KUL

GPUは同じですが、GPU以外のパーツに各メーカーの個性が出るため、それが冷却性能・寿命・静音性などのパフォーマンス、あるいはデザイン性などに表れてきます。

NVIDIA製(GeForce)とAMD製(Radeon)のどちらを選ぶべきか

現在、グラフィックボードに使われるGPUはNVIDIA製AMD製の2択となっています。

結論から言うと、

KUL
KUL

困ったり迷ったりしたらとりあえずNVIDIA製を選んでおけばOK

予算40万円レベルのハイクラスのゲーミングPCであれば話は変わりますが、予算20~30万程度までで普通のゲーム用途であれば「とりあえずNVIDIA製」という選び方で大きな問題はありません。

NVIDIA製のGPUとAMD製のGPUの特徴

もう少し細かくそれぞれを見ていくと、両メーカーのGPUには下記のような特徴があります。

NVIDIA製(GeForceシリーズ)の特徴
  • 他のPCパーツがNVIDIA製との相性を考えて設計されていることが多い
  • とにかく「無難」で何かと分かりやすい
AMD製(Radeonシリーズ)の特徴
  • CPUと合わせて動画編集などのクリエイティブに向いた性能
  • NVIDIA製と比べて少し価格が安い

AMD製にするメリットがある方は、たとえば動画編集などのクリエイティブ方面の作業が多い方などです。

動画編集などの複雑な作業はマルチコア性能が高いAMD製のCPUと組み合わせるとさらに効率良く作業をこなせるため、AMD製を選ぶならパーツも全体的にAMD製で揃えたいところ。

ただ、ゲーミング性能が低いのかと言うとそういうわけではなく、近年は特にAMDから「X3Dシリーズ」というゲーミング用途に強いCPUも出てきており、PCゲームを遊ぶ上では「AMDもアリ」というケースが増えてきました。

KUL
KUL

最新は「Mecha Break」の推奨スペックにもこの「X3Dシリーズ」が登場し、ついに来たかと少しざわざわしました(私が)

加えて、AMD製は同等のスペックのNVIDIA製と比べて比較的価格が安いというメリットもあります。

初心者の方であれば、基本的にはNVIDIA製で、少し全体の価格を抑えたい」「動画編集をしたいという方であればAMD製、という選び方もアリかもしれません。

KUL
KUL

ちなみに私ははじめて買ったPCからずっとNVIDIA製のグラボを選んでいます!

グラフィックボードを選ぶ前に知っておくべきこと

どのスペックのグラフィックボードを選んだら良いのかは「遊びたいゲームの推奨スペック次第」という回答になりますが、それ以前の問題として絶対に間違えてはいけないものがあります。

それが「内蔵GPU」です。

独立したGPUと内蔵GPUの違い

大半のゲーミングPCにおいて、グラフィックボードは「独立した一つのパーツ」として搭載されており、その中にあるGPUが映像の処理を行っています。

ただし、ゲーミングPC以外の事務用のPCでは、そもそもグラフィックボードが搭載されていないモデルというのも多く存在します。そのようなPCはグラフィックボード内のGPUの代わりに、CPU内の「内蔵GPU」と呼ばれるプロセッサが主に映像の処理を行っています。

グラフィックボードが独立しているかどうか、もっと言うとGPUが独立しているかどうかというのは、PCのゲーミング性能において非常に重要な要素になります。

それぞれどのメリット・デメリットは下記の通りになります。

一見するとそれぞれ一長一短があるようにも見えますが、右側の内蔵タイプには「映像処理能力が低い」という非常に大きなデメリットがあります。

近年のほとんどのオンラインゲームは独立タイプのグラフィックボードの搭載が求められています。

もしPCを購入する際この内蔵タイプのものを選んでしまうと、その時点で遊べるゲームにかなりの制限がかかってしまうのでここの選択を間違えることだけはないようにしましょう。

KUL
KUL

とはいえ内蔵タイプは比較的価格が抑えられるのでハイスペックでなくてもいい「事務作業」がメインのPCに向いています。

注意すべき内蔵GPUのPCの例

では、気をつけないといけない内蔵タイプの例を具体的に見ていきましょう。

今回はマウスコンピューターで販売されている「mouse SH-I5U01」を例に進めます。

このPCのグラフィックスの欄を見ると「インテル® UHD グラフィックス 730」という記載があります。

マウス公式サイトよりキャプチャ撮影

このような表記のものが内蔵タイプです。グラフィックボードを積んでいないPCは基本的には事務系の作業がメインのもの。

エクセルで作業をしたり、ネットサーフィンをする程度であれば問題ありませんが、3Dゲームをする場合はどうしても力不足になりがちです。

最新のFPSなどが遊べる「ゲーミングPC」を購入したい場合は、必ず「グラフィックス」の欄にNVIDIAかAMDのGPUが搭載されている「独立タイプ」を選ぶようにしましょう。

KUL
KUL

実際は本当に軽いゲームであればプレイできますが、友達と「他のゲームも遊びたい!」となったときに一緒に遊べなくなる可能性が高いです。

内蔵GPUのPCは絶対に避けるべきか?

とはいえ、遊びたいゲームによっては内蔵GPUのPCでも十分なことももちろんあります。

たとえばsteamで販売されているゲームや昔のMMORPG。こういった動作の軽いゲームはグラフィックボードがなくても満足に遊べるものも多くあります。

内蔵GPUのPCの一番のメリットは価格が抑えられていることです。遊びたいゲームの推奨スペックを確認してグラフィックボードが必要なさそうであれば、内蔵GPUのPCを選ぶというのも賢い選択肢になります。

内蔵GPUのPCを探している方は下記の記事でまとめているのでよろしければぜひご覧ください!

グラフィックボードに書かれている型番の読み方

ここからはグラフィックボードに使われているGPUの型番の読み方について解説します。

NVIDIA製とAMD製で細かい数字やアルファベットの読み方が少し異なっています。

一見難しそうですが、読み方が分かると型番を見ただけで性能の良し悪しがある程度判断できるようになるのでぜひ少し覚えておくことをおすすめします!

グラフィックボードの型番の読み方

グラボの型番の読み方は下の図の通りです。

KUL
KUL

基本的にはNVIDIA製もAMD製も数字が大きいほど性能が高いと思ってOKです!

現在はNVIDIA製であればRTX4000番台、AMD製であればRX7000番台が主流となっています。

世代とグレードの数字が大きいほど、接尾辞が示す性能が高いほど、PC本体の性能と金額が高くなります。

KUL
KUL

ただ「RTX4060」と「RTX3080」は後者の方が性能が高いなど例外もあります。

前半の「世代の数字」が上でも、後半の「グレードの数字」が低いと、この法則に逆転現象が起こることもあるので、異なる世代での比較には注意が必要です。

AMD製・NVIDIA製のGPUを搭載したおすすめゲーミングPC

ここからはAMD・NVIDIAのそれぞれのGPUを搭載したおすすめのゲーミングPCを紹介します!

AMD搭載のおすすめゲーミングPCランキングはこちらから!

KUL
KUL

AMD搭載のPCは比較的ハイスペックなものを中心に取り上げています!

NVIDIA搭載のおすすめゲーミングPCランキングはこちらから!

KUL
KUL

NVIDIA搭載のPCは比較的バラエティに富んだものを取り上げています!

AMDおすすめゲーミングPC4選

AMD Radeon搭載おすすめゲーミングPCランキング

順位製品名購入リンク参考価格(税込)CPUグラフィックメモリストレージCPUクーラーカスタマイズ
G-Tune DG-I7A8X公式サイト307,500円Core i7-14700FRadeon RX 7800 XT 16GB32GB1TB SSD水冷
G-Tune FG-A7A8X公式サイト354,800円Ryzen 7 7700XRadeon RX 7800 XT 16GB32GB2TB SSD空冷
FRGK-B650M/SK1公式サイト207,800円Ryzen 5 7600Radeon RX 7600 8GB16GB500GB SSD空冷
GALLERIA RM5R-66公式サイト122,980円Ryzen 5 4500Radeon RX 6600 8GB16GB500GB SSD空冷
※参考価格は公式サイトを参照しています(2024年9月現在の価格)
順位製品名購入リンク参考価格(税込)CPUグラフィックメモリストレージCPUクーラーカスタマイズ
GALLERIA RM5R-66公式サイト122,980円Ryzen 5 4500Radeon RX 6600 8GB16GB500GB SSD空冷
FRGK-B650M/SK1公式サイト207,800円Ryzen 5 7600Radeon RX 7600 8GB16GB500GB SSD空冷
G-Tune DG-I7A8X公式サイト307,500円Core i7-14700FRadeon RX 7800 XT 16GB32GB1TB SSD水冷
G-Tune FG-A7A8X公式サイト354,800円Ryzen 7 7700XRadeon RX 7800 XT 16GB32GB2TB SSD空冷
※参考価格は公式サイトを参照しています(2024年9月現在の価格)

G-Tune DG-I7A8X

G-Tune DG-I7A8Xの評価
CPUCore i7-14700F
グラフィックRadeon RX 7800 XT 16GB
メモリ32GB
ストレージ1TB SSD
参考価格
(公式サイト)
307,500円
分割払いの目安
(36回分割)
約8,500円 / 月
分割手数料無料
G-Tune DG-I7A8X の性能
KUL
KUL

ゲーミングPCらしさ・性能・金額のバランスが取れたモデル!

マウスコンピューターが展開している「G-Tune DG-I7A8X」が2位です。

パーツ構成はCPUに上位モデルとしては安定の「Core i7-14700F」へ「Radeon RX 7800 XT 16GB」を合わせ、非常にバランスの取れた構成となっています。こちらもボトルネックはほぼ発生しない組み合わせ。

WQHDでゲームを遊ぶには文句なしの性能です。ビジュアルも白ケースに側面ガラスパネルなので、中が透けて光も漏れるいわゆる「ゲーミングPC」っぽさがあるのも良いところ。

メモリは標準で32GB(16GB×2)、最大64GBまでの搭載が可能となっています。

このモデルで少し面白いのが、前面上部にHDMIポートが設置されている点。VRで使用するHMD(VRゴーグル)をHDMIで接続する際、わざわざ後ろではなく前面に挿せるので非常に便利ということらしいです。

前面パネル上部のHDMIポート

該当するHMDを持っていたりHDMI接続の機器を頻繁に抜き差しするような方は、この作りは結構珍しい気がするのでおすすめできるかもしれません。

KUL
KUL

ただ背面のUSBポートは5カ所なので全体としてはちょっと控えめな数かも

G-Tune FG-A7A8X

【G-Tune FG-A7A8X】の評価

G-Tune FG-A7A8X の評価
CPURyzen 7 7700X
グラフィックRadeon RX 7800 XT 16GB
メモリ32GB
ストレージ2TB SSD
参考価格
(公式サイト)
354,800円
G-Tune FG-A7A8X の性能

マウス公式サイトで見る

AMDのGPUを積んでいるAMDらしい構成のPCを求めるならこちら。

CPU・GPU・マザーボードがAMDで統一されているため、映像処理のパフォーマンスはなかなか。1位に引き続き、こちらもゲームもWQHD解像度を十分に狙えるスペックなので、高画質でのゲームプレイを求める方には最適。

少し価格高めにも見えますが、標準で2TBのストレージDVDドライブが搭載されているほか、若干良いマザーボードも搭載されているため決してコスパが悪いわけではありません。

KUL
KUL

USBポートも全部で14カ所搭載と結構多め!接続機器の多い人は1位のPCよりもおすすめかも

FRGK-B650M/SK1

【FRGK-B650M/SK1】の評価

FRGK-B650M/SK1の評価
CPURyzen 5 7600
グラフィックRadeon RX 7600 8GB
メモリ16GB
ストレージ500GB SSD
参考価格
(公式サイト)
212,800円
FRGK-B650M/SK1 の性能

FRONTIER公式で詳細を見る

KUL
KUL

周辺機器一式も揃って約20万円の初心者向けモデル!

FRONTIERのゲーミングPC入門者向けセットが3位です。

セットで付いてくる周辺機器は下記の通りです。

ゲーミングキーボード
(HyperX Alloy Core RGB)
4,990円
ゲーミングマウス
(HyperX Pulsefire Core)
2,483円
23.8型 ワイドLED液晶モニター
(FRONTIER FR2450B)
21,780円
ゲーミングマウスパッド
(HyperX Pulsefire Mat)
2,180円
ゲーミングヘッドセット
(HyperX Cloud Core)
8,480円

Amazonや公式サイトで価格を調べたところ合計で約40,000円のラインナップになりました。

周辺機器は個別で揃えるとどうしても結構かかってしまうので、いっぺんに揃えておくのも非常におすすめです。

PC本体の性能はまずまずといったところ。周辺機器を差し引いて16万円程度と考えると少し割高なイメージもあるのですが、このモデルの特徴は本体サイズが少し小さめな点です。

約21.5cm(幅) x 約34.7cm(高さ) x 約40.1cm(奥行)なので、よく見るゲーミングPCのサイズと比べてもふた回り程度小型。床置きにしてもデスク置きにしても、省スペースで済むのが利点です。

はじめてのゲーミングPCなので、まずはあまりスペースを取らないものが良いという方にもおすすめです。

GALLERIA RM5R-66

【GALLERIA RM5R-66】の評価

GALLERIA RM5R-66の評価
CPURyzen 5 4500
グラフィックRadeon RX 6600 8GB
メモリ16GB
ストレージ500GB SSD
参考価格
(公式サイト)
122,980円
分割払いの目安
(36回分割)
約3,500円 / 月
分割手数料無料
GALLERIA RM5R-66 の性能

ドスパラ公式サイトで見る

KUL
KUL

このモデルはとにかく安さ!費用を抑えたい方向けです。

「とにかく安いPCがいい!」という方はこちらもアリです。

構成パーツはだいぶ世代が前のものですが、フルHD解像度でゲーム内設定も多少調整すれば、今あるゲームだいたい遊べるくらいの性能はあります。

パーツ構成を見ても、コストパフォーマンスは特別良いというわけではありません。

もう少し予算が追加できるのであれば多少プラスして10万円台後半のゲーミングPCを狙った方がゲーム体験としては良いものになると思います。

ただ、この価格でゲームが遊べるPCを購入できるというのは非常に魅力的です。

NVIDIAおすすめゲーミングPC4選

NVIDIA GeForce搭載おすすめゲーミングPCランキング

順位製品名購入リンク参考価格(税込)CPUグラフィックメモリストレージCPUクーラーカスタマイズ
G-GEAR GE7J-E242/ZB公式サイト324,800円Core i7-14700RTX 4070 SUPER 12GB32GB1TB SSD空冷
G-GEAR GA5J-D241BN/CP1公式サイト194,980円Core i5-14500RTX 4060 Ti 8GB32GB1TB SSD空冷不可
GALLERIA RM7C-R47公式サイト234,980円Core i7-14700FRTX 4070 12GB16GB500GB SSD空冷
FRGPLB760W/SG1公式サイト249,800円Core i5-14400FRTX 4060 Ti 8GB32GB1TB SSD水冷
※参考価格は公式サイトを参照しています(2024年9月現在の価格)
順位製品名購入リンク参考価格(税込)CPUグラフィックメモリストレージCPUクーラーカスタマイズ
G-GEAR GA5J-D241BN/CP1公式サイト194,980円Core i5-14500RTX 4060 Ti 8GB32GB1TB SSD空冷不可
GALLERIA RM7C-R47公式サイト234,980円Core i7-14700FRTX 4070 12GB16GB500GB SSD空冷
FRGPLB760W/SG1公式サイト249,800円Core i5-14400FRTX 4060 Ti 8GB32GB1TB SSD水冷
G-GEAR GE7J-E242/ZB公式サイト324,800円Core i7-14700RTX 4070 SUPER 12GB32GB1TB SSD空冷
※参考価格は公式サイトを参照しています(2024年9月現在の価格)

G-GEAR GE7J-E242/ZB

【G-GEAR GE7J-E242/ZB】の評価

G-GEAR GE7J-E242/ZBの評価
CPUCore i7-14700
グラフィックGeForce RTX 4070 SUPER 12GB
メモリ32GB
ストレージ1TB SSD
参考価格
(公式サイト)
324,800円
分割払いの目安
(36回分割)
約11,000円 / 月
G-GEAR GE7J-E242/ZB の性能

KUL
KUL

「こういうのでいいんだよを体現するようなハイスぺックPC!

NVIDIA製GPUを積んだゲーミングPCとしては「G-GEAR GE7J-E242/ZB」が1位。

言わずと知れた安定の「Core i7-14700」に「RTX 4070 SUPER」を組み合わせた、文句なしにハイスペックの構成。パワーバランスも良好、WQHD解像度以上で安定した性能を出し切ることができます

逆にフルHD解像度だと巷で言われる「グラボがサボる」現象が起こるため、モニターはWQHD以上のものと合わせるのがおすすめです。

KUL
KUL

性能が極端に高いパーツにフルHD解像度などの負荷の低い描画処理をさせると性能をフルに発揮できないことがあり、これを「グラボのサボり」と言うことがあります。

逆に言えばそれくらい性能が高いため、マシンパワーの必要な動画配信用のPCとしても申し分のないモデルともなっています。

もちろんゲーム用途としても過剰スペックになりすぎないギリギリラインくらいなので、「とにかく良いゲーミングPCが欲しい!」という方にはこちらが一番おすすめです。

G-GEAR GA5J-D241BN/CP1

【G-GEAR GA5J-D241BN/CP1】の評価

G-GEAR GA5J-D241BN/CP1の評価
CPUCore i5-14500
グラフィックGeForce RTX 4060 Ti 8GB
メモリ32GB
ストレージ1TB SSD
参考価格
(公式サイト)
194,980円
G-GEAR GA5J-D241BN/CP1 の性能

フルHDで遊ぶならこれくらいがちょうど良いゲーミングPC!

フルHD解像度ならほとんどのゲームが自由に遊べるモデルです。

パーツ構成もバランス良く整いながら、メモリは32GB、ストレージは1TBと押さえるところはしっかり押さえています。

フルHD解像度でもいいからゲーム内の最高設定で遊びたいという方は、このあたりのスペックがあれば十分に実現可能です。そういった意味でこちらのPCは「影の1位」とも言えるような評価です。

上で紹介した今回の1位のPCは予算を何も考えないのであれば一番おすすめのPCですが、こちらのPCはある程度現実的な予算を踏まえた中で一番おすすめのPCといったところでしょうか。

平均的な価格で程よい性能を持ったPCです。

GALLERIA RM7C-R47

【GALLERIA RM7C-R47】の評価

GALLERIA RM7C-R47の評価
CPUCore i7-14700F
グラフィックGeForce RTX 4070 12GB
メモリ16GB
ストレージ500GB SSD
参考価格
(公式サイト)
234,980円
分割払いの目安
(36回分割)
約6,600円 / 月
分割手数料無料
GALLERIA RM7C-R47 の性能

ドスパラ公式サイトで見る

KUL
KUL

CPU・GPU・コスパのバランス良の名機!ただちょっと難点があって3位に…

ガレリアの「GALLERIA RM7C-R47」を3位としました。

CPUもGPUもハイスペックでWQHDでのゲームプレイも可能、いわゆる「ハイスペック」と呼ばれるPCに半身入っているようなモデルです。

近年の新作ゲームはもちろん、先何年も戦っていけるような比較的前線よりのパーツで、かといって30万円のラインは超えない。いま新しく買うのであればすごくちょうどいいスペックとも言えます。

ただ、この構成で24万円なら一見かなりコスパ高そうにも見えるのですが、標準ストレージが500GBなのは少し難点。ゲーム用途ならすぐに埋まってしまうのでカスタマイズはほぼ必須です。

KUL
KUL

欲を言うとメモリもこの価格帯でこのパーツ構成なら32GB欲しい気もする…そこも少し難点かも

もしここをカバーするのであれば、カスタマイズでSSDを1TBへ変更(+7,000円)メモリを32GBへ増設(+13,900)して、約265,000円となります。コスパとしては並くらいになるイメージですが、その代わりにかなり万能になるのでおすすめです

順位としてはこういった点も総合的に踏まえ、1位2位と比べて少し順位を落とした3位としました。

FRGPLB760W/SG1

【FRGPLB760W/SG1】の評価

FRGPLB760W/SG1の評価
CPUCore i5-14400F
グラフィックGeForce RTX 4060 Ti
メモリ32GB
ストレージ1TB SSD
参考価格
(公式サイト)
241,800円
FRGPLB760W/SG1の性能

FRONTIER公式サイトで見る

KUL
KUL

白ケースで中が光るオシャレモデル!性能もまずまず!

最近管理人が推しているFRONTIERの「FRGPLB760W/SG1」を4位としました。

ゲーミングPCをただの「機械」ではなく、デスク周りを彩る「インテリア」のひとつとして活用できる点が◎、おおしゃれなゲーミングPCが欲しい方には特に向いたモデルです。

特徴的なのは、ガラスケースで見える中身にもしっかりとこだわっている点。

グラフィックボードもホワイト、ケーブル類もホワイトといった具合に、白くできるところはなるべく白く揃えるという、キレイさへのこだわりがかなり好印象です。

KUL
KUL

しかもこれらの「ホワイト」は追加オプションではなく標準搭載。買ったらほぼ写真のモデルが届きます

メモリもRGBでカラー設定できるライティングメモリですが、こちらもなぜかオプションではなく標準搭載。こだわりがすごい。

ただ難点として、こういった白ケースやガラスケースの特殊なモデルの場合は仕方ないのですが、性能に対してのコスパが少し悪いです。

同様の性能のパーツを色などにこだわらずに揃えた他のモデルは、おそらく19~21万円あたりで購入可能です。このオシャレさに4万円を払うかどうかというのが、このモデルのポイントになります。

ただ、ドスパラやツクモなどの大手サイトではこういったピラーレスケースのモデルはあまり見かけないということもあり、今回4位におすすめさせていただきました!

まとめ

今回はグラフィックボード・GPUについて取り上げました。

NVIDIA製とAMD製の2種類がありますが、選択肢がたくさんあって特にこだわりがない場合は、基本的にNVIDIA製を選んでおけば間違いないかと思います。ただ、AMD製のGPUは比較的映像処理に向いているため、特に動画編集などをする方であれば、CPUと併せてAMD製にしておくという選択肢も十分にアリです。

また今回はGPUのメーカーごとにおすすめのゲーミングPCも紹介しましたので、ぜひ参考にしていただければと思います。

あなたのゲームライフがより良いものになることを願っています。