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2020年にサービス開始されたFPS「VALORANT」。現在も多くのストリーマーやVTuberが配信上でプレイしており、FPSジャンルに属する数あるゲームの中でも際立った人気を誇っています。
今回はそんな「VALORANT」をPCでプレイするために必要なゲーミングPCの性能やおすすめのモデルを紹介いたします。
これからFPSデビューをしたいと考えている方やゲーミングPCを新調したいという方に向けて、なるべく分かりやすく解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
おすすめゲーミングPCをすぐに知りたい方はこちらからすぐに確認できます!

ゲームPCラボ管理人
KUL
当時ハマっていたMMOが好きすぎてそのまま運営会社に就職、その後ゲーム内イベントの企画やデバッグ・GMなどを担当していました。今は業界から離れてしまったもののゲーム好きなのはずっと変わらず。
社会人になりたての頃に何もわからないまま購入したゲーミングPCで失敗…。最近周囲でゲーミングPCを検討する人が増えてきたこともあり、自分と同じ失敗をしてほしくないという思いからこの「ゲームPCラボ」を立ち上げました。
AMD製の良コスパGPU「Radeon RX 9060XT 16GB」を採用した、いまイチ押しのおすすめモデル! 水冷CPUクーラー装備で、排熱効率にも気を使ったPC。
CPUには「Ryzen 7 5700」を採用し、フルHDならほとんどのゲームを遊び切れる十分な性能。ゲーミングPC初心者にもおすすめの一台です!
この記事では、「VALORANT」を遊ぶために必要な推奨動作環境を下記の2つに分けて解説します。
「公式サイトとは違う推奨動作環境があるの?」と思った方もいると思います。
実は、公式サイトで公開されている推奨動作環境に性能を揃えてしまうと実際のプレイでは少し支障が出てしまうことも……。
VALORANTは基本的にトゥーン調のビジュアルで、描画負荷はそれほど高くないゲームです。むしろ近年のPCゲームとしてはびっくりするくらい軽い部類に入ります。
とはいえ性能が低すぎると、複数人での激しい撃ち合いやエフェクトが多く重なる場面で画面のカクつきが生じることもあり得ます。

基本的に水や光、霧・モヤなどの表現が多いほどPCのパワーが必要となります!
ゲームPCラボでは、そういった問題が起こることのないよう、ゲーマーの管理人が公式サイトの基準にこだわらない独自の推奨動作環境を作成して公開しています。
今回もそれと併せてコスパの高いおすすめのゲーミングPCもいくつか紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

VALORANT公式WEBサイトで公開されている推奨動作環境は下記の通りです。
目指すフレームレートによって3パターンが公開されていますが、今回は144fpsのものを見ていきます。
OS | Windows: 10 (Build 19041+) または 11 64bit |
CPU | Intel i5-9400F 2.90GHz (Intel) Ryzen 5 2600X (AMD) |
GPU | GTX 1050 Ti Radeon R7 370 |
物理メモリ | 4GB |
率直に言うと、VALORANTは「ハイエンドスペック」とされる環境でも要求スペックはかなり低めで、これは5年以上前のゲーミングPCでも容易に達成できるような水準です。
また、上の表には記載していませんが、公式サイトの記載によると「最低動作環境」を満たすだけであれば、グラフィックボードさえも不要なようです。

「Apex Legends」も動作の軽いFPSですが、さすがにグラフィックボードの指定はあります。そう考えるとヴァロは本当に軽い……
とはいえ、VALORANTは個人戦ではなくチーム戦のゲーム。極端に性能が低いPCで戦うことは、チーム全体の勝率を下げることにも繋がります。
実力以外の部分で勝率を下げることのないように、やはり最低でも120fps以上は確保しておきたいところです。

FPSをプレイするのであれば最低でも120、できれば144fpsはほしいかも……
それを踏まえて、ゲームPCラボの提唱するオリジナルの推奨動作環境が下記の通りとなります。
ゲームPCラボ推奨動作環境
OS | 64ビット版Windows 10 以上 |
CPU | Intel Core i5-9600 以上 Ryzen 5 2600 以上 |
GPU | GeForce GTX 1060 以上 |
物理メモリ | 8GB 以上 |
ストレージ | 20GB以上の空きのあるSSD |
上記を超えていれば144fpsは余裕をもって確保可能、むしろそれ以上も出せるような性能だと思います。
現在販売されているゲーミングPCは、CPUもIntelなら13世代以上の13000番台、グラボもGTX4000番台が主流です。正直なところ、何も考えなくとも最近のゲーミングPCを購入すれば推奨動作環境は超えられるレベルです。

CPUもグラフィックボードも、基本的には数字が大きければ性能が高いと考えてOKです!
さて、上記を踏まえてここからは実際にVALORANTのプレイにおすすめのゲーミングPC、特にコスパの良いものを紹介していきます。
ゲームPCラボおすすめゲーミングPC 比較表
管理人がおすすめする「おすすめ順」と価格が「安い順」で並び替えることができます。
順位 | 製品名 | 購入リンク | 参考価格 | CPU | グラフィック | メモリ | ストレージ | CPUクーラー | カスタマイズ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
![]() | FRGHLB550/9060 | 公式サイト | 159,800円 | Ryzen 7 5700X | RX 9060 XT 16GB | 32GB | 1TB SSD | 空冷 | 可 |
![]() | Lightning-G AV7RB | 公式サイト | 179,980円 | Ryzen 7 7700 | RX 9060 XT 16GB | 16GB | 500GB SSD | 空冷 | 可 |
![]() | GALLERIA RM7R-78XT | 公式サイト | 179,980円 | Ryzen 7 7700 | RX 7800 XT 16GB | 16GB | 500GB SSD | 空冷 | 可 |
![]() | Lightning-G AT5W | 公式サイト | 84,980円 | Ryzen 5 4500 | RTX 3050 6GB | 16GB | 500GB SSD | 空冷 | 可 |
![]() | Lightning-G AV7XB | 公式サイト | 144,980円 | Ryzen 5 4500 | RTX 5060 8GB | 16GB | 500GB SSD | 空冷 | 可 |
順位 | 製品名 | 購入リンク | 参考価格 | CPU | グラフィック | メモリ | ストレージ | CPUクーラー | カスタマイズ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
![]() | Lightning-G AT5W | 公式サイト | 84,980円 | Ryzen 5 4500 | RTX 3050 6GB | 16GB | 500GB SSD | 空冷 | 可 |
![]() | Lightning-G AV7XB | 公式サイト | 144,980円 | Ryzen 5 4500 | RTX 5060 8GB | 16GB | 500GB SSD | 空冷 | 可 |
![]() | FRGHLB550/9060 | 公式サイト | 159,800円 | Ryzen 7 5700X | RX 9060 XT 16GB | 32GB | 1TB SSD | 空冷 | 可 |
![]() | Lightning-G AV7RB | 公式サイト | 179,980円 | Ryzen 7 7700 | RX 9060 XT 16GB | 16GB | 500GB SSD | 空冷 | 可 |
![]() | GALLERIA RM7R-78XT | 公式サイト | 179,980円 | Ryzen 7 7700 | RX 7800 XT 16GB | 16GB | 500GB SSD | 空冷 | 可 |

他のモデルも気になる方は下記もおすすめです!
FRGHLB550/9060(159,800円)

【FRGHLB550/9060】の評価

CPU | |
グラフィック | |
メモリ | |
価格 | |
コスパ |
CPU | Ryzen 7 5700X |
グラフィック | Radeon RX 9060 XT 16GB |
メモリ | 32GB |
ストレージ | 1TB SSD |
参考価格 (マウス公式サイト) | 159,800円 |

ヴァロはもちろん他のゲームもしっかり遊べる高性能マシン!
1位はFRONTIERの「FRGHLB550/9060」!
GPUに「Radeon RX 9060 XT 16GB」を採用したモデルで、ほとんどのゲームがフルHD環境で問題なく遊べるスペック。VALORANTの推奨スペックももちろんかなりの余裕をもって超えているため、高フレームレートかつ安定した環境でプレイすることが可能です。
このPCが特におすすめなのは、性能面でのバランスが良いことだけでなくストレージとメモリの容量が大きめな点。この価格帯のモデルはコストを抑えるためにどちらも容量が抑えられていることも多いですが、「FRGHLB550/9060」はメモリ32GB、ストレージ1TBと価格帯のわりに大容量。カスタマイズ費用が抑えられるのも嬉しいポイントです。
VALORANTはもちろん、他のPCゲームもがっつり遊んでみたいという方におすすめの一台です。
Lightning-G AV7RB(179,980円)

【Lightning-G AV7RB】の評価

CPU | |
グラフィック | |
メモリ | |
価格 | |
コスパ |
CPU | Ryzen 7 7700 |
グラフィック | Radeon RX 9060 XT 16GB |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 500GB SSD |
参考価格 (公式サイト) | 179,980円 |
分割払いの目安 (36回分割) | 約5,000円 / 月 (分割払いについて) |

性能とコンパクトさを両立させたモデル!
ドスパラのコスパライン「lightningシリーズ」からもおすすめを紹介!
GPUは1位の「FRGHLB550/9060」と同じ「Radeon RX 9060 XT 16GB」、CPUにはより性能の高い「Ryzen 7 7700」を採用しています。ゲーミング性能はほぼ同等でフルHDなら困ることはほとんどありませんが、このモデルの一番の特徴は本体のコンパクトさ。
1位のフルタワーモデルと比べるとその差は歴然! 「FRGHLB550/9060」は幅:約23cm x 高さ:約50cm x 奥行:約46.5cmとかなり大きめですが、本モデルは幅:約21cm x 高さ:約42cm x 奥行:約40cmと、全体的に一回り以上小さめ。
デスク周りに置いても圧迫感がやや控えめなので、省スペースで済ませたい方にもおすすめのモデルです。
GALLERIA RM7R-78XT(179,980円)

【GALLERIA RM7R-78XT】の評価

CPU | |
グラフィック | |
メモリ | |
価格 | |
コスパ |
CPU | Ryzen 7 7700 |
グラフィック | Radeon RX 7800 XT 16GB |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 500GB SSD |
参考価格 (公式サイト) | 179,980円 |
分割払いの目安 (36回分割) | 約5,000円 / 月 (分割払いについて) |

20万で買った私のPCよりも性能良いんですけど!?なモデル
同価格帯で1位のPCよりもさらに性能の高いモデルがこの「GALLERIA RM7R-78XT」
GPUに「Radeon RX 7800 XT 16GB」を採用し、10万円台半ばで得られるものとしては破格のゲーミング性能を持ったPCとなっています。多くのゲームでフルHDを超えてWQHDでもしっかり遊べる描画能力で、モンハンワイルズなどの重量級のタイトルも難なく動かすことができるトンデモなモデル。
もちろんVALORANTはかなり軽々と動かすことが可能、なんなら4Kでも余裕です。
「FRGHLB550/9060」とどちらを1位にするか迷ったのですが、こちらはストレージが500GBと小さめなこと、VALORANTだけを遊ぶならだいぶオーバースペックになるという点も踏まえて、今回は本モデルを2位としました。
とにかくなるべく安くてなるべく良いものが欲しいという方にはおすすめのモデルかも。
Lightning-G AT5W(84,980円)

【Lightning-G AT5W】の評価

CPU | |
グラフィック | |
メモリ | |
価格 | |
コスパ |
CPU | Ryzen 5 4500 |
グラフィック | RTX 3050 6GB |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 500GB SSD |
参考価格 (公式サイト) | 84,980円 |
分割払いの目安 (24回分割) | 約3,600円 / 月 (分割払いについて) |

衝撃の10万円未満モデル! でも推奨スペックは余裕で満たしています
今回紹介する中でも一番安いモデルですが、それと同時におそらく現在のBTOパソコンの中でもほぼ最安値に近い価格だと思います。少なくとも私が把握している限りでは最安値です。
「ゲーミングPCは最低でも20万円は超えるものにした方がいい」なんて話を聞いたことがありませんか? これ、実はもうだいぶ古い考え方です。今は10万円台でも満足にゲームが遊べるPCなんてごまんとありますし、このモデルにいたっては10万円以下ですが、PCゲーム、できます。
搭載しているGPU「RTX3050」ですが、VALORANTはもちろん、結構多くのゲームの推奨スペックを満たしています。画質を多少下げてもよければさらに対応可能なタイトルは増えてくるため、カジュアルにPCゲームを楽しみたい方やまずゲーミングPCに触れてみたい方などにおすすめです。
ただ、最新のゲームを最高画質かつ高フレームレートで遊びたい方や、fpsドロップは絶対に避けたいといったような方にはあまり向いていません。あくまでもなるべく安くゲームを楽しみたいという方向けのモデルです。余裕があるなら他の順位のPCの方がおすすめなのは確か。
Lightning-G AV7XB(134,980円)

【Lightning-G AV7XB】の評価

CPU | |
グラフィック | |
メモリ | |
価格 | |
コスパ |
CPU | Ryzen 7 5700X |
グラフィック | RTX 5060 8GB |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 500GB SSD |
参考価格 (公式サイト) | 144,980円 |
分割払いの目安 (36回分割) | 約4,100円 / 月 (分割払いについて) |

ソツのないちょうどいい性能! NVIDIAが好きな方はこちらもアリ!
「Lightning-G AT5W」はちょっと性能が低すぎるという方はこちらがおすすめ。
2025年秋時点のゲーミングPCにおいてはまさに値段相応のスペックといったところで、ガッツリではないけどそれなりにいろいろなゲームを遊んでみたいという方にはちょうど良いモデルです。
「それなりに」とは言ったものの、「RTX5060」はこれでも旧世代の「RTX4060Ti」クラスの性能を持っているGPUです。以前は「フルHDでゲームするならとりあえず4060Tiがあれば十分」と言われていたくらいなので、DLSS4も使えるRTX5060ならなおさらだいたいどうにでもなります。
ただ、今回紹介した他のモデルに比べるとコスパは低め…というよりも他のコスパが高いので相対的に低く見えてしまいます。基本的には他のモデルの方がおすすめですが、NVIDIAのDLSSを使いたいという方は本モデルもアリです。
BTOメーカー各社は定期的にセールを行っているので、そのタイミングで割引されている商品、あるいは配布されるクーポンを使って購入するのが一番お得です。
特にドスパラやマウスコンピューター、ツクモは常に何かしらのセールを行っているため、そのタイミングでお得なモデルの中から選んで購入するというのもアリ。
ゲームPCラボでは各社のセール情報を定期的にまとめているので、よかったらぜひ下記の記事を覗いて見てください!
おすすめのゲーミングPCをいくつか紹介しましたが、初心者の方がゲーミングPCを選ぶ際に注意した方が良い点がいくつかあるためこちらも紹介します。
専門的な話をすればパーツの組み合わせなど色々な点があるのですが、今はおおむねどの通販サイトでも最低限のラインは満たしたものが販売されています。
ここでは、ゲーミングPC初心者の方に向けてまず抑えておくべき注意点として下記3点を紹介します。
- できるだけノート型ではなくデスクトップ型にする
- 自分が必要としているスペックを把握する
- 何年後に買い替えるかを想定する
とにかく「その機能は必要なのか?」あるいはその逆で「その機能は本当になくても大丈夫なのか?」ということをよく検討するようにしましょう。
より詳しくは下記のページでも詳細を解説しています。よろしければぜひご覧ください。
ドスパラやマウスでは、購入直前にパーツの増設やアップグレードを行うカスタマイズが可能です。
もちろん本体購入後に自分で安いパーツをPCに組み込むことも可能ですが、慣れないうちは店舗側で組み込んでくれる事前カスタマイズを利用することをおすすめします。
特に物理メモリやストレージなどは後で不足すると困ってしまうので、事前によく検討するようにしましょう。
VALORANTは近年のFPSとしてはかなり軽めで、ゲーミングPC初心者の方やあまりハイスペックのPCを持っていない方でも比較的気軽にプレイ可能なゲームです。
なお、今回ご紹介したゲーミングPCはVALORANTだけでなくApex Legendsの推奨環境も満たしています。4K画質などへのこだわりがなければ他にもプレイできるゲームが他にも多くありますので、新しくゲーミングPCを購入される方は、ぜひこれを機に他のゲームにも挑戦してみるのもおすすめです。
これからはじまるあなたの新しいゲームライフが良いものになることを願っています。
CPUには「Ryzen 7 5700X」、グラフィックボードには2025年時点でコスパ最強クラスの「Radeon RX 9060 XT 16GB」を採用したモデル!
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